JP2016528503A - 塩素分析検査素子および安定化されたN,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン溶液 - Google Patents

塩素分析検査素子および安定化されたN,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン溶液 Download PDF

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Abstract

サンプル水内の遊離塩素および総塩素の濃度レベルを測定するために使用される検査要素(10)は、基板(14)に接着された検査パッド(12)を含み、この検査パッド(12)には、安定化されたDPD溶液が含浸されている。検査パッド(12)は、水内の塩素の異なる濃度レベルに応じた色を発色し、この色は、サンプル水内の遊離塩素および/または総塩素の濃度レベルを決定するためにカラーチャートと比較される。安定化されたDPDは、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミンオキサレイトの塩、メチルビニルエーテル無水物のようなポリマー無水物およびジメチルスルホンのような有機硫酸塩を含むことができる。【選択図】図1

Description

本出願は、2013年8月16日に出願された米国仮特許出願第61/866738号に基づく権利を主張するものであり、本願では、その記載内容全体を援用する。
塩素レベルを検査するためのDPD(N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン)方法は、1957年に導入され、水中の遊離および総塩素量を測定するための最も広く使用される方法となっている。この検査方法は、常に液体検査方法として使用されているが、水に浸漬し、カラーチャートと比較することによって色を読み取るための試薬ストリップとしては開発されていない。DPDストリップ方法と称されている市場での現在の検査方法は単なる移行検査方法に過ぎず、浸漬読み取り方法ではない。
一般的に国際社会では、プールや浴場を検査するための2つの標準的DPD比色方法が認められており、ほとんどの州によって承認されている。このDPD検査方法は、スポイトボトルから分配された薬剤とプールのサンプル水とを混合し、光度計で発色を読み取ることを行う液体検査キットに基づく。現在DPD検査ストリップと称されているものは、紙やプラスチックのストリップ/スティックにDPD粉末が接着されている。このストリップをプールまたは温泉から採取した水のチューブに浸漬すると、粉末がサンプル水に溶解し、わずかな量の塩素とも反応し、ピンクの色を呈する。その後、発色した色とカラーチャートと比較することにより、または比色計または光度計タイプの装置で色を読み取る。短冊型の装置は、基本的には単なるDPD粉末のための移行剤に過ぎない。米国特許第7,491,546号、同第7,333,194号、同第6,004,820号の各々は、浸漬読み取り検査ストリップではない、放出式の装置を開示している。
いくつかの従来技術(米国特許第3,937,613号および同第4,275,031号)は、不活性なプラスチックストリップを含む試薬放出式装置について記載しており、このストリップは、スティックで攪拌し、光度計でピンク色を読み取ることにより、埋め込み試薬を解放するのに十分堅い。フィッシャーらを発明者とする米国特許第4,275,031号には、DPD硫酸塩埋め込みポリマーとして、ポリビニルアルコール(PVA)を使用することが記載されているが、即時読み出しできるどころか、10分も待たなければならない。おそらく、PVAがサンプルに溶解し、PVAがDPD硫酸塩を解放するようになっており、PVAは、DPD硫酸塩の解放を遅らせる埋め込みポリマーとなっていることが示唆される。ここでもハンドヘルドカラー読取装置を用いて発色を読み取るようになっている。移動剤の厚みおよび質感を可変なものとすることができるが、この移動剤は、正確に遊離塩素を即時測光分析できるよう充分な分析試薬を移行することができるものでなければならない。検査ストリップで使用するためのDPDのより安定した製剤が必要とされている。
