JP2017030102A - ロボットセル及びロボットセルを備えた梱包装置 - Google Patents

ロボットセル及びロボットセルを備えた梱包装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 梱包装置の設置面積を小さくし、尚且つロボットアームの旋回軸の旋回角度を小さくしてエアカットタイムを少なくしてタクトタイム向上を実現する。
【解決手段】 四角形の平面を有する架台と、架台の平面の一辺側に配置されたロボットと、ロボットが配置された辺側に隣接する一辺側に設けられた部材排出部と、ロボットが配置された辺側に対向する一辺側に設けられた被梱包材供給部と、部材排出部の設けられた一辺側に対向する一辺側に設けられた梱包材供給部と、架台の上に設けられた1つの作業スペースと、を備えることを特徴とするロボットセル。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロボットを用いて梱包材を供給及び組立し、被梱包材を充填及び封緘する一連の梱包作業を行うロボットセル及びロボットセルを複数備えた梱包装置に関する。
工場における組み立て作業の最終工程である梱包工程では、折り畳まれた段ボールを展開し、底部フラップを折り曲げて箱状にした後、底部フラップを粘着テープ貼着し、箱を組上げ、組み上がった箱に製品を充填し、所定の個数の充填が終了したら、蓋部のフラップを折り曲げて蓋部を形成し、蓋部フラップを粘着テープで貼着し、完成した段ボールをパレットに搬送して積載していた。
従来は、これら一連の梱包工程を実施するのに、各作業毎に最適化された専用自動機をベルトコンベアでつなぎ合わせることによって自動化していた。
近年では、製函機や充填機に代表される専用自動機とベルトコンベアによる自動化に変わり、柔軟性の向上や設置面積を小さくするためにロボットを用いて一連の梱包工程を行うことも提案されている。
特開平11−70917号公報 特許5351946号公報
特許文献1及び特許文献2では、1台のロボットが梱包工程の一連の作業を行うことが提案されている。
特許文献1では、1台のロボットアームの先端に取り付けられたエンドエフェクタによって、積層されている折り込まれた状態の段ボールを吸着して展開し、物品充填部に段ボールを置く。充填部に設けられた折り込み機構で底面フラップを折り込み、別体の充填機でコンベアから搬送された製品を段ボールに充填し、ロボットが充填済の段ボールを封緘機に搬送して封緘を行う。
特許文献2では、双腕を有するロボット一台が双腕の先端に設けられたエンドエフェクタを用いて供給ステーションに積層されている折り込まれた状態の段ボールを吸着して展開しながら組立ステーションに置く。組立ステーションでは、ロボットが段ボールの底面フラップを双腕で折り込み、エンドエフェクタに装着されている粘着剤で貼着して段ボールの底面を形成した後、段ボールを反転させ、梱包ステーションに搬送する。梱包ステーションに置かれた段ボールに、ロボットが台座に置かれている製品を充填し、所定の数だけ充填した後に段ボールの蓋面フラップを折り込んで粘着剤を貼着する。
しかし、特許文献1及び特許文献2では、作業毎に各々作業スペースが設けられているため、装置の設置面積が大きくなってしまう。
特にデジタル一眼カメラ等の製品は、化粧箱に製品一式を充填した後、集合箱に化粧箱を複数充填する。集合箱はサイズが大きいため、特許文献1及び特許文献2の梱包装置で集合箱の梱包工程を担う場合には装置の設置面積が大きくなるのは必至である。
また、各々作業スペースが離れているため、ロボットアームの旋回軸の旋回角度が大きくなるため、ロボットアームのエアカットタイムが増加してしまい、タクトタイムのロスが大きくなってしまう。
上記課題に鑑み、本発明は一連の梱包作業を行うにあたり、設置面積を小さくし、尚且つロボットアームの旋回軸の旋回角度を小さくしてエアカットタイムを少なくしてタクトタイム向上を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のロボットセルは、
四角形の平面を有する架台と、
前記架台の平面の一辺側に配置されたロボットと、
前記ロボットが配置された辺側に隣接する一辺側に設けられた部材排出部と、
前記ロボットが配置された辺側に対向する一辺側に設けられた被梱包材供給部と、
前記部材排出部の設けられた一辺側に対向する一辺側に設けられた梱包材供給部と、
前記架台の上に設けられた1つの作業スペースと、
を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の梱包装置は、
四角形の平面を有する架台と、
前記架台の平面の一辺側に配置されたロボットと、
前記ロボットが配置された辺側に隣接する一辺側に設けられた部材排出部と、
