JP2016525424A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 薬物送達装置であって、
   薬物を収容する薬物容器と、
   前記薬物容器内に設けられたプランジャーであって、前記薬物容器内における運動が前記薬物を前記薬物容器から送達するよう動作するプランジャーと、
   圧縮状態から拡張することによりエネルギーを解放するよう構成された蓄積エネルギー源と、前記蓄積エネルギー源に連結された第１の駆動要素と、前記第１の駆動要素に連結され、前記第１の駆動要素と前記プランジャーとの間に配置された第２の駆動要素とを含む駆動メカニズムとを備え、
   前記駆動メカニズムの第１の位置において、前記第１の駆動要素は、前記第２の駆動要素に対して軸方向への移動が抑制されているが、前記駆動メカニズムの第２の位置において、前記第１の駆動要素は、前記蓄積エネルギー源により前記第１の駆動要素の第１の表面が前記第２の駆動要素の第１の表面に対して駆動されて前記薬物容器からの薬物送達の完了を示す音による信号を生成するように、前記第２の駆動要素に対して前記軸方向へ自由に移動できる、薬物送達装置。
2. 請求項１に記載の薬物送達装置であって、
   前記蓄積エネルギー源の伸長は、前記駆動メカニズムを前記第１の位置から前記第２の位置へと移動させる、薬物送達装置。
3. 請求項１または２に記載の薬物送達装置であって、
   前記駆動メカニズムは第３の駆動要素を含み、前記第３の駆動要素は、前記駆動メカニズムが前記第１の位置にあるとき、前記第１の駆動要素と前記第２の駆動要素との間の相対運動を抑制し、
   前記第３の駆動要素は、前記駆動メカニズムが前記第２の位置へ向かって移動すると、前記薬物容器または前記薬物送達装置の筐体の一部に係合するよう構成されている、薬物送達装置。
4. 請求項３に記載の薬物送達装置であって、
   前記第３の駆動要素は、前記駆動メカニズムの前記第１の位置と前記第２の位置との間の解放位置で、前記薬物容器または前記薬物送達装置の前記筐体の一部に係合するよう構成されており、
   前記駆動メカニズムが前記解放位置から前記第２の位置へ向かって移動すると、前記第３の駆動要素は前記薬物容器に対して静止状態で保持され、前記第１または第２の駆動部材を前記第３の駆動部材から解放する、薬物送達装置。
5. 請求項３または４に記載の薬物送達装置であって、
   前記第３の駆動要素は、前記第１および第２の駆動要素の間に配置される、薬物送達装置。
6. 請求項３、４、または５に記載の薬物送達装置であって、
   前記第１の駆動要素は第１のベアリング面を含み、
   前記第２の駆動要素は、前記駆動メカニズムの前記第１の位置の前記第１のベアリング面と係合する第２のベアリング面を含み、
   前記第１の駆動要素の前記第２の駆動要素に対する回転は、前記第１のベアリング面を前記第２のベアリング面から離すように移動して、前記第１の駆動要素の前記第１の表面が前記第２の駆動要素の前記第１の表面に衝突可能なようにし、
   前記駆動メカニズムの前記第１の位置において、前記第３の駆動要素は、前記第１の駆動要素と前記第２の駆動要素との相対的な回転を抑制し、前記第２の位置において、前記第３の駆動要素は、前記第３の駆動要素が前記第１の駆動要素と前記第２の駆動要素との相対的な回転を抑制しない位置まで、前記第１および第２の駆動要素に対して軸方向に移動する、薬物送達装置。
7. 請求項６に記載の薬物送達装置であって、
   前記第２の駆動要素は、前記第１の位置において前記第３の駆動要素と係合して前記第２の駆動要素と前記第３の駆動要素との相対的な回転を防止する、第１の軸方向に延びる突出部またはスロットを含み、
   前記第１の駆動要素は、前記第１の位置において前記第３の駆動要素と係合して前記第３の駆動要素と前記第１の駆動要素との相対的な回転を防止する、軸方向に延びるスロットまたは突出部を含む、薬物送達装置。
8. 請求項７に記載の薬物送達装置であって、
   前記第３の駆動要素は、前記第２の駆動要素の少なくとも一部の周囲に延び、前記第１の駆動要素は、前記第３の駆動要素の少なくとも一部の周囲に延びる、薬物送達装置。
9. 請求項１または２に記載の薬物送達装置であって、
   さらに、前記薬物容器に連結または一体化された筐体要素であって、前記筐体要素は前記駆動メカニズムの前記第１の位置において前記第１の駆動要素が前記第２の駆動要素に対して移動すること抑制する筐体要素を備える、薬物送達装置。
10. 請求項９に記載の薬物送達装置であって、
    さらに、外部筐体を備え、
    前記薬物容器は、前記装置の動作中、前記外部筐体内部を移動するよう構成され、
    前記筐体要素は、前記薬物容器とともに前記外部筐体内部を移動する、薬物送達装置。
11. 請求項１から１０のいずれか１項に記載の薬物送達装置であって、
    前記駆動メカニズムの前記第１の位置において、前記第１の駆動要素および前記第２の駆動要素は、相対的な回転が抑制されている、薬物送達装置。
12. 請求項１から１１のいずれか１項に記載の薬物送達装置であって、
    前記第１および第３の駆動要素は、概ね管状である、薬物送達装置。
13. 請求項１から１２のいずれか１項に記載の薬物送達装置であって、
    前記薬物送達装置は自己注射器である、薬物送達装置。