JP2017030292A - 記録装置 - Google Patents

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小林 匠
Takumi Kobayashi
匠 小林
金谷 宗秀
Munehide Kanetani
宗秀 金谷
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Abstract

【課題】液体を収容する液体収容体に設けられる液体の注入口を塞ぐ閉塞部の脱落を抑制できる記録装置を提供する。
【解決手段】媒体に対して液体を吐出することで記録を行う記録ヘッドと、記録ヘッドに供給される液体を収容する液体収容室46及びその液体収容室内に外部から液体を注入可能とする注入口42を有する液体収容体40と、注入口に装着されることで注入口を塞ぐ閉塞部材45と、閉塞部材が注入口に装着される場合に閉塞部材と注入口との間に配置されて注入口を封止する封止部材と、を備え、閉塞部材及び注入口のうち、一方には雄ねじ54が形成され、他方には雄ねじと螺合可能な雌ねじが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの記録装置に関する。
従来から、媒体の一例である用紙に対して液体の一例であるインクを吐出することで記録を行う記録ヘッドを備えたインクジェット式のプリンター(記録装置)が知られている。そして、このようなプリンターのなかには、記録ヘッドに供給されるインクを収容するインクタンク(液体収容体)を備えるものがある。例えば、特許文献1には、インクタンクに設けられた液体注入口を介してインクタンク内にインクを注入することが可能なインクタンクを備えたプリンターが記載されている。
特開2012−20495号公報
ところで、特許文献1のプリンターが備えるインクタンクには、インクタンクに収容されるインクが液体注入口から漏れ出すことを抑制するために、液体注入口を閉塞するゴム製の栓部材(閉塞部材)が設けられている。この栓部材は、液体注入口に対して着脱可能に設けられ、インクタンクにインクを注入する際には、液体注入口に圧入された栓部材を取り外してからインクを注入する。しかし、このような栓部材においては、例えばインクタンクの周囲の温度や気圧等が変化することにより、インクタンク外の気圧よりもインクタンク内の気圧が大きくなると、その気圧差によって液体注入口に圧入されていた栓部材が不意に脱落してしまう虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体を収容する液体収容体に設けられる液体の注入口を塞ぐ閉塞部材の脱落を抑制できる記録装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する記録装置は、媒体に対して液体を吐出することで記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される前記液体を収容する液体収容室及びその液体収容室内に外部から前記液体を注入可能とする注入口を有する液体収容体と、前記注入口に装着されることで前記注入口を閉塞する閉塞部材と、前記閉塞部材が前記注入口に装着される場合に前記閉塞部材と前記注入口との間に配置されて前記注入口を封止する封止部材と、を備え、前記閉塞部材及び前記注入口のうち、一方には雄ねじが形成され、他方には前記雄ねじと螺合可能な雌ねじが形成されている。
この構成によれば、閉塞部材及び注入口のうち一方に形成された雄ねじと他方に形成された雌ねじとが螺合することで、閉塞部材が注入口に締結された状態で装着される。すなわち、たとえ液体収容体(具体的には、液体収容室)内の気圧が液体収容体外の気圧より高くなったとしても、閉塞部材は注入口に対して締結された状態で装着されているため、その気圧差によって閉塞部材が注入口から脱落してしまう虞が低減される。したがって、液体を収容する液体収容体に設けられる液体の注入口を塞ぐ閉塞部材の脱落を抑制できる。
また、上記課題を解決する記録装置は、媒体に対して液体を吐出することで記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される前記液体を収容する液体収容室及びその液体収容室内に外部から前記液体を注入可能とする注入口を有する液体収容体と、前記注入口に装着されることで前記注入口を閉塞する閉塞部材と、前記注入口から取り外された状態にある前記閉塞部材を吊り下げ可能に保持する保持部材と、を備え、前記閉塞部材及び前記注入口のうち、一方には雄ねじが形成され、他方には前記雄ねじと螺合可能な雌ねじが形成されている。
この構成によれば、閉塞部材及び注入口のうち一方に形成された雄ねじと他方に形成された雌ねじとが螺合することで、閉塞部材が注入口に締結された状態で装着される。すなわち、たとえ液体収容体(具体的には、液体収容室)内の気圧が液体収容体外の気圧より高くなったとしても、閉塞部材は注入口に対して締結された状態で装着されているため、その気圧差によって閉塞部材が注入口から脱落してしまう虞が低減される。したがって、液体を収容する液体収容体に設けられる液体の注入口を塞ぐ閉塞部材の脱落を抑制できる。
