JP2016539778A - 歯模型咬合器 - Google Patents

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ジ・ヨン・ジュン
ジン・オ・キム
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Abstract

本発明は、上顎と下顎の歯模型(2)がそれぞれ固定される一対のベース部材(3)と、ベース部材(3)の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸(4)によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段(5)および下部固定手段(6)とを含み、ベース部材(3)の末端部には固定孔(8)が穿設され、上部固定手段(5)と下部固定手段(6)には、末端部の固定孔(6)を嵌め合わせて固定する嵌合棒(9)がそれぞれ設けられ、上部固定手段(5)と下部固定手段(6)には、ベース部材(3)の末端部の端面を加圧してベース部材(3)に対して嵌合棒(9)の側方向に圧力を印加することで固定力を補助する補助固定手段(10)が設けられ、歯模型間の前後運動を調整する前後往復手段(16)、歯模型間の軸回転角度を微調整する間隔調整手段(19)、および歯模型間の横方向運動を調整する回転手段(25)が実現された、歯模型咬合器を提供する。

Description

本発明は、上顎(上歯)歯模型と下顎(下歯)歯模型とをそれぞれ結合するようにする歯科用咬合器に係り、さらに詳しくは、歯模型の結合が安定かつ容易に行われるのはもとより、結合された歯模型の自由な再現運動を介して高品質のシミュレーションをまともに行うことができるように構成された歯模型咬合器に関する。
一般に、歯を適切に管理しなければ歯に病原菌が侵入して歯が腐ったり歯肉疾患などが発生したりする場合、歯を抜くか或いはひどく毀損した部位を治療し、正常な周辺歯または対合する歯に影響を与えないように、損傷または腐敗した歯を正常な状態に復元する方法としては、人工歯を植設するか或いは既存の歯に補綴作業を行う方法がある。
すなわち、人工歯で交替するか補綴作業を行うためには、通常、歯科病院で患者の歯に対する陰刻パターンを作成して歯科技工所に送り、技工所では作成された陰刻パターンに歯科用セメントを注入して歯の模型を作るが、歯模型の制作の際には、治療または補綴作業を行わなければならない歯の数に応じて、治療すべき該当歯のみを作る部分歯模型、片側歯模型、全歯模型などに歯の型取りを行い、歯の相関関係に基づいて作業歯または作業歯に対向する対合歯の歯模型を製作する。
前記作業歯と対合歯が作られた場合、最終的に患者の歯咬合および咀嚼構造に合う補綴物および人工歯を製作するために、その相関関係を予め把握して最適の補綴物と人工歯を作ることができるように患者の上・下顎構造を再現しなければならないが、患者の歯構造に合う上・下顎構造を再現することができるように製作された器具が歯模型咬合器である。
上述したような歯模型咬合器として、特許文献1(名称:歯科用咬合器)があり、該歯科用咬合器は、前記公報に記載されているように、歯の模型を固定するベース部材と、前記ベース部材を固定するブラケット部材と、前記ブラケット部材を固定するとともに、互いに回動軸によって回動自在に軸結合する第1アームおよび第2アームとを含んでなる。
すなわち、前記歯模型を前記ベース部材に結合した状態で互いに軸回転する一対の第1アームおよび第2アームを介して軸回転させることにより上顎と下顎の構造を再現してシミュレーションする。
米国特許登録公報US8,382,474
ところが、上述したような従来の歯模型咬合器は、歯模型の固定されたベース部材が嵌合されることにより安定的に固定されないため、再現運動の際に分離および解体されるという問題点があった。
また、上顎と下顎の歯模型に対する再現運動が単に上下軸回転のみからなり、多様な形態の再現運動を行うことができないため、高品質のシミュレーションが行われないという問題点があった。
本発明は、前記したような従来の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、歯模型の結合が安定かつ容易に行われるのはもとより、結合された歯模型の自由な再現運動を実現するようにして高品質のシミュレーションをまともに行うことができるように構成された歯模型咬合器を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の歯模型咬合器は、上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、前記ベース部材の末端部には固定孔が穿設され、前記上部固定手段および前記下部固定手段には、前記末端部の前記固定孔を嵌め合わせて固定する嵌合棒がそれぞれ設けられるとともに、前記ベース部材の末端部の端面を加圧して前記ベース部材に対して前記嵌合棒の側方向に圧力を印加することにより固定力を補助する補助固定手段が設けられることを特徴とする。
