JP2017030655A - 車載用バッテリ装置 - Google Patents

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信昭 木谷
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Abstract

【課題】電動車両が浸水路で横転した場合でもバッテリへの水の侵入を抑制できるバッテリ装置を提供する。【解決手段】バッテリ25とブロワ21とを収納する防水ケーシング11と、防水ケーシング11に設けられ、ブロワ21の空気吸込口に連通する第1開口12と、防水ケーシング11に設けられ、バッテリ25の空気排出口に連通する第2開口13と、第1開口12に接続される吸気ダクト14と、第2開口に接続される排気ダクト15と、を備える車載用バッテリ装置10であって、第1開口12と第2開口13とを、それぞれ車室35の内壁面の近傍に配置し、吸気口16を車室上方で第1開口12と左右方向反対側の内壁面の近傍に配置し、排気口17を車室上方で第2開口13と左右方向反対側の内壁面の近傍に配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載用バッテリ装置の構造に関する。
近年、モータを駆動源とする電気自動車やエンジンとモータとを駆動源とするハイブリッド車両のような電動車両が多く用いられるようになってきている。これらの電動車両に搭載されるモータ駆動用のバッテリは、空気冷却式であるため、渡河走行等の際にバッテリ内部に水が浸入する可能性のあるオフロード車やクロスカントリー車には従来のエンジンを駆動源とするものが多く用いられていた。
一方、水溜り等の走行を行うトラックでは、シャシーの床下に筺体で覆われたバッテリを搭載し、筺体に吸気ダクトと排気ダクトとを接続し、吸気ダクトの吸気口と排気ダクトの排気口をタイヤの中心よりも上側に配置してバッテリの内部への水の浸入を防ぐ構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、バッテリに車室外の空気を導入してバッテリの冷却を行う電動車両において、バッテリへの水分の侵入を防止するために、フロントグリルからモータを格納しているフードの下面に沿って斜め上方向に空気流路を形成して、吸込んだ空気を一端上方向に流して水分を取り除いた後、車両下部に搭載したバッテリに導入する構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、バッテリに冷却空気を導入する吸気ダクトの下面に吸気ダクト内に侵入した水分を溜める窪み状の水溜め部を設け、水溜め部に水が溜まると浮力によって排水流路を解放して水を排出するストッパを設けることが提案されている(例えば、特許文献3参照)
特開2004−142524号公報 特開平10−945号公報 特開2010−132232号公報
ところで、近年、渡河走行を行うオフロード車やクロスカントリー車にも電動駆動方式が取り入れらてきている。これらの車両は、例えば、シートの座面まで水に浸かるような浸水路を渡河走行する場合がある。渡河走行の際には河底の石等の状況が確認できないことが多いので、時によっては、渡河走行中に車両が横転することがある。車両が横転した場合には、特許文献1に記載されたように、単に、吸排気ダクトの吸気口、排気口をタイヤの中心より上方に配置したのみでは、バッテリへの水の侵入を防止することはできない。
そこで、本発明は、電動車両が浸水路で横転した場合でもバッテリへの水の侵入を抑制できるバッテリ装置を提供することを目的とする。
本発明のバッテリ装置は、バッテリと前記バッテリに冷却空気を送るブロワとを収納する防水ケーシングと、前記防水ケーシングに設けられ、前記ブロワの空気吸込口に連通する第1開口と、前記防水ケーシングに設けられ、前記バッテリの空気排出口に連通する第2開口と、前記第1開口に接続されて前記第1開口と反対側の吸気口から空気を吸入する吸気ダクトと、前記第2開口に接続されて前記第2開口と反対側の排気口から空気を排気する排気ダクトと、を備える車載用バッテリ装置であって、前記第1開口と前記第2開口とは、それぞれ車室の内壁面の近傍に配置され、前記吸気口は、車室上方で前記第1開口と左右方向反対側の内壁面の近傍に配置され、前記排気口は、車室上方で前記第2開口と左右方向反対側の内壁面の近傍に配置されていること、を特徴とする。
本発明は、電動車両が浸水路で横転した場合でもバッテリへの水の侵入を抑制することができるバッテリ装置を提供することができる。
