JP2017046285A - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017046285A
JP2017046285A JP2015169066A JP2015169066A JP2017046285A JP 2017046285 A JP2017046285 A JP 2017046285A JP 2015169066 A JP2015169066 A JP 2015169066A JP 2015169066 A JP2015169066 A JP 2015169066A JP 2017046285 A JP2017046285 A JP 2017046285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
processing
interrupt
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015169066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6507941B2 (ja
Inventor
山元 敬之
Noriyuki Yamamoto
敬之 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015169066A priority Critical patent/JP6507941B2/ja
Publication of JP2017046285A publication Critical patent/JP2017046285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6507941B2 publication Critical patent/JP6507941B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】割込み機能を有する画像処理装置であって,割り込ませるジョブと割り込まれるジョブとの区別がし易い技術を提供すること。【解決手段】MFP100は,割込ボタン43の押下を受け付けると,先行ジョブの処理を中断する。そして,MFP100は,割込ジョブの設定を受け付け,割込ジョブの処理を開始する。また,MFP100は,先行ジョブと割込ジョブとを並行して処理できるか否かを判断する。並行処理できないと判断した場合,MFP100は,割込ジョブの処理が終了した後,先行ジョブの処理を再開する。一方,並行処理できると判断した場合,MFP100は,割込ジョブの処理と並行して先行ジョブの処理を再開する。【選択図】図4

Description

本発明は,各種のジョブの処理が可能な画像処理装置およびその制御方法に関する。さらに詳細には,第1のジョブを処理中に第2のジョブを割り込ませて処理する割込み機能に関する技術である。
従来から,印刷,読み取り,ファクシミリ送信等,各種のジョブの処理が可能な画像処理装置において,第1のジョブを処理中に第2のジョブを割り込ませて処理する割込み機能が知られている。
割込み機能を開示した文献としては,例えば,特許文献1がある。特許文献1には,第1のジョブの処理中にスタートキーが押下されることによって,第2のジョブを割り込ませて処理する構成,さらに第2のジョブを割り込ませた際,第1のジョブの処理の中断が必要か否かを判断し,中断が必要であれば第1のジョブの処理を中断して第2のジョブを処理し,第2のジョブの処理終了後に第1のジョブの処理を再開し,中断が不要であれば第1のジョブの処理を中断せず,第1のジョブと第2のジョブとを並行して処理する構成,が開示されている。
特開2006−308774号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,特許文献1の割込み機能では,第1のジョブの処理中に,ジョブの処理の開始を指示する開始指示を入力するスタートキーの押下によって自動的に第2のジョブを割り込ませる。そのため,第1のジョブの処理の中断が必要な場合であっても画像処理装置が連続して稼働することになり,第2のジョブを第1のジョブと区別し難い。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,割込み機能を有する画像処理装置であって,割り込ませるジョブと割り込まれるジョブとの区別がし易い技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像処理装置は,ジョブの処理を行う複数の処理部を備え,前記処理部に,シートに画像を形成する画像形成部と,原稿から画像を読み取る画像読取部と,を含むジョブ処理部と,ジョブの種類と,ジョブの処理の開始を指示する開始指示と,割込みの開始を指示する割込み指示と,を受信可能な受信部と,並行して処理可能なジョブの種類の組合せを記憶する記憶部と,制御部と,を備え,前記制御部は,第1のジョブの処理中に,前記受信部を介して前記割込み指示を受信したことに応じて,前記第1のジョブの処理を中断する中断処理と,前記中断処理にて前記第1のジョブの処理を中断した後,前記受信部を介して第2のジョブの種類と前記第2のジョブの開始を指示する前記開始指示とを受信したことに応じて,前記第2のジョブの種類と前記第1のジョブの種類との組合せが,前記記憶部に記憶された組合せと一致するか否かを判断する判断処理と,前記判断処理にてジョブの種類の組合せが一致しないと判断された場合,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブの処理が終了した後に,前記第1のジョブの処理を再開し,前記判断処理にてジョブの種類の組合せが一致すると判断された場合,前記第1のジョブの処理を再開し,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブを前記第1のジョブと並行して処理する割込み処理と,を実行することを特徴としている。
本明細書に開示される画像処理装置は,割込み指示を受信すると,処理中の第1のジョブの処理を中断する。そして,中断後,画像形成装置は,第1のジョブの種類と割込み指示の受信後に受け付けた第2のジョブの種類との組合せが,記憶部に記憶される並行して処理可能な組合せと一致するか否かを判断する。一致しないと判断した場合,画像形成装置は,第2のジョブの処理を開始し,第2のジョブの処理の終了後に第1のジョブの処理を再開する。一方,一致すると判断した場合,画像形成装置は,第1のジョブと第2のジョブとを並行して処理する。
すなわち,本明細書に開示される画像処理装置では,第1のジョブの途中で第2のジョブが割り込む場合であっても,第2のジョブの処理の開始指示の受信時には第1のジョブの処理が中断されて止まっているため,第2のジョブを第1のジョブと区別し易い。つまり,割込み指示の受信によって第1のジョブの処理が中断することにより,第1のジョブの出力物や原稿を,第2のジョブの出力物や原稿と区別して,把握できる。
また,本明細書には,他の画像処理装置として,ジョブの処理を行う複数の処理部を備え,前記処理部に,シートに画像を形成する画像形成部と,原稿から画像を読み取る画像読取部と,を含むジョブ処理部と,ジョブの種類と,ジョブの処理の開始を指示する開始指示と,割込みの開始を指示する割込み指示と,を受信可能な受信部と,制御部と,を備え,前記制御部は,第1のジョブの処理中に,前記受信部を介して前記割込み指示を受信したことに応じて,前記第1のジョブの処理を中断する中断処理と,前記中断処理にて前記第1のジョブの処理を中断した後,前記受信部を介して第2のジョブの種類と前記第2のジョブの開始を指示する前記開始指示とを受信したことに応じて,前記複数の処理部のうち,前記第1のジョブの処理に使用する処理部を前記第1のジョブの種類に基づいて,前記第2のジョブの処理に使用する処理部を前記第2のジョブの種類に基づいて,それぞれ特定する特定処理と,前記特定処理にて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部と,前記特定処理にて前記第2のジョブに使用すると特定された処理部と,で同じ処理部が含まれるか否かを判断する特定判断処理と,前記特定判断処理にて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部の中に前記第2のジョブに使用すると特定された処理部が含まれると判断された場合,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブの処理が終了した後に,前記第1のジョブの処理を再開し,前記特定判断処理にて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部の中に前記第2のジョブに使用すると特定された処理部が含まれないと判断された場合,前記第1のジョブの処理を再開し,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブを前記第1のジョブと並行して処理する特定割込み処理と,を実行する画像処理装置が開示されている。
