JP2017015693A - 位置推定及び無線表示装置の接続方法及び装置 - Google Patents

位置推定及び無線表示装置の接続方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】位置推定及び無線表示装置の接続方法及び装置を提供する。
【解決手段】位置推定方法及び通信装置は、位置を推定し、決定された位置に基づいて、1以上の無線表示装置に自動的に接続するように構成される。位置の推定は、無線表示装置の情報を含む1以上の位置シグネチャに基づいてよい。位置推定方法は、利用可能なアクセスポイント(AP)と無線表示アダプタを特定するステップと、利用可能なAPと無線表示アダプタの無線特性を決定するステップと、利用可能なAPの無線特性と利用可能な無線表示アダプタの無線特性とに基づいて、マッチスコアを計算するステップと、決定されたマッチスコアに基づいて位置シグネチャを決定するステップと、位置シグネチャに基づいて位置を決定するステップとを含んでよい。通信装置は、無線表示装置に自動的に接続するように構成されてよい。通信装置は接続時にスタンバイ・ディスプレイ・モードで動作してよい。
【選択図】図4

Description

本明細書に記載の態様は、一般に、無線表示ソース装置を無線表示シンク装置とペアリングするプロセスを含む、無線表示装置及び無線表示方法に関する。
添付の図面は、本明細書に組み込まれ本明細書の一部を成し、説明と共に本開示の態様を示す。添付の図面は更に、態様の原理を説明し、当業者が態様を成し利用できるようにするのに役立つ。
本開示の例示的態様に係る無線表示環境を示す。 本開示の例示的態様に係るアクセスポイント(AP)を示す。 本開示の例示的態様に係るモバイル装置を示す。 本開示の例示的態様に係る位置シグネチャ生成方法を示す。 本開示の例示的態様に係る位置推定方法を示す。 本開示の例示的態様に係る位置推定方法を示す。 添付の図面を参照しながら本開示の例示的態様を説明する。一般に、ある要素が初めて登場する図面は、対応する参照符号の左端の数字で示される。
以下の説明では、本開示の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が記載される。しかしながら、当業者には明らかであるように、構造、システム及び方法を含む態様は、そのような具体的な詳細を用いずに実施されてよい。本明細書の記載及び表示は、当業者が彼らの成果の本質を他の当業者に最も効果的に伝えるために用いる共通手段である。他の例では、本開示の態様を無用に曖昧にするのを避けるために、周知の方法、プロシージャ、コンポーネント及び回路は詳細に説明されていない。
図1は、本開示の例示的態様に係る例示的な無線表示環境100を示す。無線表示環境100は、無線アクセスポイント(AP)120、1以上のモバイル装置140及び無線表示シンク装置130,132を備えてよい。この議論の目的上、無線表示シンク装置を「アダプタ」と称することがある。
例示的態様では、無線表示環境100は、AP120を用いて、例えば1以上のISM(industrial,scientific and medical)無線帯域等の1以上の無線通信プロトコルをサポートしてよい。例えば、AP120は、電気電子技術者協会(IEEE)の802.11Wi−Fi仕様に従う1以上の無線ローカル・アクセス・ネットワーク(WLAN)等の、1以上の無線通信プロトコルをサポートするように構成されてよい。この例では、AP120をWLAN AP120と称することがある(例えば、AP120はWLANアクセスポイントである)。
AP120はこのような例示的な通信プロトコルに限定されない。当業者には明らかなように、AP120は、IEEEの802.11Wi−Fi仕様に加えて(或いは替えて)1以上の他のプロトコルをサポートしてよい。更に、AP120、モバイル装置140及び/又はアダプタ130/132の数は、図1に示される例示的な数に限定されない。当業者には明らかなように、無線表示環境100は、任意の数の様々なコンポーネントを備えてよい。
例示的態様では、AP120、モバイル装置140並びに/又はアダプタ130及び/若しくは132は、1以上の無線技術を介して通信を処理するように構成されるプロセッサ回路を備えてよい。モバイル装置140、AP120、アダプタ130/132は、それぞれ、無線表示環境100内で1以上の無線技術を介して無線通信を送信及び/又は受信するように構成される1以上の送受信器を備えてよい。例えば、モバイル装置140は、WLAN通信を介してAP120と(例えば、1以上の無線表示プロトコルを介してアダプタ130と)無線通信するように構成されてよい。アダプタ130及び/又は132は、WLAN通信を介してAP120と無線通信するように構成されてよく、且つ、モバイル装置140等の1以上の装置との1以上のピアツーピア(直接)無線表示接続をサポートするように構成されてよい。
実施において、モバイル装置140は、1以上のダウンリンク(DL)チャネル及び1以上のアップリンク(UL)チャネルを介して、AP120と通信するように構成されてよい。モバイル装置140は、IEEEの802.11Wi−Fi仕様を用いて、AP120と無線通信するように構成されてよい。モバイル装置140は、宛先装置での無線表示のために、コンテンツ(例えばビデオ、オーディオ及び/又は静止画像)を1以上の装置(例えばアダプタ130/132)に無線送信するように構成されてもよい。この例では、モバイル装置140は、ピアツーピア無線表示接続145を用いて、コンテンツ(例えばビデオ、オーディオ及び/又は静止画像)をアダプタ130/132の1以上に無線表示するように構成されてよい。無線表示接続145は、モバイル装置140とアダプタ130/132の1以上との直接接続であってよい。直接無線表示接続145は、Wi−Fiダイレクト接続、Wi−Fiピアツーピア(P2P)接続、WiDi(無線表示)接続、ミラキャスト接続等と称されることがある。
例示的態様では、モバイル装置140は、1以上のアダプタ(例えば130/132)に“キャスト”するように構成されてよい。本議論の目的上、“キャスティング”工程は、ソース装置(例えばモバイル装置140)が、1以上のアダプタ(例えば装置130/132)と、該アダプタにコンテンツを送信することなく、無線表示接続(例えばピアツーピア無線表示接続145)を開始し確立することを含む。すなわち、ソース装置がシンク装置に“キャスト”するとき、ソース装置は、シンク装置と無線表示接続を確立するが、無線表示工程が開始されるまでスタンバイ・ディスプレイ・モードのままである(例えば、シンク装置にコンテンツを表示しない)。
アダプタ130及び/又は132は、モバイル装置140等の1以上の表示ソース装置と確立された1以上のピアツーピア(直接)無線表示接続145をサポートするように構成されてよい。アダプタ130及び/又は132は、IEEEの802.11Wi−Fi仕様を用いてAP120と無線通信するように構成されてもよい。一部の例では、AP120を介して1以上の装置(例えばモバイル装置140)と間接無線表示接続が確立されてよい。
モバイル装置140の例として(限定ではない)、モバイル・コンピューティング装置(ラップトップコンピューター、タブレットコンピューター、携帯電話やスマートフォン、“ファブレット”、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、モバイル・メディア・プレーヤー等)、ウェアラブル・コンピューティング装置(コンピューター化腕時計すなわち“スマート”ウォッチ、コンピューター化眼鏡等)が挙げられる。本開示の1以上の態様では、モバイル装置140は固定式装置であってよく、例えば固定式のコンピューティング装置(パーソナルコンピューター(PC)、デスクトップコンピューター、コンピューター・キオスク、自動車用/航空用/海事用インダッシュコンピューター端末等)及び/又はスマート装置/電化製品(例えば、スマート照明装置、スマートドアロック、スマートホームセキュリティシステム、スマート冷蔵庫等)であってよい。
アダプタ130及び/又は132の例として(限定ではない)、テレビ、ディスプレイ、プロジェクタ、マルチメディアシステム、スピーカーその他の1以上のモバイル装置(例えば他のモバイル装置140)が挙げられる。
図1に示されるように、モバイル装置140及びアダプタ130は、位置1に配置されてよく、アダプタ132は位置2に配置されてよい。位置1,2は、モバイル装置140がアダプタ130とアダプタ132の両方の無線表示範囲内にあるように位置してよい。例えば、位置1,2は建物内の隣接する部屋等であってよい。モバイル装置140、アダプタ130及びアダプタ132は、AP120のWLAN範囲内にあってもよい。すなわち、モバイル装置140、アダプタ130及びアダプタ132は、AP120の無線範囲にあり、且つ、AP120への無線接続を確立するように構成可能であってよい。
図2は、本開示の例示的態様に係るアクセスポイント(AP)を示す。例示的態様では、図2のAPは、図1のAP120の例である。例えば、AP120は、それぞれコントローラ240に通信可能に結合される送受信器200及びネットワークインターフェース280を有してよい。
AP120は、1以上の周知の通信コンポーネント(1以上のネットワークスイッチ、1以上のネットワークゲートウェイ及び/又は1以上のサーバー)を含む1以上のバックホール通信ネットワークに、(ネットワークインターフェース280を介して)通信可能に結合されてよい。バックホール通信ネットワークは、1以上の有線及び/又は無線通信プロトコルを介して1以上の他の装置及び/又はコンポーネントとデータ交換するように構成される1以上の装置及び/又コンポーネントを含んでよい。例示的態様では、AP120は、バックホール通信ネットワークを介して1以上のサービスプロバイダ及び/又は1以上の他のAP120)と通信する。