本発明の一実施形態は、水中における塩素の濃度レベルを検出するための検査要素を含む。より詳細には、検査要素は、人の取り扱いに適合し、この検査要素に検査パッドを固定するための基板を含む。基板には検査パッドが固定されており、検査パッドには、フェニレンジアミン塩と、酸化防止剤と、有機硫黄化合物を含む乾燥された溶液が含浸されている。検査パッドをサンプル水で濡らすと、この検査パッドはサンプル水内の塩素種に応じて発色し、この色は、水中の遊離および/または総塩素の濃度レベルを示す。
別の実施態様では、本発明は、フェニレンジアミン塩と、酸化防止剤と、有機硫黄化合物とを含む物質の組成物も含む。
さらに別の実施形態では、本発明は、水中の塩素の濃度レベルを検出するためのキットを含むこともできる。このキットは、基板と、基板に設けられた検査パッドとを含む検査要素を含み、検査パッドにはフェニレンジアミン塩と、酸化防止剤と、有機硫黄化合物とを含む乾燥状態の溶液が含浸されている。検査パッドが濡れると、この検査パッドはサンプル水内の塩素種に応答して発色し、この色は、水中の遊離および/または総塩素の濃度レベルを示す。このキットは、複数のカラー領域を含むカラーチャートを含むことができ、ここで各カラー領域が、水中の塩素の異なる濃度レベルを表すようになっている。
上記の本発明の実施形態のいずれにおいても、フェニレンジアミン塩は、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミンのシュウ酸でもよく、酸化防止剤は、少なくとも一つのポリマー無水物を含むことができ、ポリマー無水物は、メチルビニルエーテル無水物ポリマーでもよく、および/またはポリマー無水物は、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体でもよい。有機硫黄化合物は、ジメチルスルホンでもよい。
本発明の一実施形態は、含浸プロセスを受ける検査パッドを備える検査要素を含むことができる。水中の塩素の濃度レベルを検出するための検査要素は、検査パッドを固定し、人が取り扱うようになっている基板を含む。含浸プロセスは、酸化防止剤を含む第一の溶液と検査パッドマトリックス材料とを接触させることを含む。一実施形態では、第一の溶液は、0.1%のNaEDTA、0.1%のラウリル硫酸ナトリウム、およびpHが約6.4に調整された0.1%のMESバッファー液を含み、その後MES:NaEDTA:SDS:ガントレッズ(Gantrez)の比が0.3:0.04:0.04:1となっているガントレッズAN−119(酸化防止剤)の5.0%の水溶液が添加される。次に検査パッドマトリックス材料を乾燥させる第2プロセスは、酸化防止剤、フェニレンジアミン塩および有機硫黄化合物を含む第2の溶液と乾燥状態の検査パッドマトリックス材料とを接触させる工程を更に含む。一実施形態では、第2の溶液は、5%のエタノール、0.145グラムのDPDシュウ酸塩および0.1gのジメチルスルホンを含有する1.0%のガントレッズAN−119を含むことができる。次に第2の時間、検査パッドマトリックス材料を乾燥させる。基板材料に検査マトリックス材料を固定し、組み合わされた構成部品を検査要素に分離するのに公知の組み立て方法を使用できる。検査パッドが、サンプル水で湿潤状態となると、検査パッドは、サンプル水内の塩素種に応じた色を呈し、この色は水中の遊離および/または全塩素の濃度レベルを示す。
以下、添付図面に示した特定の実施形態を参照して本発明のより具体的な説明を記載する。これらの図面は、本発明の代表的な実施形態しか示していないので、発明の範囲を限定すると見なしてはならないと理解した上で、以下詳細な説明および添付図面を参照し、本発明の実施例についてさらに具体的かつ詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る検査要素の正面図である。
図1の検査要素の断面図である。
パッドの上に透水性上塗り層が貼り付けられた別構造を有する図2の検査要素の横断面図である。
以下、添付図面に示した特定の実施形態を参照して本発明のより具体的な説明を記載する。これらの図面は、本発明の代表的な実施形態しか示していないので、発明の範囲を限定すると見なしてはならないと理解したことを前提とした上で、以下詳細な説明および添付図面を参照し、本発明の実施例について更に具体的かつ詳細に説明する
