JP2016537763A - 消費財の体験の向上 - Google Patents

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Abstract

機器が、コントローラと、マイクロフォンから信号を受け取るための入力部とを含む。コントローラは、マイクロフォンからの信号を処理して利用者による消耗品の使用に関連する音を検出し、その音を検出することに応じて出力を生成する。例えば、消耗品は予め梱包されていても良く、音が梱包容器に関連しても良い。実施形態では、コントローラが、第1の行動(例えば容器のキャップを開けること)の音に応じて周辺照明を制御し、第2の行動(例えば製品を容器から供給すること)の音に応じて作業照明を制御する。別の実施形態では、コントローラが、消耗品がなくなっていることを示す音(例えば面に置かれている容器の中空音)を検出し、それに応じて可視指示を生成し又はネットワーク上で信号を伝送する。

Description

本開示は、消費財(消耗品)を使用すること、並びに消費財の使用に関連する利用者の体験を楽しみ及び/又は有用性の点で向上させることに関する。
「消耗品」とは、使い尽くされることにより、又は使用不能な状態に変形される(リサイクルの可能性を必ずしも除外しない)ことにより、本質的にその通常の使用目的の一環として使い果たされるように意図される製品を含む消費財の物品を指す。典型的には製品は、ガス、エアロゾル、液体、溶液、泡、粉末、固体要素の集まり、又は溶解できる、消化できる、若しくは可燃性の固体等、消耗品が有限の供給を含む物質であり、かかる物質は、製品の通常の使用目的の本質的な一環として使い果たされる。消耗品は、製造業者又は供給業者によって予め梱包される梱包容器も含み得る。梱包容器は製品を利用するために利用者によって開けられ、それ自体使い捨てられても(使い果たされても)再利用できても良い。
消耗品の幾つかの例は、衛生用品又は洗浄用品、食品、文房具、プリンタインク等のコンピュータの消耗品を含む。更なる例は保湿クリーム等の肌用用品であり、温度が上がるにつれ肌用用品の吸収が高まることが知られている。消耗品の分野は、国際標準産業分類(ISIC:International Standard Industrial Classification)(現在改訂3版)によって定められている日用消費財(FMCG:Fast Moving Consumer Goods)を含む。
消耗品は、例えばコンピュータ、電話、TV、他のユーザ端末、調理器具、トースタ、洗濯機、皿洗い機等の白物家電又は他の家庭用器具、家具、車両等の耐久消費財と対比されることがある。これらの物はいずれは不可避的に使い切られるものの、耐久消費財はそのように意図されておらず、使い果たされる物質の有限の供給は含まない。
消耗品の有限の性質により、対象の利用者(消費者)が同一の消耗品を(通常の状況で1年以上又は典型的には数年もち、そのように保証されることが多い耐久品とは対照的に)1年、1カ月、1週間、更には1日の間に繰り返し購入することが消耗品の意図される用途に固有の性質である。
消耗品及び関連する使用体験を個人化することに消費者は益々関心をもっている。例えば、「2011 Consumer Packaged Goods Industry Perspective」Booz&co.; Leslie Moeller, Jose Gregorio Baquero & Elisabeth Hartley (http://www.booz.com/media/uploads/End_of_Year_Letter_2011_consumer.pdf)を参照されたい。利用者は消耗品を消費することによって満足感を味わい又は存分に楽しみ、この感覚は個人化又は専用化によって向上され得る。
消耗品は、消耗品自体の単純な美的意匠によって個人化され、又は専用化され得る。しかしその範囲は限られており、消費に関連する特定の行動が行われる瞬間又は特定の関連行動が行われる瞬間等、利用者による消費の特定の状況に意匠が適合することはできないであろう。消耗品を使用する体験を向上させるための技術的手段、とりわけ消耗品の使用に反応することができる手段を探すことが望ましいであろう。
本明細書で開示される一態様によれば、コントローラと、マイクロフォンから信号を受け取るための入力部とを含む機器が提供される。コントローラは、マイクロフォンからの信号を処理して利用者による消耗品の使用に関連する音を検出し、前述の音を検出することに応じて出力を生成するように構成される。使用に関連する音は、製品の消費自体に直接起因する音を含んでいようが、又は消費に関連する他の何らかの関連音を含んでいようが、消耗品の消費(即ち消耗品を使い果たすこと)に関連する如何なる音でも良い。例えば、消耗品は予め梱包されていても良く、コントローラが認識するように構成される関連音は、製品を使用するために梱包容器を開けること、又は消費後に梱包容器を閉めること等、梱包容器に関係する何らかの行動に起因し得る。
実施形態では、音が、消耗品の使用に関連する第1の行動の音である第1の音と、同じ消耗品の使用に関連する少なくとも1つの更なる行動の音である少なくとも1つの更なる音とを含み得る。更なる音は第1の音と異なるが、更なる行動は第1の行動に関係する。例えば更なる音は、第1の音の後に続き得る。コントローラは、第1の音及び更なる音を検出し、それらの音の少なくとも1つを他の音に照らして解釈するように構成され得る。次いでコントローラは、第1の音及び更なる音の少なくとも1つを検出することに応じて前述の出力を生成することができる。
例えば第1の音は、開けられている消耗品の梱包容器の蓋又はキャップの音を含むことができ、且つ/又は更なる音は梱包容器から供給されている製品の音等、第2の行動に関連する第2の音を含み得る。例えば製品は、シェービングフォーム又はデオドラント等の物質を含むことができ、梱包容器はスプレー缶を含むことができ、第1の音は缶からキャップが外される音を含み、第2の音は缶のノズルを通って製品が供給される音を含む。
出力は、消耗品が消費される環境の周辺照明を制御すること、及び/又は環境内で消耗品が消費される領域を対象とした作業照明を制御することを含み得る。別の例として、出力は、消耗品が消費される環境内の放射熱を制御することを代わりに、又は追加で含み得る。
