JP2017037110A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の講座を受講している受講者の学習がより効果的に行える情報処理装置を提供する。【解決手段】画像が表示される画像表示部211と、テンプレートが表示されるテンプレート表示部212とを備え、テンプレート表示部212は、状況を表示する状況表示部222と、評価を表示する評価表示部223と、作業工程を表示する作業工程表示部221を備える画面を表示する。画像表示部211に表示される画像は、所定の人物が、所定の作業を行っている状態を撮影した画像である。本技術は、所定の講座をコンテンツとして提供し、その提供されたコンテンツで学習を行う装置に適用できる。【選択図】図4

Description

本技術は、情報処理装置に関する。詳しくは、所定の講座を受講している受講者が、受講内容をより理解し、習得できる手助けを行うのに適した情報処理装置に関する。
文化伝統や工業、スポーツ、幼児教育、高齢者ケアなど、現場でのコーチングやOJT (On-the-Job Training) が主たる教育方法となる分野では、現場外での教育に現場の映像が用いられることが多い。
非特許文献1には、スポーツ指導における競技映像の活用について、競技後すぐに視聴できる即時性の重要性と、映像に対して細かいメタ情報(技の情報、時間情報など)を付与することの有効性についての記載がある。
非特許文献2には、放送番組とスマートホンやタブレットなどの携帯端末が連動し実現できるコンテンツ化技術やサービスについての記載があり、メインスクリーン(例えば、テレビジョン受像機)とセカンダリスクリーン(例えば、携帯端末)を駆使することが想定されている。
三浦智和著、"トップスポーツでの映像システム活用" 情報処理, Vol.55, No.11, pp.1221-1227 (2014). 古川易史、"次世代スマートテレビの動向について"映像情報メディア学会誌, Vol.68, No.9, pp.682-685 (2014).
上記した映像には、現場の状況や登場人物の動きは記録されるが、登場人物が何に意識を払い、状況をどのように評価し行動を意図したかまでは記録されない。また指導者(熟練者)が、映像を一緒に見ながら学習者のスキルに合わせ、適切な解説で情報を補うことで、高い学習効果が得られるが、指導機会が制限されることから大規模に効率よく教育できていない。
そこで、指導者の指導自体をコンテンツ化(ソフトウェアで表現)する技術を開発することが望まれている。これにより、映像と指導者コンテンツをインターネットで配信でき、学習者のスキルレベルや空き時間に合わせた学習(指導)が実現できるようにすることが望まれている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、指導者の指導自体をコンテンツ化し、学習者のスキルレベルや空き時間に合わせた学習が行えるようにすることができるようにするものである。
本技術の一側面の情報処理装置は、画像が表示される画像表示部と、テンプレートが表示されるテンプレート表示部とを備え、前記テンプレート表示部は、状況を表示する状況表示部と、評価を表示する評価表示部とを備える画面を表示する。
前記テンプレート表示部は、作業工程を表示する作業工程表示部をさらに備えるようにすることができる。
前記画像表示部に表示される画像は、所定の人物が、所定の作業を行っている状態を撮影した画像であるようにすることができる。
前記状況表示部は、前記画像表示部に表示されている作業状況が適切な状況であるか否かを指導者が判断した結果を表示するようにすることができる。
前記所定の作業は、高齢者ケアであり、前記状況表示部は、ケア対象者と目を合わせていた時間、話した時間、および触れていた時間を表示するようにすることができる。
前記評価表示部は、評価項目を列挙し、前記画像表示部に表示されている作業状況に該当する評価項目が、該当しない評価項目と区別がつくように表示するようにすることができる。
前記評価表示部は、前記該当する評価項目を点滅、文字色を変更、または背景色を変更することで、前記該当しない評価項目と区別がつくように表示するようにすることができる。
前記画面は、前記画像表示部に表示される画像の画像データ、前記テンプレート表示部に表示されるテンプレート、前記テンプレートに供給されるデータ、およびスクリプトに基づき表示が制御されるようにすることができる。
前記データと前記スクリプトは、指導者により作成され、更新可能とされているようにすることができる。
前記画像表示部に表示されている画像内の所定の情報から、受講者が連想すべき情報を表示し、前記受講者が注目するように、前記所定の情報に所定のマークを表示するようにすることができる。
前記画像表示部に表示されている画像を、必要に応じ、拡大、縮小、回転するようにすることができる。
前記画像表示部に表示されている画像が、前記テンプレート表示部に表示されているテンプレートに隠れないように、前記画像を拡大、縮小、回転するようにすることができる。
指導者からのコメントを表示するコメント表示部をさらに備えるようにすることができる。
前記コメント表示部は、前記指導者からのコメントがあるときに、前記画像表示部に重畳されて表示されるようにすることができる。
前記コメント表示部には、前記画面内の所定の領域が割り当てられているようにすることができる。
前記画像表示部に表示されている画像内の所定の情報に、受講者が注目し、確認するように所定のマークを表示し、前記マークの近傍に、確認の順番を表示するようにすることができる。
前記画像表示部に表示されている画像内の所定の情報に、受講者が注目するように所定のマークを表示し、前記マークをなぞる方向を示す矢印を表示するようにすることができる。
受講者への質問を表示し、前記質問に対する回答の選択肢を表示し、前記受講者が選択した選択肢に応じた処理を実行するようにすることができる。
