JP2017027822A - コネクタ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板どうしを繋ぐ低背化コネクタにおいて、防水に適し、かつ不用意な抜去を防止する。【解決手段】このコネクタ組立体は第1コネクタ10Aと第2コネクタ20Aを有する。第1コネクタ10Aおよび第2コネクタ20Aは、ハウジング11,21と、金属シェル12,22と、複数のコンタクト13,23とを有する。金属シェル12には、その上部に、一周に渡る無端の鍔部121を有する。第2コネクタ20Aの金属シェル22には、その上部に、鍔部121を係止して抜け止めする抜止め部221を有する。さらに、第2コネクタ20Aは、ハウジング21に一体成形された防水ゴム24を有する。この防水ゴム24は、無端の紐状に形成されている。この防水ゴム24は、嵌合時に第1コネクタ10Aの鍔部121に押されて潰れる。鍔部121を係止する抜止め部223でその反力を受け、第1コネクタ10Aの不用意な抜去を防止する。【選択図】図3

Description

本発明は、第1回路基板と第2回路基板のそれぞれに半田接続されて互いに組み合う第1コネクタと第2コネクタとからなるコネクタ組立体に関する。
従来より、回路基板と回路基板とを電気的に繋ぐにあたり、上記のタイプのコネクタ組立体が採用されることがある。このタイプのコネクタ組立体には低背化が要求され、さらに防水機能が要求されることがある。
ここで、特許文献1には、回路基板と回路基板とを繋ぐ低背のコネクタが開示されている。
また、特許文献2には、ハウジングのコネクタ嵌合部内に防水用パッキンを一体成形した防水コネクタが開示されている。
特開2005−50702号公報 特開平6−310201号公報
ここで、上掲の特許文献1のコネクタの場合、防水機能がない上に保持力が十分とは言えないという問題がある。
また、上掲の特許文献2のコネクタの場合、回路基板と回路基板との接続用として低背化されたコネクタを構成しようとすると、相手コネクタが防水用パッキンと干渉して嵌合を解除する抜去方向の力を受け、コネクタどうしの嵌合の維持が保証されないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、回路基板と回路基板とを繋ぐ低背化コネクタにおいて、防水に適し、かつ不用意な抜去が防止されたコネクタ組立体を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のコネクタ組立体は、第1回路基板および第2回路基板のそれぞれにそれぞれの下面を向けた姿勢に半田接続されて互いに組み合う第1コネクタおよび第2コネクタからなるコネクタ組立体であって、
第1コネクタが、
第2コネクタと嵌合する嵌合部が上面に形成された第1ハウジングと、
第1ハウジングの側面に沿って下方から上方に向かって立ち上がり、その側面上部において外方に膨らむ向きに湾曲してから嵌合部の外縁に被さるように内向きに延びて終端した形状を有し、その形状が横方向に延びて第1ハウジングを一周に渡って取り囲むことにより、一周に渡って外方に湾曲して膨らんだ無端の鍔部が形成されてなる第1金属シェルと、
第1ハウジングに固定されて第2コネクタとの電気的な接続を担う複数の第1コンタクトとを備え、
第2コネクタが、
嵌合部を受容する受容部が上面に形成された第2ハウジングと、
上記受容部を周回するように横方向に延びるとともに、横方向に延びた少なくとも一部分に、上記受容部に迫り出すように上部が内向きに延びて終端した形状を有し、第1コネクタとの嵌合時に上記鍔部に係止して第1コネクタを抜け止めする抜止め部を有する第2金属シェルと、
第1コネクタとの嵌合時に、各々が複数の第1コンタクトの各々に接する複数の第2コンタクトと、
第2ハウジングに一体形成され、第2ハウジングの、上記受容部を取り巻いて連続的に一周に渡って無端の紐状に延び、第1コネクタとの嵌合時に、上記鍔部に押されて変形し、鍔部に一周に渡って連続的に密着する防水ゴムとを備えたことを特徴とする。
本発明のコネクタ組立体の場合、第2コネクタが、第2ハウジングに一体成形された、一周に渡って無端の紐状に延びる防水ゴムを備えている。この防水ゴムには、第1金属シェルの鍔部が一周に渡って連続的に密着する。これにより、第1コネクタと第2コネクタの、嵌合部分の水密性が確保される。