一実施形態では、コントローラが、(梱包容器を開けること等の第1の行動に関連する)第1の音を検出することに応じて周辺照明を制御するように、及び/又は(製品を供給すること等の第2の行動に関連する)第2の音を検出することに応じて作業照明を制御するように構成され得る。例えば第1の音は、消耗品の種類、例えば消耗品のブランド及び/又は消耗品が含む製品種類(即ちシェービングフォーム、シャワージェル等であるか)を識別するために使用されても良く、コントローラはその第1の識別情報を使用して、消耗品の種類に関する所望の雰囲気又は環境に対応する周辺照明の1つ又は複数の照明設定を定めることができる。例えば髭を剃ること又はシャワーを浴びることとして行動を識別し、且つ/又はその行動が概して持続する可能性がどの程度あるかを識別するために、第2の音を使用して消耗品を消費する際に利用者によって行われる行動の持続時間及び/又は種類を識別することができる。コントローラはこの第2の識別情報を使用して、対応する行動領域(例えば流し台又はシャワー)内の作業照明をオンにし、行動に対応する色及び/又は強度設定に作業照明を定め、且つ/又は対応する行動期間にわたって作業照明をオンにすることができる。
別の実施形態では、更なる音は消耗品がなくなっている音を含み得る。例えばこの音は、面に置かれる空又はほぼ空の消耗品の梱包容器の中空音であり得る。別の例は、残り少なくなっているスプレー缶の特徴的な音であり得る。コントローラは、消耗品がなくなっている更なる指示を生成するように構成され得る。例えば更なる指示は、利用者に対する可視指示(例えば別個のLEDインジケータ等の警告灯)を含むことができ、且つ/又は(例えば利用者、供給業者、利用者又は供給業者の自動化エンティティによって作用されるサーバ等のデータストア内に事実のログを取るために)ネットワーク上で信号を伝送することを含んでも良い。更なる音は、消耗品の充填度又は消費状況も示すことができる。例えば、容器の充填度に比例して容器内の音響共鳴が変わることが分かっているため、消耗品の梱包容器のキャップを閉めること又は消耗品の容器を振ること等、消耗品を扱うことに関連する音の音響学的シグニチャから充填度の概算が推論され得る。
実施形態の組合せでは、消耗品がなくなっている音が第2の音に加えて生じる第3の音でも良く、コントローラは第2の音及び第3の音の両方を検出してそれらに作用するように構成され得る。例えばコントローラは、第2の音に応じて作業照明を制御し、且つ/又は第3の音に応じて可視信号若しくはネットワーク信号を生成するように構成され得る。第3の音は第2の音の後に発生し得る。
更なる実施形態では、コントローラが、第1の音を検出することに応じて放射熱(例えば放熱器、対流加熱器、赤外線ヒータ、IR LEDヒータ、ファンヒータ、蓄熱ヒータ、熱ポンプ等)を制御するように構成され得る。例えば、放射熱を加えることによって補助されるであろう使用中の消耗品の種類を識別するために第1の音が使用され得る。コントローラはこの第1の識別情報を使用して、消耗品の種類の所望のレベルに対応する放射熱の1つ又は複数の放射熱設定を定めることができる。
実施形態の更なる組合せでは、この機器が受動型赤外線(PIR:passive infrared)センサ、超音波センサ、マイクロ波センサ、飛行時間(ToF:time-of-flight)カメラ等のプレゼンスセンサを更に含むことができ、コントローラがプレゼンスセンサから信号を受け取るための第2の入力部を更に含むことができる。
例えばプレゼンスセンサは運動センサを含むことができ、コントローラは、動作検知器からの信号を処理して利用者による消耗品の使用に関連する動きを検出し、前述の動きを検出することに応じて出力を生成するように構成され得る。例えば運動センサは、利用者の動きを識別するために使用され得る。
別の例として、プレゼンスセンサが近接検出器を含むことができ、コントローラが、近接検出器からの信号を処理して利用者による消耗品の使用に関連する近接度を検出し、前述の近接度を検出することに応じて出力を生成するように構成され得る。例えば近接検出器は、利用者の近接度を識別するために使用され得る。
かかる実施形態では、コントローラが利用者の動きを検出することに応じて放射熱を(例えば指向性のあるIR LEDヒータ、指向性のあるファンヒータ等によって)方向的に制御するように構成され得る。例えば、放射熱を加えることによって補助されるであろう使用中の消耗品の種類を識別するために第1の音が使用されても良く、消耗品の使用に関連する動きを追跡するために運動センサが使用され得る。次いでコントローラは、消耗品の種類の所望のレベルに対応する放射熱の1つ又は複数の放射熱設定を方向的に制御することができる。
実施形態の更なる組合せでは、コントローラが、利用者の近接度を検出することに応じて放射熱を制御するように構成され得る。例えば、放射熱を加えることによって補助されるであろう使用中の消耗品の種類を識別するために第1の音が使用され得る。消耗品の使用に関連する近接度を検出するために近接検出器が使用され得る。次いでコントローラは、消耗品の種類の所望のレベルに対応する放射熱の1つ又は複数の放射熱設定を制御することができる。
更なる実施形態では、コントローラが、第1の音に照らして解釈することによって更なる音を検出するように構成され得る。これは、第1の音に照らして第2の音を解釈すること、第1の音に照らして第3の音を解釈すること、及び/又は第2の音に照らして第3の音を解釈することを含み得る。例えばコントローラは、第1の音からブランド若しくは製品種類をまず識別して第2の音に関連する行動を検出することができ、且つ/又は第1の音からブランド若しくは製品種類をまず識別して消耗品がなくなっていることに関連する音を検出することができる。一実施形態では、第1の音に照らして第2の音の有意味の又は感知し得る合致が見つからない場合、コントローラは戻って第1の音を再び解釈するように構成され得る。例えば、第1の音が製品Xの梱包容器によって作り出されると最初に解釈されたが、第2の音が製品Xに関連する予期される音のどれにも合致しないことがその後分かる場合、コントローラは第1の音を次善の推定製品Yとして再び解釈することができ、製品Yでは第2の音が製品Yに関連する予期される音の1つに合致する。ブランドXを結び付けるために第1の音が使用されるが、その後の第2の音がブランドXの消耗品の典型的な音に合致しない場合に同様の状況が起こり得る。