送受信器200は、無線表示環境100内で1以上の無線技術を介して無線通信を送信及び/又は受信するように構成されるプロセッサ回路を備える。例えば、送受信器200は、1以上のアンテナ230を介してそれぞれ無線通信を送信・受信するように構成される1以上の送信器210と1以上の受信器220を有してよい。
送受信器200は、WLAN通信(例えばIEEE802.11に従う通信)を送信及び受信するように構成されてよい。この例では、送受信器200をWLAN送受信器200と称することがある。当業者には明らかなように、送受信器200はWLAN通信に限定されず、WLAN通信に加えて(或いは替えて)1以上の他のプロトコルに従う通信用に構成可能であってよい。
当業者には明らかなように、いくつかの例を提供するために、送受信器200は、デジタル信号プロセッサ(DSP)、変調器及び/又は復調器、デジタルアナログ変換器(DAC)及び/又はアナログデジタル変換器(ADC)及び/又は周波数変換器(ミキサー、局部発振器、フィルタ等)を含んでもよい(限定ではない)。更に、当業者には明らかなように、アンテナ230はアンテナの整数配列を含んでよく、また、アンテナ230は、無線通信信号の送信と受信の両方が可能であってよい。例えば、AP120は、MIMO(Multiple-input Multiple-output)構成を利用する無線通信向けに構成されてよい。
ネットワークインターフェース280は、バックホール通信ネットワーク105及び/又は107との1以上の有線技術を介して通信を送信及び/又は受信するように構成されるプロセッサ回路を有する。当業者には明らかなように、いくつかの例を提供するために、ネットワークインターフェース280は、デジタル信号プロセッサ(DSP)、変調器及び/又は復調器、デジタルアナログ変換器(DAC)及び/又はアナログデジタル変換器(ADC)及び/又は周波数変換器(ミキサー、局部発振器、フィルタ等)を含んでもよい(限定ではない)。更に、当業者には明らかなように、ネットワークインターフェース280は有線通信技術に限定されず、1以上の周知の有線技術に加えて(或いは替えて)1以上の周知の無線技術に従う通信向けに構成されてよい。
コントローラ240は、AP120及び/又はAP120の1以上のコンポーネントの算術演算、論理演算及び/又は入出力(I/O)演算を行うための命令を実行するように構成されるプロセッサ回路250を有してよい。プロセッサ回路250は、送受信器200の動作(例えば、送受信器200を介した無線通信の送信及び/又は受信等)を制御し、且つ/又は、1以上のベースバンド処理機能(例えば媒体アクセス制御(MAC)、符号化/復号化、変調/復調、データシンボルマッピング、誤り訂正等)を実行するように構成されてよい。
コントローラ240は更に、データ及び/又は命令を保存するメモリ260を有してよい。プロセッサ回路250によって命令が実行されると、コントローラ240は、本明細書に記載の機能を実行するようにプロセッサ回路250を制御する。メモリ260は、例えばリードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、磁気記憶媒体、光ディスク、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)等の、任意の周知の揮発性及び/又は不揮発性メモリであってよい。メモリ260は、取り外し不可、取り外し可能又はその両方の組合わせであってよい。
図3は、本開示の例示的態様に係るモバイル装置を示す。例示的態様では、図3のモバイル装置は、図1のモバイル装置140の例である。モバイル装置140は、無線表示環境100(例えばWLAN及び/又は無線表示通信)内で1以上の無線技術を介して無線通信を送信及び/又は受信するように構成される送受信器300に通信可能に結合されるコントローラ340を備えてよい。
送受信器300は、1以上の無線プロトコルに従う無線通信を送信及び/又は受信するように構成されるプロセッサ回路を有してよい。例えば、送受信器300は、それぞれ1以上のアンテナ335を介してWLAN及び/又は無線表示通信を送信・受信するように構成される送信器310と受信器320を有してよい。当業者には明らかなように、送受信器300はWLAN及び無線表示通信に限定されず、それらの通信に加えて(或いは替えて)1以上の他のプロトコルに従う通信向けに構成されてよい。更に、1以上の例示的態様では、モバイル装置140は、1以上の他の無線プロトコル(例えばNFC、Bluetooth(登録商標)、LTE、GSM(登録商標)等)に従う無線通信を送信及び/又は受信するように構成される1以上の追加的な送受信器を備えてよい。
例示的態様では、送受信器300は、無線通信の送信及び/又は受信に利用可能なデジタル信号プロセッサ(DSP)、変調器及び/又は復調器、デジタルアナログ変換器(DAC)及び/又はアナログデジタル変換器(ADC)及び/又は周波数変換器(ミキサー、局部発振器、フィルタ等)を含んでもよい(限定ではない)。更に、当業者には明らかなように、アンテナ335はアンテナの整数配列を含んでよく、また、アンテナ230は、無線通信信号の送信と受信の両方が可能であってよい。
コントローラ340は、モバイル装置140の動作全体(例えば、送受信器300の動作(例えば、送受信器300及び/又は330を介した無線通信の送信及び/又は受信)、1以上のベースバンド処理機能の実行(媒体アクセス制御(MAC)、符号化/復号化、変調/復調、データシンボルマッピング、誤り訂正等)、1以上の干渉推定の実行、1以上のアプリケーション及び/又はオペレーティングシステムの作動、電源管理(例えば電池の制御及び監視)、表示設定、音量制御、及び/又は1以上のユーザーインターフェース(キーボード、タッチスクリーンディスプレイ、マイク、スピーカー等)を介したユーザーインタラクション)を制御するように構成されるプロセッサ回路350を有してよい。
コントローラ340は更に、データ及び/又は命令を保存するメモリ360を有してよい。プロセッサ回路350によって命令が実行されると、コントローラ340は、本明細書に記載の機能を実行するようにプロセッサ回路350を制御する。メモリ360は、任意の周知の揮発性及び/又は不揮発性メモリであってよく、且つ、取り外し不可、取り外し可能又はその両方の組合わせであってよい。
例示的態様では、プロセッサ回路350は、1以上のアクセスポイント(例えばAP120)に関連付けられた無線周波数(RF)特性に基づいて、モバイル装置140の位置決定を行うように構成されてよい。例えば、モバイル装置140は、1以上のAP及び/又はアダプタから受信される信号強度値に基づいて、その位置を推定してよい。
プロセッサ回路350は、対応する位置に関連付けられる、該位置の1以上のAPについての情報を含む1以上の位置シグネチャを生成するように構成されてもよい。例えば、位置シグネチャは、該位置のAPの特性を含んでよい。例示的態様では、当業者には明らかなように、位置シグネチャは、SSID(サービスセット識別子)、BSSID(ベーシックサービスセット識別子)、受信信号強度表示(RSSI)値、サービス品質(QoS)値、周波数値及び/又は1以上の他の特性を含んでよい(限定ではない)。この例では、位置シグネチャは、位置シグネチャに含まれる各APについてこれらの特性のうち1以上を含む。例示的態様では、位置シグネチャは、位置の地理座標を特定する地理位置情報を含んでもよい。
本開示の目的上、BSSID及びSSIDは、ベーシックサービスセット(例えばアクセスポイント)を特定するのに用いられる識別子である。例えば、BSSIDはベーシックサービスセット(BSS)を特異的に特定し、且つ、無線アクセスポイントの媒体アクセス制御(MAC)アドレスである。SSIDは、例えば、1〜32バイトの文字列であり、一般に、通称を「ネットワーク名」という人間が読める文字列である。RSSI値は、受信される無線信号に存在する電力の測定結果である。QoS値は、誤り率、帯域幅、スループット、伝送遅延、アベイラビリティ、ジッタ等の、対応する無線ネットワークのネットワーク及び/又はリンクの品質を示す。周波数値は、無線ネットワークの周波数帯域(例えばWLANチャネル)を特定する。
例示的態様では、位置シグネチャは、対応する位置の1以上のアダプタに関連付けられる特性を含んでもよい。例えば、当業者には明らかなように、位置シグネチャは、例えば、アダプタのSSID、装置名、アダプタのBSSID、アダプタのRSSI値、アダプタのQoS値、アダプタの周波数値、及び/又はアダプタの1以上の他の特性を含んでよい(限定ではない)。
例えば、図1に示されるように、位置1のモバイル装置140は、アダプタ130及びアダプタ132の近接(例えば範囲)にある。上述のように、AP120に関してこの位置について生成される位置シグネチャは、アダプタ130及び/又は132に関連付けられる特性を含んでよい。この例では、モバイル装置140は、アダプタ132よりもアダプタ130に近い。この近接は、対応する位置について生成される位置シグネチャに含まれる特性に反映されてよい。
モバイル装置140は、モバイル装置140のメモリ360及び/又は外部データベース(例えばサーバー)に具現化される位置シグネチャデータベースに、生成された位置シグネチャを保存するように構成されてよい。
