JP2017028407A - 撮影指示プログラム、撮影指示装置、および撮影指示方法 - Google Patents

撮影指示プログラム、撮影指示装置、および撮影指示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】対象物を効率よく特定可能な撮影方向からの撮影指示を出力すること。【解決手段】撮影指示装置Sは、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得する。撮影指示装置Sは、複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した対象画像TIに類似する画像を検索する。撮影指示装置Sは、検索した画像が複数存在する場合には、検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出する。撮影指示装置Sは、算出した類似度に基づいて、対象画像TIの撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮影指示プログラム、撮影指示装置、および撮影指示方法に関する。
従来、被写体を撮影した画像と、複数の物体のそれぞれを撮影した画像とを比較することにより、複数の物体の中から被写体に対応する物体を特定する技術がある。関連する先行技術としては、例えば、画像から抽出された被写体の各部位の特徴を基に被写体に対応する対象物の候補を取得し、複数の候補が取得された場合には、候補を絞り込むための部位を特定して、ユーザに対して再度の撮影を促すものがある。また、例えば、複数台のカメラにより撮影された各々の画像についてパターンマッチング処理を行い、画像の各々中に存在する物体についての情報を取得する技術がある。
特開2006−101166号公報 特開2002−83297号公報
しかしながら、上述した従来技術では、撮影した画像から対象物を効率よく特定することができる撮影方向を判断することができない。例えば、対象物に対応する物体の絞り込みに有効な画像が得られず、対象物を撮影する回数が増大して撮影者の作業量の増大化を招いてしまう。
1つの側面では、本発明は、対象物を効率よく特定可能な撮影方向からの撮影指示を出力する撮影指示プログラム、撮影指示装置、および撮影指示方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、対象物を撮影した対象画像を取得し、複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した前記対象画像に類似する画像を検索し、検索した前記画像が複数存在する場合には、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に前記所定角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する撮影指示プログラム、撮影指示装置、および撮影指示方法が提案される。
本発明の一態様によれば、対象物を効率よく特定可能な撮影方向からの撮影指示を出力することができる。
図1は、実施の形態にかかる撮影指示方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、対象物特定システム200の一例を示す説明図である。 図3は、撮影指示装置Sのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、撮影装置Cのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、画像情報500のデータ構造の一例を示す説明図である。 図6は、物体情報テーブル600のデータ構造の一例を示す説明図である。 図7は、撮影情報テーブル700のデータ構造の一例を示す説明図である。 図8は、類似度情報テーブル800のデータ構造の一例を示す説明図である。 図9は、比較情報テーブル900のデータ構造の一例を示す説明図である。 図10は、撮影指示1000のデータ構造の一例を示す説明図である。 図11は、撮影指示装置Sの機能的構成例を示すブロック図である。 図12は、対象物Tに対応する物体の特定処理の流れを示す説明図(その1)である。 図13は、対象物Tに対応する物体の特定処理の流れを示す説明図(その2)である。 図14は、対象物Tに対応する物体の特定処理の流れを示す説明図(その3)である。 図15は、対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例を示す説明図(その1)である。 図16は、対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例を示す説明図(その2)である。 図17は、対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例を示す説明図(その3)である。 図18は、対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例を示す説明図(その4)である。 図19は、対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例を示す説明図(その5)である。 図20は、対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例を示す説明図(その6)である。 図21は、対象物PC−1の確認処理の一例を示す説明図である。 図22は、特定処理手順の一例を示すシーケンス図である。 図23は、画像判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 図24は、画像比較処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明にかかる撮影指示プログラム、撮影指示装置、および撮影指示方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態にかかる撮影指示方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる撮影指示方法の一実施例を示す説明図である。図1において、撮影指示装置Sは、対象物Tの撮影指示を出力し、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得し、対象画像TIに基づいて対象物Tに対応する物体を特定するコンピュータである。対象物Tに対応する物体とは、対象物Tと同一種類の物体である。
ここで、対象物Tの名称や対象物Tに貼付された識別情報などを参照して、複数の物体の中から対象物Tに対応する物体を特定する場合が考えられる。しかしながら、この場合では、対象物Tの名称が不明なとき、または、対象物Tに識別情報が貼付されていないときには、対象物Tに対応する物体を特定することができない。また、対象物Tの名称を調べたり、対象物Tに貼付された識別情報を探すことになると、対象物Tを特定する作業者の作業量の増大化を招いてしまう。
一方で、複数の物体のそれぞれを、複数の撮影方向のそれぞれから撮影した画像を用意しておき、用意した画像の中から対象物Tを撮影した対象画像TIに類似する画像を検索することにより、対象物Tに対応する物体を特定する場合が考えられる。例えば、用意した画像の中から対象画像TIに類似する画像を検索し、類似する画像が撮影された物体が対象物Tの候補となる物体であると判断し、対象物Tの候補となる物体を一つに絞り込めれば、当該物体を対象物Tに対応する物体として特定する。しかしながら、この場合では、類似する画像が複数存在すると、対象物Tの候補となる物体を一つに絞り込むことができず、対象物Tに対応する物体を特定することができない。
また、対象物Tの候補となる物体が一つに絞り込めなかったときに、対象物Tの候補となる物体を撮影した画像の中から、対象物Tを撮影した別の対象画像TIに類似する画像を検索することにより、対象物Tの候補となる物体をさらに絞り込む場合が考えられる。しかしながら、この場合でも、対象物Tを撮影した別の対象画像TIが、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに対して有効な対象画像TIでなければ、対象物Tの候補となる物体を絞り込むことができず、対象物Tに対応する物体を特定することができない。また、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに有効な対象画像TIが得られるまで対象物Tの撮影を繰り返すことになり、対象物Tを撮影する撮影者の作業量の増大化を招いてしまう。
そこで、本実施の形態では、対象物Tを効率よく特定可能な撮影方向からの撮影指示を出力することにより、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに対して有効な対象画像TIを取得しやすくし、対象物Tを効率よく特定する撮影指示方法について説明する。
図1の例では、(1)撮影指示装置Sは、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得する。対象物Tとは、複数の物体のうちのいずれの物体に対応する物体であるかが特定される物体である。対象物Tは、例えば、マシン室のマシンなどである。撮影指示装置Sは、例えば、撮影装置Cが対象物Tを1方向から撮影した対象画像TIを、撮影装置Cから受信する。撮影装置Cとは、撮影機能を有するコンピュータである。撮影装置Cは、例えば、スマートフォンなどである。
