JP2017000967A - 浄化装置及び浄化処理車 - Google Patents

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Abstract

【課題】分離処理と浄化処理をそれぞれ行う2つの装置を1つの装置にパッケージ化して、装置を小型化し現場への運搬を容易にすると共に、単位時間当たりの汚染土壌の処理量を向上させる浄化装置を提供する。【解決手段】軸回りに回転可能なドラム1と、ドラム1内に固定されて収容される筒状の篩2と、ドラム1と篩2との間に設けられる螺旋状の第一ブレード4と、篩2内に設けられる螺旋状の第二ブレード5を備え、篩2内に投入された土壌を篩2で分離し、分離された汚染土砂のみをドラム1と篩2との間の処理槽6に集めて、処理槽6に薬剤を投入して浄化処理する。【選択図】 図2

Description

この発明は、有害物質が含まれる土壌を浄化する装置に関する。
近年、ポリ塩化ビフェニル(PCB)等の有害物質が土壌に吸収されて引き起こされる土壌汚染が社会問題になっている。
このような土壌汚染の対応策として、例えば、土石を分離する土石分離機と、土石分離機にて分離された土を細かく粉砕する土粉砕機と、土に含まれる汚染物質を不溶化する不溶化剤を粉砕された土に散布する散布機とを備えた浄化装置がある(特許文献1参照)。
この浄化装置によると、土石分離機によって分離された汚染物質を含む土が、土粉砕機に投入されて、土粉砕機に設けられたベルトコンベアによって移動しながら粉砕ロータによって細かく粉砕された後、散布機によって不溶化剤が散布されて不溶化処理される。
特開2006−328679
しかしながら、特許文献1の浄化装置では、汚染された土と汚染されていない石とを分離する土石分離機と、分離された汚染土に薬剤を散布して汚染土を浄化する浄化処理を行う散布機を必要とするため、浄化装置全体が大型化し、当該装置の運搬が困難である。
また、土石分離機での処理を終えてから、次の散布機で処理を行わなくてはならず、単位時間当たりに処理できる汚染土壌の量が少なく、処理に時間がかかってしまう。
そこで、本発明では、 装置を小型化し現場への運搬を容易にすると共に、単位時間当たりの汚染土砂の処理量を向上させる浄化装置を提供するものである。
前記課題を解決するための手段は、ドラムと、前記ドラム内に固定されて収容される筒状の篩と、前記ドラムと前記篩との間に設けられる螺旋状の第一ブレードと、前記篩内に設けられる螺旋状の第二ブレードを備えてなる。そのため、ドラムを回転させつつ篩内に例えば石や岩(石礫)と汚染土砂が含まれる土(浄化対象物)を投入すると、篩が石礫を除去して汚染土砂をドラムと篩との間の処理槽に送り込み、処理槽にて汚染土砂と薬剤を撹拌できる。このように、浄化装置では、一つの装置で、土を汚染土砂と石礫とに分離する分離処理と汚染土砂と薬剤を撹拌する浄化処理を同時に行える。
また、前記篩内に挿入されて、先端が前記ドラムに連結され、前記篩と前記ドラムの間に開口する取込口を有する内筒と、前記内筒内に設けられる螺旋状の第三ブレードを備えるようにしてもよい。そのため、ドラムを回転させつつ篩内に土を投入すると、篩が石礫を除去して汚染土砂のみをドラムと篩との間の空間に送り込まれ、さらに、取込口から処理槽となる内筒内に汚染土砂が収容されるため、内筒内にて汚染土砂と薬剤を撹拌できる。このように、浄化装置では、一つの装置で、土を汚染土砂と石礫とに分離する分離処理と汚染土砂と薬剤を撹拌する浄化処理を同時に行える。また、この構成によると、篩とドラムの間の槽にふるい分けられた汚染土砂が、第一ブレードに押し込まれて取込口から内筒内に収容される。そのため、汚染土砂がドラム先端に堆積してしまい、篩の特に先端側が篩として機能せずに、篩内に汚染土砂が残ってしまうのを確実に防止できる。
また、前記ドラムと前記篩との間を処理槽として、前記処理槽に薬剤を投入する投入ノズルを備えるようにしてもよい。この構成によると、汚染土砂のみが収容されている処理槽であるドラムと篩との間に直接薬剤を投入でき、有害物質を効率的に浄化できる。