受講者への意見を訊くインタフェースを備え、前記インタフェースは、吹き出しの形状を有した選択肢として表示されるようにすることができる。
本技術の一側面の情報処理装置においては、画像が表示される画像表示部と、テンプレートが表示されるテンプレート表示部とにより構成される画面が表示される。またテンプレート表示部は、状況を表示する状況表示部と、評価を表示する評価表示部とにより構成される。
本技術の一側面によれば、指導者の指導自体をコンテンツ化することができ、学習者のスキルレベルや空き時間に合わせた学習が行えるようにすることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用した一実施の形態のシステムについて説明するための図である。 コンテンツ再生装置の構成について説明するための図である。 システムにおける処理について説明するためのフローチャートである。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 テンプレートのデータ構成について説明するための図である。 データのデータ構成について説明するための図である。 スクリプトのデータ構成について説明するための図である。 データの作成タイミングについて説明するための図である。 画面が表示されるときの処理について説明するためのフローチャートである。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 式によるデータ定義について説明するための図である。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。 ディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.システム構成
2.コンテンツ再生装置の構成
3.システムにおける処理について
4.画面例1
5.画面例2
6.テンプレート、データ、スクリプトについて
7.コンテンツの再生に係わる処理
8.関連情報の提示
9.式によるデータ定義
10.表示の他の例
<システム構成>
図1は、本技術を適用したシステムの一実施の形態の構成を示す図である。本技術は、所定の講座を受講し、その講座を受講した受講者が、さらなる学習を行う手助けとなるシステムに適用できる。図1に示したシステムは、介護に関する講座に係わるシステムを例示している。
図1に示したシステムは、講座を受講する受講者が、自己が実際に介護しているときの状況を撮影し、その撮影した映像に対して、指導者が指導を加えるシステムである。図1中、点線の矢印は、所定のデータの受信を表し、実線の矢印は、所定のデータの送信を表す。
図1中の左上に示したように、まず、受講者1は、介護対象者2を介護し、その様子を、撮影者3は、撮影装置11で撮影する。撮影装置11は、デジタルビデオカメラ、スマートフォンなどとすることができる。また、撮影された映像を編集できるパーソナルコンピュータなども含まれる。撮影された映像データ61は、サーバ51に対して送信される。サーバ51は、データベース52を備え、そのデータベース52に映像データ61が蓄積される。
データベース52には、映像データ61の他に、テンプレート62、データ63、スクリプト64、およびログ65が、それぞれ関連付けられて蓄積されている。データベース52(サーバ51)は、ここでは1台のコンピュータで構成されている場合を例に挙げて説明するが、複数のデータベース52に分散されていても良い。例えば、データの種類毎に、別のデータベース52(サーバ51)で分散管理されるように構成することも可能である。
また、データベース52は、一般的なデータベース管理システム (DBMS: Database Management System) に限定されるものではなく、例えば映像データ61は、ハードディスクなどのストレージにそのまま保存されるようにしても良い。
テンプレート62は、図1右上に示したように、テンプレート作成者4により作成される。テンプレート作成者4は、テンプレート作成装置21を用いて、テンプレートを作成し、サーバ51のデータベース52に送信し、蓄積させる。
データ63とスクリプト64は、図1右下に示したように、指導者5により作成される。指導者5は、データベース52に蓄積されている映像データ61を視聴しながら、必要に応じ、テンプレート62を用いて、例えばコメントなどを入力することで、データ63やスクリプト64を生成する。生成されたデータ63とスクリプト64は、データベース52に蓄積される。
学習者が映像データ61に基づく映像(コンテンツ)を視聴した記録は、ログ65としてデータベース52に保存される。
データベース52に、映像データ61、テンプレート62、データ63、およびスクリプト64が蓄積された後、受講者1は、学習を行うことができる。図1左下に示したように、受講者1は、コンテンツ再生装置41で、コンテンツを再生し、学習を行う。詳細は後述するが、受講者1がコンテンツ再生装置41で視聴するコンテンツは、受講者1が介護を実践している状況が撮影された映像に対して、良い、悪いといったような評価が適宜表示されたり、コメントが表示されたりするコンテンツである。
受講者1が視聴するコンテンツを再生するには、データベース52に蓄積されている映像データ61による映像上に合成する画面のテンプレート62と、テンプレート62内に表示されるデータ63、および受講者1への質問やアドバイス内容が記述されたスクリプト64が必要となる。これらのデータは、上記したように、データベース52に蓄積されている。
ここでは、介護を実践し、撮影されている受講者1が、コンテンツを視聴して学習する受講者である(同一人物である)として説明を続けるが、例えば、学習を行うのは、受講者1を含む介護施設に勤めている多数の人でも良い。
本システムは、受講者1が実践したことに対して、コメントなどが付けられ、そのコメントなどを視聴することで、さらなる学習が行われるシステムである。
