JP2017046788A - 吸収性物品および吸収性物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(2) 本発明の他実施形態に係る吸収性物品は、上記(1)記載の吸収性物品であって、上記吸収体は、さらに、上記第2の線形接合部に交差する第3の線形接合部と、上記第1の線形接合部および上記第3の線形接合部に交差する第4の線形接合部と、を備えることを特徴とする。
(3) 本発明の他実施形態に係る吸収性物品は、上記(1)または(2)記載の吸収性物品であって、上記第1の基材層および上記第2の基材層は、不織布からなり、上記吸収体は、原料パルプを機械的処理により解繊したフラッフパルプを含有しないことを特徴とする。
(4) 本発明の他実施形態に係る吸収性物品は、上記(1)から(3)のいずれかに記載の吸収性物品であって、上記高吸収性樹脂は、上記袋状領域で囲繞されることのみで、上記吸収体に固着されていることを特徴とする。
(5) 本発明の他実施形態に係る吸収性物品は、上記(1)から(4)のいずれかに記載の吸収性物品であって、上記吸収体は、短手方向の両端部に袋状領域が存在しない第1の非存在領域を有し、長手方向の両端部に袋状領域が存在しない第2の非存在領域を有することを特徴とする。
(6) 本発明の他実施形態に係る吸収性物品は、上記(1)から(5)のいずれかに記載の吸収性物品であって、上記第2の基材層は、上記高吸収性樹脂よりも吸収速度が速く、かつ、上記第1の基材層よりも保水可能量が大きいことを特徴とする。
(7)本発明の他実施形態に係る吸収性物品は、上記(1)から(5)のいずれかに記載の吸収性物品であって、上記第2の基材層は、比容積が8cc/g以上15cc/g以下であって、保水可能量が8g/g以上14g/g以下であることを特徴とする。
(8)本発明の他実施形態に係る吸収性物品は、上記(1)から(5)のいずれかに記載の吸収性物品であって、上記第2の基材層は、剛性が1mm/N以上3.5mm/N以下であって、TSA(Tissue Softness Analyzer)ソフトネス指数によるTS7値が5dBV2rms以上12dBV2rms以下であることを特徴とする。
(9)本発明の一実施形態に係る吸収性物品の製造方法は、高吸収性樹脂を挟んで、液透過性の第1の基材層連続体に第2の基材層連続体を対向配置する工程と、上記第1の基材層連続体と上記第2の基材層連続体とを超音波接合して第1の線形接合部と、上記第1の線形接合部と交差する第2の線形接合部と、を設けることで、少なくとも上記第1の線形接合部および上記第2の線形接合部によって定義され、上記高吸収性樹脂を内包する複数の袋状領域を有する固着部形成領域を設ける工程と、を備えることを特徴とする。
(10)本発明の他実施形態に係る吸収性物品の製造方法は、上記(9)記載の吸収性物品の製造方法であって、上記第1の基材層連続体と上記第2の基材層連続体とを更に繰り出し、上記袋状領域が存在しない第2の非存在領域を挟んで、上記固着部形成領域と隣接する領域において、上記第1の基材層連続体と上記第2の基材層連続体とを超音波接合することで隣接固着部形成領域を設ける工程と、上記第2の非存在領域において、少なくとも上記第1の基材層連続体と上記第2の基材層連続体とを切断する工程と、を更に備えることを特徴とする。
(11)本発明の他実施形態に係る吸収性物品の製造方法は、上記(9)記載の吸収性物品の製造方法であって、上記第1の基材層連続体と上記第2の基材層連続体とに、繰り出し方向を横切る方向における両端部に、上記袋状領域が存在しない第1の非存在領域を有することを特徴とする。
TSAを用いた具体的な測定は、(i)円形の試料台を外側から覆うようサンプル(emtec社のサンプルパンチを使用して直径が約112.8mmの円形に加工したサンプル)を設置し、サンプルの外周をサンプル固定リングで保持し、(ii)ブレード付きロータを100mNの押し込み圧力でサンプルの上から押し込んだ後、ロータを回転数2.0(/sec)で回転させ、(iii)試料台の振動を、試料台内部に設置した振動センサで測定し、振動周波数を解析する。(iv)次に、押し込み圧力100mNと600mNで、ロータを回転させずにそれぞれサンプルを変形させたときの上下方向の変形変位量(mm/N、剛性D)を計測する。
