JP2017011571A - 画像処理装置、画像処理システム、撮像装置、カメラシステム、および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、撮像装置、カメラシステム、および画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】精度よく光学特性を補正可能な画像処理装置を提供すること。
【解決手段】傾動可能な光学部材を備える光学系を通った光に基づいて取得される画像信号上に発生する光学特性を補正する補正手段と、光学部材の駆動量を、補正手段が光学特性を補正する際に用いる複数の成分に分離する分離手段と、を有し、複数の成分のうち少なくとも1つ以上の成分は、立体角または平面角の関数である。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、撮像装置、カメラシステム、および画像処理方法に関する。
結像光学系を含むレンズと撮像素子を用いた撮像装置において、手ブレ等に起因する撮像素子上の像ブレが発生することが知られている。特許文献1では、撮像素子上の像ブレにより撮影された画像がぶれてしまう等の問題を解決するために、結像光学系を構成するレンズのうち一部のレンズを用いて像ブレを補正する技術が開示されている。
特開2008−134329号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、レンズを傾動させて像ブレを補正するため、レンズに入射する被写体からの光線の入射角度が変わり、周辺減光等の光学特性に起因する撮影画像上の画質劣化が発生してしまう。
このような課題に鑑みて、本発明は、精度よく光学特性を補正可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての画像処理装置は、傾動可能な光学部材を備える光学系を通った光に基づいて取得される画像信号上に発生する光学特性を補正する補正手段と、前記光学部材の駆動量を、前記補正手段が前記光学特性を補正する際に用いる複数の成分に分離する分離手段と、を有し、前記複数の成分のうち少なくとも1つ以上の成分は、立体角または平面角の関数であることを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての撮像装置は、傾動可能な光学部材を備える光学系を通った光から画像信号を取得する撮像素子と、前記画像信号上に発生する光学特性を補正する補正手段と、前記光学部材の駆動量を、前記補正手段が前記光学特性を補正する際に用いる複数の成分に分離する分離手段と、を有し、前記複数の成分のうち少なくとも1つ以上の成分は、前記光学部材の駆動量に応じた立体角または平面角の関数であることを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての画像処理方法は、傾動可能な光学部材の駆動量を、複数の成分に分離する分離工程と、前記光学部材を備える光学系を通った光に基づいて取得される画像信号上に発生する光学特性を、前記複数の成分を用いて補正する補正工程と、を有し、前記複数の成分のうち少なくとも1つ以上の成分は、立体角または平面角の関数であることを特徴とする。
本発明によれば、精度よく光学特性を補正可能な画像処理装置を提供することができる。
実施例1の画像処理装置を搭載した撮像装置のブロック図である。 実施例1のシェーディング補正値の算出方法を示すフローチャートである。 実施例1の傾動可能なレンズが傾動したときの立体角と平面角を示す図である。 実施例1の傾動可能なレンズが傾動したときのシフト成分を示す図である。 実施例1の傾動可能なレンズが傾動したときのシフト成分の細分化したときの様子を示す図である。 実施例1のデータベースに記録されている近似関数係数を示す図である。 実施例1のシェーディング補正値を示す図である。 実施例1の複数のシェーディング補正値を示す図である。 実施例2の画像処理装置を搭載した撮像装置のブロック図である。 実施例2の画像信号上に現れるシェーディングを示す図である。 実施例2のシェーディング補正値の算出方法を示すフローチャートである。 実施例2のデータベースに記録されているシェーディング補正値を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
画像処理装置を搭載した撮像装置について、図1を参照して説明する。光学系101は、被写体から放射された光を結像する。光学系101は、手ブレ等による像ブレを抑制するために傾動可能なレンズ(光学部材)を備える。また、光学系101は、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズとその制御機構、焦点距離を変更するためのズームレンズとその制御機構、または入射光量を調節するための絞り機構を備えていてもよい。光学系制御手段102は、制御手段108からの指示に応じて、光学系101を制御する。撮像素子103は、光学系101を通った光を電気信号に変換し、画像信号として出力する。撮像素子制御手段104は、制御手段108からの指示に応じて、撮像素子103に備えられている電子シャッタ機能やゲイン調整機能などを制御する。成分分離手段(分離手段)105は、光学系101が備える傾動可能なレンズの駆動量情報をあらかじめ定められた2以上の成分に分離する。シェーディング補正手段(補正手段)106は、撮像素子103から電気信号で読み出された画像信号に対して周辺減光等の光学特性を補正する。データベース(記憶手段)107は、シェーディング補正手段106がシェーディング補正値を算出する際に使用する光学系101の光学特性のデータベースである。制御手段108は、撮像装置全体の制御を司る。