本明細書に開示される上述の画像処理装置は,割込み指示を受信すると,処理中の第1のジョブの処理を中断する。そして,中断後,画像形成装置は,第1のジョブの処理に使用する処理部と,第2のジョブの処理に使用する処理部と,を特定し,同じ処理部が含まれるか否かを判断する。同じ処理部が含まれると判断した場合,画像形成装置は,第2のジョブの処理を開始し,第2のジョブの処理の終了後に第1のジョブの処理を再開する。一方,同じ処理部が含まれないと判断した場合,画像形成装置は,第1のジョブと第2のジョブとを並行して処理する。
すなわち,本明細書に開示される上述の画像処理装置でも,割込み機能を有する画像処理装置であって,第1のジョブの途中で第2のジョブが割り込む場合であっても,第2のジョブの処理の開始指示の受信時には第1のジョブの処理が中断されて止まっている。そのため,割り込ませるジョブと割り込まれるジョブとの区別がし易い。
上記画像処理装置の機能を実現するための制御方法,コンピュータプログラム,および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能な記憶媒体も,新規で有用である。
本発明によれば,割込み機能を有する画像処理装置であって,割り込ませるジョブと割り込まれるジョブとの区別がし易い技術が実現される。
実施の形態にかかるMFPの概略外観図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 並行可能テーブルを示す説明図である。 第1の形態の割込処理の手順を示すフローチャートである。 第1の形態の並行可否判別処理の手順を示すフローチャートである。 第2の形態の割込処理の手順を示すフローチャートである。 第3の形態の並行可否判別処理の手順を示すフローチャートである。 利用構成テーブルを示す説明図である。
以下,本発明にかかる画像処理装置を具体化した第1の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,画像形成機能と画像読取機能とを備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明を適用したものである。
第1の形態のMFP100は,図1に示すように,画像形成部10と,画像読取部20と,操作パネル40と,を備えている。画像形成部10と画像読取部20とは,いずれも,処理部の一例である。そして,画像形成部10と画像読取部20とを含むMFP100の内部構成は,ジョブ処理部の一例である。操作パネル40は,受信部および通知部の一例である。
画像形成部10は,シートに画像を印刷するための構成である。MFP100は,給紙トレイ11と,排紙トレイ12と,を備えている。給紙トレイ11は,印刷用のシートを収容する。排紙トレイ12には,印刷済みのシートを収容する。MFP100は,給紙トレイ11に収容されているシートに,画像形成部10を用いて印刷し,印刷済みのシートを排紙トレイ12に排紙する。
画像形成部10の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。また,MFP100は,カラー画像の形成が可能な装置であっても,モノクロ画像専用の装置であってもよい。また,MFP100は,両面印刷可能な装置であっても,片面印刷専用の装置であってもよい。
画像読取部20は,原稿の画像を読み取るための構成である。読取方式は,CCD方式であってもCIS方式であってもよい。また,カラー読み取りが可能であっても,モノクロ読み取りのみであってもよい。
画像読取部20は,読取対象の原稿を搬送する機能を有するADF(自動原稿搬送装置)22を備える。ADF22は,図1に示すように,MFP100の筐体の上部に設けられ,原稿トレイ24と,原稿排紙トレイ25とを備える。画像読取部20は,原稿トレイ24に置かれた原稿の1枚をADF22に搬送させ,搬送中に原稿の画像を読み取り,読み取り済みの原稿を原稿排紙トレイ25に排紙させる。
画像読取部20のADF22は,図1中の左奥側の一辺を中心に回転可能であり,MFP100に対して開閉自在に設けられている。ADF22の下側には読取ガラスが設けられ,MFP100は,読取ガラスに置かれた原稿を読み取ることもできる。例えば,MFP100は,ADF22の原稿トレイ24にシートの無い状態で読み取りの指示を受け付けると,読取ガラス上の原稿を読み取る。
操作パネル40は,図1に示すように,液晶ディスプレイ41と,ボタン群とを備える。ボタン群には,スタートボタン42,割込ボタン43,ストップボタン,テンキー等が設けられている。MFP100は,例えば,各種の情報を操作パネル40の液晶ディスプレイ41に表示させる。また,MFP100は,ボタン群への操作によって各ボタンにて発信される信号を受信することにより,各種の指示を受信する。なお,液晶ディスプレイ41は,表示以外に入力操作も可能なタッチパネルであってもよい。タッチパネルを有するMFP100では,各ボタンへの操作に代えて,タッチパネルへの入力によって各種の指示を受信してもよい。
続いて,本形態のMFP100の電気的構成について説明する。MFP100は,図2に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを含むコントローラ30を備えている。また,MFP100は,画像形成部10と,画像読取部20と,ネットワークIF(インターフェース)37と,USBIF38と,電話回線IF39と,操作パネル40と,を備え,これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
ROM32には,MFP100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34は,画像データ等のデータや各種設定等を記憶する領域として利用される。ROM32またはNVRAM34は,記憶部の一例である。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。コントローラ30が制御部であってもよい。なお,図2中のコントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
ネットワークIF37は,ネットワークに接続する外部装置と通信を行うためのハードウェアである。通信方法は,有線であっても無線であってもよい。USBIF38は,USBメモリ等のフラッシュメモリが接続され,接続されたフラッシュメモリと通信を行うためのハードウェアである。電話回線IF39は,電話回線を介して,電話網に接続する外部装置と通信を行うためのハードウェアである。
なお,MFP100は,ネットワークIF37を介して,複数の外部装置との通信を並行して処理可能である。一方,MFP100は,USBIF38に接続されたフラッシュメモリと1対1で通信する。また,MFP100は,電話回線IF39を1回線分のみ備え,電話回線IF39を介してある外部装置との回線が接続されている場合,他の外部装置との回線は接続できない。
続いて,MFP100にて処理可能なジョブの種類と,各ジョブの処理時にMFP100が使用する構成部について説明する。本形態のMFP100は,PCプリントジョブ,メモリダイレクトプリントジョブ,スキャン−PCジョブ,スキャン−メモリジョブ,ファクシミリ送信ジョブ,ファクシミリ受信ジョブ,コピージョブの各ジョブを処理可能である。
PCプリントジョブは,パーソナルコンピュータ(PC)等の外部装置からネットワークIF37を介して画像データを受信し,受信した画像データに基づく印刷を行うジョブである。つまり,MFP100は,PCプリントジョブを処理するために,画像形成部10を使用する。