(2)撮影指示装置Sは、複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した対象画像TIに類似する画像を検索する。撮影指示装置Sは、例えば、物体O1〜O4のそれぞれを、前後左右の4方向のそれぞれから撮影した画像P11〜P14、P21〜P24、P31〜P34、P41〜P44を記憶する。そして、撮影指示装置Sは、物体O1〜O3を前方から撮影した画像P11、P21、P31を、対象画像TIに類似する画像として特定する。
(3)撮影指示装置Sは、検索した画像が複数存在する場合には、検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出する。そして、撮影指示装置Sは、算出した類似度に基づいて、対象画像TIの撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力する。
撮影指示装置Sは、例えば、特定した画像のそれぞれの撮影方向から右向きに90度、180度、270度異なる撮影方向からの画像同士の類似度を算出する。具体的には、画像P11、P21のそれぞれの撮影方向から右向きに90度異なる撮影方向からの画像P12、P22の類似度や、画像P11、P31のそれぞれの撮影方向から右向きに180度異なる撮影方向からの画像P13、P33の類似度などが算出される。
そして、撮影指示装置Sは、最も小さい類似度が算出された角度「90度」を選択し、対象画像TIの撮影方向から右向きに選択した角度「90度」分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力する。また、撮影指示装置Sは、特定した画像のそれぞれの撮影方向から右向きに所定角度分異なる撮影方向からの画像同士の類似度が閾値以下である場合に、対象画像TIの撮影方向から右向きに所定角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力してもよい。
これによれば、撮影指示装置Sは、次に取得される対象画像TIが、類似度が相対的に小さい画像同士の一方とは類似する可能性が高く、かつ、他方とは類似しない可能性が高くなる対象画像TIになるようにすることができる。結果として、撮影指示装置Sは、類似度が相対的に小さい画像同士の一方が、次に取得される対象画像TIに類似しない画像であると判定され、当該画像が撮影された物体が対象物Tの候補となる物体から除外してもよい物体であると判定することができる。
図1の例では、撮影指示装置Sは、対象画像TIの撮影方向から右向きに角度「90度」分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力した結果、対象物Tを右方向から撮影した新しい対象画像TIを取得することができる。すなわち、撮影指示装置Sは、画像P11、P31のそれぞれの撮影方向から右向きに90度異なる撮影方向からの画像P12、P32の一方とは類似する可能性が高く、かつ、他方とは類似しない可能性が高くなる新しい撮影画像TIを取得することができる。結果として、撮影指示装置Sは、新しい対象画像TIと、画像P12、P32のそれぞれとの類似度に基づいて、類似度が閾値以下の画像P12に対応する物体O1を、対象物Tの候補となる物体から除外してもよい物体であると判定することができる。
これに対し、撮影装置Cの利用者は、例えば、対象画像TIの撮影方向から右向きに角度「90度」分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示がなければ、対象物Tを後方から撮影してしまう可能性がある。しかしながら、対象物Tを後方から撮影した対象画像TIは、物体O1〜O3のそれぞれを後方から撮影した画像P13、P23、P33のいずれとも類似するため、対象物Tの候補となる物体から除外するか否かの判定に対して有効ではないことがある。このため、撮影装置Cの利用者が対象物Tを撮影しても、対象物Tの候補となる物体から除外してもよい物体であると判定される物体がなく、対象物Tの候補となる物体が絞り込まれず、撮影装置Cの利用者の作業量の増大化を招いてしまうことがある。
このように、撮影指示装置Sは、次に取得される対象画像TIに類似しない画像が撮影された物体であって、対象物Tの候補となる物体から除外してもよい物体を特定しやすくして、効率よく対象物Tの候補となる物体を絞り込むことができる。換言すれば、撮影指示装置Sは、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに対して有効な対象画像TIを取得して対象物Tを効率よく特定可能になる撮影方向からの撮影指示を出力することができる。そして、撮影指示装置Sは、次に取得された対象画像TIに基づいて効率よく対象物Tの候補となる物体を絞り込むことができ、対象物Tに対応する物体を効率よく特定することができる。
ここでは、撮影指示装置Sが、検索した画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した2つの画像同士の類似度を算出する場合について説明したが、これに限らない。例えば、撮影指示装置Sは、検索した画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した3つ以上の画像について類似度の平均値を算出してもよい。そして、撮影指示装置Sは、類似度の平均値に基づいて、対象画像TIの撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力する。
また、ここでは、撮影指示装置Sが、物体を、前後左右の4方向のそれぞれから撮影した画像を記憶する場合について説明したが、これに限らない。例えば、撮影指示装置Sは、物体を、前後左右、上下、ななめなどの多方向から撮影した画像を記憶してもよい。
また、ここでは、撮影指示装置Sが、一つの撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力する場合について説明したが、これに限らない。例えば、撮影指示装置Sは、算出された類似度が閾値以下である複数の撮影方向の少なくともいずれかから対象物Tを撮影するように撮影指示を出力してもよい。
(対象物特定システム200の一例)
次に、図1に示した撮影指示装置Sを適用した、対象物特定システム200の一例について説明する。
図2は、対象物特定システム200の一例を示す説明図である。図2において、対象物特定システム200は、撮影指示装置Sと、撮影装置C−1〜C−nとを含む(nは、2以上の自然数)。以下の説明では、撮影装置C−1〜C−nを、「撮影装置C」と表記する場合がある。
撮影指示装置Sは、例えば、サーバ、PC(Personal Computer)、ノートPCなどである。撮影装置Cは、例えば、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)などである。
対象物特定システム200において、撮影指示装置Sと撮影装置C−1〜C−nは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
〈対象物特定システム200の具体例(その1)〉
例えば、撮影指示装置Sが撮影装置Cに撮影指示を出力し、撮影装置Cが撮影指示装置Sから撮影指示を受信する場合がある。
撮影指示装置Sは、具体的には、図5に後述する画像情報500を撮影装置Cから受信する。撮影指示装置Sは、図6〜9に後述する物体情報テーブル600、撮影情報テーブル700、類似度情報テーブル800、比較情報テーブル900などの各種テーブルを有する。撮影指示装置Sは、受信した画像情報500と、各種テーブルの情報とに基づいて、図10に後述する撮影指示1000を撮影装置Cに送信する。
撮影装置Cは、具体的には、対象物Tを撮影し、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得する。撮影装置Cは、取得した対象画像TIを含む図5に後述する画像情報500を撮影指示装置Sに送信する。撮影装置Cは、画像情報500を送信した結果、撮影指示装置Sから図10に後述する撮影指示1000を受信する。撮影装置Cは、撮影指示1000を受信すると、図4に後述するディスプレイ406などを介して、撮影装置Cの利用者に、撮影指示1000が示す撮影方向などを通知する。
〈対象物特定システム200の具体例(その2)〉
また、例えば、撮影指示装置Sが撮影装置Cに各種テーブルの情報を提供し、撮影装置Cが撮影指示装置Sとしての機能を有し、提供された各種テーブルの情報に基づいて撮影指示装置Sとして動作して撮影指示1000を出力する場合があってもよい。
撮影指示装置Sは、具体的には、上述した各種テーブルを有し、撮影装置Cからの要求に応じて、各種テーブルの情報を撮影装置Cに提供する。
撮影装置Cは、具体的には、対象物Tを撮影し、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得し、対象画像TIを含む図5に後述する画像情報500を生成する。撮影装置Cは、画像情報500を生成すると、各種テーブルの情報に基づいて、図10に後述する撮影指示1000を生成する。そして、撮影装置Cは、撮影装置Cの利用者に、図4に後述するディスプレイ406などを介して、撮影指示1000が示す撮影方向などを通知する。