本発明の実施形態のバッテリ装置を搭載した電動車両を示す斜視図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置に用いられる電池パックの斜視図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置を搭載した電動車両の側面図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置を搭載した電動車両を車両正面側から見た断面図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置の斜視図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置を搭載した電動車両が渡河走行中に左に横転した状況を示す斜視図である。 図6に示す状態において、電動車両に搭載したバッテリ装置の一部が水没した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態のバッテリ装置を搭載した電動車両が渡河走行中に右に横転した状況を示す斜視図である。 図8に示す状態において、電動車両に搭載したバッテリ装置の一部が水没した状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態のバッテリ装置の斜視図である。 図10に示すバッテリ装置の側面図である。 図10、11に示すバッテリ装置に用いられる逆止弁付水抜きグロメットの断面図である。 本発明の他の実施形態のバッテリ装置を搭載した電動車両を車両正面側から見た断面図である。 本発明の他の実施形態のバッテリ装置を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1,2,5に示すように、本実施形態の車載用のバッテリ装置10は、電動車両30の車室35に搭載され、内部にバッテリ25とブロワ21とを収納する防水ケーシング11と、防水ケーシング11の第1開口12に接続される吸気ダクト14と、防水ケーシング11の第2開口13に接続される排気ダクト15とを備えている。なお、各図において、上下、前後左右の表示は、電動車両30、或いは車室35の上下、前後左右方向を示す。
図2に示すように、防水ケーシング11の第1開口12とブロワ21の空気吸込口22との間は第1接続ダクト24によって接続されている。また、ブロワ21の空気吐出口23とバッテリ25の冷却空気入口との間は第2接続ダクト27で接続され、バッテリ25の空気排出口26と防水ケーシング11の第2開口13との間は第3接続ダクト28で接続されている。防水ケーシング11と内部に収容されたバッテリ25、ブロワ21、第1〜第3接続ダクト24,27,28とは電池パック20を構成する。
図1に示す吸気ダクト14の吸気口16から吸い込まれた車室35内の空気は、防水ケーシング11の第1開口12から第1接続ダクト24を通ってブロワ21に吸い込まれ、ブロワ21で加圧された空気は冷却空気として第2接続ダクト27からバッテリ25に流入し、バッテリ25を冷却して温度が上昇した空気は、バッテリ25の空気排出口26から第3接続ダクト28を通って防水ケーシング11の第2開口13に流れ、第2開口13から排気ダクト15に流出し、図1に示す排気ダクト15の排気口17から車室35の中に排気される。
図3,4に示すように、電池パック20は、電動車両30の車室35の後席シート32の下に、防水ケーシング11の第1開口12、第2開口13が車室35の左側の内壁近傍となるように搭載されている。図1、図3〜5に示すように、吸気ダクト14は、第1開口12から車室35の天井38の近くまで上方向に延びた後、車室35の天井38に沿って電動車両30の右方向に向かって略水平に車室35の右側の内壁近傍まで延び、その後、車室35の天井38に沿って電動車両30の前方向に向かって延びて、吸気口16が電動車両30の前方向に向かって開口するよう配索されている。なお、吸気ダクト14は、は、車室35の右側の内壁近傍まで延びた後、天井38に対して下向きに延びて吸気口16が電動車両30の上方以外に開口するよう配索されるようにしてもよい。また、排気ダクト15は、第2開口13から車室35の天井38の近くまで上方向に延びた後、車室35の天井38に沿って電動車両30の右方向に向かって略水平に車室35の右側の内壁近傍まで延び、その後、車室35の天井38に沿って電動車両30の後ろ方向に向かって延びて、排気口17が電動車両30の後ろ方向に向かって開口するよう配索されている。なお、排気ダクト15は、車室35の右側の内壁近傍まで延びた後、天井38に対して下向きに延びて排気口17が電動車両30の上方以外に開口するよう配索されるようにしてもよい。
図1〜5を参照して説明したように、本実施形態のバッテリ装置10は、防水ケーシング11の第1開口12と第2開口13とが車室35の下部の左側の内壁近傍に配置され、吸気口16と排気口17とが車室35の天井38に近い高さで車室35の右側の内壁近傍に配置されている。つまり、吸気口16は、車室35の上方で第1開口12と左右方向反対側の車室35の内壁面の近傍に配置され、排気口17は、車室35の上方で第2開口13と左右方向反対側の車室35の内壁面の近傍に配置されている。
このように構成されたバッテリ装置10を搭載した電動車両30は、バッテリ装置10の吸気口16、排気口17が電動車両30の天井38近傍に配置されているので、図3,4に二点鎖線で示すように、水面51が電動車両30の前席シート31に座っている乗員60の腰あたりまで、或いは、後席シート32の座面を超える程度まで、水没した状態で河川55を渡る渡河走行を行う場合でも、渡河走行中に水が電池パック20の中に流入することはない。
次に、図6〜9を参照しながら、図1〜5を参照して説明したバッテリ装置10を搭載した電動車両30が渡河走行時に横転した場合でも電池パック20の内部に水が浸入してこないことを説明する。図6に示すように、渡河走行中に電動車両30が左側に横転した場合、電動車両30の左半分が河川55の中に水没する。つまり、電動車両30の左半分が水面51の下になってしまう。この場合、乗員60は、車両の右側外壁面上に立っている。
