JP2017001495A - Vehicle seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、乗物用シートに関する。 The present invention relates to a vehicle seat.
乗物用シートには、着座者を支持するために布帛等の面状支持部材が、クッション材であるパッド材の受け部材としてシートフレームとの間に備えられているものがある。特許文献1に記載の乗物用シートにおいては、パッド材の裏面(着座面と反対側の面)がシートフレームに配設された面状支持部材に全面的に当接することで支持されている。
In some vehicle seats, a sheet-like support member such as a fabric is provided between the seat frame as a receiving member for a pad material, which is a cushion material, in order to support a seated person. In the vehicle seat described in
特許文献1に記載の技術においては、パッド材裏面が面状支持部材に全面的に当接していることから、乗員が着座したときにパッド材裏面と面状支持部材表面との間で面内方向に相対的な動きが生じにくい。これによって、パッド材及び面状支持部材が着座者の身体形状に沿った湾曲形状に変形しにくく、着座者の身体とパッド材との接触面積が少なくなって座圧の分散が不十分となり座り心地が損なわれるという問題があった。
In the technique described in
このような問題に鑑み本発明の課題は、パッド材を面状支持部材で支持する乗物用シートにおいて、着座者の座圧分布の分散化を図り座り心地を向上させた乗物用シートを提供することにある。 In view of such problems, an object of the present invention is to provide a vehicle seat in which a seating pressure distribution of a seated person is dispersed and a seating comfort is improved in a vehicle seat that supports a pad material with a planar support member. There is.
本発明の第1発明は、乗物用シートであって、シートフレームと、該シートフレームに張設されて着座者の荷重を支持する面状支持部材と、該面状支持部材に載置されてクッション材としての機能を有するパッド材と、を備え、該パッド材の前記面状支持部材に対する当接面は凹凸形状部を有して前記面状支持部材に部分的に当接する面に形成されていることを特徴とする。 The first invention of the present invention is a vehicle seat, comprising a seat frame, a planar support member that is stretched on the seat frame and supports a load of a seated person, and is placed on the planar support member. A pad material having a function as a cushion material, and a contact surface of the pad material with respect to the planar support member is formed on a surface that has an uneven portion and partially contacts the planar support member. It is characterized by.
第1発明によれば、乗員が着座したとき面状支持部材に当接するパッド材の凹凸形状部分は、パッド材の湾曲形状への変形に伴い面状支持部材との間で働く面内方向のせん断力によって変形し、パッド材裏面と面状支持部材表面との間で相対的な動きを生ずる。これによって、パッド材及び面状支持部材は着座者の身体形状に沿った下に向って凸の滑らかな湾曲形状に変形し、着座者の身体とパッド材との接触面積が大きく確保できる。そして、着座者の座圧分布の分散化が図られ座り心地が向上する。 According to the first invention, when the occupant is seated, the uneven portion of the pad material that contacts the planar support member is in the in-plane direction working with the planar support member as the pad material is deformed into the curved shape. The deformation is caused by the shearing force, and a relative movement occurs between the back surface of the pad material and the surface of the planar support member. As a result, the pad material and the planar support member are deformed into a smoothly curved shape convex downward along the body shape of the seated person, and a large contact area between the body of the seated person and the pad material can be secured. Then, the seating pressure distribution of the seated person is dispersed, and the sitting comfort is improved.
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記凹凸形状部は並列して延びる断面が波形状に形成されていることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect described above, the concavo-convex shape portion has a wave-like cross section extending in parallel.
第2発明によれば、凹凸形状が滑らかに変化する簡潔な形状であることによりパッド材の成形が容易になる。 According to the second aspect of the invention, the pad material can be easily molded by the simple shape in which the uneven shape changes smoothly.
本発明の第3発明は、上記第2発明において、着座者の座圧の高い部分に相当する前記波形状の波ピッチを、着座者の座圧の低い部分に相当する前記波形状の波ピッチより短くしたことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the above second aspect, the wave shape wave pitch corresponding to a portion where the seating pressure of the seated person is high is set to the wave pitch of the wave shape corresponding to a portion where the seating pressure of the seated person is low. It is characterized by being shorter.