また、前記内筒内を処理槽として、前記処理槽に薬剤を投入する投入ノズルを備えるようにしてもよい。この構成によると、汚染土砂のみが収容されている処理槽である内筒内に直接薬剤を投入でき、汚染土砂を効率的に浄化できる。
また、前記篩内を分離槽として、内容物が排出されるシュートを前記分離槽と前記処理槽にそれぞれ備え、前記処理槽側の前記シュートは密閉された貯留槽に連通されるようにしてもよい。この構成によると、処理槽で浄化処理された汚染土砂を貯留槽に一時的に保管して、安全性を確認してから破棄でき、より安全に作業を行える。
また、前記ドラムの内壁に螺旋状の長ブレードが固定されて設けられ、前記篩を長ブレードに取り付けて前記ドラム内に設け、前記長ブレードの前記ドラム固定側から前記篩までを前記第一ブレードとし、前記篩から前記長ブレードの端部までを前記第二ブレードとするようにしてもよい。この構成によると、篩にブレードの荷重がかからないため、篩の強度が向上する。
また、前記ドラムと前記篩の開口端を閉鎖する閉鎖部材と、前記閉鎖部材に設けたホッパと、前記ホッパの投入口を密閉可能なホッパカバーを備えるようにしてもよい。この構成によると、ドラム内への投入口であるホッパが密閉されているので、ドラムの中で粉塵が舞い上がったとしてもホッパから逆流して漏れ出す恐れがない。
また、前記浄化装置と、前記ドラムを回動自在に支持する架台と、前記ドラムを回転駆動する駆動源と、前記架台を有する車両を備える浄化処理車としてもよい。浄化装置は、ドラム内に設けた篩で分離処理を、篩とドラムとの間或いは内筒を設ける場合には内筒内を処理槽として浄化処理を同時に実行でき、小型であるため、車両へ架装が容易に行える。
よって、浄化装置の作業現場への移動が容易となり、汚染土砂の浄化をオンサイト処理できる。また、車両に備えられた駆動源を利用してドラムを回転駆動させるため、浄化装置を車両に搭載したまま作業できる。
本発明の浄化装置によれば、装置全体を小型化でき、運搬が容易となるとともに、単位時間当たりの汚染土砂の処理量も向上する。
本実施の形態に係る浄化装置を搭載した浄化処理車を示す概念図である。 第一実施形態に係る浄化装置を示す概念図である。 第二実施形態に係る浄化装置を示す概念図である。
以下に、図示した本実施の形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
図1に示すように、本実施の形態に係る浄化処理車Vは、架台22を有する車両20の架台22上に浄化装置Aにおけるドラム1を回動自在に架装している。
具体的には、本実施の形態に係る車両20は、車体21と、車体21の後側に設けられた架台22と、架台22の後で浄化装置Aにおけるドラム1を回転自在に支持するローラ23,24と、車体21と浄化装置Aの間の空間に設置され、ドラム1の先端に連結される駆動源Mを備える。そして、浄化装置Aは、ローラ23,24に前後で支持されて、浄化装置Aの後端を持ち上げるように傾斜させて車両20に搭載される。このように浄化装置Aのドラム1は、車両20の架台22に軸回りに回転自在に搭載されており、駆動源Mでドラム1を回転駆動できるようになっている。
また、図1に示すように、本実施の形態においては、車体21と浄化装置Aの間の空間には、汚染土砂を浄化する薬剤が収容された薬剤タンクTが設置されており、浄化装置の後側の架台22上には、密閉された貯留槽Lが設置されている。なお、薬剤タンクTと貯留槽Lの配置は、特に限定されるものではなく、適当なスペースに配置されればよい。
<第一実施形態>
以下、第一実施形態に係る浄化装置Aについて詳細に説明する。図2に示すように、浄化装置Aは、ドラム1と、ドラム1内に固定されて収容される筒状の篩2と、ドラム1と篩2との間の処理槽6に設けられた第一ブレード4と、篩2内の分離槽7に設けられる第二ブレード5を備えてなる。ここで、第一ブレード4と第二ブレード5は、ドラム1の内壁に固定される幅広の長ブレードBで一体的に形成される。
