JP2017005303A - 受信装置及び受信装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの意図に沿った接続手順を実現できるようにする。【解決手段】送信装置と接続するための通信手段として、第1の無線通信手段と第2の無線通信手段を有する受信装置において、前記第1の無線通信手段による送信装置との接続状況を利用者が確認するための接続状況確認手段と、前記第2の無線通信手段により送信装置での送信対象データの選択情報を受け取る受信手段と、受信装置において、前記接続状況確認手段が利用できるかどうかを判断する利用可否判断手段と、前記第1の無線通信手段により前記送信装置からデータを受信するデータ受信手段と、前記受信手段によって受信された前記選択情報、及び前記利用可否判断手段による判断の結果に基づき、前記第1の無線通信手段による接続を開始するか否かを切り替えるよう制御する制御手段とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は受信装置及び受信装置の制御方法に関し、特に、送信装置から受信装置に対してデータ送信を行う際の受信装置での接続処理に関する。
近年、デジタルカメラと携帯電話とが無線LANにより接続して画像データを授受することが行われている。このシステムにおいて、デジタルカメラから携帯電話に送信される画像を、デジタルカメラで選択するモードと、携帯電話で選択するモードとを切り替えることができるシステムも知られている(特許文献1)。
しかしながら、前述の特許文献1においては、携帯電話側で他の作業を行っている可能性について考慮されていない。一般に、携帯電話で実行されるアプリケーションは、一つのアプリケーションが画面上に表示され、そのアプリケーションに対しての操作が受け付けられる。他のアプリケーションは、たとえ起動されていたとしてもバックグラウンドで動作しているので、ユーザから操作する手段に乏しい状態にある。従って、携帯電話側では必ずしもデジタルカメラと接続するためのアプリケーションがフォアグラウンドに表示されているとは限らない。このような場合に、デジタルカメラとの通信を行うと、携帯電話のユーザの操作を妨げてしまうおそれがある。
具体的には、携帯電話側でデジタルカメラから送信する画像を選ぶモードでは、携帯電話側ではデジタルカメラと接続するためのアプリケーションをフォアグラウンドに表示する必要がある。このため、接続前にフォアグラウンドに表示していた他のアプリへの操作を妨げることになる。
特に、NFCのような近接無線通信を用いて手軽に無線LAN接続を確立することが可能な装置では、ユーザが意図していないタイミングで接続してしまう可能性が高いという不都合があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、ユーザの意図に沿った接続手順を実現することを目的とする。
本発明は前述の問題点に鑑み、ユーザの意図に沿った接続手順を実現することを目的とする。
本発明の受信装置は、送信装置と接続するための通信手段として、第1の無線通信手段と第2の無線通信手段を有する受信装置において、前記第1の無線通信手段による送信装置との接続状況を利用者が確認するための接続状況確認手段と、前記第2の無線通信手段により送信装置での送信対象データの選択情報を受け取る受信手段と、受信装置において、前記接続状況確認手段が利用できるかどうかを判断する利用可否判断手段と、前記第1の無線通信手段により前記送信装置からデータを受信するデータ受信手段と、前記受信手段によって受信された前記選択情報、及び前記利用可否判断手段による判断の結果に基づき、前記第1の無線通信手段による接続を開始するか否かを切り替えるよう制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの意図に沿った接続手順を実現することができる。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態における受信装置を含む、システム全体の構成を示す図である。
デジタルカメラ101は、第1の無線通信手段であるWi−Fiモジュール102を備えており、外部のWi−Fi機器とデータ通信が可能である。また、第2の無線通信手段であるNFCタグ103により、外部のNFCリーダー機器に対して、データを送信することが可能である。
図1は、第1の実施形態における受信装置を含む、システム全体の構成を示す図である。
デジタルカメラ101は、第1の無線通信手段であるWi−Fiモジュール102を備えており、外部のWi−Fi機器とデータ通信が可能である。また、第2の無線通信手段であるNFCタグ103により、外部のNFCリーダー機器に対して、データを送信することが可能である。
スマートフォン111は、第1の無線通信手段であるネットワーク部112と、第2の無線通信手段であるNFCリーダー113を備えている。ネットワーク部112は、高速なWi−Fi通信を用いて、外部のWi−Fi機器と接続することが可能であるが、同じネットワーク部112が、4G通信を用いて、広域ネットワーク基地局122を経由して、インターネット121に接続することも可能である。