〈対象物特定システム200の具体例(その3)〉
また、例えば、撮影装置Cが撮影指示装置Sとしての機能を有し、撮影装置Cが各種テーブルを有し、撮影装置Cが各種テーブルの情報に基づいて撮影指示装置Sとして動作して撮影指示1000を出力する場合があってもよい。
撮影装置Cは、具体的には、上述した各種テーブルを有する。撮影装置Cは、対象物Tを撮影し、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得し、対象画像TIを含む図5に後述する画像情報500を生成する。撮影装置Cは、画像情報500を生成すると、各種テーブルの情報に基づいて、図10に後述する撮影指示1000を生成する。そして、撮影装置Cは、撮影装置Cの利用者に、図4に後述するディスプレイ406などを介して、撮影指示1000が示す撮影方向などを通知する。この場合、撮影指示装置Sは、対象物特定システム200に含まれていなくてもよい。
以下の説明では、上述した対象物特定システム200の具体例(その1)において、撮影指示装置Sが撮影装置Cに撮影指示1000を出力し、撮影装置Cが撮影指示装置Sから撮影指示1000を受信する場合について説明する。
(撮影指示装置Sのハードウェア構成例)
次に、図3を用いて、撮影指示装置Sのハードウェア構成例について説明する。
図3は、撮影指示装置Sのハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、撮影指示装置Sは、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、撮影指示装置Sの全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。メモリ302は、図6〜9に後述する物体情報テーブル600、撮影情報テーブル700、類似度情報テーブル800、比較情報テーブル900などの各種テーブルを記憶する。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した撮影装置C)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスクドライブ304は、例えば、磁気ディスクドライブである。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発メモリである。ディスク305は、メモリ302の代わりに、図6〜9に後述する物体情報テーブル600、撮影情報テーブル700、類似度情報テーブル800、比較情報テーブル900などの各種テーブルを記憶してもよい。ディスク305は、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどである。
撮影指示装置Sは、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。また、撮影指示装置Sは、ディスクドライブ304およびディスク305の代わりに、SSDなどを有していてもよい。
(撮影装置Cのハードウェア構成例)
次に、図4を用いて、撮影装置Cのハードウェア構成例について説明する。
図4は、撮影装置Cのハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、撮影装置Cは、CPU401と、メモリ402と、I/F403と、ディスクドライブ404と、ディスク405と、ディスプレイ406と、カメラ407と、コンパス408とを有する。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、撮影装置Cの全体の制御を司る。メモリ402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
I/F403は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した撮影指示装置S)に接続される。そして、I/F403は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
ディスクドライブ404は、CPU401の制御に従ってディスク405に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク405は、ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク405としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
ディスプレイ406は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ406は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。
カメラ407は、撮影レンズを介して所定空間から得られる光学的情報を、光電変換素子によって電気信号に変換した情報を、画像として取得する。コンパス408は、撮影装置Cの撮影方向を取得する。コンパス408は、例えば、撮影装置Cが有するカメラ407の撮影レンズの向きを、撮影方向として取得する。
撮影装置Cは、上述した構成部のうち、例えば、ディスクドライブ404、ディスク405、コンパス408などを有さないことにしてもよい。また、撮影装置Cは、上述した構成部のほか、例えば、SSD、スキャナ、プリンタなどを有することにしてもよい。
(画像情報500のデータ構造)
次に、図5を用いて、撮影装置Cによって生成され、撮影指示装置Sに送信される画像情報500のデータ構造の一例について説明する。
図5は、画像情報500のデータ構造の一例を示す説明図である。図5に示すように、画像情報500は、対象画像TIのフィールドに対応付けて、撮影方向のフィールドを有する。画像情報500は、撮影装置Cによって、対象物Tが撮影された際に、各フィールドに情報が設定され、生成される。
対象画像TIとは、対象物Tを撮影した画像である。撮影方向とは、対象物Tを撮影した際の撮影装置Cの方向である。撮影方向は、例えば、対象物Tを撮影した撮影装置Cに内蔵されたコンパス408によって計測された撮影装置Cの撮影レンズが向けられた方向である。撮影方向は、例えば、撮影装置Cがコンパス408を有さない場合には設定されず、空データであってよい。
(物体情報テーブル600のデータ構造)
次に、図6を用いて、撮影指示装置Sによって記憶され、図5に示した画像情報500に基づいて対象物Tに対応する物体を特定する際に用いられる物体情報テーブル600のデータ構造の一例について説明する。
図6は、物体情報テーブル600のデータ構造の一例を示す説明図である。図6に示すように、物体情報テーブル600は、物体IDのフィールドに対応付けて、物体名称と、関連情報と、画像アドレスのフィールドを有する。物体情報テーブル600は、物体ごとに各フィールドに情報を設定することにより、物体情報がレコード600−aとして記憶される。aは、1〜nの任意の自然数である。
物体IDとは、物体の識別情報である。物体名称とは、物体IDによって識別される物体に割り当てられた名称である。関連情報とは、物体IDによって識別される物体に関連する情報である。関連情報は、例えば、物体IDによって識別される物体についての説明や取扱説明書や管理文書の情報である。画像アドレスとは、物体IDによって識別される物体を各方向から撮影した画像を記憶する撮影情報テーブル700のアドレスである。
(撮影情報テーブル700のデータ構造)
次に、図7を用いて、撮影指示装置Sによって記憶され、図6に示した物体情報テーブル600の画像アドレスに対応し、物体を各方向から撮影した画像が設定される撮影情報テーブル700のデータ構造の一例について説明する。
図7は、撮影情報テーブル700のデータ構造の一例を示す説明図である。図7に示すように、撮影情報テーブル700は、画像IDのフィールドに対応付けて、画像と、撮影方向とのフィールドを有する。撮影情報テーブル700は、画像ごとに各フィールドに情報を設定することにより、撮影情報がレコード700−bとして記憶される。bは、1〜nの任意の自然数である。
画像IDとは、物体を1方向から撮影した画像の識別情報である。画像とは、画像IDによって識別される、物体を1方向から撮影した画像である。撮影方向とは、画像IDによって識別される画像が撮影された方向である。
(類似度情報テーブル800のデータ構造)
次に、図8を用いて、撮影指示装置Sによって、図5に示した画像情報500に基づいて、対象物Tを撮影した対象画像TIと図7に示した撮影情報テーブル700の画像との類似度が設定される類似度情報テーブル800のデータ構造の一例について説明する。
図8は、類似度情報テーブル800のデータ構造の一例を示す説明図である。図8に示すように、類似度情報テーブル800は、画像IDのフィールドに対応付けて、対象物との類似度と、物体IDと、撮影方向とのフィールドを有する。類似度情報テーブル800は、画像ごとに各フィールドに情報を設定することにより、類似度情報がレコード800−cとして記憶される。cは、1〜nの任意の自然数である。
画像IDとは、物体を1方向から撮影した画像の識別情報である。対象物との類似度とは、画像IDによって識別される画像と、対象物Tを撮影した対象画像TIとの類似度である。物体IDとは、画像IDによって識別される画像に対応する物体の識別情報である。撮影方向とは、画像IDによって識別される画像が撮影された方向である。
