JP2017045232A - 管理システムおよび管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オンサイト保守およびリモート保守を一元管理しサービスマンが問題の経緯を容易に把握可能なシステムの提供。【解決手段】リモート監視サーバは、画像形成装置の使用状況や発生したエラー情報である装置情報およびサービスマンが画像形成装置に行った保守内容であるサービス情報を、識別子および時刻に紐付け履歴として記憶可能な履歴DBと、画像形成装置をリモート監視し、装置情報を収集し履歴DBに記憶させるリモート監視部と、サービス端末からサービス情報を収集し履歴DBに記憶させ、特定の画像形成装置に関する履歴の照会要求を受けたとき、履歴DBから特定の画像形成装置の履歴を取得し、記履歴照会の要求元に返す履歴管理部とを備え、サービス端末は、サービスマンから特定の画像形成装置に関する履歴の照会を指示されたとき、履歴の照会要求をリモート監視サーバに送り、返信された履歴を時系列でサービスマンに提示する。【選択図】図6
Description
本発明は、画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)の保守を管理する管理システムおよび管理方法に関する。
顧客サイトに設置された画像形成装置は、顧客の業務に支障を来さないように、故障等で使用できない期間を削減し稼働率(使用可能な時間の割合)を向上させることが重要である。
そのため、販売会社等のサービスマンによるオンサイトでの保守や、ネットワークを介したリモートでの保守等が行われてきた。
例えば、特許文献1において開示されている技術では、サービスマンが訪問する顧客サイトのネットワークに接続された機器の情報をオンサイトで効率的に取得し、TCO(Total Cost of Ownership)の観点から分析を行っている。
顧客サイトに設置された画像形成装置の保守作業を管理するシステムとして、従来からの、サービスマンが顧客サイトに出張し、現場で保守を行い、保守作業内容を報告し管理するためのサービス管理システム(Service Management System、以下SMSと呼ぶ)と、近年のネットワークの発達により可能となった、サービスマンが顧客サイトには出向かずリモートから保守するリモート保守を行うためのリモート監視・検診システムとがある。
SMSは、画像形成装置を利用するユーザー(顧客)に関する情報を持ち、コールセンターにおける顧客とのやりとりなどの情報も管理している。但し、画像形成装置の使用状況などに関しては、画像形成装置のシリアルナンバー等静的な情報を管理するだけである。
これに対し、リモート監視・検診システムは、ネットワーク経由で各画像形成装置を直接的に集中管理するものであり、画像形成装置の使用状況を動的に把握することが出来るが、オンサイトでサービスマンが行った活動に関する情報やコールセンター経由で入手した情報を管理することは出来なかった。
これらのシステムは、上述したように、目的が異なるシステムであり、一般に別システムとして構築されている。
そのため、1つの画像形成装置に対し、オンサイトでの保守およびリモートでの保守が行われた場合、これら2つのルートでの保守作業の内容が別のシステムで管理されたり、保守作業の内容と画像形成装置の状態とが別のシステムで管理されたりしてしまい、問題の解決にあたるサービスマンが問題の発生した画像形成装置の履歴を把握する事が困難で有った。
また、履歴が別のシステムでばらばらに管理されているため、特定の画像形成装置に関するサービスコストの算出を行ったり、メンテナンス処置の妥当性を判断したりすることが困難であった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、オンサイト保守およびリモート保守の内容を一元管理しサービスマンが発生した問題の経緯を容易に把握できる管理システムおよび管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る管理システムは、リモート監視・検診サーバーと、サービス端末とを含み、前記リモート監視・検診サーバーは、前記サービス端末および管理下にある1以上の画像形成装置と通信可能な第1の通信部と、前記1以上の画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベースと、前記1以上の画像形成装置をリモート監視およびリモート保守し、前記装置情報を収集し前記履歴データベースに記憶させるリモート監視・検診部と、前記サービス端末から前記サービス情報を収集し前記履歴データベースに記憶させ、特定の画像形成装置に関する前記履歴の照会要求を受けたとき、前記履歴データベースから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返す履歴管理部とを備え、前記サービス端末は、サービスマンから特定の画像形成装置に関する履歴の照会を指示されたとき、前記履歴の照会要求を前記リモート監視・検診サーバーに送り、返信された前記履歴を時系列で前記サービスマンに提示する。