JP2017047814A - 車両認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】先行車や後続車を正確に認識できる車両認識装置を提供すること。
【解決手段】自車両の位置P及び速度Vを取得する自車両情報取得ユニット3と、自車両から物標までの距離D、及び前記物標の相対速度Vを取得する物標情報取得ユニット5と、前記周辺車両の位置P及び速度Vを通信により取得する周辺車両情報取得ユニット7と、自車両から前記周辺車両までの距離Dを算出する距離算出ユニット9と、自車両を基準とする前記周辺車両の相対速度Vを算出する相対速度算出ユニット11と、前記距離Dと前記距離Dとの差が閾値以下であるととともに、前記相対速度Vと前記相対速度Vとの差が閾値以下であることを条件として、前記物標を、先行車又は後続車と認識する認識ユニット13とを備える車両認識装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は車両認識装置に関する。
従来、先行車に自動的に追従する追従走行を行う追従走行制御装置が知られている。特許文献1には、追従先とする先行車を選択する方法が開示されている。すなわち、同文献には、レーダの検出結果と、車車間通信により取得した車両情報とに基づき、車車間通信可能な先行車を識別することが記載されている。
特開2013−67303号公報
先行車や後続車が存在する車線に車線変更を行う場合、先行車や後続車を正確に認識することが望ましい。従来、車線変更先の車線に存在する先行車や後続車を正確に認識することは困難であった。本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、先行車や後続車を正確に認識できる車両認識装置を提供することを目的としている。
本発明の車両認識装置は、自車両の位置P及び速度Vを取得する自車両情報取得ユニットと、自車両に備えられたセンサを用いて自車両から物標までの距離D、及び自車両を基準とする物標の相対速度Vを取得する物標情報取得ユニットと、周辺車両が送信した、周辺車両の位置P及び速度Vを通信により取得する周辺車両情報取得ユニットと、位置P及び位置Pに基づき、自車両から周辺車両までの距離Dを算出する距離算出ユニットと、速度V及び速度Vに基づき、自車両を基準とする周辺車両の相対速度Vを算出する相対速度算出ユニットと、距離Dと距離Dとの差が閾値以下であるととともに、相対速度Vと相対速度Vとの差が閾値以下であることを条件として、物標を、先行車又は後続車と認識する認識ユニットとを備える。
本発明の車両認識装置は、先行車又は後続車を正確に認識することができる。
車両認識装置1の構成を表すブロック図である。 センタ29の構成を表すブロック図である。 自車両37が行う自動走行の例を表す説明図である。 車両認識装置1が実行する処理を表す説明図である。 自車両37の位置P、周辺車両49−1〜49−4の位置Ps1、Ps2、Ps3、Ps4、及び自車両37から周辺車両49−1〜49−4までの距離Db1、Db2、Db3、Db4を表す説明図である。 自車両37の速度V、及び周辺車両49−1〜49−4の速度Vs1、Vs2、Vs3、Vs4を表す説明図である。 自車両37から物標47−2、47−3までの距離Da2、Da3、及び自車両37を基準とする物標47−2、47−3の相対速度Va2、Va3を表す説明図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.車両認識装置1の構成
車両認識装置1の構成を図1に基づき説明する。車両認識装置1は車両に搭載される車載装置である。以下では、車両認識装置1を搭載する車両を自車両とする。車両認識装置1は、CPU、RAM、ROM等を備える公知のコンピュータである。車両認識装置1は、ROMに記憶されたプログラムにより後述する処理を実行する。
車両認識装置1は、機能的に、自車両情報取得ユニット3、物標情報取得ユニット5、周辺車両情報取得ユニット7、距離算出ユニット9、相対速度算出ユニット11、認識ユニット13、車線変更ユニット15、及び自動走行制御ユニット17を有する。各ユニットの機能は後述する。なお、自動走行制御ユニット17は、隊列走行制御ユニットに対応する。
自車両は、車両認識装置1に加えて、GPS19、測距センサ21、速度センサ22、通信装置23、記憶装置25、及び車両制御部27を備える。GPS19は自車両の位置Pを取得する。測距センサ21はレーザ又はライダであり、自車両の周辺に存在する物標(例えば、自車両の周辺を走行している他の車両(以下では、周辺車両とする)等)を検出する。また、測距センサ21は、自車両から物標までの距離D、自車両を基準とする物標の速度V、及び自車両を基準とする物標の方位を出力する。