前記ロボットが配置された辺側に対向する一辺側に設けられた被梱包材供給部と、
前記部材排出部の設けられた一辺側に対向する一辺側に設けられた梱包材供給部と、
前記架台の上に設けられた1つの作業スペースと、
を備える少なくとも一つのロボットセルを備え、前記ロボットセルを隣接して連結させることでラインを構成することを特徴としている。
本発明によれば、ロボットを用いて一連の梱包作業を行うロボットセルを有する梱包装置において、設置面積を小さくすることができ、更にエアカットタイムを削減することによるタクトタイムの削減をすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る梱包装置を構成するロボットセルを示す斜視図である。 本発明にかかる梱包装置を構成する架台の内部を示す斜視図である。 梱包材供給部に供給される梱包材の状態を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る梱包工程の作業を示すフローチャートである。 梱包材の底部及び蓋部を形成する過程を説明するフローチャートである。 梱包装置の架台内部に設置された供給機構を示す図である。 架台内における梱包材供給機構と梱包材供給部の配置関係を示す斜視図である。 梱包材供給機構が梱包材を供給する仕組みを説明するための図である。 第1の実施形態に係る梱包装置で、ロボットアームが有する旋回軸の旋回範囲を説明するための上面図である。 第2の実施形態に係る梱包装置の構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施態様にかかる梱包工程の一連の作業を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る梱包装置の構成を示す概略上面図である。
以下、本発明に係る各実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。図面において同一部分は同一符号で示している。
<第1の実施形態>
本発明の実施形態を、以下図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る梱包装置500を構成するロボットセルを示す斜視図である。
図1において、梱包工程を行い、梱包装置500を構成するうロボットセル100は、四角形の平面を有する架台101を備えている。架台101の一辺側の端部に配置された一対のロボットアーム102a及び102bを備えている。第1のロボットアーム102aは、その先端に第1のハンドリング手段103aを有している。また、第2のロボットアーム102bは、その先端に第2のハンドリング手段103bを有している。ここでは、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bの2つのロボットアームが設けられているが、この数は任意であり、1つ、または2つ以上でも良い。また、第1のロボットアーム102aと、第2のロボットアーム102bは、単独でも動作するが、協働して動作することもできる。
第1のハンドリング手段103a及び第2のハンドリング手段103bには不図示の把持機構と吸着機構が設けられ、ハンドリング対象物を把持及び吸着できる構成になっている。ロボットセル100は、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bと、第1のハンドリング手段103a及び第2のハンドリング手段103bとを制御する制御部104を備えている。第1の実施形態では架台101の内部に配置されているが、外部に配置してもよい。
架台101は、梱包材を内部に収納し、梱包材を供給する梱包材供給部105と被梱包材を内部に収容し、被梱包材を供給する被梱包材供給部106とを備えている。梱包材供給部105は、架台101の上面に開口した状態で架台101内に設けられている。
同様に、被梱包材供給部106は架台101の上面に開口した状態で架台101内に設けられている。梱包が終了した梱包品は架台101に配置された排出部107から排出される。架台101は、その上面に作業スペース108を有しており、ロボットセル100は、作業スペース108内で、梱包材の組立作業や部材の充填作業を含む一連の作業を行う。
図2は、図1に示す梱包装置を構成する架台の内部を示す斜視図である。架台101の側面且つ梱包材供給部105の後方に梱包材供給機構201が配置されている。梱包材供給機構201の詳細は後述する。
図3は、梱包材供給部105に供給される梱包材301の状態を示す斜視図である。梱包材301は、折り畳まれて並列に起立した状態で梱包材供給部105内に収容されている。