本実施形態の画像処理装置は、少なくとも成分分離手段105とシェーディング補正手段106を備える。本実施形態の画像処理装置は、撮像装置に搭載されているが、独立して撮像装置等から出力された画像を補正してもよい。また、本実施形態では、データベース107は撮像装置内に設けられているが、画像処理装置が有してもよいし、クラウド上のサーバ等に設けられてもよい。画像処理装置とデータベースを保持する装置は、画像処理システムとして機能する。画像処理システムでは、撮像装置等から出力された画像を取得する画像処理装置がデータベースを保持する装置から補正に必要なパラメータを取得して補正処理を行う。また、本発明は、撮像装置と、撮像装置に着脱可能に取り付けられる光学系101を含むレンズと、を有するカメラシステムに対しても適用可能である。このとき、光学系101を含むレンズ内に光学系101の光学特性のデータベースを備えていてもよい。
シェーディング補正値の算出方法について、図2を参照して説明する。ステップS201では、成分分離手段105は、光学系101が備える傾動可能なレンズの駆動量情報を取得する。傾動可能なレンズの駆動量情報について、図3を参照して説明する。図3は、光学系101が備える傾動可能なレンズ304が傾動したときの立体角と平面角を示す図である。図3では、傾動前のレンズ304の傾動中心301を通る光学系101の光軸302をZ軸、傾動中心301を通り、Z軸を法線とする平面を互いに直交する2軸をそれぞれX軸、Y軸としている。半直線303は、アクチュエータ(不図示)等で傾動後のレンズ304の中心と傾動中心301とを通る。レンズ304の駆動量情報は、どのくらいの量でどの方向に傾動させたかを示す情報のことであり、傾動方向と傾動量で表される。傾動量は、立体角ωで数値化されるか、傾動方向を含む面においてZ軸と半直線303で挟まれた平面角θで数値化される。また、立体角ωと平面角θは、以下の数式1に示されるように、互いに変換可能である。
ステップS202では、成分分離手段105は、レンズ304の駆動量情報を複数の成分に分離する。図4は、レンズ304が傾動したときのシフト成分を示す図であり、傾動後のレンズ304の中心と傾動中心301とを通る半直線303と光軸Zを含む面を示している。図4では、傾動前のレンズ304の中心位置を点A、傾動後のレンズ304の中心位置を点B、傾動中心301を点Oで示している。角度∠AOBが傾動量θを示す。点Bから線分AOに垂直に下ろした直線と線分AOとの交点を点C、線分BCを点Bの先に延長させた半直線を半直線DCとする。弧ABはレンズ304を点Aから点Bまで傾動させたときの軌跡で、点Bで弧ABと接する線分を線分EFとしている。図4の位置関係のとき、以下の関係式が成り立つ。
したがって、点Aから点Bに傾動させたときの傾き成分(チルト成分)Tは、以下の数式4で表される。
また、レンズ304を点Aから点Bに傾動させたときのシフト成分Srは、傾動中心Oとレンズ304の中心との距離をRとすると、以下の数式5で表される。
シフト成分Srについては、XY座標平面上でさらに細分化する。図5は、線分BCを含む平面をXY座標平面で示す図である。線分BCは、シフト成分Srである。点BからX軸に垂直に下ろした直線とX軸とが交わる点を点G、点BからY軸に垂直に下ろした直線とY軸とが交わる点を点Hとする。このとき、シフト成分Srのx成分であるシフト成分Sx(線分CG)とy成分であるシフト成分Sy(線分CH)はそれぞれ、以下の数式6,7で表される。また、ステップS202において、シェーディング補正手段106は、傾き成分θ、シフト成分Sx,Syを取得する。
ステップS203では、シェーディング補正手段106は、シェーディング補正値を生成するために必要なパラメータである近似関数係数をデータベース107から取得する。図6は、データベース107に記録されている近似関数係数を示す図である。本実施例では、撮像素子103から取得される画像信号上に発生しているシェーディングが光学中心を中心として同心円状に発生し、シェーディング補正値は画像信号上における光学中心位置を原点とした像高の関数で近似されるものとして説明する。例えば、シェーディング補正値Pは、像高rの関数として以下の数式8で表される。
数式8中のa,b,cはそれぞれ多項式の係数であり、データベース107は複数の係数の組み合わせを記録している。すなわち、係数の組み合わせを変えることで、像高rに対するシェーディング補正値Pをさまざまな条件で算出できる。係数a,b,cは、図6において連続関数で表されているが、データベース107の記録容量に応じて離散的な数であってもよい。シェーディング補正手段106は、平面角θ(傾き成分T)における係数a,b,cをデータベース107から参照する。図6において、平面角θmaxを境に右側のグラフが点線で表されているが、これはレンズ304の可動範囲の最大値より大きい係数をデータベース107に記録する必要がないからである。したがって、データベース107は、θ=0からθ=θmaxまでの範囲で係数を記録しておけばよい。
ステップS204では、シェーディング補正手段106は、像高rに応じてシェーディング補正値Pを算出する。画像信号において傾き成分T=0のときの光学中心を原点としたときのx座標およびy座標から像高rは以下の式で算出される。