(比較情報テーブル900のデータ構造)
次に、図9を用いて、撮影指示装置Sによって、図8に示した類似度情報テーブル800に基づいて、図7に示した撮影情報テーブル700の画像同士の類似度が設定される比較情報テーブル900のデータ構造の一例について説明する。
図9は、比較情報テーブル900のデータ構造の一例を示す説明図である。図9に示すように、比較情報テーブル900は、角度差のフィールドに対応付けて、比較元IDと、比較先IDと、物体間の類似度とのフィールドを有する。比較情報テーブル900は、画像の組み合わせごとに各フィールドに情報を設定することにより、比較情報がレコード900−dとして記憶される。dは、1〜nの任意の自然数である。
角度差とは、物体を撮影した画像の撮影方向から、同一物体を撮影した画像の撮影方向までの、所定向きへの角度である。比較元IDとは、同一物体を撮影した画像のうち、対象物Tを撮影した対象画像TIとの類似度が最も高い画像の撮影方向から所定向きへ角度差の分異なる撮影方向から撮影した画像の識別情報である。比較元IDは、対象物Tを撮影した対象画像TIとの類似度が閾値以上である画像の撮影方向から所定向きへ角度差の分異なる撮影方向から撮影した画像の識別情報であってもよい。
比較先IDとは、比較元IDによって識別される画像に対応する物体とは異なる物体を撮影した画像のうち、対象物Tを撮影した対象画像TIとの類似度が最も高い画像の撮影方向から所定向きに角度差の分異なる撮影方向から撮影した画像の識別情報である。比較先IDは、対象物Tを撮影した対象画像TIとの類似度が閾値以上である画像の撮影方向から所定向きに角度差の分異なる撮影方向から撮影した画像の識別情報であってもよい。物体間の類似度とは、比較元IDによって識別される画像と、比較先IDによって識別される画像との類似度である。
(撮影指示1000のデータ構造)
次に、図10を用いて、撮影指示装置Sによって、図9に示した比較情報テーブル900に基づいて生成される撮影指示1000のデータ構造の一例について説明する。
図10は、撮影指示1000のデータ構造の一例を示す説明図である。図10に示すように、撮影指示1000は、判定結果のフィールドに対応付けて、指示方向と、対象情報とのフィールドを有する。撮影指示1000は、撮影装置Cによって、対象物Tが撮影された際に、各フィールドに情報が設定され、生成される。
判定結果とは、対象物Tに対応する物体が特定されたか否かの判定結果である。判定結果は、例えば、対象物Tに対応する物体が特定された場合にはOK、対象物Tの候補となる物体が複数ある場合にはNGである。指示方向とは、対象物Tの候補となる物体が複数存在する場合に、さらに対象物Tの候補となる物体を絞り込むための新たな対象画像TIを撮影することができる撮影方向である。指示方向は、例えば、判定結果がOKである場合には設定されず、空データであってよい。
対象情報とは、物体の情報である。物体の情報は、例えば、物体についての物体ID、物体名称、関連情報などである。対象情報は、例えば、判定結果がOKである場合には、対象物Tに対応する物体の情報である。また、対象情報は、例えば、判定結果がNGである場合には、対象物Tの候補となる物体の情報である。対象情報は、例えば、判定結果がNGである場合には設定されず、空データであってもよい。
(撮影指示装置Sの機能的構成例)
次に、図11を用いて、撮影指示装置Sの機能的構成例について説明する。
図11は、撮影指示装置Sの機能的構成例を示すブロック図である。撮影指示装置Sは、取得部1101と、検索部1102と、選択部1103と、出力部1104と、判定部1105とを含む構成である。取得部1101〜判定部1105は、制御部となる機能であり、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶領域に記憶される。
取得部1101は、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得する。対象物Tとは、複数の物体のうち、いずれの物体に対応するかが特定される物体である。対象物Tは、例えば、マシン室のマシンなどである。また、対象物Tは、生物であってもよい。対象画像TIとは、対象物Tを被写体として含む所定空間から得られる光学的情報を電気信号に変換した情報である。取得部1101は、例えば、I/F303によって、対象物Tを撮影した対象画像TIを含む画像情報500を、ネットワーク210を介して撮影装置Cから受信する。これにより、取得部1101は、対象物Tに対応する物体の特定に用いられる対象画像TIを取得することができる。
取得部1101は、対象画像TIの撮影方向を取得する。撮影方向とは、対象物Tを撮影した際の撮影装置Cから対象物Tへの方向である。取得部1101は、例えば、I/F303によって、対象物Tを撮影した際の撮影装置Cから対象物Tへの方向を撮影方向として含む画像情報500を、ネットワーク210を介して撮影装置Cから受信する。これにより、取得部1101は、撮影指示1000により指示された撮影方向から撮影された対象画像TIであるか否かの判定に用いられる撮影方向を取得することができる。
検索部1102は、複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得部1101が取得した対象画像TIに類似する画像を検索する。検索部1102は、例えば、撮影情報テーブル700に記憶された画像の中から、対象画像TIに類似する画像を検索する。検索部1102は、具体的には、物体情報テーブル600に記憶された画像アドレスのそれぞれに対応する撮影情報テーブル700に記憶された画像のそれぞれと、対象画像TIとの類似度を算出して、類似度情報テーブル800を生成する。
そして、検索部1102は、物体情報テーブル600に記憶された画像アドレスのそれぞれについて、当該画像アドレスに対応する撮影情報テーブル700に記憶された画像のうちで、対象画像TIとの類似度が最も大きく、かつ閾値以上である画像を検索する。類似度は、例えば、エッジ検出や特徴点抽出の技術を用いて、画像に写った物体の形状、色、模様などを解析することにより算出される。これにより、検索部1102は、対象物Tの候補となる物体の画像を取得することができる。
選択部1103は、複数の角度のそれぞれについて、検索部1102が検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、複数の角度のいずれかの角度を選択する。
選択部1103は、例えば、検索部1102が検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から右方向に90度、180度、270度異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出する。そして、選択部1103は、90度、180度、270度のうちで類似度が最も大きい角度を選択する。
選択部1103は、具体的には、複数の物体のそれぞれを撮影した画像のうちで検索部1102が検索した画像を除いた残余の画像のそれぞれの撮影方向が、検索部1102が検索した画像の撮影方向から右向きに角度がいくつ分異なるかを特定する。次に、選択部1103は、異なる物体の画像同士であって、同一角度分異なると特定された画像同士の類似度を算出して、比較情報テーブル900を生成する。そして、選択部1103は、比較情報テーブル900に記憶された類似度のうちで最も小さい類似度が対応付けられた角度を選択する。
また、選択部1103は、90度、180度、270度のうちで類似度が閾値以下である角度のいずれか、または類似度が閾値以下である角度のそれぞれを選択してもよい。これにより、選択部1103は、撮影指示1000によって指示する撮影方向の特定に用いられる角度を選択することができる。
選択部1103は、複数の方向のそれぞれと、複数の角度のそれぞれとの組み合わせについて、検索部1102が検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から当該方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出する。そして、選択部1103は、算出した類似度に基づいて、複数の方向のいずれかの方向と複数の角度のいずれかの角度とを選択する。
選択部1103は、例えば、検索部1102が検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から右方向に90度、180度、270度異なる撮影方向、および上方向に90度、270度異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出する。そして、選択部1103は、右方向に90度、180度、270度、および上方向に90度、270度のうちで類似度が最も大きい方向と角度とを選択する。
また、選択部1103は、右方向に90度、180度、270度、および上方向に90度、270度のうちで、類似度が閾値以下である方向と角度とを選択してもよい。これにより、選択部1103は、撮影指示1000によって指示する撮影方向の特定に用いられる方向と角度とを選択することができる。
出力部1104は、検索部1102が検索した画像が複数存在する場合には、対象画像TIの撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示1000を出力する。撮影指示1000とは、対象物Tの撮影方向を指示するとともに、対象物Tを撮影した対象画像TIの撮影指示装置Sに対する送信を要求する情報である。
