JP2017005501A - 電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装面積を小さくする電子回路を提供する。
【解決手段】入力端子Tinに接続された制御端子と、基準電位に接続された第1端子と、出力端子Toutに接続された第2端子と、を有するトランジスタ10と、一端が前記制御端子と入力端子との間のノードN2に、他端が基準電位に接続された第1キャパシタCgを有する第1フィルタ回路12と、一端が前記ノードに接続された第1抵抗Rgと、一端が第1抵抗の他端に他端が基準電位に接続された第2キャパシタCgoと、を有する。前記ノードと基準電位との間で第1フィルタ回路と並列に接続された第2フィルタ回路14と、一端が前記ノードに他端がバイアス端子Tvgに接続された第2抵抗Rb1と、一端が前記ノードに他端が基準電位に接続された第3抵抗Rb2と、を有する第3フィルタ回路16と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は電子回路に関し、例えばトランジスタを備える電子回路に関する。
例えば通信分野では信号を増幅するパワーアンプや低雑音アンプが用いられる。これらの増幅回路においては、トランジスタの制御端子にバイアス回路および整合回路を設ける(例えば特許文献1)。これにより、増幅回路は、所望の増幅帯域の信号を増幅する。
特開平8−162859号公報
増幅回路は、増幅帯域以外の帯域の信号を抑圧する。特に増幅帯域が高周波数帯域の場合、増幅回路が高周波数帯域より低い周波数の信号を抑圧する。これにより、低周波数帯域における増幅回路の安定性が向上する。増幅回路には、トランジスタの制御端子のバイアス電圧を外部から調整し、ゲイン等を調整することがある。しかし、制御端子のバイアス電圧を外部から調整し、かつ低周波数帯域において安定性を得ようとすると、例えば大きなキャパシタを用いることになる。これにより、実装面積が大きくなってしまう。
本電子回路は、上記課題に鑑みなされたものであり、実装面積を小さくすることを目的とする。
本発明の一実施形態に係る電子回路は、入力端子に接続された制御端子と、基準電位に接続された第1端子と、出力端子に接続された第2端子と、を有するトランジスタと、一端が前記制御端子と前記入力端子との間のノードに他端が基準電位に接続された第1キャパシタを有する第1フィルタ回路と、一端が前記ノードに接続された第1抵抗と、一端が前記第1抵抗の他端に他端が基準電位に接続された第2キャパシタと、を有し、前記ノードと前記基準電位との間で前記第1フィルタ回路と並列に接続された第2フィルタ回路と、一端が前記ノードに他端がバイアス端子に接続された第2抵抗と、一端が前記ノードに他端が基準電位に接続された第3抵抗と、を有する第3フィルタ回路と、を具備する。
本電子回路によれば、実装面積を小さくすることができる。
図1は、比較例1に係る電子回路の回路図である。 図2は、実施例1に係る電子回路の回路図である。 図3は、実施例2に係る電子回路の回路図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願発明は、入力端子に接続された制御端子と、基準電位に接続された第1端子と、出力端子に接続された第2端子と、を有するトランジスタと、一端が前記制御端子と前記入力端子との間のノードに他端が基準電位に接続された第1キャパシタを有する第1フィルタ回路と、一端が前記ノードに接続された第1抵抗と、一端が前記第1抵抗の他端に他端が基準電位に接続された第2キャパシタと、を有し、前記ノードと前記基準電位との間で前記第1フィルタ回路と並列に接続された第2フィルタ回路と、一端が前記ノードに他端がバイアス端子に接続された第2抵抗と、一端が前記ノードに他端が基準電位に接続された第3抵抗と、を有する第3フィルタ回路と、を具備する電子回路である。第2抵抗および第3抵抗を有する第3フィルタが低周波数信号を抑圧する。これにより、バイアス端子と基準電位との間に大きなキャパシタを用いなくてもよい。このため、実装面積を小さくでき、かつバイアス端子に入力される信号の帯域を広くできる。
