JP2017010402A - 予測装置、予測方法、及び予測プログラム - Google Patents

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尚樹 平井
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淳一郎 北川
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Abstract

【課題】オークションの管理を容易化すること。【解決手段】本願に係る予測装置は、取得部と、予測部とを有する。取得部は、オークションにおける対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する。予測部は、取得部により取得された現在価格に関する情報と、オークションにおける入札履歴とに基づいて、対象商品における現在価格と、現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する。例えば、予測部は、現在価格と、現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する。【選択図】図2

Description

本発明は、予測装置、予測方法、及び予測プログラムに関する。
従来、オークションにおける管理を容易化する技術が提供されている。例えば、オークションに出品された商品の現在価格に基づいて入札すべき商品を判定する技術が提供されている。
特開2012−141745号公報
しかしながら、上記の従来技術ではオークションを利用するユーザの利便性を向上させることはできるが、オークションの提供元の管理を容易化することができるとは限らない。例えば、各商品から得られる収益を適切に予測することが難しい場合、オークションにおける管理を容易化することは難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、オークションの管理を容易化する予測装置、予測方法、及び予測プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る予測装置は、オークションにおける対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記現在価格に関する情報と、前記オークションにおける入札履歴とに基づいて、前記対象商品における前記現在価格と、前記現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する予測部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、オークションの管理を容易化することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る予測処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る予測装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る入札履歴情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るオークション情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る予測情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、変形例1に係る予測処理の一例を示す図である。 図9は、変形例1に係る予測装置の構成例を示す図である。 図10は、変形例2に係る予測装置の構成例を示す図である。 図11は、変形例2に係る予測情報記憶部の一例を示す図である。 図12は、予測装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る予測装置、予測方法、及び予測プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る予測装置、予測方法、及び予測プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.予測処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る予測処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る予測処理の一例を示す図である。図1に示す予測装置100は、対象商品における現在価格と現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する。そして、予測装置100は、予測した価格差に基づいて、オークションに関する情報を端末装置10へ提供する。以下、予測装置100が予測する価格差を「Δprice」と表記する場合がある。
図1に示すように、予測システム1は、端末装置10と、予測装置100とが含まれる。端末装置10と、予測装置100とは図示しない所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示した予測システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の予測装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、ユーザによる操作に従って、予測装置100にオークション情報の取得を要求する。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、上述した端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。
予測装置100は、オークションにおける入札履歴と対象商品に入札された現在価格とに基づいて、Δpriceを予測する。予測装置100は、オークションに関する情報として、複数の対象商品のうちΔpriceに基づく優先度がより高い対象商品ほど優先して、対象商品に関する情報を提供する。また、予測装置100は、複数の対象商品のうち、各対象商品に関するΔpriceと、各対象商品に関するオークションのページが選択された回数と、各対象商品に入札された回数とに基づく優先度が高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する。
図1に示す例においては、予測装置100は、オークションに関する情報として、各対象商品に関するΔpriceと、CTR(Click Through Rate)とCVR(Conversion Rate)とに基づく優先度が高い対象商品に関する情報ほど上位に表示される一覧情報を端末装置10に提供する。なお、図1に示す例においては、CTRは、対象商品に関するオークションのページへ遷移する操作(クリック)が行われた回数を、対象商品に関する情報が表示された回数で除した値とする。また、図1に示す例においては、CVRは、対象商品への入札が行われた回数を、対象商品に関するオークションのページが表示された回数で除した値とする。なお、以下に示す例においては、優先度を「順位」や「ランキング」と称する場合がある。
まず、端末装置10は、オークション情報の取得要求を予測装置100へ送信する(ステップS11)。図1に示す例において、端末装置10は、カテゴリ「スマートフォン」に分類されるオークション情報の取得要求を予測装置100へ送信する。例えば、端末装置10は、所定のアプリや所定のブラウザに表示されたオークションサイトにおいてカテゴリ「スマートフォン」を選択することにより、カテゴリ「スマートフォン」に分類されるオークション情報の取得要求を予測装置100へ送信する。以下、カテゴリ「スマートフォン」に分類される商品を対象商品として説明する。