第3発明によれば、着座者の座骨結節部のように座圧の高い部分においては、大腿部のように座圧の低い部分より波形状のピッチを短くすることにより、着座により凹凸部が変形してフラットになってしまうことを抑制できる。これによって、着座面全域においてパッド材裏面と面状支持部材表面との間で面内方向に生ずる相対的な動きが確保され、着座者の座圧分布の分散化を図り座り心地を向上させることができる。 According to the third aspect of the present invention, in the portion where the seat pressure is high, such as the sciatic nodule portion of the seated person, the corrugated portion is formed by sitting by shortening the corrugated pitch than the portion where the seat pressure is low like the thigh Can be prevented from deforming and becoming flat. This ensures relative movement that occurs in the in-plane direction between the back surface of the pad material and the surface of the planar support member over the entire seating surface, and improves the sitting comfort by distributing the seating pressure distribution of the seated person. Can do.
図1〜図5は、本発明の一実施形態を示す。本実施形態は、自動車用シートに本発明を適用した例である。各図中、矢印により自動車のフロアFに自動車用シート1を取付けた時の自動車の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
1 to 5 show an embodiment of the present invention. The present embodiment is an example in which the present invention is applied to an automobile seat. In each figure, each direction of the automobile when the
図1に示すように、本実施形態の自動車用シート1は、シートクッション2とシートバック3とヘッドレスト4とを備えている。シートクッション2の後端部には、リクライナ(不図示)を介してシートバック3の下端部が取付けられており、シートバック3はシートクッション2に対して角度調整が可能とされている。シートバック3及びヘッドレスト4については、公知の構成のものであるので説明を省略し、シートクッション2について説明していく。ここで、自動車用シート1が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
As shown in FIG. 1, the
図1及び図2に示すように、シートクッション2は、フロアF上に左右一対のスライドレール5を介して取付けられており、スライドレール5によってフロアFに対するシートクッション2の前後方向位置調整が可能とされている。シートクッション2は、クッションフレーム10と、パッド支持機構20と、クッションパッド30と、クッションカバー40と、を備えている。クッションフレーム10は、上面視でシートクッション2の外周形状に沿った四角枠状に形成されている。具体的には、クッションフレーム10は、左右一対の前後方向に長尺な鋼板材よりなるサイドフレーム11と、サイドフレーム11の前端部間に架け渡し状に設けられた鋼板製のフロントパネル12と、サイドフレーム11の前部間でフロントパネル12の後方に架け渡し状に設けられたフロントパイプ13と、サイドフレーム11の後部間に架け渡し状に設けられたリアパイプ14と、から構成される。リアパイプ14は、リフター機構15を構成するリア側のリンクとサイドフレーム11との連結軸同士を一体的に連結するコネクティングロッドとして構成されている。そのために、連結軸間に架け渡された状態として、サイドフレーム11の後部間に回転可能に取付けられている。各サイドフレーム11は、それらの上縁部と下縁部とがシート内側に折り曲げられた形状とされて、曲げや捻りに対する強度が高められている。ここで、クッションフレーム10が、特許請求の範囲の「シートフレーム」に相当する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図2〜図5に示すように、パッド支持機構20は、クッションフレーム10に対してクッションパッド30の裏面を支持するための機構である。パッド支持機構20は、上面から見て略矩形状に形成された布状部材21と、布状部材21の前端部をフロントパイプ13に対して支持するフロント連結部材22と、布状部材21の後端部をリアパイプ14に対して支持するリア連結部材23と、を備えている。布状部材21は、着座乗員の荷重を受け止めることのできる高い引張り性能を備えた伸縮性を有する1枚の布帛材により形成されている。布帛材としては、ポリエステル繊維製の織物や編物が好適に使用される。布状部材21の前端部にはフロント連結部材22に対応してチューブ状部21aが設けられている。チューブ状部21aは、前方向に延設された左右一対のフロント延設部21a1を後方向に折り返して、その端末部分近傍を縫製ライン21a2に沿って本体部に対して縫製することで形成されている。また、布状部材21の後端部にはリア連結部材23に対応してチューブ状部21bが設けられている。チューブ状部21bは、後方向に延設された左右一対のリア延設部21b1を前方向に折り返して、その端末部分近傍を縫製ライン21b2に沿って本体部に対して縫製することで形成されている。ここで、布状部材21が、特許請求の範囲の「面状支持部材」に相当する。