ネットワーク部112は、Wi−Fi通信と4G通信のいずれか一方のみが利用できるようになっている。また、第2の無線通信手段であるNFCリーダー113により、外部のNFCタグより、データを読み出すことが可能である。
図2は、本実施形態における受信装置の一例であるスマートフォン111の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは受信装置の一例として携帯電話の一種であるスマートフォンについて述べるが、受信装置はこれに限られない。例えば受信装置は、無線機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイス、あるいはパーソナルコンピュータなどであってもよい。
CPU203は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってスマートフォン111の各部を制御する。なお、CPU203が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部209は、撮像部209に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、CPU203にて所定の演算を行い、記録媒体204に記録される。
撮像部209は、撮像部209に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、CPU203にて所定の演算を行い、記録媒体204に記録される。
不揮発性メモリ208は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、CPU203で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ207は、表示部205の画像表示用メモリや、CPU203の作業領域等として使用される。
作業用メモリ207は、表示部205の画像表示用メモリや、CPU203の作業領域等として使用される。
操作部206は、スマートフォン111に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部206は例えば、ユーザがスマートフォン111の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部205に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部205は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。表示部205はタッチパネルを備え、入力部も兼ねる。なお、以下の説明では表示部205のことをタッチパネル205とも記載する。
記録媒体204は、撮像部209から出力された画像データを記録することができる記憶装置である。記録媒体204は、スマートフォン111に着脱可能なよう構成してもよいし、スマートフォン111に内蔵されていてもよい。すなわち、スマートフォン111は少なくとも記録媒体204にアクセスする手段を有していればよい。
記録媒体204は、撮像部209から出力された画像データを記録することができる記憶装置である。記録媒体204は、スマートフォン111に着脱可能なよう構成してもよいし、スマートフォン111に内蔵されていてもよい。すなわち、スマートフォン111は少なくとも記録媒体204にアクセスする手段を有していればよい。
接続部201は、図1のネットワーク部112の一部であり、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のスマートフォン111は、接続部201を介して、デジタルカメラ101とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、接続部201はWi−Fiモジュールであり、CPU203は、Wi−Fiモジュールを介して、デジタルカメラ101と接続することができる。
なお、デジタルカメラ101との接続では、直接接続してもよいしアクセスポイントを介して接続してもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(PictureTransferProtocoloverInternetProtocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ101との通信はこれに限られるものではない。例えば、接続部201は、赤外線通信モジュール、Bluetooth(登録商標)通信モジュール、WirelessUSB等の無線通信モジュールを含むことができる。
公衆網接続部202は、図1のネットワーク部112の一部であり、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。スマートフォン111は、公衆網接続部202を介して、他の機器と通話することができる。この際、CPU203はマイク214およびスピーカ215を介して音声信号の入力と出力を行うことで、通話を実現する。本実施形態では、公衆網接続部202は4G通信モジュールであり、CPU203は、4G通信モジュールを介して、公衆網に接続することができる。なお、接続部201および公衆網接続部202は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