端末装置10から取得要求を取得した予測装置100は、カテゴリ「スマートフォン」に分類される商品に関するΔpriceを予測する(ステップS12)。図1に示す例において、予測装置100が有するオークションに関する情報には、商品G11〜G14の4つの商品が、カテゴリ「スマートフォン」に分類される商品として含まれるものとする。予測装置100は、現在価格を含む各商品G11〜G14に関する情報LT11と、予め生成されたΔpriceを予測するためのモデルとに基づいて、各商品G11〜G14のΔpriceを予測する。例えば、予測装置100は、現在価格を含む商品G11に関する情報と、予め生成されたΔpriceを予測するためのモデルとに基づいて、商品G11のΔpriceを予測する。なお、Δpriceを予測するためのモデルは、オークションにおける入札履歴に基づいて生成されるが、モデルの詳細については後述する。
ステップS12において予測装置100が予測した各商品G11〜G14のΔpriceは、各商品G11〜G14のΔpriceに関する情報LT12に示す値となる。例えば、予測装置100は、商品G11のΔpriceを1000円と予測する。すなわち、予測装置100は、現在価格が5000円である商品G11の次に入札されると想定される将来価格との価格差であるΔpriceを1000円と予測する。また、予測装置100は、商品G12のΔpriceを100円と予測し、商品G13のΔpriceを500円と予測し、商品G14のΔpriceを3000円と予測する。
その後、予測装置100は、ステップS12において予測したΔpriceや他の広告に関する値に基づいて、各商品の順位を決定する基準となるスコアを算出する(ステップS13)。図1に示す例において、予測装置100は、Δpriceと、CTRと、CVRとに基づいて、スコアを算出する。図1に示す例において、スコアの算出に用いる各商品G11〜G14の指標であるCTR、CVR、Δpriceは、スコア算出用情報LT13に示す値となる。例えば、商品G11のCTRは0.1であり、商品G11のCTRは0.05であり、商品G11のΔpriceは1000円である。
予測装置100は、各指標を入力変数とし、各指標の重みを調整する関数によりスコアを算出するが、スコアの算出については後述する。ステップS13において予測装置100が算出した各商品G11〜G14のスコアは、各商品G11〜G14のスコアに関する情報LT14に示す値となる。図1に示す例において、予測装置100は、商品G11のスコアを3.5と算出し、商品G12のスコアを1.2と算出し、商品G13のスコアを4.8と算出し、商品G14のスコアを5.5と算出する。
その後、予測装置100は、ステップS13において算出したスコアに基づいて商品G11〜G14のランキング(順位)を決定する(ステップS14)。図1に示す例において、予測装置100は、スコアの高い商品ほど優先度が高い商品であると決定する。すなわち、ステップS14において予測装置100が決定した各商品G11〜G14の順位は、各商品G11〜G14の順位に関する情報LT15に示す順位となる。具体的には、予測装置100は、最もスコアの高い商品G14を順位1位とし、商品G14の次にスコアの高い商品G13を順位2位とし、商品G13の次にスコアの高い商品G11を順位3位とし、最もスコアの低い商品G12を順位4位とする。
各商品G11〜G14の順位を決定した後、予測装置100は、ステップS11において取得要求を送信した端末装置10へオークション情報を提供する(ステップS15)。例えば、予測装置100は、オークション情報として、順位が高い商品に関する情報ほど上位に表示される一覧情報を提供する。図1に示す例において、予測装置100は、オークション情報として、商品G14、G13、G11、G12の順に表示される一覧情報を端末装置10へ提供する。
予測装置100からオークション情報を受信した端末装置10は、受信したオークション情報を表示する(ステップS16)。例えば、端末装置10は、順位が高い商品に関する情報ほど上位に表示する。
図1に示す例において、端末装置10は、カテゴリ「スマートフォン」のオークション情報を表示するページW11において、最も順位の高い商品に関する情報を表示する領域AR11に、順位1位である商品G14に関するオークション情報GI14を表示する。また、端末装置10は、ページW11において、2番目に順位の高い商品に関する情報を表示する領域AR12に、順位2位である商品G13に関するオークション情報GI13を表示する。また、図1に示す例において、端末装置10は、表示された「次へ」や「2」にユーザU1がタッチした場合、順位3位である商品G11に関するオークション情報や順位4位である商品G12に関するオークション情報を表示する。このように、端末装置10は、予測装置100において決定された順位に基づいて、商品に関する情報を表示する。
上述したように、予測装置100は、現在価格に関する情報とモデルとに基づいて各商品G11〜G14のΔpriceを予測する。ここで、Δpriceは、将来的にどの商品から得られる収益が多いかを適切に予測することを可能とする情報である。すなわち、予測装置100は、Δpriceにより直近の収益を精度よく予測することができる。予測装置100は、どの商品から収益が得られるかを示す要素であるΔpriceを含めてオークションを管理できる。したがって、予測装置100は、将来の収益の適切な予測を可能とするΔpriceを用いることにより、オークションの管理を容易化できる。
また、予測装置100は、各商品G11〜G14のΔpriceに応じて算出されるスコアに基づいて、各商品G11〜G14の順位を決定する。これにより、予測装置100は、現在価格と将来価格との差に基づいて、適切に商品の順位付けを行うことができる。また、予測装置100は、Δpriceに加えて、CTR、CVR等の他の指標にも基づいてスコアを算出する。予測装置100は、各指標を入力変数とする関数を適宜変更することにより、各指標の重みを調整する。したがって、予測装置100は、種々の指標を組み合わせてスコアを算出することにより、将来の収益のみだけでなく他の評価基準に基づいて適切に順位を決定することができる。
また、予測装置100は、オークション情報として順位が高い商品に関する情報ほど上位に表示される一覧情報を端末装置10へ提供する。そして、予測装置100からオークション情報を受信した端末装置10は、順位が高い商品のオークション情報から順に表示する。したがって、予測装置100は、各指標の重みを適宜調整することにより、ユーザに所望の順序で商品に関する情報を提供することができる。
なお、予測装置100は、商品における現在価格と現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差以外をΔpriceとしてもよい。例えば、予測装置100は、現在価格の入札以降でれば、現在価格の入札から2回目や3回目などの入札において入札されると想定される将来価格を用いてΔpriceを予測してもよい。例えば、予測装置100は、商品における現在価格と現在価格の入札から2回目の入札において入札されると想定される将来価格との価格差をΔpriceとしてもよい。また、予測装置100は、オークションサービスを提供する外部装置からオークションに関する各種情報を取得し、予測処理を行ってもよい。また、予測装置100は、オークションサービスを提供し、オークションに関する各種情報に基づいて予測処理を行ってもよい。