As shown in FIGS. 2 to 5, the
図3及び図4に示すように、フロント連結部材22は、鋼製のワイヤを折り曲げ加工した線状部材である。略U字状に折り曲げたワイヤを、その閉じ部側の横線部22aがフロントパイプ13の軸線と平行になるように配置して、その開口部側の両縦線部をフロントパイプ13の外周に巻きつけるように賦形した一対のR形状部22bを形成する。この後、ばね特性を付与するために焼入れ加工を施してフロント連結部材22を得る。フロント連結部材22の、布状部材21のチューブ状部21aへの取付けは、次のように行われる。フロント連結部材22のR形状部22bが布状部材21の反対側に来る向きで、横線部22aをフロント延設部21a1上に載置し、フロント延設部21a1の端末を横線部22aを下から巻き込みながら後方向に折り返して、その端末部分近傍を本体部に対して縫製する。すなわち、布状部材21のチューブ状部21aの形成と同時にチューブ状部21aへのフロント連結部材22の取付が行われる。
As shown in FIGS. 3 and 4, the front connecting
図3及び図4に示すように、リア連結部材23は、鋼製のワイヤを折り曲げ加工した線状部材である。対向端部が長辺部の略中央部分に来るように、略矩形状に折り曲げたワイヤを準備し、長辺部23aをリアパイプ14の軸線と平行になるように配置して、短辺部をリアパイプ14の外周に巻きつけるように賦形した一対のR形状部23bを形成する。次に、一長辺部23aの対向端部同士をプレートを巻き付けてチューブ状にしたチューブ部材23cで覆ってかしめる。この後、ばね特性を付与するために焼入れ加工を施してリア連結部材23を得る。布状部材21のチューブ状部21bへのリア連結部材23の取付けは、次のように行われる。リア連結部材23の後側の長辺部23a1が布状部材21の反対側に来る向きで、前側の長辺部23a2をリア延設部21b1上に載置する。そして、リア延設部21b1の端末を、長辺部23a2を下から巻き込みながら前方向に折り返して、その端末部分近傍を本体部に対して縫製する。すなわち、布状部材21のチューブ状部21bの形成と同時にチューブ状部21bへのリア連結部材23の取付が行われる。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
図3に示すように、布状部材21の前端部において、チューブ状部21aに、フロント連結部材22の横線部22aが通された状態で、フロント連結部材22のR形状部22bには樹脂カバー22cが取付けられている。樹脂カバー22cは、フロント連結部材22のR形状部22bが直接フロントパイプ13に接触して異音等が発生しないようにする機能を有する。樹脂カバー22cの内側(フロントパイプ13側)には、断面がU字状の溝が設けられ、その溝にR形状部22bを嵌め込んだとき、R形状部22bが溝中に埋設された状態で保持されて溝から露出しないように構成されている。これによって、フロント連結部材22は、そのR形状部22bがフロントパイプ13に係止されたとき、フロントパイプ13に直接接触しないようになる。
As shown in FIG. 3, at the front end portion of the cloth-
図3に示すように、布状部材21の後端部において、チューブ状部21bにリア連結部材23の長辺部23a2が通された状態で、リア連結部材23のR形状部23bには樹脂カバー23eが取付けられている。樹脂カバー23eは、リア連結部材23のR形状部23bが直接リアパイプ14に接触して異音等が発生しないようにする機能を有する。樹脂カバー23eの内側(リアパイプ14側)には、断面がU字状の溝が設けられ、その溝にR形状部23bを嵌め込んだとき、R形状部23bが溝中に埋設された状態で保持されて溝から露出しないように構成されている。これによって、リア連結部材は、そのR形状部23bがリアパイプ14に係止されたとき、リアパイプ14に直接接触しないようになる。
As shown in FIG. 3, at the rear end of the cloth-
図3に示すように、布状部材21に取付けられたフロント連結部材22とリア連結部材23とは、それぞれ、フロントパイプ13とリアパイプ14に係止される。具体的には、フロント連結部材22のR形状部22bに樹脂カバー22cが取付けられた状態でフロントパイプ13に係止される。また、リア連結部材23のR形状部23bに樹脂カバー23eが取付けられた状態でリアパイプ14に係止される。この状態で、パッド支持機構20は、クッションフレーム10に対して取付けられる。
As shown in FIG. 3, the