符号113を付している近接無線通信部は、図1のNFCリーダー113である。
符号113を付している近接無線通信部は、図1のNFCリーダー113である。
図3は、第1の実施形態において、NFCタグ103からNFCリーダー113に渡される、選択情報XMLの例を示す図である。
選択情報XMLは、デジタルカメラ101のNFCタグ103と、スマートフォン111のNFCリーダー113を接触させることをきっかけとして、送信される。選択情報XMLには、NFCによる接触の前に、デジタルカメラ101を利用者が操作して、画像を選択していたかどうかの情報をスマートフォン111に送信するのに使われる。
選択情報XMLは、デジタルカメラ101のNFCタグ103と、スマートフォン111のNFCリーダー113を接触させることをきっかけとして、送信される。選択情報XMLには、NFCによる接触の前に、デジタルカメラ101を利用者が操作して、画像を選択していたかどうかの情報をスマートフォン111に送信するのに使われる。
具体的には、カメラ名301、カメラID文字列302、選択画像数303が含まれる。この例では、選択画像数303の値は「5」となっており、事前に5画像が選択されていたことを示している。事前に画像を選択せずに、NFC接触を行った場合には、選択画像数303の値は「0」となる。
図4は、第1の実施形態において、デジタルカメラ101と、スマートフォン111がWi−Fi通信により接続される際に、利用者がデータ受信ソフトウェアを使用中であった場合に、タッチパネル205に表示される画面出力の例を示す図である。図4の画面は、データ受信ソフトウェアに従ってCPU203が表示部205を制御することで表示される。
図4(a)は、デジタルカメラ101と、スマートフォン111が接続を開始する際の画面の一例を示す図である。
図4(a)は、デジタルカメラ101と、スマートフォン111が接続を開始する際の画面の一例を示す図である。
接続中のカメラを利用者に明確にするために、図3の選択情報XMLにおいて、カメラ名301として渡された文字列が、接続中カメラ名401として表示される。また、デジタルカメラ101とWi−Fi通信で接続しているかどうかを示すカメラ接続状況表示402と、インターネット121と接続しているかどうかを示すインターネット接続状況表示403とが表示されている。以下の説明では、この表示を接続状況確認手段と呼ぶ。この接続状況確認手段により、ネットワーク部112の接続状況を利用者が確認することができる。なお、この接続状況確認手段は、データ受信ソフトウェアがフォアグラウンドに表示されている状態で表示される。
図4(b)は、スマートフォン111が、デジタルカメラ101から、画像を取得する際の画面の一例を示す図である。
進捗表示411において、選択した画像の転送状況を確認することが可能である。また、図4(a)と同様に、カメラ接続状況412およびインターネット接続状況413により、ネットワーク部112の接続状況を利用者が確認することができる。
進捗表示411において、選択した画像の転送状況を確認することが可能である。また、図4(a)と同様に、カメラ接続状況412およびインターネット接続状況413により、ネットワーク部112の接続状況を利用者が確認することができる。
図4(c)は、画像転送完了後、デジタルカメラ101とスマートフォン111のWi−Fi接続が切断された際の画面の一例を示す図である。
切断通知メッセージ421により、利用者はデジタルカメラ101とスマートフォン111のWi−Fi接続が切断されたことを知ることができる。また、図4(a)と同様に、カメラ接続状況422およびインターネット接続状況423により、ネットワーク部112の接続状況を利用者が確認することができる。
切断通知メッセージ421により、利用者はデジタルカメラ101とスマートフォン111のWi−Fi接続が切断されたことを知ることができる。また、図4(a)と同様に、カメラ接続状況422およびインターネット接続状況423により、ネットワーク部112の接続状況を利用者が確認することができる。
図5は、第1の実施形態において、デジタルカメラ101と、スマートフォン111がWi−Fi通信により接続される際に、利用者がデータ受信とは関係ないソフトウェアを使用中であった場合に、タッチパネル205に表示される画面の例を示す図である。
図5(a)は、デジタルカメラ101と、スマートフォン111が接続を開始する際の画面の一例を示す図である。
利用者が使用しているソフトウェア画面502の上部の、通知領域と呼ばれる領域に、接続準備中通知501が表示され、スマートフォン111がデジタルカメラ101とのWi−Fi接続処理の準備中であることが利用者に通知されている。
利用者が使用しているソフトウェア画面502の上部の、通知領域と呼ばれる領域に、接続準備中通知501が表示され、スマートフォン111がデジタルカメラ101とのWi−Fi接続処理の準備中であることが利用者に通知されている。