このように、電動車両30の左半分が水没すると、搭載されているバッテリ装置10の左半分も河川55の中に水没し、図7に示すような状態となる。図7に示すように、水面51は、電動車両30の防水ケーシング11の配置されている前後方向位置における車両外壁から深さH1の位置52まで達し、防水ケーシング11は位置52まで水没する。また、吸気ダクト14、排気ダクト15も同様に車両外壁から深さH1の位置53まで水没する。しかし、吸気口16と排気口17とは電動車両30の車室35の右側の内壁近傍に配置されて、水面51より上に出ているため、吸気口16、排気口17から河川55の水が電池パック20の内部に侵入することはない。
一方、図8に示すように、渡河走行中に電動車両30が右側に横転した場合、電動車両30の右半分が河川55の中に水没する。この場合、乗員60は、車両の左側外壁面上に立っている。
このように、電動車両30の右半分が水没すると、搭載されているバッテリ装置10の右半分も河川55の中に水没し、図9に示すような状態となる。図9に示すように、水面51は、電動車両30の防水ケーシング11の配置されている前後方向位置における車両外壁から深さH2の位置56まで達し、防水ケーシング11は位置56まで水没する。また、吸気ダクト14、排気ダクト15も同様に車両外壁から深さH2の位置57まで水没する。この場合、吸気口16と排気口17も水没するので、吸気ダクト14、排気ダクト15の内部に河川55の水が浸入してくる。しかし、防水ケーシング11の第1開口12と第2開口13とは電動車両30の車室35の左側の内壁近傍に配置されて、水面51より上に出ているため、吸気口16、排気口17から吸気ダクト14、排気ダクト15の中に侵入した水は、第1開口12、第2開口13を通って電池パック20の内部に侵入することはない。
以上説明したように、本実施形態のバッテリ装置10は、防水ケーシング11の第1開口12と第2開口13とが車室35の左側の内壁近傍に配置され、吸気口16と排気口17とが車室35の天井38に近い高さで車室35の右側の内壁近傍に配置されているので、電動車両30が渡河走行中に左に横転した場合には、河川55の水面51は車室35の右側の内壁近傍の吸気口16、排気口17まで達せず、電動車両30が右に横転した場合には、河川55の水面51は車室35の左側の内壁近傍に配置されている第1開口12、第2開口13まで達しない。このため、渡河走行中に左右どちらに横転した場合でも河川55の水が電池パック20の中に侵入することを防止することができる。
次に、図10〜12を参照して本発明の他の実施形態について説明する。先に図1〜19を参照して説明したのと同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。先に、図9を参照して説明したように、電動車両30が右に横転した場合、河川55の水は電池パック20には侵入しないものの、吸気ダクト14、排気ダクト15の中に侵入してくる。このため、横転した電動車両30を図1、3,4に示す様な通常の状態に復帰させた場合、吸気ダクト14、排気ダクト15の内部に滞留した水が第1開口12、第2開口13から電池パック20の中に侵入する可能性がある。そこで、本実施形態のバッテリ装置70では、図10、11に示すように、吸気ダクト14と第1開口12との接続部分に第1開口12から下向きに凸に湾曲した水溜め部71を設け、排気ダクト15と第2開口13との接続部分に第2開口13から下向きに凸に湾曲した水溜め部72を設け、車室35の床板33に取り付けられた逆止弁付水抜きグロメット80、80と水溜め部71,72との間をそれぞれドレン配管73,74で接続している。図11に示すように、吸気ダクト14の水溜め部71の上部内壁面は、第1開口12の上端よりも上下方向距離D1だけ低く、吸気ダクト14の水溜め部71の下部内壁面は、第1開口12の下端よりも上下方向距離D2だけ低くなっている。また、排気ダクト15の水溜め部72の上部内壁面は、第2開口13の上端よりも上下方向距離D3だけ低く、排気ダクト15の水溜め部72の下部内壁面は、第2開口13の下端よりも上下方向距離D4だけ低くなっている。
これにより、図11中に示す破線のように、吸気ダクト14、排気ダクト15の中に滞留した水が電池パック20に向かって流れてきても、その水を各水溜め部71,72から各ドレン配管73,74を通って各逆止弁付水抜きグロメット80に落下させ、各逆止弁付水抜きグロメット80から床板33の下に設けられた排水溝39を通して車室35の外に排出することができる。
図12に示すように、逆止弁付水抜きグロメット80は、入口開口82と出口開口83とを有する円形でパンケーキ状のケーシング81と、ケーシング81の内部に構成された弁座84と、回転軸86を中心に回転自在に取り付けられた弁体85とを備えている。ケーシング81は車室35の床板33に取り付けられると、床板33の上面に入口開口82が位置し、床板33の下面に出口開口83が位置するように構成されている。弁体85は図示しないコイルスプリングで弁座84に押し付けられており、ドレン配管73,74を通って水が落下してくると水の重みによって弁体85が開いて水を入口開口82から出口開口83に向かって流出させる。逆止弁付水抜きグロメット80は、出口開口83から入口開口82に向かっては流体を流さないので、外部の水或いは空気が逆止弁付水抜きグロメット80を通って電池パック20の内部に侵入することはない。なお、吸気ダクト14、排気ダクト15に滞留した水を排出した後、ブロワ21を回転させた場合、排気ダクト15の水溜め部72の圧力は略大気圧で逆止弁付水抜きグロメット80を開とするほど高くならないので、バッテリ25を冷却した空気が逆止弁付水抜きグロメット80を通って外部に流出することはない。