図2、図4及び図5に示すように、クッションパッド30は、軟質ポリウレタン発泡体製のクッション体である。クッションパッド30は、パッド支持機構20によって下から支えられている。クッションパッド30は、着座者の尻部及び大腿部の下面部を支持する天板部31と、着座者身体の尻部及び大腿部の側面部を支持する土手部32と、を有している。天板部31は、天板前部31a、天板中部31b、天板後部31cの3つの部分に分かれており、その前後長はいずれも天板部31前後長の1/3程度とされている。天板中部31bと天板後部31cの肉厚は50mm程度に設定され、天板前部31aは前端部が70mm程度で後端部が50mm程度に設定されている。土手部32は、天板部31の左右両側において上方に向かって張り出した凸形状をしている。張り出しの長さは、天板部31の上面部から天板部31の肉厚分程度である。天板前部31aと天板中部31bの間には左右方向に延びる前横吊り込み溝31dが設けられ、天板中部31bと天板後部31cの間には左右方向に延びる後横吊り込み溝31eが設けられている。左右の土手部32と天板部31の間には前後方向に延びる縦吊り込み溝32aが設けられている。前横吊り込み溝31dの底面部31d1、後横吊り込み溝31eの底面部31e1、縦吊り込み溝32aの底面部32a1には、それぞれ、クッションカバー40の縫製部を吊り込んで固定するためのワイヤ(図示せず)がインサートされている。
As shown in FIGS. 2, 4 and 5, the
図4に示すように、天板前部31aの裏面(着座面と反対側の面)は、ほぼ平坦に形成されていて、フロントパネル12の上面に当接して支持される。図4及び図5に示すように、天板中部31bと天板後部31cの裏面には前後方向に延びる溝状の凹部31fが4本形成されている。詳しくは、凹部31fの前後方向長さは、前横吊り込み溝31dの後部から天板後部31cの前後方向中央部までで、左右方向幅は、後横吊り込み溝31eの長さの1/6程度であり、上下方向の深さは10mm程度である。また、凹部31fは天板部31の左右方向中央線の左右両側に2本ずつ平行に配置されており、並列する凹部31fの間には凸部31gが形成されている。すなわち、図5に示すように、4本の凹部31fと3本の凸部31gとが断面波状に形成されている。天板中部31bと天板後部31cの裏面は、パッド支持機構20の布状部材21の上面に当接して支持される。したがって、天板中部31bと天板後部31cの凹部31fが形成されている部分においては、凸部31gの頂部が布状部材21の上面に当接している。図4に示すように、天板前部31aの裏面前端部には前巻込み部31a1が形成されてフロントパネル12の前面に当接している。また、天板後部31c裏面後端部には後巻込み部31c1が形成されてリアパイプ14の後面に当接している。左右の土手部32の裏面には着座面方向に延びる側凹部32cが設けられ、土手部32の左右端部には下方に向って延びる側ヒレ部32bが設けられている。側凹部32cの底面部は、サイドフレーム11の上面部に当接して支持される。ここで、凹部31fと凸部31gが、特許請求の範囲の「凹凸形状部」に相当する。
As shown in FIG. 4, the back surface (the surface opposite to the seating surface) of the top
図4及び図5に示すように、クッションパッド30をクッションフレーム10及びパッド支持機構20の上に載置した状態で、上方からクッションカバー40を被せつける。そして、前後左右のクッションカバー40端末部をクッションフレーム10に係止するとともに、クッションカバー40の縫製部をクッションパッド30の前横吊り込み溝31d、後横吊り込み溝31e、縦吊り込み溝32aに吊り込んで固定する。これによって、シートクッション2が形成される。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
以上のように構成される実施形態は、以下のような作用効果を奏する。乗員が着座したとき着座者の体重の多くが印加される天板中部31bと天板後部31cの裏面には前後方向に延びる溝状の凹部31fが形成されている。これによって、クッションパッド30の凸部31gは、布状部材21の撓み変形に追従して布状部材21との間で働く面内方向のせん断力によって変形する。このとき、クッションパッド30の裏面と布状部材21の表面との間で相対的な動きを生じ、クッションパッド30と布状部材21が着座者の身体形状に沿った下に向って凸の滑らかな湾曲形状に変形する。これによって、着座者の身体とクッションパッド30との接触面積が大きく確保できるので、着座者の座圧分布の分散化が図られ座り心地が向上する。また、凹部31fと凸部31gは断面が波状に形成されているので、滑らかな裏面形状を形成できクッションパッド30の成形が容易となる。
The embodiment configured as described above has the following operational effects. Groove-shaped
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。 As mentioned above, although specific embodiment was described, this invention is not limited to those external appearances and structures, A various change, addition, and deletion are possible in the range which does not change the summary of this invention. For example, the following can be mentioned.