メモリダイレクトプリントジョブは,USBIF38に接続されたフラッシュメモリに保存されている画像データを読み出し,読み出した画像データに基づく印刷を行うジョブである。つまり,MFP100は,メモリダイレクトプリントジョブを処理するために,USBIF38と画像形成部10とを使用する。
スキャン−PCジョブは,原稿の画像を読み取り,読み取った画像に基づく画像データをネットワークIF37を介してPC等の外部装置に送信するジョブである。つまり,MFP100は,スキャン−PCジョブを処理するために,画像読取部20を使用する。
スキャン−メモリジョブは,原稿の画像を読み取り,読み取った画像に基づく画像データを,USBIF38に接続されたフラッシュメモリ,または,MFP100に内蔵するRAM33やNVRAM34に保存するジョブである。つまり,MFP100は,スキャン−メモリジョブを処理するために,画像読取部20とUSBIF38とを使用する。
ファクシミリ送信ジョブは,原稿の画像を読み取り,読み取った画像に基づくファクシミリデータを電話回線IF39を介して電話網に接続されている外部装置に送信するジョブである。つまり,MFP100は,ファクシミリ送信ジョブを処理するために,画像読取部20と電話回線IF39とを使用する。
ファクシミリ受信ジョブは,電話網に接続されている外部装置から電話回線IF39を介してファクシミリデータを受信し,受信したファクシミリデータに基づく印刷を行うジョブである。つまり,MFP100は,ファクシミリ受信ジョブを処理するために,画像形成部10と電話回線IF39とを使用する。
コピージョブは,原稿の画像を読み取り,読み取った画像に基づく印刷を行うジョブである。つまり,MFP100は,コピージョブを処理するために,画像形成部10と画像読取部20とを使用する。
続いて,MFP100における割込操作について説明する。MFP100は,ジョブの処理中に,操作パネル40にて割込ボタン43の押下を受け付けると,処理中のジョブが中断可能である場合は処理中のジョブの処理を中断して,他のジョブの指示入力を受け付ける。MFP100は,他のジョブの指示入力を,例えば,操作パネル40への操作によって受け付ける。以下では,割込ボタン43の押下後に受け付けたジョブを,割込ジョブとし,割込ボタン43の押下時に処理中であったジョブを,先行ジョブとする。先行ジョブは,第1のジョブの一例であり,割込ジョブは,第2のジョブの一例である。
MFP100は,割込ボタン43の押下を受け付けて先行ジョブの処理を中断した後,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理可能であるか否かを判断する。そして,並行して処理可能であると判断した場合,MFP100は,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理する。一方,並行して処理可能ではないと判断した場合,MFP100は,割込ジョブをまず処理し,割込ジョブの処理が終了した後,先行ジョブの処理を再開する。
MFP100は,同じ構成部を使用しない2つのジョブを並行して処理できる。具体的に,MFP100は,画像形成部10を使用し,画像読取部20を使用しないジョブと,画像読取部20を使用し,画像形成部10を使用しないジョブとを,同時に並行して処理できる。
一方,MFP100は,同じ構成部を使用する2つのジョブを同時に並行して処理できない。具体的に,MFP100は,画像形成部10を使用するジョブと,画像形成部10を使用するジョブとを並行して処理できない。また,MFP100は,画像読取部20を使用するジョブと,画像読取部20を使用するジョブとを並行して処理できない。
そして,MFP100は,2つのジョブを並行して処理可能であるか否かを判断するために,ROM32またはNVRAM34に,図3に示すような並行可能テーブル61を記憶している。並行可能テーブル61には,各先行ジョブの種類に対応して,その先行ジョブと並行して処理可能な割込ジョブの種類が記憶されている。そして,MFP100は,受け付けた割込ジョブの種類が,並行可能テーブル61に記憶されている「先行ジョブと並行処理可能な割込ジョブの種類」に含まれている場合には,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理可能であると判断する。
図3に示したように,先行ジョブがPCプリントジョブである場合,先行ジョブと並行して処理可能な割込ジョブの種類は,スキャン−PCジョブまたはスキャン−メモリジョブまたはファクシミリ送信ジョブのいずれかである。前述したように,PCプリントジョブは,画像形成部10を使用するジョブであり,スキャン−PCジョブ,スキャン−メモリジョブ,ファクシミリ送信ジョブは,いずれも,画像読取部20を使用し,画像形成部10を使用しないジョブである。従って,MFP100は,PCプリントジョブを処理中に,スキャン−PCジョブ,または,スキャン−メモリジョブ,または,ファクシミリ送信ジョブのいずれかを,PCプリントジョブと並行して処理できる。
また,図3に示したように,MFP100は,メモリダイレクトプリントジョブを処理中に,スキャン−PCジョブまたはファクシミリ送信ジョブを並行して処理できる。また,MFP100は,スキャン−PCジョブを処理中に,PCプリントジョブまたはメモリダイレクトプリントジョブを,並行して処理できる。また,MFP100は,スキャン−メモリジョブを処理中に,PCプリントジョブを,並行して処理できる。
なお,MFP100は,並行可能テーブル61に記憶されていない種類の割込ジョブを,対応する先行ジョブと並行して処理できない。そして,受け付けた割込ジョブの種類と先行ジョブの種類との組合せが,並行可能テーブル61に記憶されていない組合せであれば,MFP100は,受け付けた割込ジョブを先行ジョブと並行して処理できないと判断する。
例えば,MFP100は,PCプリントジョブとPCプリントジョブとのように,同種の2つのジョブを並行して処理できない。また,MFP100は,いずれもUSBIF38を使用するジョブである,スキャン−メモリジョブとメモリダイレクトプリントジョブとを,並行して処理できない。また,MFP100は,コピージョブと他のジョブとを並行して処理できない。コピージョブの処理時には,MFP100は,画像形成部10と画像読取部20との両方を使用するからである。
続いて,MFP100にて前述した割込み動作を実現するための割込処理の手順について,図4のフローチャートを参照して説明する。この割込処理は,割込ボタン43の押下を受け付けたことを契機に,MFP100のCPU31にて実行される。
CPU31は,割込ボタン43の押下を受け付けると,まず,割込み可能な状態であるか否かを判断する(S101)。具体的には,CPU31は,中断しても続きから再開可能なジョブの処理中であるか否かを判断する。割込み可能な状態ではないと判断した場合(S101:NO),CPU31は,割込処理を終了する。なお,CPU31は,割込み可能な状態ではないと判断した場合には,その旨を液晶ディスプレイ41に表示させてもよい。
例えば,ジョブの処理中ではない場合には,CPU31は,割込み可能な状態ではないと判断する。ジョブの処理中ではない場合,CPU31は,割込処理を終了して,通常の処理としてジョブを受け付ける。
また,CPU31は,ファクシミリ受信ジョブやファクシミリ送信ジョブの処理中であれば,割込み可能な状態ではないと判断する。ファクシミリ受信ジョブやファクシミリ送信ジョブは,電話回線を介して外部機器と通信するジョブである。そして,通信相手である外部機器が割込処理に伴うジョブの中断に対応しているかどうかは,保証されない。つまり,ファクシミリ受信ジョブやファクシミリ送信ジョブの処理を中断した場合,中断したジョブの処理を適切に再開できない可能性がある。そのため,CPU31は,先行ジョブがファクシミリ受信ジョブあるいはファクシミリ送信ジョブである場合,割込ボタン43の押下を受け付けても割込みを受け付けない。そして,CPU31は,割込処理を終了して,処理中のファクシミリ受信ジョブやファクシミリ送信ジョブの処理を継続する。