また、本発明のコネクタ組立体の場合、第2金属シェルが、上記の抜止め部を有し、その抜止め部で第1金属シェルの鍔部を係止して第1コネクタを抜け止めする構造であり、不用意な抜去が防止される。
ここで、本発明のコネクタ組立体において、上記第1金属シェルが、前記第1コネクタを前記第2コネクタから抜去する向きの反力を防水ゴムから受ける向きに、防水ゴムを押し潰すものであり、
上記抜止め部が、上記鍔部を上記の反力に抗して抜け止めするものであってもよい。
本発明のコネクタ組立体において、防水ゴムは第2ハウジングに一体成形される。このとき、一体成形された防水ゴムは、第1コネクタを第2コネクタから抜去する向きの反力を受ける向きに押し潰す形状となる。
本発明の場合、防水ゴムがそのような押し潰され方をしても、上記抜止め部を、その反力に抗して鍔部を抜け止めするのに十分に足りる形状とすることができる。
また、本発明のコネクタ組立体において、第1金属シェルが、下部に、第1回路基板に半田接続される、一周に渡って連続的に無端の帯状に延びる半田接続部を有し、複数の第1コンタクト各々の半田接続部が、第1金属シェルの一周に渡る半田接続部に取り囲まれた内側に設けられていることが好ましい。
第1金属シェルの下部に、一周に渡って連続的に無端の帯状に延びる半田接続部を設けると、第1コネクタの下面と第1回路基板との間がその半田接続部により密封される。これにより、第1コネクタと第1回路基板との間からの、その半田接続部が一周している領域の内側への水の浸入が防止される。また、複数の第1コンタクトの半田接続部は、第1金属シェルの一周に渡る半田接続部の内側に設けられる。こうすることにより、第1コネクタと第1回路基板との間からの水の浸入により第1コンタクトの半田接続部が水で濡れてしまうことが防止される。
以上の本発明によれば、回路基板と回路基板とを繋ぐ低背化コネクタにおいて、防水に適し、かつ不用意な抜去が防止される。
本発明の第1実施形態としてのコネクタ組立体の外観斜視図である。 図1に示す第1コネクタと第2コネクタが互いに嵌合した状態を示した斜視図である。 図1,図2に示すコネクタ組立体の断面図である。 本発明の第2実施形態としてのコネクタ組立体の外観斜視図である。 図4に示す第1コネクタと第2コネクタが互いに嵌合した状態を示した斜視図である。 図5に示すコネクタ組立体の、矢印C−Cに沿う断面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態としてのコネクタ組立体の外観斜視図である。
ここで、図1(A),(B)は、第1実施形態のコネクタ組立体を構成する、それぞれ第1コネクタ10Aおよび第2コネクタ20Aの斜視図である。また、図1(A),(B)は、いずれも、相手側のコネクタへの嵌合部を上に向けた状態の斜視図である。
また、図2は、図1に示す第1コネクタと第2コネクタが互いに嵌合した状態を示した斜視図である。
この図2では、第1コネクタ10Aについては、図1(A)に示す第1コネクタ10Aの姿勢とは上下逆向きにした姿勢で示されている。
さらに、図3は、図1,図2に示すコネクタ組立体の拡大断面図である。
ここで、図3(A),(B)は、図2に示す嵌合状態における、それぞれ矢印A−A,B−Bに沿う部分の断面図である。また、図3(C),(D)は、嵌合直前の状態における、それぞれ矢印A−A,B−Bに沿う部分の断面図である。
ここでは先ず、図1(A)に示す第1コネクタ10Aを中心に説明する。
この第1コネクタ10Aは、この図1(A)に示す姿勢の下面を第1回路基板(不図示)に向けて、その回路基板に半田接続されるコネクタである。この第1コネクタ10Aは、ハウジング11と、金属シェル12と、複数のコンタクト13とを有する。
ハウジング11は、この図1(A)に示す姿勢における上面に、図1(B)に示す第2のコネクタ20Aと嵌合する嵌合部111を有する。
また、金属シェル12は、上方に鍔部121を有し、下方に半田接続部122を有する。
この金属シェル12の鍔部121は、上下方向について、ハウジング11の側面に沿って下方から上方に立ち上がり、その側面の上部において外方に膨らむ向きに湾曲してから内向きに嵌合部111の外縁に被さるように延びて終端した形状を有する。また、この鍔部121は、横方向については、その形状が延びて、ハウジング11を一周に渡って取り囲んでいる。これにより、この鍔部121は、一周に渡って外方に湾曲して膨らんだ無端の形状を有する。