ドラム1は、後端に開口部を有する有底筒状に形成され、前端となる底部の軸心部が駆動源Mに接続され、駆動源Mの駆動によって軸回りに回動可能になっている。なお、駆動源Mは、この場合、油圧モータとされており、油圧モータへの油圧を供給する図示しない油圧ポンプは車両(20)のエンジンでPTO(Power Take Off)を介して動力の提供を受けるようになっている。なお、駆動源Mには、油圧モータのほかにも電動モータを用いてもよい。
篩2は、筒状であって、先端がドラム1の底部に固定されて閉塞され、後端は閉塞されずに開口された状態でドラム1内に固定されて収容されている。さらに、篩2は、全体に多数の孔3が設けられている。孔3の大きさは、投入される土から石礫と汚染土砂とをふるい分けできるように設定されている。よって、孔3の径は、取り除きたい石礫の粒径以下に設定されるとよい。
また、篩2はドラム1に固定されているため、ドラム1の回転とともに軸回りに回動する。
第一ブレード4は、ドラム1の内壁に固定されて設けられる螺旋状のブレードであって、ドラム1の順回転時には、処理槽6内の汚染土砂をドラム1の先端側に運搬し、逆回転時には、ドラム1の後端側に運搬する。
第二ブレード5は、篩2の内壁に固定されて設けられる螺旋状のブレードであって、篩2の順回転時には、分離槽7内の石礫を篩2の先端側に運搬し、逆回転時には篩2の後端側に運搬する。
また、本実施の形態においては、第一ブレード4と第二ブレード5は、ドラム1の内壁に固定される幅広の長ブレードBで形成されており、篩2はブレードB間に架け渡された螺旋状の鋼板によって形成さている。つまり、第一ブレード4は、長ブレードBのドラム1と篩2の間に配置されている部分で形成され、第二ブレード5は、ブレードBの篩2内に配置されている部分で形成される。このようにすると、篩2は、第二ブレード5を支持する強度を備えていなくともよく、篩2を鋼板ではなく金網や土砂の通過を許容するように籠状に編まれた帯状体を長ブレードBに前述のように架け渡して筒状として形成できる。篩2は、汚染土砂のみを処理槽6にふるい分けられる構造であればよいので、第一ブレード4と第二ブレード5を単一の長ブレードBで形成すると、篩2の構造の自由度が向上して、篩2に種々の構造を採用できるようになる。なお、第一ブレード4をドラム1の内壁に設け、第一ブレード4の内周円に筒状の篩2を取り付け、篩2の内周に第二ブレード5を取り付け、第一ブレード4と第二ブレード5を別個独立に設けてもよい。このように、第一ブレード4と第二ブレード5を別個独立に設ける場合、汚染土砂と石礫の分離に向くように第二ブレード5を形成し、汚染土砂と薬剤との撹拌に向くように第一ブレード4を形成でき、用途別に適するブレードを設けられる利点がある。
なお、処理槽6の容積は、ドラム1と篩2の大きさの関係で決定されるため、必要な処理槽6の容積に合わせてドラム1と篩2の大きさを設定できる。
また、本実施の形態に係る浄化装置Aは、図2に示すように、ドラム1と篩2の後端開口部を閉鎖する箱状の閉鎖部材8と、閉鎖部材8の上端に設けられて、篩2内への土の投入に便利なように漏斗状のホッパ9を備える。さらに図1に示すように、ホッパ9の投入口を開閉可能なホッパカバー12も備えている。
また、閉鎖部材8とドラム1の環状隙間には、シール14が設けられており、閉鎖部材8に対してドラム1が回転しても、閉鎖部材8とドラム1との間がシールされるようになっている。よって、ホッパカバー12でホッパ9の投入口を塞ぐと、閉鎖部材8およびドラム1内が密閉される。
なお、本実施の形態に係るホッパカバー12は、ホッパ9の投入口を開閉してこれの密閉が可能であれば、ホッパ9から取り外し可能な着脱式のカバーとされてもよく、図示し説明した構造に限定されない。
また、ホッパ9は、篩2内に挿入されるシールパイプ15を有しており、シールパイプ15は、篩2内に設けられた第二ブレード5に干渉しないように配設される。