一方,CPU31は,ファクシミリ受信ジョブやファクシミリ送信ジョブ以外のジョブ,例えば,PCプリントジョブ,スキャン−PCジョブ,コピージョブ等の処理中であれば,割込み可能な状態であると判断する。そして,割込み可能な状態であると判断した場合(S101:YES),CPU31は,先行ジョブの処理を中断する(S102)。S102は,中断処理の一例である。
CPU31は,S102にて,処理中のシートの印刷や読取を完了させるとともに,少なくとも次のシートの搬送を含む動作を開始させない。先行ジョブの処理を中断することで,先行ジョブに係るシートの移動が停止するので,割込ボタン43を押下したユーザにとって,割込みが受け付けられたことがわかりやすい。
先行ジョブの処理を中断した後,CPU31は,割込ジョブの指示を受け付ける。CPU31は,例えば,操作パネル40にて,割込ジョブの内容についての各種の設定と,設定完了の指示の入力を受け付ける。そして,CPU31は,設定完了の指示を受け付けたか否かを判断する(S104)。なお,CPU31は,スタートボタン42の押下を受け付けた場合も,設定完了の指示であると判断する。
設定完了の指示を受け付けていないと判断した場合(S104:NO),CPU31は,設定完了の指示を受け付けるまで,割込ジョブの各種の設定等の入力を受け付ける。なお,先行ジョブの処理を停止した後,所定の待機時間を過ぎても設定完了の指示を受け付けていない場合には,割込みをキャンセルして先行ジョブの処理を再開するように制御してもよい。
そして,設定完了の指示を受け付けたと判断した場合(S104:YES),CPU31は,受け付けた設定に基づいて,割込ジョブの種類を取得する(S106)。さらに,CPU31は,割込ジョブの処理を開始する(S107)。
さらに,CPU31は,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理できる否かを判別する並行可否判別処理の実行を開始する(S109)。S109は,判断処理の一例である。次に,並行可否判別処理の手順について,図5のフローチャートを参照して説明する。
並行可否判別処理では,CPU31は,まず,並行可能テーブル61を読み出す(S201)。そして,CPU31は,並行可能テーブル61に基づいて,先行ジョブと並行して処理できるジョブの種類を取得する(S202)。さらに,CPU31は,取得したジョブの種類の中に,S106にて取得した割込ジョブのジョブの種類が含まれるか否かを判断する(S203)。
そして,割込ジョブのジョブの種類が含まれると判断した場合(S203:YES),CPU31は,並行可能フラグをオンとして(S204),並行可否判別処理を終了する。つまり,割込ジョブのジョブの種類と先行ジョブのジョブの種類との組合せが,並行可能テーブル61に記憶されている組合せである場合には,CPU31は,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理できると判断する。なお,並行可能フラグは,NVRAM34に記憶されている情報である。
一方,割込ジョブのジョブの種類が含まれないと判断した場合(S203:NO),CPU31は,並行可能フラグをオフとして(S205),並行可否判別処理を終了する。つまり,割込ジョブのジョブの種類と先行ジョブのジョブの種類との組合せが,並行可能テーブル61に記憶されている組合せに含まれていない場合には,CPU31は,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理できないと判断する。
図4の割込処理に戻り,CPU31は,S109の並行可否判別処理の後,並行可能フラグがオンであるか否かを判断する(S110)。そして,並行可能フラグがオンではないと判断した場合(S110:NO),CPU31は,割込ジョブの処理が終了したか否かを判断する(S112)。
割込ジョブの処理が終了していないと判断した場合(S112:NO),CPU31は,さらに継続して割込ジョブを処理する。つまり,CPU31は,割込ジョブの終了を待つ。一方,割込ジョブの処理が終了したと判断した場合(S112:YES),CPU31は,先行ジョブの処理を再開し(S113),割込処理を終了する。S112とS113とは,割込み処理の一部の一例である。
並行可能フラグがオンであると判断した場合(S110:YES),CPU31は,割込ジョブの処理を開始してから所定時間が経過したか否かを判断する(S115)。所定時間は,例えば,1秒〜5秒の範囲内の固定値であり,ROM32またはNVRAM34に記憶されている。
そして,所定時間が経過していないと判断した場合(S115:NO),CPU31は,さらに継続して割込ジョブを処理する。つまり,CPU31は,所定時間の経過を待つ。そして,所定時間が経過したと判断した場合(S115:YES),CPU31は,先行ジョブを割込ジョブと並行して処理することを通知する(S117)。通知は,例えば,操作パネル40の液晶ディスプレイ41への表示でもよいし,音声ガイダンスの再生でもよい。さらに,CPU31は,先行ジョブの処理を再開する(S118)。S118は,割込み処理の一部の一例である。
先行ジョブを割込ジョブと並行して処理することを通知することにより,割込ジョブのユーザに,誤操作したかもしれないという不安や誤解を与える可能性を低減できる。そして,ユーザが正常に並行して処理している2つのジョブの少なくとも一方を停止させてしまう操作を行う可能性を,低減できる。また,割込ジョブの処理の開始から所定時間の経過後に先行ジョブの処理を再開することで,割込ジョブのユーザが,先行ジョブの処理を割込ジョブの処理と勘違いする可能性を,低減できる。
そして,CPU31は,割込ジョブの処理が終了したか否かを判断する(S120)。終了していないと判断した場合(S120:NO),CPU31は,さらに継続して割込ジョブと先行ジョブとを処理する。割込ジョブの処理が終了したと判断した場合(S120:YES),CPU31は,先行ジョブの処理が終了したか否かを判断する(S122)。割込ジョブの処理が終了した時点で,先行ジョブの処理も終了していると判断した場合(S122:YES),CPU31は,割込処理を終了する。
一方,割込ジョブの処理が終了した時点で,先行ジョブの処理が終了していないと判断した場合(S122:NO),CPU31は,先行ジョブの処理を再度中断する(S124)。S124は,再中断処理の一例である。例えば,CPU31は,S102と同様に,次のシートの搬送を含む動作を行わない。
そして,中断後,例えば,CPU31は,さらに他の割込ジョブを受け付け可能である旨を,液晶ディスプレイ41に表示させる。CPU31は,他に割込ジョブが無い場合には割込終了の指示を入力する旨をも,表示させてもよい。そして,CPU31は,新たに,割込ジョブの指示入力を受け付けたか否かを判断する(S125)。
新たな割込ジョブの指示を受け付けたと判断した場合(S125:YES),CPU31は,S104へ戻り,新たな割込ジョブの設定完了を受け付けたか否かを判断する。そして,CPU31は,新たな割込ジョブの設定完了を受け付けたと判断したら,新たな割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理可能であるかを判断し,可能であれば並行して処理する。新たな割込ジョブに対するS109は,再判断処理の一例であり,新たな割込ジョブに対するS112,S113,S118は,再割込み処理の一例である。
割込ジョブの処理が終了したとしても,ユーザがさらに別のジョブを割り込ませることもある。その場合,割込ボタン43の入力からやり直させると,ユーザにとって手間である。そこで,先行ジョブの処理が終了する前に割込ジョブの処理が終了した後は,先行ジョブの処理を再び中断し,次に割り込ませる新たな割込ジョブを受け付けることで,割込み指示の入力を省き,ユーザの手間を軽減できる。
一方,例えば,割込終了の指示入力を受け付けた,あるいは,割込ジョブの処理が終了してから,ユーザから新たな割込ジョブを実行する指示が入力されることがないまま所定の時間が経過した等により,新たな割込ジョブの指示を受け付けないと判断した場合(S125:NO),CPU31は,先行ジョブの処理を再開して(S126),割込処理を終了する。
