JP2017016003A - 電子情報ボード、電子情報ボードの制御方法、およびプログラム - Google Patents

電子情報ボード、電子情報ボードの制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】新たに接続される外部入力機器の画面上に表示するときであっても、ズーム倍率設定を等倍にし、画面上に現在の設定倍率を表示してユーザーに知らせる。【解決手段】外部入力機器から入力される表示画像を受信する画像受信部116と、新たに接続された上記外部入力機器からの表示画像に、描画画像および操作メニュー画像を配置して合成画像を作成する画像合成部123と、画像受信部116から新たな表示画像が入力された際に、上記合成画像を等倍にして表示するレイアウト管理部124と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電子情報ボード、電子情報ボードの制御方法、およびプログラムに関するものである。
近年、液晶やプラズマなどのフラットパネルやプロジェクタを用いた40インチ〜60インチ程度のサイズの大型のディスプレイに、タッチパネルを搭載した、「電子情報ボード」が普及しつつある。電子情報ボードは、パソコンを接続することによって、接続したパソコンの画面を大きく映すことができ、企業や行政機関の会議におけるプレゼンテーション等や教育機関等で用いられている。
電子情報ボードは、搭載するタッチパネル機能を用いて、映されている画面にマウス操作の代わりに直接タッチすることで、画面を表示しているパソコンを操作する、タッチパネルを介したパソコン操作機能が提供されている。さらに、接続したパソコン上で動かす、電子情報ボード用のアプリケーションソフトウェアがこれらの機器と一緒に提供されている。このアプリケーションソフトウェアは、黒板の役割をする画面を提供しその上に手書き文字などをタッチパネルを介して描く機能を実現している。このアプリケーションを提供するパソコンの画面を取り込んでその上に手書きを重畳して描く機能など、タッチパネルを介した手書き機能が提供されている。
ここで、同時に接続できるパソコンは2台以上であり、そのうち1台を選択して画面表示する。また、アプリケーションソフトウェアでは接続したパソコンの画面をズーム・パンできる操作メニューを持っている。
例えば、特許文献1には、ユーザーの操作性を向上する目的で、ズームモードと非ズームモードを備えた表示装置において、ズームモードから非ズームモードへの切り替わりタイミングについて記載されている。特に、ユーザーの意に反してズームモードから非ズームモードに切り替わることがないようにしている。すなわち、ズームモードで拡大表示された状態からユーザーが縮小操作を行った場合、ズーム前の100%(等倍)まで縮小されたら、ズームモードのままで一旦その倍率を保持して表示し続け、再度縮小操作されたら初めて非ズームモードに移行している。
しかしながら、従来の電子情報ボードにあっては、以下のような問題点があった。接続したパソコン画面をディスプレイに表示している状態で、ユーザーがズームの倍率を上げて拡大表示した後、一旦パソコンのケーブルを抜いて接続を切り、再度パソコンを接続したとき、画面表示の倍率設定が拡大のまま維持される。また、特許文献1においても、新たな外部入力があったタイミングにおいて倍率を等倍にするといった対応が考慮されてないため、前の外部入力で設定されたズーム設定が維持されることになる。
例えば、電子情報ボードにパソコンAを接続し、ディスプレイにはパソコンAの画面を表示していたとする。そこで、ズーム倍率を100%から200%に上げた後、パソコンAのケーブルを抜いて接続を切り、再度同じパソコンAまたは別のパソコンA’を接続した場合、アプリケーション画面には倍率200%に拡大されたパソコンAまたはパソコンA’の画面が表示される。また、新たに接続したパソコンの画面をディスプレイに表示する場合、初期値として100%(等倍)での表示を期待するのが一般的である。しかし、上記のように100%(等倍)で表示されない場合、ユーザーは装置の不具合ではないかと勘違いしてしまう。また、表示後にわざわざズーム倍率を100%(等倍)に設定し直す手間が発生する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、新たに接続される外部入力機器の画面上に表示するときであっても、ズーム倍率設定を等倍にし、画面上に現在の設定倍率を表示してユーザーに知らせることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外部入力機器から入力される表示画像を受信する画像受信部と、新たに接続された前記外部入力機器からの表示画像に、描画画像および操作メニュー画像を配置して合成画像を作成する画像合成部と、前記画像受信部から新たな表示画像が入力された際に、前記合成画像を等倍にして表示するレイアウト管理部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、新たに接続される外部入力機器の画面上に表示するときであっても、ズーム倍率設定を等倍にし、画面上に現在の設定倍率を表示してユーザーに知らせることができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる電子情報ボードシステムの概要を示す説明図である。 