さらに、閉鎖部材8には、外気と連通する排気口16 と、排気口16内に設置され、ドラム1および閉鎖部材8内から気体を吸い込んで外部へ向けて排気するファン17 と、排気口16内のファン17よりも内部側に設けられるフィルタ18 を設けている。ホッパ9内へ土を投入する投入作業を行う際に、ファン17を駆動しつつ投入作業を行うと、ホッパ9に投入された土から土埃が上がっても、ファン17によって、土埃が閉鎖部材8内へ吸込まれて外部へ飛散しない。ファン17によって吸込まれ排気される気流はフィルタ18を通過するので、気流に汚染土砂が混じっていてもフィルタ18によって、捉えられるため、外部へ漏れない。このように、閉鎖部材8に排気口16、フィルタ18およびファン17を設ければ、ホッパ9への土の投入時に外部へ汚染土砂を含む土埃が飛散するのを阻止できるため、安全に浄化作業を実施できる。
また、本実施の形態に係る浄化装置Aは、一端が薬剤を収容する薬剤タンクTに連通され、他端がドラム1の処理槽6内に配置される投入ノズル13に連通される配管が設けられている。薬剤が液体である場合には、配管の途中にポンプを設け、薬剤が粉粒体である場合には、薬剤を流動化して薬剤タンクT内から投入ノズル13へ向けて送り込むためのコンプレッサ等が設けられる。
投入ノズル13は、外部から閉鎖部材8を貫通してドラム1と篩2の間へ伸びており、先端の噴出口が処理槽6に臨んで、且つ第一ブレード4と干渉しない位置に配設されている。
ここで、薬剤は、例えば、PCBを分解処理する場合、微生物の働きで有害物質を分解する微生物製剤や、酸化作用の働きで有害物質を分解・浄化するフェントン試薬(過酸化水素と鉄溶液)などの酸化剤、有害物質を分解無害化するスラリー鉄粉剤(SI)を利用すればよい。また、土壌浄化の目的が、重金属の不溶化である場合には、薬剤としては、シュベルトマナイト、ジャロサイト、フェリハイドライト等を含むものが使用される。つまり、薬剤は、土壌中に含まれる有害物質の種類、浄化目的に合わせて自由に選択できる。
さらに、本実施の形態に係る浄化装置Aは、処理槽6と分離槽7の後端に排出口となる第一シュート10,第二シュート11を各々備えている。図2に示すように、分離槽7側に設けられる第一シュート10は、篩2によって分離された石礫を外部へ廃棄できるよう、閉鎖部材8に設けた開閉扉8aから一点鎖線で示すように外部へ伸長できるようになっている。開閉扉 8aは、浄化処理を実施している状態では、閉じられており、ドラム1を逆転させて篩2から石礫を排出する際には開かれて第一シュート10の外部への伸長を許容する。また、第二シュート11は、管状であってドラム1の後端から排出される土砂を受けて貯留槽Lへ送り込むため、ドラム1の後端から貯留槽Lの開口へ向けて傾斜して伸びている。貯留槽Lは、開口が第二シュート11に連結されており、内部に貯留される浄化処理後の土砂を外部への排出を可能とする排出口19 を備えている。
以下、本実施の形態に係る浄化装置Aの作動について説明する。まず、有害物質を含む土をホッパ9からシールパイプ15を介して駆動源Mによりドラム1と共に順回転する篩2内である分離槽7に投入する。駆動源Mによるドラム1の順回転駆動は、浄化処理の間継続して行われる。土の投入に際しては、ホッパ9の投入口は、開放され、土の投入が終了するとホッパカバー12によって密閉される。土の投入中は、ファン17が駆動されて汚染土砂を含んだ土埃の装置外部への飛散が防止される。なお、処理中はファン17を停止させずに絶えず駆動する場合には、土埃の飛散を阻止できるので、ホッパカバー12でホッパ9の投入口を密閉しなくとも浄化処理ができるが、ホッパ9の投入口をホッパカバー12で密閉するとより一層処理中の安全性が高まる。
土壌を汚染する有害物質は、粒径の細かい土や砂利などの土砂に浸透するが、石や岩などの岩石のような粒径の大きいものには浸透しにくい。投入された土は篩2内に設けられた第二ブレード5で篩2の先端側へ移送されつつ撹拌される。この第二ブレード5による移送撹拌によって土が汚染土砂と石礫とに分離され、さらに、粒径の小さい汚染土砂が篩2に設けられた孔3を通過して、処理槽6内に移動する。よって、篩2内には、粒径の比較的大きい汚染されていない石礫が孔3を通過できずに残る。このように、篩2と第二ブレード5によって土から石礫を除去して汚染土砂のみを分離して処理槽6へ送り込む。