本明細書で開示される任意の概念がコントローラを含む機器に関して表現される場合、それらの概念は、コントローラ及び関連する任意の要素を含むシステムに関して、機器及び関連する任意の要素によって行われる操作を実行する方法に関して、又はコントローラの操作を実行するように構成されるコードを含むコンピュータプログラム製品に関して均等に説明され得ることに留意されたい。同様に、任意の概念が方法又はコンピュータプログラムのステップ又は操作に関して開示される場合、それらの概念は適切に構成されたコントローラ又は他の関連要素に関して均等に表現され得る。
本開示の理解を助け、実施形態が実行され得る方法を示すために、添付図面を例として参照する。
照明システムを含む環境の概略図である。 照明システムを制御するためのコントローラの拡大ブロック図を含む照明システムの概略ブロック図である。 消耗品を音によって認識するための方法の一例を示すフローチャートである。 周波数領域内の音を表す複数の周波数成分の概略スケッチである。
上記で概説されたように、本発明は、消費財に関連する特徴的な音を検出し、その検出に応じて出力を生成する。それによりコントローラは、消耗品を消費する体験が消費、例えば消費に関連する1つ又は複数の行動が行われる瞬間に基づいて制御されることを可能にし、その結果、より専用化された体験を実現できるようにする。
実施形態では、コントローラが、シャンプー又はシェービングクリーム等の日用消費財(FMCG)の作動及び使用の音響解析を使用し、(i)第1の行動(例えば梱包容器を開けること)から生じる第1の音に基づいて製品種類及び/又はブランドを診断し、(ii)第2の行動(例えば製品を供給すること)から生じる第2の音に基づいて製品の使用に関連する行動の種類及び/又は持続時間を診断する。これにより、例えば周辺照明が(i)第1の行動の音から識別される製品種類及び/又はブランドに応じて設定できるようになり、作業固有照明が(ii)第2の行動の音から識別される関連する行動に応じて設定できるようになる。
再現可能であり、対象の物品に特有の機械音を使用時に発するように消費財を設計するための技法が存在する。例えば、外される蓋又は元に戻される蓋のカチッという音又はポンという音等、梱包容器が開けられるとき又は閉められるときに特定の音を発するように特定の物品の梱包容器がデザインされても良く、かかる音は特定のブランドに固有であるように作られ得る。例えば、「The Search for Sweet Sounds that Sell」、副題「Household Products’Clicks and Hums Are No Accident; Light Piano Music When the Dishwasher Is Done?”」Ellen Byron; Wall Street Journal, Life and Culture; October 24, 2012(http://online.wsj.com/article/SB10001424052970203406404578074671598804116.html)を参照されたい。別の選択肢は、使用時に、例えば開けられる/閉められるときに特定の電子音を発するように梱包容器内に電子機器を埋め込むことであるあろう(所謂「スマートパッケージング」の事例)。やはりその音は、例えば特定のブランド又は製品種類に関連し、特徴的且つ再現可能であるように構成され得る。別の選択肢は、既存の梱包容器の既存の特徴的な物音を認識するようにコントローラを構成することである。
本発明は、適切な信号処理技法によって認識され得る音響学的シグニチャとして、そのような特徴的な音が使用される可能性を活用する。音響学的シグニチャの解析及び診断に適したアルゴリズムはそれ自体知られており、例えば(http://www.audioanalytic.com/en/)及び米国特許第6,507,790号を参照されたい。任意選択的に、新たな装置も入手できるようになっており、かかる装置は音の検出に対する方向応答性を与えるための複数のマイクロフォン及び指向性ビーム形成アルゴリズムを含み、それにより不所望のソースからの干渉を減らす。しかし、本発明者らが認識する限り、かかる音認識技法が消耗品の消費に関連するシグニチャを検出するために適用されたことはなく、そうすることによって何らかの利益が生じ得ることをこれまでどの当業者も考えなかった。
消耗品の使用、例えば梱包容器を開けること、梱包容器から製品を供給すること、製品自体を使用し、消費し、塗布することに関連する音を検出するためにかかる音認識技法を使用することにより、製品の一部を使用するときに存分に楽しみ又は満足感を味わう利用者の感覚を高める補足出力を生成すること、又は消耗品の使用に関連する満足感を高めることが可能である。例えば、特定のブランド及び/又は製品種類に関連する音を検出することに応じて、そのブランド及び/又は製品種類に関連する環境若しくは雰囲気を作り出すように周辺照明の色及び/又は強度が自動で制御され得る。或いは、又は加えて、本発明は消耗品の使用に関連する機能及び/又は行動を支援し且つ/又は向上させることができる。例えば、コントローラは行動の種類及び/又は持続時間を検出し、その行動に合わせて作業照明を必要に応じて自動で制御する、例えば髭を剃るために照明を当てるシェービングランプを流し台の上で自動でオンにする、並びに/又は作業光を髭剃りに適した特定の色、強度、及び/若しくは持続時間に設定することができる。
今日、シャンプー、シェービングフォーム、洗浄剤等のFMCGは、それらが利用される部屋の中の標準的照明を用いて利用されている。使用されている製品の製品種類又はブランドを反映するように周辺照明が適応されることはなく、消費者によって行われている製品に関連する作業を反映するように作業固有照明が調節されることもない。従って、照明製品及びFMCGは2つの別々の、且つ重複しない市場分野を占める。その特性がFMCGの種類又は使用に応じて定められる照明製品は知られていない。
図1は、本開示の実施形態による照明システムの一例を示す。この照明システムは、少なくとも1人の利用者16によって1つ又は複数の消耗品18が使用され得る環境2内に設置され、さもなければ位置する。環境2は、例えば自宅、オフィス、作業現場、モール、レストラン、バー、倉庫、空港、駅等の部屋、廊下、広間等の屋内空間、庭、公園、街路、スタジアム等の屋外空間、展望台、塔、大テント等の屋根付き空間、車内等の他の任意の種類の密閉空間又は部分的な密閉空間を含み得る。例として、図1の例では対象の環境2が洗面所である。