そのため、オンサイト保守およびリモート保守の内容を一元管理しサービスマンが発生した問題の経緯を容易に把握できる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る管理システムは、更に、サービス管理サーバーを含み、前記サービス管理サーバーは、前記リモート監視・検診サーバーおよび前記サービス端末と通信可能な第2の通信部と、保守に関する顧客情報などが記憶されている顧客保守データベースと、前記サービス端末から前記サービス情報を収集し前記顧客保守データベースに記憶させるサービス管理部と、前記顧客保守データベース内の顧客情報を前記リモート監視・検診サーバーに提供するリモート監視・検診サーバー連携部とを備え、前記リモート監視・検診サーバーは、前記サービス管理サーバーが管理する顧客情報を前記サービス管理サーバーから取得するサービス管理サーバー連携部を更に備えた構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る管理方法では、リモート監視・検診サーバーのリモート監視・検診部が、前記1以上の画像形成装置をリモート監視およびリモート保守し、前記1以上の画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベースに、収集した前記装置情報を記憶させ、前記リモート監視・検診サーバーの履歴管理部が、前記サービスマンの持つサービス端末から前記サービス情報を収集し前記履歴データベースに記憶させ、サービス端末が、サービスマンから特定の画像形成装置に関する履歴の照会を指示されたとき、前記履歴の照会要求を前記リモート監視・検診サーバーに送り、前記リモート監視・検診サーバーの履歴管理部が、前記履歴データベースから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返し、前記サービス端末が、返信された前記履歴を時系列で前記サービスマンに提示する。
以上のように、本発明によれば、オンサイト保守およびリモート保守の内容を一元管理しサービスマンが発生した問題の経緯を容易に把握できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[全体概要]
最初に、本発明の一実施形態に係る管理システムの全体概要について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る管理システム100の全体概要を示す図である。
最初に、本発明の一実施形態に係る管理システムの全体概要について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る管理システム100の全体概要を示す図である。
管理システム100は、リモート監視・検診サーバー10、SMSサーバー20、1以上の画像形成装置30、サービス端末40を含んで構成される。
リモート監視・検診サーバー10は、顧客(図では顧客A、顧客B、顧客C、および顧客D)のサイトに設置された画像形成装置30をWAN(Wide Area Network)などのネットワーク経由で監視および検診し、リモート保守を行う。
SMSサーバー20(サービス管理サーバー)は、サービスマンが携帯するサービス端末40と無線等により接続されており、サービスマンが顧客の画像形成装置30に対して行った保守の内容等を入力したり、保守する画像形成装置30に関する情報をSMSサーバー20から取得したりする。
なお、サービスマンがSMSサーバー20にアクセスする場所は、顧客のサイトであってよいし、それ以外の場所であってもよい。
サービス端末40は、サービスマンが携帯するタブレット型コンピューターなどであり、リモート監視・検診サーバー10およびSMSサーバー20にアクセスする際に利用される。
コールセンター50は、顧客(ユーザー)からの、画像形成装置30に関する障害発生等の電話を受け付け、受け付けた内容をインシデント情報として起票し、SMSサーバー20に入力する。
リモート監視・検診サーバー10、SMSサーバー20、およびコールセンター50はネットワークで接続されている。
管理システム100では、リモート監視・検診サーバー10とSMSサーバー20が連携して処理を行う。
以上、本発明の一実施形態に係る管理システム100の全体概要について説明した。
以上、本発明の一実施形態に係る管理システム100の全体概要について説明した。
[リモート監視・検診サーバーの構成]
次に、リモート監視・検診サーバー10の構成について説明する。リモート監視・検診サーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。リモート監視・検診サーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図2に示す。
次に、リモート監視・検診サーバー10の構成について説明する。リモート監視・検診サーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。リモート監視・検診サーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図2に示す。
同図に示すように、リモート監視・検診サーバー10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部14、通信部15(第1の通信部)、表示部16、および記憶部17を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS(Operating System)、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、画像形成装置DB(Database)17a、および履歴DB17bが記憶される。