前記補助固定手段は、前記ベース部材の末端部の端面に対応するように前記嵌合棒に対して直角方向に位置し、ばねによって弾性支持される加圧突起と、前記ばねが内在し、前記加圧突起が往復移動するようにガイドするハウジングとを含んでなることを特徴とする。
前記補助固定手段は、前記ベース部材の末端部の端面に、前記嵌合棒に対して直角方向に配向された部分が位置し、前記嵌合棒に対して直角方向に前記ベース部材を弾性的に加圧する弾性加圧部材から構成されることを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明の歯模型咬合器は、上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、前記上部固定手段は、前記ベース部材が固定される固定部材と、前記固定部材の一端が固定され、前記下部固定手段と前記回動軸によって軸結合される回動部材と、前記固定部材と前記回動部材との間に設けられ、前記固定部材が前記回動部材に対して離隔および近接する往復運動を行うようにガイドするとともに固定する前後往復手段とを含んでなることを特徴とする。
前記前後往復手段は、前記固定部材の一端に前記ベース部材に対して平行な方向に固定された棒状のガイド棒と、前記回動部材に設けられ、前記ガイド棒が案内されるように収容されるガイド孔とを含んでなることを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明の歯模型咬合器は、上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、前記下部固定手段には、前記上部固定手段との回動時の隙間間隔を調整する間隔調整手段が備えられることを特徴とする。
前記間隔調整手段は、前記下部固定手段の前記上部固定手段と対面する面上に回転運動可能に突設され、前記上部固定手段に対して対面する面の高さがそれぞれ異なるように回転中心を中心に一定の角度の半径を有しながら段差をもって形成された接触面を有する間隔調整部材と、前記上部固定手段の前記下部固定手段と対面する面上に突設され、前記接触面と接触する棒状の間隔棒とを含んでなることを特徴とする。
前記間隔調整手段は、前記上部固定手段の前記下部固定手段と対面する面上に接触可能に突設され、突出する部位の長さを調整することが可能な間隔調整棒からなることを特徴とする。
前記間隔調整棒は、前記上部固定手段に螺合するねじ山を有することを特徴とする。
前記間隔調整手段は、前記下部固定手段の前記上部固定手段と対面する面に回動自在に軸着し、一部の外周面に回転軸の中心からの半径(R)(r)が互いに異なる多数の接触部を有する回転子と、前記上部固定手段の前記下部固定手段と対面する面における、前記回転子の接触部と当接する部位に設けられ、前記回動軸を中心に前記上部固定手段が回転するときに前記接触部に接触して前記下部固定手段との隙間間隔を制限する対応手段とを含んでなることを特徴とする。
前記接触部は、前記回転子の外周面に設けられ、前記回転子の中心軸に対して互いに離隔した距離が異なる多数の頂点を有する多角形の形状をすることを特徴とする。
前記回転子は、前記下部固定手段の前記回動軸の下部に設けられた回転軸孔に回動自在に固定される棒状の回転体であって、終端に手で掴むことが可能なノブが設けられ、他端には前記接触部が設けられ、前記ノブと前記接触部との間には、ピンの終端が嵌め込まれて前記回転軸孔から抜けないようにする環状凹溝が設けられることを特徴とする。
前記対応手段は、前記上部固定手段の前記回動軸の下部に位置する面に設けられ、前記接触部が収容される収容凹溝からなることを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明の歯模型咬合器は、上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、前記下部固定手段は、前記ベース部材が固定される下部ボディと、前記下部ボディに回転可能に軸結合され、前記上部固定手段が回動軸によって軸結合された回転ボディとから構成され、前記下部ボディと前記回転ボディとの間には、前記回転ボディが前記ベース部材に対して横方向に角度調整された軸回転運動を行うように調整する回転手段が設けられることを特徴とする。
