JP2016513229A - アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法 - Google Patents

アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016513229A
JP2016513229A JP2015554132A JP2015554132A JP2016513229A JP 2016513229 A JP2016513229 A JP 2016513229A JP 2015554132 A JP2015554132 A JP 2015554132A JP 2015554132 A JP2015554132 A JP 2015554132A JP 2016513229 A JP2016513229 A JP 2016513229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nox
mass flow
flow rate
over
ammonia
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015554132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6685133B2 (ja
Inventor
ジョーダン・エム・ヘイウッド
ラメッシュ・カゴラヌ
Original Assignee
シーメンス アクティエンゲゼルシャフト
シーメンス アクティエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シーメンス アクティエンゲゼルシャフト, シーメンス アクティエンゲゼルシャフト filed Critical シーメンス アクティエンゲゼルシャフト
Publication of JP2016513229A publication Critical patent/JP2016513229A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6685133B2 publication Critical patent/JP6685133B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C9/00Controlling gas-turbine plants; Controlling fuel supply in air- breathing jet-propulsion plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2900/00Details of electrical control or of the monitoring of the exhaust gas treating apparatus
    • F01N2900/06Parameters used for exhaust control or diagnosing
    • F01N2900/16Parameters used for exhaust control or diagnosing said parameters being related to the exhaust apparatus, e.g. particulate filter or catalyst
    • F01N2900/1616NH3-slip from catalyst
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2900/00Details of electrical control or of the monitoring of the exhaust gas treating apparatus
    • F01N2900/06Parameters used for exhaust control or diagnosing
    • F01N2900/18Parameters used for exhaust control or diagnosing said parameters being related to the system for adding a substance into the exhaust
    • F01N2900/1806Properties of reducing agent or dosing system
    • F01N2900/1812Flow rate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2270/00Control
    • F05D2270/01Purpose of the control system
    • F05D2270/08Purpose of the control system to produce clean exhaust gases
    • F05D2270/082Purpose of the control system to produce clean exhaust gases with as little NOx as possible
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2270/00Control
    • F05D2270/30Control parameters, e.g. input parameters
    • F05D2270/306Mass flow

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

アンモニアスリップの削減のためのガスタービンエンジン(12)の作動方法が開示される。例示的な方法(100)は、出力レベルの所定の範囲にわたってエンジンを作動させるステップ(102)と;エンジンの排気(19)中に発生したNOxの質量流量を出力レベルの範囲にわたって10%以内となるように制御するステップ(104)と、選択触媒還元工程でエンジンの排気を処理するステップ(106)とを含む。この方法により、NOxの濃度と、SCR工程で使用される対応する還元剤の流量とが、出力レベルの範囲にわたる質量流量(モル質量流量)に関して比較的一定となり、アンモニアスリップが制御される。