出力部1104は、例えば、検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、対象物Tの撮影指示1000を生成する。出力部1104は、対象物Tの撮影指示1000を、ディスプレイに表示し、プリンタに印刷出力し、I/F303によって外部装置へ送信し、または、メモリ302やディスク305などの記憶領域に記憶する。
出力部1104は、具体的には、対象画像TIの撮影方向から所定方向に選択部1103が選択した角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示1000を出力する。これにより、出力部1104は、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに対して有効な対象画像TIが取得されるように撮影指示1000を出力することができる。
出力部1104は、対象画像TIの撮影方向から選択部1103が選択した方向に選択部1103が選択した角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示1000を出力する。これにより、出力部1104は、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに対して有効な対象画像TIが取得されるように撮影指示1000を出力することができる。
出力部1104は、検索部1102が検索した画像が1つである場合には、検索部1102が検索した画像に対応する物体の情報を出力する。これにより、出力部1104は、対象物Tに対応する物体の情報を出力することができる。
出力部1104は、検索部1102が検索した画像が複数存在し、かつ、検索部1102が検索した画像のそれぞれに対応する物体が同一である場合には、当該物体の情報を出力する。これにより、出力部1104は、対象物Tに対応する物体の情報を出力することができる。
判定部1105は、出力部1104が撮影指示1000を出力した後に、取得部1101が取得した対象物Tを撮影した対象画像TIの撮影方向が、出力部1104が出力した撮影指示1000によって指示された撮影方向と一致するか否かを判定する。これにより、判定部1105は、取得部1101が取得した対象画像TIが、撮影指示1000に従って撮影された対象画像TIであるか否かを判定することができる。
出力部1104は、判定部1105が一致しないと判定した場合には、撮影指示1000を出力する。これにより、出力部1104は、取得部1101が取得した対象画像TIが、撮影指示1000に従って撮影された対象画像TIではない場合には、対象画像TIを再び撮影させるように撮影指示1000を出力することができる。
(対象物Tに対応する物体の特定処理の流れ)
次に、図12〜図14を用いて、撮影指示装置Sによって行われる対象物Tに対応する物体の特定処理の流れについて説明する。
図12〜図14は、対象物Tに対応する物体の特定処理の流れを示す説明図である。図12において、(11)撮影指示装置Sは、対象物Tを撮影した対象画像Aを、撮影装置Cから受信する。
(12)撮影指示装置Sは、受信した対象画像Aと、物体PC−1に対応する撮影情報テーブル700に記憶された、物体PC−1を撮影方向「前方0度」から撮影した画像1−1との類似度「0.91」を算出する。
(13)撮影指示装置Sは、物体PC−1の物体ID「PC−1」と、撮影方向「前方0度」と、画像1−1の画像ID「1−1」と、類似度「0.91」とを対応付けたレコードを生成して、類似度情報テーブル800に追加する。
(14)撮影指示装置Sは、物体PC−1に対応する撮影情報テーブル700や物体PC−2、PC−3に対応する撮影情報テーブル700に記憶された他の画像についても(11)〜(13)と同様の処理を行う。これにより、撮影指示装置Sは、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに用いられる、対象物Tを撮影した対象画像Aに対する類似度を算出することができる。ここで、図13の説明に移行する。
図13において、(15)撮影指示装置Sは、類似度情報テーブル800に記憶された画像のうち、類似度が閾値以上である画像1−1、2−1、3−2が撮影された物体PC−1、PC−2、PC−3を対象物Tの候補となる物体として特定する。
(16)撮影指示装置Sは、対象物Tの候補となる物体のうち、類似度情報テーブル800の先頭のレコードに対応する物体から順に選択する。ここでは、撮影指示装置Sは、類似度情報テーブル800の先頭に記憶されたレコードに対応する物体PC−1を特定する。
(17)撮影指示装置Sは、画像1−1の撮影方向を特定する。また、撮影指示装置Sは、撮影情報テーブル700を参照して、物体PC−1に対応する画像のうち、類似度が閾値以上である画像1−1を除いた残余の画像1−2、1−3、1−4のそれぞれの撮影方向を特定する。
次に、撮影指示装置Sは、残余の画像1−2、1−3、1−4のそれぞれの撮影方向が、画像1−1の撮影方向から右向きに角度がいくつ分異なる撮影方向であるかを特定する。そして、撮影指示装置Sは、物体PC−1と、残余の画像1−2、1−3、1−4のそれぞれの識別情報と、特定した角度とを対応付けたレコードを、相対リスト1300に追加する。
(18)撮影指示装置Sは、物体PC−2、PC−3についても(16)〜(17)と同様の処理を行う。これにより、撮影指示装置Sは、それぞれの画像の絶対的な撮影方向を、類似度が閾値以上である画像の撮影方向を基準とした相対的な撮影方向に変換することができる。ここで、図14の説明に移行する。
図14において、(19)撮影指示装置Sは、相対リスト1300に基づいて、物体PC−1の画像1−2を選択する。また、撮影指示装置Sは、物体PC−1とは異なる物体PC−2の画像であって、選択した画像1−2と同一の角度を対応付けられた画像2−3を選択する。
次に、撮影指示装置Sは、選択した画像1−2と、選択した画像2−3との類似度を算出する。そして、撮影指示装置Sは、画像に対応付けられた角度と、画像1−2、2−3の識別情報と、画像同士の類似度とを対応付けて、比較情報テーブル900に追加する。
(20)撮影指示装置Sは、同様に、相対リスト1300に基づいて、物体PC−1の画像1−2を選択する。また、撮影指示装置Sは、物体PC−1とは異なる物体PC−3の画像であって、選択した画像1−2と同一の角度を対応付けられた画像3−4を選択する。
次に、撮影指示装置Sは、選択した画像1−2と、選択した画像3−4との類似度を算出する。そして、撮影指示装置Sは、画像に対応付けられた角度と、画像1−2、3−4の識別情報と、画像同士の類似度とを対応付けて、比較情報テーブル900に追加する。
(21)撮影指示装置Sは、他の画像についても(19)〜(20)と同様の処理を行う。これにより、撮影指示装置Sは、同一の相対的な撮影方向から撮影された画像同士の類似度を算出することができる。
(22)撮影指示装置Sは、比較情報テーブル900に記憶された角度のうち、最も小さい類似度に対応付けられた角度を選択する。そして、撮影指示装置Sは、対象物Tを撮影した対象画像Aの撮影方向から右向きに選択した角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示1000を生成し、撮影装置Cに送信する。これにより、撮影指示装置Sは、類似度に基づいて、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに、より有効な撮影方向を特定することができる。
また、撮影指示装置Sは、比較情報テーブル900に記憶された角度のうち、閾値以上の類似度に対応付けられた角度のそれぞれを選択してもよい。そして、撮影指示装置Sは、対象物Tを撮影した対象画像Aの撮影方向から右向きに、選択したそれぞれの角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示1000を生成し、撮影装置Cに送信する。これにより、撮影指示装置Sは、撮影方向の候補を複数指示する撮影指示を撮影装置Cに送信し、撮影装置Cの利用者に通知することができる。
結果として、撮影装置Cの利用者は、指示された撮影方向のうち、撮影しやすい撮影方向を選択して対象物Tを撮影することができる。また、対象物Tが設置された物理的状況によって特定の撮影方向からの撮影が困難な場合であっても、指示された撮影方向のうちのいずれかから対象物Tを撮影すればよいため、撮影装置Cの利用者の利便性を向上することができる。
(対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例)
次に、図15〜図20を用いて、撮影指示装置Sによって行われる対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例について説明する。
図15〜図20は、対象物PC−1に対応する物体の特定処理の一例を示す説明図である。以下では、撮影指示装置Sが、図15に示す物体PC−1、PC−2、PC−3のそれぞれを、複数の撮影方向のそれぞれから撮影した画像を、撮影情報テーブル700として記憶しており、対象物PC−1に対応する物体を特定する場合について説明する。