<コンテンツ再生装置の構成>
図2は、コンテンツ再生装置41の構成を示す図である。コンテンツ再生装置41において、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、及びドライブ110が接続されている。
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動する。
以上のように構成される端末103では、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムまたは通信部109を介してサーバなどから供給されたプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行する。
テンプレート作成装置21とデータ入力装置31も、コンテンツ再生装置41と同様の構成とすることができ、ここでは、その説明を省略する。
<システムにおける処理について>
図3を参照して、図1に示したシステムにおける処理について説明する。
ステップS11において、テンプレート作成者4によりテンプレート62が作成される。テンプレート62は、所定の講座、例えば、上記した例では、介護に関する講座に関するテンプレートであり、講座毎に、講座に適したテンプレートとされる。作成されたテンプレート62は、データベース52(図1)に記憶される。テンプレート62は、作成後、頻繁に変更されることがないものとされている。
ステップS12において、撮影者3により、受講者1が所定の講座に対応する処理、例えば、上記した例では、介護という講座に対応する処理、すなわち介護を実践している状況が撮影される。撮影された映像の映像データ61は、必要に応じ編集され、データベース52に対して送信され、記憶される。
なお、映像データ61は、ネットワークを介してデータベース52に送信されるようにしても良いが、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録され、データベース52の管理者に送信されるようにしても良い。
ステップS13において、指導がなされる。指導者5は、受講者1が実践している映像を見ながら、誤った行動の指摘、コメントの追加などを、テンプレート62に基づき入力することで、データ63とスクリプト64を作成する。作成されたデータ63とスクリプト64は、データベース52に送信され、記憶される。データ63とスクリプト64は、映像毎に作成され、更新可能なデータとされている。例えば、複数の指導者5が、それぞれ所定のタイミングで、コメントなどを追加することができ、その都度、データ63とスクリプト64は更新される。
ステップS14において、学習が行われる。受講者1は、指導者5により、自己が実践していることに対するコメントなどを参照しながら、学習を行う。受講者1は、自己が実践したことに対して、指導者5からの指摘を受けることができる。受講者1がコンテンツを視聴した場合、視聴記録としてログ65が生成され、データベース52に蓄積される。
<画面例1>
図4は、ステップS14において、コンテンツ再生装置41の出力部107(図2)としてのディスプレイ上に表示される画面の一例を示す図である。図4に示した画面例は、受講者1が介護の講座(高齢者のケア技術講座)を受講しているときの画面である。
ディスプレイ201に表示される画面は、大きく分けて、映像が表示される映像表示部211と、テンプレート62が表示されるテンプレート表示部212から構成されている。映像表示部211には、ステップS12(図3)において、受講者1が介護をしている状態が撮影されたときの映像が表示される。
なおここでは、映像表示部211には、映像(動画像)が表示されるとして説明するが、静止画像やテキストなどが表示される場合にも、本技術は適用できる。
テンプレート表示部212には、映像表示部211に表示されている映像(状況)に対する指導内容など、テンプレート62に基づく情報が表示される。テンプレート表示部212は、主に、3つの表示部から構成されている。テンプレート表示部212の上部には、作業工程が表示される作業工程表示部221が設けられている。
図4に示した作業工程表示部221には、“S1 出会いの準備”、“S2 ケアの準備”、“S3 知覚の連結”、“S4 感情の固定”、“S5 再会の約束”という順で、作業工程が進行することが表示されている。図4に示した例では、“S3 知覚の連結”の作業工程であり、“S3 知覚の連結”時に、受講者1が行っていた介護の状態が、映像表示部211に表示されている。
テンプレート表示部212の左側には、受講者がチェックすべきポイントなどが表示される状況表示部222が設けられている。状況表示部222には、この場合、ケア実施者(受講者1)が対象者(介護対象者2)の視線を捕らえることができているか、声かけが出来ているか、適切に触れているかの状態を、それぞれ確認できる表示部とされている。
例えば、状況表示部222には、この場合、介護を行う際に重要視される介護対象者2と視線を合わせた時間、しゃべりかけた時間、触れた時間が、作業工程毎に表示される。介護においては、視線を合わせた時間、しゃべりかけた時間、触れた時間は、重要であり、これらの時間が必要な時間かけているか否かを、状況表示部222をチェックすることで確認することができる。
テンプレート表示部212の右側には、評価表示部223が設けられている。評価表示部223は、受講者1の行動で気を付ける点などがあったときなどに、対応する項目が点滅して、どのような点を気を付けるべきかを受講者1に知らせるための表示部である。
評価表示部223は、このように、ケア実施者(受講者1)が注意すべき評価項目が列挙されて表示されており、例えば視線が外れたなど、注意や警告が必要なときに文字色や背景色を変化させ、受講者1に気付かせる表示がなされる表示部である。なお、評価表示部223の表示が変化したとき、映像表示部211に表示されている映像の再生を一時中断させ、受講者1がより気づきやすいような表示がなされるようにしても良い。