画像形成装置DB17aには、管理下にある画像形成装置30を監視・検診するための、画像形成装置30に関する情報が、画像形成装置30ごとに、画像形成装置30を一意に識別可能な識別子と紐付けられて格納されている。
履歴DB17bには、各画像形成装置30に関する使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報(以下、装置情報という)に加えて、SMSサーバー20から取得した、各画像形成装置30に対して行われた保守作業の内容(以下、サービス情報と呼ぶ)が、画像形成装置30ごとに、画像形成装置30を一意に識別可能な識別子および情報の発生時刻と紐付けられて記憶される。
通信部15は、SMSサーバー20、画像形成装置30、およびサービス端末40と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
リモート監視・検診サーバー10のCPU11において実現される機能ブロックは、リモート監視・検診部11a、SMS連携部11b、および履歴管理部11cである。
リモート監視・検診部11aは、画像形成装置DB17aを用いて、管理下にある画像形成装置30に対し、ネットワーク経由での監視、検診、および保守を行う。監視、検診、および保守の処理内容および処理結果は、履歴DB17bに格納される。
SMS連携部11bは、SMSサーバー20と連携して行う処理を実行する。具体的には、SMSサーバー20において管理されている顧客情報などを、SMSサーバー20から取得する。
履歴管理部11cは、サービス端末40から入力された画像形成装置30の保守作業の内容を履歴DB17aに記憶させる。また、履歴管理部11cは、履歴DB17aを管理し、サービスマンなどから、履歴の参照要求があった場合、該当する画像形成装置30に関する履歴を履歴DB17bから取得し、要求元に送信する。
以上、リモート監視・検診サーバー10の構成について説明した。
[SMSサーバーの構成]
次に、SMSサーバー20の構成について説明する。SMSサーバー20は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。SMSサーバー20が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図3に示す。
次に、SMSサーバー20の構成について説明する。SMSサーバー20は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。SMSサーバー20が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図3に示す。
同図に示すように、SMSサーバー20は、CPU21、ROM22、RAM23、操作入力部24、通信部25(第2の通信部)、表示部26、および記憶部27を有し、これら各ブロックがバス28を介して接続されている。
ROM22は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM23は、CPU21の作業用領域として用いられ、OS(Operating System)、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部27は、例えばHDDや、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部27には、OSや各種アプリケーション、各種データ、および顧客保守DB27aが記憶される。
顧客保守DB27aには、顧客情報、顧客サイトに設置されている画像形成装置情報(機種名、シリアルナンバーなど)、コールセンター50への顧客からの入電履歴(入電日時、顧客名、用件、インシデント情報へのリンク)、案件のステータス、担当者名、時刻、履歴などが格納される。
通信部15は、リモート監視・検診サーバー10、サービス端末40、コールセンター50と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU21は、ROM22や記憶部27に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部24から与えられる命令に対応するプログラムをRAM23に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部26及び記憶部27を適宜制御する。
操作入力部24は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部26は、例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU21においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
SMSサーバー20のCPU21において実現される機能ブロックは、サービス管理部11a、およびリモート監視・検診システム連携部11bである。
サービス管理部11aは、コールセンター50への入電内容やサービスマンからサービス端末経由で取得した画像形成装置30の保守内容を顧客保守DB27aに記録する。
SMS連携部11bは、リモート監視・検診サーバー10と連携して行う処理を実行する。具体的には、顧客保守DB27aに記憶されている顧客情報などをリモート監視・検診サーバー10に提供する。