上記記録装置において、前記保持部材は、一方向に長さを有する部材であり、その一端側が前記閉塞部材に取り付けられ、その他端側が前記液体収容体に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、一方向に長さを有する保持部材によって閉塞部材と液体収容体とが連結されているため、注入口から取り外された閉塞部材を紛失する虞が低減される。
上記記録装置においては、前記液体収容体が装着される液体収容体装着部をさらに備え、前記保持部材は、一方向に長さを有する部材であり、その一端側が前記閉塞部材に取り付けられ、その他端側が前記液体収容体装着部に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、一方向に長さを有する保持部材によって閉塞部材と液体収容体装着部とが連結されているため、注入口から取り外された閉塞部材を紛失する虞が低減される。
上記記録装置においては、前記記録ヘッドを収容する筐体を有し、前記保持部材は、一方向に長さを有する部材であり、その一端側が前記閉塞部材に取り付けられ、その他端側が前記筺体に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、一方向に長さを有する保持部材によって閉塞部材と筐体とが連結されているため、注入口から取り外された閉塞部材を紛失する虞が低減される。
上記記録装置において、前記保持部材は、前記閉塞部材に設けられた突起部に対して当該突起部を軸として相対回転可能に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、注入口に対して閉塞部材を着脱する際の閉塞部材の回転動作に伴って保持部材が捩れてしまう虞を低減できる。
上記記録装置において、前記保持部材は、前記閉塞部材に設けられた突起部に対して巻き付け可能に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、注入口に対して閉塞部材を着脱する際の閉塞部材の回転動作に伴って保持部材を突起部に巻き付けることができ、保持部材が捩れてしまう虞を低減できる。
上記記録装置において、前記閉塞部材は、前記注入口との間に介在するラチェット機構部を有することが好ましい。
この構成によれば、ラチェット機構部により注入口に対する閉塞部材の締め過ぎを抑制でき、注入口に対してより好適に閉塞部材を装着できる。
第一実施形態のプリンターを備える複合機を示す斜視図。 図1に示す状態から開閉カバーを開けたときの状態を示す複合機の斜視図。 第一実施形態における液体収容体及び閉塞部材を示す斜視図。 第一実施形態における液体収容体の注入口及び閉塞部材を示す断面図。 第二実施形態における液体収容体装着部及び液体収容体を示す斜視図。 第二実施形態における液体収容体の注入口及び閉塞部材を示す断面図。 第三実施形態における液体収容体装着部及び液体収容体を示す斜視図。 第四実施形態におけるプリンターを備える複合機の一部を示す斜視図。 第五実施形態における液体収容体及び閉塞部材を示す斜視図。 第五実施形態における液体収容体の注入口及び閉塞部材を示す断面図。 第五実施形態における閉塞部材を示す斜視断面図。 液体収容体の変形例を示す斜視図。 液体収容体の注入口及び閉塞部材の変形例を示す図。
以下、記録装置の一種であるインクジェット式プリンター(以下、「プリンター」と略す。)を備える複合機について図を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1に示すように、複合機11は、媒体の一例である用紙Pに記録を行うプリンター12と、鉛直方向Zにおいてプリンター12の上部に設けられるスキャナー13とを含んで構成されている。スキャナー13は、載置台14に載置された原稿に記録された画像を読み取り可能に設けられている。プリンター12は、開口部15が形成された直方体状の筐体16を備え、筐体16の内部には、用紙Pに対して液体の一例であるインクを吐出することで文字や写真等の画像の記録を行う記録部17が設けられている。なお、筐体16において開口部15が形成されている側をプリンター12の前面側、その反対側を背面側とする。
記録部17は、筐体16の長手方向と一致する走査方向Xに沿って往復移動可能なキャリッジ18と、鉛直方向Zにおいてキャリッジ18の下面に取り付けられた記録ヘッド19とを備えている。すなわち、記録部17は、用紙Pに対してインクを吐出する記録ヘッド19が、キャリッジ18によって走査方向Xに沿って移動されることで、走査方向Xにおける用紙Pの略全域に亘って記録を行う。
筐体16において開口部15の下側には、用紙Pが積層された状態で載置される用紙カセット20が筐体16に対して挿抜可能に設けられている。また、開口部15には、プリンター12の前方に向けて開口部15から引き出し可能な排出トレイ21が設けられている。すなわち、プリンター12は、用紙カセット20に載置された用紙Pをプリンター12の背面から前面に向けて一枚ずつ搬送し、記録部17が用紙Pに画像を記録した後、排出トレイ21に向けて開口部15から用紙Pを筐体16外へ排出する。ここで、用紙Pが搬送される搬送方向Yは、プリンター12の背面から前面に向かう方向と一致し、キャリッジ18の移動方向である走査方向Xと交差する。そして、複合機11には、開口部15の上側となる位置に、スキャナー13及びプリンター12を操作するために使用される操作部22が前方に向けて突出するように設けられている。