(i)〜(iv)の手順により、不織布シートの総合的なハンドフィール値の要素(滑らかさ、しなやかさ、ボリューム感)が各々数値化できる。
[測定方法]
実施例1〜3および比較例1〜3について、(1)〜(7)の項目について、下記の通りに測定を行った。
吸収体の1枚当たりの厚さを坪量で割り、単位グラムあたりの容積cm3として、比容積を求めた。比容積の測定は、JIS−P8111に規定する温湿度条件下(23±1℃、50±2%RH)で平衡状態に保持後に行った。
(2)保水可能量(TWA:Total Water Absorbency)
保水可能量(TWA)は、以下のようにして求めた。まず、得られた吸収体を76×76mmの正方形の試験片に切断し、乾燥重量(W1)を測定する。その後、この試験片を蒸留水中に2分間浸漬した後、試験片の1つの角部が上側の頂部となるようにし、この頂部と隣接する2つの角部とを支持して展伸した状態(RH100%)で吊るし、30分放置後の重量(W2)を測定する。(W2−W1)の値を算出し、この値を不織布シート1g当りに換算したものを保水量(TWAg/g)とする。
ティッシュソフトネス測定装置(TSA:Tissue Softness Analyzer)により測定されるものであって、試料台に設置した吸収体に対し、ブレード付きロータを回転させずに100mNと600mNの押し込み圧力でそれぞれ上から押し込んだとき、それぞれ押し込み圧力100mNと600mNの間での前記試料の上下方向の変形変位量を計測することで、変形変位量で表される。
同様に、ティッシュソフトネス測定装置(TSA:Tissue Softness Analyzer)により測定されるものであって、TSAを用いた具体的な測定は、試料台に設置したウェッブ試料に対し、ブレード付きロータを100mNの押し込み圧力として上から押し込んだ後に回転数2.0(/sec)で回転させ、試料台の振動を振動センサで測定したとき、TSA上のソフトウェアにて自動的に取得した、低周波数側からの最初のスペクトルの極大ピークの強度で表される。TSAソフトネス指数によるTS7値は、6500Hzを含むスペクトルの極大ピークの強度で表される。TS7値が低いと柔らかさが際立ち、TS7値が低いと硬い感触となる。
重さ755.6gで中央に内径19mmの穴が設けられた底面積16.8cm2の円筒形の測定治具を、吸収体中央上に置き、測定治具の上記穴から生理食塩水40ccを注入した。生理食塩水が吸収体に接触した時から測定治具の上記穴の縁に生理食塩水が完全に吸い込まれるまでの時間を計測することで、吸収速度を測定した。
(6)吸収量
あらかじめ重量を測定した吸収体を、生理食塩水に完全に浸かるように5分間浸漬させる。5分後、吸収体を金網の上において30秒水切りをして、吸収後の重量を測定し、吸収前後の重量差を計測することで、吸収量を測定した。
吸収体について、製造上のトラブルが無く、かつ、使用中のトラブルもなかったものを「○」とし、製造上のトラブルがやや有り、かつ、使用中のトラブルがないものを「△」とし、製造上のトラブルがあり、かつ、使用中のトラブルもあるものを「×」として評価した。
20名のパネラーに対して、吸収体の柔らかさの評価を実施させた。この評価では、吸収体について、「柔らかい」の評価が15人以上から得られたものを「○」、「柔らかい」の評価が10人以上15人未満から得られたものを「△」、「柔らかい」の評価が10人未満から得られたものを「×」とした。
実施例1の吸収体は、肌当接面側に配置される第1の基材層として、坪量25[g/m2]のエアースルー不織布を用い、非肌当接面側に配置される第2の基材層として、木材パルプ繊維に対して、ポリプロピレンメルトブローンファイバを気層で一体化した不織布であって、木材パルプ繊維の含有率が73重量%の不織布を、21[cm]×9[cm]のサイズとした第1の基材層と第2の基材層との間に、散布領域面積が20[cm]×8[cm]、および、坪量が340[g/m2]となるように高吸収性樹脂を配して、超音波接合によって、線状接合部を形成して、複数の袋状領域を設けることで作成した。測定の結果、第2の基材層は、比容積(SV)が12.5[cc/g]であり、保水可能量(TWA)が11.4[g/g]であり、剛性(D)が2.4[mm/N]であり、TSAソフトネス指数によるTS7値が7.8[dBV2rms]であった。実施例1の吸収体は、吸収速度が34[秒]であり、吸収量は294[g]であるから、後述する比較例と対比して、良好な吸収性能を有していた。また、官能試験に関しては、「丈夫さ」は「○」であり、「風合い」も「○」と、後述する比較例と対比して、良好な結果が得られた。