高周波数帯域における前記第1フィルタ回路のインピーダンスは、前記高周波数帯域における前記第2フィルタ回路および前記第3フィルタ回路のインピーダンスより低く、前記高周波数帯域より周波数が低い低周波数帯域における前記第3フィルタ回路のインピーダンスは、前記低周波数帯域における前記第1フィルタ回路および前記第2フィルタ回路のインピーダンスより低く、前記高周波数帯域より周波数が低く前記低周波数帯域より周波数が高い中間周波数帯域における前記第2フィルタ回路のインピーダンスは、前記中間周波数帯域における前記第1フィルタ回路および前記第3フィルタ回路のインピーダンスより低いことが好ましい。これにより、第1フィルタ回路は、高周波数帯域において入力端子と制御端子とのインピーダンスを整合させる整合回路として機能する。第2フィルタ回路は入力端子に入力した中間周波数信号を基準電位に除去する整合回路として機能する。第3フィルタ回路は、入力端子に入力した低周波数信号を基準電位に除去する整合回路として機能する。よって、電子回路の安定性を向上できる。
一端が前記ノードに接続され、他端が前記第1キャパシタの一端と前記第1抵抗の一端とに共通に接続された分布定数線路を具備することが好ましい。これにより、第1フィルタ回路と分布定数線路とにより、高周波数帯域において、入力端子と制御端子とのインピーダンスを整合させることができる。
前記トランジスタはFETであり、前記第1端子はソースであり、前記第2端子はドレインであり、前記制御端子はゲートであることが好ましい。これにより、FETを有する増幅回路の実装面積を削減できる。
[比較例1]
FETのゲートバイアス電圧を外部から調整可能な増幅回路を比較例1として説明する。ゲートバイアス電圧を調整することで増幅回路のゲインを制御できる。例えば準ミリ波帯域またはミリ波帯域のように20GHz以上の信号を増幅する高周波増幅回路では、増幅帯域である高周波数帯域より周波数の低い帯域における安定性が問題となる。
図1は、比較例1に係る電子回路の回路図である。図1に示すように、電子回路110は、FET10を有する増幅回路である。FET10のソースは分布定数線路Lsを介しグランドに電気的に接続されている。ゲートは入力端子Tinに電気的に接続されている。ドレインは分布定数線路Ldを介し出力端子Toutに電気的に接続されている。分布定数線路LsおよびLdは、それぞれFET10のソースおよびドレインの整合回路である。
FET10のゲートと入力端子Tinとの間のノードN2は、分布定数線路LgおよびキャパシタCgを直列に介しグランドに電気的に接続されている。分布定数線路LgとキャパシタCgとの間のノードN3は抵抗RgおよびRoを介しバイアス端子Tvgに電気的に接続されている。抵抗RgとRoとの間のノードとグランドとの間にキャパシタCg1、Cg2およびCg3がそれぞれ並列に接続されている。入力端子TinとノードN2との間にはキャパシタC1が直列に接続されている。キャパシタC1は主にDCカットキャパシタとして機能する。
電子回路110は、入力端子Tinに入力した高周波数信号を増幅して出力端子Toutから出力する。バイアス端子Tvgにバイアス電圧Vgを印加する。これにより、FET10のゲートに印加されるゲートバイアス電圧を制御できる。
キャパシタCgは矢印22のように入力端子Tinに入力した高周波数信号を通過させる。これにより、分布定数線路LgとキャパシタCgとは高周波数信号に対し整合回路として機能する。よって、増幅回路は高周波数帯域(例えば50GHz以上)において安定に増幅動作できる。
バイアス端子Tvgに印加された電圧Vgは抵抗RoおよびRgを介しFET10のゲートにゲートバイアス電圧として供給される。高周波数帯域より低い周波数(例えば50GHz未満)の信号ではキャパシタCgはオープンである。そこで、キャパシタCg1からCg3を設ける。Cg1からCg3は、矢印28のように高周波数帯域より低い周波数の信号を通過させる。これにより、入力端子Tinから入力された低い周波数の信号をグランドに除去できる。よって、増幅回路は高周波数帯域より低い周波数帯域(例えば50GHz未満)を抑圧する。これにより、増幅回路は低い周波数帯域において安定に動作できる。