例示的態様では、モバイル装置140は、モバイル装置140の現在の位置の近接(範囲)にある(例えばモバイル装置140の範囲内にある)1以上のAP及び/又はアダプタの特性を分析するように構成されてよい。実施において、モバイル装置140は、以上の無線スキャンを実行して、1以上のAP及び/又はアダプタの特性を測定してよい。この例では、無線スキャンは、APとアダプタの両方のスキャンを含んでよい。他の例では、別々の無線スキャンすなわちAP無線スキャン及びシンク装置スキャンが実行されてよい。
プロセッサ回路350は、分析された特性を1以上の以前保存された位置シグネチャと比較して、モバイル装置140の現在の位置に近接する1以上の利用可能なアダプタを特定してよい。例示的態様では、以前保存された位置シグネチャは、以前モバイル装置140により好ましいアダプタとして識別された1以上のアダプタを含んでよい。
実施において、モバイル装置140は、位置シグネチャとAP及びアダプタの分析された特性とに基づいて、利用可能なアダプタに自動的に接続するように構成されてよい。例えば、図1を参照すると、モバイル装置140が位置1に達したとき、モバイル装置140は、1以上の無線スキャンを開始して、モバイル装置140に近接するAP及びアダプタを特定するように構成されてよい。それから、モバイル装置140は、検出されたAP及びアダプタの特性を分析し、該特性を、1以上の以前生成され保存された位置シグネチャと比較してよい。比較に基づいて、モバイル装置140は、接続すべきアダプタを特定し、該アダプタへの接続を自動的に確立してよい。この例では、自動接続は、ユーザーの関与なくバックグラウンドで行われてよい。例示的態様では、自動的に確立される接続は、モバイル装置140によって実行されるキャスティング工程に応答する。この例では、モバイル装置140は、アダプタへの無線表示接続を確立し、アダプタでのコンテンツの表示を開始する無線表示工程を待機するように構成されてよい。すなわち、モバイル装置140は、無線表示装置に接続し、表示工程が実行されるまで表示スタンバイモードに入ってよい。結果として、接続されるアダプタは、無線表示工程が求められる場合に係る工程の際にモバイル装置140のユーザーが利用可能である。この例では、手動接続確立プロシージャ(システムアプリケーションを開き、スキャンを実行し、接続すべき装置を選択する)の接続確立遅延が起こらずに、コンテンツの無線表示を行うことができる。
図4は、本開示の例示的態様に係る位置シグネチャ生成方法400のフローチャートを示す。引き続き図1〜3を参照しながらフローチャートを説明する。本方法のステップは後述の順序に限定されず、様々なステップが異なる順序で実行されてよい。更に、本方法の2以上のステップが互いに同時に実行されてよい。
フローチャート400の方法はステップ402から始まり、ステップ404に移行し、利用可能なAPのスキャンが実行される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、モバイル装置140に近接する利用可能なAPをスキャンするように送受信器300を制御するように構成されてよい。
ステップ404の後、フローチャート400はステップ406に移行し、利用可能なアダプタのスキャンが実行される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、モバイル装置140に近接する利用可能なアダプタをスキャンするように送受信器300を制御するように構成されてよい。
ステップ406の後、フローチャート400はステップ408に移行し、発見されたAP及び/又はアダプタの特性が決定/測定される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、AP及び/又はアダプタから例えばBSSID及び/又はSSIDを含む情報を要求するように送受信器300を制御してよい。プロセッサ回路350は、AP及び/又はアダプタから受信される1以上の無線信号を分析して、AP及び/又はアダプタに関連付けられる例えばRSSI値、QoS値及び/又は周波数値を決定(例えば計算)してよい。
ステップ408の後、フローチャート400はステップ410に移行し、モバイル装置140が利用可能なアダプタのうち1つのアダプタに接続する。例えば、モバイル装置140(例えばプロセッサ回路350)は、ユーザー選択に応答してアダプタに接続するようにモバイル装置140を制御するように構成されてよい。
ステップ410の後、フローチャート400はステップ412に移行し、接続されたアダプタが新しいアダプタか以前利用されたアダプタかが決定される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、アダプタの1以上の特性を、1以上の保存された位置シグネチャに含まれる特性(BSSID、SSID、装置名等)と比較するように構成されてよい。位置シグネチャは、例えばメモリ360及び/又は外部メモリ/サーバーの位置シグネチャデータベースから検索されてよい。この比較に基づいて、プロセッサ回路350は、アダプタが新しいか以前利用されたアダプタかを決定してよい。例えば、1以上の特性が位置シグネチャに含まれる特性とマッチする場合、プロセッサ回路350はアダプタが以前利用されたと決定してよく(ステップ412のNO)、フローチャート400はステップ416に移行する。特性が位置シグネチャに含まれる特性とマッチしない場合、プロセッサ回路350はアダプタが新しいと決定してよく(ステップ412のYES)、フローチャート400はステップ414に移行する。
ステップ414では、新しいアダプタについて1以上の位置シグネチャが作成される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、アダプタ及び/又は1以上の利用可能なAPに関連付けられる無線特性(例えばBSSID、SSID、RSSI値、QoS値及び/又は周波数値)に基づいて、新しい位置シグネチャを作成するように構成される。
ステップ414の後、フローチャート400はステップ418に移行し、生成された位置シグネチャが、例えばメモリ360及び/又は外部メモリ/サーバーの位置シグネチャデータベースに保存されてよい。
ステップ416では、接続されるアダプタにマッチした特性をもつ位置シグネチャは、接続されるアダプタの特性(BSSID、SSID、RSSI値、QoS値及び/又は周波数値等)及び/又は利用可能なAPのうち1以上の特性を含むように更新されてよい。
ステップ418の後、フローチャート400はステップ420に移行し、フローチャート400は終了する。フローチャート400は1回以上繰り返されてよい。
上述したように、モバイル装置140は、位置シグネチャと、モバイル装置140の範囲内のAP及びアダプタの分析された特性とに基づいて、利用可能なアダプタに自動的に接続するように構成されてよい。図5を参照して、無線表示近接検出及び接続プロシージャを説明する。図5は、本開示の例示的態様に係る位置推定方法500を示す。引き続き図1〜4を参照しながらフローチャートを説明する。本方法のステップは後述の順序に限定されず、様々なステップが異なる順序で実行されてよい。更に、本方法の2以上のステップが互いに同時に実行されてよい。
概要として、モバイル装置140は、1以上の無線スキャンを開始して、モバイル装置140に近接するAP及びアダプタを特定するように構成されてよい。モバイル装置140は、検出されたAP及び/又はアダプタを、以前生成された1以上の位置シグネチャ(例えば、図4に示されるように作成又は更新された位置シグネチャ)に含まれる1以上のAP及び/又はアダプタと比較してよい。比較に基づいて、モバイル装置140は、以前利用されたか遭遇したAP及び/又はアダプタを特定してよい。
実施において、モバイル装置140は、以前利用されたか遭遇したAP及び/又はアダプタの特性を分析してよい。分析された特性は、1以上の以前生成された位置シグネチャに含まれる1以上の特性と比較されてよい。この比較に基づいて、モバイル装置140は、モバイル装置140に近接するアダプタを特定し、該アダプタへの接続を自動的に確立してよい。
フローチャート500の方法はステップ502から始まり、ステップ504に移行して、利用可能なAP及び/又はアダプタのスキャンが実行される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、モバイル装置140に近接する利用可能なAP及び/又はアダプタをスキャンするように送受信器300を制御してよい。
ステップ504の後、フローチャートはステップ506に移行し、モバイル装置140に近接するAP及び/又はアダプタの1以上の無線特性が決定される。例示的態様では、モバイル装置140のプロセッサ回路350は、1以上の無線特性を決定するように構成されてよい。
例えば、プロセッサ回路350は、以前利用されたか遭遇したモバイル装置140に近接するAP及び/又はアダプタについて、1以上の無線特性を決定してよい。この例では、AP及び/又はアダプタのSSID及び/又はBSSIDが、モバイル装置140に関連付けられた1以上の位置シグネチャに含まれるSSID及び/又はBSSID値とマッチする場合、プロセッサ回路350は、AP及び/又はアダプタが以前使用され且つ/又は遭遇したと決定してよい。すなわち、以前利用されたか遭遇したAP及び/又はアダプタは、検出されたAP及び/又はアダプタを1以上の位置シグネチャに含まれるAP及び/又はアダプタとマッチすることにより、特定されてよい。
例示的態様では、プロセッサ回路350は、位置シグネチャに含まれモバイル装置140に近接するAP及びアダプタの各々について、無線特性を決定してよい。これらの例では、AP及びアダプタの各々の無線特性が決定されるまで、後述のプロシージャが繰り返されてよい。