〔2.予測装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る予測装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る予測装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、予測装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、予測装置100は、予測装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、入札履歴情報記憶部121と、オークション情報記憶部122と、予測情報記憶部123とを有する。
(入札履歴情報記憶部121)
実施形態に係る入札履歴情報記憶部121は、入札履歴に関する情報を記憶する。図3には、入札履歴情報記憶部121に記憶される入札履歴に関する情報の一例を示す。図3に示すように、入札履歴情報記憶部121は、入札履歴に関する情報として、「入札ID」、「商品ID」、「入札者ID」、「入札価格」、「日時」といった項目が含まれる。
「入札ID」は、入札を識別するための識別情報を示す。また、「商品ID」は、入札に対応する商品(出品物)を識別するための識別情報を示す。「入札者ID」は、入札を行ったユーザを識別するための識別情報を示す。「入札価格」は、入札に対応する入札価格を示す。「日時」は、入札が行われた日時を示す。
例えば、図3に示す例において、入札ID「B11」により識別される入札は、商品ID「G16」により識別される商品に関するものであり、入札者ID「T11」により識別されるユーザにより行われた物であることを示す。また、入札ID「B11」により識別される入札は、入札価格が「15000円」であり、その入札が行われた日時が「2015年6月9日18時15分45秒」であることを示す。
なお、入札履歴情報記憶部121は、上記は入札履歴に関する情報の一例であって、入札履歴に関する情報であれば目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、入札履歴情報記憶部121は、出品者に関する情報などを記憶してもよい。
(オークション情報記憶部122)
実施形態に係るオークション情報記憶部122は、オークションに関する情報を記憶する。例えば、オークション情報記憶部122には、オークションに出品された商品の詳細な情報が記憶される。図4には、オークション情報記憶部122に記憶されるオークションに関する情報の一例を示す。図4に示すように、オークション情報記憶部122は、オークションに関する情報として、「商品ID」、「商品名」、「出品者ID」、「現在価格」、「入札数」、「入札者数」、「残り時間」、「カテゴリ」、「画像」、「タイトル」といった項目が含まれる。
「商品ID」は、入札に対応する商品(出品物)を識別するための識別情報を示す。また、「商品名」は、商品IDにより識別される商品の名称を示す。また、「出品者ID」は、対応する商品を出品したユーザを識別するための識別情報を示す。また、「現在価格」は、最後に入札された入札価格を示す。例えば、「現在価格」は、現時点において落札する権利を得ている入札の入札価格を示す。また、「入札数」は、現時点において入札された入札数を示す。また、「入札者数」は、現時点において入札を行ったユーザ数を示す。また、「残り時間」は、商品IDにより識別される商品のオークションの残り時間を示す。また、「カテゴリ」は、商品IDにより識別される商品が分類されるカテゴリを示す。また、「画像」は、商品IDにより識別される商品の写真などの画像を示す。図4では「画像」に「IM11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
例えば、図4に示す例において、商品ID「G11」により識別される商品は、商品名が「スマホA」であり、出品者が出品者ID「E11」により識別されるユーザであることを示す。また、商品ID「G11」により識別される商品は、現在価格が「5000円」であり、現時点における入札数および入札者数が「3」であり、オークションの残り時間が「6時間」であることを示す。また、商品ID「G11」により識別される商品は、カテゴリが「スマートフォン」であり、画像が「IM11」であることを示す。
なお、オークション情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、オークション情報記憶部122は、オークションIDなどオークションを識別する情報を記憶してもよい。
(予測情報記憶部123)
実施形態に係る予測情報記憶部123は、スコアの算出に用いる指標に関する各種情報を記憶する。図5に、実施形態に係る予測情報記憶部123の一例を示す。図5に示す予測情報記憶部123は、「商品ID」、「CTR」、「CVR」、「Δprice」といった項目を有する。
「商品ID」は、入札に対応する商品(出品物)を識別するための識別情報を示す。また、「CTR」は、商品IDにより識別される商品に関するオークションのページへ遷移する操作(クリック)が行われた回数を、商品に関する情報が表示された回数で除した値を示す。また、「CVR」は、商品IDにより識別される商品への入札が行われた回数を、商品に関するオークションのページが表示された回数で除した値を示す。なお、「CTR」及び「CVR」は、実際に計測された値が記憶されてもよいし、種々の従来技術により推定された推定CTRの値や推定CVRの値が記憶されてもよい。また、「Δprice」は、商品IDにより識別される商品における現在価格と現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差であるΔpriceの値を示す。
例えば、図5に示す例において、商品ID「G13」により識別される商品は、CTRが「0.2」であり、CVRが「0.5」であり、Δpriceが「500円」であることを示す。なお、予測情報記憶部123は、上記に限らず、スコアの算出に用いる指標に関する情報であれば、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、予測装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(予測プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、予測部132と、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、オークションにおける対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、オークション情報記憶部122から対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する。なお、取得部131は、オークションサービスを提供する外部装置から対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得してもよい。また、取得部131は、外部の情報処理装置からオークションに関する各種情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、外部の情報処理装置からCTRやCVRなど、Δprice以外の指標に関する情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、外部の情報処理装置からCTRやCVRとして、外部の情報処理装置が推定した推定CTRや推定CVRを取得してもよい。