しかしながら、キャパシタCg1からCg3がDC(Direct Current)近くから例えば50GHzまでの信号に対し機能するためには、キャパシタCg1からCg3としてそれぞれ10pF、100pFおよび0.1μFを用いる。このように大きなキャパシタは外付けとなる。
また、ゲートバイアス電圧の帯域は抵抗RgとキャパシタCgまたはFET10のソースゲートキャパシタンスCgsとの時定数により制限される。さらに、ゲートバイアス電圧の帯域は抵抗RoとキャパシタCg1からCg3のトータルキャパシタンスCtotalにより制限される。例えば、有効なゲートバイアス電圧の帯域はf=Vg1/(2π・Ro・Ctotal)以下となる。
このように、比較例1では、大きなキャパシタを用いる。これにより実装面積が大きくなる。またゲートバイアス電圧の帯域が大きなキャパシタにより制限される。
図2は、実施例1に係る電子回路の回路図である。図2に示すように、電子回路100は、FET10およびフィルタ回路12、14および16を備える。入力端子TinとノードN2との間にはキャパシタC1が直列に接続されている。フィルタ回路12(第1フィルタ)はキャパシタCg(第1キャパシタ)を有する。キャパシタCgの一端は分布定数線路Lgを介しノードN2に他端はグランド(基準電位)に接続されている。フィルタ回路14(第2フィルタ回路)は抵抗Rg(第1抵抗)およびキャパシタCgo(第2キャパシタ)を有している。抵抗Rgの一端は分布定数線路Lgを介しノードN2に接続されている。キャパシタCgoの一端は抵抗Rgの他端に他端はグランドに接続されている。分布定数線路Lgの一端はノードN2に他端はノードN3に接続されている。フィルタ回路16(第3フィルタ回路)は抵抗Rb1(第2抵抗)およびRb2(第3抵抗)を有する。抵抗Rb1の一端はノードN1に他端はバイアス端子Tvgに接続されている。抵抗Rb2の一端はノードN1に他端はグランドに接続されている。
電子回路の増幅帯域を高周波数帯域とする。低周波数帯域を高周波数帯域より周波数の低い帯域とする。中間周波数帯域を高周波数帯域より周波数が低く低周波数帯域より周波数が高い帯域とする。高周波数帯域、中間周波数帯域および低周波数帯域内の信号をそれぞれ高周波数信号、中間周波数信号および低周波数信号とする。高周波数帯域は例えば50GHz以上である。中間周波数帯域は例えば1GHz以上かつ50GHz未満である。低周波数帯域は例えば1GHz未満である。高周波数帯域、中間周波数帯域および低周波数帯域は、上記の例以外に任意に設定できる。
フィルタ回路12は、矢印22のように入力端子Tinから入力した信号のうち高周波数信号を最もグランドに通過させる。フィルタ回路14は、矢印24のように入力端子Tinから入力した信号のうち中間周波数信号を最もグランドに通過させる。フィルタ回路16は、矢印26のように入力端子Tinから入力した信号のうち低周波数信号を最もグランドに通過させる。
まず、フィルタ回路16がバイアス回路として機能することを説明する。バイアス端子Tvgに電圧Vgが印加されると、バイアス端子Tvgからグランドに矢印20のように電流が流れる。ゲートバイアス電圧として、抵抗Rb1とRb2とで分割された電圧がFET10のゲートに印加される。これにより、入力端子Tinが無負荷になった場合にもゲートバイアス電圧が高くなることを抑制できる。このように、抵抗Rb1およびRb2はブリーダ抵抗として機能する。抵抗Rb1およびRb2は任意に設定できるが、低周波数において安定とするため、抵抗R12とRb2との並列抵抗は小さいことが好ましい。例えば抵抗Rb1とRb2は数kΩ以下が好ましい。
次に、フィルタ回路12、14および16が整合回路として機能することを説明する。以下の説明では、Rg、Rb1およびRb2の抵抗値をそれぞれRg、Rb1およびRb2とし、キャパシタCgおよびCgoのキャパシタンスをCgおよびCgoとする。信号の周波数をfとする。このとき、フィルタ回路12のインピーダンスZ12は1/(2π・f・Cg)である。フィルタ回路14のインピーダンスZ14はRg+1/(2π・f・Cgo)である。フィルタ回路16のインピーダンスZ16のインピーダンスはRb1またはRb2程度である。