例示的態様では、APについての無線特性は、RSSI平均デルタ値(RSSIAvgDelta)、信号強度平均デルタ値(StrengthAvgDelta)、RSSI境界値(RSSIBoundExceeded)及び信号強度境界値(StrengthBoundExceeded)を含んでよい。
RSSI平均デルタ値(RSSIAvgDelta)は、モバイル装置140に近接する以前利用されたか遭遇したAP全てのRSSI値の平均RSSI値と、利用された/遭遇したAPのうち選択された1つのRSSI値との差である。例えば、モバイル装置140がスキャン中に25個のAPを発見し、25個のAPのうち10個が以前遭遇したか利用されている場合、モバイル装置140は10個のAPの平均RSSI値を計算してよい。それから、モバイル装置140は、平均RSSI値と10個のAPの各々との差を計算して、対応する10個のAPについて10個のRSSI平均デルタ値を計算してよい。
例示的態様では、RSSI平均デルタ値(RSSIAvgDelta)は、以下の式
RSSIAvgDelta=|RSSIaverage−RSSIAP
に基づいて計算されてよい。RSSIAverageは以前遭遇したか利用されたAPの平均RSSI値であり、RSSIAPは対応するAPのRSSI値である。
信号強度平均デルタ値(StrengthAvgDelta)は、モバイル装置140に近接する以前利用されたか遭遇したAP全ての信号強度値の平均信号強度値と、利用された/遭遇したAPのうち選択された1つの信号強度値との差である。例えば、モバイル装置140がスキャン中に25個のAPを発見し、25個のAPのうち10個が以前遭遇したか利用されている場合、モバイル装置140は該10個のAPの平均信号強度値を計算してよい。それから、モバイル装置140は、平均信号強度値と10個のAPの各々との差を計算して、対応する10個のAPについて10個の信号強度平均デルタ値を計算してよい。
例示的態様では、信号強度平均デルタ値(StrengthAvgDelta)は、以下の式
StrengthAvgDelta=|StrengthAverage−StrengthAP
に基づいて計算されてよい。StrengthAverageは以前遭遇したか利用されたAPの平均信号強度値であり、StrengthAPは対応するAPの信号強度値である。
RSSI境界値(RSSIBoundExceeded)は、APのRSSI値が該APについてのRSSI値の過去の範囲内にあるかを特定する。例えば、モバイル装置140は、1以上のAPについて以前検出された最小と最大のRSSI値を保存するように構成されてよい。モバイル装置140は、APの現在のRSSI値を、該APの保存された最小と最大のRSSI値と比較して、現在のRSSI値がRSSI値の過去の境界内にあるかを決定するように構成されてよい。実施において、現在のRSSI値が境界内にある場合、RSSI境界値は例えばゼロであってよい。現在のRSSI値が境界外にあり且つ最小の過去RSSI値を下回る場合、RSSI境界値は、現在のRSSI値と最小値との差であってよい。RSSI境界値は差の絶対値であってもよい。現在のRSSI値が境界外にあり且つ最大の過去RSSI値よりも大きい場合、RSSI境界値は、現在のRSSI値と最大値との差であってよい。同様に、RSSI境界値は差の絶対値であってもよい。
例示的態様では、RSSI境界値(RSSIBoundExceeded)は、以下の式
Figure 2017015693
に基づいて計算されてよい。RSSIAPは対応するAPのRSSI値であり、RSSIminは対応するAPの最小の過去RSSI値であり、RSSImaxは対応するAPの最大の過去RSSI値である。例示的態様では、RSSIminとRSSImaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのAPについて記録する全体の最小と最大のRSSI値であってよい。或いは、RSSIminとRSSImaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのAPについて記録する平均の最小と最大のRSSI値であってよい。
信号強度境界値(StrengthBoundExceeded)は、APの信号強度値が該APについての信号強度値の過去の範囲内にあるかを特定する。例えば、モバイル装置140は、1以上のAPについて以前検出された最小と最大の信号強度値を保存するように構成されてよい。モバイル装置140は、APの現在の信号強度値を、該APの保存された最小と最大の信号強度値と比較して、現在の信号強度値が信号強度値の過去の境界内にあるかを決定するように構成されてよい。実施において、現在の信号強度値が境界内にある場合、信号強度境界値は例えばゼロであってよい。現在の信号強度値が境界外にあり且つ最小の過去の信号強度値を下回る場合、信号強度境界値は、現在の信号強度値と最小値との差であってよい。信号強度境界値は差の絶対値であってもよい。現在の信号強度値が境界外にあり且つ最大の過去の信号強度値よりも大きい場合、信号強度境界値は現在の信号強度値と最大値との差であってよい。同様に、信号強度境界値は差の絶対値であってもよい。
例示的態様では、信号強度境界値(StrengthBoundExceeded)は、以下の式
Figure 2017015693
に基づいて計算されてよい。StrengthAPは対応するAPの信号強度値であり、Strengthminは対応するAPの最小の過去の信号強度値であり、Strengthmaxは対応するAPの最大の過去の信号強度値である。例示的態様では、StrengthminとStrengthmaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのAPについて記録する全体の最小と最大の信号強度値であってよい。或いは、StrengthminとStrengthmaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのAPについて記録する平均の最小と最大の信号強度値であってよい。
例示的態様では、プロセッサ回路350は、位置シグネチャに含まれモバイル装置140に近接するAPの各々について、無線特性を決定してよい。これらの例では、係るAPの各々の無線特性が決定されるまで、上述のプロシージャが繰り返されてよい。
例示的態様では、アダプタについての無線特性は、同様に、RSSI平均デルタ値(RSSIAvgDelta)、信号強度平均デルタ値(StrengthAvgDelta)、RSSI境界値(RSSIBoundExceeded)及び信号強度境界値(StrengthBoundExceeded)を含んでよい。
例えば、RSSI平均デルタ値(RSSIAvgDelta)は、モバイル装置140に近接する以前利用されたか遭遇したアダプタ全てのRSSI値の平均RSSI値と、利用された/遭遇したアダプタのうち選択された1つのRSSI値との差であってよい。例えば、モバイル装置140がスキャン中に10個のアダプタを発見し、10個のアダプタのうち4個が以前遭遇したか利用されている場合、モバイル装置140は、該4個のアダプタの平均RSSI値を計算してよい。それから、モバイル装置140は、平均RSSI値と4個のアダプタの各々との差を計算して、対応する4個のアダプタについて4個のRSSI平均デルタ値を計算してよい。
例示的態様では、RSSI平均デルタ値(RSSIAvgDelta)は、以下の式
RSSIAvgDelta=|RSSIAverage−RSSIWD
に基づいて計算されてよい。RSSIAverageは以前遭遇したか利用されたアダプタの平均RSSI値であり、RSSIWDは対応するアダプタのRSSI値である。
信号強度平均デルタ値(StrengthAvgDelta)は、モバイル装置140に近接する以前利用されたか遭遇したアダプタ全ての信号強度値の平均信号強度値と、利用された/遭遇したアダプタのうち選択された1つの信号強度値との差である。例えば、モバイル装置140がスキャン中に10個のアダプタを発見し、10個のアダプタのうち4個が以前遭遇したか利用されている場合、モバイル装置140は、該4個のアダプタの平均信号強度値を計算してよい。それから、モバイル装置140は、平均信号強度値と4個のアダプタの各々との差を計算して、対応する4個のアダプタについて4個の信号強度平均デルタ値を計算してよい。
例示的態様では、信号強度平均デルタ値(StrengthAvgDelta)は、以下の式
StrengthAvgDelta=|StrengthAverage−StrengthWD
に基づいて計算されてよい。StrengthAverageは以前遭遇したか利用されたアダプタの平均信号強度値であり、StrengthWDは対応するアダプタの信号強度値である。
RSSI境界値(RSSIBoundExceeded)は、アダプタのRSSI値が該アダプタについてのRSSI値の過去の範囲内にあるかを特定する。例えば、モバイル装置140は、1以上のアダプタについて以前検出された最小と最大のRSSI値を保存するように構成されてよい。モバイル装置140は、アダプタの現在のRSSI値を、該アダプタの保存された最小と最大のRSSI値と比較して、現在のRSSI値がRSSI値の過去の境界内にあるかを決定するように構成されてよい。実施において、現在のRSSI値が境界内にある場合、RSSI境界値は例えばゼロであってよい。現在のRSSI値が境界外にあり且つ最小の過去RSSI値を下回る場合、RSSI境界値は、現在のRSSI値と最小値との差であってよい。RSSI境界値は差の絶対値であってもよい。現在のRSSI値が境界外にあり且つ最大の過去RSSI値よりも大きい場合、RSSI境界値は、現在のRSSI値と最大値との差であってよい。同様に、RSSI境界値は差の絶対値であってもよい。