また、例えば、予測装置100がオークションサービスを提供する場合、取得部131は、出品者が使用する情報処理装置からオークションに出品する商品に関する情報を取得する。この場合、取得部131は、取得したオークションに出品する商品に関する情報をオークション情報記憶部122に記憶する。また、例えば、予測装置100がオークションサービスを提供する場合、取得部131は、入札者が使用する情報処理装置から入札に関する情報を取得する。この場合、取得部131は、取得した入札に関する情報を入札履歴情報記憶部121に記憶する。
また、予測装置100がオークションサービスを提供しない場合、取得部131は、オークションサービスを提供する外部装置からオークションに関する各種情報を取得する。例えば、予測装置100がオークションサービスを提供しない場合、取得部131は、入札履歴に関する情報を取得する。この場合、取得部131は、取得した入札に関する情報を入札履歴情報記憶部121に記憶する。また、例えば、取得部131は、オークションに出品された商品に関する情報を取得する。この場合、取得部131は、取得したオークションに出品された商品に関する情報をオークション情報記憶部122に記憶する。
(予測部132)
予測部132は、取得部131により取得された現在価格に関する情報と、オークションにおける入札履歴とに基づいて、対象商品における現在価格と、現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差を示すΔpriceを予測する。例えば、予測部132は、現在価格と、現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する。
予測部132は、オークションに関する各種情報を用いてΔpriceを予測するモデルを生成する。例えば、予測部132は、入札履歴情報記憶部121に記憶された入札履歴に関する情報や、オークション情報記憶部122に記憶されたオークションに関する情報を用いてΔpriceを予測するモデルを生成する。例えば、予測部132は、オークション情報記憶部122に記憶される「現在価格」、「入札数」、「入札者数」、「残り時間」、「カテゴリ」、「タイトル」などの各項目を特徴量として、学習を行うことにより、Δpriceを予測するモデルを生成する。なお、予測部132は、上記に限らず、Δpriceに関連すると想定される種々の情報を特徴量としてΔpriceを予測するモデルを生成する。例えば、予測部132は、各商品の相場に関する情報を特徴量としてΔpriceを予測するモデルを生成してもよい。
例えば、予測部132は、現在価格と、現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差を示すΔpriceを予測するためのモデルを生成する場合、同じ商品に対して連続する入札に関する情報を教師データとして学習を行うことにより、Δpriceを予測するモデルを生成してもよい。また、例えば、予測部132は、現在価格の入札と現在価格の入札後2回目の入札とのΔpriceを予測するためのモデルを生成する場合、同じ商品に対して1つおきの入札に関する情報を教師データとして学習を行うことにより、Δpriceを予測するモデルを生成してもよい。
また、予測部132は、カテゴリごとにΔpriceを予測するためのモデルを生成してもよい。例えば、予測部132は、カテゴリ「スマートフォン」に関するモデルを生成する場合、カテゴリ「スマートフォン」に属する商品に関するオークションに関する各種情報を用いて、カテゴリ「スマートフォン」の商品におけるΔpriceを予測するモデルを生成する。このように、予測部132は、カテゴリごとに生成されたモデルを用いることにより、Δpriceを予測する精度を向上させることができる。
なお、上記の学習は一例であり、予測部132は、種々の従来技術を用いてΔpriceを予測するモデルを生成してもよい。また、予測部132は、外部の情報処理装置が上記の学習等により生成したΔpriceを予測するためのモデルを用いてもよい。この場合、予測部132は、例えば、取得部131により外部の情報処理装置から取得されたΔpriceを予測するためのモデルを用いる。この場合、予測部132は、上記の学習を行わなくてもよい。
予測部132は、上記のように生成されたモデルを用いて、対象商品における現在価格と、現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差を示すΔpriceを予測する。
また、予測部132は、各対象商品に対するユーザの操作に関する情報に基づいて、対象商品間の優先度(順位)を決定するための基準となるスコアを算出する。また、予測部132は、各対象商品に関するオークションのページへ遷移する操作が行われた回数、または、各対象商品に入札された回数に基づいて、対象商品間の優先度(順位)を決定するための基準となるスコアを算出する。例えば、予測部132は、各対象商品に関するΔpriceと、各対象商品に関するオークションのページへ遷移する操作が行われた回数と、各対象商品に入札された回数とに基づいて、対象商品間の優先度(順位)を決定するための基準となるスコアを算出する。図1に示す例において、予測部132は、Δpriceと、CTRと、CVRとに基づいて、スコアを算出する。例えば、予測部132は、以下の式(1)により、スコアを算出する。
y = f1(CTR)×f2(CVR)×f3(Δprice) … (1)
上記の式(1)の左辺中のyはスコアを示す。また、上記の式(1)の右辺中のf1(CTR)は、CTRを入力変数とする関数f1を示す。また、上記の式(1)の右辺中のf2(CVR)は、CVRを入力変数とする関数f2を示す。また。上記の式(1)の右辺中のf3(Δprice)は、Δpriceを入力変数とする関数f3を示す。なお、関数f1〜f3は、目的に応じて種々の関数を適宜選択可能であり、線形関数であっても、非線形関数であってもよい。このように、予測部132は、Δprice、CTR、CVRなどの各指標の重みを関数f1〜f3により調整し、スコアを算出する。
例えば、予測部132は、商品ページへの誘導率を高めたい場合、CTRの重みが大きくなるように、関数f1〜f3を選択する。また、例えば、予測部132は、入札数や落札数を増やしたい場合、CVRの重みが大きくなるように、関数f1〜f3を選択する。また、例えば、予測部132は、落札単価を上げたい場合、Δpriceの重みが大きくなるように、関数f1〜f3を選択する。
例えば、予測部132は、図1に示す例において、上記の式(1)を用いて、商品G11のスコアを3.5と算出し、商品G12のスコアを1.2と算出し、商品G13のスコアを4.8と算出し、商品G14のスコアを5.5と算出する。
また、予測部132は、算出したスコアに基づいて商品のランキング(順位)を決定する。例えば、予測部132は、スコアの高い商品ほど優先度が高い商品であると決定する。図1に示す例において、予測部132は、最もスコアの高い商品G14を順位1位とし、商品G14の次にスコアの高い商品G13を順位2位とし、商品G13の次にスコアの高い商品G11を順位3位とし、最もスコアの低い商品G12を順位4位とする。
なお、予測部132は、オークションサービスを提供する提供元の利益を最大化したい場合、以下の式(2)を用いてスコアを算出してもよい。
y = CTR×CVR×Δprice … (2)
