JP2017011451A - 検出装置、検出方法及びプログラム - Google Patents

検出装置、検出方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被写体像をより高い精度で検出すること。
【解決手段】撮像装置1は、第1撮像部16と、第2撮像部17と、AF処理部52と、を備える。第1撮像部16は、可視光画像を取得する。第2撮像部17は、第1撮像部16が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1撮像部16とは異なる波長域の光を撮像することにより熱画像を取得する。AF処理部52は、可視光画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域である顔検出領域を検出する。また、AF処理部52は、熱画像から所定の被写体像を含みうる第2の領域である顔検出相当領域を検出する。また、AF処理部52は、第1の領域である顔検出領域と第2の領域である顔検出相当領域R2とから所定の被写体像の領域を特定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、検出装置、検出方法及びプログラムに関する。
従来、顔検出機能を搭載したデジタルカメラでは、顔検出機能が検出した領域にAFを行うことにより、顔にフォーカスのあった画像を取得することを可能としている。一般的に利用されているテンプレートを用いた顔検出機能では、顔を含む領域を検出するため、顔でない領域(背景など)が含まれる場合があり、特に横向きの顔を検出した際は、この領域の割合が多くなる傾向が強く、顔検出した領域をコントラスト方式によるAFの評価領域に設定すると顔でない領域のコントラストに影響され、顔からフォーカスがずれてしまう問題があった。特許文献1では、顔検出した領域に対して、顔の向き情報を利用して、AFの評価領域の置き方や評価優先順位を工夫することで、この問題を解決しようとしている。
特開2013−195577号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、顔の向き情報を取得する必要があったり、顔の向きが正面である場合には効果がなかったりして、必ずしも有効な解決手段といえるものではない。また、この問題は、AFに限らず、AEやAWB等でも同様に起こり得るものである。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、被写体像をより高い精度で検出することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の検出装置は、
第1の撮像画像を取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1の取得手段とは異なる波長域の光を撮像することにより第2の撮像画像を取得する第2の取得手段と、
前記第1の撮像画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域を検出する第1の検出手段と、
前記第2の撮像画像から前記所定の被写体像を含みうる第2の領域を検出する第2の検出手段と、
前記第1の領域と前記第2の領域とから前記所定の被写体像の領域を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被写体像をより高い精度で検出することができる。
本発明の検出装置の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるAF評価領域の生成を説明するための模式図である。 本実施形態におけるAF評価領域の生成を説明するための模式図である。 図1の撮像装置の機能的構成のうち、撮影処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行する撮影処理の流れを説明するフローチャートである。 撮影処理のうち、AF処理の流れを説明するフローチャートである。 複数の顔が検出された場合のAF評価領域の特定例を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の検出装置の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。
撮像装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、第1撮像部16と、第2撮像部17と、入力部18と、出力部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、第1撮像部16、第2撮像部17、入力部18、出力部19、記憶部20、通信部21及びドライブ22が接続されている。
第1撮像部16は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体像を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、第1撮像部16の出力信号として出力される。