以上,詳細に説明したように,第1の形態のMFP100は,先行ジョブの処理中に割込ボタン43の押下を受け付けると,先行ジョブの処理を中断する。つまり,割込ジョブの設定を受け付けている間,先行ジョブは,処理されない。そして,MFP100は,並行可能テーブル61に基づいて,先行ジョブと割込ジョブとの組合せが並行して処理可能な組合せであるか否かを判断する。さらに,MFP100は,並行して処理可能であると判断した場合,先行ジョブと割込ジョブとを並行して処理し,並行して処理可能でないと判断した場合,割込ジョブの処理を開始し,割込ジョブの処理が終了した後,先行ジョブの処理を再開する。従って,並行して処理可能な組合せであっても,先行ジョブの処理が一旦中断されるので,割込ジョブと先行ジョブとを区別しやすい。つまり,割込ボタン43の押下の受信によって第1のジョブの処理が中断されることにより,第1のジョブの出力物や原稿を,第2のジョブの出力物や原稿と区別して把握できる。その結果として,例えば,それらを画像処理装置から一旦取り除くこともできる。
さらに,第1の形態のMFP100は,割込み指示を受信した後に第2のジョブの開始指示を受け付ける。つまり,ユーザは,割込み指示が受け付けられたことを確認してから,第2のジョブの開始指示を行える。そのため,開始指示の受信によって割り込ませる場合と比較して,割込み指示をユーザが躊躇しなくて済む。
続いて,本発明にかかる画像処理装置を具体化した第2の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。第2の形態は,第1の形態と同様の構成のMFP100において,割込ジョブの処理と並行して先行ジョブを処理し,先行ジョブの完了前に割込ジョブが完了した場合の処理が,第1の形態とは異なる。第1の形態と同じ構成や処理については,同一の符号を付して説明を省略する。
第2の形態のMFP100にて割込み動作を実現するための割込処理の手順について,図6のフローチャートを参照して説明する。この割込処理は,第1の形態の割込処理と同様に,割込ボタン43の押下を受け付けたことを契機に,MFP100のCPU31にて実行される。第2形態の割込処理は,第1の形態の割込処理とは,S122にてNOと判断された後の処理だけが異なる。
第2の形態では,CPU31は,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理し,割込ジョブの処理が終了し,且つ,先行ジョブの処理が終了していない場合(S122:NO),割込ボタン43が押下されたか否かを判断する(S301)。なお,第2の形態の割込処理では,S301に先立って先行ジョブの処理を中断しない。つまり,CPU31は,先行ジョブの処理を継続している状態で,割込ボタン43の押下を受け付ける。この点,割込ジョブの終了時に先行ジョブの処理を停止させる第1の形態と異なる。
割込ボタン43が押下されていないと判断した場合(S301:NO),CPU31は,割込ジョブの処理が終了してから一定時間が経過したか否かを判断する(S302)。CPU31は,S302の判断に用いる一定時間を,ROM32またはNVRAM34に記憶している。一定時間が経過していないと判断した場合(S302:NO),CPU31は,S301に戻って,割込ボタン43が押下されるか,または,一定時間が経過するまで,待機する。割込ボタン43の押下を受け付けることなく,一定時間が経過したと判断した場合(S302:YES),CPU31は,割込処理を終了する。
一方,割込ボタン43の押下を受け付けたと判断した場合(S301:YES),CPU31は,メニューを液晶ディスプレイ41に表示させる(S305)。S305にて表示させるメニューは,先に実行した割込ジョブと同種のジョブの一覧である。なお,メニューとして,先行ジョブと並行して処理可能なジョブの種類の一覧を表示させてもよい。CPU31は,メニューからジョブが選択された場合,選択されたジョブを新たな割込ジョブとして受け付ける。
そして,CPU31は,メニューの中から新たな割込ジョブとして1つのジョブが選択されたか否かを判断する(S306)。1つのジョブが選択されたと判断した場合(S306:YES),CPU31は,選択された割込ジョブの処理を開始し(S307),S120へ進む。先行ジョブと並行して処理可能な割込ジョブが終了した後,一定時間内に再び割込ボタン43が押下された場合,終了した割込ジョブと同種のジョブ等,先行ジョブと並行して処理可能なジョブが指定される可能性が高い。終了した割込ジョブと同種のジョブをメニューに表示させてその中から選択させることで,先行ジョブと並行しての処理が確実に可能な割込ジョブが選択される。従って,先行ジョブを再び中断させる必要はない。
一方,1つのジョブが選択されていないと判断した場合(S306:NO),CPU31は,メニューを液晶ディスプレイ41に表示してから所定の時間が経過したか否かを判断する(S308)。所定の時間が経過していないと判断した場合(S308:NO),CPU31は,メニューからジョブが選択されるか,または,所定の時間が経過したかのいずれかとなるまで待機する。メニューを液晶ディスプレイ41に表示した後,メニューからジョブが選択されることなく,所定の時間が経過したと判断した場合(S308:YES),CPU31は,メニューを消去して割込処理を終了する。なお,割込終了の指示を受け付けた場合には,所定の時間待機することなく,その時点で割込処理を終了するとしてもよい。
以上,詳細に説明したように,第2の形態のMFP100においても,第1の形態と同様に,並行して処理可能な組合せであっても,先行ジョブの処理が一旦中断されるので,割込ジョブと先行ジョブとを区別しやすい。
さらに,第2の形態のMFP100は,先行ジョブの完了前に割込ジョブが完了した場合,先行ジョブの処理を再中断しない。割込ジョブのユーザがさらに他のジョブを割り込ませる場合,新たな割込ジョブは,先の割込ジョブと同種のジョブである可能性が高い。同種のジョブであれば引き続き並行して処理可能であることから,割込ジョブの処理が終了した後で速やかに割込み指示を受信した場合には,先行ジョブの処理を中断せずに割込ジョブと同種のジョブの設定を受け付けることで,先行ジョブの処理を早期に完了できる。一方,第1の形態のMFP100では,先行ジョブの処理が終了する前に割込ジョブの処理が終了した後は,先行ジョブの処理を再び中断し,割込み指示の入力を省いて,次の割込ジョブを受け付ける。従って,次の割込ジョブがどのようなジョブであっても,ユーザの手間を軽減できる。
続いて,本発明にかかる画像処理装置を具体化した第3の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。第3の形態は,第1の形態と同様の構成のMFP100において,割込ジョブと先行ジョブとを並行して処理できるか否かの判断方法が,第1の形態とは異なる。つまり,第3の形態のMFP100は,先行ジョブの処理中に割込ボタン43の押下を受け付けた場合,第1の形態または第2の形態と同様の割込処理を実行し,割込処理の中で実行される並行可否判別処理として,第1の形態または第2の形態とは異なる処理を実行する。第1の形態と同じ構成や処理については,同一の符号を付して説明を省略する。
第3の形態のMFP100は,並行可否判別処理にて,各ジョブの処理に際して使用される構成部に基づいて,2つのジョブが並行して処理可能であるか否かの判断を行う。構成部としては,画像形成部10,画像読取部20,USBIF38,電話回線IF39が含まれる。そして,MFP100は,前述したように,同じ構成部を使用する2つ以上のジョブを並行して処理できない。
具体的に,第3の形態のMFP100は,先行ジョブと割込ジョブとを並行して処理可能であるか否かの判断のために,図3に示した並行可能テーブル61に代えて,例えば,図8に示すような利用構成テーブル62を利用する。利用構成テーブル62には,先行ジョブまたは割込ジョブとなる可能性のあるジョブの種類ごとに,画像形成部10,画像読取部20,USBIF38,電話回線IF39のそれぞれを,利用するか否かが記憶されている。MFP100は,利用構成テーブル62を,ROM32またはNVRAM34に記憶している。
第3の形態のMFP100にて割込み動作を実現するための並行可否判別処理の手順について,図7のフローチャートを参照して説明する。MFP100のCPU31は,図4または図6の割込み処理のS109にて,この並行可否判別処理を実行する。