速度センサ22は、自車両の速度Vを検出する。通信装置23は、周辺車両との間で車車間通信を行うことができる。また、通信装置23は、後述するセンタ29との間で通信を行うことができる。
記憶装置25は、地図情報26等を記憶している。車両制御部27は、車両認識装置1からの信号に応じて、自車両のエンジン、ブレーキ、ステアリング等を操作する。
2.センタ29の構成
センタ29の構成を図2に基づき説明する。センタ29は、所定の場所に固定されている。センタ29は、制御ユニット31と、通信装置33とを備える。制御ユニット31は、CPU、RAM、ROM等を備える公知のコンピュータである。制御ユニット31は、ROMに記憶されたプログラムにより後述する処理を実行する。通信装置33は、車両認識装置1の通信装置23と通信可能である。また、通信装置33は、他の車両に搭載された通信装置とも、通信可能である。センタ29は、自車両を含む複数の車両の自動走行を制御する。詳しくは後述する。
3.車両認識装置1及びセンタ29が実行する処理
(3−1)自動走行
自車両は、自動走行制御ユニット17が実行する処理により、自動走行を行うことができる。自動走行とは、ドライバが運転操作の全部又は一部を行うことなく、予め設定された経路に沿って自動的に走行することを意味する。自動走行には、単独での自動走行と、隊列を形成して行う自動走行(以下では隊列走行とする)とがある。
単独での自動走行のとき、自動走行制御ユニット17は、定期的にGPS19及び地図情報26を用いて自車両の地図上での位置を取得しながら、車両制御部27を用いて適宜操舵を行い、自車両の位置を前記経路上に維持する。また、自動走行制御ユニット17は、車両制御部27を用いて適宜エンジン制御及びブレーキ操作を行うことで、自車両の速度を前記経路上の位置ごとに設定された目標速度に調整する。
また、自動走行制御ユニット17は、自車両の位置、速度等の情報を、通信装置23を用いて定期的にセンタ29に送信する。センタ29は、送信された情報に応じて、適宜、指示を送信する。指示の内容としては、例えば、自車両の停止、加速、減速、車線変更、経路変更等が挙げられる。自動走行制御ユニット17は、通信装置23を用いてセンタ29が送信した指示を受信し、その指示に応じた自動走行を行う。
また、単独での自動走行のとき、自動走行制御ユニット17は、測距センサ21を用いて障害物等を検出する。障害物が存在する場合、自動走行制御ユニット17は、車両制御部27を用いて、その手前で停止したり、それを避けるように操舵したりする等の処理を行う。自動走行制御ユニット17及びセンタ29は、その他、公知の自動走行と同様の処理を実行する。
隊列走行は、自車両が先頭の場合と、先頭以外の場合とに区分できる。自車両が先頭の場合、自動走行制御ユニット17は、単独での自動走行の場合と同様の処理を行う。自車両が先頭以外の場合、自動走行制御ユニット17は、先行車と自車両との間に一定の車間距離を空けながら、自車両に先行車を追従させる。
具体的には、自動走行制御ユニット17は、測距センサ21を用いて先行車と自車両との間の車間距離を定期的に測定しながら、その車間距離が一定の範囲内に保たれるように、車両制御部27を用いてエンジン制御及びブレーキ操作を行う。また、自動走行制御ユニット17は、自車両の車幅方向における位置が先行車の真後ろとなるように、車両制御部27を用いて操舵を行う。
なお、自動走行制御ユニット17は、自車両が隊列の先頭以外の場合でも、先頭の場合と基本的に同様の処理を行ってもよい。ただし、自動走行制御ユニット17は、先行車と自車両との間の車間距離を一定に保つ上記の処理を行う。
隊列走行の場合も、自動走行制御ユニット17は、自車両の位置、速度等の情報を定期的にセンタ29に送信する。センタ29は、送信された情報に応じて、適宜、指示を送信する。自動走行制御ユニット17は、通信装置23を用いてセンタ29が送信した指示を受信し、その指示に応じた自動走行を行う。
自動走行の例を図3に示す。自車両37は、出発地39から自動走行を開始する。出発地39としては、例えば、自車両37におけるドライバの自宅等が挙げられる。図3に示す例では、自車両37は当初、単独での自動走行を行い、次に、隊列走行を行う隊列41に合流する。隊列41は、同一車線を走行する複数の車両43から成る。