第1撮像部16は可視光を撮像対象とし、このような第1撮像部16の出力信号を、以下、「可視光画像」と呼ぶ。可視光画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
第2撮像部17は、第1撮像部16が可視光を撮像対象としているのに対して、遠赤外光を撮像対象として、遠赤外光を撮像した熱画像(サーマルイメージ)を取得可能な赤外線イメージセンサとして構成される。また、第2撮像部17は、第1撮像部16の近傍に配置されており、少なくとも第1撮像部16の画角の一部を撮像可能に構成される。
なお、第1撮像部16又は第2撮像部17で撮像可能な光は、可視光或いは遠赤外光には限定されないが、少なくとも電磁波であって、可視光を中心に、赤外線、紫外線までは含み、それより波長の短いX線、ガンマ線等、或いは波長の長いマイクロ波等は、含まない。
入力部18は、各種ボタン等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部20に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部20と同様に記憶することができる。
このように構成される撮像装置1では、コントラスト方式のAF(AutoFocus)を行うにあたって、AFの対象領域として、顔検出機能により検出される顔を含む領域(本実施形態においては、矩形の顔検出枠)において、可視光画像以外の画像(本実施形態においては、熱画像)から顔と顔以外の部分を特定して、顔以外の部分をAFの評価対象から除外して当該領域内におけるAFの評価を行い、人の顔の被写体像をより高い精度で検出することができる機能を有する。なお、顔検出機能は公知の技術により実施可能であるため、詳細な説明は省略する。
顔検出においては、顔を含む領域を矩形の顔検出枠で検出するために、顔検出領域には顔の部分と顔以外の部分(背景等)が含まれることになる。このまま顔検出領域をAF評価領域としてしまうと、顔検出領域のうち、顔でない領域にある木、ビル、点光源等のコントラストの高いものや逆光の状況に影響されて、AFの評価における評価値が下がってしまい、顔の部分がフォーカスの対象とならない場合がある。特に、横顔の場合、顔以外の部分が多くなるために、顔でない部分のコントラストの影響が大きくなってしまう。
しかしながら、本実施形態においては、顔と、顔以外では異なる温度となることから、温度の側から特定した顔以外の部分を評価対象から除外する。即ち、顔検出枠に相当する熱画像の領域内を温度で切り分けて、人体の温度とは異なる温度の部分を顔以外の部分として、マスクすることで評価対象とはせず、顔検出領域において顔がある部分のみを評価対象とする。これにより、被写体像である顔をより精度高く検出することができるようになる。
図2及び図3は、本実施形態におけるAFの評価を行う対象領域(以下、「AF評価領域」という。)の生成を説明するための模式図である。なお、図2は、被写体像である人の顔が正面を向いている場合の例を示しており、図3は、被写体像である人の顔が横を向いている場合の例を示している。
AF評価領域の生成は、図2及び図3に示すように、まず、第1撮像部16から出力された可視光画像IMG1と、第2撮像部17から出力された熱画像IMG2と、を取得する。
取得した可視光画像IMG1において、顔検出を行って、可視光画像IMG1において顔検出領域R1を設定する。本実施形態においては、顔検出機能の顔検出枠によって、顔検出領域R1が設定される。被写体像である人の顔が正面を向いている場合には、図2に示すように、眉から顎までで、顔の輪郭よりも少し幅広く顔検出領域R1が設定され、被写体像である人の顔が横を向いている場合には、図3に示すように、眉から顎までで、耳のやや側方から鼻の先の多くが顔検出領域R1として顔検出枠が設定される仕様となっている。
これに対して、熱画像IMG2では、可視光画像IMG1で設定された顔検出領域R1に相当する位置(同じ位置)に顔検出相当領域R2を設定する。
そして、可視光画像IMG1及び熱画像IMG2のそれぞれの画像から、設定された顔検出領域R1及び顔検出相当領域R2を切り出す。
また、切り出した顔検出領域R1と、顔検出相当領域R2とを比較して、顔検出領域R1の顔以外の部分(以下、「非顔相当部分」という。)r12を特定する。
顔検出領域R1における非顔相当部分r12の特定は、本実施形態においては、例えば、顔検出相当領域R2における温度差のある境界で分割される領域のうち、人体に近い温度の範囲である部分(以下、「顔部分」という。)r21を判別し、r21以外の領域を、顔検出相当領域R2における顔以外の部分(以下、「非顔部分」という。)r22として判別する。そして、非顔部分r22の顔検出領域R1に相当する部分を非顔相当部分r12として特定する。
その後、特定した顔検出領域R1における非顔相当部分r12をマスクして、AF評価領域を生成する。なお、マスクした非顔相当部分r12以外の部分は、顔がある部分(以下、「顔相当部分」という。)r11ということになる。
生成されたAF評価領域において、顔でないとされた非顔相当部分r12についてはマスクがされるために、本来的に非顔相当部分r12にあったコントラストの高い被写体像等に影響を受けずに、AFの評価を行うことができるために、人の顔である被写体像をより高い精度で検出することができる。また、本実施形態の手法を用いることで、顔の向きの情報等を用いずに、高い精度でAF評価を行うことができる。