図1及び図2に示すように、走査方向Xにおいてプリンター12の一側面(図1及び図2において右側の面)には、記録部17が用紙Pに対して吐出するインクを収容する液体収容体40が装着される液体収容体装着部30が取り付けられている。液体収容体装着部30には、搬送方向Yに沿って複数の液体収容体40が装着され、それぞれ異なる色のインクが液体収容体40に収容されている。本実施形態においては、4つの液体収容体40が液体収容体装着部30に装着されていて、搬送方向Yにおいて最も下流側に位置する液体収容体40は、他の3つと比較して大容量のものとなっている。そして、これらの4つの液体収容体40には、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクが収容されていて、搬送方向Yにおいて最も下流側に位置する大容量の液体収容体40には、使用頻度の高いブラックのインクが収容されている。
また、液体収容体装着部30には、液体収容体40に収容されたインクの残量を確認するための窓部31が形成されている。すなわち、液体収容体40は、その液体収容体40の一面を構成し、液体収容体40が収容するインクの残量を視認可能な視認面41が、窓部31から露出する態様で液体収容体装着部30に装着されている。そして、このように液体収容体装着部30に装着された液体収容体40には、インクが流れる供給チューブ23が接続されている。この供給チューブ23は、その一端が液体収容体40に接続され、その他端が記録部17に接続されている。すなわち、液体収容体40に収容されるインクは、液体収容体装着部30から筐体16内を延びる供給チューブ23によって記録ヘッド19に供給される。なお、供給チューブ23は、液体収容体40に対してそれぞれ一本ずつ接続されているが、図1においては、図の簡略化のために一本だけ図示している。
図2に示すように、鉛直方向Zにおける液体収容体装着部30の上部には、上下に開閉可能な開閉カバー32が設けられている。この開閉カバー32が開けられると、液体収容体装着部30に装着された液体収容体40が有する注入口42が露出する。この注入口42は、鉛直方向Zにおいて液体収容体40の上部から上方に向かって円筒状に突出する筒部43と、この筒部43の上端で円形状に開口し、液体収容体40の内外を連通する連通口44とを含んで構成されている。この注入口42は、液体収容体40内にインクを注入するために設けられている。
そして、注入口42には、連通口44を閉塞する円筒状の閉塞部材45が着脱可能に設けられている。この閉塞部材45は、下部が開放された有底のキャップ部材であって、筒部43よりも径が大きく形成されている。そして、閉塞部材45は、筒部43を上方から覆うようにして注入口42に装着されている。また、開閉カバー32を開けることにより露出された液体収容体装着部30の上部には、注入口42から取り外された閉塞部材45を載置可能な載置部33が形成されている。
図3に示すように、液体収容体40は、箱形状を有する樹脂製の容器であって、内部にインクを収容する、所謂インクタンクとして構成されている。すなわち、液体収容体40の内部には、インクが収容される液体収容室46が設けられている。そして、この液体収容室46は、鉛直方向Zにおいて液体収容体40の上部に設けられた注入口42を構成する筒部43に形成された連通口44によって、液体収容体40の外部と連通されている。インクを液体収容室46に注入する際には、この連通口44を介してインクが注入される。
液体収容室46内には、板状のリブ部材47が複数設けられている。液体収容室46に収容されているインクは、液体収容室46内から記録部17に供給される際、このリブ部材47に沿って流れるため、液体収容室46内におけるインクの滞留が抑制される。液体収容体40の視認面41(図3において左側の面)は、液体収容室46内に収容されているインクの残量を視認できるように、透明もしくは半透明の樹脂で形成されている。そして、この視認面41には、液体収容室46に収容可能なインクの上限量を示す上限目盛48が形成されている。
また、鉛直方向Zにおいて、液体収容体40の上部には、注入口42とは異なる位置に、大気連通孔49が形成されている。この大気連通孔49は、液体収容体40内に設けられた第一空気室50と連通する。そして、この第一空気室50は、同じく液体収容体40内に設けられた蛇行経路51の一端と連通し、蛇行経路51の他端は、液体収容体40内に設けられた第二空気室52と連通する。さらに、この第二空気室52は、液体収容室46と連通する。すなわち、大気連通孔49、第一空気室50、蛇行経路51、及び第二空気室52は、液体収容室46内と液体収容室46外(液体収容体40外の大気)とを連通させる大気連通経路53として機能する。この大気連通経路53は、液体収容室46内に収容されたインクが記録部17に供給されることに伴って、液体収容室46内が負圧になることを抑制する。液体収容室46内が負圧になると、記録部17へのインクの供給が滞る虞があるが、液体収容室46と大気とが連通される構成があれば、そのような虞がなくなる。なお、図3において、液体収容室46の内部及び大気連通経路53の内側が露出する液体収容体40の一面には、不図示のシート部材が熱圧着により取り付けられている。