合流後、自車両37は隊列41の一部となる。図3に示す例では、自車両37は隊列41の先頭ではない。このとき、自車両37は、自車両37が先頭以外の場合における上述した隊列走行を行う。自車両37を含む隊列41は、目的地45に達する。
(3−2)隊列への合流
図3に示す例のように、単独での自動走行を行っている自車両37が隊列41に合流するときに行う処理を、図4〜図7に基づき説明する。合流先の隊列41を構成する各車両43は、センタ29の指示に応じて、上述した隊列走行を行っている。合流の前に、自車両37は予め、隊列41の隣の車線に移行しておく。
図4のステップ1では、通信装置23において合流指示を受信したか否かを車線変更ユニット15が判断する。合流指示は、センタ29が送信する指示である。
なお、センタ29は、自車両37から要求があったとき、合流指示を送信する。また、センタ29は、自車両37と隊列41との位置関係が予め設定された条件を充足するとき、合流指示を送信する。予め設定された条件としては、例えば、自車両37の目的地が隊列41の走行予定経路上にあり、自車両37と隊列41との距離が閾値以下であるという条件等が挙げられる。合流指示を受信した場合はステップ2に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ2では、自車両情報取得ユニット3が、GPS19を用いて自車両37の位置Pを取得する。この位置Pは、地球を基準とする絶対位置である。位置Pは、図5に示すように、自車両37の走行方向に沿ったX軸上の座標Xと、車幅方向に沿ったY軸上の座標Yとで表される。
また、自車両情報取得ユニット3は、速度センサ22を用いて、自車両37の速度Vを取得する。この速度Vは、地球を基準とする絶対速度である。
ステップ3では、物標情報取得ユニット5が、測距センサ21を用いて、物標情報を取得する。物標情報には、自車両37から物標までの距離D、自車両37を基準とする物標の相対速度V、及び自車両37を基準とする物標の方位が含まれる。
物標情報取得ユニット5は、物標が複数存在する場合は、それぞれの物標について物標情報を取得する。例えば、図7に示すように、複数の物標47−2、47−3が存在する場合、それぞれの距離Da2、Da3と、それぞれの相対速度Va2、Va3とを取得する。
ステップ4では、周辺車両情報取得ユニット7が、通信装置23を用いて周辺車両情報を取得する。周辺車両情報には、周辺車両の位置Pと、周辺車両の速度Vとが含まれる。位置Pは、地球を基準とする絶対位置である。位置Pは、自車両37の走行方向に沿ったX軸上の座標Xと、車幅方向に沿ったY軸上の座標Yとで表される。速度Vは、地球を基準とする絶対速度である。
なお、周辺車両は、定期的に、自らの位置P及び速度Vを測定し、送信する機能を有する。送信された情報は、センタ29を介して自車両37の通信装置23に到達してもよいし、車車間通信により直接、自車両37の通信装置23に到達してもよい。また、周辺車両情報のうち、位置Pは、センタ29を介して自車両37の通信装置23に到達し、速度Vは、車車間通信により直接、自車両37の通信装置23に到達してもよい。
周辺車両情報取得ユニット7は、複数の周辺車両における周辺車両情報をそれぞれ取得することができる。例えば、図5、図6に示すように、複数の周辺車両49−1、49−2、49−3、49−4における周辺車両情報をそれぞれ取得することができる。以下では、周辺車両49−1、49−2、49−3、49−4の位置Pを、それぞれ、Ps1、Ps2、Ps3、Ps4とし、周辺車両49−1、49−2、49−3、49−4の速度Vを、それぞれ、Vs1、Vs2、Vs3、Vs4とする。位置Ps1、Ps2、Ps3、Ps4は、それぞれ、X軸座標とY座標とにより、(Xs1、Ys1)、(Xs2、Ys2)、(Xs3、Ys3)、(Xs4、Ys4)と表される。
ステップ5では、距離算出ユニット9が、前記ステップ2で取得した位置Pと、前記ステップ4で取得した位置Pとに基づき、距離Dを算出する。距離Dは位置Pと位置Pとの距離であり、換言すれば、自車両37から周辺車両までの距離である。
複数の周辺車両が存在する場合は、それぞれの周辺車両について、距離Dを算出する。例えば、図5に示すように、複数の周辺車両49−1、49−2、49−3、49−4が存在する場合、それぞれの距離Db1、Db2、Db3、Db4を算出する。