ここで、図16の説明に移行し、図15に示す物体PC−1、PC−2、PC−3のそれぞれを、複数の撮影方向のそれぞれから撮影した画像が設定された、撮影情報テーブル700について説明する。
図16に示すように、撮影情報テーブル700は、物体PC−1に対応付けて、物体PC−1を前方0度から撮影した画像1−1、後方180度から撮影した画像1−2、右90度から撮影した画像1−3、左90度から撮影した画像1−4を記憶する。
撮影情報テーブル700は、物体PC−2に対応付けて、物体PC−2を前方0度から撮影した画像2−1、後方180度から撮影した画像2−2、右90度から撮影した画像2−3、左90度から撮影した画像2−4を記憶する。
撮影情報テーブル700は、物体PC−3に対応付けて、物体PC−3を前方0度から撮影した画像3−1、後方180度から撮影した画像3−2、右90度から撮影した画像3−3、左90度から撮影した画像3−4を記憶する。ここで、図17の説明に移行する。
図17において、撮影装置Cは、対象物PC−1の撮影を促すメッセージを含む撮影指示画面を表示する。撮影装置Cは、利用者の操作入力によって、対象物PC−1が撮影されると、対象物PC−1を撮影した対象画像P−1を、撮影指示装置Sに送信する。ここで、図18の説明に移行する。
図18において、撮影指示装置Sは、対象画像P−1を受信する。撮影指示装置Sは、対象画像P−1と、撮影情報テーブル700に記憶された画像のそれぞれとの類似度を算出する。類似度は、例えば、0〜1の範囲で、値が大きいほど類似することを示す。撮影指示装置Sは、例えば、対象画像P−1と、物体PC−1を後方180度から撮影した画像1−2との類似度「0.98」を算出する。
また、撮影指示装置Sは、例えば、対象画像P−1と、物体PC−2を前方0度から撮影した画像2−1との類似度「0.98」、対象画像P−1と、物体PC−2を後方180度から撮影した画像2−2との類似度「0.98」を算出する。
また、撮影指示装置Sは、例えば、対象画像P−1と、物体PC−3を前方0度から撮影した画像3−1との類似度「0.98」、対象画像P−1と、物体PC−3を後方180度から撮影した画像3−2との類似度「0.98」を算出する。
次に、撮影指示装置Sは、算出した類似度と、当該類似度が算出された画像と、当該画像が撮影された物体と、当該画像の撮影方向とを対応付けたレコードを、類似度が高い順にソートして、類似度情報テーブル800に追加する。
そして、撮影指示装置Sは、類似度情報テーブル800に基づいて、類似度が閾値「0.8」以上である画像1−2、画像2−1、画像2−2、画像3−1、画像3−2を特定する。類似度が閾値「0.8」以上であると特定された画像1−2、画像2−1、画像2−2、画像3−1、画像3−2が撮影された物体PC−1、PC−2、PC−3は、対象物の候補となる物体である。ここで、図19の説明に移行する。
図19において、撮影指示装置Sは、特定した画像1−2、画像2−1、画像2−2、画像3−1、画像3−2のそれぞれの撮影方向から、同一物体を撮影した画像の撮影方向までが、角度がいくつ分異なるかを特定する。
撮影指示装置Sは、例えば、画像1−2と同一物体を撮影した画像1−1、1−3、1−4のそれぞれの撮影方向「正面0度、右90度、左90度」が、画像1−2の撮影方向「後方180度」から右向きに角度「180度、270度、90度」異なると特定する。
撮影指示装置Sは、例えば、画像2−1と同一物体を撮影した画像2−2、2−3、2−4のそれぞれの撮影方向「後方180度、右90度、左90度」が、画像2−1の撮影方向「正面0度」から右向きに角度「180度、90度、270度」異なると特定する。
撮影指示装置Sは、例えば、画像2−2と同一物体を撮影した画像2−1、2−3、2−4のそれぞれの撮影方向「正面0度、右90度、左90度」が、画像2−2の撮影方向「後方180度」から右向きに角度「180度、270度、90度」異なると特定する。
撮影指示装置Sは、例えば、画像3−1と同一物体を撮影した画像3−2、3−3、3−4のそれぞれの撮影方向「後方180度、右90度、左90度」が、画像3−1の撮影方向「正面0度」から右向きに角度「180度、90度、270度」異なると特定する。
撮影指示装置Sは、例えば、画像3−2と同一物体を撮影した画像3−1、3−3、3−4のそれぞれの撮影方向「正面0度、右90度、左90度」が、画像3−2の撮影方向「後方180度」から右向きに角度「180度、270度、90度」異なると特定する。特定された角度は、類似度が閾値「0.8」以上であると特定された画像の撮影方向を基準とした場合の相対的な撮影方向を示す値である。ここで、図20の説明に移行する。
図20において、撮影指示装置Sは、異なる物体の画像同士であって、同一角度分異なると特定された、同一の相対的な撮影方向から撮影された画像同士の類似度を算出する。撮影指示装置Sは、例えば、右向きに同一角度「90度」異なると特定された画像1−4と画像3−3との類似度「0.02」を算出する。
次に、撮影指示装置Sは、画像同士の画像IDと、当該画像同士について特定された角度と、算出した類似度とを対応付けたレコードを、類似度が小さい順にソートしながら比較情報テーブル900に追加する。そして、撮影指示装置Sは、比較情報テーブル900に記憶された類似度のうちで最も小さい類似度「0.02」が対応付けられた角度「90度」を選択する。
次に、撮影指示装置Sは、対象画像P−1の撮影方向から、右方向に選択した角度「90度」異なる撮影方向からの対象物PC−1の撮影指示1000を生成して、撮影装置Cに送信する。撮影装置Cは、撮影指示1000を受信すると、撮影指示1000によって指示された撮影方向を表示するとともに、対象物PC−1の撮影を促すメッセージを表示する撮影指示画面を表示する。
撮影装置Cは、利用者の操作入力によって、対象物PC−1が撮影されると、対象物PC−1を撮影した対象画像P−1を、撮影指示装置Sに送信する。これにより、撮影指示装置Sは、効率よく対象物PC−1の候補となる物体を絞り込んでいくことができる。
撮影指示装置Sは、例えば、新しく取得された対象画像P−1と、選択した角度「90度」が示す同一の相対的な撮影方向から撮影された画像1−4、2−3、2−4、3−3、3−4との類似度を算出する。そして、撮影指示装置Sは、対象物の候補となる物体PC−1、PC−2、PC−3の中から、類似度が閾値以上である画像が撮影された物体を、対象物の候補となる物体として絞り込む。
(対象物PC−1の確認処理の一例)
次に、図21を用いて、対象物PC−1に対応する物体を特定した後に撮影指示装置Sによって行われる対象物PC−1の確認処理の一例について説明する。
図21は、対象物PC−1の確認処理の一例を示す説明図である。図21において、撮影指示装置Sは、撮影指示に応じて撮影された対象画像TIを、撮影装置Cから受信する。撮影指示装置Sは、受信した対象画像TIに基づいて、対象物PC−1の候補となる物体が一つに絞り込まれたため、対象物PC−1に対応する物体を特定することができたとする。
撮影指示装置Sは、対象物PC−1に対応する物体を特定すると、メモリ302やディスク305などの記憶領域から、特定した物体の識別情報が貼付された当該物体の箇所の情報を取得する。撮影指示装置Sは、取得した箇所の情報を含む入力指示を生成して、撮影装置Cに送信する。
撮影装置Cは、入力指示を受信すると、入力指示によって指示された箇所を、利用者に通知する。撮影装置Cは、利用者の操作入力によって、貼付された識別情報が撮影され、または、識別情報が入力されると、識別情報を撮影指示装置Sに送信する。撮影指示装置Sは、識別情報を受信すると、識別情報によって識別される物体の情報を撮影装置Cに送信する。撮影装置Cは、物体の情報を受信すると、物体の情報を表示する。これにより、撮影指示装置Sは、対象物PC−1に対応する物体を特定した後に、対象物PC−1に対応する物体として特定した物体が正しいか否かを確認することができる。
また、撮影指示装置Sは、対象物に対応する物体が特定され、対象物の種類が判別された後に、識別情報に基づいて対象物が同一種類である複数の物体のうちのいずれであるかを特定して、対象物に固有の管理情報などを撮影装置Cに送信してもよい。これにより、撮影指示装置Sは、対象物に固有の管理情報などを撮影装置Cの利用者に通知することができる。
(特定処理手順)
次に、図22を用いて、特定処理手順の一例について説明する。
図22は、特定処理手順の一例を示すシーケンス図である。図22において、撮影装置Cは、利用者の操作入力に応じて、対象物Tを撮影した対象画像TIを取得し、対象画像TIを含む画像情報500を生成する(ステップS2201)。そして、撮影装置Cは、生成した画像情報500を、撮影指示装置Sに送信する(ステップS2202)。
撮影指示装置Sは、画像情報500を受信すると、図23に後述する画像判定処理を実行する(ステップS2203)。そして、撮影指示装置Sは、画像情報500に基づいて対象物Tの候補となる物体として特定された物体が複数存在するか否かを判定する(ステップS2204)。
ここで、特定された物体が複数存在する場合(ステップS2204:Yes)、撮影指示装置Sは、図24に後述する画像比較処理を実行する(ステップS2205)。そして、撮影指示装置Sは、撮影指示1000を、撮影装置Cに送信する(ステップS2206)。
撮影装置Cは、撮影指示1000を受信すると、撮影指示1000によって指示された撮影方向を表示する(ステップS2207)。そして、撮影装置Cは、ステップS2201の処理に戻る。