なお、本実施形態においては、可視光画像を主として、従となる熱画像からの情報で判断して顔検出領域R1の非顔相当部分r12を決定するように構成するがこれに限られない。
例えば、可視光画像のみで決定する場合や、熱画像を用いて決定する場合を所定の条件(例えば、撮像条件や温度等)に基づいて決定するように構成してもよい。
この場合、例えば、通常は可視光を主(可視光画像のみを用いてもよい)とするが、撮像条件で判別し、逆光、輝度が低く可視光による顔の検出精度が落ちる可能性がある場合は、赤外光を主(熱画像を用いる)とし、従となる可視光画像からの情報で判断して顔検出領域R1の非顔相当部分r12を決定するように構成することができる。
また、通常は赤外光を主(熱画像を用いる)とするが、温度で判別し、温度が高く体温と近いため赤外光による場合は検出精度が落ちる可能性がある場合は、可視光を主(可視光画像のみを用いてもよい)とするように構成することができる。
図4は、このような撮像装置1の機能的構成のうち、撮影処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
撮影処理とは、取得した可視光画像と熱画像を用いて、精度の高いAF評価を行って、AFでフォーカス位置を設定して撮影を行う一連の処理をいう。
撮影処理を実行する場合には、図4に示すように、CPU11において、撮像制御部51と、AF処理部52と、撮影処理部53とが機能する。
また、記憶部20の一領域には、画像データ記憶部71が設定される。
画像データ記憶部71には、可視光画像のデータが記憶される。
撮像制御部51は、撮像を実行するように第1撮像部16及び第2撮像部17を制御する。その結果、第1撮像部16から可視光画像が出力され、第2撮像部17から熱画像が出力される。
また、撮像制御部51は、入力部18における撮影モード設定操作により、撮影モードを設定する。
また、撮像制御部51は、入力部18におけるシャッタボタンの半押し/全押し操作を判定する。
また、撮像制御部51は、第1撮像部16のフォーカスレンズをAF処理部52によって検出されたフォーカス位置に移動する制御を行う。
AF処理部52は、AF処理を実行する。AF処理部52によるAF処理が実行されると、AF評価領域が設定され、当該AF評価領域におけるコントラスト値がピークになるフォーカス位置を検出する。
具体的には、AF処理部52は、第1撮像部16から取得した可視光画像に対して、顔検出処理を実行する。顔検出処理の結果、顔検出がされた場合には、図2及び図3に示すように、可視光画像に顔検出領域R1を設定する。また、AF処理部52は、顔が検出されていない場合には、あらかじめ指定されたAF評価領域を設定する。
また、AF処理部52は、条件判別を行う。条件判別は、可視光画像等からの撮像条件や熱画像からの温度条件で行う。この際、逆光や輝度が低い場合や温度が体温と近くない場合には、熱画像を用いてAF評価領域を設定する。また、温度が体温と近い場合には、可視光画像のみを用いてAF評価領域を設定する。なお、本実施形態においては、基本的に可視光画像を熱画像からの情報で判断して顔検出領域R1の非顔相当部分r12を決定するように構成する。なお、例えば、通常は可視光を主(可視光画像のみを用いてもよい)とするが、撮像条件で判別し、逆光、輝度が低く可視光による検出精度が落ちる可能性がある場合は、赤外光を主(熱画像を用いる)とするように構成することができる。また、通常は赤外光を主(熱画像を用いる)とするが、温度で判別し、温度が高く体温と近いため赤外光による場合は検出精度が落ちる可能性がある場合は、可視光を主(可視光画像のみを用いてもよい)とするように構成することができる。
また、AF処理部52は、図2又は図3に示すように、可視光画像IMG1の顔検出領域R1に、熱画像IMG2における顔検出相当領域R2の非顔部分r22を合成し、可視光画像IMG1の顔検出領域R1において顔以外の部分である非顔相当部分r12を、AFの評価対象とならないようにマスクする。そして、AF処理部52は、マスクした顔検出領域R1をAF評価領域に設定する。
また、AF処理部52は、設定したAF評価領域のコントラスト値をサーチして、設定したAF評価領域のコントラスト値がピークになるフォーカス位置を検出する。
撮影処理部53は、例えば、AE(Automatic Exposure)やAWB(Auto White Balance)等の設定を行う撮影前処理と、例えば、美顔処理等の画像補正等を行う撮影後処理を実行する。
図5は、図4の機能的構成を有する図1の撮像装置1が実行する撮影処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影処理は、ユーザによる入力部18への撮影処理開始の操作により開始される。
ステップS11において、撮像制御部51は、ユーザからの入力部18を介した撮影モード設定操作により、撮影モードを設定する。
ステップS12において、撮像制御部51は、入力部18においてシャッタボタンが半押しされたか否かを判定する。シャッタボタンの半押し操作によって、撮像制御部51は、AF用の画像を撮像するように第1撮像部16を制御する。