フィルタ回路12と分布定数線路Lgとは、高周波数帯域においてノードN2からFET10のゲートをみたインピーダンスとノードN2から入力端子Tinをみたインピーダンスを整合させる。これにより、高周波数帯域において、所望の増幅特性を得ることができる。フィルタ回路14および16は、それぞれ入力端子Tinに入力した信号のうち中間周波数信号および低周波数信号をグランドに通過させる。これにより、高周波数帯域より低い帯域(中間周波数帯域および低周波数帯域)で増幅回路が不安定になることを抑制する。
高周波数帯域において、各フィルタ回路12、14および16のインピーダンスの関係がZ16>>Z14>Z12となるようにする。これにより、入力端子Tinから入力した高周波数信号に対しては主にインピーダンスZ12が主に見える。これにより、分布定数線路ZgとキャパシタCgとにより、高周波数信号に対してFET10への入力インピーダンスを整合させることができる。
低周波数帯域において、インピーダンスの関係がZ12、Z14>>Z16となる。これにより、入力端子Tinから入力した低周波数信号には抵抗Rb1とRb2との並列抵抗が主に見える。入力端子Tinに入力した低周波数信号は抵抗Rb1とRb2の並列回路で低周波数信号を除去する。これにより、抵抗Rb1またはRb2は低周波数信号に対する安定化回路として機能する。
中間周波数帯域において、インピーダンスの関係がZ16>>Z12>Z14となる。これにより、入力端子Tinから入力した中間周波数信号にはインピーダンスZ14が主に見える。これにより、入力端子Tinに入力した中間周波数信号が除去され、増幅回路が安定化する。抵抗Rgは例えば10から100Ωとする。
実施例1によれば、フィルタ回路16は入力端子Tinから入力した低周波数信号を除去する制御回路の機能とゲートにゲートバイアス電圧を印加するバイアス回路の機能とを有する。これにより、実装面積を削減できる。また、フィルタ回路16は抵抗Rb1と抵抗Rb2とを用い低周波数信号を除去する。さらに、フィルタ回路12で除去できない中間周波数信号を除去するため、フィルタ回路14を設ける。フィルタ回路14は低周波数信号を除去しなくともよいため、キャパシタCgoを小さくできる。
このように、高周波数帯域より周波数の低い帯域を低周波数帯域と中間周波数帯域とに分けて考える。入力端子Tinから入力した低周波数信号をキャパシタを用いないフィルタ回路16で除去する。フィルタ回路16で除去できない中間周波数信号をキャパシタCgoを有するフィルタ回路14で除去する。これにより、比較例1のような大きなキャパシタCg1からCg3が不要となる。よって、実装面積が抑制できる。また、大きなキャパシタCg1からCg3に起因したゲートバイアス電圧の帯域の制限を抑制できる。
フィルタ回路12、14および16を上記のように機能させるためには、フィルタ回路12、14および16におけるノードN1またはN2とグランドとの間のインピーダンスを以下の関係とすることが好ましい。高周波数帯域におけるフィルタ回路12のインピーダンスZ12は、フィルタ回路14および16のインピーダンスZ14およびZ16より低い。低周波数帯域におけるフィルタ回路16のインピーダンスZ16は、フィルタ回路12および14のインピーダンスZ12およびZ14より低い。中間周波数帯域におけるフィルタ回路14のインピーダンスZ14は、フィルタ回路12および16のインピーダンスZ12およびZ16より低い。
さらに、高周波数帯域において、フィルタ回路12を整合回路として機能させるため、分布定数線路Lgが設けられていることが好ましい。ノードN1とN2は共通に設けられていてもよいし、ノードN1とN2との間に線路が形成されていてもよい。
実施例2は実施例1の具体例である。図3は、実施例2に係る電子回路の回路図である。図3に示すように、電子回路102において、入力端子TinとノードN2との間にキャパシタC1および分布定数線路L1が直列に接続されている。分布定数線路Ldと出力端子Toutとの間に分布定数線路L2、L3およびキャパシタC3が直列に接続されている。分布定数線路LdとL2との間のノードとグランドとの間に分布定数線路L4とキャパシタC2が直列に接続されている。分布定数線路L4とキャパシタC2との間のノードにドレインバイアス端子Tvdが接続されている。分布定数線路L2とL3との間のノードに分布定数線路L5がオープンスタブとして接続されている。