環境2は、1つ又は複数の照明器具の形態の周辺照明8を含むことができ、周辺照明8は、室内に周辺光12を放つことによりその環境を照らす、好ましくは環境2のほぼ全体、例えば部屋全体を照らすように構成される。典型的には周辺照明8は、部屋の天井に取り付けられる1つ又は複数の照明器具を含む。環境2は、消耗品18が使用される特定の領域、即ち消費に関与する作業が利用者16によって行われる環境2内の特定の(従って環境2よりも狭い)区域又は領域を対象とする作業照明10を代替的に又は追加で含むことができる。作業照明10は、対象の領域内にターゲット光14を選択的に放つように構成される1つ又は複数の作業固有照明器具を含む。作業固有照明10は、指向性であるという点で対象の領域内に向けることができ、又は単純に室内の作業固有照明10の配置及び相対的照明範囲によって対象の領域内に向けることができる。例えば図1の例では、消耗品18が流し台20の近くで使用されるシェービングクリーム又はシェービングフォームの缶を含む。この場合、作業照明10は、流し台20に関連する領域内に光を放ち、それによりその領域を照らすように構成される1つ又は複数の照明器具、例えば流し台の上に及び/又は流し台の背後の壁にある鏡の上に位置する照明器具を含み得る。
これは一例に過ぎず、以下の教示は他の消耗品18に、及び/又は他の環境2内で適用されても良く、例えば調理器具及び/又は作業面上に作業固有照明がある台所内で予め梱包された食品が開けられ且つ/若しくは準備され、又は化粧台上に作業固有照明がある寝室内で化粧品が使用される。
消耗品18は消費者製品を含み、梱包容器も概して含む。消耗品18は、消費者による第1の行動によって使用の準備が行われるときに独特な音響学的シグニチャが引き起こされるように梱包され、さもなければ構成され得る。例えば第1の行動は、シェービングフォームのキャップを開けることや手拭きの箱を開けること等、梱包容器を開けること、及び/又はシェービングフォームの缶を振ること等の別の準備行動を含み得る。例えば製品のブランド、製品種類、及び/又は製品の位置を識別するためにこの第1の行動の音が使用され得る。
消耗品18は、消費者による第2の行動によって製品が利用されるときに独特な音響学的シグニチャを発生させるように構成されても良い。例えば第2の行動は、シェービングフォームが容器から排出されること又は手拭きを箱から取り出すこと等、製品をその梱包容器から供給することによって利用すること、及び/又は利用者16によってシェービングフォームが髭剃りに使用されること、手拭きが表面を綺麗にするために使用されること等、別の使用行動を含み得る。例えば、利用者によって行われる第2の行動を含む又は第2の行動に関連する行動の性質、利用者の行動の持続時間、及び/又はその行動の位置を識別するためにこの第2の行動が使用され得る。
この照明システムは、少なくとも1つのマイクロフォン6(又は方向応答性のための複数のマイクロフォン)を含む制御システム4を含む。実施形態では、制御システム4がネットワークの接続性も備えることができる。例えば制御システム4は、壁掛け式の制御ユニット、適切に構成されたアプリケーションを実行するスマートフォン、タブレット、ラップトップ等のモバイル端末、又はビル、複数のビル、若しくは複数の敷地の全域にわたって分散される分散システムの形態であることができる。個別のハウジング内に形成されるユニット又は端末の場合、マイクロフォン6はハウジングの中にあっても外にあっても良い。制御システム及びマイクロフォンは、照明8及び/又は10の一部とすることができ、且つ/又はそれらの照明と一体化されても良い。
図2は、制御システム4の要素をより詳細に示すブロック図である。制御システム4は、消耗品18に関連する音を録音するための少なくとも1つのマイクロフォン6と、増幅器7と、アナログ−デジタル変換器(ADC)22と、増幅器7及びADC22を介してマイクロフォン6に結合されるコントローラ23とを含み、コントローラ23は、環境2からマイクロフォン6によって捕捉された音を表すマイクロフォン6からの信号を受け取り、それによりその音の少なくとも一部を録音するように構成される。以下の内容は1つのマイクロフォン6のみの観点から説明されるが、実施形態では、特定の方向からの音(従って消耗品18の使用に関連する特定の行動が行われると予期される領域からの音)を検出の対象とするためのビーム形成技法と共に、2つ以上のマイクロフォン6のアレイを用いて以下の教示が代わりに実装され得る。内部にコントローラ23が形成される個別のハウジングを有するユニット又は端末を制御システム4が含む場合、マイクロフォン6、増幅器7、及び/又はADC22はハウジングの中にあっても外にあっても良く、又はADC及びコントローラ23がマイクロプロセッサ若しくはマイクロコントローラと一体化され得ることにも留意されたい。
コントローラ23は、例えば高速フーリエ変換又は周波数領域への他の変換等によるスペクトル解析に基づき、録音された音から音響学的シグニチャを明らかにするように構成される音響アナライザ32を含む。音響アナライザ32は、コントローラ23のメモリ26上に記憶され、実行時に以下の内容等に従って音を検出する操作を実行するように、コントローラのプロセッサ24上で実行されるように構成される信号処理ソフトウェアの形態であることができる。或いは、これに含まれる信号処理の一部又は全てが専用のハードウェア回路、又はプログラム可能ゲートアレイ(PGA:programmable gate array)又は書替え可能ゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)等の構成可能ハードウェア回路若しくは再構成可能ハードウェア回路内に実装されることも除外されない。