図4に示すように、鉛直方向Zにおいて、液体収容体40の上部から上方に向けて突出する筒部43の外周面には、雄ねじ54が形成される一方で、注入口42を閉塞する閉塞部材45の内周面には、この雄ねじ54と螺合可能な雌ねじ55が形成されている。そして、これら雄ねじ54及び雌ねじ55は、それぞれ筒部43及び閉塞部材45の周面に沿って螺旋状に形成されている。すなわち、雄ねじ54と雌ねじ55とが螺合することにより、閉塞部材45は、注入口42に対して締結された状態で装着されている。本実施形態においては、液体収容体40を上面視した際に、閉塞部材45が時計回り方向に回転されることで注入口42に装着され、反時計回り方向に回転されることで注入口42から取り外されるように、雄ねじ54及び雌ねじ55が形成されている。なお、ここでいう螺合とは、一般的なねじの作用によって互いが結合されることを指す。
また、注入口42に装着された場合に鉛直方向Zにおいて連通口44と対向する閉塞部材45の内底面には、例えばゴムで形成されたOリングで構成される封止部材56が設けられ、閉塞部材45は、注入口42に装着された状態において注入口42を封止部材56により封止するよう構成されている。すなわち、注入口42に閉塞部材45が装着された状態において、封止部材56は、閉塞部材45と注入口42との間に位置し、閉塞部材45の内底面と筒部43の先端とに密着することで注入口42を封止している。
次に、上記のように構成された複合機11の作用について、特に液体収容体40に装着される閉塞部材45に注目して説明する。
図4に示すように、閉塞部材45は、筒部43に形成された雄ねじ54と閉塞部材45に形成された雌ねじ55とが螺合することで注入口42に装着され、注入口42を閉塞している。ここで、例えば、複合機11の輸送や、複合機11の使用環境によって、液体収容体40の周囲の温度や気圧が変化し、液体収容体40における液体収容室46内の気圧よりもその外部の気圧が低くなることがある。液体収容室46内の気圧が、液体収容室46外の気圧よりも高くなると、その気圧差により液体収容室46内から外部に向かう力が発生することが考えられる。
通常、インクを収容する液体収容体40には、本実施形態に示すように、液体収容室46と大気とが連通する大気連通経路53が形成されているが、大気連通経路53は、インクを供給する際に生じる液体収容室46内の負圧を解消するために設けられるものであるため、流動抵抗が高く、急な気圧変化には対応できないことがある。また、複合機11の出荷時には、大気連通孔49がシート部材によってシールされていることがあり、大気連通経路53が遮断されたまま使用されている場合もある。さらに、複合機11を持ち運ぶ際の振動によって、大気連通経路53を介して液体収容室46に収容されるインクが漏れ出すことを抑制するために、大気連通孔49を閉塞するキャップを別途設ける構成も知られている。そのため、液体収容室46内の気圧が、液体収容体40外の気圧よりも高くなってしまう状況は十分に起こり得る。
ここで、液体収容体40の注入口42に装着される閉塞部材45が、エラストマーなどの弾性部材で形成され、注入口42に対して圧入することで装着されるような栓部材である場合、液体収容室46の内外の気圧差によって、閉塞部材45が注入口42から押し出され、不意に脱落してしまう虞がある。この点、本実施形態においては、雄ねじ54と雌ねじ55とが螺合することで閉塞部材45が注入口42に対して締結された状態で装着されるため、液体収容室46の内部と外部とで気圧差が生じたとしても、閉塞部材45が注入口42から脱落する虞が低減されている。
上記第一実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)閉塞部材45に形成された雌ねじ55と、注入口42の筒部43に形成された雄ねじ54とが螺合することで、閉塞部材45が注入口42に締結された状態で装着される。すなわち、たとえ液体収容体40内となる液体収容室46内の気圧が液体収容体40外の気圧より高くなったとしても、閉塞部材45は注入口42に対して締結された状態で装着されているため、その気圧差によって閉塞部材45が注入口42から脱落してしまう虞が低減される。したがって、液体を収容する液体収容体40に設けられる液体の注入口42を塞ぐ閉塞部材45の脱落を抑制できる。
(2)閉塞部材45の内底面に設けられた封止部材56より、閉塞部材45が注入口42に装着された状態において、注入口42からのインクの漏れを低減することができる。
(3)液体収容体40の一面を構成する視認面41によって、液体収容室46に収容されるインクの残量を確認することができる。
(4)液体収容体40を構成する視認面41に形成された上限目盛48によって、液体収容室46が収容可能なインクの上限を確認できる。そのため、注入口42を介して液体収容室46にインクを注入する際に、インクの入れ過ぎによって注入口42からインクが溢れ出すことを抑制できる。
(5)液体収容体装着部30に形成された載置部33により、注入口42から取り外した閉塞部材45を床面や机などに置く必要がない。そのため、閉塞部材45に付着したインク滴によって複合機11の周囲を汚してしまう虞が低減される。
(第二実施形態)