本実施形態のバッテリ装置70は、先に図1〜9を参照して説明した実施形態のバッテリ装置10と同様の効果に加え、渡河走行中の横転により吸気ダクト14、排気ダクト15の中に水が滞留した場合であっても、その水が電池パック20の中に流入することを防止することができる。
次に、図13を参照して他の実施形態のバッテリ装置90について説明する。先に図1〜12を参照して説明したのと同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。
図13に示すバッテリ装置90は、吸気ダクト14、排気ダクト15の左右方向に延びる部分に吸気口16、排気口17が下方となるような傾斜をつけたものである。このようにすることで、渡河走行中の横転により吸気ダクト14、排気ダクト15の中に水が滞留した場合であっても、電動車両30の復帰の際に吸気口16、排気口17に滞留していた水を車室35の内部に排出させることができるので、吸気ダクト14、排気ダクト15の内部に滞留した水が電池パック20の中に侵入することを防止することができる。
次に、図14を参照して他の実施形態のバッテリ装置95について説明する。先に図1〜12を参照して説明したのと同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。
図14に示すバッテリ装置95は、防水ケーシング11の第1開口12が車室35の右側の内壁近傍に配置され、吸気口16が車室35の天井38に近い高さで車室35の左側の内壁近傍に配置され、防水ケーシング11の第2開口13が車室35の左側の内壁近傍に配置され、排気口17が車室35の天井38に近い高さで車室35の右側の内壁近傍に配置されている。このため、電動車両30が渡河走行中に左に横転した場合には、河川55の水面は第1開口12、排気口17のいずれにも達せず、電動車両30が右に横転した場合には、河川55の水面51は吸気口16、第2開口13のいずれにも達しない。このため、渡河走行中に左右どちらに横転した場合でも河川55の水が電池パック20の中に侵入することを防止することができる。上記の効果は、吸気口16が車室35の上方で第1開口12と左右方向反対側の車室35の内壁面の近傍に配置され、排気口17が車室35の上方で第2開口13と左右方向反対側の車室35の内壁面の近傍に配置されていることによるものであるから、図14とは逆に、防水ケーシング11の第2開口13を室35の右側の内壁近傍に配置し、排気口17を車室35の天井38に近い高さで車室35の左側の内壁近傍に配置し、防水ケーシング11の第1開口12を車室35の左側の内壁近傍に配置し、吸気口16を車室35の天井38に近い高さで車室35の右側の内壁近傍に配置するようにしてもよい。
10,70,90,95 バッテリ装置、11 防水ケーシング、12 第1開口、13 第2開口、14 吸気ダクト、15 排気ダクト、16 吸気口、17 排気口、20 電池パック、21 ブロワ、22 空気吸込口、23 空気吐出口、24,27,28 接続ダクト、25 バッテリ、26 空気排出口、30 電動車両、31 前席シート、32 後席シート、33 床板、35 車室、38 天井、39 排水溝、51 水面、52,53,56,57 位置、55 河川、60 乗員、71,72水溜め部、73,74 ドレン配管、80 グロメット、81 ケーシング、82 入口開口、83 出口開口、84 弁座、85 弁体、86 回転軸。

Claims (1)

  1. バッテリと前記バッテリに冷却空気を送るブロワとを収納する防水ケーシングと、
    前記防水ケーシングに設けられ、前記ブロワの空気吸込口に連通する第1開口と、
    前記防水ケーシングに設けられ、前記バッテリの空気排出口に連通する第2開口と、
    前記第1開口に接続されて前記第1開口と反対側の吸気口から空気を吸入する吸気ダクトと、
    前記第2開口に接続されて前記第2開口と反対側の排気口から空気を排気する排気ダクトと、を備える車載用バッテリ装置であって、
    前記第1開口と前記第2開口とは、それぞれ車室の内壁面の近傍に配置され、
    前記吸気口は、車室上方で前記第1開口と左右方向反対側の内壁面の近傍に配置され、
    前記排気口は、車室上方で前記第2開口と左右方向反対側の内壁面の近傍に配置されていること、
    を特徴とする車載用バッテリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018030514A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 トヨタ自動車株式会社 電池冷却装置

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