図1を参照すると、この図には試薬検査要素10が示されており、この検査要素は、DPD(N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン)および/または色表示薬または試薬としてDPD塩を使用して、塩素を含む水源中の塩素レベルを検査するためにプールまたは温泉で使用することが好ましい。例えば、検査要素10は、水中の0、1、3、5および10ppmの遊離塩素の異なる濃度レベルに応じた色に変色できる。本発明の一実施形態では、検査要素10は、水分吸着検査パッド12または、基板14に貼り付けられた同様な親水性材料を含む。検査パッド12には、DPD、ポリマー安定剤、および結合剤を含む溶液が含浸されている。各着色領域が、水中の塩素の異なる濃度レベルを示すような、異なる色の複数の領域を含むカラーチャートと検査要素10とを組み合わせて使用することができる。図1に示された検査要素10は、単一の検査パッドとなっているが、各検査パッドは、流体サンプルの異なる特性を検査するための1つまたは複数の試薬を含浸させた検査パッドを複数有していてもよい。
検査パッドのための代表的なマトリックス材料は、検査組成物が乾燥または固化する前にマトリックス材料と混合されるよう、天然および合成、織布および不織布、多孔性および非多孔性の双方のポリマー材料の吸収紙を含むことができる。しかしながら、マトリックスは、検査する流体を透過せず、かつその流体とは反応しないものでなければならず、検査すべき流体がマトリックスを湿潤化し、マトリックス内に含まれる検体または試薬が、含浸された試薬組成物と反応するよう適度に親水性かつ多孔質なものでなければならない。化学的または物理的方法によって、担体の表面に、検査組成物を付着させることによって別の検査要素を調製することもできる。検査要素の設計および用途に応じて、マトリックス構造を、平坦または湾曲させてもよく、その表面を平滑または粗くすることもできる。
本発明で使用されるポリマー安定剤(酸化防止剤とも称される)の一例として、アシュランド社により販売されているようなガントレッズ(Gantrez,登録商標)AN−199のような高分子無水物のジェネリッククラスからのものがある。ガントレッズAN−199は、無水マレイン酸とメチルビニルエーテルとの共重合体であり、一般的に無水メチルビニルエーテルとも称される。おそらく同様の効果を得るために、ポリマーの無水物のクラスからの他のポリマーも使用することができ、よって本明細書の開示内容を、このように拡張することができる。更に溶液は、メチルスルホニルメタン(MSM)と称されるジメチルスルホンなどの有機硫黄化合物を含むことができる。検査パッド12は、当業者に公知の任意の適切な接着剤16を用いて基板14に検査パッド12が取り付けられている。
1)高分子安定剤を含有する水溶液に検査パッドを最初に浸漬し、次に検査パッドを乾燥させるステップと、
2)ポリマー安定剤/結合剤、DPDおよび有機硫黄化合物を含む第2の水溶液中に検査パッドを浸漬するステップと、
を含む、二段プロセスで安定化されたDPD試薬を検査パッドに含浸させた。
その後、所定の加熱スケジュールに従って検査パッドを乾燥させた。
検査パッド12を含む検査エレメント10を、塩素を含むサンプル水中に浸漬すると、検査パッド12は、パッド上に色を発現した。この色は、水試料中の塩素の濃度を示していた。この塩素は、遊離塩素また総塩素であり得る。非限定的な例では、検査パッド12の色は、種々の濃淡(シェード)の赤色に変化し、サンプル水中に存在する遊離塩素量を決定するために、カラーチャートと比較することができる。ポリマーの結合作用によりパッド上には反応した材料が残る。
別の実施形態では、透水性材料を重ねることによって、パッド内に薬品が保持されることを補助することができる。図3は、検査パッド12のエッジが開放状態のまま、検査パッド12の表面上に可撓性ポリマーの透水膜18が貼り付けられた検査要素10の横断面を示す。可撓性ポリマー膜18は、検査パッド12にある程度の機械的安定性を与え、また、出荷中に検査パッドから解離し得る任意のDPDまたは関連する薬品も保持する。透水性膜18は、薬品を含有するのに役立つだけでなく、検査中に化学試薬が流失してしまうことを防止するようにも働くことができる。また、透水性膜18は、化学的封じ込めの結果として均一に発色した外観となることも保証できる。
上記含浸プロセスに関して、検査溶液と検査結果の非限定的な例を以下に記載する。特に記載がない限り、全ての一般的な試薬は、試薬グレードまたはそれ以上のものであり、例えば、フィッシャーサイエンティフィックのような一般的な供給源から入手した。
(第1の溶液)