また、第二ブレード5による移送撹拌によっては、表面に汚染土砂が付着した石礫同士がぶつかるため、石礫に付着していた汚染土砂も剥離されて、処理槽6に送り込まれる。
石礫から分離されて処理槽6内に送り込まれた汚染土砂に対して、投入ノズル13から薬剤を噴射する。処理槽6内に投入された薬剤と汚染土砂は、ドラム1が順回転するために、第一ブレード4によりドラム1の先端へ移送されつつ撹拌される。よって、処理槽6では汚染土砂と薬剤とが混練される。これにより、土中の汚染土砂のみが効率よく薬剤と接触して、汚染土砂が効率的に浄化される。このように、浄化装置Aでは、土を篩2内に投入して石礫と汚染土砂を分離する分離処理と、汚染土砂と薬剤を撹拌する浄化処理の二つの処理を同時に行える。
浄化処理終了後、ドラム1を逆回転させると、第一ブレード4によって、浄化後の汚染土砂がドラム1の後端へ、第二ブレード5によって石礫が篩2の後端へ移送され、これらの後端に設けられている第一シュート10および第二シュート11を介して別々にドラム1および篩2から外に排出される。
その際、分離槽7内に残っている石礫は、閉鎖部材8の開閉扉8aを開き、第一シュート10を閉鎖部材8の外へ伸ばし、第一シュート10を介して装置外へ排出される。他方、処理槽6内に収容されている浄化された汚染土砂は、第二シュート11を利用して貯留槽Lに送り込まれ、この貯留槽Lに一時的に保管される。なお、浄化後の汚染土砂を現地にて処分できる場合、装置外へ排出してもよく、その場合、閉鎖部材8に別途開閉扉を設けて第二シュート11を外部へ伸ばせるようにして、土砂を外部へ排出できるようにすればよい。
前述したように、本実施の形態に係る浄化装置Aは、軸回りに回転可能なドラム1と、ドラム1内に固定されて収容される筒状の篩2と、ドラム1と篩2との間に設けられる螺旋状の第一ブレード4と、篩2内に設けられる螺旋状の第二ブレード5を備えている。そのため、本発明の浄化装置Aによれば、ドラム1を回転駆動させて、篩2内に土を投入すると、粒径の大きな石礫は篩2内に、粒径の小さな汚染土砂はドラム1と篩2の間の処理槽6にふるい分けられる。さらに、この処理槽6に、薬剤を投入し、汚染土砂と薬剤を混練して、汚染土砂を浄化できる。
したがって、1つの装置で土壌を汚染されていない石礫と汚染土砂に分離する処理と浄化処理の2つの処理を実行できるため、浄化装置Aを小型化できる。
また、この浄化装置Aによれば、分離槽7内での汚染されていない石礫と汚染土砂の分離と、処理槽6内での浄化処理をそれぞれの槽で同時に実行できる。
このように、分離処理と浄化処理の二つの処理を同時に行えるので、単位時間当たりの汚染土砂の浄化処理量が向上し短時間で大量に土の浄化処理を実行できる。
また、本実施の形態に係る浄化装置Aは、ドラム1と篩2との間の処理槽6に薬剤を投入する投入ノズル13を備えている。そのため、土から分離された汚染土砂のみがふるい分けられた処理槽6に直接薬剤を投入でき、有害物質を含む汚染土砂のみを効率的に浄化処理できる。
また、本実施の形態に係る浄化装置Aは、篩2内を分離槽7として、内容物が排出される第一シュート10および第二シュート11を分離槽7と処理槽6にそれぞれ備え、処理槽6側の第二シュート11は密閉された貯留槽Lに連通されている。そのため、処理槽6で浄化処理された汚染土砂を密閉された貯留槽Lに一時的に保管して、安全性を確認してから破棄でき、より安全に作業が進められる。
また、本実施の形態に係る浄化装置Aは、ドラム1の内壁に螺旋状の長ブレードBが固定されて設けられ、前記篩2を長ブレードBに取り付けてドラム1内に設け、前記長ブレードBの前記ドラム固定側から前記篩2までを第一ブレード4とし、篩2から長ブレードBの端部までを第二ブレード5とされている。このように、第一ブレード4と第二ブレード5を一つの長ブレードで形成し、篩2を、長ブレードBに取り付けて設けるようにした場合、篩2の内壁に第二ブレード5を固定する場合に比べて、篩2が第二ブレード5を支持しなくて済む。そのため、篩2の強度は低くて済み、篩2を網状等とでき、篩2の構造の自由度が向上する。