状況表示部222と評価表示部223は、作業工程毎に表示形式を有する(作業工程毎に異なる表示がなされる)ようにしても良いし、全工程で同じ表示形式であってもよい。
受講者1は、自己が実践している介護の様子を映像表示部211で確認しながら、その表示されている状況における介護に問題が無いか否かを、テンプレート表示部212に表示されている項目を見ながら確認することができる。そのような確認を行うことで、学習を行うことができる。
また後述するように、指導者5からのコメントが表示されるようにすることも可能であり、指導者5からのコメントが適宜表示され、そのコメントを確認することで、学習を行うことができる。
<画面例2>
図5は、他の画面例を示す図である。図5に示した画面例は、数学の講座における画面である。
図5に示した数学の講座における画面も、図4に示した介護の講座(高齢者のケア技術講座)における画面と、基本的な構成は同様とされている。図5に示した画面も、映像表示部211とテンプレート表示部212が設けられている。映像表示部211は、受講者1が問題を解いているときの映像が映し出されている。
テンプレート表示部212の上部には、作業工程表示部221が表示されており、作業工程として、“回答方針の決定”、“答案作成”という作業工程があることが表示されている。
テンプレート表示部212の左側には、状況表示部222が表示されており、目標時間に対する経過時間や、正確さ、見易さといった指標が表示されている。テンプレート表示部212の右側には、評価表示部223が表示されており、“意味不明”、“不要な式・説明”といった、映像表示部211で表示されている回答に対して、注意すべきことがあったときに点滅などの表示が行われることで知らせる表示部が設けられている。
また、図5に示した画面例では、コメント表示部251も表示されている。コメント表示部251は、指導者5からのコメントが表示される。コメント表示部251の、例えば左側に、コメントを付加した発言者(指導者5)の写真やアイコンが表示されるアイコン表示部252も設けられている(ここでは、アイコンが表示されるとして説明を続ける)。
また、どの部分に関してのコメントであるかを明確にするために、マーク253も表示され、図5においては円形で示したマーク253が映像表示部211に表示されている映像(答案用紙)に重畳されて表示される。
マーク253は、コメントにより、受講者1に注目して欲しい画面上の箇所に表示される。すなわちマーク253は、映像表示部211、テンプレート表示部212(テンプレート表示部212内の作業工程表示部221、状況表示部222、および評価表示部223)内の受講者1に注目して欲しい箇所に表示される。マーク253は、複数、同時に表示されても良い。
コメント表示部251内のコメントとマーク253の関係を明確にするために、コメント表示部251からマーク253に線254が描画されるなどの表示効果が与えられるようにしても良い。また線254は、コメント表示部251内のコメントがひとつで、マーク253との対応関係が明確な場合などには、表示されないようにしても良い。
コメント表示部251は、常に表示されているのではなく、コメントがあるときに、例えば、ポップアップ的に表示される。または、コメントがあることを示すマーク253が表示され、そのマーク253を受講者1が操作すると表示されるようにしても良い。または、コメント表示部251の枠は、常に表示されており、コメントがあるときには、そのコメント表示部251内に表示されるようにしても良い。
<テンプレート、データ、スクリプトについて>
図5に示すような画面が表示されるときの、テンプレート62、データ63、およびスクリプト64について説明する。
図6は、テンプレート62のデータ構造の一例を示す図である。テンプレート62は、工程301、名前302、型303、ユーザインタフェースの外観304、表示位置305の情報を保持するオブジェクトのリストである。
工程301のところには、指定した工程のみで表示し、その他は非表示とするための情報が記載されている。図6に示した例では、“1”、“2”、または“1,2”といった数字が記載されており、“1”は工程1(回答方針の決定)、“2”は工程2(答案作成)、工程1,2(回答方針の決定、答案作成)で表示されることが規定されている。
名前302のところには、例えば、“工程”、“目標時間”といった名前が記載されている。型303は、数値や文字列、時刻など、一般的なプログラミング言語などで利用されているものを利用できる。概観304は、値に応じて見た目が変化するコンポーネントであり、表示する工程301と表示位置305に描画される。
例えば、名前302が“工程”のところには、工程301として“1,2”と記載されており、型303として、“Number”と記載されており、外観304として、“回答方針の決定 答案作成”といった記載がされている。すなわち、工程1と工程2において、作業工程表示部221(図5)のところには、“回答方針の決定 答案作成”といった表示がなされることが規定されている。
また、例えば、名前302が“正確さ”のところには、工程301として“2”と記載されており、型303として、“Number”と記載されており、外観304として、“良い 普通 悪い”といった記載がされている。すなわち、工程2(答案作成の工程)において、状況表示部222(図5)のところには、“良い 普通 悪い”といった表示がなされることが規定されている。
図7は、データ63のデータ構造の一例を示す図である。図7に示したデータ63は、図6に示したテンプレート62に供給されるデータ構造を表す図である。