ここで、図6乃至図8を参照して、梱包材供給機構201の詳細を説明する。梱包材供給機構201は、垂直方向に移動可能な移動軸部材601と移動軸部材601を移動可能に保持する固定軸部材602の2軸で構成されている直交型のロボットである。移動軸部材601と固定軸部材602とは互いに直交している。移動軸部材601の一端には梱包材301を吸着する吸着機構603が儲けられている。
図7は、架台101内における梱包材供給機構201と梱包材供給部105の配置関係を示す斜視図である。架台101は図示していない。移動軸部材601の軸方向の一端に設けられた吸着機構603が梱包材供給部105内の梱包材301を吸着できるよう、梱包材供給部105の吸着機構603に対向する側面は開放され、吸着機構603の吸着動作に影響がないようになっている。
ここで図8を参照して、梱包材供給機構201が梱包材301を供給する仕組みを説明する。図8の(A)乃至(C)は、図7を側面から見た図であり、図8の(D)乃至(F)は、図8の(A)乃至(C)にそれぞれ対応する斜視図である。図8の(A)は梱包材供給機構201の初期状態を示している。まず、図8の(B)に示すように、梱包材供給機構201は、移動軸部材601を図8の(B)において右方向に移動させ、梱包材供給部105の開放された開口部109から移動軸部材601の一端に設けられている吸着機構603で梱包材301を吸着する。
次に、図8の(C)に示すように、梱包材301が吸着されている状態で移動軸部材601を固定軸部材602に沿って上方向に移動させる。これにより、梱包材301は、収納されている梱包材供給部105から垂直にせり上がる。せり上がった梱包材301をロボットアーム102a及び102bがハンドリングして梱包作業を開始する。
図4は本発明の第1の実施態様にかかる梱包工程の一連の作業を示すフローチャートである。梱包工程が開始されると、まず、ステップS401において、梱包材301を梱包材供給部105の内部に収容し、不図示の被梱包材を被梱包材供給部106の上部に供給する。
次に、ステップS402において、梱包材供給部105に収容された梱包材301を、前述のように第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bがハンドリングできるよう、架台101上に垂直にせり上げる。せり上がった梱包材301をハンドリングできる位置に第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bを移動させ、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bの先端に配された第1のハンドリング手段103a及び第2のハンドリング手段103bが梱包材301を吸着し、梱包材301を架台101の内部からせり上げている梱包材供給機構201の吸着状態を解除させる。次に、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bは、梱包材301をさらに垂直に引き上げて、梱包材301を梱包材供給部105から取り出す。
次に、ステップS403において、架台101に配置された第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bを用いて、取り出された梱包材301を折り畳まれた状態から筒状の状態に展開する。第1の実施形態では第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bの両方を用いて梱包材301の展開を行っているが、不図示の治工具を用いて第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bのうち片方だけで展開を行うこともできる。
次に、ステップS404において、筒状に展開した梱包材301を架台101上の作業スペース108の上に配置する。その状態で、梱包材301の上部に底部を形成し、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bの両方で梱包材301を持ち上げて、形成した底部が下になるよう、上下反転させて再び作業スペース108に配置する。
次に、ステップS405において、作業スペース108上に置かれた底面が形成された箱状の梱包材301に不図示の被梱包材を充填する。被梱包材は架台101上の被梱包材供給部106に供給されている。
ステップS406において、充填作業が終了したことが確認できると、ステップS407において梱包材301の蓋部を形成する。ステップS407における作業はステップS404において行われた作業と同じである。ステップS406において、充填作業が終了したことが確認できない場合は、ステップS405に戻る。
次に、ステップS407で蓋部が形成された梱包材301は、ステップS408において、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bの両方によって把持され、排出スペース107の上に配置され、ロボットセル100から排出される。