また、本実施の形態に係る浄化装置Aは、ドラム1と篩2の開口端を閉鎖する閉鎖部材8と、閉鎖部材8に設けたホッパ9と、ホッパ9の投入口を密閉可能なホッパカバー12を備えている。これにより、ドラム1内への投入口であるホッパ9が密閉されているので、ドラム1の中で土埃が舞い上がったとしてもホッパ9から漏れ出す恐れがない。
また、本実施の形態に係る発明は、ドラム1を回動自在に支持する架台22と、ドラム1を回転駆動する駆動源Mと、架台22を有する車両20を備える浄化処理車Vとなっている。浄化装置Aを車両20に架装しているため、浄化装置Aの作業現場への移動を容易にし、オンサイト処理を可能にする。また、車両20に備えられた駆動源Mを利用してドラム1を回転駆動させるため、浄化装置Aを車両に架装したまま作業できる。
なお、本実施の形態においては、浄化装置Aは、車両20に架装されたまま作業できるようになっているが、電気モータなどの別の駆動源を用意して載置式にされてもよい。載置式にした場合は、トレーラーなどで浄化処理装置を作業現場まで運び、オンサイト処理を可能にする。この場合、作業が何日もかかってしまう場合でも、浄化装置Aを作業現場に置いて、トラクタだけを作業現場から戻せる。
また、本実施の形態に係る浄化装置Aは、閉鎖部材8に、外気と連通する排気口16と、排気口16内に設置され、ドラム1および閉鎖部材8内から気体を吸い込んで外部へ向けて排気するファン17と、排気口16内のファン17よりも内部側に設けられるフィルタ18を設けている。
これにより、ファン17によって、浄化装置A内の空気が外気側に送り出されるため、浄化装置A内が負圧になり、ホッパ9の投入口やドラム1と閉鎖部材8の隙間から空気と一緒に汚染土砂が漏れ出てしまうのを防止できる。また、ファン17によって、外気側に送り出される気流に汚染土砂が混ざっていたとしても、排気口16内には、フィルタ18が設けられているため、汚染土砂は、外気側に漏れ出ない構造になっている。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態に係る浄化装置Cついて説明する。ここでは上述した第一実施形態に係る浄化装置Aとの異なる点を中心に説明し、同様の機能を有する構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態に係る浄化装置Cは、篩2内に内筒101が挿入され、内筒101の先端がドラム1に連結されてドラム1内に収容されている。篩2の先端は、内筒101の外周に接合されており、内筒101の先端には篩2とドラム1の間に開口する取込口102が設けられている。そして、この第二実施形態の浄化装置Cでは、内筒101内を処理槽106としている。
また、内筒101内には、螺旋状の第三ブレード103が設けられており、第一ブレード4、第二ブレード5と同じ向きに設けられていて、ドラム1の順回転時に内筒101内の汚染土砂を先端側へ移送するようになっている。そして、ドラム1を逆回転させると、内筒101内から外部に排出するようになっている。
本実施の形態においては、内筒101内が処理槽106になるため、図3に示すように、内筒101内に薬剤を投入できる投入ノズル104を備えてなる。投入ノズル104は、外部から閉鎖部材8を貫通して処理槽106である内筒101内へ伸びており、先端の噴出口が処理槽106に臨んで、且つ第三ブレード103と干渉しない位置に配設されている。
また、図3に示すように、内筒101の後端には、貯留槽Lに送り込むため第三シュート105が備えられる。第三シュート105は、内筒101の開口端から排出される土砂を受けられるように配置されている。