以上、SMSサーバー20の構成について説明した。
[処理の流れ1]
次に、コールセンター50に顧客からの電話が入電してから、サービスマンが顧客訪問する前までの管理システム100における処理の流れについて説明する。図4は、コールセンター50に顧客からの電話が入電してから、サービスマンが顧客訪問する前までの管理システム100における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
次に、コールセンター50に顧客からの電話が入電してから、サービスマンが顧客訪問する前までの管理システム100における処理の流れについて説明する。図4は、コールセンター50に顧客からの電話が入電してから、サービスマンが顧客訪問する前までの管理システム100における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、コールセンター50のオペレーターが、顧客からの電話を受け付ける(ステップS1)。
次に、オペレーターが、SMSサーバー20にアクセスし、案件(インシデント情報)を起票し、顧客名および用件を入力し、サービス管理部21aが受け付ける(ステップS2)。
次に、SMSサーバー20のリモート監視・検診システム連携部21bとリモート監視・検診サーバー10のSMS連携部11bが連携し、リモート監視・検診サーバー10において入電した顧客のサイトに設置してある画像形成装置30のリストを取得する(ステップS3)。
次に、サービス管理部21aが入電した顧客のサイトに設置してある画像形成装置30のリストをオペレーターに提示する(ステップS4)。
次に、オペレーターが、作業の対象となる画像形成装置30をリストから選択する(ステップS5)。
次に、オペレーターが、保守作業を行うサービスマンを決定する(ステップS6)。
次に、SMSサーバー20のリモート監視・検診システム連携部21bとリモート監視・検診サーバー10のSMS連携部11bが連携し、案件の内容と担当するサービスマンの決定を、リモート監視・検診サーバー10へ通知する(ステップS7)。
次に、リモート監視・検診サーバー10のSMS連携部11bが、サービスマンの作業予定を受信し、履歴として履歴DB17bに登録する(ステップS8)。
以上、コールセンター50に顧客からの電話が入電してから、サービスマンが顧客訪問する前までの管理システム100における処理の流れについて説明した。
[処理の流れ2]
次に、保守作業をアサインされたサービスマンが保守作業を完了するまでの管理システム100における処理の流れについて説明する。図5は、保守作業をアサインされたサービスマンが保守作業を完了するまでの管理システム100における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
次に、保守作業をアサインされたサービスマンが保守作業を完了するまでの管理システム100における処理の流れについて説明する。図5は、保守作業をアサインされたサービスマンが保守作業を完了するまでの管理システム100における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、保守作業をアサインされたサービスマンが、サービス端末40を用いてリモート監視・検診サーバー10にログインする(ステップS10)。
次に、リモート監視・検診サーバー10のリモート監視・検診部11aが、アサイン案件の内容(訪問先の予定、保守する画像形成装置30のリストなど)を提示する(ステップS11)。
次に、サービスマンが、保守作業を行う画像形成装置30の状態を確認する(ステップS12)。
サービスマンによる画像形成装置30の状態の確認に際して、リモート監視・検診サーバー10のリモート監視・検診部11aが、画像形成装置30の詳細情報および保守履歴を表示する(ステップS13)。
次に、サービスマンは、リモートでの保守が可能か否かを判断する(ステップS14)。
リモートでの保守が可能な場合(ステップS14のYes)、サービスマンは、リモート処置(リモート保守)機能を選択し実行を指示する(ステップS15)。
指示を受けたリモート監視・検診部11aは、対象とする画像形成装置30への処置を実施する(ステップS16)。
次に、リモート監視・検診部11aは、処置結果を、SMSサーバー20とサービス端末40に通知する(ステップS17)。
処置結果を通知されたSMSサーバー20は、リモート保守での処置結果を顧客保守DB27aに記録する。
処置結果をサービス端末40経由で通知されたサービスマンは、処置した画像形成装置30の状態確認および案件のステータスの更新(終了処理)を指示する(ステップS19)。
ステータスの更新を指示されたリモート監視・検診部11aは、案件情報を更新し処理を終了する(ステップS20)。
リモートでの保守が可能な場合(ステップS14のNo)、サービスマンは、現地を訪問し、画像形成装置30に対する保守作業を行う(ステップS21)。
次に、サービスマンは、サービス端末40を介して、処置内容をリモート監視・検診サーバー10に入力する(ステップS22)。
以上、保守作業をアサインされたサービスマンが保守作業を完了するまでの管理システム100における処理の流れについて説明した。
[履歴の例]
次に、履歴DB17bに記録され、サービスマンから参照される際に提示される履歴の例を説明する。図6は、履歴DB17bに記録され、サービスマンから参照される際に提示される履歴の例を示す図である。