一方で、特定された物体が1つである場合(ステップS2204:No)、撮影指示装置Sは、特定された物体の情報を撮影装置Cに送信する(ステップS2208)。
撮影装置Cは、物体の情報を受信すると、物体の情報を表示する(ステップS2209)。これにより、撮影指示装置Sは、対象物Tに対応する物体を特定することができ、対象物Tに対応する物体の情報を撮影装置Cに送信することができる。これにより、撮影指示装置Sは、対象物Tに対応する物体を特定することができ、撮影装置Cの利用者に通知することができる。
(画像判定処理手順)
次に、図23を用いて、図22のステップS2203に示した画像判定処理手順の一例について説明する。
図23は、画像判定処理手順の一例を示すフローチャートである。図23において、撮影指示装置Sは、撮影情報テーブル700に記憶された画像を選択する(ステップS2301)。次に、撮影指示装置Sは、選択した画像と、対象物Tを撮影した対象画像TIとの類似度を算出する(ステップS2302)。そして、撮影指示装置Sは、類似度が高い順にソートしながら、類似度情報テーブル800にレコードを追加する(ステップS2303)。
次に、撮影指示装置Sは、すべての画像を選択したか否かを判定する(ステップS2304)。ここで、未選択の画像がある場合(ステップS2304:No)、撮影指示装置Sは、ステップS2301の処理に戻る。
一方で、すべての画像を選択した場合(ステップS2304:Yes)、撮影指示装置Sは、類似度情報テーブル800に記憶された画像のうち、類似度が閾値以上である画像が複数存在するか否かを判定する(ステップS2305)。ここで、類似度が閾値以上である画像が1つである場合(ステップS2305:No)、撮影指示装置Sは、類似度が閾値以上である画像が撮影された物体を、対象物Tに対応する物体として特定して(ステップS2306)、画像判定処理を終了する。
一方で、類似度が閾値以上である画像が複数存在する場合(ステップS2305:Yes)、撮影指示装置Sは、類似度が閾値以上である画像が撮影された物体を、対象物Tの候補となる物体として特定して(ステップS2307)、画像判定処理を終了する。これにより、撮影指示装置Sは、対象物Tの候補となる物体を絞り込むことができる。
(画像比較処理手順)
次に、図24を用いて、図22のステップS2205に示した画像比較処理手順の一例について説明する。
図24は、画像比較処理手順の一例を示すフローチャートである。図24において、撮影指示装置Sは、対象物Tの候補となる物体のいずれかを選択する(ステップS2401)。次に、撮影指示装置Sは、選択した物体を撮影した画像のうち、類似度が閾値以上である画像を除いた残余の画像を特定する(ステップS2402)。そして、撮影指示装置Sは、残余の画像のそれぞれの撮影方向が、類似度が閾値以上である画像の撮影方向から右向きに角度がいくつ分異なる撮影方向であるかを特定する(ステップS2403)。
次に、撮影指示装置Sは、残余の画像のそれぞれに対応付けて、特定された角度を相対リスト1300に追加する(ステップS2404)。そして、撮影指示装置Sは、対象物Tの候補となるすべての物体を選択したか否かを判定する(ステップS2405)。ここで、未選択の物体がある場合(ステップS2405:No)、撮影指示装置Sは、ステップS2401の処理に戻る。
一方で、すべての物体を選択した場合(ステップS2405:Yes)、撮影指示装置Sは、相対リスト1300に記憶された残余の画像のうち、同一角度が対応付けられた画像同士を選択する(ステップS2406)。次に、撮影指示装置Sは、選択した画像同士の類似度を算出する(ステップS2407)。そして、撮影指示装置Sは、類似度が小さい順にソートしながら、選択した画像同士と、画像同士に共通して対応付けられた角度と、算出した類似度とを対応付けたレコードを、比較情報テーブル900に追加する(ステップS2408)。
次に、撮影指示装置Sは、すべての画像同士を選択したか否かを判定する(ステップS2409)。ここで、未選択の画像同士がある場合(ステップS2409:No)、撮影指示装置Sは、ステップS2406の処理に戻る。
一方で、すべての画像同士を選択した場合(ステップS2409:Yes)、撮影指示装置Sは、比較情報テーブル900に記憶された角度のうち、最も小さい類似度に対応する角度を選択する(ステップS2410)。そして、撮影指示装置Sは、画像比較処理を終了する。これにより、撮影指示装置Sは、類似度に基づいて、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに、より有効な撮影方向を特定することができる。
以上説明したように、撮影指示装置Sによれば、複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、対象物Tを撮影した対象画像TIに類似する画像を検索することができる。ここで、撮影指示装置Sによれば、検索した画像が複数存在する場合には、検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出することができる。そして、撮影指示装置Sによれば、類似度に基づいて、対象画像TIの撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力することができる。これにより、撮影指示装置Sは、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに対して有効な対象画像TIが取得されるように撮影指示を出力し、次に取得された対象画像TIに基づいて効率よく対象物Tの候補となる物体を絞り込むことができる。そして、撮影指示装置Sは、対象物Tに対応する物体を効率よく特定することができる。
撮影指示装置Sによれば、複数の角度のそれぞれについて、検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出することができる。そして、撮影指示装置Sによれば、算出した類似度に基づいて、複数の角度のいずれかの角度を選択し、対象画像TIの撮影方向から所定方向に選択した角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力することができる。これにより、撮影指示装置Sは、類似度に基づいて、対象物Tの候補となる物体の絞り込みに、より有効な撮影方向を特定し、当該撮影方向からの撮影指示を出力することができ、対象物を効率よく特定可能にすることができる。
撮影指示装置Sによれば、複数の方向のそれぞれと、複数の角度のそれぞれとの組み合わせについて、検索した画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から当該方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出することができる。そして、撮影指示装置Sによれば、算出した類似度に基づいて、複数の方向のいずれかの方向と複数の角度のいずれかの角度とを選択し、対象画像TIの撮影方向から選択した方向に選択した角度分異なる撮影方向からの対象物Tの撮影指示を出力することができる。これにより、撮影指示装置Sは、撮影方向が、前後左右、上下、または斜めなどからの方向を含んでいる場合にも適用することができる。
撮影指示装置Sによれば、検索した画像が1つである場合には、検索した画像に対応する物体の情報を出力することができる。これにより、撮影指示装置Sは、検索した画像に対応する物体の情報を、対象物Tに対応する物体として特定して、対象物Tに対応する物体の情報を撮影装置Cの利用者に通知することができる。
撮影指示装置Sによれば、検索した画像が複数存在し、かつ、検索した画像のそれぞれに対応する物体が同一である場合には、当該物体の情報を出力することができる。これにより、撮影指示装置Sは、検索した画像が複数存在しても、対象物Tの候補となる物体が一つに絞り込まれている場合には、撮影指示を出力しないようにして処理量の増大化を抑制することができる。また、撮影指示装置Sは、撮影指示を出力せず、撮影装置Cの利用者が対象物Tを撮影する回数の増大化を抑制して、撮影装置Cの利用者の作業量の増大化を抑制することができる。
撮影指示装置Sによれば、撮影指示を出力した後に取得した対象物Tを撮影した対象画像TIの撮影方向を取得し、取得した撮影方向が、撮影指示によって指示された撮影方向と一致するか否かを判定することができる。そして、撮影指示装置Sによれば、一致しないと判定した場合には、撮影指示を出力することができる。これにより、撮影指示装置Sは、撮影装置Cの利用者が対象物Tを撮影する方向を間違った場合に、撮影装置Cの利用者に再び撮影指示を通知して、対象物Tを撮影させることができる。
なお、本実施の形態で説明した撮影指示方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本撮影指示プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本撮影指示プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
対象物を撮影した対象画像を取得し、
複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した前記対象画像に類似する画像を検索し、
検索した前記画像が複数存在する場合には、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に前記所定角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
