JP2017018555A

JP2017018555A - コップ蓋の断熱カバー

Info

Publication number: JP2017018555A
Application number: JP2015152823A
Authority: JP
Inventors: 哲高原; Satoru Takahara
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2015-07-14
Filing date: 2015-07-14
Publication date: 2017-01-26

Abstract

【課題】コーヒー等の飲料用コップに飲み口が設けられた蓋を被せ、その飲み口よりコーヒ、紅茶、スープなど熱い飲料を飲む際に口に飲料の熱がが伝わり、長く口をつけていられないため、飲料を飲む際の量調節がしにくい、あるいは単に熱いという問題があるので、これを解決する。
【解決手段】飲料の熱を口に伝わりにくくするため、コップ蓋２の飲み口６環状凸部斜面又は環状凸部斜面及び飲み口穴部周囲を、断熱処理を施した紙製のカバーで覆い、口の一部あるいは全部が直接コップ蓋に接触しないようにした蓋の断熱カバー１。
【選択図】図２

Description

本発明は、コーヒー等の飲料用コップに使用する飲み口が設けられた蓋の飲み口部断熱カバーに関する。

従来から、紙コップや樹脂成形コップ等の飲料用コップに内容物を入れた状態で持ち運ぶ際、コップの内容物が外部にこぼれないようにコップに蓋を被せることが行われている。この蓋は、「ＬＩＤ（リッド）」と呼ばれる合成樹脂製の成形蓋として、図８のようなものが周知である。

また、このような蓋付きのコップにおいては、蓋の一部に飲み口用の穴を設け、コップに蓋を被せた状態で飲み口に口をつけて飲めるようにしたものが知られている。

さらに、図９のように飲み口用の穴部に蓋を設け、飲み口穴を開閉できるようにしたものも知られている。

しかしながら、この飲み口よりホットコーヒなど熱い飲料を飲む際、口に飲料の熱が伝わり、長く口をつけていられない、あるいは単に口が熱いという問題があった。

本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、コップ蓋の飲み口からホットコーヒーなど熱い飲み物を飲む際に、熱さを感じず、快適に飲めるコップ蓋の断熱カバーを提供することを目的とする。

本発明はコップ蓋に被せて使用するための円錐筒及びそれに類似する形状の断熱カバーであって、カバーはエンボス加工など断熱処理が施された紙からなるカバーである。

本発明の断熱カバーにより、蓋の飲み口から熱い飲料を飲む際に、飲料の熱さを苦にすることなく、快適に飲むことが出来る。

また、カバーを折りたたむ構造とした場合は、嵩張らないので、カバーを収納するペースが少しですむ利点がある。

また、本発明のカバーは、蓋から容易に取り外すことができるので、廃棄の際のゴミ分別もしやすい。

本発明の第１実施形態の断熱カバーの図で、（ａ）が円弧状の平面図、（ｂ）が（ａ）を円錐筒に成形した斜視図である。同実施形態の断熱カバーをコップ蓋に被せた状態の斜視図である。本発明の第２実施形態の断熱カバーの斜視図である。同実施形態の折り返した状態の斜視図である。同実施形態の断熱カバーをコップ蓋に被せた状態の斜視図である。本発明の第３実施形態の断熱カバーの斜視図である。本発明のカバーを折りたたんだ状態の平面図で、（ａ）が第１実施形態、（ｂ）が第２実施形態の図である。一般的な飲み口のついた蓋の平面図である。一般的な飲み口のついた蓋をコップに被せた状態の斜視図である。

以下、本発明の実施の形態を図を参照しながら説明する。

図１、図３、図６に示す断熱カバーは、図２、図５に示すようにコップ蓋に被せられ、飲料を飲み口から飲む際に口に伝わる熱を断熱する。

断熱カバーは紙製で、エンボス加工などの断熱処理が施されており、第１実施形態として円弧形状のものを、蓋の環状凸部斜面の形状に合わせ、図１（ｂ）及び図７（ａ）に示すように円錐筒に成形する。

第２実施形態として、蓋の一部に設けられた飲み口穴部周囲をカバーするために、図３に示すように、飲み口穴の大きさと同等以上の穴を有した張り出し部を設け、それを図４に示すように蓋の環状凸部に合わせるように折り返す。

第３実施形態として、飲み口部カバー形状を図６のようにあらかじめ蓋の環状凸部及び飲み口穴部の形状に合わせ成形する。

第２実施形態、第３実施形態とも飲み口穴に蓋がある場合は、飲み口穴の蓋を開けた状態で本発明の断熱カバーが被せられるような形状とする。

いずれの実施形態においても、図７のようにカバーは折りたたむ構造も可能である。折りたたむ位置は円錐上のどの位置でも良く、限定はしない。

本発明の飲料用コップ蓋の飲み口断熱カバーは、ホットコーヒーなどの熱い飲料を、蓋の飲み口から飲む場合の断熱カバーとして利用可能である。

１断熱カバー
２蓋
３飲料用コップ
４蓋環状凸部
５蓋環状凸部斜面
６飲み口
７飲み口穴
８飲み口穴用蓋
９張り出し部
１０張り出し部穴
１１折り返し部

Claims

エンボス加工など、断熱処理を施した円弧形状の紙を、接着により円錐筒に成形し、コップ蓋の環状凸部斜面に沿うように被せ、飲料を蓋飲み口から飲む際の口と蓋との接触部の断熱を目的とする蓋の断熱カバー。
請求項１記載のカバーにおいて、さらに蓋の一部に設けられた飲み口穴周囲の断熱を目的とし、飲み口穴の大きさと同等以上の穴を有した張り出し部を設け、それを折り返し構造とした蓋の断熱カバー。
請求項１記載のカバーにおいて、さらに蓋の一部に設けられた飲み口穴周囲の断熱を目的とし、飲み口穴の大きさと同等以上の穴を有した張り出し部を設け、その張り出し部は、蓋の環状凸部及び飲み口穴部形状に合わせて成形された蓋の断熱カバー
請求項１、２、３のカバーにおいて、折りたたむ構造を有する蓋の断熱カバー。