図2は、本実施の形態にかかる電子情報ボードのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態にかかる電子情報ボードの機能を含む構成例を示すブロック図である。 図4は、画像合成部で生成される合成画像例を示す説明図である。 図5は、拡大操作メニュー例を示す説明図である。 図6は、外部入力画像から合成画像の切り出し例を示す説明図である。 図7は、本実施の形態にかかる画像表示制御例を示すフローチャートである。 図8は、設定されている拡大率の表示例を示す説明図である。 図9は、複数の外部入力機器の表示切り替えにおける操作メニューの画面例を示す説明図である。 図10は、複数の外部入力機器が接続されている場合における表示切替制御例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子情報ボード、電子情報ボードの制御方法、およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
本発明は、外部入力のパソコン画面をディスプレイに表示する電子情報ボードシステムである。より詳細には、新たに接続したパソコンの画面をディスプレイに表示したときに、以下の2点を実施する。まず、前に接続していたパソコン画面表示のズーム倍率設定を破棄し、リセットされた100%(等倍)で表示する。また、ディスプレイ画面に現在の設定倍率を表示することでユーザーに設定倍率を知らせる。すなわち、前に接続していたパソコン画面表示のズーム倍率の設定のまま、新たに接続したパソコン画面を表示することのないようにし、ユーザーに装置不具合と勘違いさせないとするものである。以下、具体例を挙げて説明する。なお、本明細書においてはパーソナルコンピュータを単にパソコン、またはPCと記述する。また、アプリはアプリケーションの略称である。
図1は、本実施の形態にかかる電子情報ボードシステムの概要を示す説明図である。図示の電子情報ボードシステムは、電子情報ボード100と、ユーザーPC200a,200bとを含んで構成されている。電子情報ボード100およびユーザーPC200a,200bは、それぞれケーブル210a,210bによって接続される。
電子情報ボード100は、ユーザーPC200a,200bの表示画像を表示することができるとともに、ユーザーが生成する描画画像を表示可能な装置である。また、電子情報ボード100は、表示部104に対する接触によってユーザー操作によるイベントを発生させ、それに応じて表示内容を変更する。
ユーザーPC200a,200bは、電子情報ボード100に表示すべき画像を提供する。ユーザーPC200a,200bは、画像信号を出力する端子を備えている。ユーザーPC200a,200bの表示画像を形成する画像信号を所定のレート(例えば、毎秒30フレーム)で電子情報ボード110に供給する。
本実施の形態では、ユーザーPC200a,200bは、端子として出力端子(図示せず)を備えており、ケーブル210a,210bを介して画像信号を電子情報ボード100に送信することができる。なお、この他の例として、ユーザーPC200a,200bは、各種無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、電子情報ボード100に表示画像を送信してもよい。
図1に示す電子情報ボードシステムの例では、ユーザーPC200a,200bとしてノート型PCを採用するが、これに限定されるものではない。例えば、デスクトップ型PCやタブレット型PC、PDA、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ等の画像信号を供給可能な情報処理装置を採用することができる。また、図1に示す電子情報ボードシステムでは、2台のユーザーPC200a,200bを採用するが、1台のユーザーPCまたは3台以上のユーザーPCを採用することもできる。
図2は、本実施の形態にかかる電子情報ボード100のハードウェア構成例を示すブロック図である。電子情報ボード100は、バス111上に、CPU101、ROM102、RAM103、表示部104、外部I/F105、電子ペン106、タッチパネル106が接続される。外部I/F105は、外部入力機器(本例ではユーザーPC200a,200b等)との入出力の接続を可能とするインターフェイスである。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102及びRAM(Random Access Memory)103を含むマイクロコンピュータシステムでなる。CPU101は、ROM102に格納されている制御プログラムにしたがって後述する制御を実行する。ROM102は、CPU101の制御プログラムが格納されている。RAM103は、CPU101の各制御時にワーキングメモリとして用いられる。