図7の上部に示したのは、データ63の一覧401であり、その下側に示したのは、データ63のタイムライン402である。タイムライン402内の名前403は、図6に示したテンプレート62で定義した名前302と同一のものであり、値404は、再生している映像の時刻に応じて変化する値である。ここでは、再生している映像の時刻に応じて変化するため、タイムライン402として記述している。
タイムライン402内で黒く示した部分は、値が存在する区間であり、白い部分は、値が存在しない区間を表す。縦線で示した時刻405における各オブジェクトの値(タイムライン402の断面)が、一覧401のようになる。一覧401の値を、図6で示したテンプレート62に適用することで、テンプレートの概観が定まる。
例えば、図7に示したデータ63の一覧401を参照するに、時刻405は、工程2(答案作成の工程)であることがわかる。また時刻405のときには、状態表示部222に表示される情報として、目標時間のところには、“15:00”が表示され、経過時間のところには、“5:20”が表示されることが、データとして記載されている。また、状態表示部222に表示される情報として、正確さ、見易さは、それぞれ“3”、であり、“3”は、表示としては“良い”を表すため、図5に示したように、“良い”、“普通”、“悪い”のうちの“良い”という部分だけ、背景が白で表示されている。
また、一覧401には、評価表示部223(図5)に表示される“意味不明”、“不要な式・説明”、“説明不足”、“計算間違い”、“式間違い”、“論理破綻”といった各項目は、時刻405の時点では値が存在しないことが記載されている。タイムライン402を参照するに、時刻405のときには、これらの値は存在しないことを示す白い部分とされている。
図8は、スクリプト64のデータ構成の一例を示す図である。図8に示したスクリプト64は、コメント表示部251内に表示されるコメントのような受講者1への指導内容を記述するスクリプト64である。
スクリプト64には、指導の開始条件やメッセージ内容、注目箇所となるマーク253の表示位置、映像の一時停止や再生位置変更などの命令が記述される。
例えば、図8に示した例では、“@5:20”、“agent(“teacher”)”、“talk(“二次方程式の解の数とくれば、判別式を利用する場合が多いです.”)”、“points((100,300),(150,350))”といった記載がされている。このようなスクリプト64の記載は、図5に示したコメント表示部251、マーク253に係わる記載である。映像が5分20秒のとき、“二次方程式の解の数とくれば、判別式を利用する場合が多いです.”というコメントをコメント表示欄251に表示し、座標が(100,300)と(150,350)のところに、それぞれマーク253を表示するというスクリプトである。
このようなテンプレート62、データ63、およびスクリプト64の作成のタイミングについて、図9を参照して説明する。
時刻t1において、所定の講座に適したテンプレート62が作成される。例えば、上記した例では、介護の講座に適したテンプレート62や、数学の講座に適したテンプレート62が、それぞれ作成され、データベース52にアップロードされる。テンプレート62は、一度設計された後は、頻繁に変更されないことを想定している。
時刻t2において、映像が撮影され、編集され、映像データ61がデータベース52にアップロードされる。コンテンツは、映像データ61、データ63、スクリプト64からなり、同一のテンプレート62で複数のコンテンツが作成される。
映像がアップロードされた後、データ63とスクリプト64の入力が可能な期間となる。時刻t3において、データ63とスクリプト64が作成され、データベース52にアップロードされる。データ63とスクリプト64がアップロードされた後の時刻t4以降、コンテンツの視聴が可能な期間となる。
時刻t5において、受講者1がコンテンツを視聴した場合、ログ65がアップロードされる。データ63やスクリプト64は、随時追加、編集が可能である。例えば、時刻t6において、データ63やスクリプト64が更新され、更新後のデータ63やスクリプト64(Rev.2)がアップロードされる。アップロード後は、そのアップロードされたデータ63やスクリプト64に基づくコンテンツが、受講者1に提供される。
例えば、時刻t7においてデータ63とスクリプト64のアップロードが終了し、その後の時刻t8において、受講者1がコンテンツを視聴した場合、更新されたデータ63とスクリプト64によるコンテンツが、受講者1に提供される。
なお、データ63やスクリプト64の編集作業中に受講者1がコンテンツを視聴した場合、更新前のコンテンツが受講者1に提供される。
<コンテンツの再生に係わる処理>
次に、図10に示したフローチャートを参照し、受講者1がコンテンツを視聴するときに、コンテンツ再生装置41(図2)で行われる処理について説明する。
受講者1によりコンテンツの再生が指示されると、ステップS101において、コンテンツの再生に必要な情報、この場合、映像データ61、テンプレート62、データ63、およびスクリプト64などの、再生に必要なリソースの保存場所に関する情報が取得される。
ステップS102において、取得された情報に基づき、データベース52にアクセスされ、映像データ61、テンプレート62、データ63、およびスクリプト64がそれぞれ取得される。ステップS103において、テンプレート62に基づくテンプレートが、コンテンツ再生装置41のディスプレイ上に表示される。
ステップS104において、映像データ61に基づく映像の再生が開始される。映像とテンプレートがディスプレイ上に表示されることで、例えば図4または図5に示したような画面が受講者1に提示される。
ステップS105において、映像の再生位置(時刻)が取得され、再生位置(時刻)に該当するデータ63が取得される。データ63があった場合、ステップS107において、表示されているテンプレートが、データ63に基づき更新される。