上記の式(2)の左辺中のyはスコアを示す。このように、予測部132は、各指標の重みを1(同値)とし、各指標を乗算した値をスコアとする。
(提供部133)
提供部133は、予測部132により予測された価格差であるΔpriceに基づいて、オークションに関する情報を提供する。例えば、提供部133は、オークションに関する情報として、複数の対象商品のうち価格差であるΔpriceに基づく優先度がより高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する。具体的には、提供部133は、優先度が高い対象商品に関する情報ほど上位に表示される一覧情報を提供する。例えば、提供部133は、図1に示す例において、オークション情報として、商品G14、G13、G11、G12の順に表示される一覧情報を端末装置10へ提供する。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定のネットワークと有線または無線で接続され、予測装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部15)
制御部15は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされているアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部15は、要求部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する予測処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する予測処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、入力部13により受け付けたユーザ操作に従って、予測装置100へ取得要求を送信する。図1に示す例において、要求部151は、所定のアプリや所定のブラウザに表示されたオークションサイトにおいてカテゴリ「スマートフォン」を選択することにより、カテゴリ「スマートフォン」に分類されるオークション情報の取得要求を予測装置100へ送信する。
受信部152は、予測装置100から提供されたオークション情報を受信する。また、受信部152は、オークション情報を受信した場合、受信したオークション情報を記憶部12に格納してもよい。
表示部153は、予測装置100から提供されたオークション情報を表示する。例えば、表示部153は、順位が高い商品に関する情報ほど上位に表示する。例えば、表示部153は、図1に示す例において、カテゴリ「スマートフォン」のオークション情報を表示するページW11において、最も順位の高い商品に関する情報を表示する領域AR11に、順位1位である商品G14に関するオークション情報GI14を表示する。また、表示部153は、ページW11において、2番目に順位の高い商品に関する情報を表示する領域AR12に、順位2位である商品G13に関するオークション情報GI13を表示する。また、表示部153は、図1に示す例において、表示された「次へ」や「2」にユーザがタッチした場合、順位3位である商品G11に関するオークション情報や順位4位である商品G12に関するオークション情報を表示する。
なお、上述した制御部15による選択処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述したオークション情報の表示に関する処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔4.予測処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る予測システム1による順位決定までを含めた予測処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、予測装置100の予測部132は、オークションに関する各種情報を用いてΔpriceを予測するモデルを生成する(ステップS101)。なお、予測部132は、取得部131により外部の情報処理装置から取得されたΔpriceを予測するためのモデルを用いる場合、ステップS101におけるモデルの生成を行わなくてもよい。
その後、予測部132は、モデルを用いて対象商品のΔpriceを予測する(ステップS102)。例えば、予測部132は、ステップS101において生成されたモデルを用いて、対象商品における現在価格と、現在価格の次に入札されると想定される将来価格との価格差を示すΔpriceを予測する。
そして、予測部132は、対象商品のスコアの算出する(ステップS103)。例えば、予測部132は、各対象商品に関するΔpriceと、各対象商品に関するオークションのページへ遷移する操作が行われた回数と、各対象商品に入札された回数とに基づいて、スコアを算出する。
その後、予測部132は、対象商品の順位の決定する(ステップS104)。例えば、予測部132は、算出したスコアに基づいて対象商品の順位を決定する。具体的には、予測部132は、スコアの高い対象商品ほど優先度が高い商品であると決定する。
〔5.変形例〕
上述した実施形態に係る予測システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、予測システム1の他の実施形態について説明する。
〔5−1.変形例1:他のサービスへの情報提供〕
上述した例においてはオークションサービスを利用するユーザに対して、Δpriceに基づいてオークション情報を提供する場合を例に説明したが、オークション以外のサービスに、Δpriceに基づいてオークション情報を提供してもよい。この点について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、変形例1に係る予測処理の一例を示す図である。図9は、変形例1に係る予測装置の構成例を示す図である。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図8及び図9に示す予測システム2においては、オークション以外のサービスである検索サービスに、優先度が高い対象商品ほど優先して当該対象商品に関する情報を提供する。
〔5−1−1.予測処理〕
まず、図8を用いて、実施形態に係る予測処理の一例について説明する。図8は、変形例1に係る予測処理の一例を示す図である。図8に示す予測装置200は、対象商品における現在価格と現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する。そして、予測装置200は、予測した価格差に基づいて、オークションに関する情報を端末装置10へ提供する。以下、予測装置200が予測する価格差を「Δprice」と表記する場合がある。
図8に示すように、予測システム2は、端末装置10と、検索装置50と、予測装置200とが含まれる。端末装置10と、検索装置50と、予測装置200とは図示しない所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図8に示した予測システム2には、複数台の端末装置10や、複数台の予測装置200が含まれてもよい。
検索装置50は、ユーザが端末装置10に入力した検索クエリに対する検索結果を表示する検索サービスを提供する情報処理装置である。
まず、端末装置10は、ユーザが入力した検索クエリを検索装置50へ送信する(ステップS21)。図8に示す例において、ユーザは、端末装置10の画面に表示された検索画面を表示するページW21中の検索窓に検索クエリ「スマートフォン」を入力し、検索ボタンを押下する。そして、端末装置10は、検索装置50へ検索クエリ「スマートフォン」を送信する。