1.上記実施形態においては、天板中部31bと天板後部31cに連続する同一断面の凹部31fを形成した。しかし、これに限らず、天板中部31bと天板後部31cで形成する凹部31fの本数を変えてもよい。すなわち、主として大腿部を支え座圧が低い天板中部31bにおいては凹部31fの本数を少なくして、主として尻部を支え座圧が高い天板後部31cにおいては凹部31fの本数を多く配置してもよい。例えば、天板後部31cにおいては上記実施形態と同じ4本の凹部31fを設け、天板中部31bにおいては2本の凹部31fより幅の広い凹部を設けるようにしてもよい。これによって、着座者の座骨結節部に相当する位置のように座圧の高い部分においては、凹部31fが多く、すなわち波形状のピッチが短く形成されてより凸部31gが潰れてフラットになりにくくなる。一方、大腿部に相当する位置のように座圧の低い部分においては、凹部が少なく、すなわち波形状のピッチが長く形成されてより凸部31gが潰れてフラットになりやすくなる。これによって、着座面全域においてクッションパッド30裏面と布状部材21表面との間で生ずる相対的な動きが確保され、着座者の座圧分布の分散化を図り座り心地を向上させることができる。
1. In the above-described embodiment, the
2.上記実施形態においては、クッションパッド30の裏面に不織布等の補強部材を配設してはいないが、これに限らず、不織布等の補強部材を配設してもよい。この場合、クッションパッド30の裏面と布状部材21表面との間の摩擦係数を低めてより面内方向の相対的な動きを確保しやすくなる。
2. In the above embodiment, a reinforcing member such as a non-woven fabric is not provided on the back surface of the
3.上記実施形態においては、凹部31fの配設方向を前後方向としたが、これに限らず、左右方向としてもよい。また、部位によって前後方向と左右方向とを使い分けてもよい。
3. In the above embodiment, the arrangement direction of the
4.上記実施形態においては、面状支持部材として布状部材21を使用したが、これに限らず、樹脂製の線材を格子状に結合して面状に形成したものを使用してもよい。
4). In the said embodiment, although the cloth-
5.上記実施形態においては、本発明を自動車のシートのシートクッションに適用したが、これに限らず、シートバックに適用してもよい。さらに、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。 5. In the said embodiment, although this invention was applied to the seat cushion of the seat of a motor vehicle, you may apply not only to this but to a seat back. Furthermore, the present invention may be applied to a seat mounted on an airplane, a ship, a train, or the like.
1 自動車用シート(乗物用シート)
2 シートクッション
10 クッションフレーム(シートフレーム)
20 パッド支持機構
21 布状部材(面状支持部材)
30 クッションパッド(パッド材)
31g 凸部(凹凸形状部)
31f 凹部(凹凸形状部)
F フロア
1 Car seat (vehicle seat)
2
20
30 Cushion pad (pad material)
31g Convex part (concavo-convex shape part)
31f Concave portion (uneven shape)
F floor
Claims (3)
シートフレームと、該シートフレームに張設されて着座者の荷重を支持する面状支持部材と、該面状支持部材に載置されてクッション材としての機能を有するパッド材と、を備え、
該パッド材の前記面状支持部材に対する当接面は凹凸形状部を有して前記面状支持部材に部分的に当接する面に形成されている乗物用シート。 A vehicle seat,
A seat frame, a planar support member that is stretched on the seat frame and supports the load of a seated person, and a pad material that is placed on the planar support member and functions as a cushioning material,
A vehicle seat, wherein a contact surface of the pad material with respect to the planar support member has a concavo-convex shape portion and is formed on a surface that partially contacts the planar support member.
3. The vehicle seat according to claim 2, wherein the wave shape wave pitch corresponding to a portion where the seating pressure of the seated person is high is shorter than the wave shape wave pitch corresponding to the portion where the seating pressure of the seated person is low.
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