ここで、図5を参照して、梱包材301の底部及び蓋部を形成する工程の詳細を説明する。図5は、梱包材301の底部及び蓋部を形成する過程を説明するフローチャートである。
ステップS501において、梱包材301の内側フラップを内側に折り込む。次に、ステップS502において、梱包材301の外側フラップをステップS501で折り込んだ内側フラップを覆うように内部に折り込む。
次に、ステップS503において、ステップS502で折り込んだ外側フラップを、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bで押さえながら、粘着剤を貼着して封緘を行い、梱包材301の底部を形成する。なお、外側フラップを押さえるのは第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bでなく、押さえ用の治工具(不図示)を利用してもよい。また、貼着作業は、貼着機構を持たせた治工具(不図示)が行ってもよい。
図5に示す各ステップは、図4のステップS407において梱包材301に蓋部を形成する工程にも適用できる。ステップS501において、梱包材301の内側フラップを内側に折り込む。次に、ステップS502において、梱包材301の外側フラップをステップS501で折り込んだ内側フラップを覆うように内部に折り込む。このようにして、底部と反対側に、梱包材301の蓋部を形成することができる。蓋部を封止するには、ステップS503の工程を用いることができる。
図9は、第1の実施形態に係る梱包装置で、ロボットアームが有する旋回軸の旋回範囲を説明するための上面図である。以下、第1のロボットアーム102aと第2のロボットアーム102bは、それぞれ架台101に固定された旋回軸を備え、旋回軸を中心として旋回できる。図9を用いて本発明におけるロボットアームの旋回軸を中心とした旋回範囲を説明する。旋回範囲は、第1のハンドリング手段103aと第2のハンドリング手段103bとがアクセス可能な範囲である。ロボットセル100の構成は図1で説明したものと同じである。図面において左側の第1のロボットアーム102aは旋回範囲901を、また右側の第2のロボットアーム102bは旋回範囲902を有する。従って、旋回範囲において、第1のハンドリング手段103a及び第2のハンドリング手段103bは、梱包材供給部105からせり上がってくる梱包材301、梱包材供給部105及び被梱包材供給部106、部材排出部107にアクセスでき、且つ、作業スペース108にアクセスでき、そこでの作業ができる。
以上のように第1の実施形態に関わる本発明では、架台101上の固定位置に梱包材供給部を設置して、折り畳まれた梱包材301を起立した状態で供給し、同一作業スペース上で梱包工程の一連の作業を行う。これにより、装置の設置面積を小さくすることが可能となる。また、ロボットアームの旋回軸の旋回角度が小さくなるので、エアカットタイムが削減されるため、タクトタイムを削減することが可能となる。
<第二の実施形態>
次に、図10及び図11を参照して本発明の第2の実施態様を説明する。第2の実施態様では、複数種の被梱包材の充填を実現するため、工程が増えた場合に複数のロボットセルを連結させてラインを構築した梱包装置の例を説明する。
第2の実施態様では、上流側のロボットセルで梱包材の取り出し、梱包材の底部組立、被梱包部材の充填をおこない、下流側のロボットセルに梱包材を搬送して、更に被梱包部材を充填し、梱包材301の蓋部組立を行った後に梱包材を排出する例を説明する。
図10は、2つのロボットセルを1ラインに連結させ、一つの梱包装置を構成している状態を示す斜視図である。梱包装置600は、ライン上に、ロボットセル100とロボットセル1000の2つのロボットセルを隣接して連結することで構成されている。
第1の実施態様で説明したロボットセル100は、ラインにおける上流工程を担う。第1の実施形態と同様であるため、ここではロボットセル100の詳細な説明を省く。ロボットセル1000はラインにおける下流工程を担う。ロボットセル1001は、架台1001、架台1000の一辺側に配置された第1のロボットアーム1002a及び第2のロボットアーム1002bを備えている。図示していないが、第1のロボットアーム1002a及び第2のロボットアーム1002bの両方の先端にはそれぞれハンドリング手段が配されている。
架台1001の上面には被梱包材供給部1006及び1009が設けられている。被梱包材供給部1009には隣接するロボットセル100から排出された梱包材及びその他の部材が供給される。被梱包材供給部1009はロボットセル100の部材排出部107に隣接配置され、後述のように部材排出部107から部材を供給される。架台1001の上面には作業スペース1008が設けられ、ロボットセル1000は割り当てられた作業を作業スペース1008上で行う。架台1001には更に、部材排出部1007が設けられロボットセル1000で作業を終了した梱包材を排出する。