前記回転手段は、前記回転ボディに設けられ、前記下部ボディに軸結合する固定軸に接触するとともに、前記固定軸に対して直角方向に運動して前記固定軸を回転させる押圧部材を含んでなることを特徴とする。
前記固定軸の外周面には、前記押圧部材のラックギアに噛み合うピニオンギアの歯が設けられ、前記押圧部材は、前記下部ボディの内部でガイドされるとともに、元の位置に復帰するように組み立てられることを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明の歯模型咬合器は、上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、前記ベース部材の末端部には固定孔が穿設され、前記上部固定手段および前記下部固定手段には、前記末端部に設けられた前記固定孔を嵌め合わせて固定する嵌合棒がそれぞれ設けられ、前記嵌合棒は、前記上部固定手段および前記下部固定手段において、前記ベース部材が前記上部固定手段および前記下部固定手段に固定されるとき、歯模型の設けられたベース部材の面を介して嵌合固定されるようにする位置に設けられることを特徴とする。
本発明に係る歯模型咬合器は、歯模型の固定されたベース部材を前記嵌合棒と補助固定手段を介して上部固定手段と下部固定手段に容易かつ安定的に固定することができ、前後往復手段と間隔調整手段と回転手段を介して歯模型の再現運動を様々に実現することにより、高品質のデータを獲得することができるという効果を持つ。
本発明の一実施例に係る歯模型咬合器を示す斜視例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器の使用状態を示す斜視例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器の使用状態を示す斜視例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器の使用状態を示す断面例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器の使用状態を示す断面例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する補助固定手段を示す拡大断面例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する嵌合棒の使用例示を示す斜視例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する前後往復手段を示す拡大断面例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する前後往復手段の使用状態を示す斜視例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する前後往復手段の使用状態を示す斜視例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する間隔調整手段の使用状態を示す例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する間隔調整手段の使用状態を示す例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する間隔調整手段の使用状態を示す例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する回転手段を示す断面例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する回転手段の使用状態を示す斜視例示図である。 本実施例に係る歯模型咬合器を構成する回転手段の使用状態を示す斜視例示図である。 本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の別の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の別の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。 本発明の別の実施例に係る歯模型咬合器を示す概略例示図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例に係る歯模型咬合器を詳細に説明する。
本発明の実施例は、様々な形態で変形でき、本発明の範囲が後述の実施例に限定されるものと解釈されてはならない。本実施例は、当該分野における通常の知識を有する者に本発明をさらに完全に説明するために提供されるものである。よって、図面における要素の形状などはより明確な説明を強調するために誇張して表現できる。各図面において、同一の部材は同一の参照符号を付した場合があることに留意すべきである。本発明の要旨を不明確にするおそれがあると判断される公知の機能および構成についての詳細な記述は省略する。