図5(b)は、スマートフォン111が、デジタルカメラ101から、画像を取得する際の画面の一例を示す図である。画面の通知領域に、画像取得中通知511が表示され、スマートフォン111がデジタルカメラ101から画像を取得中であることが利用者に通知されている。
図5(c)は、画像転送完了後、デジタルカメラ101とスマートフォン111のWi−Fi接続が切断された際の画面の一例を示す図である。
画面の通知領域に、完了通知521が表示され、利用者は、スマートフォン111とデジタルカメラ101のWi−Fi接続が切断され、スマートフォン111においてインターネット121が利用可能となっていることを知ることができる。
画面の通知領域に、完了通知521が表示され、利用者は、スマートフォン111とデジタルカメラ101のWi−Fi接続が切断され、スマートフォン111においてインターネット121が利用可能となっていることを知ることができる。
図6は、第1の実施形態において、デジタルカメラ101に保存されている画像から、スマートフォン111の記録媒体204に保存する画像を、スマートフォン111を操作して選ぶ際の、スマートフォン111に表示される選択画面の例を示す図である。
カメラ画像一覧表示領域601には、デジタルカメラ101から、Wi−Fi通信により取得した、デジタルカメラ101に保存されている画像ファイルの縮小画像が一覧表示される。
カメラ画像一覧表示領域601には、デジタルカメラ101から、Wi−Fi通信により取得した、デジタルカメラ101に保存されている画像ファイルの縮小画像が一覧表示される。
縮小画像の取得には、画像ファイル自体の取得自体と比較して非常に短い時間しか必要ないため、デジタルカメラ101に大量の画像が保存されている場合であっても、利用者は、カメラ画像一覧を素早く確認することができる。利用者は、縮小画像に対してタップ操作を行い、選択チェックマーク602を複数付けることができる。選択マークが1画像以上に付けられた状態で、取り込みボタン603をタップすると、選択画像一覧XMLを作成し、XMLに従いデジタルカメラ101から縮小していない画像ファイルを取得する。
図7は、第1の実施形態において、利用者が選択したデジタルカメラ101内の画像ファイル一覧を示す、選択画像一覧XMLの例を示す図である。
選択画像一覧XMLは以下の二つの状況で、デジタルカメラ101またはスマートフォン111にて生成される。
一つは、デジタルカメラ101とスマートフォン111がNFC接続を行う前に、利用者がデジタルカメラ101で画像の選択を行っていた場合である。この場合、選択画像一覧XMLは、デジタルカメラ101側で生成され、スマートフォン111に送信される。
選択画像一覧XMLは以下の二つの状況で、デジタルカメラ101またはスマートフォン111にて生成される。
一つは、デジタルカメラ101とスマートフォン111がNFC接続を行う前に、利用者がデジタルカメラ101で画像の選択を行っていた場合である。この場合、選択画像一覧XMLは、デジタルカメラ101側で生成され、スマートフォン111に送信される。
もう一つは、デジタルカメラ101とスマートフォン111がNFC接続を行う前に、利用者がデジタルカメラ101で画像の選択を行っていなかった場合である。この場合、選択画像一覧XMLは、図6に示した選択画面における利用者の選択に従って、スマートフォン111側で生成される。
選択画像一覧XMLには、カメラ名701、カメラID文字列702に加えて、選択画像ファイル名703が記載されている。選択画像一覧XMLを受け取ったソフトウェアが、選択画像ファイル名703に記載されたファイルを、デジタルカメラ101に要求し、受信する。
選択画像一覧XMLには、カメラ名701、カメラID文字列702に加えて、選択画像ファイル名703が記載されている。選択画像一覧XMLを受け取ったソフトウェアが、選択画像ファイル名703に記載されたファイルを、デジタルカメラ101に要求し、受信する。
図8は、第1の実施形態において、CPU203が、スマートフォン111上で動作しているソフトウェアの状況を取得した際に生成される、ソフトウェア状況XMLの例を示す図である。
ソフトウェア一覧801には、ソフトウェアの状況を取得した際にスマートフォン111にインストールされているソフトウェアの一覧が含まれている。各ソフトウェアには、ソフトウェア名802、およびソフトウェアの動作状況803、ソフトウェアの状況変更時刻804が記載されている。
ソフトウェア一覧801には、ソフトウェアの状況を取得した際にスマートフォン111にインストールされているソフトウェアの一覧が含まれている。各ソフトウェアには、ソフトウェア名802、およびソフトウェアの動作状況803、ソフトウェアの状況変更時刻804が記載されている。
図8(a)の例において、デジタルカメラ101からの画像を受信するためのデータ受信ソフトウェア「CameraReceiver」の動作状況803は「Active」、状況変更時刻804は「201411202000」である。これは、利用者がスマートフォン111において、2014年11月20日20時00分より、CameraRceiverソフトウェアを、使用中であることを示している。