そして、図3に示すように、内筒101の後端の開口部は、ホッパ9とシールパイプ15で覆われる格好となるため、内筒101の後端開口部から排出される土砂を貯留槽Lへ送り込む第三シュート105は、ホッパ9を貫通する必要がある。具体的には、第三シュート105は、浄化処理後の土砂がホッパ9およびシールパイプ15内に投入される土に混じらないように、シールパイプ15内に配置される部分については管状とされている。よって、ホッパ9から投入された土は、シールパイプ15内の内筒101と第三シュート105の管状部分の外周を通って、篩2内に入る。
第二実施形態に係る浄化装置Cの作動について説明する。まず、有害物質を含む土が、ホッパ9からシールパイプ15を介して駆動源Mによりドラム1と共に順回転する篩2内である分離槽7に投入する。
そして、投入された土は篩2内に設けられた第二ブレード5によって篩2の先端側へ移送されつつ撹拌される。この第二ブレード5による移送撹拌によって土が汚染土砂と石礫とに分離され、さらに、粒径の小さい汚染土砂が篩2に設けられた孔3を通過して、ドラム1と篩2の間の槽に移動する。よって、篩2内には、粒径の比較的大きい汚染されていない石礫が、孔3を通過できずに残る。このように、篩2と第二ブレード5によって土から石礫を除去して汚染土砂のみを分離できる。
分離された汚染土砂は、第一ブレード4によって、ドラム1の先端側に開口された内筒101の取込口102の上部まで撹拌移送されて、取込口102から内筒101内に収容される。
処理槽106である内筒101内に送り込まれた汚染土砂に対して、投入ノズル104から、薬剤を噴射する。処理槽106内に投入された薬剤と汚染土砂は、ドラム1が順回転するために第三ブレード103により内筒101の先端へ移送されつつ撹拌される。よって、処理槽106では汚染土砂と薬剤とが混練される。これにより、土中の汚染土砂のみが効率よく薬剤と接触して、汚染土砂が効率的に浄化される。このように、浄化装置Cでも、土を篩2内に投入して石礫と汚染土砂を分離する分離処理と、汚染土砂と薬剤を撹拌する浄化処理の二つの処理を同時に行える。
浄化処理終了後、ドラム1を逆回転させると、第二ブレード5によって石礫が篩2の後端へ、第三ブレード103によって、浄化後の汚染土砂が内筒101の後端に移送される。篩2および内筒101の後端まで移送された石礫や土砂はこれらの後端に各々設けられている第一シュート10および第三シュート105を介して別々に篩2および内筒101から外に排出される。
その際、分離槽7内に残っている石礫は、閉鎖部材8の開閉扉8aを開き、第一シュート10を閉鎖部材8の外へ伸ばし、第一シュート10を介して装置外へ排出される。
他方、処理槽106内に収容されている浄化された汚染土砂は、第三シュート105を利用して貯留槽Lに送り込まれ、この貯留槽Lに一時的に保管される。なお、浄化後の汚染土砂を現地にて処分できる場合、装置外に排出してもよく、その場合、閉鎖部材8に別途開閉扉を設けて第三シュート105を外部へ伸ばせるようにして土砂を外部へ排出できるようにすればよい。
また、仮にドラム1と篩2の間の槽に汚染土砂が内筒101内に送り込まれずに残ってしまったとしても、第二シュート11を介して外に排出される。ただし、ドラム1と篩2の間の槽に残っている汚染土砂は浄化されていないため、ドラム1と篩2の間の槽に薬剤を散布してもよいし、あるいは第二シュート11を密閉容器に連結するなどして密閉容器に保管してから、薬剤と混練して浄化処理してもよい。
前述したように、本実施の形態に係る浄化装置Cは、篩2内に挿入されて、先端がドラム1に連結され、篩2とドラム1の間に開口する取込口102を有する内筒101を備える。そのため、汚染土砂がドラム先端に堆積してしまい、篩2の特に先端側が分離槽7として機能せずに、分離槽7である篩2内に汚染土砂がふるい分けられずに残ってしまうのを確実に防止できる。
また、内筒2内に螺旋状の第三ブレード103を設けているため、ドラム1の順回転時には、薬剤と汚染土砂を混練でき、ドラム1の逆回転時には、内筒101内の浄化された汚染土砂を排出できる。