図1は本発明の一実施例に係る歯模型咬合器を示す図である。本実施例に係る歯模型咬合器1は、上顎と下顎の歯模型2がそれぞれ固定される一対のベース部材3と、前記ベース部材3の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸4によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段5および下部固定手段6とを含んでなる。
すなわち、前記上部固定手段5と下部固定手段6の軸に対する回動運動に従って、前記歯模型2が回動軸4を中心に互いに近接または離隔する回動運動を実現して歯模型2の運動を再現することにより、シミュレーションデータを確保するのである。
前記ベース部材3は、一面には歯模型2が固定され、末端部には前記上部固定手段5および下部固定手段6に固定する固定要素が備えられるものであって、従来の公知の技術によって製造されることが好ましい。
そして、前記上部固定手段5と下部固定手段6において、互いに対面する面には、軸回転の際に過度な近接を回避することを可能とするストッパー7がそれぞれ互いに触れ合う位置にそれぞれ備えられることが好ましい。
このような本実施例に係る咬合器において、前記ベース部材3の末端部には固定孔8が穿設され、前記上部固定手段5および下部固定手段6には、前記末端部の前記固定孔8を嵌め合わせて固定する嵌合棒9がそれぞれ設けられる。
すなわち、前記ベース部材3に備えられた固定要素は前記固定孔8からなっており、図7に示すように、前記固定孔8が前記嵌合棒9に嵌合固定されて前記ベース部材3が前記上部固定手段5と前記下部固定手段6に一次的に固定される。
この際、前記嵌合棒9の外周面の直径と前記固定孔8の内径とは一致することが好ましく、前記嵌合棒9の終端部が、外側方向に行くほど狭くなる直径を有するテーパー面からなることが最も好ましい。
これにより、前記固定孔8が前記嵌合棒9に容易に嵌め合わせられるとともに、固定力を持つ。
本実施例に係る歯模型咬合器1において、前記上部固定手段5と下部固定手段6には、前記ベース部材3の末端部の端面を加圧して前記ベース部材3に対して前記嵌合棒9の側方向に圧力を印加することにより固定力を補助する補助固定手段10が設けられる。
すなわち、前記ベース部材3に対して前記上部固定手段5と下部固定手段6が前記固定孔8と嵌合棒9による垂直方向の固定力を持つとともに、前記補助固定手段10を介して水平(横)方向の固定力をさらに持つことにより、無断で分離されず、安定的に固定された状態を維持することになる。
前記補助固定手段10は、図6に示すように、前記ベース部材3の末端部の端面に対応するように前記嵌合棒9に対して直角方向に位置し、ばね11によって弾性支持される加圧突起12と、前記ばね11が内在し、前記加圧突起12が往復移動するようにガイドするハウジング13とを含んでなる。
すなわち、前記ベース部材3の末端部の端面を前記加圧突起12が加圧して固定力を付加するようになっており、前記ベース部材3が前記嵌合棒9を介して結合されるとき、前記ベース部材3の末端部が前記加圧突起12を押し付けながら前記固定孔8の位置を前記嵌合棒9に対して確保した後、嵌合固定し、前記加圧突起12は前記ばね11による弾性力によって前記ベース部材3の側方向に加圧する。
したがって、前記ベース部材3は、前記嵌合棒9との垂直方向の固定力および前記加圧突起12による水平方向の固定力を確保することにより、無断で分離されない。
本実施例に係る歯模型咬合器1において、前記上部固定手段5は、前記ベース部材3が固定される固定部材14と、前記固定部材14の一端が固定され、前記下部固定手段6と前記回動軸4によって軸結合される回動部材15と、前記固定部材14と前記回動部材15との間に設けられ、前記固定部材14が前記回動部材15に対して離隔および近接する往復運動を行うようにガイドするとともに固定する前後往復手段16とを含んでいる。
すなわち、前記前後往復手段16を介して前記固定部材14を前記回動部材15に対して前後往復運動させるようになっており、単純な軸回転による再現だけでなく、歯模型間の前後運動に対する再現を実現する。
前記において、前記前後往復手段16は、図8〜図10に示すように、前記固定部材14の一端に設けられ、前記ベース部材3に対して平行な方向に固定された棒状のガイド棒17と、前記回動部材15に設けられ、前記ガイド棒17が案内されるように収容されるガイド孔18とを含んでなる。
すなわち、前記ガイド棒17が前記ガイド孔18に沿って往復移動する経路を介して歯模型の前後運動に対する再現を実現する。