次に、複合機11が備えるプリンター12の第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態におけるプリンター12は、液体収容体装着部30及び液体収容体40に取り付けられる閉塞部材45の構成が上記第一実施形態とは異なり、その他の構成については第一実施形態と同様である。そのため、同じ構成を備える箇所についてはその説明を省略する。
図5及び図6に示すように、液体収容体装着部30に装着される液体収容体40の注入口42には、閉塞部材45が着脱可能に設けられている。鉛直方向Zにおいて、この閉塞部材45の上面には、上方に向けて延びる円柱状の突起部60が形成されている。突起部60の先端部には、閉塞部材45の上面に接する基端部よりも径が大きくなるように形成された大径部61が設けられている。そして、この突起部60には、閉塞部材45と液体収容体装着部30とを連結する保持部材62が取り付けられている。この保持部材62は、一方向に所定の長さを有する帯状の長尺部材であって、その長さ方向における一端が突起部60に取り付けられる一方で、その一端とは反対側となる他端が液体収容体装着部30の上部に取り付けられている。そのため、注入口42から取り外された閉塞部材45は、保持部材62によって液体収容体装着部30から吊り下げ可能に保持される。なお、保持部材62が有する所定の長さとは、一の液体収容体40が有する注入口42に装着された閉塞部材45が、一の液体収容体40とは別の液体収容体40が有する注入口42に届かない長さとなっている。
また、突起部60に取り付けられる保持部材62の一端部分には、円環状に形成されるリング部63が設けられている。このリング部63が突起部60における大径部61よりも基端側で小径となる部分を軸として取り付けられることで、保持部材62は、突起部60に対して相対回転可能に取り付けられている。すなわち、保持部材62は、閉塞部材45に対して相対回転可能に設けられている。また、リング部63の内径は、突起部60の先端に形成される大径部61の径よりも小さくなるよう形成されているため、保持部材62が突起部60から脱落する虞が低減されている。なお、保持部材62は、樹脂等の弾性材料で形成され、リング部63は、その内径が拡がる方向へ弾性変形しながら大径部61を乗り越えることで、突起部60の基端側の軸に取り付けられる。
次に、上記のように構成された複合機11の作用について、特に液体収容体40に装着される閉塞部材45に注目して説明する。
液体収容体40にインクを注入する際には、液体収容体40を上面視した場合において、液体収容体40の注入口42に装着された閉塞部材45を反時計回り方向に回すことで、注入口42から閉塞部材45を取り外す。また、液体収容体40へのインクの注入が完了した際には、注入口42を上方から覆うように取り付けた閉塞部材45を時計回り方向に回すことで、注入口42に閉塞部材45を装着する。このとき、閉塞部材45を保持する保持部材62は、閉塞部材45に形成された突起部60に対して相対回転可能に取り付けられているため、注入口42に対して閉塞部材45を着脱する際の回転動作に伴って保持部材62が捩れてしまう虞が小さい。
上記第二実施形態によれば、上記(1)〜(5)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(6)保持部材62によって閉塞部材45と液体収容体装着部30とが連結されているため、注入口42から取り外された閉塞部材45を紛失する虞が低減される。
(7)注入口42に対して閉塞部材45を着脱する際の閉塞部材45の回転動作に伴って保持部材62が捩れてしまう虞を低減できる。すなわち、注入口42に対する閉塞部材45の着脱動作を阻害してしまう虞を低減できる。また、保持部材62が捩れてしまう虞が小さいため、保持部材62の長寿命化に貢献できる。
(8)所定の長さを有する保持部材62により、例えば、ブラックのインクを収容する液体収容体40の注入口42を閉塞する閉塞部材45が、誤ってイエロー等の他の色のインクを収容する液体収容体40の注入口42に装着されてしまうといった、閉塞部材45の取り違いが抑制される。すなわち、閉塞部材45を介して、液体収容体40に収容されるインクと異なるインクが、当該液体収容体40内に混入してしまう虞を低減できる。
(第三実施形態)
次に、複合機11が備えるプリンター12の第三実施形態について説明する。なお、第三実施形態におけるプリンター12は、閉塞部材45、及び閉塞部材45に取り付けられる保持部材62の構成が第二実施形態とは異なり、その他の構成については第二実施形態と同様である。そのため、同じ構成を備える箇所についてはその説明を省略する。
図7に示すように、鉛直方向Zにおいて、閉塞部材45の上面には、上部に向けて突出する円柱状の突起部70が設けられている。そして、この突起部70には、閉塞部材45と液体収容体装着部30とを連結する保持部材71が取り付けられている。この保持部材71は、一方向に所定の長さを有する帯状の長尺部材であって、その長さ方向における一端が突起部70の先端に取り付けられる一方で、その一端とは反対側となる他端が液体収容体装着部30の上部に取り付けられている。そのため、注入口42から取り外された閉塞部材45は、保持部材71によって液体収容体装着部30から吊り下げ可能に保持される。なお、保持部材71が有する所定の長さとは、一の液体収容体40が有する注入口42に装着された閉塞部材45が、一の液体収容体40とは別の液体収容体40が有する注入口42に届かない長さとなっている。