シャッタボタンが半押しされた場合には、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS13に進む。
これに対して、シャッタボタンが半押しされない場合には、ステップS12においてNOと判定されて、処理はステップS11に戻る。
ステップS13において、撮像制御部51及びAF処理部52は、AF処理を実行する。AF処理の結果、AFにおけるフォーカス位置が設定される。なお、AF処理の流れについては後述する。
ステップS14において、撮影処理部53は、例えば、AEやAWB等の設定を行う撮影前処理を実行する。
ステップS15において、撮像制御部51は、入力部18においてシャッタボタンが全押しされたか否かを判定する。
シャッタボタンが全押しされた場合には、ステップS15においてYESと判定されて、処理はステップS16に進む。
これに対して、シャッタボタンが全押されない場合には、ステップS15においてNOと判定されて、処理はステップS11に戻る。
ステップS16において、撮像制御部51は、撮影処理を実行する。撮影処理の結果、設定したAF等で撮影が行われて、第1撮像部16から可視光画像が出力される。
ステップS17において、撮影処理部53は、例えば、美顔処理等の画像補正を行う撮影後処理を実行する。撮影後処理の結果、撮影後の処理が施された可視光画像が画像データ記憶部71に記憶される。その後、処理は、ステップS11に戻る。
図6は、撮影処理のうち、AF処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS31において、AF処理部52は、第1撮像部16から取得した可視光画像に対して、顔検出処理を実行する。顔検出処理の結果、顔検出がされた場合には、可視光画像に顔検出領域R1が設定される。
ステップS32において、AF処理部52は、第1撮像部16から取得した可視光画像から顔が検出されたか否かを判定する。
顔が検出されない場合には、ステップS32においてNOと判定されて、処理はステップS33に進む。
これに対して、顔が検出された場合には、ステップS32においてYESと判定されて、処理はステップS34に進む。
ステップS33において、AF処理部52は、顔が検出されていないために、あらかじめ指定されたAF評価領域を設定する。その後、処理はステップS40に進む。
ステップS34において、撮像制御部51は、第2撮像部17を撮像制御し、熱画像を取得する。
ステップS35において、AF処理部52は、条件判別を行う。可視光画像からの撮像条件や熱画像からの温度条件の判別を行って、逆光や輝度が低い場合や温度が体温と近くない場合には、ステップS35において[熱画像を併用]と判定されて、処理はステップS37に進む。ステップS37以降の処理は後述する。
これに対して、温度が体温と近い場合には、ステップS35において[可視光画像のみ使用]と判定されて、処理はステップS36に進む。
ステップS36において、AF処理部52は、可視光画像の顔検出領域R1をAF評価領域に設定する。
ステップS37において、AF処理部52は、図2及び図3に示すように、可視光画像の顔検出領域R1に、熱画像IMG2における顔検出相当領域R2の非顔部分r22を合成する。
ステップS38において、AF処理部52は、図2及び図3に示すように、可視光画像IMG1において顔以外の非顔相当部分r12を、AFの評価対象とならないようにマスクする。
ステップS39において、AF処理部52は、図2及び図3に示すように、マスクした顔検出領域R1の顔相当部分r11をAF評価領域に設定する。
ステップS40において、AF処理部52は、設定したAF評価領域のコントラスト値をサーチする。
ステップS41において、AF処理部52は、設定したAF評価領域のコントラスト値がピークになるフォーカス位置を検出したか否かを判定する。
コントラスト値がピークになるフォーカス位置を検出した場合には、ステップS41においてYESと判定されて、処理はステップS42に進む。
これに対して、コントラスト値がピークになるフォーカス位置を検出しない場合には、ステップS41においてNOと判定されて、処理はステップS40に戻る。
ステップS42において、撮像制御部51は、第1撮像部16のフォーカスレンズを検出したフォーカス位置に移動する制御を行う。その後、AF処理は終了する。
なお上述の実施形態においては、可視光画像IMG1のみを使用する場合と、可視光画像IMG1を主とし熱画像IMG2を従とする場合と、を説明しているが、これに限らず、熱画像IMG2のみを使用する場合や、熱画像IMG2を主とし可視光画像IMG1を従とする場合も含め、所定の判別で使い分けるようにしてもよい。
<他の実施形態>
本実施形態においては、画角内に顔検出されるような対象(例えば、人の顔が写った写真や人の顔を含む像等)があり複数の顔が検出されてしまうような場合でも、熱画像から人の温度を特定して、特定した人の温度を含む顔検出領域を、人の顔であるとして、当該顔検出領域をAF評価領域とするように構成することができる。このように構成することで確実に人の顔を検出することができる。