本実施例に係る歯模型咬合器1において、前記下部固定手段6には、前記上部固定手段5との回動時の隙間間隔を調整するための間隔調整手段19が設けられる。
すなわち、前記間隔調整手段19を介して、前記上部固定手段5と前記下部固定手段6の対面する面に対する間隔を微調整することにより、より精度の高い再現データを獲得することになる。
このように構成された前記間隔調整手段19は、図11〜図13に示すように、前記下部固定手段6の前記上部固定手段5と対面する面上に回転運動可能に突設され、前記上部固定手段5に対して対面する面の高さがそれぞれ異なるように回転中心を中心に一定の角度の半径を有しながら段差をもって形成された接触面20を有する間隔調整部材21と、前記上部固定手段5の前記下部固定手段6と対面する面上に突設され、前記接触面20に接触する棒状の間隔棒22とを含んでなる。
すなわち、前記間隔棒22に接触する前記接触面20の種類を、所望の接触面20が接触するように選択して位置させることにより、回転に対す隙間間隔を微調整することができる。
前記接触面20は4面からなることが好ましいが、これに限定されるものではなく、前記下部固定手段6に軸着される軸の外周面は前記接触面20に相応する多角形の形状からなる。これにより、無断で回転することを防止することにより、選択された前記接触面20が無断で交替されることを防止することが最も好ましい。
本実施例による歯模型咬合器1において、前記下部固定手段6は、前記ベース部材3が固定される下部ボディ23と、前記下部ボディ23に回転可能に軸結合され、前記上部固定手段5が前記回動軸4によって軸結合された回転ボディ24とからなり、前記下部ボディ23と前記回転ボディ24との間には、前記回転ボディ24が前記ベース部材3に対して横方向に角度調整された軸回転運動を行うように調整する回転手段25が設けられる。
これにより、前記回転手段25を介して前記歯模型2の横方向運動に対する再現が実現される。
前記回転手段25は、図14〜図16に示すように、前記回転ボディ24に設けられ、前記下部ボディ23に軸結合される固定軸26に接触するとともに、前記固定軸26に対して直角方向に運動して前記固定軸26を回転させる押圧部材27を含んでなる。
すなわち、前記押圧部材27を、ユーザーが押すことにより前記固定軸26が回転し、これにより前記回転ボディ24が前記下部ボディ23上で回転して歯模型2の横方向の回転運動を再現する。
そして、前記固定軸26の外周面には、前記押圧部材27のラックギアに噛み合うピニオンギアの歯が設けられ、前記押圧部材27は、前記下部ボディ23の内部でガイドされるとともに、元の位置に復帰するように組み立てられることが好ましいが、これに限定されるものではない。
上述したように構成された本実施例に係る歯模型咬合器1を介して再現作業を行おうとするときは、まず、前記ベース部材3に歯模型2をそれぞれ固定し、前記ベース部材3の末端部の前記固定孔8を前記嵌合棒9に嵌め合わせて固定する。
この際、前記加圧突起12を前記ベース部材3の末端面を介して押し付けながら嵌め込んで固定すればよい。
このように、前記ベース部材3が前記上部固定手段5および下部固定手段6に固定されると、前記間隔調整手段19の間隔調整部材21を回転させ、所望の高さを持つ前記接触面20が前記間隔棒22に触れ合える位置に位置させる。
前述したように、前記間隔調整手段19の調整が完了すると、歯模型2の再現運動を実現すればよいので、前記回動軸4を介して前記上部固定手段5と前記下部固定手段6を軸回転させる作業を行うことができる。
この際、前記間隔調整手段19によって上部固定手段5と下部固定手段6の回転半径を微調整した状態で行うことにより、データを獲得する。
そして、ユーザーが前記押圧部材27を押圧する深さに応じて前記回転ボディ24が前記下部ボディ23に対して所望の方向および角度で回転するようにして、歯模型2の横方向運動に対する再現を行うことにより、データを獲得する。
また、前記固定部材14を前記回動部材15に対して前後往復運動させ、歯模型2の前後運動に対する再現データを獲得する。
図17〜23は本発明の他の実施例に係る歯模型咬合器を示す図である。本実施例に係る歯模型咬合器1において、前記間隔調整手段19は、図17および図18に示すように、前記下部固定手段6の前記上部固定手段5と対面する面に回動自在に軸着され、一部の外周面に回転軸の中心からの半径(R)(r)が互いに異なる多数の接触部28を有する回転子29と、前記上部固定手段5の前記下部固定手段6と対面する面における前記回転子29の接触部28と当接する部位に設けられ、前記回動軸4を中心に前記上部固定手段5が回転するときに前記接触部28と接触して前記下部固定手段6との隙間間隔を制限する対応手段とを含んでなる。