次に、履歴DB17bに記録され、サービスマンから参照される際に提示される履歴の例を説明する。図6は、履歴DB17bに記録され、サービスマンから参照される際に提示される履歴の例を示す図である。
この図にあるように、SMSサーバー20へ入力された顧客ごとの保守内容、リモート監視・検診サーバー10が収集した装置情報およびサービス情報は、時系列で並べられて履歴として表示される。
例えば、この案件では、最初にペーパーJAM(紙詰まり)が2回発生し(行e1からe3)、コールセンター50へ顧客が電話し(行e4)、ファームウェア(FW)のアップグレードを行うことを予定して(行e6)、アップグレードを開始し(行e7)、正常に終了している(行e8)。
その後、再度、紙詰まりが発生し(行e10)、コールセンター50への入電があった(行e12)ので、サービスマンが再度顧客を訪問し、カセット1のコロの交換(行e13)とガラスの清掃(行e14)を行っている。
以上、履歴DB17bに記録され、サービスマンから参照される際に提示される履歴の例を説明した。
[補足事項]
以上のように、本発明の管理システム100は、リモート監視・検診サーバー10と、サービス端末40とを含み、前記リモート監視・検診サーバー10は、前記サービス端末40および管理下にある1以上の画像形成装置30と通信可能な第1の通信部15と、前記1以上の画像形成装置30の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置30に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置30を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベース17bと、前記1以上の画像形成装置30をリモート監視およびリモート保守し、前記装置情報を収集し前記履歴データベース17bに記憶させるリモート監視・検診部11aと、前記サービス端末40から前記サービス情報を収集し前記履歴データベース17bに記憶させ、特定の画像形成装置30に関する前記履歴の照会要求を受けたとき、前記履歴データベース17bから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返す履歴管理部11cとを備え、前記サービス端末40は、サービスマンから特定の画像形成装置30に関する履歴の照会を指示されたとき、前記履歴の照会要求を前記リモート監視・検診サーバー10に送り、返信された前記履歴を時系列で前記サービスマンに提示する。
以上のように、本発明の管理システム100は、リモート監視・検診サーバー10と、サービス端末40とを含み、前記リモート監視・検診サーバー10は、前記サービス端末40および管理下にある1以上の画像形成装置30と通信可能な第1の通信部15と、前記1以上の画像形成装置30の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置30に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置30を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベース17bと、前記1以上の画像形成装置30をリモート監視およびリモート保守し、前記装置情報を収集し前記履歴データベース17bに記憶させるリモート監視・検診部11aと、前記サービス端末40から前記サービス情報を収集し前記履歴データベース17bに記憶させ、特定の画像形成装置30に関する前記履歴の照会要求を受けたとき、前記履歴データベース17bから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返す履歴管理部11cとを備え、前記サービス端末40は、サービスマンから特定の画像形成装置30に関する履歴の照会を指示されたとき、前記履歴の照会要求を前記リモート監視・検診サーバー10に送り、返信された前記履歴を時系列で前記サービスマンに提示する。
その他、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 … リモート監視・検診サーバー
11 … CPU
11a… リモート監視・検診部
11b… SMS連携部
11c… 履歴管理部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … ネットワークインターフェイス部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… 画像形成装置DB
17b… 履歴DB
18 … バス
20 … SMSサーバー
21 … CPU
21a… サービス管理部
21b… リモート監視・検診システム連携部
22 … ROM
23 … RAM
24 … 操作入力部
25 … ネットワークインターフェイス部
26 … 表示部
27 … 記憶部
27a… 顧客保守DB
28 … バス
30 … 画像形成装置
40 … サービス端末
50 … コールセンター
100 … 管理システム
11 … CPU
11a… リモート監視・検診部
11b… SMS連携部
11c… 履歴管理部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … ネットワークインターフェイス部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… 画像形成装置DB