例示的態様では、RSSI境界値(RSSIBoundExceeded)は、以下の式
Figure 2017015693
に基づいて計算されてよい。RSSIADは対応するアダプタのRSSI値であり、RSSIminは対応するアダプタの最小の過去のRSSI値であり、RSSImaxは対応するアダプタの最大の過去のRSSI値である。例示的態様では、RSSIminとRSSImaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのアダプタについて記録する全体の最小と最大のRSSI値であってよい。或いは、RSSIminとRSSImaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのアダプタについて記録する平均の最小と最大のRSSI値であってよい。
信号強度境界値(StrengthBoundExceeded)は、アダプタの信号強度値が該アダプタについての信号強度値の過去の範囲内にあるかを特定する。例えば、モバイル装置140は、1以上のアダプタについて以前検出された最小と最大の信号強度値を保存するように構成されてよい。モバイル装置140は、アダプタの現在の信号強度値を、該アダプタの保存された最小と最大の信号強度値と比較して、現在の信号強度値が信号強度値の過去の境界内にあるかを決定するように構成されてよい。実施において、現在の信号強度値が境界内にある場合、信号強度境界値は例えばゼロであってよい。現在の信号強度値が境界外にあり且つ最小の過去の信号強度値を下回る場合、信号強度境界値は、現在の信号強度値と最小値との差であってよい。信号強度境界値は差の絶対値であってもよい。現在の信号強度値が境界外にあり且つ最大の過去の信号強度値よりも大きい場合、信号強度境界値は現在の信号強度値と最大値との差であってよい。同様に、信号強度境界値は差の絶対値であってもよい。
例示的態様では、信号強度境界値(StrengthBoundExceeded)は、以下の式
Figure 2017015693
に基づいて計算されてよい。StrengthWDは対応するアダプタの信号強度値であり、Strengthminは対応するアダプタの最小の過去の信号強度値であり、Strengthmaxは対応するアダプタの最大の 過去の信号強度値である。例示的態様では、StrengthminとStrengthmaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのアダプタについて記録する全体の最小と最大の信号強度値であってよい。或いは、StrengthminとStrengthmaxの値は、それぞれ、モバイル装置140が全てのアダプタについて記録する平均の最小と最大の信号強度値であってよい。
例示的態様では、プロセッサ回路350は、位置シグネチャに含まれモバイル装置140に近接するアダプタの各々について、無線特性を決定してよい。これらの例では、係るアダプタの各々の無線特性が決定されるまで、上述のプロシージャが繰り返されてよい。
ステップ506の後、フローチャートはステップ508に移行し、1以上の以前遭遇した/利用されたAPについて1以上のAP位置エラー値が決定される。例示的態様では、モバイル装置140のプロセッサ回路350は、無線特性が決定されたAPのうち1以上について、AP位置エラー値を計算するように構成されてよい。すなわち、モバイル装置140は、モバイル装置140によって以前遭遇した/利用されたAPについてAP位置エラー値を計算してよい。例示的態様では、プロセッサ回路350は、位置シグネチャに含まれモバイル装置140に近接する各APについてAP位置エラー値を計算してよい。
実施において、モバイル装置140は、AP無線特性と1以上のAP重み因子との1以上に基づいて、AP位置エラー値を計算するように構成されてよい。AP重み因子は、例えば、RSSI平均デルタ重み値(RSSIweight)、信号強度平均デルタ重み値(Strengthweight)、RSSI境界重み値(RSSIboundweight)、信号強度境界重み値(Strengthboundweight)及び周波数ミスマッチ重み値(freqweight)を含んでよい。これらの重み因子は所定の一定値であってよいが、これに限定されない。
例示的態様では、AP位置エラー値(APerror)は、以下の式
Figure 2017015693
に基づいて計算されてよい。RSSIAvgDeltaは対応するAPのRSSI平均デルタ値であり、StrengthAvgDeltaはAPの信号強度平均デルタ値であり、RSSIBoundExceededはAPのRSSI境界値であり、StrengthBoundExceededはAPの信号強度境界値である。RSSIweightはRSSI平均デルタ重み値であり、Strengthweightは信号強度平均デルタ重み値であり、RSSIboundweightはRSSI境界重み値であり、Strengthboundweightは信号強度境界重み値である。
例示的態様では、APの周波数が異なる場合、APerrorは更に周波数ミスマッチ重み値(freqweight)に基づいて計算されてよい。この例では、APが異なる周波数をもつ一方で、位置シグネチャに保存されているものと同じSSID及びBSSIDを有する場合、APerrorは更に周波数ミスマッチ重み値(freqweight)に基づいて計算されてよい。
周波数ミスマッチがある例示的態様では、APerrorは更に、以下の式
APerror=APerror×freqweight
に基づいて計算されてよい。
ステップ508の後、フローチャートはステップ510に移行し、AP位置エラー値(APerror)に基づいてAPについて位置スコア(APscore)が計算される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、AP位置エラー値(APerror)及び所定の最大スコア値(例えば100)に基づいて、位置スコア(APscore)を計算するように構成されてよい。例えば、計算されたAP位置エラー値(APerror)の値が0.6である場合、位置スコア(APscore)は100−0.6=99.94となる。
例示的態様では、位置スコア(APscore)は、以下の式
APscore=Scoremax−APerror
に基づいて計算されてよい。APerrorはAP位置エラー値であり、Scoremaxは所定の最大スコア値(例えば100)である。
周波数ミスマッチがある(例えば、APが、位置シグネチャに示されるものとは異なる周波数を有する)例示的態様では、位置スコア(APscore)は、以下の式
APscore=Scoremax−(APerror×freqweight
に基づいて計算されてよい。
ステップ510の後、フローチャートはステップ512に移行し、AP重みスコア(WeightScoreAP)が計算されてよい。例示的態様では、プロセッサ回路250は、位置スコア(APscore)に基づいて、以前利用されたか遭遇しているAP(例えば、モバイル装置140の範囲内にあり1以上の位置シグネチャに入力があるAP)の各々について、AP重みスコアを計算するように構成されてよい。本議論の目的上、1以上の位置シグネチャの入力を含むAPは、マッチングAPと称されることがある。
例えば、プロセッサ回路350は、マッチングAPの各々について位置スコア(APscore)を計算するように構成されてよい。それから、プロセッサ回路350は、マッチングAPの平均位置スコア(APavgscore)を計算してよい。例えば、プロセッサ回路350は、マッチングAPの位置スコア(APscore)を合計し、合計総数をマッチングAPの数で割ってよい。
それから、平均位置スコア(APavgscore)値に所定のAP重み値を掛けて、AP重みスコア(WeightScoreAP)を計算してよい。AP重み値は一定値(例えば0.75)であってよいが、これに限定されない。
例示的態様では、AP重みスコア(WeightScoreAP)は、以下の式
WeightScoreAP=APavgscore×APweight
に基づいて計算されてよい。APweightは所定のAP重み値であり、APavgscoreはマッチングAPの平均位置スコアである。AP位置エラー値及びScoremaxは、所定の最大スコア値(例えば100)である。
ステップ512の後、フローチャートはステップ514に移行し、1以上の以前遭遇した/利用されたアダプタについて1以上のアダプタ位置エラー値が計算される。アダプタ位置エラー値は、上述のAP位置エラー値と同様であってよい。
例示的態様では、モバイル装置140のプロセッサ回路350は、無線特性が決定されたアダプタのうち1以上について、アダプタ位置エラー値を計算するように構成されてよい。すなわち、モバイル装置140は、モバイル装置140によって以前遭遇した/利用されたアダプタについて、アダプタ位置エラー値を計算してよい。
実施において、モバイル装置140は、アダプタ無線特性の1以上と1以上のアダプタ(すなわちアダプタ)重み因子とに基づいて、アダプタ位置エラー値を計算するように構成されてよい。アダプタ重み因子は、例えば、RSSI平均デルタ重み値(RSSIAdpWeight)、信号強度平均デルタ重み値(StrengthAdpWeight)、RSSI境界重み値(RSSIAdpBoundweight)及び信号強度境界重み値(StrengthAdpBoundweight)を含んでよい。これらの重み因子は所定の一定値であってよいが、これに限定されない。