また、この金属シェル12は、下方にも延び、下部には、半田接続部122を形成している。この半田接続部122は、一周に渡って連続的に無端の帯状に延びた形状を有する。この半田接続部122は、この第1コネクタ10が搭載される第1回路基板(不図示)に半田接続される。
また、ハウジング11の嵌合部111には、その長手方向に延びる嵌合溝112が設けられている。この嵌合溝112には、嵌合時に、図1(B)に示す第2のコネクタ20Aの嵌合突条212が嵌まり込む。また、この嵌合溝112の中央部分には、この嵌合溝112を分断する凹部113が設けられている。この凹部113には、図1(B)に示す第2コネクタ20の、嵌合突条212を分断して突き出た凸部213が嵌まり込む。
ここで、図1(A)に示す第1コネクタ10Aを構成する複数のコンタクト13は、嵌合溝112に沿って配列されている。これら複数のコンタクト13は、圧入によりハウジング11に固定されている。一方、図1(B)の第2コネクタ20Aの嵌合突条212にも複数のコンタクト23が配列されている。嵌合時には、図1(A)に示す第1コネクタ10の嵌合溝112に、図1(B)に示す第2コネクタ20Aの嵌合突条212が嵌まり込む。すると、第1コネクタ20の複数のコンタクト13のそれぞれが、第2コネクタ20Aの複数のコンタクト23のそれぞれに接触し、コンタクト13,23どうしが互いに電気的に接続される。
また、図1(A)に示す第1コネクタ10を構成している複数のコンタクト13のそれぞれには、第1回路基板に半田接続される半田接続部131(図2,図3を参照)が設けられている。
ここで、配列された複数のコンタクト13は、交互に逆向きの姿勢となっている。これに伴い、複数の半田接続部131は、2列に千鳥に配置されている。
また、図1(A)に示す第1コネクタ10Aのハウジング11には、嵌合溝112の両側に一列ずつ配列された複数の穴114を有する。これらの穴114は、コンタクト13の圧入用の穴である。
これら複数のコンタクト13の半田接続部131は、金属シェル12の、一周に渡って無端の帯状にのびる半田接続部122(図2を参照)に取り囲まれた内側に設けられている。したがって、この第1コネクタ10Aの下面と、この第1コネクタ10Aが搭載される第1回路基板(不図示)との間は、金属シェル12の半田接続部122の半田接続により水密となる。したがって、第1コネクタ10Aの下面と第1回路基板の表面との間を抜けて複数のコンタクト13の半田接続部131が水に浸されることが防止される。
次に、図1(B)に示す第2コネクタ20Aについて説明する。
図1(B)には、第2コネクタ20Aが、図1(A)における第1コネクタ10Aの図示の姿勢と同じ姿勢で図示されている。すなわち、この第2コネクタ20Aは、図1(B)に示す姿勢における下面を第2回路基板(不図示)に向けて、その第2回路基板に半田接続されるコネクタである。この第2コネクタ20が半田接続される第2回路基板は、第1コネクタ10が半田接続される第1回路基板とは別の、もう1枚の回路基板である。
この図1(B)に示す第2コネクタ20Aも、図1(A)第1コネクタ10Aと同様、ハウジング21と、金属シェル22と、複数のコンタクト23とを有する。
ハウジング21は、図1(B)に示す姿勢における上面に、受容部211を有する。この受容部211には、嵌合時に、第1コネクタ10の嵌合部111が受容される。この受容部211の中央には、その受容部211から突き出た、上述の嵌合突条212および凸部213が設けられている。これらの嵌合突条212および凸部213は、嵌合時に、第1コネクタ10Aの嵌合溝112および凹部113に嵌まり込み、コンタクト13,23どうしが接続される。凸部213は、吸着ノズル(図示せず)による第2コネクタ20Aの吸着に用いることができる。
また、図1(B)に示す第2コネクタ20の金属シェル22は、ハウジング21の受容部211を周回するように一周に渡って横方向に延びる、側面部221と湾曲部222を有する。湾曲部222は、側面部221の上に連続した、内向きに湾曲した部分である。
また、この金属シェル22には、一周に渡るほぼ全域に、受容部211に迫り出すように湾曲部222からさらに内向きに延びて終端した形状を有する抜止め部223が形成されている。この抜止め部223は、図1(A)に示す第1コネクタ10Aとの嵌合時に、その第1コネクタ10Aの金属シェル12に形成されている鍔部121に係止して、第1コネクタ10Aを抜け止めする役割を担っている。