コントローラ23は、音響学的シグニチャに対する製品データを記憶する(即ち1つ又は複数の消耗品18のそれぞれの製品データに関連してマップされる1つ又は複数のシグニチャを記憶する)リレーショナルデータベース30に結合され、又はかかるリレーショナルデータベース30を含む。このデータベース30は、音響学的シグニチャに基づいて種類、ブランド、典型的使用法等の1つ又は複数の製品特性を特定することを可能にする。実施形態では、データベースが遠隔地、例えば1つ又は複数のリモートサーバにおいて実装され、ネットワーク30、例えば無線ローカルエリアネットワーク、ローカル私設イントラネット、広域私設イントラネット等の公衆若しくは私設ローカルエリアネットワーク、又はインターネット等の広域公衆インターネットワークを介してコントローラ23によってアクセスされ得る。或いは、データベース30の一部又は全てが制御システム4において局所的に、例えば独立型壁掛け式ユニットのメモリ26内、又はスマートフォン、タブレット、ラップトップ等のモバイル端末上に実装される制御システムのメモリ26内に局所的に構成されることも除外されない。
コントローラ23は、録音された音の音響学的シグニチャに関連する特定された製品の特性及び/又は製品の使用に基づいて、周辺照明8及び/又は作業照明10を適応させるように構成される照明制御モジュール34を更に含む。照明制御モジュール34もやはり、コントローラ23のメモリ26上に記憶され、実行時に以下の内容等に従って検出された音に基づいて照明を制御する操作を実行するように、コントローラ23のプロセッサ24上で実行されるように構成されるソフトウェアの形態であることができる。或いは、これに含まれる制御機能の一部又は全てが専用のハードウェア回路、又はPGA若しくはFPGA等の構成可能ハードウェア回路若しくは再構成可能ハードウェア回路内に実装されることも除外されない。
この照明システムは、周辺照明8及び/又は作業照明10を駆動するための1つ又は複数のドライバ28も含む。ドライバ28は、照明8、10を形成する照明器具それぞれのドライバ、又は照明若しくは照明器具の種類ごとのドライバを含み得る。ドライバ28は、制御システム4の一部と見なされても、照明8及び/又は10を形成する1つ若しくは複数の照明器具の一部と見なされても良い。制御システム4の一部である場合、個別のハウジング内に形成されるユニット又は端末の事例では、ドライバ28がハウジングの中にあっても外にあっても良い。照明器具の一部である場合、ドライバはその照明器具のハウジングの中にあっても外にあっても良い。
本明細書で開示される実施形態によれば、コントローラ23は、消費者によって使用される製品のブランド属性を反映するように周辺照明8を適応させ、消費者が製品を使う間に行う作業を反映するように作業照明10を適応させるように構成される。コントローラ23は、シャンプー又はシェービングクリーム等のFMCGの作動及び使用の音響解析を使用し、(i)第1の行動の音響学的シグニチャ、例えば消耗品の梱包容器を開ける音を検出することに基づいて製品種類及びブランドを診断し、(ii)第1の行動を含み又は第1の行動に関連する第2の行動の音響学的シグニチャ、例えば消耗品によって構成される製品を供給し且つ/又は使用する音を検出することに基づいて製品の使用に関連する行動の種類及び持続時間を診断する。これにより、周辺照明8が第1の行動から識別される製品種類及びブランドに応じて設定できるようになり、作業固有照明10が関連する第2の行動に応じて設定できるようになる。
これに役立つ代替的態様が少なくとも2つある。1つの態様は、特有だが再現可能な音を開けるときに発するように設計されるFMCG又は他の製品用の容器を提供することである。消耗品は、第1の行動が行われるときに音を発するように音響学的に設計され、その音の音響学的シグニチャは特定の製品種類及び/又はブランドに固有だが、同じ種類及び/又はブランドの物品の間で再現可能でもある。これは、(例えば)梱包容器のキャップ及びその関連する保持構造を設計することによって実現され得る。例えばキャップは、様々な減衰期間、様々なインパルス数等を有するように、保持構造から取り外されるときに様々な周波数で共鳴するように構築され得る。
もう1つの態様は、既存の消耗品の音を使用し、「学習フェーズ」中にそれらの音の音響学的シグニチャを既存の消耗品のバーコード内のブランド情報及び製品種類情報に関連付けることである。
何れにしても、1つ又は複数のマイクロフォン6の少なくとも1つによって音が検出される。次いで、デジタル信号プロセッサ24上で実行される音響アナライザ32が使用され、高速フーリエ変換を使用して信号を周波数領域に変換し、周波数成分の大きさが連続した時間間隔で記憶され、それにより、(i)(第1の行動に基づく)製品種類及びブランド、並びに(ii)製品の使用(第2の行動)に関連する行動の種類及び持続時間の両方を求めるために、経時変化する音の周波数解析又は音響学的シグニチャが得られる。
次いで、これらの音響学的シグニチャが第1の行動及び第2の行動の基準シグニチャと比較される。この音響学的シグニチャは解析され、データベース30内に保持される一連の音響学的シグニチャと比較され、データベース30は、ブランド及び製品種類に対する第1の行動の音響学的シグニチャのマッピング並びにそれらに関連する周辺光設定を含む。第2の行動の音響学的シグニチャも解析されてデータベース30内に保持される一連の音響学的シグニチャと比較され、データベース30は、第1の行動の音響学的シグニチャによって識別されるブランド及び製品に関連し得る対応する行動に対する第2の行動の音響学的シグニチャのマッピング、更には第2の行動のシグニチャに関連する作業光設定へのマッピングを含む。アナライザ32は、第1の行動に照らして第2の行動の診断を行い、より正確な文脈上の合致をもたらすことができる。
かかる実施形態に基づきデジタル信号プロセッサは、複数の同様のシグニチャを含むデータベースから、許容できる偽陽性又は偽陰性の数を示して、第1の行動及び第2の行動によって作り出される音響学的シグニチャをそれらが正しく識別され得る程度にまで解析することができる。
任意選択的に、第2の音響学的シグニチャが第1の音響学的シグニチャに即した対応する行動と合致され得ない場合、第1の音響学的シグニチャが第1の行動のデータベースに対して再びマップされ、マップし直された第1の音響学的シグニチャに照らして第2の音響学的シグニチャの解析が再び実行され得る。或いは、第1の音響学的シグニチャが、第2の音響学的シグニチャに照らして第1の行動のデータベースに対してマップし直されても良い。第2の行動が第1の行動とは無関係にのみ診断され得る場合、第1の行動及び第2の行動は両方の行動の基準に対する最良適合に従って診断され、第1の音の診断の記録が適切に更新され得る。例えば音響アナライザ32は、音を認識することに関する信頼値又は確率を出力し、何らかの適切な適合基準又は適合アルゴリズムに従って第1の音及び第2の音の最も優れた信頼値の組合せを与える方法で、第1の音及び第2の音の最良の診断が一緒に選択されても良い(例えば平均誤差又は平均二乗誤差等を最小化し、それぞれの音の「誤差」は例えば100%の信頼度とその音の被選択診断の信頼値との差、又は被選択診断の信頼値と隔離して診断される場合にその音にあり得るであろう最大信頼値との差であっても良い)。