ステップS107において、実行可能なスクリプト64があるか否かが判定され、ある場合、ステップS108に処理が進められ、存在すると判定されたスクリプト64が順次実行される(ステップS109)。例えば、図5に示したコメント表示欄251が表示され、コメントやマーク253が表示される。
ステップS110において、再生は終了であるか否かが判定される。再生は終了であると判定されるのは、映像の終端またはスクリプトに停止命令があった場合である。ステップS110において、再生は終了していないと判定された場合、ステップS105に処理は戻され、それ以降の処理が繰り返される。
一方で、ステップS110において、再生は終了であると判定された場合、コンテンツの再生に係わる処理は終了される。
このようにしてコンテンツ再生装置41(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートホン、タブレット端末など)で再生されるコンテンツを、受講者1は視聴し、学習を行う。
<関連情報の提示>
図11に、関連情報を提示する際の画面例を示す。図11に示した画面は、図5に示した画面例と同じく、数学の講座を受講しているときにコンテンツ再生装置41のディスプレイ201に表示される画面の一例である。
図11に示した画面では、特定の状況で、受講者1が連想すべき情報を学ばせるインタフェースを有した画面例である。映像表示部211に表示されている答案用紙上に、受講者1に注目させたい位置に表示される注目箇所601が表示されている。受講者1に連想させたい内容が、内容一覧603に表示されている。この内容一覧603と注目箇所601との関係を明確にするために、内容一覧603と注目箇所601との間には、線602が表示されている。
内容一覧603内には、連想させたい内容を著すテキスト604や、静止画605が表示されている。なお、内容一覧603内の表示は、テキスト604や静止画605に限定されるわけではなく、動画像などが含まれていても良い。
図11に示した画面例では、注目箇所601は1箇所示したが、注目箇所601が1画面内に複数存在していても良い。
注目箇所601、線602、内容一覧603の表示は、スクリプト64に記載され、その記載に基づく処理が実行されることで制御される。
<式によるデータ定義>
図7に示したデータ63においては、タイムライン402で全ての値が入力される例を示したが、図12に示すように、式表現により他の値から算出されるようにしても良い。
図12に示したデータ63においては、“得点1”、“得点2”、“平均”、“最大”という項目が設けられている。“得点1”と“得点2”は、指導者5により値が入力されるデータであり、“平均”と“最大”は、関係式が入力され、得点1や得点2から計算されるデータである。
このように、データ63を、式表現により他の値が算出されるデータとすることも可能である。
<表示の他の例>
図13以降を参照し、コンテンツ再生装置41のディスプレイ201上に表示される他の画面例についてさらに説明する。
図13は、映像表示部211に表示される映像の拡大、縮小、回転について説明するための図である。図13に示した画面は、図5に示した画面例と同じく、数学の講座を受講しているときにコンテンツ再生装置41のディスプレイ201に表示される画面の一例である。以下の説明においても、数学の講座を受講しているときの画面例を例に挙げて説明する。
図13に示した画面例においては、背景となる映像が拡大、縮小、又は回転表示される。上記してきたように、画面は、映像表示部211とテンプレート表示部212が設けられており、テンプレート表示部212は、映像表示部211に重畳されて表示されている。
映像表示部211に表示されている映像、例えば、図13に示した例では、解答用紙が、テンプレート表示部212に隠れて見づらくなってしまう可能性がある。また注目箇所が、テンプレート表示部212に隠れてしまい、目立たなくなってしまう可能性もある。このような見づらくなってしまうようなことがないように、映像表示部211に表示されている映像を、拡大したり、縮小したり、回転したりして、例えば、注目箇所が見えやすくなるような制御が行われるようにしても良い。
図5に示した画面例と図13に示した画面例を比べる。図5に示した映像表示部211に表示されている答案用紙は、少し左側側が下がり、斜めの状態で表示されている。これに対して、図13に示した映像表示部211に表示されている答案用紙は、所定の角度だけ回転されることで、斜めに表示されていた状態から水平に表示される状態に補正されている。
また、図5に示した映像表示部211に表示されている答案用紙よりも、図13に示した映像表示部211に表示されている答案用紙は、縮小された状態で表示されている。このように、拡大、縮小、回転などの補正が加えられることで、受講者1が見やすい映像に補正されるようにしても良い。また、このような補正は、受講者1側でも行えるようにしても良い。
図14は、コメントのノート表示(分離表示)について説明するための図である。図5に示した画面例においては、映像表示部211に表示されている映像に重畳されて、コメント表示部251が表示されるとしたが、ノートと称する別領域を設け、その領域にコメントが表示されるようにしても良い。
図14に示した画面例では、映像表示部211の下側にノート801が表示されている。このノート801内には、コメントが一覧表示されている。映像にコメントを重畳すると、映像が見づらくなってしまうが、映像とコメントを別領域に表示することで、映像とコメントの両方を見やすくすることが可能な表示とすることができる。
コンテンツ再生装置41が、例えば、スマートホン851のようなコンテンツを横長の画面または縦長の画面で表示できる装置である場合を考える。スマートホン851が、横置きにされ、横長の画面にコンテンツが再生される場合、ノート801は表示せず、縦置きにされ、縦長の画面にコンテンツが再生される場合、ノート801を表示する。