さらに、第1実施形態の手法(AF処理)を用いて、人の顔を含むとされた顔検出領域について非顔領域をマスクしてAF評価領域を生成するように構成すれば、人の顔の被写体像をより高い精度で検出することができる。
図7は、複数の顔が検出された場合のAF評価領域の特定例を説明するための模式図である。
図7の例では、画角範囲内に人と人の顔を含む写真とがある場合に、人の顔をAF評価領域とすることを示している。
本例では、可視光画像に顔検出機能を使った場合に、人と写真の顔の2つを検出することになるが、熱画像では人のみが人体の温度となるために、写真側の検出を行わずに、人体の温度の方の人側を検出対象としてAF評価領域を特定する。
以上のように構成される撮像装置1は、第1撮像部16と、第2撮像部17と、AF処理部52と、を備える。
第1撮像部16は、可視光画像IMG1を取得する。
第2撮像部17は、第1撮像部16が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1撮像部16とは異なる波長域の光を撮像することにより熱画像IMG2を取得する。
AF処理部52は、可視光画像IMG1から所定の被写体像(本実施形態においては、人物の顔)を含みうる第1の領域である顔検出領域R1を検出する。
また、AF処理部52は、熱画像IMG2から所定の被写体像を含みうる第2の領域である顔検出相当領域R2を検出する。
また、AF処理部52は、第1の領域である顔検出領域R1と第2の領域である顔検出相当領域R2とから所定の被写体像の領域を特定する。
これにより、撮像装置1においては、所定の被写体像の領域を、可視光画像IMG1の第1の領域である顔検出領域R1と、熱画像IMG2の第2の領域である顔検出相当領域R2とから特定するために、被写体像をより高い精度で検出することができる。
AF処理部52は、可視光画像IMG1内の第1の領域である顔検出領域R1内であって、第2の領域である顔検出相当領域R2が含まれる領域を所定の被写体像の領域として特定する。
これにより、撮像装置1においては、第1の領域である顔検出領域R1内であって、第2の領域である顔検出相当領域R2が含まれる領域を、所定の被写体像の領域として特定するために、被写体像をより高い精度で検出することができる。
AF処理部52によって特定される所定の被写体像の領域は、第1の領域である顔検出領域R1より狭い。
これにより、撮像装置1においては、所定の被写体像を確実に含むために、被写体像をより高い精度で検出することができる。
また、撮像装置1では、第1の領域である顔検出領域R1は、複数である。
AF処理部52は、可視光画像IMG1内の複数の第1の領域である顔検出領域R1の内の何れかであって、第2の領域である顔検出相当領域R2が含まれる領域を所定の被写体像の領域として特定する。
これにより、撮像装置1においては、第1の領域である顔検出領域R1が複数あっても、第1の領域である顔検出領域R1とは異なる熱の観点で検出された第2の領域である顔検出相当領域R2で特定するために、確実に被写体像を検出することができる。
特定される所定の被写体像の領域の数は、第1の領域である顔検出領域R1の数より少ない。
これにより、撮像装置1においては、第1の領域である顔検出領域R1から真の被写体像をより高い精度で検出することができる。
第1撮像部16と第2撮像部17のうちの何れか一方は、可視光を撮像することにより可視光画像IMG1を取得し、他方は、赤外光を撮像することにより熱画像IMG2を取得する。
これにより、撮像装置1においては、簡単な構成で被写体像をより高い精度で検出することができる。
AF処理部52は、所定の条件に基づき、第1撮像部16と第2撮像部17のうちの何れで、可視光を撮像することにより可視光画像IMG1を取得し、他方で赤外光を撮像することにより熱画像IMG2を取得するかを判別する。
これにより、撮像装置1においては、より検出に好適な条件を判断して、可視光画像IMG1/熱画像IMG2の取得を選択するために、被写体像をより高い精度で検出することができる。
AF処理部52は、所定の条件として撮像条件に基づき判別する。
これにより、撮像装置1においては、可視光画像IMG1では検出精度が落ちる場合を判別することができ、被写体像をより高い精度で検出することができる。
第2撮像部17は、熱画像IMG2内における第1の領域である顔検出領域R1に相当する領域に対して第2の領域である顔検出相当領域R2を検出する。
これにより、撮像装置1においては、熱画像IMG2内における第1の領域である顔検出領域R1に相当する領域に対して第2の領域である顔検出相当領域R2を検出するために、簡単に被写体像をより高い精度で検出することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、可視光と赤外光との組み合わせだけでなく、可視光と紫外光の組み合わせ、赤外光と紫外光の組み合わせなどであってもよい。
また、上述の実施形態では、AF以外にもAE、AWB、美顔処理等にも利用可能である。