キャパシタC1からC3は主にDCカットキャパシタとして機能する。分布定数線路L1は分布定数線路LgおよびキャパシタCgとともにゲート整合回路として機能する。分布定数線路L2からL5は分布定数線路Ldとともにドレイン整合回路として機能する。分布定数線路L4は高周波信号を遮断するチョークとしても機能する。
表1は、実施例2に用いられる分布定数線路の線路長、キャパシタの容量値、抵抗の抵抗値、トランジスタのフィンガー幅、フィンガー数の例を示す。分布定数線路は特性インピーダンスを50Ωとしている。FTE10はAlGaAsとInGaAsを用いたHEMT(High Electron Mobility Transistor)である。FET10のゲート長は0.1μmである。ゲート幅が50μmのフィンガーを6本用いている。
Figure 2017005501
実施例2によれば、57GHzから66GHzを増幅帯域とし、ゲートバイアス電圧を外部から制御可能で、かつ安定な増幅回路を提供できる。フィルタ回路12は、57GHz以上かつ66GHz以下の高周波数信号に対し、インピーダンス整合のための整合回路として機能する。フィルタ回路14は、入力端子Tinに入力した1GHz以上かつ50GHz未満の中間周波数信号を除去する。フィルタ回路16は、入力端子Tinの入力した1GHz未満の低周波数信号を除去する。
実施例1および2において、トランジスタとしてFET、第1端子としてソース、第2端子としてドレイン、および制御端子としてゲートを例に説明したが、トランジスタはバイポーラトランジスタであり、第1端子はエミッタ、第2端子はコレクタ、および制御端子はベースでもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 FET
12−16 フィルタ回路
20−28 矢印

Claims (4)

  1. 入力端子に接続された制御端子と、基準電位に接続された第1端子と、出力端子に接続された第2端子と、を有するトランジスタと、
    一端が前記制御端子と前記入力端子との間のノードに他端が基準電位に接続された第1キャパシタを有する第1フィルタ回路と、
    一端が前記ノードに接続された第1抵抗と、一端が前記第1抵抗の他端に他端が基準電位に接続された第2キャパシタと、を有し、前記ノードと前記基準電位との間で前記第1フィルタ回路と並列に接続された第2フィルタ回路と、
    一端が前記ノードに他端がバイアス端子に接続された第2抵抗と、一端が前記ノードに他端が基準電位に接続された第3抵抗と、を有する第3フィルタ回路と、
    を具備する電子回路。
  2. 高周波数帯域における前記第1フィルタ回路のインピーダンスは、前記高周波数帯域における前記第2フィルタ回路および前記第3フィルタ回路のインピーダンスより低く、
    前記高周波数帯域より周波数が低い低周波数帯域における前記第3フィルタ回路のインピーダンスは、前記低周波数帯域における前記第1フィルタ回路および前記第2フィルタ回路のインピーダンスより低く、
    前記高周波数帯域より周波数が低く前記低周波数帯域より周波数が高い中間周波数帯域における前記第2フィルタ回路のインピーダンスは、前記中間周波数帯域における前記第1フィルタ回路および前記第3フィルタ回路のインピーダンスより低い請求項1に記載の電子回路。
  3. 一端が前記ノードに接続され、他端が前記第1キャパシタの一端と前記第1抵抗の一端とに共通に接続された分布定数線路を具備する請求項1または2に記載の電子回路。
  4. 前記トランジスタはFETであり、前記第1端子はソースであり、前記第2端子はドレインであり、前記制御端子はゲートである請求項1から3のいずれか一項に記載の電子回路。
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