すなわち、前記対応手段に接触する前記接触部28の種類を、所望の間隔を持つ接触部28が接触するように選択して位置させることにより、回転に対する隙間間隔を微調整することができる。
前記接触部28は2〜10個からなることが好ましく、8個からなることが最も好ましい。
特に、前記接触部28は、前記回転子29の外周面に設けられ、前記回転子29の中心軸に対して互いに離隔した距離が異なる多数の頂点を有する多角形の形状からなることが好ましく、八角形の形状を有することが最も好ましい。
これにより、前記対応手段に接触する接触部28を選択して位置を調整することにより、前記上部固定手段5の前記下部固定手段6に対する最小近接間隔を微調整しながら再現運動を行うことになる。
上述したように構成された本実施例に係る歯模型咬合器1において、前記回転子29は、前記下部固定手段6における、前記回動軸4の下部に設けられた回転軸孔30に回動自在に固定される棒状の回転体であって、終端に手で掴むことが可能なノブ31が設けられ、他端には前記接触部28が設けられ、前記ノブ31と接触部28との間には、ピン32の終端が嵌め込まれて前記回転軸孔30から抜けないようにする環状凹溝33が設けられる。
すなわち、前記回転子29を前記回転軸孔30に軸結合した状態で前記ピン32を前記環状凹溝33に嵌合すると、前記回転子29が前記回転軸孔30から分離されずに固定された状態を維持することになる。
これにより、前記回転子29を前記回転軸孔30から分離しようとする場合には、前記ピン32を前記環状凹溝33から離脱させた後、前記環状凹溝33から前記回転子29を分離すればよい。
このように構成された本実施例に係る歯模型咬合器1において、前記対応手段は、前記上部固定手段5における前記回動軸4の下部に位置する面に備えられ、前記接触部28が収容されるように凹設された凹部状の収容凹溝34からなることが好ましい。
すなわち、前記収容凹溝34に前記接触部28の接触部位が収容された状態で接触するようにしたもので、前記接触部28が前記収容凹溝34によってその位置をさらに確固に維持するようにすることにより、横方向への遊動を防止して安定的に位置できる。
前述したように構成された本実施例に係る歯模型咬合器1を介して再現作業を行おうとするときは、まず、前記ベース部材3に歯模型2をそれぞれ固定し、前記ベース部材3の末端部を前記上部固定手段5および下部固定手段6に固定すると、図21〜図23に示すように、前記間隔調整手段19の回転子29を回転させ、所望の位置の高さを持つ前記接触部28が前記収容凹溝34に触れ合えるように位置させる。
このとき、外部に晒された前記ノブ31を手で掴んで簡単に回すことができる。
前述したように、前記間隔調整手段19の調整が完了すると、歯模型2の再現運動を実現すればよいので、前記回動軸4を介して前記上部固定手段5と下部固定手段6を軸回転させる作業を行うことができる。
この際、前記間隔調整手段8によって上部固定手段5と下部固定手段6の回転半径を微調整した状態で行うことにより、データを獲得する。
図24は本発明の別の実施例に係る歯模型咬合器を示す。図24に示すように、本実施例に係る歯模型咬合器1において、前記補助固定手段10は、前記ベース部材3の末端部の端面に、前記嵌合棒9に対して直角方向に配向された部分が位置し、前記嵌合棒9に対して直角方向に前記ベース部材3を弾性的に加圧する弾性加圧部材35からなる。
前記弾性加圧部材35は、図25に示すように、前記上部固定手段5に設けられた板ばねからなることが最も好ましいが、これに限定されるものではない。
これにより、前記弾性加圧部材35は、前記ベース部材3の末端部の端面を加圧して固定力を付加するようになっている。前記ベース部材3が前記嵌合棒9を介して結合されるとき、前記ベース部材3の末端部が前記弾性加圧部材35の端部を押し付けながら前記固定孔8の位置を前記嵌合棒9に対して確保した後、嵌合固定する。前記弾性加圧部材35は、弾性力によって前記ベース部材3の側方向に加圧する。
したがって、前記ベース部材3は、前記嵌合棒9との垂直方向の固定力と前記弾性加圧部材35による水平方向の固定力を確保することにより、無断で分離されない。
図26は本発明に係る歯模型咬合器に適用される前記間隔調整手段の他の実施例を示す図である。図26に示すように、前記間隔調整手段19は、前記上部固定手段5の前記下部固定手段6と対面する面上に接触できるように突設され、突出する部位の長さを調整することが可能な間隔調整棒36からなってもよい。
この際、前記間隔調整棒36は、前記上部固定手段5に螺合するねじ山を有することにより、ねじ回転による最下端の位置を調整して前記上部固定手段5と下部固定手段6との最小近接時の間隔を調整する。