実施例2の吸収体は、肌当接面側に配置される第1の基材層として、坪量20[g/m2]のエアースルー不織布を用い、非肌当接面側に配置される第2の基材層として、木材パルプ繊維に対して、ポリプロピレンメルトブローンファイバを気層で一体化した不織布であって、木材パルプ繊維の含有率が60重量%の不織布を、21[cm]×9[cm]のサイズとした第1の基材層と第2の基材層との間に、散布領域面積が20[cm]×8[cm]、および、坪量が340[g/m2]となるように高吸収性樹脂を配して、超音波接合によって線状接合部を形成して、複数の袋状領域を設けることで作成した。測定の結果、第2の基材層は、比容積(SV)が9.2[cc/g]であり、保水可能量(TWA)が9.8[g/g]であり、TSAソフトネス指数による剛性(D)が1.8[mm/N]であり、TSAソフトネス指数によるTS7値が6.1[dBV2rms]であった。実施例2の吸収体は、吸収速度が42[秒]であり、吸収量は245[g]であるから、後述する比較例と対比して、良好な吸収性能を有していた。また、官能試験に関しては、「丈夫さ」は「○」であり、「風合い」も「○」と、後述する比較例と対比して、良好な結果が得られた。
実施例3の吸収体は、肌当接面側に配置される第1の基材層として、坪量45[g/m2]のエアースルー不織布を用い、非肌当接面側に配置される第2の基材層として、木材パルプ繊維に対して、ポリプロピレンメルトブローンファイバを気層で一体化した不織布であって、木材パルプ繊維の含有率が80重量%の不織布を、21[cm]×9[cm]のサイズとした第1の基材層と第2の基材層との間に、散布領域面積が20[cm]×8[cm]、および、坪量が340[g/m2]となるように高吸収性樹脂を配して、超音波接合によって線状接合部を形成して、複数の袋状領域を設けることで作成した。測定の結果、第2の基材層は、比容積(SV)が11.4[cc/g]であり、保水可能量(TWA)が12.5[g/g]であり、剛性(D)が2.5[mm/N]であり、TSAソフトネス指数によるTS7値が7.2[dBV2rms]であった。実施例3の吸収体は、吸収速度が21[秒]であり、吸収量は322[g]であるから、後述する比較例と対比して、良好な吸収性能を有していた。また、官能試験に関しては、「丈夫さ」は「○」であり、「風合い」も「○」と、後述する比較例と対比して、良好な結果が得られた。
比較例1の吸収体は、肌当接面側に配置される第1の基材層として、坪量25[g/m2]のエアースルー不織布を用い、非肌当接面側に配置される第2の基材層として、木材パルプ繊維に対して、ポリプロピレンメルトブローンファイバを気層で一体化した不織布であって、木材パルプ繊維の含有率が45重量%の不織布を、21[cm]×9[cm]のサイズとした第1の基材層と第2の基材層との間に、散布領域面積が20[cm]×8[cm]、および、坪量が340[g/m2]となるように高吸収性樹脂を配して、ホットメルト接着剤による接着によって、線状接合部を形成して複数の袋状領域を設けることで作成した。測定の結果、第2の基材層は、比容積(SV)が7.2[cc/g]であり、保水可能量(TWA)が5.5[g/g]であり、剛性(D)が1.5[mm/N]であり、TSAソフトネス指数によるTS7値が12.4[dBV2rms]であった。比較例1の吸収体は、吸収速度が56[秒]であり、吸収量は184[g]であるから、前述の実施例と対比して、吸収性能に劣ったものであった。また、官能試験に関しては、「丈夫さ」は「○」であったが、「風合い」は「×」と、実施例と対比して、結果が劣っていた。