図11は、本発明の第2の実施態様にかかる梱包工程の一連の作業を示すフローチャートである。
まず、ステップS1101において、梱包材301を梱包材供給部105の内部に収納し、被梱包材(不図示)を被梱包材供給部106及び1006の上部に供給する。
次に、ステップS1102において、梱包材供給部105に収納された梱包材301を、第1の実施形態と同様に第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bを用いて梱包材供給部105から取り出す。ステップS1103において、取り出された梱包材301は第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bを用いて折り畳まれた状態から筒状の状態に展開される。
ステップS1104で、筒状に展開した梱包材301を作業スペース108の上に置き、梱包材301の底部を形成する。その後、第1のロボットアーム102a及び第2のロボットアーム102bの両方で梱包材301を持ち上げ、形成した底部が下になるよう、上下反転させて再び作業スペース108の上に配置する。
次に、ステップS1105において、作業スペース108の上に配置された底面が形成された梱包材301内へ、被梱包材供給部106に供給されている被梱包材を充填する。
ステップS1106でロボットセル100で充填する作業が終了する。終了後、ステップS1107において隣接するロボットセル1000へ搬送するために梱包材301を部材排出部107に排出する。ステップS1106において、充填作業が終了したことが確認できない場合は、ステップS1105に戻る。
次に、ステップS1108において、ロボットセル1000の第1のロボットアーム1002a及び第2のロボットアーム1002bが、梱包材301をロボットセル1000の部材排出部1009を経由して、作業を行う作業スペース1008に搬送する。
次に、ステップS1109において、作業スペース1008の上に置かれた梱包材301内へ、被梱包材供給部1006に供給されている被梱包材を第1のロボットアーム1002a及び第2のロボットアーム1002bが充填する。
ステップS1110において、第1のロボットアーム1002a及び第2のロボットアーム1002bによる充填作業が終了すると、ステップS1111において梱包材301の蓋部を形成する。ステップS1110において、充填作業が終了したことが確認できない場合は、ステップS1109に戻る。
次に、ステップS1112において、ステップS1111で蓋部が形成された梱包材301は第1のロボットアーム1002a及び第2のロボットアーム1002bによって部材排出部1007へ排出される。尚、図11のステップS1104からS1111の詳細は、図5のフローチャートと同一の工程を実行する。
以上のように第2の実施形態によれば、ロボットセルの架台でロボットが配置された一辺側に隣接する一辺側に一つの部材排出部を備え、その辺に対向する一辺側に被梱包材供給部を備えることにより、2つのロボットセルを連結したときに、部材排出部と被梱包材供給部が隣接するため、ロボットセル間での梱包材の搬送が容易になり、ライン構築に要する時間の短縮が可能となる。
上述の第2の実施形態では、同一構成の2つのロボットセルをライン上に並べて梱包装置としたが、ロボットセルは2つ以上隣接配置してラインを構成することもできる。また、隣接するロボットセルは必ずしも同一構成である必要はなく、異なる構成のロボットセルでも良い。その場合でも、一方のロボットセルの部材排出部と隣接する他方のロボットセルの被梱包材供給部が連続するように配置する。
<第3の実施形態>
第3の実施形態は、第1の実施形態と第2の実施形態で説明した梱包装置に無人搬送車が走行可能である走行エリアを加えた梱包システム(梱包装置)である。
図12は、第3の実施形態に係る梱包装置の構成を示す概略上面図である。ロボットセル100とロボットセル1000が同一ライン上に隣接配置されている。ロボットセル100及び1000は第2実施形態で示した構成と同じなので、詳細は省略し、異なる部分のみ説明する。
図12に示すように、隣接する2つのロボットセル100及び1000の前部と側部に無人搬送車1201が自走可能な走行エリア1202が配置されている。
無人走行車1201は、走行エリア1202上を自走することで、ロボットセル100及び1000の端部に沿うように移動し、ロボットセル100及び1000に部材を供給する。