端末装置10から検索クエリを受信した検索装置50は、受信した検索結果を端末装置10へ送信する(ステップS22)。検索装置50から検索結果を受信した端末装置10は、オークション情報の取得要求を予測装置200へ送信する(ステップS23)。図8に示す例において、端末装置10は、カテゴリ「スマートフォン」に分類されるオークション情報の取得要求を予測装置200へ送信する。なお、予測装置200が行うステップS24〜S26については、図1に示す予測装置100が行うステップS12〜S14と同様であるので、説明を省略する。
ステップS26において各商品G11〜G14の順位を決定した後、予測装置200は、ステップS23において取得要求を送信した端末装置10へオークション情報を提供する(ステップS27)。例えば、予測装置200は、オークション情報として、順位が最も高い商品の情報を提供する。図8に示す例において、予測装置200は、オークション情報として、順位1位である商品G14の情報を端末装置10へ提供する。
予測装置200から商品G14の情報を受信した端末装置10は、商品G14の情報とともに検索結果を表示する(ステップS28)。図8に示す例において、端末装置10は、検索クエリ「スマートフォン」に対する検索結果を表示するページW22において、オークション情報等の広告を表示する領域AR21に、順位1位である商品G14の情報GA14を表示する。このように、図8に示す例において、端末装置10は、オークション以外のサービスである検索サービスにより表示される検索結果の画面に順位1位である商品G14の情報GA14を表示する。
なお、予測装置200は、検索装置50からオークション情報の取得要求を受け付けてもよい。この場合、予測装置200は検索装置50へ商品G14の情報を検索装置50へ送信し、検索装置50が検索結果とともに商品G14の情報を端末装置10へ提供してもよい。また、例えば、上記の式(2)により算出された商品G14のスコアと他の広告に関する期待収益値とを比較して、商品G14のスコアが他の広告の期待収益値以上である場合、商品G14の情報を領域AR21に表示し、他の広告の期待収益値よりも商品G14のスコアが低い場合、他の広告を領域AR21に表示してもよい。
例えば、上記における他の広告に関する期待収益値はeCPM(effective Cost Per Mille)であってもよい。この場合、他の広告に関するeCPMと、商品G14のスコアをeCPMと比較留守ために調整した値とを比較して、いずれを領域AR21に表示するかを決定してもよい。これにより、予測システム2は、オークション情報と他の広告との比較を行い、いずれを領域AR21に表示するかを適切に決定することができる。
〔5−1−2.予測装置の構成〕
次に、図9を用いて、変形例1に係る予測装置200の構成について説明する。図9は、変形例1に係る予測装置の構成例を示す図である。図9に示すように、予測装置200は、通信部110と、記憶部120と、制御部230とを有する。なお、予測装置200は、予測装置200の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(制御部230)
制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、予測装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(予測プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部230は、取得部131と、予測部132と、提供部233とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図9に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(提供部233)
提供部233は、予測部132により予測された価格差であるΔpriceに基づいて、オークションに関する情報を提供する。例えば、提供部233は、オークション以外のサービスに、優先度が高い対象商品ほど優先して当該対象商品に関する情報を提供する。図8に示す例において、提供部233は、オークション以外の検索サービスに、対象商品に関する情報を提供する。具体的には、提供部233は、図8に示す例において、最も順位が高い商品G14の情報を、検索サービスを利用する端末装置10へ提供する。
〔5−2.変形例2:スコアの算出〕
上述した実施形態において、予測装置100は、Δpriceと、CTRと、CVRとに基づいてスコアを算出したが、他の指標を加えてスコアを算出してもよい。この点について、図10及び図11を用いて説明する。図10は、変形例2に係る予測装置の構成例を示す図である。図11は、変形例2に係る予測情報記憶部の一例を示す図である。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
〔5−2−1.予測装置の構成〕
図10を用いて、変形例2に係る予測装置300の構成について説明する。図10は、変形例2に係る予測装置の構成例を示す図である。図10に示すように、予測装置300は、通信部110と、記憶部320と、制御部330とを有する。なお、予測装置300は、予測装置300の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(記憶部320)
記憶部320は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。変形例2に係る記憶部320は、図10に示すように、入札履歴情報記憶部121と、オークション情報記憶部122と、予測情報記憶部323とを有する。
(予測情報記憶部123)
変形例2に係る予測情報記憶部323は、スコアの算出に用いる指標に関する各種情報を記憶する。図11は、変形例2に係る予測情報記憶部の一例を示す図である。図11に示す予測情報記憶部323は、「商品ID」、「CTR」、「CVR」、「Δprice」、「margin」といった項目を有する。
「margin」は、対応する商品が落札され取引が成立した際に、落札価格に対するオークション提供元が受け取る落札手数料の割合を示す。なお、「margin」は、現在価格や商品の属するカテゴリに応じて変動してもよい。
例えば、図11に示す例において、商品ID「G14」により識別される商品は、CTRが「0.5」であり、CVRが「0.3」であり、Δpriceが「3000円」であり、marginが「0.05」であることを示す。つまり、図10に示す例において、商品ID「G14」により識別される商品が落札された場合、なお、予測情報記憶部323は、オークション提供元が受け取る落札手数料の割合は5%であることを示す。上記に限らず、スコアの算出に用いる指標に関する情報であれば、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(制御部330)
制御部330は、例えば、CPUやMPU等によって、予測装置300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(予測プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部330は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図10に示すように、制御部330は、取得部131と、予測部332と、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部330の内部構成は、図10に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部330が有する各処理部の接続関係は、図10に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(予測部332)