したがって、前記間隔調整棒36を介して前記上部固定手段5と下部固定手段6の対面する面に対する間隔を微調整することにより、より精度の高い再現データを獲得することになる。
また、本発明の歯模型咬合器では、前記したベース部材3の末端部には固定孔8が穿設され、前記上部固定手段5および下部固定手段6には、前記末端部の前記固定孔8を嵌め合わせて固定する嵌合棒9がそれぞれ設けられるが、前記嵌合棒9は、前記上部固定手段5および下部固定手段6において、前記ベース部材3が前記上部固定手段5および下部固定手段6に固定されるとき、歯模型2が設けられたベース部材3の面を介して嵌合固定されるようにする位置に設けられることが好ましい。
すなわち、前記歯模型2が配置された面を介して前記ベース部材3が前記上部固定手段5および下部固定手段6に固定されるようにすることにより、歯模型2が配置されていない他のベース部材3の他面を精密加工しなくてもよいので、作業工程の縮小によって生産性を向上させてより経済的に提供することができる。
上述したように、前記前後往復手段16と間隔調整手段19と回転手段25を介して歯模型2の再現運動を様々に実現することにより、高品質のデータを獲得することができる。
以上で説明した本発明の一実施例は、例示的なものに過ぎず、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、これらの実施例から様々な変形および均等な他の実施が可能であることを理解するであろう。したがって、本発明は、発明の詳細な説明で言及される形態に限定されるものではない。よって、本発明の真正な技術的保護範囲は添付した請求の範囲の技術的思想によって定められるべきである。また、本発明は、添付した請求の範囲によって定義される本発明の思想およびその範囲内にあるすべての変形物、均等物および代替物を含むものと理解されるべきである。
1 歯模型咬合器
2 歯模型
3 ベース部材
4 回動軸
5 上部固定手段
6 下部固定手段
7 ストッパー
8 固定孔
9 嵌合棒
10 補助固定手段
12 加圧突起
13 ハウジング
14 固定部材
15 回動部材
16 前後往復手段
17 ガイド棒
18 ガイド孔
19 間隔調整手段
20 接触面
21 間隔調整部材
22 間隔棒
23 下部ボディ
24 回転ボディ
25 回転手段
26 固定軸
27 押圧部材
28 接触部
29 回転子
30 回転軸孔
31 ノブ
32 ピン
33 環状凹溝
34 収容凹溝
35 弾性加圧部材
36 間隔調整棒

Claims (17)

  1. 上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、
    前記ベース部材の末端部には固定孔が穿設され、
    前記上部固定手段および前記下部固定手段には、
    前記末端部の前記固定孔を嵌め合わせて固定する嵌合棒がそれぞれ設けられ、
    前記上部固定手段および前記下部固定手段には、
    前記ベース部材の末端部の端面を加圧して前記ベース部材に対して前記嵌合棒の側方向に圧力を印加することにより固定力を補助する補助固定手段が設けられることを特徴とする、歯模型咬合器。
  2. 前記補助固定手段は、
    前記ベース部材の末端部の端面に対応するように前記嵌合棒に対して直角方向に位置し、ばねによって弾性支持される加圧突起と、
    前記ばねが内在し、前記加圧突起が往復移動するようにガイドするハウジングと、を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の歯模型咬合器。
  3. 前記補助固定手段は、
    前記ベース部材の末端部の端面に、前記嵌合棒に対して直角方向に配向された部分が位置し、前記嵌合棒に対して直角方向に前記ベース部材を弾性的に加圧する弾性加圧部材からなることを特徴とする、請求項1に記載の歯模型咬合器。
  4. 上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、
    前記上部固定手段は、
    前記ベース部材が固定される固定部材と、前記固定部材の一端が固定され、前記下部固定手段と前記回動軸によって軸結合される回動部材と、前記固定部材と前記回動部材との間に設けられ、前記固定部材が前記回動部材に対して離隔および近接する往復運動を行うようにガイドするとともに固定する前後往復手段とを含んでなることを特徴とする、歯模型咬合器。
  5. 前記前後往復手段は、
    前記固定部材の一端に前記ベース部材に対して平行な方向に固定された棒状のガイド棒と、前記回動部材に設けられ、前記ガイド棒が案内されるように収容されるガイド孔とを含んでなることを特徴とする、請求項4に記載の歯模型咬合器。