また、突起部70の先端に取り付けられる保持部材71の一端部分は、突起部70の先端に対して上方から相対回転可能に嵌合されるキャップ状の取付部72として構成されている。すなわち、保持部材71は、閉塞部材45に対して相対回転可能に設けられる。そして、この帯状の長尺部材である保持部材71は、その一端の取付部72と閉塞部材45の突起部70とを相対回転させることにより、閉塞部材45の突起部70に対して巻き付け可能に設けられている。
次に、上記のように構成された複合機11の作用について、特に液体収容体40に装着される閉塞部材45に注目して説明する。
図7に示すように、液体収容体40の注入口42に対して閉塞部材45を着脱する際、閉塞部材45は注入口42に対して回転させられる。このとき、保持部材71は、閉塞部材45に対して相対回転可能に取り付けられているため、閉塞部材45の回転動作に伴って保持部材71が捩じれてしまう虞が小さい。また、注入口42から取り外された閉塞部材45が載置部33に載置される際、保持部材71の取付部72を突起部70に対して回転させることで、保持部材71が突起部70に巻き付けられる。また、注入口42に装着された閉塞部材45についても同様で、その状態において取付部72を突起部70に対して回転させることで、保持部材71が突起部70に巻き付けられる。
上記第三実施形態によれば、上記(1)〜(8)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(9)閉塞部材45を注入口42に装着する際、及び載置部33に載置する際において、所定の長さを有する保持部材71を突起部70に巻き付けることができるため、保持部材71のコンパクト化に貢献できる。
(第四実施形態)
次に、複合機11が備えるプリンター12の第四実施形態について説明する。なお、第四実施形態におけるプリンター12は、保持部材62の取り付け位置が第二実施形態とは異なり、その他の構成については第二実施形態と同様である。そのため、同じ構成を備える箇所についてはその説明を省略する。
図8に示すように、液体収容体装着部30に装着される液体収容体40の注入口42には、閉塞部材45が着脱可能に設けられている。そして、閉塞部材45の上面に設けられる突起部60には、閉塞部材45と記録ヘッド19を収容する筐体16とを連結する保持部材62が取り付けられている。この保持部材62は、一方向に所定の長さを有する帯状の長尺部材であって、その長さ方向における一端が突起部60に取り付けられる一方で、その一端とは反対側となる他端が筐体16の側面に取り付けられている。そのため、注入口42から取り外された閉塞部材45は、保持部材62によって筐体16から吊り下げ可能に保持される。なお、保持部材62が有する所定の長さとは、一の液体収容体40が有する注入口42に装着された閉塞部材45が、一の液体収容体40とは別の液体収容体40が有する注入口42に届かない長さとなっている。なお、図示はしないが、第四実施形態における開閉カバー32は、例えば孔や切り欠きを設ける等して、保持部材62による閉塞部材45と筐体16との連結を阻害しない態様で構成されている。
上記第四実施形態によれば、上記(1)〜(5)、(7)、(8)の効果に加えて以下のような効果を得ることができる。
(10)保持部材62によって閉塞部材45と筐体16とが連結されているため、注入口42から取り外された閉塞部材45を紛失する虞が低減される。
(第五実施形態)
次に、複合機11が備えるプリンター12の第五実施形態について説明する。なお、第五実施形態におけるプリンター12は、閉塞部材45の構成のみが上記第一実施形態とは異なり、その他の構成については第一実施形態と同様である。そのため、同じ構成を備える箇所についてはその説明を省略する。
図9、図10及び図11に示すように、閉塞部材45は、外キャップ80と、歯止め部材81と、内キャップ82と、Oリング等の封止部材56と、を含んで構成されている。外キャップ80は、鉛直方向Zにおいて、下部が開放され、上部に内底面を有する円筒状の部材であって、その上面の外周付近には、内底面を貫通する孔83が複数形成されている。歯止め部材81は、リング状の部材であって、上方に向かって突出するよう形成された突起84が複数設けられている。歯止め部材81は、これらの突起84が、外キャップ80の内底面に対して下側から、それぞれ対応する孔83に嵌合するようにして外キャップ80に取り付けられている。すなわち、歯止め部材81は、外キャップ80に対して一体に設けられる。また、歯止め部材81には、その内周面から内側に向けて斜めに延びる爪85が複数形成されている。因みに、これらの爪85は、その基端から先端にかけてのアーム状の部分が弾性変形可能に構成されている。
内キャップ82は、外キャップ80と同様にその下部が開放され、上部に内底面を有する円筒状の部材であって、その上部には内キャップ82と一体回転可能な歯車86を備えている。この内キャップ82は、外キャップ80の内底面に対して下側から取り付けられ、歯止め部材81の爪85と歯車86とが噛み合うように設けられている。本実施形態においては、液体収容体40を上面視した際、歯止め部材81が反時計回り方向に回転するときに、爪85が歯車86に対して食い込む態様で設けられている。また、内キャップ82の内周面には、注入口42を構成する筒部43の外周面に形成された雄ねじ54と螺合可能な雌ねじ55が形成されている。さらに、内キャップ82の下部には、内キャップ82の外周面から外側に向かって延びる鍔状の延伸部87が形成され、延伸部87の先端が外キャップ80の内周面と接触するように、内キャップ82が外キャップ80に対して取り付けられている。なお、封止部材56は、連通口44と対向する内キャップ82の内底面に設けられている。