0.1%のNaEDTAおよび0.1%のラウリル硫酸ナトリウム(SDS)を含む0.1MのMES(N−4−モルホリノ)エタンスルホン酸)バッファーの20mLの溶液を1NのNaOHで、約pH6.40に調整した。この溶液に、10mLのガントレッズAN−119の5%(w/w)の溶液を添加し、逆浸透脱イオン水(RO/DI)で容積を合計50mLにした。ガントレッズAN−119溶液は、約0.5%〜約1.25%のガントレッズ(Gantrez)でよい。溶液は、ガントレッズを1%より多くすることが好ましい。最終溶液中の試薬は、MES:NEDTA:SDS:ガントレッズの比が0.3:0.04:0.04:1となるようにした。ワットマン(Whatman)740E濾紙に溶液を含浸させ、温度を維持し、紙を乾燥するために、空気/フロータイプのオーブン内で、100℃で15分間乾燥させた。溶液のpHは、6.7未満、より好ましくは5.85から6.4、最も好ましくは5から5.85に調整すべきである。
(第2の溶液)
5%のエタノールを含む1.0%のガントレッズAN−119の第2の水溶液に0.145gのDPDシュウ酸塩と0.1gのジメチルスルホンを添加した。現時点で好ましいpHの範囲は、pH5未満であり、より好ましい範囲はpH2から5の間であり、最も好ましいpH範囲は、約pH3から約pH4の範囲である。室温で溶解するまでこの溶液を混合した。第1の溶液を含浸させ乾燥させた紙を、この溶液中に浸漬し、再び15分間100℃のオーブンで乾燥させた。エタノールは、約5%〜約10%のエタノールでよく、試薬アルコール、イソプロピルアルコール等の別のアルコール類を使用することもできる。その後、両面粘着紙に紙を取貼り付け、プラスチックシート(ポリスチレン)に接着し、このシートを約0.20インチ(0.508cm)×約3.25インチ(8.255cm)の寸法の個々の検査ストリップに切断した。異なる塩素水溶液に検査ストリップを浸漬し、すぐにカラーチャートと色とを比較することによって検査ストリップを試験した。以下の表に示した検査結果によれば、試薬は、水中の0、1、3、5および10ppmの塩素を識別することができた。
(試験結果)
試薬は、迅速な結果を生じさせ、0、1、3、5および10ppmの遊離塩素のレベルを識別できた。色の段階の指標として、検査された遊離塩素サンプルの各々に対する反応色を示すために色スペクトルメータを使用した。これらの色は、非線形圧縮CIE XYZ色空間座標に基づく、明度の大きさ「L」およびや色、反対色の大きさ「a」および「b」を含む反対色のスペースを含むLab色空間で示される。RGBおよびCMYKカラーモデルとは異なり、ラボの色は、人間の視覚に近似するように設計されている。 色反応した検査片は、得られた各色の色座標を測定できるX−Riteブランドのカラー反射率スペクトロ密度計を使用して色反応した検査片を測定したところ、以下の結果が得られた。データの表の追加の列は、反応した色を一般的に示す通状の色を示す。

Figure 2016528503
3パラメータL、aおよびbは、それぞれ、X−rite装置の読み出し値である明度、色、彩度と相関する。パラメータa、すなわち色は、遊離塩素ppmレベルと最も密接に相関している。色が、薄いピンク(1ppm)から赤(10ppm)に変化するにつれ、aの値は約2から28.57に増加することがわかる。
(検査パッドの含浸と検査要素の組立プロセス)
本発明の一実施形態は、含浸プロセスに供される検査パッドおよび検査要素を含むことができる。水中の塩素の濃度レベルを検出するための検査要素は、人が取り扱うようになっており、検査パッドを固定するための基板を含む。基板には検査パッドが固定され、この検査パッドにはフェニレンジアミン塩、酸化防止剤および有機硫黄化合物を含む溶液が含浸され、その後パッドを乾燥させる。含浸プロセスは,以下のステップを含む。
1)少なくとも酸化防止剤を含む第1の溶液と検査パッドマトリックス材料とを接触させるステップ。一実施形態では、第1の溶液は、0.1%のNaEDTA、0.1%のラウリル硫酸ナトリウムおよびpHが約6.4に調整された0.1%MES緩衝液を含み、その後MES:NaEDTA:SDS:ガントレッズの比が0.3:0.04:0.04:1となっているガントレッズN−119の5.0%水溶液を添加する。
2)次に、検査パッドマトリックス材料を乾燥させるステップ。
3)プロセスは、さらにジフェニレンジアミン塩、酸化防止剤および有機硫黄化合物を含む第2の溶液と乾燥させた検査パッドとを接触させるステップを含む。一実施形態では、第2の溶液は、5%のエタノール、0.145グラムのDPDオキサレイトおよび0.1gのジメチルスルホンを含む1.0%のガントレッズAN−119を含む。