  6. 上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、
    前記下部固定手段には、
    前記上部固定手段との回動時の隙間間隔を調整する間隔調整手段が備えられることを特徴とする、歯模型咬合器。
  7. 前記間隔調整手段は、
    前記下部固定手段の前記上部固定手段と対面する面上に回転運動可能に突設され、前記上部固定手段に対して対面する面の高さがそれぞれ異なるように回転中心を中心に一定の角度の半径を有しながら段差をもって形成された接触面を有する間隔調整部材と、
    前記上部固定手段の前記下部固定手段と対面する面上に突設され、前記接触面と接触する棒状の間隔棒とを含んでなることを特徴とする、請求項6に記載の歯模型咬合器。
  8. 前記間隔調整手段は、
    前記上部固定手段の前記下部固定手段と対面する面上に接触可能に突設され、突出する部位の長さを調整することが可能な間隔調整棒からなることを特徴とする、請求項6に記載の歯模型咬合器。
  9. 前記間隔調整棒は、
    前記上部固定手段に螺合するねじ山を有することを特徴とする、請求項8に記載の歯模型咬合器。
  10. 前記間隔調整手段は、
    前記下部固定手段の前記上部固定手段と対面する面に回動自在に軸着し、一部の外周面に回転軸の中心からの半径(R)(r)が互いに異なる多数の接触部を有する回転子と、前記上部固定手段の前記下部固定手段と対面する面における、前記回転子の接触部と当接する部位に設けられ、前記回動軸を中心に前記上部固定手段が回転するときに前記接触部に接触して前記下部固定手段との隙間間隔を制限する対応手段とを含んでなることを特徴とする、請求項6に記載の歯模型咬合器。
  11. 前記接触部は、
    前記回転子の外周面に設けられ、前記回転子の中心軸に対して互いに離隔した距離が異なる多数の頂点を有する多角形の形状をすることを特徴とする、請求項10に記載の歯模型咬合器。
  12. 前記回転子は、
    前記下部固定手段における前記回動軸の下部に設けられた回転軸孔に回動自在に固定される棒状の回転体であって、終端に手で掴むことが可能なノブが設けられ、他端には前記接触部が設けられ、
    前記ノブと前記接触部との間には、ピンの終端が嵌め込まれて前記回転軸孔から抜けないようにする環状凹溝が設けられることを特徴とする、請求項10に記載の歯模型咬合器。
  13. 前記対応手段は、
    前記上部固定手段における前記回動軸の下部に位置する面に設けられ、前記接触部が収容される収容凹溝からなることを特徴とする、請求項10に記載の歯模型咬合器。
  14. 上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、
    前記下部固定手段は、
    前記ベース部材が固定される下部ボディと、前記下部ボディに回転可能に軸結合され、前記上部固定手段が前記回動軸によって軸結合された回転ボディとから構成され、
    前記下部ボディと前記回転ボディとの間には、前記回転ボディが前記ベース部材に対して横方向に角度調整された軸回転運動を行うように調整する回転手段が設けられることを特徴とする、歯模型咬合器。
  15. 前記回転手段は、
    前記回転ボディに設けられ、前記下部ボディに軸結合する固定軸に接触するとともに、前記固定軸に対して直角方向に運動して前記固定軸を回転させる押圧部材を含んでなることを特徴とする、請求項14に記載の歯模型咬合器。
  16. 前記固定軸の外周面には、
    前記押圧部材のラックギアに噛み合うピニオンギアの歯が設けられ、
    前記押圧部材は、
    前記下部ボディの内部でガイドされるとともに、元の位置に復帰するように組み立てられることを特徴とする、請求項15に記載の歯模型咬合器。
  17. 上顎と下顎の歯模型がそれぞれ固定される一対のベース部材と、前記ベース部材の末端部位がそれぞれ着脱可能に固定され、回動軸によって互いに回動自在に軸結合される上部固定手段および下部固定手段とを含んでなる歯科模型咬合器において、
    前記ベース部材の末端部には固定孔が穿設され、前記上部固定手段および前記下部固定手段には、前記末端部に設けられた前記固定孔を嵌め合わせて固定する嵌合棒がそれぞれ設けられ、
    前記嵌合棒は、前記上部固定手段および前記下部固定手段において、前記ベース部材が前記上部固定手段および前記下部固定手段に固定されるとき、歯模型の設けられたベース部材の面を介して嵌め込まれて固定されるようにする位置に設けられることを特徴とする、歯模型咬合器。
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