例示的態様では、アダプタ位置エラー値(Adatpererror)は、以下の式
Figure 2017015693
に基づいて計算されてよい。RSSIAvgDeltaは対応するアダプタのRSSI平均デルタ値であり、StrengthAvgDeltaはアダプタの信号強度平均デルタ値であり、RSSIBoundExceededはアダプタのRSSI境界値であり、StrengthBoundExceededはアダプタの信号強度境界値である。RSSIAdpWeightはアダプタのRSSI平均デルタ重み値であり、StrengthAdpWeightはアダプタの信号強度平均デルタ重み値であり、RSSIAdpBoundweightはアダプタのRSSI境界重み値であり、StrengthAdpBoundweightはアダプタの信号強度境界重み値である。
ステップ514の後、フローチャートはステップ516に移行し、対応するアダプタのアダプタ位置エラー値(Adaptererror)と1以上のアダプタ重み因子(例えばRSSIAdpWeight、StrengthAdpWeight、RSSIAdpBoundweight及び/又はStrengthAdpBoundweight)とに基づいて、アダプタについてアダプタ位置スコア(Adapterscore)が計算される。例示的態様では、プロセッサ回路350はアダプタ位置スコア(Adapterscore)を計算するように構成されてよい。
例示的態様では、アダプタ位置スコア(Adapterscore)は、以下の式
Figure 2017015693
に基づいて計算されてよい。αは所定の定数(例えば100)である。
ステップ516の後、フローチャートはステップ518に移行し、マッチスコア(MatchScore)が計算されてよい。例示的態様では、プロセッサ回路350は、AP重みスコア(WeightScoreAP)及びアダプタ位置スコア(Adapterscore)に基づいて、マッチスコア(MatchScore)を計算するように構成されてよい。この例では、マッチスコアは、AP及びアダプタ寄与を有するスコアを表す。例示的態様では、プロセッサ回路350は、各マッチングAPについてMatchScoreを計算してよい。
例示的態様では、マッチスコア(MatchScore)は、以下の式
MatchScore=Adapterscore+(WeightScoreAP×β)
に基づいて計算されてよい。βは所定のマッチ値(例えば0.7)である。実施において、βの値は、アダプタ位置スコア(Adapterscore)に関してAP重みスコア(WeightScoreAP)に重み付けする。
ステップ518の後、フローチャートはステップ520に移行し、各マッチングAPのマッチスコアがマッチ閾値と比較される。マッチスコアがマッチ閾値以上である場合(ステップ520のYes)、フローチャートはステップ524に移行する。マッチスコアがマッチ閾値未満である場合(ステップ520のNo)、フローチャートはステップ522に移行し、マッチスコアに対応するAPが切り捨てられる。APが切り捨てられた後、ステップ520が繰り返されてよい。
ステップ524では、マッチしたAPと対応する位置シグネチャとが、マッチスコアに基づいてランク付けされる。例えば、AP及び対応する位置シグネチャは、マッチスコアに基づいて降順にランク付けされてよい。例示的態様では、プロセッサ回路350は、マッチしたAPと対応する位置シグネチャとをランク付けするように構成されてよい。
ステップ524の後、フローチャートはステップ526に移行し、ランク付けされた位置シグネチャに基づいてモバイル装置140の位置が特定される。例示的態様では、プロセッサ回路350は、最高のマッチスコア(MatchScore)をもつAP及び対応する位置シグネチャを選択してよい。
ステップ526の後、フローチャートはステップ528に移行し、位置シグネチャ(例えば最高マッチスコアに対応する位置シグネチャ)に関連付けられるアダプタが選択される。それから、モバイル装置140は、後続のアダプタへの無線表示キャスティングのために、選択されたアダプタに接続してよい。この例では、モバイル装置140はアダプタに接続し、表示キャスティングが要求されるまで、スタンバイモードのままであってよい。
ステップ528の後、フローチャート500はステップ530に移行し、フローチャート500が終了する。フローチャート500は1回以上繰り返されてよい。例示的態様では、モバイル装置140が新しい位置に移動するとフローチャート500は繰り返されて、新しい位置で利用可能なアダプタが決定される。

例1は位置推定方法であり、本方法は、1以上の利用可能なアクセスポイント(AP)と、1以上の利用可能な無線表示アダプタとを特定するステップと、1以上の利用可能なAPの1以上の無線特性と、1以上の無線表示アダプタの1以上の無線特性とを決定するステップと、1以上の利用可能なAPの1以上の無線特性と1以上の利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とに基づいて、1以上のマッチスコアを計算するステップと、1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャを特定するステップと、位置シグネチャに基づいて位置を特定するステップと、を含む。
例2は例1の主題であり、1以上の利用可能なAPの1以上の無線特性と、1以上の利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性は、それぞれ、1以上の利用可能なAPの受信信号強度表示(RSSI)値と、1以上の利用可能な無線表示アダプタのRSSI値を含む。
例3は例1の主題であり、更に、対応する1以上の利用可能なAPの1以上の無線特性に基づいて、1以上のAP位置エラー値を計算するステップと、対応する1以上のAP位置エラー値に基づいて、1以上の利用可能なAPもついて1以上のAP位置スコアを計算するステップと、を含む。
例4は例3の主題であり、更に、対応する1以上の利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性に基づいて、1以上のアダプタ位置エラー値を計算するステップと、対応する1以上のアダプタ位置エラー値に基づいて、1以上の利用可能な無線表示アダプタについて1以上のアダプタ位置スコアを計算するステップとを含む。
例5は例4の主題であり、1以上のマッチスコアを計算するステップは、1以上のアダプタ位置スコアと1以上のAP位置スコアとに基づく。
例6は例5の主題であり、更に、1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャを含む複数の位置シグネチャをランク付けするステップ、を含む。
例7は例6の主題であり、位置シグネチャを決定するステップは更に、複数の位置シグネチャのランク付けに基づく。
例8は例1の主題であり、更に、位置シグネチャに基づいて、1以上の利用可能な無線表示アダプタの無線表示アダプタに自動的に接続するステップ、を含む。
例9は例8の主題であり、位置シグネチャは無線表示アダプタを特定する。
例10は例8の主題であり、無線表示アダプタに自動的に接続するステップは、スタンバイ・ディスプレイ・モードで無線表示アダプタへの接続を開始するステップを含む。
例11は通信装置である。本通信装置は、1以上のアクセスポイント(AP)及び1以上の無線表示アダプタと通信するように構成される送受信器と、コントローラとを備える。コントローラは、1以上のAPのうち利用可能なAPと、1以上の無線表示アダプタのうち利用可能な無線表示アダプタとを特定するように構成され、利用可能なAPの1以上の無線特性と、利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とを特定するように構成され、利用可能なAPの1以上の無線特性と利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とに基づいて、1以上のマッチスコアを計算するように構成され、1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャと特定するように構成され、且つ、位置シグネチャに基づいて、当該通信装置の位置を特定するように構成される。
例12は例11の主題であり、利用可能なAPの1以上の無線特性と、利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性は、それぞれ、利用可能なAPの受信信号強度表示(RSSI)値と、利用可能無線表示アダプタの受信信号強度表示(RSSI)値を含む。
例13は例11の主題であり、コントローラは更に、対応する利用可能なAPの1以上の無線特性に基づいて、1以上のAP位置エラー値を計算するように構成され、且つ、対応するAP位置エラー値に基づいて、利用可能なAPについてAP位置スコアを計算するように構成される。
例14は例13の主題、請求項13の通信装置であり、コントローラは更に、対応する利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性に基づいて、1以上のアダプタ位置エラー値を計算し、対応する1以上のアダプタ位置エラー値に基づいて、利用可能な無線表示アダプタについて1以上のアダプタ位置スコアを計算するように構成される。
例15は例14の主題であり、1以上のマッチスコアの計算は、1以上のアダプタ位置スコアと1以上のAP位置スコアとに基づく。