17b… 履歴DB
18 … バス
20 … SMSサーバー
21 … CPU
21a… サービス管理部
21b… リモート監視・検診システム連携部
22 … ROM
23 … RAM
24 … 操作入力部
25 … ネットワークインターフェイス部
26 … 表示部
27 … 記憶部
27a… 顧客保守DB
28 … バス
30 … 画像形成装置
40 … サービス端末
50 … コールセンター
100 … 管理システム
Claims (3)
- リモート監視・検診サーバーと、サービス端末とを含み、
前記リモート監視・検診サーバーは、
前記サービス端末および管理下にある1以上の画像形成装置と通信可能な第1の通信部と、
前記1以上の画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベースと、
前記1以上の画像形成装置をリモート監視およびリモート保守し、前記装置情報を収集し前記履歴データベースに記憶させるリモート監視・検診部と、
前記サービス端末から前記サービス情報を収集し前記履歴データベースに記憶させ、特定の画像形成装置に関する前記履歴の照会要求を受けたとき、前記履歴データベースから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返す履歴管理部と
を備え、
前記サービス端末は、
サービスマンから特定の画像形成装置に関する履歴の照会を指示されたとき、前記履歴の照会要求を前記リモート監視・検診サーバーに送り、返信された前記履歴を時系列で前記サービスマンに提示する
管理システム。 - 請求項1に記載の管理システムであって、
前記管理システムは、更に、サービス管理サーバーを含み、
前記サービス管理サーバーは、
前記リモート監視・検診サーバーおよび前記サービス端末と通信可能な第2の通信部と、
保守に関する顧客情報などが記憶されている顧客保守データベースと、
前記サービス端末から前記サービス情報を収集し前記顧客保守データベースに記憶させるサービス管理部と、
前記顧客保守データベース内の顧客情報を前記リモート監視・検診サーバーに提供するリモート監視・検診サーバー連携部と
を備え、
前記リモート監視・検診サーバーは、
前記サービス管理サーバーが管理する顧客情報を前記サービス管理サーバーから取得するサービス管理サーバー連携部
を更に備えた
管理システム。 - リモート監視・検診サーバーのリモート監視・検診部が、前記1以上の画像形成装置をリモート監視およびリモート保守し、前記1以上の画像形成装置の使用状況の情報や発生したエラー、ワーニングの情報である装置情報およびサービスマンが前記1以上の画像形成装置に対して行った保守作業の内容であるサービス情報を、前記1以上の画像形成装置を一意に識別可能な識別子および前記装置情報および前記サービス情報が発生した時刻に紐付けて履歴として記憶可能な履歴データベースに、収集した前記装置情報を記憶させ、
前記リモート監視・検診サーバーの履歴管理部が、前記サービスマンの持つサービス端末から前記サービス情報を収集し前記履歴データベースに記憶させ、
サービス端末が、サービスマンから特定の画像形成装置に関する履歴の照会を指示されたとき、前記履歴の照会要求を前記リモート監視・検診サーバーに送り、
前記リモート監視・検診サーバーの履歴管理部が、前記履歴データベースから前記特定の画像形成装置の前記履歴を取得し、取得した前記履歴を前記履歴照会の要求元に返し、
前記サービス端末が、返信された前記履歴を時系列で前記サービスマンに提示する
管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015166654A JP2017045232A (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | 管理システムおよび管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020036261A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | シャープ株式会社 | 情報処理システムおよび操作履歴の確認方法 |
CN113592110A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-11-02 | 上海司南卫星导航技术股份有限公司 | 农机远程维护***及方法、农机终端、存储介质及电子设备 |
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2015
- 2015-08-26 JP JP2015166654A patent/JP2017045232A/ja active Pending
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CN113592110A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-11-02 | 上海司南卫星导航技术股份有限公司 | 农机远程维护***及方法、农机终端、存储介质及电子设备 |
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