しかしながら、レンズ304が傾動した場合、傾動によるシフト成分Sx,Syを考慮する必要がある。そこで、傾動によるシフト成分Sxを画像信号の画素距離に変換したものをシフト成分Sx’、傾動によるシフト成分Syを画像信号上の画素距離に変換したものをシフト成分Sy’とすると、数式9は以下の数式10で表される。
したがって、シェーディング補正手段は、数式10で算出される像高r’でシェーディング補正値Pを算出する。図7は、データベース107から取得した多項式の係数a,b,cを用いて数式8で算出したシェーディング補正値Pの模式図である。シェーディング補正値Pは、画像信号上の任意の画素について、数式10で算出された像高r’を数式8に代入することで算出される。
ステップS205では、シェーディング補正手段106は、画像信号中の着目画素についてシェーディング補正値Pを用いてシェーディングを補正する。
以上説明したように、本実施例では、まず、傾動可能なレンズ304を傾動させることにより手ブレ等による像ブレを抑制する撮像装置において、傾動に起因するレンズ304の駆動量情報をチルト成分とシフト成分に分離する。そして、得られた各々の成分に基づいて光学特性の変化を補正するための補正値を決定することで、レンズ304の駆動量情報に基づく光学特性の補正が実現される。
また、本実施例では、シェーディング補正値Pを多項式で近似したが、その多項式の係数に以下の処理を行うことで、さらなる画像信号の画質向上が実現できる。図8は、図7と同様に、シェーディング補正値Pを示す図である。シェーディング補正値803は、傾き成分T=0のときのシャーディング補正値である。シェーディング補正値801,802はそれぞれ、傾き成分Tが0でない異なる値のときのシェーディング補正値である。通常、シェーディング補正値Pは、像高r’=0のときの補正値を1倍とし、像高中心の信号レベルになるように他の像高のシェーディング補正値を決定するが、このようにしてしまうと、異なる画像信号ごとに全体の信号レベルが変動してしまう。そのため、図8に示されるように、シェーディング補正値Pは、傾き成分T=0のときの像高r’=0の信号レベルを基準に、傾き成分Tが0以外のシェーディング補正値Pを決定する。このようにすることで、連続した画像信号において、傾き成分Tが変化した場合でも、画像信号全体のレベル変動が発生しないため、より画質向上が実現可能となる。
本実施例は、画像信号上に現れるシェーディングが非対称である場合のシェーディング補正について説明する。
図9は、本実施例の画像処理装置を搭載した撮像装置のブロック図である。図1と同じ符号を付しているものについては説明を省略する。本実施例でも光学系101は、傾動可能なレンズ304を備える。座標変換手段901は、撮像素子103で取得された画像信号の画素位置を示す座標を、制御手段108から得られる光学系101が備える傾動可能なレンズの駆動量情報を元に座標変換(座標回転)を行う。
図10は、撮像素子103で得られた画像信号上に発生するシェーディングの模式図である。中心Oは、画像信号のX軸とY軸との交点で、レンズ304が傾き成分T=0のときの光学中心である。レンズ304が傾動方向φだけ傾動したとき、光学特性の中心はシフト成分Sx,Syに比例するシフト成分Sx’,Sy’だけシフトする。光学系101は、傾動していないときは光軸を中心とした回転対称の系であるが、傾動させるとその対称性は崩れてしまう。したがって、傾動による駆動量情報のうち傾き成分に関しては、その傾きの軸(図4の点B)を中心に非対称性が発生する可能性がある。本実施例では、そのような非対称性を持つシェーディングを補正する。
図11を参照して、本実施例のシェーディング補正値の算出方法について説明する。ステップS1101では、成分分離手段105は、レンズ304の駆動量情報を取得する。処理の内容については、図2のステップS201と同様であるので説明は省略する。
ステップS1102では、成分分離手段105は、レンズ304の駆動量情報を複数の成分に分離する。処理の内容については、図2のステップS202と同様であるので説明は省略する。
ステップS1103では、座標変換手段901は、傾動方向φから画像信号の座標変換を行う。傾動によって画像信号上に発生するシェーディングは、図10に示されるように、シフト成分Sx’,Sy’によって変化したシェーディングの中心O’を通り、傾動方向φを成すX’Y’座標系で以下のように記述される。
ステップS1104では、シェーディング補正手段106は、像高rに応じてデータベース107からシェーディング補正値を参照する。座標変換手段901で変換された座標x’、y’を用いて、像高r’を算出する。ただし、X’Y’座標系はシフト成分Sx’、Sy’だけ変換前の座標系からシフトしているため、以下の数式13で像高r’を算出する。