例16は例15の主題であり、コントローラは更に、1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャを含む複数の位置シグネチャをランク付けするように構成される。
例17は例16の主題であり、位置シグネチャの特定は更に、複数の位置シグネチャのランク付けに基づく。
例18は例11の主題であり、コントローラは更に、位置シグネチャに基づいて、利用可能な無線表示アダプタの無線表示アダプタに自動的に接続するように構成される。
例19は例18の主題であり、位置シグネチャは無線表示アダプタを特定する。
例20は例19の主題であり、無線表示アダプタへの自動接続は、スタンバイ・ディスプレイ・モードで無線表示アダプタへの接続を開始することを含む。
例21は通信装置である。本装置は、1以上のアクセスポイント(AP)及び1以上の無線表示アダプタと通信する送受信手段と、制御手段とを備える。制御手段は、1以上のAPのうち利用可能なAPと、1以上の無線表示アダプタのうち利用可能な無線表示アダプタとを特定し、利用可能なAPの1以上の無線特性と、利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とを特定し、利用可能なAPの1以上の無線特性と利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とに基づいて、1以上のマッチスコアを計算し、1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャを特定し、位置シグネチャに基づいて、当該通信装置の位置を特定する。
例22は例21の主題であり、制御手段は更に、位置シグネチャに基づいて、利用可能な無線表示アダプタの無線表示アダプタに自動的に接続するように構成される。
例23は例22の主題であり、無線表示アダプタへの自動的な接続は、スタンバイ・ディスプレイ・モードで無線表示アダプタへの接続を開始することを含む。
例24は例21の主題であり、制御手段は更に、対応する利用可能なAPの1以上の無線特性に基づいて、1以上のAP位置エラー値を計算し、対応する1以上のAP位置エラー値に基づいて、利用可能なAPについて1以上のAP位置スコアを計算するように構成される。
例25は例24の主題であり、制御手段は更に、対応する利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性に基づいて、1以上のアダプタ位置エラー値を計算し、対応する1以上のアダプタ位置エラー値に基づいて、利用可能な無線表示アダプタについて1以上のアダプタ位置スコアを計算するように構成される。
例26は例25の主題であり、1以上のマッチスコアの計算は、1以上のAP位置スコアと1以上のアダプタ位置スコアとに基づく。
例27は例21〜26のいずれかの主題であり、制御手段は更に、1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャを含む複数の位置シグネチャをランク付けするように構成される。
例28は例27の主題であり、位置シグネチャの決定は更に、複数の位置シグネチャのランク付けに基づく。
例29は例21〜28のいずれかの主題であり、利用可能なAPの1以上の無線特性と、利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性は、それぞれ、利用可能なAPの受信信号強度表示(RSSI)値と、利用可能無線表示アダプタの受信信号強度表示(RSSI)値を含む。
例30は、請求項1〜10のいずれかに記載の方法を実行する手段を備える装置である。
例31は、実行されたときに請求項1〜10のいずれかに記載の方法を実施するか或いは装置を実現するための機械可読命令を含む機械可読記憶媒体である。
例32は、実質的に図示及び記載された装置である。
例33は、実質的に図示及び記載された方法である。
結論
上記の具体的な態様の説明により、当該技術の技能の範囲内の知識を適用することにより、過度の実験を行うことなく、また、本開示の一般概念から逸脱することなく、係る具体的な態様を様々な応用について容易に変更及び/又は適合させることができるという、本開示の一般的性質が完全に明らかとなる。したがって、係る適合及び変更は、本明細書に提示される教示及び指導に基づいて、開示の態様の均等物の意味及び範囲内にあるように意図される。当然ながら、本明細書における表現又は用語は、説明を目的とするものであって限定を目的としないので、本明細書の用語又は表現は、当業者が教示及び指導に照らして解釈するものである。
本明細書において「一態様」、「態様」、「例示的態様」等という場合、記載される態様が特定の特徴、構造又は特性を含み得るが、全ての態様が必ずしもその特定の特徴、構造又は特性を含む必要はないことを示す。更に、係る語句は必ずしも同じ態様に言及しない。更に、特定の特徴、構造又は特性が態様に関連して記載される場合、他の態様(明示的に記載されているか否かに関わらず)に関連して係る特徴、構造又は特性に影響を及ぼすことは、当業者の知識の範囲内にあるものとする。
本明細書に記載の例示的態様は説明を目的として提供され、限定を目的としない。他の例示的態様も考えられ、例示的態様に変更がなされてよい。したがって、本明細書は本開示の限定を意図しない。むしろ、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲とその均等物に従って定められる。
態様は、ハードウェア(例えば回路)、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの任意の組合わせで実施されてよい。態様は、機械可読媒体に記憶される命令として実施され、1以上のプロセッサによって読み込まれ実行されてよい。機械可読媒体は、機械(例えばコンピューティングデバイス)によって可読の形式で情報を記憶又は送信するための任意のメカニズムを含んでよい。例えば機械可読媒体は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、電気、光学、音その他の形式の伝搬信号(搬送波、赤外信号、デジタル信号等)その他を含んでよい。更に、ファームウェア、ソフトウェア、ルーティン、命令は、本明細書では特定のアクションを実行するものとして記載されることがある。しかし、当然ながら、そのような説明は便宜上のものに過ぎず、実際には係るアクションは、コンピューティングデバイス、プロセッサ、コントローラその他の、ファームウェア、ソフトウェア、ルーティン、命令等を実行する装置によって生じる。更に、多様な実施のいずれかは、汎用コンピューターによって実行されてよい。
この議論の目的上、「プロセッサ回路」という用語は、回路、プロセッサ、ロジック又はそれらの組合わせとして理解されるものである。例えば、回路は、アナログ回路、デジタル回路、状態機械ロジック、他の構造的電子ハードウェア又はそれらの組合わせを含んでよい。プロセッサは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)その他のハードウェアプロセッサを含んでよい。プロセッサは、本明細書に記載の態様に従って、対応する機能を実行するための命令と共に“ハードコード”されてよい。代替として、プロセッサは、内部及び/又は外部のメモリにアクセスして、メモリに保存された命令を読み出してよく、命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに関連付けられた対応する機能、並びに/又は、プロセッサを備えるコンポーネントの動作に関連する1以上の機能及び/若しくは工程を実行する。
本明細書に記載の例示的態様の1以上では、プロセッサ回路は、データ及び/又は命令を保存するメモリを含んでよい。メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、磁気記憶媒体、光ディスク、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)等の、任意の周知の揮発性及び/又は不揮発性メモリであってよい。メモリは、取り外し不可、取り外し可能又はその両方の組合わせであってよい。
本明細書に記載の教示に基づいて当業者には明らかであるように、例示的態様はWLAN及び無線表示プロトコルに限定されない。いくつかの例を提供するために、例示的態様は、1以上のセルラー通信
プロトコル/規格に適用されてよく、例えば(限定ではない)、3GPP(Third Generation Partnership Project)ロング・ターム・エボリューション(LTE)、進化型HSPA(High Speed Downlink Packet Access;HSPA+)、広域符号分割多元接続(W−CDMA)、CDMA2000、時分割複信符号分割多元接続(TD−SCDMA)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、GPRS(General Packet Radio Service)、EDGE(Enhanced Data Rates for GSM(登録商標) Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)(IEEE802.16)等に適用されてよい。更に、いくつかの例を提供するために、例示的態様は、他の種類の無線通信アクセスネットワークで実施されてよく、例えば(限定ではない)、Bluetooth(登録商標)、近距離無線通信(NFC)(ISO/IEC18092)、ZigBee(IEEE802.15.4)、Z−Wave及び/又は無線自動識別(RFID)で実施されてよい。更に、例示的態様は上記の無線ネットワークに限定されず、1以上の周知の有線仕様及び/又はプロトコルを用いて、1以上の有線ネットワークで利用又は実施されてよい。