次に、上記のように構成された複合機11の作用について、特に液体収容体40に装着される閉塞部材45に注目して説明する。
図11に示すように、閉塞部材45を時計回り方向に回す際、すなわち閉塞部材45を注入口42に装着する際には、歯止め部材81の爪85と、内キャップ82の歯車86との摩擦によって、歯止め部材81を介して外キャップ80と内キャップ82とが一体に回転する。そして、注入口42に対して閉塞部材45の装着が完了すると、注入口42と螺合する内キャップ82が、時計回り方向にそれ以上回らなくなる。このとき、閉塞部材45をさらに時計回り方向に回すと、歯止め部材81の爪85が歯車86の歯を乗り越え、外キャップ80及び歯止め部材81が、注入口42と螺合する内キャップ82に対して空転する。逆に、閉塞部材45を反時計回り方向に回す際、すなわち閉塞部材45を注入口42から取り外す際には、爪85が歯車86に対して食い込み、外キャップ80と内キャップ82とが一体に回転する。
つまり、内キャップ82が有する歯車86と歯止め部材81は、回転方向を一方向に制限するラチェット機構部90を構成している。本実施形態におけるラチェット機構部90は、注入口42に装着された状態において外キャップ80と注入口42との間に介在するよう設けられ、閉塞部材45が注入口42に対して装着される方向(時計回り方向)への回転を許容し、取り外される方向(反時計回り方向)への回転を規制する。
上記第五実施形態によれば、上記(1)〜(5)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(11)ラチェット機構部90により、注入口42に対する閉塞部材45の締め過ぎを抑制でき、注入口42に対して好適に閉塞部材45を装着できる。また、注入口42に対する閉塞部材45の締め過ぎを抑制することで、筒部43に形成される雄ねじ54及び内キャップ82に形成される雌ねじ55の摩耗を低減できる。
なお、上述した各実施形態は以下のように変更してもよい。
・図12に示すように、第二実施形態において、一端が閉塞部材45に取り付けられる保持部材62は、その他端が、液体収容体装着部30に取り付けられる構成に限らず、液体収容体40に取り付けられる構成でもよい。この構成によれば、注入口42から取り外された閉塞部材45は、保持部材62によって液体収容体40から吊り下げ可能に保持される。すなわち、注入口42から取り外された閉塞部材45を紛失する虞が低減される。また、第三実施形態においても同様で、保持部材71の他端が、液体収容体40に取り付けられる構成でもよい。
・上記第四実施形態において、注入口42を閉塞する閉塞部材45を保持ずる保持部材62は、例えば第三実施形態に示すように、突起部70に対して巻き付け可能な保持部材71であってもよい。また、一端が閉塞部材45に取り付けられる保持部材62は、その他端が、筐体16内部に取り付けられる構成であってもよい。
・図13に示すように、第一実施形態において、注入口42に雄ねじ54、閉塞部材45に雌ねじ55が形成される構成に限らず、注入口42を構成する筒部43の内周面に雌ねじ55、閉塞部材45の外周面に雄ねじ54が形成される構成でもよい。すなわち、閉塞部材45は、注入口42に対して上方から覆うように装着されるキャップ部材に限らず、注入口42の連通口44に挿入されるように装着される栓部材として機能する構成でもよい。また、第二乃至第五実施形態においても同様である。
・上記第五実施形態において、ラチェット機構部90を有する閉塞部材45に、上記第二実施形態乃至第四実施形態に示すような保持部材62(71)を設けてもよい。
・上記第三実施形態において、閉塞部材45の突起部70の先端に取り付けられる保持部材71の取付部72は、閉塞部材45に対して相対回転可能に設けられる構成に限らない。注入口42に対して着脱される閉塞部材45の回転動作に伴って、保持部材71が突起部70に巻き付けられる構成であってもよい。
・上記第二実施形態乃至第四実施形態において、保持部材62(71)は、帯状に限らず、ボールチェーンなどの鎖状でもよい。
・上記第二乃至第五実施形態において、閉塞部材45は、封止部材56を備えなくともよい。
・上記第一乃至第五実施形態において、液体収容体40が装着される液体収容体装着部30は、プリンター12の筐体16に取り付けられる構成に限らない。例えば、筐体16内部に設けられる構成でもよいし、複合機11に対して別途独立して設けられる構成でもよい。また、必ずしも液体収容体装着部30を備える構成に限らない。
・上記第一乃至第五実施形態において、注入口42を構成する筒部43は、鉛直方向Zにおいて上方に突出する構成に限らず、液体収容室46内に向けて突出する構成であってもよい。また、注入口42は、筒部43を設けない構成であってもよい。