比較例2の吸収体は、肌当接面側に配置される第1の基材層として、坪量20[g/m2]のエアースルー不織布を用い、非肌当接面側に配置される第2の基材層として、木材パルプ繊維に対して、ポリプロピレンメルトブローンファイバを気層で一体化した不織布であって、木材パルプ繊維の含有率が75重量%の不織布を、21[cm]×9[cm]のサイズとした第1の基材層と第2の基材層との間に、散布領域面積が20[cm]×8[cm]、および、坪量が340[g/m2]となるように高吸収性樹脂を配して、ホットメルト接着剤による接着によって、線状接合部を形成することで複数の袋状領域を設けることで作成した。測定の結果、第2の基材層は、比容積(SV)が11.8[cc/g]であり、保水可能量(TWA)が10.2[g/g]であり、剛性(D)が2.2[mm/N]であり、TSAソフトネス指数によるTS7値が9.3[dBV2rms]であった。比較例2の吸収体は、吸収速度が48[秒]であり、吸収量は204[g]であるから、前述の実施例と対比して、吸収性能に劣ったものであった。また、官能試験に関しては、「丈夫さ」は「○」であったが、「風合い」は「△」と、実施例と対比して、結果が劣っていた。
比較例3の吸収体は、肌当接面側に配置される第1の基材層として、坪量20[g/m2]のエアースルー不織布を用い、非肌当接面側に配置される第2の基材層として、木材パルプ繊維に対して、ポリプロピレンメルトブローンファイバを気層で一体化した不織布であって、木材パルプ繊維の含有率が90重量%の不織布を、21[cm]×9[cm]のサイズとした第1の基材層と第2の基材層との間に、散布領域面積が20[cm]×8[cm]、および、坪量が340[g/m2]となるように高吸収性樹脂を配して、ホットメルト接着剤による接着によって、線状接合部を形成することで複数の袋状領域を設けることで作成した。測定の結果、第2の基材層は、比容積(SV)が10.1[cc/g]であり、保水可能量(TWA)が11.5[g/g]であり、TSAソフトネス指数による剛性(D)が2.2[mm/N]であり、TSAソフトネス指数によるTS7値が8.4[dBV2rms]であった。比較例3の吸収体は、吸収速度が28[秒]であり、吸収量は331[g]であるから、前述の実施例と対比して、吸収性能に劣ったものであった。また、官能試験に関しては、「風合い」は「○」であったが、「丈夫さ」は「×」と、実施例と対比して、結果が劣っていた。
表1に示す実施例1〜3および比較例1〜3によれば、超音波接合によって線状接合部を形成することで複数の袋状領域を設けることにより、吸収性能に優れた吸収体を得ることができ、優れた吸収性物品を得ることができるものであった。また、第2の基材層の比容積を8cc/g以上15cc/g以下であって、全水吸収力を8g/g以上14g/g以下とすることで、吸収性能、丈夫さおよび風合いに優れた吸収体を得ることができ、優れた吸収性物品を得ることができるものであった。また、第2の基材層の剛性を1mm/N以上3.5mm/N以下であって、TS7を5dBV2rms以上12dBV2rms以下とすることで、丈夫さおよび風合いに優れた吸収体を得ることができ、優れた吸収性物品を得ることができるものであった。
10 吸収体
12 第1の基材層
12a 第1の基材層連続体
13 第2の基材層
13a 第2の基材層連続体
14 高吸収性樹脂
16,16a〜16d 線形接合部
18 袋状領域
20 トップシート
30 バックシート
100 超音波接合機構
200 超音波付与部
202 超音波振動子
204 超音波ホーン
300 アンビル部
302 突状部材
400 高吸収性樹脂供給機構
500 切断機構
600,700 給送ローラ
A 固着部形成領域
B 隣接固着部形成領域
C,D 非存在領域
W ウエスト周り開口部
L 脚周り開口部
Claims (11)
- 液透過性の第1の基材層と、前記第1の基材層に対向配置された第2の基材層と、前記第1の基材層と前記第2の基材層との間に挟持された高吸収性樹脂と、を含む吸収体を備える吸収性物品であって、
前記吸収体は、前記第1の基材層と前記第2の基材層とが超音波接合された第1の線形接合部と、前記第1の線形接合部と交差する第2の線形接合部と、を含み、