処理を実行させることを特徴とする撮影指示プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、
複数の角度のそれぞれについて、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から前記所定方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出し、
算出した前記類似度に基づいて、前記複数の角度のいずれかの角度を選択する、
処理を実行させ、
前記出力する処理は、
前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に選択した前記角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
ことを特徴とする付記1に記載の撮影指示プログラム。
(付記3)前記算出する処理は、
複数の方向のそれぞれの方向と、複数の角度のそれぞれの角度との組み合わせについて、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から当該方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出し、
前記選択する処理は、
算出した前記類似度に基づいて、前記複数の方向のいずれかの方向と前記複数の角度のいずれかの角度とを選択し、
前記出力する処理は、
前記対象画像の撮影方向から選択した前記方向に選択した前記角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
ことを特徴とする付記2に記載の撮影指示プログラム。
(付記4)前記コンピュータに、
検索した前記画像が1つである場合には、検索した前記画像に対応する物体の情報を出力する、
処理を実行させることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の撮影指示プログラム。
(付記5)前記コンピュータに、
検索した前記画像が複数存在し、かつ、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体が同一である場合には、当該物体の情報を出力する、
処理を実行させることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の撮影指示プログラム。
(付記6)前記コンピュータに、
前記撮影指示を出力した後に取得した前記対象物を撮影した対象画像の撮影方向を取得し、
取得した前記撮影方向が、前記撮影指示によって指示された撮影方向と一致するか否かを判定する、
処理を実行させ、
前記出力する処理は、
一致しないと判定した場合には、前記撮影指示を出力する、
ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の撮影指示プログラム。
(付記7)対象物を撮影した対象画像を取得し、
複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した前記対象画像に類似する画像を検索し、
検索した前記画像が複数存在する場合には、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に前記所定角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
制御部を有することを特徴とする撮影指示装置。
(付記8)コンピュータが、
対象物を撮影した対象画像を取得し、
複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した前記対象画像に類似する画像を検索し、
検索した前記画像が複数存在する場合には、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に前記所定角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
処理を実行することを特徴とする撮影指示方法。
S 撮影指示装置
C 撮影装置
200 対象物特定システム
210 ネットワーク
300,400 バス
301,401 CPU
302,402 メモリ
303,403 I/F
304,404 ディスクドライブ
305,405 ディスク
406 ディスプレイ
407 カメラ
408 コンパス
500 画像情報
600 物体情報テーブル
700 撮影情報テーブル
800 類似度情報テーブル
900 比較情報テーブル
1000 撮影指示
1101 取得部
1102 検索部
1103 選択部
1104 出力部
1105 判定部

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    対象物を撮影した対象画像を取得し、
    複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した前記対象画像に類似する画像を検索し、
    検索した前記画像が複数存在する場合には、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に前記所定角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
    処理を実行させることを特徴とする撮影指示プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    複数の角度のそれぞれについて、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から前記所定方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出し、
    算出した前記類似度に基づいて、前記複数の角度のいずれかの角度を選択する、
    処理を実行させ、
    前記出力する処理は、
    前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に選択した前記角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影指示プログラム。
  3. 前記算出する処理は、
    複数の方向のそれぞれの方向と、複数の角度のそれぞれの角度との組み合わせについて、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から当該方向に当該角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度を算出し、
    前記選択する処理は、
    算出した前記類似度に基づいて、前記複数の方向のいずれかの方向と前記複数の角度のいずれかの角度とを選択し、
    前記出力する処理は、
    前記対象画像の撮影方向から選択した前記方向に選択した前記角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮影指示プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    検索した前記画像が1つである場合には、検索した前記画像に対応する物体の情報を出力する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の撮影指示プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    検索した前記画像が複数存在し、かつ、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体が同一である場合には、当該物体の情報を出力する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の撮影指示プログラム。
  6. 対象物を撮影した対象画像を取得し、
    複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した前記対象画像に類似する画像を検索し、
    検索した前記画像が複数存在する場合には、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に前記所定角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
    制御部を有することを特徴とする撮影指示装置。
  7. コンピュータが、
    対象物を撮影した対象画像を取得し、
    複数の物体のそれぞれについて、複数の撮影方向のそれぞれから当該物体を撮影した画像の中から、取得した前記対象画像に類似する画像を検索し、
    検索した前記画像が複数存在する場合には、検索した前記画像のそれぞれに対応する物体を当該画像の撮影方向から所定方向に所定角度分異なる撮影方向から撮影した画像同士の類似度に基づいて、前記対象画像の撮影方向から前記所定方向に前記所定角度分異なる撮影方向からの前記対象物の撮影指示を出力する、
    処理を実行することを特徴とする撮影指示方法。
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