ここで、Kx、Kyはそれぞれ、新しい座標系におけるX’軸とY’軸の偏倍係数である。レンズ304の傾動によって、新しい座標系の中心で回転対称なシェーディングとはならない場合に、偏倍係数Kx、Kyのうち少なくとも一方を座標x’,y’に応じて切り替えることで対応可能となる。例えば、Kx=1.0、Ky=0.5とすることで、楕円系の像高r’を算出することが可能となる。また、新しい座標系のY’の符号で偏倍係数を変えることで、新しい座標系のX’軸を境界として楕円系の像高r’を算出することが可能となる。これら偏倍係数によって、レンズ304の傾き成分θによって傾きの軸(図4の点B)を境界とした光学系101における入射光特性の変化に対応することが可能となる。データベース107は、像高r’におけるシェーディング補正値Pを格納している。図12は、データベース107に記録されているシェーディング補正値Pを示す図である。シェーディング補正値1201〜1203は、所定の傾き成分θにおけるシェーディング補正値Pである。データベース107は、複数のシェーディング補正値を組み合わせて格納する。シェーディング補正手段106は、画像信号中の着目画素について、傾き成分θ、および数式13で算出した像高r’を元に、データベース107からシェーディング補正値Pを取得する。
ステップS1105では、シェーディング補正手段106は、画像信号中の着目画素についてシェーディング補正値Pを用いてシェーディングを補正する。
以上説明したように、本実施例では、まず、傾動可能なレンズ304を傾動させることにより手ブレ等による像ブレを抑制する撮像装置において、傾動に起因するレンズ304の駆動量情報をチルト成分とシフト成分に分離する。次に、傾動方向に応じて画像信号の座標変換を行う。そして、得られた各々の成分に基づいて、座標変換後の画像信号に対して非対称に発生する光学特性の変化を補正するための補正値を決定することで、レンズ304の駆動量情報に基づく光学特性の補正が実現される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 光学系
105 成分分離手段(分離手段)
106 シェーディング補正手段(補正手段)
304 レンズ(光学部材)

Claims (14)

  1. 傾動可能な光学部材を備える光学系を通った光に基づいて取得される画像信号上に発生する光学特性を補正する補正手段と、
    前記光学部材の駆動量を、前記補正手段が前記光学特性を補正する際に用いる複数の成分に分離する分離手段と、を有し、
    前記複数の成分のうち少なくとも1つ以上の成分は、立体角または平面角の関数であることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記複数の成分のうち少なくとも1つの成分に対応する前記光学特性のパラメータを記録する記録手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記光学特性は、周辺減光であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記複数の成分は、チルト成分とシフト成分であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記補正手段は、前記シフト成分の関数を用いて前記光学特性を補正するための補正値を算出するものであって、
    前記関数は、前記チルト成分に応じた係数が用いられる多項式であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像信号に対して、前記光学部材の駆動量に基づいて座標変換を行う座標変換手段を更に有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記座標変換手段は、座標回転を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像処理手段。
  8. 前記補正手段は、前記光学特性を補正するための補正値を、前記光学部材が傾動していないときの光学中心の光学特性を基準に決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記複数の成分のうち少なくとも1つの成分に対応する前記光学特性のパラメータを記録する記録手段と、を有することを特徴とする画像処理システム。
  10. 傾動可能な光学部材を備える光学系を通った光から画像信号を取得する撮像素子と、
    前記画像信号上に発生する光学特性を補正する補正手段と、
    前記光学部材の駆動量を、前記補正手段が前記光学特性を補正する際に用いる複数の成分に分離する分離手段と、を有し、
    前記複数の成分のうち少なくとも1つ以上の成分は、前記光学部材の駆動量に応じた立体角または平面角の関数であることを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項10に記載の撮像装置と、
    傾動可能な光学部材を備え、前記撮像装置に着脱可能に取り付けられる光学系と、を有することを特徴とするカメラシステム。
  12. 前記光学系は、前記複数の成分のうち少なくとも1つの成分に対応する前記光学特性のパラメータを記録する記録手段を備えることを特徴とする請求項11に記載のカメラシステム。
  13. 傾動可能な光学部材の駆動量を、複数の成分に分離する分離工程と、
    前記光学部材を備える光学系を通った光に基づいて取得される画像信号上に発生する光学特性を、前記複数の成分を用いて補正する補正工程と、を有し、
    前記複数の成分のうち少なくとも1つ以上の成分は、立体角または平面角の関数であることを特徴とする画像処理方法。
  14. コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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