制御部110は、CPU101、またはMPU(Micro Processing Unit)等の処理演算装置であり、WINDOWS(登録商標)シリーズ、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などのOS(オペレーションシステム)を動作させる。これらのOSの管理下でC、C++、Java(登録商標)、JavaScript(登録商標)、などのプログラム言語で記述されたプログラムを実行する。ROM102は、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムなどが保存される不揮発性メモリである。
RAM103は、DRAMやSRAM等の主記憶装置であり、プログラムを実行するための実行空間を提供する。制御部110は、ソフトウェアプログラムや種々のデータなどを持続的に保持するためのハードディスクから、プログラムを読み出し、RAM103に展開して実行する。
図3は、本実施の形態にかかる電子情報ボード100の機能を含む構成例を示すブロック図である。本実施の形態の電子情報ボード100は、画像入力端子112aおよび画像入力端子112bを備えており、これらの端子を介してユーザーPC200a,200bと接続される。
なお、電子情報ボード100の機能の一部または全部をソフトウェアまたはハードウェアで構成してもよい。
画像入力端子112a,120bは、ユーザーPC200a,200bの表示画像を形成する画像信号を受信する端子である。本例としては、画像入力端子112a,112bの形状としてVGA(Video Graphics Array)コネクタ、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)コネクタ、DisplayPortコネクタ等がある。なお、本実施の形態で示す他にさらに、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)等の無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、ユーザーPC200a,200bから無線で受信してもよい。
本実施の形態にかかるプログラム(機能部分)には、プログラムモジュールである外部入力画像受信部120、アプリ画像生成部121、描画生成部122、画像合成部123、レイアウト管理部124、表示制御部125、イベント処理部126が含まれる。
画像取得部115は、ユーザーPC200a,200bから画像信号を取得する機能手段であり、画像受信部116、画像切出部117、画像送信部118が含まれる。
画像取得部115は、画像受信部116によってユーザーPC200a,200bから画像入力端子112a,112bを介して入力された画像信号を受信する。さらに画像取得部115は、画像切出部117でレイアウト管理部124から指定されたサイズに切り出し、画像送信部118によって外部入力画像受信部120へ送信する。また、画像受信部116は、画像信号の入力の有無を検知する機能を持ち、検知した入力有無情報をレイアウト管理部124に送信する。
画像合成部123は、表示部104に表示すべき種々の表示ウィンドウを生成する機能手段である。表示ウィンドウには、ユーザーPC200a,200bからの画像を表示する表示ウィンドウ、ユーザーが生成する描画画像を表示する表示ウィンドウ、電子情報ボード100の各種設定を行うためのボタンやメニュー等を表示する表示ウィンドウ、などが含まれる。画像合成部123はこれらの表示ウィンドウを重畳し、表示部104に表示する画像を生成する(図4参照)。
なお、ユーザーPC200a,200bからの画像は外部入力画像受信部120から、ユーザーが生成する描画画像は描画生成部122から、電子情報ボード100の各種設定を行うためのボタンやメニュー等はアプリ画像生成部121から送信される。また、ユーザーPC200a,200bからの画像は画像切出部117の切り出しによって、合成時に受信する画像サイズが変わるが、画像合成部123では切り出し後の画像を表示ウィンドウの大きさに適合するように引き伸ばしてレイアウトする。したがって、切り出しのサイズが小さければ小さいほど、ユーザーから見れば表示部104でのユーザーPC200a,200bの画像は拡大表示されることになる(図6参照)。
レイアウト管理部124は、画像合成部123においての各表示ウィンドウを重畳で、ユーザーPC200a,200bからの画像を重畳するか否かを判定し、画像合成部123に命令を送信する。重畳の判定基準は、画像受信部116からの入力有無情報であり、入力有りであれば重畳し、入力無しであれば重畳しない。また、画像合成部123において、ユーザーPC200a,200bからの画像をどのような拡大率でレイアウトするかを制御する。この拡大率の判断方法については、後述の図5,図7で説明する。また、拡大率の判断結果に応じて画像切出部117に切り出しサイズを指定する。
タッチパネル107は、表示部104の表示面上に一体形成されており、電子ペン106の接触座標を検知する機能手段である。検知した座標信号はベント処理部126に接触信号として送信される。
電子ペン106は、ユーザーがタッチパネル107を操作するのに使用するもので、ペン先が押されると無線でイベント処理部126に接触信号を送信する。