実施形態では、一般的な(ノーブランドの)製品種類が存在する場合があり、合致の確率が低い場合に特定の動作が実行され得る(例えば無視、初期設定等)。例えば、特定の音を認識することに関する信頼値が閾値を下回る場合、音響アナライザ32は有意味の認識ができないと判定することができる。この場合、コントローラ23は周辺照明及び/又は作業照明に初期設定を適用し得る。音の1つのみが認識され得る場合、コントローラ23は、認識された音に依存する初期設定の動作を適用することができる。例えば、第2の音からは行動の種類を認識できず、第1の音からブランドのみが認識され得る場合、コントローラ23は識別されたブランド用の初期設定の作業光14を適用することができる。又はブランドではなく行動の種類のみが認識され得る場合、コントローラ23は識別された行動の種類のための初期設定の周辺光12を適用することができる。
もう1つの選択肢として、「学習モード」内で利用者によって第1の行動のデータベースに新規のエントリが追加され得る。学習モードでは、データベースにまだ含まれていない製品の音響学的プロファイルをシステムが「学習」することができる。同様の学習手法が第2の行動のデータベースに、更には第3の行動のデータベースにも適用され得る。
このようにして周辺光及び作業光の設定が、第1の行動及び第2の行動の基準シグニチャに関連付けられる。第1の行動について合致が識別される場合、診断された第1の行動に応じて周辺光設定を定める信号が照明制御モジュール34に伝えられる。同様に第2の行動が識別される場合、第2の行動が行われている間、第2の行動のための対応する作業光設定が照明制御モジュールにロードされる。第2の行動を含む、又は第2の行動に関連する行動が終わった後、周辺照明及び作業照明の両方がその初期設定に戻る。
かかる実施形態は、消費者によって使用される製品のブランド属性を反映するように周辺光12が適応されること、及び消費者が製品を使う間に行う作業に作業光14が適応されることを有利に可能にする。様々なFMCGに関連する行動に、(i)製品に固有の及び(ii)行われている作業に適応される照明が与えられ得る。
これは広範な製品にわたって適用可能とすることができ、例えばシェービング、クリーニング及び他のFMCGは、通常受ける照明とは異なる作業固有の照明条件から恩恵を受けることができる。クリーニング剤は白色光の恩恵を受けることができ、シェービングは直接照明を必要とする場合があり、美容製品は塗るための直接白色照明及びテスト用のデスティネーションライトを必要とし得る。この機器は、特定の照明(例えば情報/指示リーフレットを読むための作業光)を引き起こすためにブリスター包装又は溶解発泡錠の特徴的な音が使用され得る薬剤分野に、例えば飲料用缶又はビール瓶を開ける音がブランドのしるし(コーラ又はビールの特定のブランド等)を与え、それによって適切な周辺光を設定することができる飲料品又は食料品の使用の際に、及び料理のための食品の使用等の際にも適用可能であり得る。
例えば周辺光設定は、製品の梱包容器を開ける音響学的シグニチャによって引き起こされても良く、作業光は製品を使用する音響学的シグニチャによって引き起こされても良い。一例では、周辺光設定が製品のブランド、例えばシェービングフォームの特定のブランドに対しては青っぽい周辺光を反映することができ、作業光は、製品が使用される位置において製品の使用中に製品の使用、例えば髭を剃る間に顔面を照らすことを支援することができる。
使用事例の一例を与えるために、或る利用者が通常の洗面所の照明で洗っている。その利用者が特定のブランドXのシェービングフォームの缶を開ける。その消耗品はブランドXのシェービングフォームであると照明システムによって識別され、製品のために周辺照明及び作業照明を調節する。利用者が幾らかのシェービングフォームを出して髭を剃り始める。作業固有照明を特定の行動に合わせるために、この行動の音響学的シグニチャが使用される。キャップが製品に元通りに取り付けられると(又は製品の使用に関する行動の音響学的シグニチャがもはや検出されなければ)、照明設定がその初期設定に戻される。
別の例では、周辺光及び作業光の種類及び開始がどちらも、製品の梱包容器を開ける音響学的シグニチャによって引き起こされても良く、周辺光及び作業光のリセットが梱包容器を閉める音響学的シグニチャによってトリガされ得る。一例では、マスカラの容器を開ける音響学的シグニチャがマスカラのブランドを明らかにし、マスカラの使用を引き起こすことができ、従って周辺光及び作業光の両方を同時に設定するのに対し、マスカラの容器を閉める音響学的シグニチャはその行動の終わりを示すことができ、従って周辺光及び作業光の両方をリセットする。
更なる使用事例は、例えば食品が保管されている冷蔵庫を開ける音、食品を調理するために調理器具又は換気扇をオンにする音、石鹸を後で投入するために洗濯機の扉を開ける音、シャワージェルが後で使用されることに結び付けられ得るシャワーをオンにする音等、消耗品に関連し得る且つ/又は消耗品の使用に関係し得る装置によって作り出される音に基づき得る。これらの装置は消耗品の使用に関連すると見なされ得るため、消耗品の使用に備えて出力信号、例えば周辺光の生成を引き起こすことができる。かかる装置の音を解釈することの更なる利点は、それらの音が、食品から梱包容器を取り除く音又はシャワージェルの容器を開ける音等、その後の更なる音を解釈するための文脈を定めるためにも使用され得ることである。
音響学的シグニチャに関連する行動が、第1の又はその後の音響学的事象に応じて定められ得る。例えば特定のブランドのシェービングフォームが使用されていることを第1の音響学的事象が示す場合、最大で計5回のその後の音響学的事象がその製品に関連し得ると判定され、各音響学的事象に関連する照明動作が直前の事象に照らして関連付けられ得る。例えば、第1の事象は周辺光を設定する缶を開けることであり得るが、診断される製品種類に基づき、消費者が製品を利用する前に更に2回の音響学的事象(シェービングフォームを出すこと及び缶を閉めること)が生じると計算される。従って、4回目の音響学的事象(フォームを利用すること)になって初めて作業固有照明が設定される。5回目の音響学的事象(又は次の音響学的事象がないこと)は利用の終わりを示す(この事例では音響学的事象が例えば剃刀を洗う水の音として定められ得る)。