4)第2の時間の間、検査パッドを乾燥させる。
上記説明した方法に従って含浸させた検査パッドが、試料水で濡れると、検査パッドは、水中の遊離および/または総塩素の濃度レベルを示す水試料中の塩素種に応じた色を呈する。
その後、当業者が知っている任意の接着剤を用いて基板材料に検査パッドマトリックス材料を貼り付けることによって検査要素と検査パッドとを、組み立てる。一実施形態では、基板材料に透水性膜を貼り付け、現在含浸されているマトリックス材料を被覆する。次に含浸された検査パッドマトリックス材料が貼り付けられた基板材料を複数の検査要素に分割する。分割された各検査要素は、乾燥試薬の溶液を含浸させた少なくとも1つの検査パッドを有する。一例として、含浸された材料を有する基板材料を長さ3.25インチ(8.255cm)×幅0.2インチ(0.508cm)のストリップに切断してもよい。
DPD溶液は、任意の長時間紫外線光、温度、重金属や湿気にさらされると、非常に不安定となる。ほとんどのDPD利用物は、大気中の酸素やその他の潜在的な干渉物によりDPDインジケータが酸化するのを防止するために、温度と湿度が制御された条件で取り扱われる。一例として、DPDおよび他の試薬は、一般に使用直前にアンプルの先端が破断されるまで、早期の反応を防止するために真空にされたガラスアンプルに保存される。破断されたアンプルの先端に触れた場合、この結果怪我をする可能性がある。
本発明者等は、DPDおよびガントレッズAN−119共重合体混合物にジメチルスルホンを添加することにより、制御システムのpHで、検査パッド12は、オーブン中50℃で4週間保存した後でも反応性があることを発見した。ジメチルスルホンがない場合、ストリップは色がまだらになったり、窓枠状(エッジがダーク状で、中央部が明るい状態)になったりした。ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロドン(PVP)またはヒドロキシポリマーは、室温でも安定したストリップを提供できなかった。ガントレッズAN−119とジメチルスルホンとの組み合わせしか、この製品に期待される安定性を提供できなかった。
遊離塩素の存在下での水中でのDPDの主な反応は次のとおりである。

Figure 2016528503
高いレベルの塩素が存在する場合、イミン生成物が好ましい。この理由は、ほとんどのDPD法は、塩素が一定のレベル以下の場合でしか正確でないからである。本明細書に開示した発明は、50ppmまでの遊離塩素に反応性があることを実証した。
ガントレッズAN−119は、DPDの窒素の早期酸化を阻害する生成カルボキシル基を加水分解することが当技術分野で周知となっている。EDTA(NaEDTA)は、よく知られた金属イオンキレート剤であり、遊離金属イオンとの反応を生じる。ここでNaEDTAは、マンガン、鉄(第二鉄及び第一鉄)などの金属イオンと配位錯体を形成する。配合剤中にNaETDAがない場合、これらの酸化金属は、DPDと干渉し、塩素検査に関して「偽陽性」となる酸化されたウルスター色素を生成し得る。
別の実施形態では、検査ストリップの検査パッドで使用されるよう形態ではない、別の形態で販売されるDPDを安定化させるために成分化合物または類似化合物の組合せを使用できる。例えば、上記安定化されたDPD溶液は、より高い安定性、検査のより広いレンジ、およびより長い貯蔵寿命を付与するような粉体またはタブレットの形態にしてもよい。
上記のようにジメチルスルホンを添加して、調製した溶液は、実験台上のビーカーで3日間安定であることが判った。冷蔵庫で保存した同じ溶液は、自己酸化または早期の反応の徴候を示すことなく2週間後でも無色であることが判った。このため、溶液の長期貯蔵寿命を有する製品を製造することが容易となる。
試薬検査ストリップも非常に安定であることが判った。ほぼ4週間の間50℃のオーブン中でインキュベーション検査しても、反応性が広範に失われることが示されなかった。低レベルでの退色が観察されたが、塩素の存在を検出するのに十分な発色が依然として存在した。これは、DPDは、通常、これらの同じ条件下では容易に酸化することを考えると驚くべきことであった。