なお、螺旋状の第三ブレード103は、第一ブレード4や第二ブレード5とは、逆刃にしてもよい。逆刃にした場合、順回転時に取込口102から入れられた汚染土砂を内筒101の後端側に移送できる。この場合、ドラム1を順回転させると、処理槽106となる内筒101から浄化処理済みの土砂が順次貯留槽Lへ排出される。よって、ホッパ9から土を継続的に投入しても、順次、汚染土砂と石礫とが篩2により分離され、分離されて内筒101内に送り込まれた汚染土砂と薬剤が第三ブレード103で撹拌されつつ移送され内筒101の後端開口部から浄化処理後の土砂を排出される。このように、汚染土砂の浄化処理を間断なく継続して実施できる。
また、本実施の形態に係る浄化装置Cは、内筒101内を処理槽106として、処理槽106に薬剤を投入する投入ノズル104を備えている。そのため、土壌から分離された汚染土砂のみが収容された処理槽106に直接薬剤を投入でき、有害物質を含む汚染土砂のみを効率的に浄化処理できる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱なく改造、変形及び変更ができるのは当然である。
1・・・ドラム、2・・・篩、4・・・第一ブレード、5・・・第二ブレード、6,106・・・処理槽、7・・・分離槽、8・・・閉鎖部材、9・・・ホッパ、10・・・第一シュート、11・・・第二シュート、12・・・ホッパカバー、13,104・・・投入ノズル、20・・・車両、22・・・架台、101・・・内筒、102・・・取込口、103・・・第三ブレード、105・・・第三シュート、A,C・・・浄化装置、B・・・長ブレード、M・・・駆動源、V・・・浄化処理車

Claims (8)

  1. 軸回りに回転可能なドラムと、
    前記ドラム内に固定されて収容され、内側に浄化対象物が投入可能な筒状の篩と、
    前記ドラムと前記篩との間の薬剤が投入可能な処理槽に設けられる螺旋状の第一ブレードと、
    前記篩内に設けられる螺旋状の第二ブレードを備えることを特徴とする浄化装置。
  2. 前記篩内に挿入されて、先端が前記ドラムに連結され、前記篩と前記ドラムの間に開口する取込口を有する内筒と、
    前記内筒内に設けられる螺旋状の第三ブレードを備えることを特徴とする請求項1に記載の浄化装置。
  3. 前記ドラムと前記篩との間を処理槽として、前記処理槽に薬剤を投入する投入ノズルを備えることを特徴とする請求項1に記載の浄化装置。
  4. 前記内筒内を処理槽として、前記処理槽に薬剤を投入する投入ノズルを備えることを特徴とする請求項2に記載の浄化装置。
  5. 前記篩内を分離槽として、内容物が排出されるシュートを前記分離槽と前記処理槽にそれぞれ備え、前記処理槽側の前記シュートは密閉された貯留槽に連通されることを特徴とする請求項3または4に記載の浄化装置。
  6. 前記ドラムの内壁に螺旋状の長ブレードが固定されて設けられ、
    前記篩を長ブレードに取り付けて前記ドラム内に設け、
    前記長ブレードの前記ドラム固定側から前記篩までを前記第一ブレードとし、
    前記篩から前記長ブレードの端部までを前記第二ブレードとすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の浄化装置。
  7. 前記ドラムと前記篩の開口端を閉鎖する閉鎖部材と、
    前記閉鎖部材に設けたホッパと、
    前記ホッパの投入口を密閉可能なホッパカバーを備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の浄化装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の浄化装置と、前記ドラムを回動自在に支持する架台と、前記ドラムを回転駆動する駆動源と、前記架台を有する車両を備える浄化処理車。
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