イベント処理部126は、タッチパネル107、電子ペン106からの座標信号,接触信号によりイベントを判断する機能手段である。イベント処理部126は、電子ペン106が表示部104のどの部分に接触したかでイベントを判断する。表示部104にはアプリ画像生成部121で描画されたボタンやメニューが表示されているが、電子ペン106がこれらボタンやメニューに接触していると判断した場合は、そのボタンやメニューの操作内容をイベントとしてレイアウト管理部124に送信する。また、電子ペン106がボタンやメニュー以外の場所に接触していると判断した場合はユーザーのペン描画と判断して描画生成部122で生成される描画画像に反映させる。
このように、画像受信部116は、外部入力機器(本例ではユーザーPC200a,200b)から入力される表示画像を受信する。また、画像合成部123は、新たに接続された前記外部入力機器からの表示画像に、描画画像および操作メニュー画像を配置して合成画像を作成する。また、レイアウト管理部124は、画像受信部116から新たな表示画像が入力された際に、上記合成画像を等倍にして表示する。
また、レイアウト管理部124は、上記合成画像に配置されている外部入力機器(ユーザーPC200a,200b)の表示画像の領域を示す指標を上記合成画像に表示する制御を行う。
表示制御部125は、表示部104を制御する機能手段である。表示制御部125は、画像合成部123が生成した合成画像を表示部104に表示する。
図4は、画像合成部123で生成される合成画像例を示す説明図である。画像合成部123は、図示するように、ユーザーPC200a(または200b)からの外部入力画像300と、アプリ画像301と、描画画像302とを所定位置に重ね合わせて合成し、合成画像303を出力する。
図5は、拡大操作メニュー例を示す説明図である。図5の左に示す操作メニューの画面310は、アプリ画像生成部121で生成される画像に描画されている。図5の左には操作前の状態の画面310で、“拡大”ボタンが表示されている。“拡大”ボタンを電子ペン106でタッチすると右図のように拡大率を選択するメニューの画面312が出現する。その状態で拡大率を選択すると、イベント処理部126で拡大率が選択されたことを検知し、レイアウト管理部124に選択された拡大率の情報が送信される。レイアウト管理部124は、選択された拡大率をもとに画像切出部117に切り出しサイズの指定を行う。その結果、ユーザーPC200a(または200b)からの画像が拡大して表示される。
図6は、外部入力画像から合成画像の切り出し例を示す説明図である。すなわち、図6では、拡大率200%と設定されたときの画像切出部117における切り出し画像を示す。図6において、拡大率が100%に設定された外部入力画像400に対して拡大率が100%に設定された合成画像402を表示出力する。また、拡大率が200%に設定された外部入力画像401に対して拡大率が200%に設定された合成画像403を表示出力する。このように、画像切出部117は、拡大率200%のときはユーザーPC200a(または200b)からの画像サイズに対して、1/2のサイズ(拡大率の逆数×100)に切り出す。
図7は、本実施の形態にかかる画像表示制御例を示すフローチャートである。本制御は、画像受信部116で入力画像が検知されていない状態から開始する。まず、画像受信部116は、入力画像の受信の有無を検知し続け、入力画像の受信があったか否かを判断する(ステップS11)。ここで画像受信部116において入力画像があった場合(判断、Yes)、入力画像の拡大率を100%に変更し、入力された画像を表示する(ステップS12)。すなわち、設定されている拡大率を表示する(図8参照)。一方、ステップS11において入力画像の受信がない場合(判断、No)、ステップS11に戻る。
拡大率表示の画像は、アプリ画像生成部121でレイアウト管理部124からの拡大率情報を受信して生成される。なお、拡大率表示は一定時間経つと消える動作にしてもよい。
図8は、設定されている拡大率の表示例を示す説明図である。図8では、前述の図7のステップS12において入力画像の拡大率100%を表示画像404に出力表示する。
したがって、上述してきた実施の形態では、新たに接続したパソコンの画面をディスプレイに表示したとき、ズーム倍率設定を100%にリセットし、ディスプレイ画面に現在の設定倍率を表示することでユーザーに設定倍率を知らせる。これにより、新たに接続したパソコンの画面をディスプレイに表示した時、ユーザーが装置不具合を疑うことを防ぎ、また、ユーザーがわざわざズーム倍率を100%(等倍)に設定し直す手間を省くことができる。
次に、画像受信部116は、複数の外部入力機器(ユーザーPC200a,200b)と接続する場合について説明する。ここでは、複数の外部入力機器が接続している場合に、レイアウト管理部124が、複数の外部入力機器それぞれに対応し、表示画像のどの領域を合成画像に配置するかの管理情報を個別に保持する例について説明する。
図9は、複数の外部入力機器の表示切り替えにおける操作メニューの画面例を示す説明図である。この操作メニューはアプリ画像生成部121で生成される画像に描画されている。図9の左図には操作前の状態で、“入力選択”ボタンが表示されている。“入力選択”ボタンを電子ペン106でタッチすると図9の右図のように入力端子を選択するメニューが出現する。その状態で入力端子を選択すると、イベント処理部126で入力端子が選択されたことを検知し、レイアウト管理部124に選択された入力端子の情報が送信される。レイアウト管理部124は選択された入力端子情報をもとに画像受信部116に当該入力端子に接続されたユーザーPC200a(または200b)の画像を出力するよう指定する。