利用者が、2014年11月20日21時11分より、別のソフトウェアの利用を始めた場合の例が図8(b)である。ここでは、ソフトウェア「CameraReceiver」の状況811は「Suspended」となっている。これは、利用者が操作を行っていないことを示しており、また、状況変更時刻813から、2014年11月20日21時11分に状態が変更されたことがわかる。同時に、ソフトウェア「Game」の状況812は「Active」となっており、これにより、利用者が現在は「Game」ソフトウェアを操作中であることがわかる。
図9は、第1の実施形態において、デジタルカメラ101とスマートフォン111が、NFC接続を開始してから画像転送処理が完了するまでの、受信装置の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、不揮発性メモリ208に記憶されたプログラムをワークメモリとして機能する作業用メモリ207に展開し、CPU203が各部を制御して実現する。
デジタルカメラ101とスマートフォン111のNFC接続が開始されると、まず、S901で、CPU203は、NFCリーダー113から送信対象データの選択情報である図3のような選択情報XMLを受信する。なお、画像の選択がある場合にはここで図7のような選択画像一覧XMLを受信してもよい。
次に、S902で、CPU203は、選択情報XMLを解析し、事前にデジタルカメラ101側で画像の選択が行われていたかどうかを確認する。具体的には、CPU203は、XML内の選択画像数の項目の数値を参照し、0であれば選択が行われていない、1以上であれば選択が行われていると判断する。CPU203が、選択が行われていると判断した場合、処理はS905に進む。一方、選択が行われていないと判断した場合、処理はS903に進む。
デジタルカメラ101とスマートフォン111のNFC接続が開始されると、まず、S901で、CPU203は、NFCリーダー113から送信対象データの選択情報である図3のような選択情報XMLを受信する。なお、画像の選択がある場合にはここで図7のような選択画像一覧XMLを受信してもよい。
次に、S902で、CPU203は、選択情報XMLを解析し、事前にデジタルカメラ101側で画像の選択が行われていたかどうかを確認する。具体的には、CPU203は、XML内の選択画像数の項目の数値を参照し、0であれば選択が行われていない、1以上であれば選択が行われていると判断する。CPU203が、選択が行われていると判断した場合、処理はS905に進む。一方、選択が行われていないと判断した場合、処理はS903に進む。
S903では、CPU203は、スマートフォン111側で、接続状況確認手段が利用できるかどうかを判断する。接続状況確認手段の利用可否判断処理を行う。この処理の詳細については、後ほど図11のフローチャートで説明する。
S904では、CPU203は、接続状況確認手段が利用できるようであれば、S905に進み、利用できないようであれば、S903に戻り、再び接続状況確認手段が利用できるようになるまで待つ。
S904では、CPU203は、接続状況確認手段が利用できるようであれば、S905に進み、利用できないようであれば、S903に戻り、再び接続状況確認手段が利用できるようになるまで待つ。
S905においては、デジタルカメラ101とのWi−Fi接続を開始する。ここでは、利用者に対して、接続準備中であることを、その時点でのデータ受信ソフトウェアの状況に応じて、図4(a)あるいは図5(a)のように表示を行う。また、この時点で、図8に示すようなソフトウェア状況XMLの取得を行う。
S906では、CPU203は、S902と同様に、選択情報XMLより、事前にデジタルカメラ101側で画像の選択が行われていたかどうかを確認する。CPU203は、選択が行われていると判断した場合は、処理をS910へ進め、行われていないと判断した場合にはS907に進める。
S907では、Wi−Fi接続により、デジタルカメラ101より、保存されている画像の縮小画像を取得した後、S908で、図6に示すような画像選択画面を表示する。縮小画像の取得には、画像ファイル自体の取得自体と比較して非常に短い時間しか必要ないため、デジタルカメラ101に大量の画像が保存されている場合であっても、利用者は、カメラ画像一覧を素早く確認することができる。
S907では、Wi−Fi接続により、デジタルカメラ101より、保存されている画像の縮小画像を取得した後、S908で、図6に示すような画像選択画面を表示する。縮小画像の取得には、画像ファイル自体の取得自体と比較して非常に短い時間しか必要ないため、デジタルカメラ101に大量の画像が保存されている場合であっても、利用者は、カメラ画像一覧を素早く確認することができる。
画像選択画面で画像を選択し、取り込みボタン603をタップすると、S909で、図7に示すような選択画像一覧XMLを生成した後、S911に進む。
