JP2016535219A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 組立て式構造体の２つのパネル同士を互いに固定させるのに適した解放可能なクリップであって、
   前記解放可能なクリップが、互いに離れるように延在する２つの脚部を備え、
   前記脚部は一方の端部にて連結され、各脚部は、パネル係合形状部にて終端する反対側の自由端を有し、
   前記クリップが、前記脚部のうちの少なくとも一方に変位可能に連結される係合解除部材を備えており、前記係合解除部材は、レスト位置と解放位置との間で前記脚部に対して変位可能であり、前記レスト位置では、前記係合解除部材が、前記脚部に設けられた係合形状部と干渉せず、前記解放位置では、前記係合解除部材が、解放力を前記脚部の前記係合形状部に加えることができるように配置されることを特徴とする、解放可能なクリップ。
2. 前記係合解除部材は、前記係合解除部材が前記解放位置にある際に前記レスト位置から更に離れるように変位するときに、前記係合形状部に解放力を加えるように構成されていることを特徴とする、請求項１に記載の解放可能なクリップ。
3. 前記係合解除部材は、レバー構成体の形態であり、前記係合解除部材が連結される前記脚部の一部分は、前記レバー構成体の支点を形成し、前記係合形状部は、前記レバー構成体によって変位する作用点であることを特徴とする、請求項１又は２に記載の解放可能なクリップ。
4. 前記係合解除部材は、前記レスト位置と前記解放位置との間で枢動可能に変位することができることを特徴とする、請求項３に記載の解放可能なクリップ。
5. 前記係合解除部材は、ハンドル部及び作動部を備えており、前記ハンドル部と前記作動部との間に枢軸ゾーンが位置することを特徴とする、請求項３又は４に記載の解放可能なクリップ。
6. 前記枢軸ゾーンは、前記係合解除部材が前記解放位置にあるときに、前記レバー構成体の前記支点を形成する前記脚部の前記一部分に当接することを特徴とする、請求項５に記載の解放可能なクリップ。
7. 前記枢軸ゾーンは、前記係合解除部材が前記解放位置にあるときに、前記脚部の端部とそこから延在する前記係合形状部との間に形成された角部に当接することを特徴とする、請求項６に記載の解放可能なクリップ。
8. 前記係合解除部材は、格納位置へ向かって変位可能であり、前記格納位置では、前記係合解除部材が、前記係合解除部材が連結される前記脚部に対して実質的に垂直な向きで位置決めされることを特徴とする、請求項１から７のうちの何れか一項に記載の解放可能なクリップ。
9. 前記係合形状部は、前記係合解除部材が連結される前記脚部の前記自由端に形成されており、前記自由端は、一続きのアーチ状の把持形状部に形成されており、
   前記係合形状部は、前記脚部から横方向に延在する第一の部分と、前記把持形状部の前記第一の部分に対して鋭角に屈曲した第二の部分と、前記係合形状部の前記第二の部分から横方向に延在する第三の部分と、を備えており、
   前記把持形状部の前記第二の部分の近位ゾーンは、ポケットを第一のポケットと第二のポケットとに分けるために、前記ポケットの内側の方へ屈曲されており、
   前記係合解除部材の前記作動部は、前記係合形状部によって画定された前記第一のポケット及び前記第二のポケットのうちの一方の内側に位置していることを特徴とする、請求項１から８のうちの何れか一項に記載の解放可能なクリップ。
10. 互いに隣接して位置する少なくとも２つのパネルであって、各パネルのエッジゾーンに固定用溝が設けられている、パネルと、
    解放可能なクリップと、
    を備える、組立て式構造体であって、
    前記解放可能なクリップが、
    互いに離れるように延在する２つの脚部であって、前記２つの脚部が、前記脚部を互いに対して弾力的に変位可能にするために、一方の端部で互いに弾力的に連結され、
    各脚部が自由端を有し、前記自由端が、前記パネルの固定用溝に係合させるのに適したパネル係合形状部にて終端している、脚部と、
    前記脚部のうちの少なくとも一方に変位可能に連結される係合解除部材であって、前記係合解除部材は、レスト位置と解放位置との間で前記脚部に対して変位可能であり、前記レスト位置では、前記係合解除部材が、前記脚部に設けられた係合形状部と干渉せず、前記解放位置では、前記係合形状部を、前記パネルに設けられた前記固定用溝から係合解除させるために、前記係合解除部材が、前記脚部の前記係合形状部に解放力を加えることができるように配置される、係合解除部材と、
    を備えることを特徴とする、組立て式構造体。
11. 組立て式構造体のパネルから解放可能なクリップを取り外す方法であって、
    解放可能なクリップを提供するステップであって、前記解放可能なクリップが、
    互いに離れるように延在する２つの脚部であって、前記２つの脚部が、前記脚部が互いに対して弾力的に変位可能にするために、一方の端部で互いに弾力的に連結され、各脚部が自由端を有し、前記自由端がパネル係合形状部にて終端している、脚部、及び
    前記脚部のうちの少なくとも一方に変位可能に連結される係合解除部材であって、前記係合解除部材は、レスト位置と解放位置との間で前記脚部に対して変位可能であり、前記レスト位置では、前記係合解除部材が、前記脚部に設けられた係合形状部と干渉せず、前記解放位置では、前記係合解除部材が、前記脚部の前記係合形状部に解放力を加えることができるように配置される、係合解除部材、
    を備える、ステップと、
    前記折畳み式コンテナの前記パネルに設けられた固定用溝から係合解除させるために、前記係合解除部材が解放力を前記係合形状部に加えるまで、前記係合解除部材を変位させるステップと、
    を含むことを特徴とする、方法。
12. 前記係合解除部材は、まず前記レスト位置から前記解放位置まで変位し、次に、前記解放位置からの更なる変位によって、結果的に解放力が前記係合形状部に加えられることになることを特徴とする、請求項１１に記載の方法。
13. 前記組立て式構造体が折畳み式コンテナであることを特徴とする、請求項１１又は１２に記載の方法。