また、上述の実施形態では、人の顔を検出するように構成したが、逆に人の顔を検出せずに、人ではなく人の顔を撮影した写真や像等の顔を検出するように構成してもよい。この場合、人体の温度と顔検出をした被写体像を検出対象から除くように構成することができる。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される撮像装置1は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、撮影処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
第1の撮像画像を取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1の取得手段とは異なる波長域の光を撮像することにより第2の撮像画像を取得する第2の取得手段と、
前記第1の撮像画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域を検出する第1の検出手段と、
前記第2の撮像画像から前記所定の被写体像を含みうる第2の領域を検出する第2の検出手段と、
前記第1の領域と前記第2の領域とから前記所定の被写体像の領域を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする検出装置。
[付記2]
前記特定手段は、前記第1の撮像画像内の前記第1の領域内であって、前記第2の領域が含まれる領域を前記所定の被写体像の領域として特定する、
ことを特徴とする付記1に記載の検出装置。
[付記3]
前記特定手段によって特定される前記所定の被写体像の領域は、前記第1の領域より狭い、
ことを特徴とする付記1に記載の検出装置。
[付記4]
前記第1の領域は複数であって、
前記特定手段は、前記第1の撮像画像内の複数の前記第1の領域の内の何れかであって、前記第2の領域が含まれる領域を前記所定の被写体像の領域として特定する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1つに記載の検出装置。
[付記5]
特定される前記所定の被写体像の領域の数は、前記第1の領域の数より少ない、
ことを特徴とする付記4に記載の検出装置。
[付記6]
前記第1の取得手段と前記第2の取得手段のうちの何れか一方は、可視光を撮像することにより前記第1の撮像画像を取得し、他方は、赤外光を撮像することにより前記第2の撮像画像を取得する、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の検出装置。
[付記7]
所定の条件に基づき、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段のうちの何れで、可視光を撮像することにより前記第1の撮像画像を取得し、他方で赤外光を撮像することにより前記第2の撮像画像を取得するかを判別する判別手段を更に備える、
ことを特徴とする付記6に記載の検出装置。
[付記8]
前記判別手段は、前記所定の条件として撮像条件に基づき判別する、
ことを特徴とする付記7に記載の検出装置。
[付記9]
前記第2の取得手段は、前記第2の撮像画像内における前記第1の領域に相当する領域に対して前記第2の領域を検出する、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載の検出装置。
[付記10]
前記所定の被写体像は、人物の顔である、
ことを特徴とする付記1乃至9の何れか1つに記載の検出装置。
[付記11]
第1の撮像画像を取得する第1の取得処理と、
前記第1の取得処理が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1の取得処理とは異なる波長域の光を撮像することにより第2の撮像画像を取得する第2の取得処理と、
前記第1の撮像画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域を検出する第1の検出処理と、
前記第2の撮像画像から前記所定の被写体像を含みうる第2の領域を検出する第2の検出処理と、
前記第1の領域と前記第2の領域とから前記所定の被写体像の領域を特定する特定処理と、
を含むことを特徴とする検出方法。
[付記12]
コンピュータに、
第1の撮像画像を取得する第1の取得機能と、
前記第1の取得機能が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1の取得機能とは異なる波長域の光を撮像することにより第2の撮像画像を取得する第2の取得機能と、
前記第1の撮像画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域を検出する第1の検出機能と、
前記第2の撮像画像から前記所定の被写体像を含みうる第2の領域を検出する第2の検出機能と、
前記第1の領域と前記第2の領域とから前記所定の被写体像の領域を特定する特定機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・撮像装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・第1撮像部,17・・・第2撮像部,18・・・入力部,19・・・出力部,20・・・記憶部,21・・・通信部,22・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・撮像制御部,52・・・AF処理部,53・・・撮影処理部,71・・・画像データ記憶部