S907からS909の処理は、事前にデジタルカメラ101で画像選択を行っていなかった場合の処理である。事前に選択が行われていた場合には、S910において、Wi−Fi通信により、デジタルカメラより、選択画像一覧XMLを取得した後、S911に進む。つまり、事前にデジタルカメラ101で画像選択を行っていてもいなくても、S911の段階では、利用者が取り込みたいと選択した画像の一覧が、選択画像一覧XMLの形式で存在することになる。
S907からS909の処理は、事前にデジタルカメラ101で画像選択を行っていなかった場合の処理である。事前に選択が行われていた場合には、S910において、Wi−Fi通信により、デジタルカメラより、選択画像一覧XMLを取得した後、S911に進む。つまり、事前にデジタルカメラ101で画像選択を行っていてもいなくても、S911の段階では、利用者が取り込みたいと選択した画像の一覧が、選択画像一覧XMLの形式で存在することになる。
S911では、選択画像一覧XMLに従い、実際にWi−Fi通信により画像ファイルを取得する。ここでは、利用者に対して、画像を取得中であることを、その時点でのデータの受信状況に応じて、図4(b)あるいは図5(b)のように表示を行う。画像の転送が終われば、S912において、デジタルカメラ101とのWi−Fi接続を自動的に切断する。
S913からS916までの処理は、利用者に対する切断通知の表示の有無に関する処理である。
まず、S913で、図8に示すようなソフトウェア状況XMLの取得を行う。
続いて、S914で、CPU203は、ソフトウェア状況XMLの解析を行い、データ受信ソフトを利用者が使用中であるかどうかを判断する。判断の結果、使用中であれば、S916で、図4(c)のような切断通知を表示する。
まず、S913で、図8に示すようなソフトウェア状況XMLの取得を行う。
続いて、S914で、CPU203は、ソフトウェア状況XMLの解析を行い、データ受信ソフトを利用者が使用中であるかどうかを判断する。判断の結果、使用中であれば、S916で、図4(c)のような切断通知を表示する。
データ受信ソフトを利用者が使用中でなければ、S915で、CPU203は、S905で取得したソフトウェア状況XMLと、現時点でのソフトウェア状況XMLの比較を行う。ここで、デジタルカメラ101との接続中に、利用者がスマートフォン111を利用したかしなかったかに応じて、切断通知を行うか行わないかを判断する切断通知判断処理を行う。両者に違いがない場合、利用者は、Wi−Fiによる画像データの受信の間、ソフトウェアを使用しておらず、この場合には切断通知を表示する必要がないと判断し、処理を終了する。違いがあった場合には、スマートフォン111を利用者が使っていると判断し、S916において、図5(c)のような切断通知を表示した上で、処理を終了する。
図10は、第1の実施形態において、デジタルカメラ101と、スマートフォン111がNFC接続された場合の画面出力の例を示す図である。これは、事前にデジタルカメラ101で画像選択が行われていなかった場合、利用者にデータ受信ソフトの起動を促すために、タッチパネル205に表示される。通知領域には、データ受信ソフト有効化メッセージ1001が表示され、このメッセージをタップすることでデータ受信ソフトウェアを起動することができる。
図11は、第1の実施形態において、図9のS903において行われる、接続状況確認手段の利用可否判断処理の流れを示すフローチャートである。
まず、S1101において、図8に示すようなソフトウェア状況XMLの取得を行う。
次に、S1102において、CPU203は、ソフトウェア状況XMLに基づき、利用者がデータ受信ソフトウェアを使用中であるかどうかを判断する。使用中であると判断した場合は、データ受信ソフトウェアはフォアグラウンドに表示されており、故に接続状況確認は可能であると判断し、図9の処理に戻る。使用中でないと判断した場合には、S1103に進み、図10に示すような、データ受信ソフトの起動を促す接続状況確認手段の有効化処理である通知を行った後、接続状況確認は不可能であると判断し、図9の処理に戻る。
まず、S1101において、図8に示すようなソフトウェア状況XMLの取得を行う。
次に、S1102において、CPU203は、ソフトウェア状況XMLに基づき、利用者がデータ受信ソフトウェアを使用中であるかどうかを判断する。使用中であると判断した場合は、データ受信ソフトウェアはフォアグラウンドに表示されており、故に接続状況確認は可能であると判断し、図9の処理に戻る。使用中でないと判断した場合には、S1103に進み、図10に示すような、データ受信ソフトの起動を促す接続状況確認手段の有効化処理である通知を行った後、接続状況確認は不可能であると判断し、図9の処理に戻る。
利用者は、図10の画面において、データ受信ソフト有効化メッセージ1001をタップすることでデータ受信ソフトを起動することができる。起動した場合、再度図11の処理を行うことで、接続状況確認が可能であると判断できることになる。接続状況確認手段が利用不能から利用可能になった場合には、Wi−Fi接続の処理を行い、デジタルカメラ101とのWi−Fi接続を開始する。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。前述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 デジタルカメラ