図10は、複数の外部入力機器が接続されている場合における表示切替制御例を示すフローチャートである。なお、ここでは、ユーザーPC200aをユーザーPC Aとし、ユーザーPC200bをユーザーPC Bと表記する。本例では、表示部104にユーザーPC Aからの画像を表示していた状態で開始する。まず、イベント処理部126は、ユーザーPC Aから入力選択の変化の有無を検知し続け、入力の選択がユーザーPC Bに変化したか否かを判断する(ステップS21)。ここで、ユーザーPC Aから入力選択がユーザーPC Bに変化した場合(判断、Yes)、レイアウト管理部124は、ユーザーPC Aの画像表示で設定されていた拡大倍率aをRAM103の記憶領域に記憶する(ステップS22)。続いて、RAM103内の別の記憶領域に格納されたユーザーPC Bの拡大倍率bを読み出す(ステップS23)。続いて、レイアウト管理部124は、画像受信部116に当該入力端子にユーザーPC Bの画像を出力するよう指定し、画像切出部117には設定拡大倍率bに応じた切り出しサイズを指定する(ステップS24)。
したがって、複数のユーザーPC A,Bを同時に接続し、ディスプレイ上のメニューでユーザーが表示するユーザーPCを切り替えた場合、ユーザーPC A,ユーザーPC Bでそれぞれ拡大倍率を保持することでユーザーの操作性を向上できる。例えば、ユースケースとして、ユーザーPC A,ユーザーPC Bを同時接続して、それを頻繁に切り替えて表示する。この場合、ユーザーはユーザーPC Aの表示で設定した拡大倍率とユーザーPC Bの表示で設定した拡大倍率はそれぞれで保持したいのが一般的である。よって、そのユーザーの要望に沿った動作が可能になる。
ところで、本実施の形態の電子情報ボード100で実行されるプログラムは、ROM102等に予め組み込まれて提供される。また、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
さらに、本実施の形態で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態で実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)101が上記ROM102からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上述してきた実施の形態は本発明を実現するための一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 電子情報ボード
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 表示部
105 外部I/F
106 電子ペン
107 タッチパネル
110 制御部
115 画像取得部
116 画像受信部
117 画像切出部
118 画像送信部
120 外部入力画像受信部
121 アプリ画像生成部
122 描画生成部
123 画像合成部
124 レイアウト管理部
125 表示制御部
126 イベント処理部
特開2007−71901号公報

Claims (5)

  1. 外部入力機器から入力される表示画像を受信する画像受信部と、
    新たに接続された前記外部入力機器からの表示画像に、描画画像および操作メニュー画像を配置して合成画像を作成する画像合成部と、
    前記画像受信部から新たな表示画像が入力された際に、前記合成画像を等倍にして表示するレイアウト管理部と、
    を備えることを特徴とする電子情報ボード。
  2. 前記レイアウト管理部は、前記合成画像に配置されている前記外部入力機器の表示画像が前記表示画像の領域を示す指標を前記合成画像に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子情報ボード。
  3. 前記画像受信部は、複数の外部入力機器と接続し、
    前記レイアウト管理部は、前記複数の外部入力機器それぞれに対応し、前記表示画像のどの領域を前記合成画像に配置するかの管理情報を個別に保持することを特徴とする請求項1に記載の電子情報ボード。
  4. 外部入力機器から入力される表示画像を受信する画像受信工程と、
    新たに接続された前記外部入力機器からの表示画像に、描画画像および操作メニュー画像を配置して合成画像を作成する画像合成工程と、
    前記画像受信部から新たな表示画像が入力された際に、前記合成画像を等倍にして表示するレイアウト管理工程と、
    を含むことを特徴とする電子情報ボードの制御方法。
  5. 外部入力機器から入力される表示画像を受信する画像受信ステップと、
    新たに接続された前記外部入力機器からの表示画像に、描画画像および操作メニュー画像を配置して合成画像を作成する画像合成ステップと、
    前記画像受信部から新たな表示画像が入力された際に、前記合成画像を等倍にして表示するレイアウト管理ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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