ステップ6では、相対速度算出ユニット11が、前記ステップ2で取得した速度Vと、前記ステップ4で取得した速度Vとに基づき、相対速度Vを算出する。相対速度Vは自車両37を基準とする周辺車両の相対速度である。相対速度Vは、速度Vから速度Vを差し引いた値である。
複数の周辺車両が存在する場合は、それぞれの周辺車両について、相対速度Vを算出する。例えば、図6に示すように、複数の周辺車両49−1、49−2、49−3、49−4が存在する場合、それぞれの相対速度Vb1、Vb2、Vb3、Vb4を算出する。
ステップ7では、認識ユニット13が、前記ステップ3で取得した距離Dと、前記ステップ5で算出した距離Dとの差が閾値T以下であるか否かを判断する。閾値Tは予め設定された固定値である。物標又は周辺車両が複数存在する場合は、物標と周辺車両との各組み合わせについて、距離Dと距離Dとの差が閾値T以下であるか否かを判断する。
少なくとも1組の物標と周辺車両とについて、距離Dと距離Dとの差が閾値T以下である場合はステップ9に進み、いずれの組み合わせにおいても距離Dと距離Dとの差が閾値Tを超える場合は本処理を終了する。
ステップ8では、前記ステップ7で距離Dと距離Dとの差が閾値T以下であると判断した、物標と周辺車両との組み合わせについて、前記ステップ3で取得した相対速度Vと、前記ステップ6で算出した相対速度Vとの差が閾値T以下であるか否かを認識ユニット13が判断する。閾値Tは予め設定された固定値である。相対速度Vと相対速度Vとの差が閾値T以下であると判断した場合はステップ9に進み、差が閾値Tを超えると判断した場合は本処理を終了する。
ステップ9では、認識ユニット13が、前記ステップ9で相対速度Vとの差が閾値T以下であると判断された相対速度Vを有する物標を、隊列に含まれる先行車又は後続車であると認識する。
ここで、先行車とは、周辺車両のうち、自車両37よりも前方にあり、先行車と自車両37との間に他の車両が存在しないものを意味する。また、後続車とは、周辺車両のうち、自車両37より後方にあり、後続車と自車両37との間に他の車両が存在しないものを意味する。
認識ユニット13は、物標の位置Pが自車両37の位置Pより前方であれば、その物標を、隊列に含まれる先行車であると認識する。一方、物標の位置Pが自車両37の位置Pより後方であれば、その物標を、隊列に含まれる後続車であると認識する。
ステップ10では、前記ステップ9において、先行車と後続車との両方を認識したか否かを認識ユニット13が判断する。先行車と後続車との両方を認識したと判断した場合はステップ11に進み、先行車及び後続車のうちの一方のみを認識したと判断した場合はステップ12に進む。
ステップ11では、車線変更ユニット15が、まず、先行車と後続車との間隔を算出し、次に、その間隔が予め設定された閾値T以上であるか否かを判断する。なお、先行車と後続車との間隔は、先行車の位置Pと、後続車の位置Pとの距離である。先行車と後続車との間隔が閾値T以上である場合はステップ12に進み、閾値T未満である場合は本処理を終了する。
ステップ12では、車線変更ユニット15が、車両制御部27を用いて操舵を行い、自車両37を隊列と同一の車線に車線変更させ、自車両37を隊列に合流させる。合流の態様は先行車及び後続車の有無により異なる。すなわち、先行車を認識したが、後続車は認識しなった場合は、先行車の後方に合流する。また、後続車は認識したが、先行車は認識しなかった場合は、後続車の前方に合流する。また、先行車と後続車とを認識した場合は、先行車と後続車との間に合流する。
合流するとき、車線変更ユニット15は、認識した先行車又は後続車と自車両37との走行方向における間隔を所定値以上に保つように、車両制御部27を用いて自車両37の速度を調整する。なお、隊列に合流した後、自車両37は、上述した隊列走行を行う。
4.車両認識装置1が奏する効果
(1A)車両認識装置1は、距離Dと距離Dとの差が閾値T以下であるとともに、相対速度Vと相対速度Vとの差が閾値T以下であることを条件として、物標を先行車又は後続車と認識する。そのことにより、先行車又は後続車を正確に認識することができる。
(1B)車両認識装置1は、認識した先行車又は後続車の位置に応じて車線変更を行い、自車両37を隊列に合流させることができる。
(1C)車両認識装置1は、先行車と後続車との両方を認識した場合、それらの間隔が予め設定された閾値T以上であることを条件として、車線変更を行う。そのため、自車両37が先行車や後続車に接触してしまう可能性を低減できる。