第3の形態の並行可否判別処理では,CPU31は,まず,先行ジョブと割込ジョブとのそれぞれにて利用される構成部を特定する(S401)。S401は,特定処理の一例である。CPU31は,例えば,図8に示した利用構成テーブル62を参照して,先行ジョブと割込ジョブとのジョブの種類に基づいて,利用される構成部を特定する。
次に,CPU31は,特定した両方のジョブの構成部に画像形成部10が含まれるか否かを判断する(S402)。少なくとも一方のジョブの構成部に,画像形成部10が含まれないと判断した場合(S402:NO),CPU31は,特定した両方のジョブの構成部に画像読取部20が含まれるか否かを判断する(S403)。
少なくとも一方のジョブの構成部に,画像読取部20が含まれないと判断した場合(S403:NO),CPU31は,特定した両方のジョブの構成部にUSBIF38が含まれるか否かを判断する(S404)。少なくとも一方のジョブの構成部に,USBIF38が含まれないと判断した場合(S404:NO),CPU31は,特定した両方のジョブの構成部に電話回線IF39が含まれるか否かを判断する(S405)。
そして,少なくとも一方のジョブの構成部に,電話回線IF39が含まれないと判断した場合(S405:NO),CPU31は,並行可能フラグをオンとして(S406),並行可否判別処理を終了する。S402,S403,S404,S405は,特定判断処理の一例である。また,第3の形態のMFP100にて実行される割込処理における,S112,S113,S118は,特定割込み処理の一例である。
一方,両方の構成部に画像形成部10が含まれると判断した場合(S402:YES),または,両方の構成部に画像読取部20が含まれると判断した場合(S403:YES),または,両方の構成部にUSBIF38が含まれると判断した場合(S404:YES),または,両方の構成部に電話回線IF39が含まれると判断した場合(S405:YES)には,CPU31は,並行可能フラグをオフとして(S407),並行可否判別処理を終了する。
以上,詳細に説明したように,第3の形態のMFP100は,先行ジョブと割込ジョブとが同じ構成部を使用するか否かに基づいて,先行ジョブと割込ジョブとを並行して処理できるか否かを判断する。このようにしても,第1の形態及び第2の形態と同様に,並行して処理可能な組合せであっても,先行ジョブの処理が一旦中断されるので,割込ジョブと先行ジョブとを区別しやすい。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,複合機に限らず,複写機,ファクシミリ装置など,画像形成機能と画像読取機能とを備える装置であれば適用可能である。
また,例えば,並行して処理する旨を通知するとしたが,しなくてもよい。つまり,S117は無くてもよい。ただし,通知した方が,2つのジョブを並行して処理していることがユーザにわかりやすいので,好ましい。
また,例えば,並行して処理が可能な場合,割込ジョブの処理の開始から,所定時間が経過してから先行ジョブを再開するとしたが,即座に開始してもよい。例えば,S115を削除し,S110でYESの場合はS117へ進むとしてもよい。また,例えば,割込ジョブの設定完了を受け付けた後,並行して処理が可能であるか否かを判断し,可能であると判断した場合には,先行ジョブの処理再開と割込ジョブの処理開始とを同時に行ってもよい。ただし,割込ジョブの処理開始から所定時間の経過後に先行ジョブの処理を再開することで,ユーザにとって先行ジョブと割込ジョブとの区別がさらに容易となる。
また,例えば,先行ジョブと割込ジョブとを並行して処理できない場合であっても,先行ジョブのうち,割込ジョブにて使用される構成部を使用しないで処理可能な処理部分がある場合には,割込ジョブの処理中に先行ジョブの一部のみを再開してもよい。例えば,先行ジョブがコピージョブで,割込ジョブがPCプリントジョブである場合,先行ジョブのうち,原稿の読み取り処理を実行して,読み取った画像データをRAM33に保存してもよい。そして,割込ジョブの処理が終了した後,RAM33から画像データを読み出して印刷する,としてもよい。
また,例えば,各実施の形態では,ファクシミリ受信ジョブやファクシミリ送信ジョブの処理中であれば,割込み自体を受け付けないとしたが,これに限らない。例えば,MFP100は,ファクシミリ受信ジョブの処理中に割込ボタン43の押下を受け付けた場合には,受信を停止せず,印刷のみを中断して,受信したファクシミリデータをRAM33に保存してもよい。そして,割込ジョブの処理が終了した後,RAM33から画像データを読み出して印刷する,としてもよい。
また,例えば,並行可能テーブル61に代えて,並行して処理不可能なジョブの種類の組合せを記憶するテーブルを用いてもよい。また,例えば,利用構成テーブル62に代えて,ジョブの種類ごとに,使用しない構成部を記憶するテーブルを用いてもよい。
また,本形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
10 画像形成部
20 画像読取部
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 NVRAM
37 ネットワークIF
38 USBIF
39 電話回線IF
40 操作パネル
100 MFP

Claims (8)

  1. ジョブの処理を行う複数の処理部を備え,前記処理部に,シートに画像を形成する画像形成部と,原稿から画像を読み取る画像読取部と,を含むジョブ処理部と,
    ジョブの種類と,ジョブの処理の開始を指示する開始指示と,割込みの開始を指示する割込み指示と,を受信可能な受信部と,
    並行して処理可能なジョブの種類の組合せを記憶する記憶部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    第1のジョブの処理中に,前記受信部を介して前記割込み指示を受信したことに応じて,前記第1のジョブの処理を中断する中断処理と,
    前記中断処理にて前記第1のジョブの処理を中断した後,前記受信部を介して第2のジョブの種類と前記第2のジョブの開始を指示する前記開始指示とを受信したことに応じて,前記第2のジョブの種類と前記第1のジョブの種類との組合せが,前記記憶部に記憶された組合せと一致するか否かを判断する判断処理と,
    前記判断処理にてジョブの種類の組合せが一致しないと判断された場合,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブの処理が終了した後に,前記第1のジョブの処理を再開し,前記判断処理にてジョブの種類の組合せが一致すると判断された場合,前記第1のジョブの処理を再開し,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブを前記第1のジョブと並行して処理する割込み処理と,
    を実行することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載する画像処理装置において,
    通知部を備え,
    前記制御部は,
    前記割込み処理にて前記第1のジョブと前記第2のジョブとを並行して処理する場合,前記通知部に前記第1のジョブと前記第2のジョブとを並行して処理している旨を通知させる,
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する画像処理装置において,
    前記制御部は,
    前記割込み処理では,前記判断処理にてジョブの種類の組合せが一致すると判断された場合,先に前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブの処理の開始から所定時間の経過後に前記第1のジョブの処理を再開する,
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像処理装置において,
    前記制御部は,
    前記割込み処理にて前記第1のジョブと前記第2のジョブとを並行して処理した場合であって,前記第1のジョブの処理が終了する前に前記第2のジョブの処理が終了した場合に,前記第1のジョブの処理を中断する再中断処理と,
    前記再中断処理にて前記第1のジョブの処理を中断した後,前記受信部を介して第3のジョブの種類と前記第3のジョブの開始を指示する前記開始指示とを受信したことに応じて,前記第3のジョブの種類と前記第1のジョブの種類との組合せが,前記記憶部に記憶された組合せと一致するか否かを判断する再判断処理と,