このように、画面の縦横比に応じてノート801を表示するか否かが判定され、その判定結果により、ノート801を表示するまたは表示しないという制御が行われるようにしても良い。
図15は、対話機能について説明するための図である。図15に示した画面例においては、受講者1に画面上の注目箇所を指差し確認、例えばタップ又はクリックさせ、重要箇所の印象を強く与えるようにするための画面例である。
画面内で、受講者1に注目させたい箇所に注目箇所901が、所定のマークなどで表示される。また指差し確認する順番902が、注目箇所901の近傍に表示される。注目箇所901−1の近傍には、“1”との順番902が表示され、注目箇所901−2の近傍には、“1”との順番902が表示され、注目箇所901−3の近傍には、“2”との順番902が表示されている。
注目箇所901−1と注目箇所901−2には、同じ順番902が表示されているが、このように、順番902が同じ複数の注目箇所901がある場合、同時選択(マルチタップ)又は連続選択(マウスなどでひとつずつ選択し、同じ番号内での選択順序は問わない)が行われる。
図15に示したように、同時選択する注目箇所901をわかりやすくするため、注目箇所901−1と注目箇所901−2の間に、線903が表示されるようにしても良い。
注目箇所901、順番902、線903の表示は、スクリプト64に記載され、その記載に基づく処理が実行されることで制御される。
受講者1は、注目箇所901を、順番902に基づき、指差し確認しながら確認することで、重要項目を確認することができる。
図16は、図15と同じく、対話機能について説明するための図である。図16に示した画面例においては、受講者1に、画面上の複数の注目箇所に対して、順序関係や依存関係を指でなぞる、例えばドラッグすることで理解を促すための画面例である。
図16に示した画面例においては、注目箇所1001−1乃至1001−5が表示されており、それらの注目箇所の近傍に、順番1002が表示されている。注目箇所1001−1乃至1001−3の近傍に表示されている順番1002は、“1”である。注目箇所1001−4と注目箇所1001−5の近傍に表示されている順番1002は、“2”である。
注目箇所1001−1乃至1001−3は、1番目になぞる箇所であることを示すために、“1”という順番1002が付されている。そして、注目箇所1001−4と注目箇所1001−5は、2番目になぞる箇所であることを示すために、“2”という順番1002が付されている。
なぞるときの順番を受講者1に認識させるための矢印1003も表示されている。図16に示した画面例においては、注目箇所1001−1から注目箇所1001−2に矢印1003が引かれ、注目箇所1001−2から注目箇所1001−3に矢印1003が引かれているため、受講者1は、注目箇所1001−1、注目箇所1001−2、注目箇所1001−3の順でなぞればいいことを認識し、なぞりを行う。
同様に、注目箇所1001−4から注目箇所1001−5に矢印1003が引かれているため、受講者1は、注目箇所1001−4、注目箇所1001−5の順でなぞればいいことを認識し、なぞりを行う。
受講者1は、注目箇所1001を、順番1002と矢印1003に基づき、なぞりながら重要項目を確認することができる。
注目箇所1001、順番1002、矢印1003の表示は、スクリプト64に記載され、その記載に基づく処理が実行されることで制御される。
図17は、質問により受講者1に知識の確認を行うための画面例である。図17に示した画面例では、受講者1に質問を与え、回答結果により理解度を自覚させる、又はより詳細な説明を与えるための画面例である。
図17に示した画面例においては、映像表示部211に、質問ダイアログ1101が表示されている。質問ダイアログ1101には、質問文1102と、その質問文1102の下側に質問の回答となる選択肢1103が表示されている。
受講者1が、選択肢1103を選択すると、その回答に応じたメッセージの表示や映像の再生位置の変更などが行われ、受講者1に合わせた指導が行われる。
例えば、選択された選択肢1103が正解であった場合、次の問題の映像に再生位置が変更され、次の問題の解説が開始される。また例えば、選択された選択肢1103が不正解であった場合、間違いを指摘するコメントが表示されたり、再度解説が開始されたりする。
質問ダイアログ1101、質問文1102、選択肢1103の表示は、スクリプト64に記載され、その記載に基づく処理が実行されることで制御される。また、選択肢1103が選択されたときの処理についても、スクリプト64に記載され、その記載に基づく処理が実行されることで、上記したような再生位置の変更などの処理が実行される。
図18は、受講者1に意見を訊くための画面例である。図18に示した画面は、受講者1に意見を訊くインタフェースを備える。図18に示した画面例は、本出願人が先に出願した特許4944917号で開示しているインタフェースを適用した画面である。
図18に示した画面例では、映像表示部211の下側に、3つの吹き出し1201−1,1201―2,1201―3が表示されている。吹き出し1201−1には、“なぜ4(k−1)?”といったメッセージが表示され、吹き出し1201−2には、“判別式ってなに?”といったメッセージが表示され、吹き出し1201−3には、“全部理解している”といったメッセージが表示されている。
受講者1は、これらのメッセージのなかから、自己の意見と合致する吹き出し1201を選択する。受講者1は、自己の意見と合致するメッセージが無い場合、選択しなくても良いように構成されていても良い。
例えば、吹き出し1201-1が選択された場合、受講者1は、「判別式が4(k-1)になる理由が分からない」と判断でき、途中式を表示したり詳細解説を提示したりする処理が実行される。
このように、受講者1に意見を確認しながら、学習が進められる仕組みを設けても良い。