本実施形態では、この抜止め部223は一周に渡って設けられているが、ところどころが切欠き224で分断されている。これらの切欠き224により、これらの切欠き224が無い場合と比べ、抜止め部223の弾性変形を容易にしている。
また、この第2コネクタ20Aの金属シェル22は、部分的に下端にまで延びて、下端部に、この第2コネクタ20Aが搭載される第2回路基板(不図示)に接続される半田接続部225を形成している。この金属シェル22の半田接続部225は、長手方向の両端部に設けられているほか、長手方向中央部の左右にも設けられている。これは、第1コネクタ10Aの抜去時に、第2コネクタ20Aの中央部分が第2回路基板から浮き上がるのを防止するためである。
さらに、この第2コネクタ20Aには、上述の通り、その受容部211の中央の嵌合突条212に複数のコンタクト23が配列されている。これら複数のコンタクト23は、ハウジング21にインサート成形されたものである。したがって、これらのコンタクト23は、第1コネクタ10Aにおける圧入されたコンタクト13とは異なり、ハウジング21に密着している。このため、この第2コネクタ20Aの場合、ハウジング21とコンタクト23との間に水が浸入するおそれはないか、極めて小さい。これら複数のコンタクト23の半田接続部231(図2,図3参照)は、交互に左右に延びており、不図示の第2回路基板に半田接続される。
さらに、この第2コネクタ20Aは、防水ゴム24を備えている。この防水ゴム24は、ハウジング21に一体成形されたものである。この防水ゴム24は、ハウジング21の受容部211を取り巻いて、連続的に一周に渡って無端の紐状に延びた形状を有する。第1コネクタ10Aは、図3(C),(D)に示す状態を経て、第2コネクタ20Aに、図3(A),(B)に示すように嵌合される。このとき、防水ゴム24は、この嵌合時に、第1コネクタ10Aの金属シェル22に形成されている鍔部121に押されて変形する。そして、この防水ゴム24は、鍔部221に押されて変形することで、その金属シェル12に一周に渡って連続的に密着して、この部分を水密に保つ。
図3(A)(B)には、防水ゴム24が第1コネクタ10の金属シェル12の鍔部121に食い込んでいるように図示されている。これは、外力が加えられていない状態における形状の防水ゴム24をそのまま図示しているためである。実際は、この防水ゴム24は金属シェルの鍔部121に押されて潰れ、その鍔部121に密着する。このとき、第1コネクタ10Aは、第2コネクタ20Aから抜去する向きの反力を防水ゴム24から受ける。第2コネクタ20Aの金属シェル22に設けられている抜止め部223は十分な係止力を有し、第1コネクタ10Aの金属シェル12の鍔部121をこの反力に抗して係止する。したがって、この反力が存在していても、第1コネクタ10Aが第2コネクタ20Aから不用意に抜け出ることが防止されている。
また、図3(A),(B)には、コンタクト13がコンタクト23に食い込んでいるように図示されている。これも防水ゴム24と同じく、外力が加えられていない状態の形状を示しているためである。実際は、コンタクト13はコンタクト23と干渉して弾性変形する。そして、この弾性変形により、コンタクト13とコンタクト23が所期の接触圧で接触して電気的に導通する。
以上で第1実施形態のコネクタ組立体の説明を終了し、次に第2実施形態のコネクタ組立体について説明する。
図4は、本発明の第2実施形態としてのコネクタ組立体の外観斜視図である。ここで、図4(A),(B)は、この第2実施形態のコネクタ組立体を構成するそれぞれ第1コネクタおよび第2コネクタの斜視図である。
また、図5は、図4に示す第1コネクタと第2コネクタが互いに嵌合した状態を示した斜視図である。
さらに、図6は、図5に示すコネクタ組立体の、矢印C−Cに沿う断面図である。
これら図4〜図6において、図1〜図3に示す第1実施形態の第1コネクタ10Aおよび第2コネクタ20Aの構成要素と比べ同一の構成要素には、図1〜図3において付した符号と同一の符号を付して示す。そして、ここでは、第1実施形態との相違点についてのみ言及する。