    前記再判断処理にてジョブの種類の組合せが一致しないと判断された場合,前記第3のジョブの処理を開始し,前記第3のジョブの処理が終了した後に,前記第1のジョブの処理を再開し,前記再判断処理にてジョブの種類の組合せが一致すると判断された場合,前記第1のジョブの処理を再開し,前記第3のジョブの処理を開始し,前記第3のジョブを前記第1のジョブと並行して処理する再割込み処理と,
    を実行することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像処理装置において,
    前記制御部は,
    前記割込み処理にて前記第1のジョブの処理と前記第2のジョブの処理とを開始した場合であって,前記第2のジョブの処理が終了してから一定時間が経過するまでの期間内であってかつ前記第1のジョブの処理が終了する前に,前記受信部を介して前記割込み指示を再受信した場合に,前記第1のジョブの処理を中断せず,前記第2のジョブと同種のジョブの設定を受け付ける,
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. ジョブの処理を行う複数の処理部を備え,前記処理部に,シートに画像を形成する画像形成部と,原稿から画像を読み取る画像読取部と,を含むジョブ処理部と,
    ジョブの種類と,ジョブの処理の開始を指示する開始指示と,割込みの開始を指示する割込み指示と,を受信可能な受信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    第1のジョブの処理中に,前記受信部を介して前記割込み指示を受信したことに応じて,前記第1のジョブの処理を中断する中断処理と,
    前記中断処理にて前記第1のジョブの処理を中断した後,前記受信部を介して第2のジョブの種類と前記第2のジョブの開始を指示する前記開始指示とを受信したことに応じて,前記複数の処理部のうち,前記第1のジョブの処理に使用する処理部を前記第1のジョブの種類に基づいて,前記第2のジョブの処理に使用する処理部を前記第2のジョブの種類に基づいて,それぞれ特定する特定処理と,
    前記特定処理にて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部と,前記特定処理にて前記第2のジョブに使用すると特定された処理部と,で同じ処理部が含まれるか否かを判断する特定判断処理と,
    前記特定判断処理にて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部の中に前記第2のジョブに使用すると特定された処理部が含まれると判断された場合,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブの処理が終了した後に,前記第1のジョブの処理を再開し,前記特定判断処理にて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部の中に前記第2のジョブに使用すると特定された処理部が含まれないと判断された場合,前記第1のジョブの処理を再開し,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブを前記第1のジョブと並行して処理する特定割込み処理と,
    を実行することを特徴とする画像処理装置。
  7. ジョブの処理を行う複数の処理部を備え,前記処理部に,シートに画像を形成する画像形成部と,原稿から画像を読み取る画像読取部と,を含むジョブ処理部と,
    ジョブの種類と,ジョブの処理の開始を指示する開始指示と,割込みの開始を指示する割込み指示と,を受信可能な受信部と,
    を備える画像処理装置の制御方法であって,
    第1のジョブの処理中に,前記受信部を介して前記割込み指示を受信したことに応じて,前記第1のジョブの処理を中断する中断ステップと,
    並行して処理可能なジョブの種類の組合せを取得する取得ステップと,
    前記中断ステップにて前記第1のジョブの処理を中断した後,前記受信部を介して第2のジョブの種類と前記第2のジョブの開始を指示する前記開始指示とを受信したことに応じて,前記第2のジョブの種類と前記第1のジョブの種類との組合せが,前記取得ステップにて取得した組合せと一致するか否かを判断する判断ステップと,
    前記判断ステップにてジョブの種類の組合せが一致しないと判断した場合,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブの処理が終了した後に,前記第1のジョブの処理を再開し,前記判断ステップにてジョブの種類の組合せが一致すると判断した場合,前記第1のジョブの処理を再開し,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブを前記第1のジョブと並行して処理する割込みステップと,
    を含むことを特徴とする制御方法。
  8. ジョブの処理を行う複数の処理部を備え,前記処理部に,シートに画像を形成する画像形成部と,原稿から画像を読み取る画像読取部と,を含むジョブ処理部と,
    ジョブの種類と,ジョブの処理の開始を指示する開始指示と,割込みの開始を指示する割込み指示と,を受信可能な受信部と,
    を備える画像処理装置の制御方法であって,
    第1のジョブの処理中に,前記受信部を介して前記割込み指示を受信したことに応じて,前記第1のジョブの処理を中断する中断ステップと,
    前記中断ステップにて前記第1のジョブの処理を中断した後,前記受信部を介して第2のジョブの種類と前記第2のジョブの開始を指示する前記開始指示とを受信したことに応じて,前記複数の処理部のうち,前記第1のジョブの処理に使用する処理部を前記第1のジョブの種類に基づいて,前記第2のジョブの処理に使用する処理部を前記第2のジョブの種類に基づいて,それぞれ特定する特定ステップと,
    前記特定ステップにて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部と,前記特定ステップにて前記第2のジョブに使用すると特定された処理部と,で同じ処理が含まれるか否かを判断する特定判断ステップと,
    前記特定判断ステップにて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部の中に前記第2のジョブに使用すると特定された処理部が含まれると判断された場合,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブの処理が終了した後に,前記第1のジョブの処理を再開し,前記特定判断ステップにて前記第1のジョブに使用すると特定された処理部の中に前記第2のジョブに使用すると特定された処理部が含まれないと判断された場合,前記第1のジョブの処理を再開し,前記第2のジョブの処理を開始し,前記第2のジョブを前記第1のジョブと並行して処理する特定割込みステップと,
    を含むことを特徴とする制御方法。
JP2015169066A 2015-08-28 2015-08-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 Active JP6507941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169066A JP6507941B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169066A JP6507941B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017046285A true JP2017046285A (ja) 2017-03-02