更に、全般的なシステムレベルでは、消費者によって使われている製品のブランド及び/又は種類を明らかにするために音響学的シグニチャを使用し、次いで製品の使用に関係する特性を診断することが開示され、これはFMCGの梱包容器を設計すること、並びに関係する2つの音響学的プロファイルを検出して診断するための電子システムを提供することを含み得る。
別の代替的実施形態又は追加の実施形態では、例えば補充品を買うときを照明又は他の手段によって利用者に知らせるために、製品がなくなっているときの指示を与えるようにシステム4が構成され得る。コントローラ23の音響アナライザ32及びデータベース30は、FMCG容器の使用状況(例えば満杯、半分入っている、空等)を診断するように構成され得る。これは、容器が硬い面に置かれるとき又は容器を閉めるときの音響共鳴を診断することによって等、マイクロフォン6を使用してこの第3の行動に関連するシグニチャを検出することによって実現され得る。それに応じてコントローラ23が適切なインジケータを消費者のために制御し、それにより消耗品の状況に関する指示を例えば点滅光及び/又はその情報をネットワーク上で伝えることによって利用者に与える。
コントローラ23は、第1の行動及び/又は第2の行動に照らしてこの第3の行動を処理するように構成され得る。例えば、第3の行動の音響学的シグニチャが面に置かれたときのFMCG容器の共鳴を表す場合、この音響学的シグニチャは容器に入っている量に応じて変わり得る。これらの差が検出され、診断され、周辺光、作業光、又は他の光を制御して容器の状況(満杯、半分入っている等)の可視指示を与えることができる。もう1つの選択肢は、例えば利用者が電子メール又はIMメッセージによってアラートを受信するようにサーバ上に事実を記録するために、又は利用者がオンラインアカウントに次回ログインするときに等、この情報が任意のネットワーク装置に伝えられることである。
図3及び図4は、第1の行動及び第2の行動の音の音響学的シグニチャを診断するためのあり得るアルゴリズムを例示する(同様の手法が第3の行動から生じる容器の共鳴の測定についても機能する)。
ステップS10で、増幅器7の利得を調節することにより、マイクロフォン6からの入力信号に対して自動利得制御が適用される。ステップS20で、入力信号に対してトリガポイントが定められ、時間t=0と定める。ステップS30で、音響アナライザ32が入力信号から時間領域内のサンプルを取得する。ステップS40で、アナライザ32が正規化レベルまでサンプルを正規化する。ステップS50で、アナライザ32がサンプルにノイズフィルタリング操作を施す。音響アナライザ32はこうして、入力信号を表す1組の時間領域サンプルを得る。ステップS60で、アナライザ32が、或る時間窓にわたる入力信号の一部を表すそれらの時間領域サンプルのサブセット<n>をメモリ26内に記憶し、窓はt=0としてインデックスを付けられる。ステップS70で、アナライザが周波数領域変換を適用して<n>の時間領域サンプルを周波数領域に変換する。例えばこの変換は、高速フーリエ変換(FFT)等のフーリエ変換、又は離散コサイン変換等であり得る。図4内で概略的に且つ例として示されているように、これにより周波数領域内の1組のサンプルがもたらされる。各周波数領域サンプルはそれぞれの周波数において一定の強度値を含み、それにより、周波数スペクトル内の様々な周波数における強度に関して信号を表している。ステップS90で、アナライザ32がそれらの周波数領域サンプルをメモリ26内に記憶する。ステップS100で、マイクロフォン6からの入力信号のその後の時間窓に進むために、アナライザが時間インデックスtを+1増加させる。次いで音響アナライザ32は、時間t=Tにおいて一定の適当に多数の窓が捕捉されるまでステップS60からステップS100を繰り返す。こうして音響アナライザ32は、複数の時間窓のそれぞれにわたる入力信号のスペクトル表現を記憶する。このことは、入力信号の経時変化するスペクトル表現を与える。ステップS110で、音響アナライザ32がこのスペクトル表現をデータベース30内に記憶されているシグニチャと比較し、合致が見つかるかどうかを判定する。
代替策は、テンプレートシグニチャを入力信号と突き合わせるために、時間領域内で照合フィルタ(matched filter)を適用することであろう。
更なる実施形態では、照明の代替策として、又は照明に加え、システムが放射熱を与えるための1つ又は複数のヒータ、例えばIR LEDヒータを含むことができる。コントローラは、上記の実施形態で説明されたのと同様の方法で第1の音及び/又は更なる音に応じて放射熱を制御するように構成され得る。例えばシステムは、放射熱を加えることによって補助されるであろう消耗品が使用されているときを識別することができる。システムは、「利用後の」任意の処理から恩恵を受けるであろう消耗品、即ち使用の中止後に照明及び/又は放射熱を更に制御する必要がある製品が使用されているときを更に識別することができる。それに応じて、コントローラは加熱を活性化し又は加熱方向をしかるべく制御することができる。
更に、システムは環境2内の利用者の存在を感知するためのプレゼンスセンサを含むことができる。その場合コントローラ23は、認識された音及び検出された存在の両方に応じて加熱及び/若しくは照明を活性化し、且つ/又は加熱及び/若しくは照明の方向を適応させるように構成され得る。このことは、例えば作業照明及び/又は放射熱の適用がより適切な方法で制御されることを可能にするであろう。例えば、利用者がリップスティックを塗るとき、その動きが放射熱によってマッチされ得る。
例えばプレゼンスセンサは近接センサを含むことができる。近接センサからの信号に応じて放射熱が制御され得る。その場合コントローラ23は、認識された音及び検出された動き又は近接度の両方に応じて加熱及び/若しくは照明を活性化し、且つ/又は加熱及び/若しくは照明の方向を適応させるように構成され得る。例えばこのことは、IR LEDヒータからの利用者の距離が変わっても、利用者の位置におけるより安定した放射熱レベルを可能にするであろう。