この第2実施形態を構成する第1コネクタ10Bおよび第2コネクタ20Bには、長手方向中央の凹部113および凸部213(図1参照)は設けられていない。これら第1コネクタ10Bおよび第2コネクタ20Bは、その分、長さが短くなっている。また、第1実施形態における第2コネクタ20Aの金属シェル22には、受容部211を一周する抜止め部223が設けられている。これに対し、この第2実施形態における第2コネクタ20Bには、長手方向両端部にのみ、抜止め部223が設けられている。さらに、この第2実施形態における第2コネクタ20Bの金属シェル22には、長手方向両端部にのみ半田接続部225が設けられている。換言すれば、第1実施形態における第2コネクタ20Aの金属シェル22に設けられている、長手方向中央部左右の半田接続部225(図1参照)は設けられていない。この第2実施形態の場合、前述の第1実施形態と比べ、防水ゴム24の材質や形状が改良されている。すなわち、この第2実施形態の場合、防水ゴム24の改良により、水密性を保ちつつ、鍔部121が防水ゴム24を押し潰したことによる、第1コネクタ10Bを第2コネクタ20Bから抜去する向きの反力を弱めることができているためである。この第2実施形態の場合は、図6に示すように、抜止め部223が第1コネクタ10Bの金属シェル12に形成されている鍔部121を、長手方向両端部においてのみ係止している。
このように、抜止め部223は、第2コネクタ全体の構造や寸法、防水ゴムの形状や材質等に応じて、周回方向の適宜の位置に適宜の形状のものが採用される。
10A,10B 第1コネクタ
11 ハウジング
111 嵌合部
112 嵌合溝
113 凹部
114 穴
12 金属シェル
121 鍔部
122 半田接続部
13 コンタクト
131 半田接続部
20A,20B 第2コネクタ
21 ハウジング
211 受容部
22 金属シェル
221 側面部
222 湾曲部
223 抜止め部
222 切欠き
223 半田接続部
23 コンタクト
231 半田接続部

Claims (3)

  1. 第1回路基板および第2回路基板のそれぞれにそれぞれの下面を向けた姿勢に半田接続されて互いに組み合う第1コネクタおよび第2コネクタからなるコネクタ組立体であって、
    前記第1コネクタが、
    前記第2コネクタと嵌合する嵌合部が上面に形成された第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングの側面に沿って下方から上方に向かって立ち上がり、該側面上部において外方に膨らむ向きに湾曲してから前記嵌合部の外縁に被さるように内向きに延びて終端した形状を有し、該形状が横方向に延びて該第1ハウジングを一周に渡って取り囲むことにより、一周に渡って外方に湾曲して膨らんだ無端の鍔部が形成されてなる第1金属シェルと、
    前記第1ハウジングに固定されて前記第2コネクタとの電気的な接続を担う複数の第1コンタクトとを備え、
    前記第2コネクタが、
    前記嵌合部を受容する受容部が上面に形成された第2ハウジングと、
    前記受容部を周回するように横方向に延びるとともに、横方向に延びた少なくとも一部分に、前記受容部に迫り出すように上部が内向きに延びて終端した形状を有し、前記第1コネクタとの嵌合時に前記鍔部に係止して前記第1コネクタを抜け止めする抜止め部を有する第2金属シェルと、
    前記第1コネクタとの嵌合時に、各々が前記複数の第1コンタクトの各々に接する複数の第2コンタクトと、
    前記第2ハウジングに一体形成され、該第2ハウジングの、前記受容部を取り巻いて連続的に一周に渡って無端の紐状に延び、前記第1コネクタとの嵌合時に、前記鍔部に押されて変形し、該鍔部に一周に渡って連続的に密着する防水ゴムとを備えたことを特徴とするコネクタ組立体。
  2. 前記第1金属シェルが、前記第1コネクタを前記第2コネクタから抜去する向きの反力を前記防水ゴムから受ける向きに、該防水ゴムを押し潰すものであり、
    前記抜止め部が、前記鍔部を前記反力に抗して抜け止めするものであることを特徴とする請求項1記載のコネクタ組立体。
  3. 前記第1金属シェルが、下部に、前記第1回路基板に半田接続される、一周に渡って連続的に無端の帯状に延びる半田接続部を有し、
    前記複数の第1コンタクト各々の半田接続部が、前記第1金属シェルの一周に渡る半田接続部に取り囲まれた内側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載コネクタ組立体。
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