また、無人走行車1201は、部材供給の他に、ロボットセル100及び1000による梱包作業が終了し、部材排出部1007から排出された被梱包材を充填した梱包材301を積載して、所定のストックヤードまで搬送することができる。
以上のように第3の実施形態に記載した本発明によれば、ロボットセルの架台の一辺側に被梱包材供給部と部材排出部を設けているため、無人搬送車の走行エリアを容易に設定することが可能であり、部材供給を含めたラインの構築が容易になる。
以上説明した第1乃至第3の実施形態において、各種の変更が可能である。梱包材供給部や被梱包材供給部は、梱包材や被梱包材以外の部材を供給するようにすることもできる。また、別の梱包材供給部や被梱包材供給部を架台に設け、そこから他の部材を供給するように構成することもできる。
100 ロボットセル
101 架台
102a 第1のロボットアーム
102b 第2のロボットアーム
103a 第1のハンドリング手段
103b 第2のハンドリング手段
105 梱包材供給部
106 被梱包材供給部
107 部材排出部
108 作業スペース
201 梱包材供給機構
500 梱包装置
600 梱包装置
901 旋回範囲
902 旋回範囲
1006 被梱包材供給部
1007 部材排出部
1008 作業スペース
1009 被梱包材供給部
2101 無人搬送車
1202 走行エリア

Claims (13)

  1. 四角形の平面を有する架台と、
    前記架台の平面の一辺側に配置されたロボットと、
    前記ロボットが配置された辺側に隣接する一辺側に設けられた部材排出部と、
    前記ロボットが配置された辺側に対向する一辺側に設けられた被梱包材供給部と、
    前記部材排出部の設けられた一辺側に対向する一辺側に設けられた梱包材供給部と、
    前記架台の上に設けられた1つの作業スペースと、
    を備えることを特徴とするロボットセル。
  2. 前記ロボットは第1のロボットアームと第2のロボットアームで構成される一対のロボットアームを備え、前記第1のロボットアームの先端には第1のハンドリング手段が、また前記第2のロボットアームの先端には第2のハンドリング手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロボットセル。
  3. 前記第1のロボットアームと、前記第2のロボットアームは、協働して動作ができることを特徴とする請求項2に記載のロボットセル。
  4. 前記第1のハンドリング手段と前記第2のハンドリング手段は、それぞれ把持機構と
    吸着機構とを有することを特徴とする請求項3に記載のロボットセル。
  5. 前記第1のロボットアームと前記第2のロボットアームは、それぞれ前記架台に固定された旋回軸を備え、前記旋回軸を中心として旋回し、前記第1のハンドリング手段と前記第2のハンドリング手段とがアクセス可能な旋回範囲を有し、前記旋回範囲において、前記第1のロボットアームと前記第2のロボットアームは、前記梱包材供給部から供給される梱包材、前記部材供給部、被梱包材を供給する被梱包材供給部、部材排出部、且つ前記作業スペースにアクセスできることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のロボットセル。
  6. 複数の前記部材供給部が設けられ、前記部材供給部に梱包材が供給されることを特徴とする請求項1に記載のロボットセル。
  7. 前記梱包材供給部に供給される前記梱包材は、折り畳まれて並列に起立した状態で供給されることを特徴とする請求項6記載のロボットセル。
  8. 前記作業スペースにおいて梱包工程に関わる一連の作業を行うことを特徴とする請求項1記載のロボットセル。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の少なくとも一つの前記ロボットセルを備え、前記ロボットセルを隣接して連結させることでラインを構成すること
    を特徴とする梱包装置。
  10. 前記ロボットセルの部材排出部と、隣接する他の前記ロボットセルの梱包材供給部とが隣接して配置されていることを特徴とする請求項9に梱包装置。
  11. 前記梱包装置に沿って設けられた走行エリアを有し、前記走行エリアを無人搬送車が走行可能であることを特徴とする請求項9または10に記載の梱包装置。
  12. 前記無人搬送車は、前記ロボットセルに梱包材を供給し、被梱包材を充填した前記梱包材を積載できることを特徴とする請求項11に記載の梱包装置。
  13. 前記ロボットセルの前記架台の一辺側に前記被梱包材供給部と前記部材排出部とが設けられていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の梱包装置。
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