また、予測部332は、オークションを提供する提供元が受け取る手数料に関する情報に基づいて、対象商品間の優先度(順位)を決定するための基準となるスコアを算出する。この場合、予測部332は、CTRと、CVRと、Δpriceと、marginとに基づいて、スコアを算出する。例えば、予測部332は、以下の式(3)により、スコアを算出する。
y = f1(CTR)×f2(CVR)×f3(Δprice)×f4(margin) … (3)
上記の式(3)の左辺中のyはスコアを示す。また、上記の式(3)の右辺中のf1(CTR)は、CTRを入力変数とする関数f1を示す。また、上記の式(3)の右辺中のf2(CVR)は、CVRを入力変数とする関数f2を示す。また、上記の式(3)の右辺中のf3(Δprice)は、Δpriceを入力変数とする関数f3を示す。また、上記の式(3)の右辺中のf4(margin)は、marginを入力変数とする関数f4を示す。なお、関数f1〜f4は、目的に応じて種々の関数を適宜選択可能であり、線形関数であっても、非線形関数であってもよい。このように、予測部332は、margin、Δprice、CTR、CVRなどの各指標の重みを関数f1〜f4により調整し、スコアを算出する。
例えば、予測部332は、オークションを提供する提供元の利益率を高めたい場合、marginの重みが大きくなるように、関数f1〜f4を選択する。例えば、予測部332は、図1に示す例において、上記の式(3)を用いて、商品G11〜G14のスコアを算出してもよい。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、取得部131と、予測部132、332とを有する。取得部131は、オークションにおける対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する。予測部132、332は、取得部131により取得された現在価格に関する情報と、オークションにおける入札履歴とに基づいて、対象商品における現在価格と、現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差(実施形態においては「Δprice」。以下同じ。)を予測する。
これにより、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、現在価格に関する情報とモデルとに基づいて各商品のΔpriceを予測する。ここで、Δpriceは、将来的にどの商品から得られる収益が多いかを適切に予測することを可能とする情報である。すなわち、予測装置100〜300は、Δpriceにより直近の収益を精度よく予測することができる。そのため、予測装置100〜300は、どの商品から収益が得られるかを示す要素であるΔpriceを含めてオークションを管理できる。したがって、予測装置100〜300は、将来の収益の適切な予測を可能とするΔpriceを用いることにより、オークションの管理を容易化できる。
また、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、提供部133、233を有する。提供部133、233は、予測部132、332により予測された価格差に基づいて、オークションに関する情報を提供する。
これにより、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、Δpriceに基づいて適切にオークションに関する情報を提供することができる。すなわち、予測装置100〜300は、オークションにおける現在価格と将来価格との価格差に応じて適切に情報を提供することできる。
また、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300において、提供部133、233は、オークションに関する情報として、複数の対象商品のうち価格差に基づく優先度がより高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する。
これにより、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、現在価格と将来価格との差に基づいて、適切に順位付けされた商品に関する情報を提供することができる。
また、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300において、提供部133、233は、各対象商品に対するユーザの操作に関する情報に基づく優先度が高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する。
これにより、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、対象商品に対するユーザの操作に関する情報に基づいて、適切に順位付けされた商品に関する情報を提供することができる。
また、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300において、提供部133、233は、各対象商品に関するオークションのページへ遷移する操作が行われた回数(実施形態においては「CTR」に相当。以下同じ。)、または、各対象商品に入札された回数(実施形態においては「CVR」に相当。以下同じ。)に基づく優先度が高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する。
これにより、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、Δpriceに加えて、CTR、CVR等の他の指標にも基づいて、適切に順位付けされた商品に関する情報を提供することができる。これにより、予測装置100〜300は、目的に応じて適切に順位付けされた商品に関する情報を提供することができる。
また、変形例2に係る予測装置300において、提供部133は、オークションを提供する提供元が受け取る手数料に関する情報(変形例2においては「margin」に相当。以下同じ。)に基づく優先度が高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する。
これにより、変形例2に係る予測装置300は、Δprice、CTR、CVRに加えて、オークションを提供する提供元が受け取る手数料に関する情報であるmarginに基づいて、適切に順位付けされた商品に関する情報を提供することができる。これにより、予測装置100〜300は、オークションを提供する提供元の利益に基づいて適切に順位付けされた商品に関する情報を提供することができる。
また、変形例1に係る予測装置200において、提供部233は、オークション以外のサービスに、優先度が高い対象商品ほど優先して当該対象商品に関する情報を提供する。
これにより、変形例1に係る予測装置200は、オークションに限らず、種々のサービスに対して、適切に順位付けされた商品に関する情報を提供することができる。
また、実施形態及び変形例2に係る予測装置100、300において、提供部133は、優先度が高い対象商品に関する情報ほど上位に表示される一覧情報を提供する。