このように、本技術によれば、受講者1が実際に行った処理、上記した例では、介護や解法に対して、指導者5からの指導が加えられるため、個々の受講者1に合ったコンテンツを提供できる。個々の受講者1に合ったコンテンツで学習を行うことで、受講者1の修得度を上げることが可能となる。
またコンテンツの視聴は、受講者1の都合の良いときに行えるため、また複数回視聴することができるため、時間や場所に制約を受けずに自由に学習を行うことができ、この点からも受講者1の修得度を上げることが可能となる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 撮影装置, 21 テンプレート作成装置, 31 データ入力装置, 41 コンテンツ再生装置, 201 ディスプレイ, 211 映像表示部, 212 テンプレート表示部, 221 作業工程表示部, 222 状況表示部, 223 評価表示部

Claims (19)

  1. 画像が表示される画像表示部と、
    テンプレートが表示されるテンプレート表示部と
    を備え、
    前記テンプレート表示部は、
    状況を表示する状況表示部と、
    評価を表示する評価表示部と
    を備える画面を表示する
    情報処理装置。
  2. 前記テンプレート表示部は、作業工程を表示する作業工程表示部をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記画像表示部に表示される画像は、所定の人物が、所定の作業を行っている状態を撮影した画像である
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記状況表示部は、前記画像表示部に表示されている作業状況が適切な状況であるか否かを指導者が判断した結果を表示する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の作業は、高齢者ケアであり、
    前記状況表示部は、ケア対象者と目を合わせていた時間、話した時間、および触れていた時間を表示する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記評価表示部は、評価項目を列挙し、前記画像表示部に表示されている作業状況に該当する評価項目が、該当しない評価項目と区別がつくように表示する
    請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記評価表示部は、前記該当する評価項目を点滅、文字色を変更、または背景色を変更することで、前記該当しない評価項目と区別がつくように表示する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記画面は、
    前記画像表示部に表示される画像の画像データ、
    前記テンプレート表示部に表示されるテンプレート、
    前記テンプレートに供給されるデータ、
    およびスクリプトに基づき表示が制御される
    請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記データと前記スクリプトは、指導者により作成され、更新可能とされている
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記画像表示部に表示されている画像内の所定の情報から、受講者が連想すべき情報を表示し、
    前記受講者が注目するように、前記所定の情報に所定のマークを表示する
    請求項1乃至9のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記画像表示部に表示されている画像を、必要に応じ、拡大、縮小、回転する
    請求項1乃至10のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 前記画像表示部に表示されている画像が、前記テンプレート表示部に表示されているテンプレートに隠れないように、前記画像を拡大、縮小、回転する
    請求項1乃至10のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 指導者からのコメントを表示するコメント表示部をさらに備える
    請求項1乃至12のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記コメント表示部は、前記指導者からのコメントがあるときに、前記画像表示部に重畳されて表示される
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記コメント表示部には、前記画面内の所定の領域が割り当てられている
    請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 前記画像表示部に表示されている画像内の所定の情報に、受講者が注目し、確認するように所定のマークを表示し、
    前記マークの近傍に、確認の順番を表示する
    請求項1乃至15のいずれかに記載の情報処理装置。
  17. 前記画像表示部に表示されている画像内の所定の情報に、受講者が注目するように所定のマークを表示し、
    前記マークをなぞる方向を示す矢印を表示する
    請求項1乃至16のいずれかに記載の情報処理装置。
  18. 受講者への質問を表示し、
    前記質問に対する回答の選択肢を表示し、
    前記受講者が選択した選択肢に応じた処理を実行する
    請求項1乃至17のいずれかに記載の情報処理装置。
  19. 受講者への意見を訊くインタフェースを備え、
    前記インタフェースは、吹き出しの形状を有した選択肢として表示される
    請求項1乃至18のいずれかに記載の情報処理装置。
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