JP6507941B2 JP6507941B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=58210481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015169066A Active JP6507941B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 画像処理装置および画像処理装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6507941B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020155865A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2021182055A (ja) * 2020-05-18 2021-11-25 トヨタ自動車株式会社 エージェント制御装置
JP2021182056A (ja) * 2020-05-18 2021-11-25 トヨタ自動車株式会社 エージェント制御装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05199341A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Canon Inc 画像形成装置
JPH05336385A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH086745A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH09293134A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法及びコンピュータ可読メモリ
JP2001273267A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Ricoh Co Ltd Simd型プロセッサー、並列処理装置、画像処理装置、複写機、プリンター、ファクシミリ装置、スキャナー、並列処理方法、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006150835A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置,そのジョブ処理方法およびジョブ処理プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05199341A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Canon Inc 画像形成装置
JPH05336385A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH086745A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH09293134A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法及びコンピュータ可読メモリ
JP2001273267A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Ricoh Co Ltd Simd型プロセッサー、並列処理装置、画像処理装置、複写機、プリンター、ファクシミリ装置、スキャナー、並列処理方法、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006150835A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置,そのジョブ処理方法およびジョブ処理プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020155865A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP7022353B2 (ja) 2019-03-19 2022-02-18 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2021182055A (ja) * 2020-05-18 2021-11-25 トヨタ自動車株式会社 エージェント制御装置
JP2021182056A (ja) * 2020-05-18 2021-11-25 トヨタ自動車株式会社 エージェント制御装置
JP7380416B2 (ja) 2020-05-18 2023-11-15 トヨタ自動車株式会社 エージェント制御装置
JP7380415B2 (ja) 2020-05-18 2023-11-15 トヨタ自動車株式会社 エージェント制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6507941B2 (ja) 2019-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9377978B2 (en) Image processing apparatus that improves efficiency of post processing, control method for image processing apparatus that improves efficiency of post processing, and storage medium for storing instructions for image processing apparatus that improves efficiency of post processing
US10194044B2 (en) System and method for shifting electric power modes in an image forming system
JP6418006B2 (ja) ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の印刷方法
JP2015222903A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6507941B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP2017021643A (ja) 画像処理装置、制御プログラム及び制御方法
JP6256785B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP2013251591A (ja) 複写機
JP2011055268A (ja) 画像処理装置
JP6627454B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP7167542B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP7211183B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2013135364A (ja) 画像処理装置
US10162587B2 (en) Non-transitory computer-readable recording medium for information processing terminal
JP6065493B2 (ja) 送信装置、複合機、送信装置の制御プログラム、及び送信装置の制御方法
JP2007160835A (ja) 印刷装置
US9934456B2 (en) Printing device having restriction print function
JP5874439B2 (ja) 画像処理装置
JP2017126836A (ja) ジョブ実行装置、ジョブ実行方法及びプログラム
JP6330620B2 (ja) 画像処理装置、通信モード切替方法
JP2017011445A (ja) 画像形成装置
JP6327132B2 (ja) 画像形成装置
JP2021148987A (ja) 画像形成装置
JP2017129742A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP6379053B2 (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6507941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150