102 Wi−Fiモジュール
103 NFCタグ
111 スマートフォン
112 ネットワーク部
121 インターネット
122 広域ネットワーク基地局
203 CPU
204 記録媒体
205 表示部(タッチパネル)
206 操作部
207 作業用メモリ
208 不揮発性メモリ
209 撮像部
102 Wi−Fiモジュール
103 NFCタグ
111 スマートフォン
112 ネットワーク部
121 インターネット
122 広域ネットワーク基地局
203 CPU
204 記録媒体
205 表示部(タッチパネル)
206 操作部
207 作業用メモリ
208 不揮発性メモリ
209 撮像部
Claims (8)
- 送信装置と接続するための通信手段として、第1の無線通信手段と第2の無線通信手段を有する受信装置において、
前記第1の無線通信手段による送信装置との接続状況を利用者が確認するための接続状況確認手段と、
前記第2の無線通信手段により送信装置での送信対象データの選択情報を受け取る受信手段と、
受信装置において、前記接続状況確認手段が利用できるかどうかを判断する利用可否判断手段と、
前記第1の無線通信手段により前記送信装置からデータを受信するデータ受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記選択情報、及び前記利用可否判断手段による判断の結果に基づき、前記第1の無線通信手段による接続を開始するか否かを切り替えるよう制御する制御手段とを備える
ことを特徴とする受信装置。 - 前記利用可否判断手段は、
前記送信装置からのデータ受信とは関係ない処理が実行されている場合には、前記接続状況確認手段が利用不能であると判断することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 前記接続状況確認手段が利用不能であると判断された場合であっても、前記接続状況確認手段を利用可能とするように、利用者に受信装置の操作を促す有効化手段を更に備え、
前記有効化手段によって前記接続状況確認手段が利用可能になった場合には、前記制御手段は、前記第1の無線通信手段による接続を開始するよう制御することを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。 - 前記データ受信手段によるデータ受信が完了したならば、自動的に、前記第1の無線通信手段による送信装置との接続を切断する切断手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受信装置。
- 前記切断手段により送信装置との接続を切断された場合、利用者に、切断されたことを通知する切断通知手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
- 送信装置との接続中に、利用者が受信装置を利用したかしなかったかに応じて、切断通知を行うか行わないかを判断する切断通知判断手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
- 送信装置と接続するための通信手段として、第1の無線通信手段と第2の無線通信手段を有する受信装置の制御方法において、
前記第1の無線通信手段による送信装置との接続状況を利用者が確認するための接続状況確認工程と、
前記第2の無線通信手段により送信装置での送信対象データの選択情報を受け取る受信工程と、
受信装置において、前記接続状況確認工程が利用できるかどうかを判断する利用可否判断工程と、
前記第1の無線通信手段により前記送信装置からデータを受信するデータ受信工程と、
前記受信工程において受信された前記選択情報、及び前記利用可否判断工程における判断の結果に基づき、前記第1の無線通信手段による接続を開始するか否かを切り替えるよう制御する制御工程とを備える
ことを特徴とする受信装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の受信装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114151A JP2017005303A (ja) | 2015-06-04 | 2015-06-04 | 受信装置及び受信装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015114151A JP2017005303A (ja) | 2015-06-04 | 2015-06-04 | 受信装置及び受信装置の制御方法 |
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Family Applications (1)
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2015
- 2015-06-04 JP JP2015114151A patent/JP2017005303A/ja active Pending
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