上で引用した特許に記載されているようにほとんどの従来技術では早期の反応性起因した不安定でかつ不正確な結果が生じることを防止するために、使用直前まで、リン酸バッファー液からDPDを分離することが強調されていた。上記の本発明の実施形態では、安定化されたDPD溶液を含浸させた検査パッドを使用し、湿潤状態の検査パッド上でDPDと塩素との反応が生じ、検査パッドが、水中の塩素の濃度レベルの色の表示をするようになっている。従来技術は、移行または投与剤であるテストストリップについて述べているが、本発明では検査要素を読み取るためのハンドヘルド装置も、不要であるし、異なる液体を混合することも全く不要であり、便利でかつユーザーフレンドリなものとなっている。
本明細書では、本発明の実施形態を開示し、当業者が本発明の実施形態を製造し、使用できるように実施例を記載する。本発明の実施形態の特許可能な範囲は、特許請求の範囲に記載されているが、当業者が想到できる他の例も含むことができる。これら他の例は、特許請求の範囲の文字どおりの文言と異ならない構成要素を有する場合、または特許請求の範囲の文字どおりの文言およびわずかな差異しかない均等的な構成要素を含む場合,これら他の例は、特許請求の範囲内にあるものである。

Claims (18)

  1. 人が取り扱うようになっており、検査パッドを固定するための基板と、
    フェニレンジアミン塩と、酸化防止剤と、有機硫黄化合物とを含む,乾燥溶液が含浸された前記基板に固定された検査パッドとを含み、
    前記検査パッドがサンプル水で湿潤状態になったとき、前記検査パッドは、前記サンプル水中の塩素種に応答し、遊離および/または総塩素の濃度レベルを示す色を発色する、水中の塩素の濃度レベルを検出するための検査要素。
  2. 前記フェニレンジアミン塩は、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミンオキサレイトである請求項1記載の検査要素。
  3. 前記酸化防止剤は、少なくとも一つのポリマー無水物を含む請求項1記載の検査要素。
  4. 前記少なくとも一つのポリマー無水物は、無水メチルビニルエーテルのポリマーである請求項3記載の検査要素。
  5. 前記少なくとも一つのポリマー無水物は、メチルビニルエーテルーマレイン無水物のコポリマーである請求項3記載の検査要素。
  6. 前記有機硫黄化合物は、ジメチルスルホンを含む請求項1記載の検査要素。
  7. 前記基板に取り付けられ、前記検査パッドをカバーする透水性膜を更に含む請求項1記載の検査要素。
  8. 前記検査パッドは、複数の異なるカラー領域を含むカラーチャートと関連して使用され、前記各カラー領域は、水中の塩素の異なる濃度レベルを示す請求項1記載の検査要素。
  9. フェニレンジアミン塩と、酸化防止剤と、有機硫黄化合物とを含む材料の組成物。
  10. 前記フェニレンジアミン塩は、N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミンオキサレイトである請求項9記載の組成物。
  11. 前記酸化防止剤は、少なくとも一つのポリマー無水物を含む請求項9記載の組成物。
  12. 前記少なくとも一つのポリマー無水物は、無水メチルビニルエーテルのポリマーである請求項11記載の組成物。
  13. 前記少なくとも一つのポリマー無水物は、メチルビニルエーテルーマレイン無水物のコポリマーである請求項11記載の組成物。
  14. 前記有機硫黄化合物は、ジメチルスルホンを含む請求項9記載の組成物。
  15. 酸化防止剤を含む第1の溶液に親水性検査パッドを接触させるステップと、
    前記親水性検査パッドが前記第1の溶液に接触した後で、前記親水性検査パッドを乾燥させるステップと、
    フェニレンジアミン塩、酸化防止剤および有機硫黄化合物を含む第2の溶液に前記親水性検査パッドを接触させるステップと、
    前記親水性検査パッドが前記第2の溶液に接触した後に、前記親水性検査パッドを乾燥させるステップと、
    前記親水性検査パッドが前記第1の溶液および前記第2の溶液に接触した後に、前記親水性検査パッドを基板材料に貼り付けるステップと、
    を備える、水中の塩素の濃度レベルを検出するための検査要素を製造するための方法。
  16. 前記親水性検査パッド材料を透水性膜でカバーするステップを更に含む請求項15記載の方法。
  17. 前記第1の溶液は、約5.0から約6.4までのpHを有する請求項15記載の方法。
  18. 前記第2の溶液は、約2.0から約5.0までのpHを有する請求項15記載の方法。
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