使用事例の一例として、或る利用者が通常の洗面所の照明で洗っている。その利用者が特定のブランドYのリップスティックの容器を開ける。この消耗品はブランドYのリップスティックであり、この製品が或る期間にわたる継続的放射熱の「利用後の」処理を必要とすることがシステムによって識別される。利用者がリップスティックを塗るとき、放射熱の方向を特定の行動に合わせるために使用される運動センサによってこの行動の動きが追跡される。キャップが製品に元通りに取り付けられると(又は製品の使用に関する行動の音響学的シグニチャがもはや検出されなければ)、所望の「利用後の」処理レベルで放射熱がその期間にわたって継続する。上記の実施形態は専ら例として説明されてきたことが理解されよう。特許請求の範囲に記載の本発明を実施する際、図面、本開示、及び添付の特許請求の範囲を検討することにより、開示された実施形態に対する他の改変形態が当業者によって理解され、もたらされ得る。特許請求の範囲では、「含む」という語は他の要素又はステップを排除せず、不定冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は複数形を排除しない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲の中で挙げられる幾つかのアイテムの機能を果たすことができる。或る手段が互いに異なる従属請求項の中で列挙されるという単なる事実は、それらの手段の組合せが有利に使用されてはならないことを示すものではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に供給されるか、又は他のハードウェアの一部として供給される、光学記憶媒体又はソリッドステート媒体等の適切な媒体上に記憶/分散され得るが、インターネット又は他の有線若しくは無線通信システムによって等、他の形態で分散されても良い。特許請求の範囲の中の如何なる参照符号も範囲を限定するものとして解釈すべきでない。

Claims (17)

  1. コントローラと、
    マイクロフォンから信号を受け取るための入力部と
    を含む機器であって、
    前記コントローラは、前記マイクロフォンからの前記信号を処理して利用者による消耗品の使用に関連する音を認識し、前記音を認識することに応じて出力を生成する、機器。
  2. 前記音が、前記消耗品の使用に関連する第1の行動の音である第1の音と、前記同じ消耗品の使用に関連する少なくとも1つの更なる行動の音である少なくとも1つの更なる音とを含み、前記更なる音は前記第1の音と異なるが、前記更なる行動は前記第1の行動に関係し、
    前記コントローラが、前記第1の音及び更なる音を認識し、前記第1の音及び更なる音の少なくとも1つを認識することに応じて前記出力を生成する、請求項1に記載の機器。
  3. 前記更なる音が前記第1の音の後に続き、前記コントローラが、前記更なる音を前記第1の音に照らして解釈することによって前記更なる音を認識する、請求項2に記載の機器。
  4. 前記第1の音に照らして前記第2の音の合致が見つからない場合、前記コントローラが前記第2の音に照らして前記第1の音を再び解釈する、請求項3に記載の機器。
  5. 前記コントローラが、前記音の前記認識に基づいて前記消耗品のブランド及び/又は製品種類を識別し、且つ前記ブランド及び/又は製品種類の前記識別に応じて前記出力を生成する、請求項1乃至4の何れか一項に記載の機器。
  6. 前記コントローラが、前記第1の音の前記認識に基づいて前記消耗品の前記ブランド及び/又は製品種類を識別し、且つ前記ブランド及び/又は製品種類に照らして前記更なる音を解釈することにより、前記第1の音に照らして前記更なる音を解釈する、請求項2に従属する請求項5に記載の機器。
  7. 前記出力が、前記消耗品が使用される環境の周辺照明を制御すること、及び/又は前記環境内で前記消耗品が使用される領域を対象とした作業照明を制御することを含む、請求項1乃至6の何れか一項に記載の機器。
  8. 前記コントローラが、前記第1の音を認識することに応じて前記周辺照明を制御する、請求項2に従属する請求項7に記載の機器。
  9. 前記コントローラが、前記ブランド及び/又は製品種類の前記識別に応じて前記周辺照明を制御する、請求項5又は6に従属する請求項7に記載の機器。
  10. 前記更なる音が、前記消耗品の使用に関連する第2の行動の音である第2の音を含み、前記コントローラが、前記第2の音を認識することに応じて前記作業照明を制御する、請求項2に従属する請求項7乃至9の何れか一項に記載の機器。
  11. 前記コントローラが、前記第2の音の前記認識に基づいて利用者の行動の種類及び/又は持続時間を識別し、且つ前記利用者の行動の前記種類及び/又は持続時間の前記識別に応じて前記作業照明を制御する、請求項10に記載の機器。
  12. 前記音が前記消耗品の消費状況を示す音を含み、且つそれに応じて前記出力が前記消耗品の消費状況についての更なる指示を含む、請求項1乃至11の何れか一項に記載の機器。
  13. 前記更なる音が、前記消耗品がなくなっていることを示す音である第3の音を含み、前記コントローラが前記第3の音に応じて前記更なる指示を生成する、請求項2に従属する請求項12に記載の機器。
  14. 前記消耗品が予め梱包されており、前記音が梱包に関する行動に関連する、請求項1乃至13の何れか一項に記載の機器。
  15. 前記出力は、加熱が使用される環境内で前記加熱を制御することを含む、請求項1乃至14の何れか一項に記載の機器。
  16. 前記環境内の利用者の存在を感知するための存在センサから信号を受け取るための入力部を更に含み、前記コントローラが前記感知される存在に更に応じて前記照明及び/又は加熱を制御する、請求項7又は14に記載の機器。
  17. コンピュータ可読媒体上に具現化されるコードであって、1個又は複数個の処理装置上で実行されるとき、
    マイクロフォンから信号を受け取る操作と、
    前記マイクロフォンからの前記信号を処理して利用者による消耗品の使用に関連する音を認識する操作と、
    前記音を認識することに応じて出力を生成する操作と
    を実行するコードを含む、コンピュータプログラム。
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