Claims (26)

  1. 1以上の利用可能なアクセスポイント(AP)と、1以上の利用可能な無線表示アダプタとを特定するステップと、
    前記1以上の利用可能なAPの1以上の無線特性と、前記1以上の利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とを決定するステップと、
    前記1以上の利用可能なAPの前記1以上の無線特性と前記1以上の利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性とに基づいて、1以上のマッチスコアを計算するステップと、
    前記1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャを特定するステップと、
    前記位置シグネチャに基づいて位置を特定するステップと、
    を含む、位置推定方法。
  2. 前記1以上の利用可能なAPの前記1以上の無線特性と、前記1以上の利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性は、それぞれ、前記利用可能なAPの受信信号強度表示(RSSI)値と、前記利用可能な無線表示アダプタの受信信号強度表示(RSSI)値を含む、
    請求項1に記載の位置推定方法。
  3. 対応する前記1以上の利用可能なAPの前記1以上の無線特性に基づいて、1以上のAP位置エラー値を計算するステップと、
    対応する前記1以上のAP位置エラー値に基づいて、前記1以上の利用可能なAPもついて1以上のAP位置スコアを計算するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の位置推定方法。
  4. 対応する前記1以上の利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性に基づいて、1以上のアダプタ位置エラー値を計算するステップと、
    対応する前記1以上のアダプタ位置エラー値に基づいて、前記1以上の利用可能な無線表示アダプタについて1以上のアダプタ位置スコアを計算するステップと、
    を更に含む、請求項3に記載の位置推定方法。
  5. 1以上のマッチスコアを計算する前記ステップは、前記1以上のアダプタ位置スコアと前記1以上のAP位置スコアとに基づく、
    請求項4に記載の位置推定方法。
  6. 前記1以上のマッチスコアに基づいて、前記位置シグネチャを含む複数の位置シグネチャをランク付けするステップ、
    を更に含む、請求項5に記載の位置推定方法。
  7. 位置シグネチャを特定する前記ステップは更に、前記複数の位置シグネチャの前記ランク付けに基づく、
    請求項6に記載の位置推定方法。
  8. 前記位置シグネチャに基づいて、前記1以上の利用可能な無線表示アダプタの無線表示アダプタに自動的に接続するステップ、
    を更に含む、請求項1に記載の位置推定方法。
  9. 前記位置シグネチャは前記無線表示アダプタを特定する、
    請求項8に記載の位置推定方法。
  10. 無線表示アダプタに自動的に接続する前記ステップは、
    スタンバイ・ディスプレイ・モードで、前記無線表示アダプタへの前記接続を開始するステップ、
    を含む、請求項8に記載の位置推定方法。
  11. 1以上のアクセスポイント(AP)及び1以上の無線表示アダプタと通信するように構成される送受信器と、
    コントローラと、
    を備える通信装置であって、
    前記コントローラは、
    前記1以上のAPのうち利用可能なAPと、前記1以上の無線表示アダプタのうち利用可能な無線表示アダプタとを特定するように構成され、
    前記利用可能なAPの1以上の無線特性と、前記利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とを特定するように構成され、
    前記利用可能なAPの前記1以上の無線特性と前記利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性とに基づいて、1以上のマッチスコアを計算するように構成され、
    前記1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャと特定するように構成され、且つ、
    前記位置シグネチャに基づいて、当該通信装置の位置を特定するように構成される、
    通信装置。
  12. 前記利用可能なAPの前記1以上の無線特性と、前記利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性は、それぞれ、前記利用可能なAPの受信信号強度表示(RSSI)値と、前記利用可能な無線表示アダプタの受信信号強度表示(RSSI)値を含む、
    請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記コントローラは更に、
    対応する前記利用可能なAPの前記1以上の無線特性に基づいて、1以上のAP位置エラー値を計算するように構成され、且つ、
    対応する前記1以上のAP位置エラー値に基づいて、前記利用可能なAPについて1以上のAP位置スコアを計算するように構成される、
    請求項11に記載の通信装置。
  14. 前記コントローラは更に、
    対応する前記利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性に基づいて、1以上のアダプタ位置エラー値を計算するように構成され、且つ、
    対応する前記1以上のアダプタ位置エラー値に基づいて、前記利用可能な無線表示アダプタについて1以上のアダプタ位置スコアを計算するように構成される、
    請求項13に記載の通信装置。
  15. 1以上のマッチスコアの計算は、前記1以上のアダプタ位置スコアと前記1以上のAP位置スコアとに基づく、
    請求項14に記載の通信装置。
  16. 1以上のアクセスポイント(AP)及び1以上の無線表示アダプタと通信する送受信手段と、
    制御手段と、
    を備える通信装置であって、
    前記制御手段は、
    前記1以上のAPのうち利用可能なAPと、前記1以上の無線表示アダプタのうち利用可能な無線表示アダプタとを特定し、
    前記利用可能なAPの1以上の無線特性と、前記利用可能な無線表示アダプタの1以上の無線特性とを特定し、
    前記利用可能なAPの前記1以上の無線特性と前記利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性とに基づいて、1以上のマッチスコアを計算し、
    前記1以上のマッチスコアに基づいて、位置シグネチャを特定し、且つ、
    前記位置シグネチャに基づいて、当該通信装置の位置を特定する、
    通信装置。
  17. 前記制御手段は更に、
    前記位置シグネチャに基づいて、前記利用可能な無線表示アダプタの無線表示アダプタに自動的に接続するように構成される、
    請求項16に記載の通信装置。
  18. 前記無線表示アダプタへの自動的な接続は、スタンバイ・ディスプレイ・モードで前記無線表示アダプタへの前記接続を開始することを含む、
    請求項17に記載の通信装置。
  19. 前記制御手段は更に、
    対応する前記利用可能なAPの前記1以上の無線特性に基づいて、1以上のAP位置エラー値を計算し、且つ、
    対応する前記1以上のAP位置エラー値に基づいて、前記利用可能なAPについて1以上のAP位置スコアを計算するように構成される、
    請求項16に記載の通信装置。
  20. 前記制御手段は更に、
    対応する前記利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性に基づいて、1以上のアダプタ位置エラー値を計算し、且つ、
    対応する前記1以上のアダプタ位置エラー値に基づいて、前記利用可能な無線表示アダプタについて1以上のアダプタ位置スコアを計算するように構成される、
    請求項19に記載の通信装置。
  21. 前記1以上のマッチスコアの計算は、前記1以上のAP位置スコアと前記1以上のアダプタ位置スコアとに基づく、
    請求項20に記載の通信装置。
  22. 前記制御手段は更に、
    前記1以上のマッチスコアに基づいて、前記位置シグネチャを含む複数の位置シグネチャをランク付けするように構成される、
    請求項16乃至21のいずれか一項に記載の通信装置。
  23. 前記位置シグネチャの決定は、更に、前記複数の位置シグネチャのランク付けに基づく、
    請求項22に記載の通信装置。
  24. 前記利用可能なAPの前記1以上の無線特性と、前記利用可能な無線表示アダプタの前記1以上の無線特性は、それぞれ、前記利用可能なAPの受信信号強度表示(RSSI)値と、前記利用可能な無線表示アダプタの受信信号強度表示(RSSI)値を含む、
    請求項16乃至23のいずれか一項に記載の通信装置。
  25. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の位置推定方法をコンピューターに実行させる命令。
  26. 請求項25に記載の命令を記憶した機械可読記憶媒体。
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