(1D)車両認識装置1は、隊列へ合流した自車両37を制御し、隊列走行を行うことができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)前記ステップ11で否定判断した場合、センタ29は、先行車及び後続車に、それらの間隔を広げるように指示することができる。車両認識装置1は、前記ステップ11で否定判断した場合、センタ29に対し、その指示を出すように要求することができる。先行車と後続車との間隔を広げる方法としては、例えば、先行車を加速させる、後続車を減速させる等の方法がある。
(2)上述した隊列への合流方法を、高速道路等において自車両37が本線に合流するときに利用してもよい。また、上述した隊列への合流方法を、隊列走行をしていない他の車両が存在する車線への車線変更に利用してもよい。
(3)車両認識装置1は、自車両37以外の場所に設置される装置であってもよい。この場合、車両認識装置1は、必要な情報を自車両37、センタ29、及び周辺車両から取得し、先行車又は後続車の認識結果を自車両37に送信することができる。
(4)自車両37は、隊列に合流するまでは手動運転により走行してもよい。この場合、自車両37のドライバは、車両認識装置1が認識した先行車や後続車に気を付けながら合流することができる。合流後は、前記第1の実施形態と同様に隊列走行を行うことができる。
(5)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(6)上述した車両認識装置の他、当該車両認識装置を構成要素とするシステム、当該車両認識装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、車両認識方法、車線変更方向、隊列合流方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1…車両認識装置、3…自車両情報取得ユニット、5…物標情報取得ユニット、7…周辺車両情報取得ユニット、9…距離算出ユニット、11…相対速度算出ユニット、13…認識ユニット、15…車線変更ユニット、17…自動走行制御ユニット、19…GPS、21…測距センサ、22…速度センサ、23…通信装置、25…記憶装置、27…車両制御部、29…センタ、31…制御ユニット、33…通信装置、37…自車両、39…出発地、41…隊列、43…車両、45…目的地、47…物標、49…周辺車両

Claims (5)

  1. 自車両の位置P及び速度Vを取得する自車両情報取得ユニットと、
    自車両に備えられたセンサを用いて自車両から物標までの距離D、及び自車両を基準とする前記物標の相対速度Vを取得する物標情報取得ユニットと、
    周辺車両が送信した、前記周辺車両の位置P及び速度Vを通信により取得する周辺車両情報取得ユニットと、
    前記位置P及び前記位置Pに基づき、自車両から前記周辺車両までの距離Dを算出する距離算出ユニットと、
    前記速度V及び前記速度Vに基づき、自車両を基準とする前記周辺車両の相対速度Vを算出する相対速度算出ユニットと、
    前記距離Dと前記距離Dとの差が閾値以下であるととともに、前記相対速度Vと前記相対速度Vとの差が閾値以下であることを条件として、前記物標を、先行車又は後続車と認識する認識ユニットと、
    を備える車両認識装置。
  2. 請求項1に記載の車両認識装置であって、
    自車両の車線変更を制御する車線変更ユニットを備え、
    前記車線変更ユニットは、前記認識ユニットが前記先行車又は前記後続車を認識した場合、前記先行車又は前記後続車と同一の車線における(a)前記先行車の後方、(b)前記後続車の前方、及び(c)前記先行車と前記後続車との間のうちのいずれかの位置へ自車両が移行するように、車線変更の制御を行う車両認識装置。
  3. 請求項2に記載の車両認識装置であって、
    前記認識ユニットが前記先行車及び前記後続車を認識した場合、前記車線変更ユニットは、前記先行車と前記後続車との間隔が予め設定された閾値以上であることを条件として、前記(c)の位置へ自車両を移行させる車両認識装置。
  4. 請求項2又は3に記載の車両認識装置であって、
    前記先行車又は前記後続車は、隊列走行を行う車両の隊列の一部であり、
    前記車線変更ユニットは、車線変更により自車両を前記隊列に合流させる車両認識装置。
  5. 請求項4に記載の車両認識装置であって、
    前記隊列への合流後、自車両に前記隊列走行を行わせる隊列走行制御ユニットを備える車両認識装置。
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