これにより、実施形態及び変形例2に係る予測装置100、300は、Δpriceに基づいて適切に表示順が決定された一覧情報を提供することができる。また、端末装置10は、予測装置100、300において決定された順位に基づいて、適切に商品に関する情報を表示することができる。
また、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300において、予測部132、332は、現在価格と、現在価格の入札の次に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する。
これにより、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、対象商品に対して次に入札される値と現在価格との価格差が予測できるため、Δpriceにより直近の収益を精度よく予測することができる。
また、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300において、予測部132、332は、対象商品が属するカテゴリの商品に関する入札履歴に基づいて、対象商品に関する価格差を予測する。
これにより、実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、カテゴリごとにΔpriceを予測するため予測の精度を向上させることができる。例えば、予測装置100〜300は、カテゴリ「スマートフォン」に関するモデルを生成する場合、カテゴリ「スマートフォン」に属する商品に関するオークションに関する各種情報を用いて、カテゴリ「スマートフォン」の商品におけるΔpriceを予測するモデルを生成する。このように、予測装置100〜300は、カテゴリごとに生成されたモデルを用いることにより、Δpriceを予測する精度を向上させることができる。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、予測装置100〜300の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態及び変形例1、2に係る予測装置100〜300として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、230、330の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例1、2のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記実施形態及び変形例1、2において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例1、2は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 予測システム
100 予測装置
121 入札履歴情報記憶部
122 オークション情報記憶部
122 予測情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 予測部
133 提供部

Claims (12)

  1. オークションにおける対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記現在価格に関する情報と、前記オークションにおける入札履歴とに基づいて、前記対象商品における前記現在価格と、前記現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する予測部と、
    を備えたことを特徴とする予測装置。
  2. 前記予測部により予測された前記価格差に基づいて、前記オークションに関する情報を提供する提供部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の予測装置。
  3. 前記提供部は、
    前記オークションに関する情報として、複数の対象商品のうち前記価格差に基づく優先度がより高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する
    ことを特徴とする請求項2に記載の予測装置。
  4. 前記提供部は、
    各対象商品に対するユーザの操作に関する情報に基づく優先度が高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する
    ことを特徴とする請求項3に記載の予測装置。
  5. 前記提供部は、
    前記各対象商品に関するオークションのページへ遷移する操作が行われた回数、または、前記各対象商品に入札された回数に基づく優先度が高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する
    ことを特徴とする請求項4に記載の予測装置。
  6. 前記提供部は、
    前記オークションを提供する提供元が受け取る手数料に関する情報に基づく優先度が高い対象商品ほど優先して、当該対象商品に関する情報を提供する
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の予測装置。
  7. 前記提供部は、
    前記オークション以外のサービスに、前記優先度が高い対象商品ほど優先して当該対象商品に関する情報を提供する
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の予測装置。
  8. 前記提供部は、
    前記優先度が高い対象商品に関する情報ほど上位に表示される一覧情報を提供する
    ことを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載の予測装置。
  9. 前記予測部は、
    前記現在価格と、前記現在価格の入札の次に入札されると想定される前記将来価格との価格差を予測する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の予測装置。
  10. 前記予測部は、
    前記対象商品が属するカテゴリの商品に関する入札履歴に基づいて、前記対象商品に関する前記価格差を予測する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の予測装置。
  11. コンピュータが実行する予測方法であって、
    オークションにおける対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記現在価格に関する情報と、前記オークションにおける入札履歴とに基づいて、前記対象商品における前記現在価格と、前記現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する予測工程と、
    を含むことを特徴とする予測方法。
  12. オークションにおける対象商品に入札された現在価格に関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記現在価格に関する情報と、前記オークションにおける入札履歴とに基づいて、前記対象商品における前記現在価格と、前記現在価格の入札以降に入札されると想定される将来価格との価格差を予測する予測手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする予測プログラム。
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