Claims (12)

  1. 第1の撮像画像を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1の取得手段とは異なる波長域の光を撮像することにより第2の撮像画像を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の撮像画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域を検出する第1の検出手段と、
    前記第2の撮像画像から前記所定の被写体像を含みうる第2の領域を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の領域と前記第2の領域とから前記所定の被写体像の領域を特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする検出装置。
  2. 前記特定手段は、前記第1の撮像画像内の前記第1の領域内であって、前記第2の領域が含まれる領域を前記所定の被写体像の領域として特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記特定手段によって特定される前記所定の被写体像の領域は、前記第1の領域より狭い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  4. 前記第1の領域は複数であって、
    前記特定手段は、前記第1の撮像画像内の複数の前記第1の領域の内の何れかであって、前記第2の領域が含まれる領域を前記所定の被写体像の領域として特定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の検出装置。
  5. 特定される前記所定の被写体像の領域の数は、前記第1の領域の数より少ない、
    ことを特徴とする請求項4に記載の検出装置。
  6. 前記第1の取得手段と前記第2の取得手段のうちの何れか一方は、可視光を撮像することにより前記第1の撮像画像を取得し、他方は、赤外光を撮像することにより前記第2の撮像画像を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の検出装置。
  7. 所定の条件に基づき、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段のうちの何れで、可視光を撮像することにより前記第1の撮像画像を取得し、他方で赤外光を撮像することにより前記第2の撮像画像を取得するかを判別する判別手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の検出装置。
  8. 前記判別手段は、前記所定の条件として撮像条件に基づき判別する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の検出装置。
  9. 前記第2の取得手段は、前記第2の撮像画像内における前記第1の領域に相当する領域に対して前記第2の領域を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の検出装置。
  10. 前記所定の被写体像は、人物の顔である、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の検出装置。
  11. 第1の撮像画像を取得する第1の取得処理と、
    前記第1の取得処理が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1の取得処理とは異なる波長域の光を撮像することにより第2の撮像画像を取得する第2の取得処理と、
    前記第1の撮像画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域を検出する第1の検出処理と、
    前記第2の撮像画像から前記所定の被写体像を含みうる第2の領域を検出する第2の検出処理と、
    前記第1の領域と前記第2の領域とから前記所定の被写体像の領域を特定する特定処理と、
    を含むことを特徴とする検出方法。
  12. コンピュータに、
    第1の撮像画像を取得する第1の取得機能と、
    前記第1の取得機能が取得する撮像範囲が含まれる範囲であって、当該第1の取得機能とは異なる波長域の光を撮像することにより第2の撮像画像を取得する第2の取得機能と、
    前記第1の撮像画像から所定の被写体像を含みうる第1の領域を検出する第1の検出機能と、
    前記第2の撮像画像から前記所定の被写体像を含みうる第2の領域を検出する第2の検出機能と、
    前記第1の領域と前記第2の領域とから前記所定の被写体像の領域を特定する特定機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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