少なくとも前記第1の線形接合部および前記第2の線形接合部によって定義された複数の袋状領域であって、前記高吸収性樹脂が配置される複数の袋状領域と、を備えることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、さらに、前記第2の線形接合部に交差する第3の線形接合部と、前記第1の線形接合部および前記第3の線形接合部に交差する第4の線形接合部と、を備えることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1または2記載の吸収性物品であって、
前記第1の基材層および前記第2の基材層は、不織布からなり、
前記吸収体は、原料パルプを機械的処理により解繊したフラッフパルプを含有しないことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記高吸収性樹脂は、前記袋状領域で囲繞されることのみで、前記吸収体に固着されていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から4のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、短手方向の両端部に袋状領域が存在しない第1の非存在領域を有し、長手方向の両端部に袋状領域が存在しない第2の非存在領域を有することを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から5のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記第2の基材層は、前記高吸収性樹脂よりも吸収速度が速く、かつ、前記第1の基材層よりも保水可能量が大きいことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から5のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記第2の基材層は、比容積が8cc/g以上15cc/g以下であって、全水吸収力が8g/g以上14g/g以下であることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1から5のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記第2の基材層は、TSAソフトネス指数による剛性D値が1mm/N以上3.5mm/N以下であって、TSAソフトネス指数によるTS7値が5dBV2rms以上12dBV2rms以下であることを特徴とする吸収性物品。 - 高吸収性樹脂を挟んで、液透過性の第1の基材層連続体に第2の基材層連続体を対向配置する工程と、
前記第1の基材層連続体と前記第2の基材層連続体とを超音波接合して第1の線形接合部と、前記第1の線形接合部と交差する第2の線形接合部と、を設けることで、少なくとも前記第1の線形接合部および前記第2の線形接合部によって定義され、前記高吸収性樹脂を内包する複数の袋状領域を有する固着部形成領域を設ける工程と、
を備えることを特徴とする吸収性物品の製造方法。 - 請求項9記載の吸収性物品の製造方法であって、
前記第1の基材層連続体と前記第2の基材層連続体とを更に繰り出し、
前記袋状領域が存在しない第2の非存在領域を挟んで、前記固着部形成領域と隣接する領域において、前記第1の基材層連続体と前記第2の基材層連続体とを超音波接合することで隣接固着部形成領域を設ける工程と、
前記第2の非存在領域において、少なくとも前記第1の基材層連続体と前記第2の基材層連続体とを切断する工程と、
を更に備えることを特徴とする吸収性物品の製造方法。 - 請求項9記載の吸収性物品の製造方法であって、
前記第1の基材層連続体と前記第2の基材層連続体とに、繰り出し方向を横切る方向における両端部に、前記袋状領域が存在しない第1の非存在領域を有することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
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Legal Events
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