・上記第一乃至第五実施形態において、液体収容体40を上面視した場合において、閉塞部材45は、注入口42に対して時計回り方向に回転することで装着され、反時計回り方向に回転することで取り外される構成に限らない。逆に、反時計方向に回転することで装着され、時計回り方向に回転することで取り外されるような構成でもよい。
・上記第一乃至第五実施形態において、液体収容体40は、樹脂製でなくともよい。少なくとも、液体収容体40に設けられた視認面41が、液体収容室46内に収容されるインクの液量を視認可能な材料で形成されていればよい。また、視認面41を設けなくともよい。
・上記第一乃至第五実施形態において、記録部17は、用紙Pに対して走査方向Xに移動するシリアルヘッド方式に限らず、走査方向Xにおいて用紙Pの略全域に亘って設けられたラインヘッド方式でもよい。
・上記第一乃至第五実施形態において、封止部材56は、閉塞部材45の内底面に設ける構成に限らず、注入口42を構成する筒部43の先端に取り付けられる構成でもよい。
・上記第一乃至第五実施形態において、記録装置は、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体を含む)を噴射したり吐出したりして記録を行う流体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、本明細書において「流体」とは、気体のみからなる流体を含まない概念であり、流体には、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体などが含まれる。
12…プリンター(記録装置)、16…筐体、19…記録ヘッド、30…液体収容体装着部、40…液体収容体、41…視認面、42…注入口、43…筒部、44…連通口、45…閉塞部材、46…液体収容室、47…リブ部材、48…上限目盛、49…大気連通孔、50…第一空気室、51…蛇行経路、52…第二空気室、53…大気連通経路、54…雄ねじ、55雌ねじ、56…封止部材、60…突起部、62…保持部材、70…突起部、71…保持部材、90…ラチェット機構部、P…用紙(媒体)、Z…鉛直方向。

Claims (8)

  1. 媒体に対して液体を吐出することで記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに供給される前記液体を収容する液体収容室及びその液体収容室内に外部から前記液体を注入可能とする注入口を有する液体収容体と、
    前記注入口に装着されることで前記注入口を閉塞する閉塞部材と、
    前記閉塞部材が前記注入口に装着される場合に前記閉塞部材と前記注入口との間に配置されて前記注入口を封止する封止部材と、を備え、
    前記閉塞部材及び前記注入口のうち、一方には雄ねじが形成され、他方には前記雄ねじと螺合可能な雌ねじが形成されていることを特徴とする記録装置。
  2. 媒体に対して液体を吐出することで記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに供給される前記液体を収容する液体収容室及びその液体収容室内に外部から前記液体を注入可能とする注入口を有する液体収容体と、
    前記注入口に装着されることで前記注入口を閉塞する閉塞部材と、
    前記注入口から取り外された状態にある前記閉塞部材を吊り下げ可能に保持する保持部材と、を備え、
    前記閉塞部材及び前記注入口のうち、一方には雄ねじが形成され、他方には前記雄ねじと螺合可能な雌ねじが形成されていることを特徴とする記録装置。
  3. 前記保持部材は、一方向に長さを有する部材であり、その一端側が前記閉塞部材に取り付けられ、その他端側が前記液体収容体に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記液体収容体が装着される液体収容体装着部をさらに備え、前記保持部材は、一方向に長さを有する部材であり、その一端側が前記閉塞部材に取り付けられ、その他端側が前記液体収容体装着部に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記記録ヘッドを収容する筐体を有し、
    前記保持部材は、一方向に長さを有する部材であり、その一端側が前記閉塞部材に取り付けられ、その他端側が前記筺体に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  6. 前記保持部材は、前記閉塞部材に設けられた突起部に対して当該突起部を軸として相対回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至請求項5のうち何れか一項に記載の記録装置。
  7. 前記保持部材は、前記閉塞部材に設けられた突起部に対して巻き付け可能に取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至請求項6のうち何れか一項に記載の記録装置。
  8. 前記閉塞部材は、前記注入口との間に介在するラチェット機構部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のうち何れか一項に記載の記録装置。
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