Description

本発明は概してガスタービンエンジンに関するものであり、より詳細には、複数の出力レベル間でのタービンエンジンの出力変動時のNOx発生量を安定させることによって排出ガスの選択触媒還元処理からのアンモニアスリップを制御するための方法に関するものである。
空気汚染排出物、特に窒素酸化物(NOx)を削減するために、米国環境保護庁(EPA)は、ガス、石油および石炭による火力発電所を含む電力産業に関して厳しい排出物基準を発表した。NOxは、空気の存在下で燃料を燃焼することで発生する。一般的なガスタービンシステムでは、NOxの大部分が、高温で燃焼するとともに、予混合された燃料および空気のよりリーンな(燃料が薄い状態での)供給による燃焼を安定化させるパイロット炎によって発生する。NOxは環境に望ましくない気体であり、その放出が制限されているため、従来の見識では多様な出力レベルで炎を安定させるために必要であれば少量の燃料などをパイロット炎に供給して燃焼処理でできる限り少量のNOxを発生させるようにしている。
しかしながら多少のNOxが常に発生しており、タービンの出力レベルが増加すると発生するNOxの量も増加する。排出ガス流中のNOxの量を、環境中に放出する前に低レベルまで減少させるために、選択触媒還元(SCR)などの後続燃焼処理方法が公知である。SCRシステムでは水素やアンモニア、尿素などを含むさまざまな還元剤が使用できる。アンモニアはNOx放出量を低レベルに下げるために最も効果的な還元剤の1つである。しかしながらアンモニアは環境に負担をかけることも知られており、アンモニアがNOxと反応せずに環境へ向けてSCRシステムを通過する場合にアンモニアスリップが発生する。特許文献1には、検出されるアンモニアおよび窒素酸化物のレベルに応じてアンモニアの流量をしっかりと調整することによってアンモニアスリップを最小にする方法が開示されている。なおアンモニアレベルをしっかりと調整しても、対応するエンジンの負荷変動中に大幅にアンモニアの量が変動することがある。
米国特許第7,166,262号明細書
以下の詳細な説明では本発明について図面を参照しながら説明する。
従来公知のエンジン負荷変動中のSCR以前のNOxおよびNHの流量についての運用データを示すグラフである。 本発明の実施に使用され得る選択触媒還元システムを備えるガスタービン発電プラントの概略図である。 図2のシステムで使用するための一般的な燃焼器の断面図である。 出力レベルが変動する際に一定に保持されるエンジン排出ガスにおけるNOxの濃度とともにNOxおよびNHの流量についての運用データを示すグラフである。 出力レベルが変動する際に比較的一定に保持されるエンジン排出ガス中のNOx質量流量とともに、NOxおよびNHの流量についての運用データを示すグラフである。 ガスタービンを作動するための方法を示す図である。 ガスタービンを作動するための別の方法を示す図である。
燃焼タービンエンジンは一般的にどの出力レベルでもNOx生成量が最小となるように調整されており、アンモニアが、SCRシステムに導入される排出ガス中のNOxの量に対して化学量論量基準で添加される。図1に図示されるように出力レベル(負荷%として示される)の変動は、アンモニア流量の比例変動を要求するNOx生成量を変動させる。
本発明者は、急激に出力レベルが変動する間に、NOxと反応させるためのアンモニアに関する要求が急激に変化した場合のアンモニアスリップが最も解決が難しいことを認識している。従来の見識に反して、本発明者は本明細書において、燃焼中に最小量のNOxしか発生させないことを最重要目的とするのではなく、むしろ比較的一定の量のNOxを(このNOxの比較的一定の量が、最小にできるNOxの量より大きい場合であっても)発生させることを目的とする方法を開示する。本発明の態様は、複数の出力レベルにわたってエンジンが負荷追従運転をする際に特に有利となる。エンジンで生成されるNOxが、ガスタービンの負荷変動(ランピング)の間中ずっと質量(モル質量)流量に関して比較的一定に保たれる場合、結果的にSCRシステムにおけるアンモニアなどの還元剤に関する要求はより安定するかほぼ一定となる。最小NOx生成量よりも高いNOx生成量はSCRシステムの能力の範囲に留められており、比較的一定のNOxの質量流量は、負荷追従運転中でさえも空気許容コンプライアンスレベルを満たすように、アンモニアスリップの改良された制御を実現可能にする。
図2には、本明細書に開示される方法が利用可能なガスタービンエンジン12を有する発電プラント10が図示される。なお本発明は、図示された実施形態での使用に制限されないことを理解されたい。基本的にタービンエンジン12は図示されるように、圧縮セクション14と、燃焼器17を有する燃焼セクション16と、タービンセクション18と、排出セクション20とを含む。作動時に、圧縮セクション14は環境空気を圧縮する。圧縮セクション14からの圧縮空気は燃焼セクション16における1つ以上の燃焼器へ進んでもよい。圧縮空気は燃料と混合され、この空気−燃料混合体は1つ以上の燃焼器で燃焼されて、高温作動ガスを発生する。燃焼セクション16から燃焼された高温ガスがタービンセクション18へ送り出され、ここで高温ガスは、ロータを駆動させるために、固定式の回転ベーンの交互に配置された列を通って膨張される。回転ベーンは発電機(図示せず)に取り付けられる。膨張したガスは、タービンセクション18から出ると排出セクションを経てエンジンから排出できる。タービン12からの排出ガス19は熱回収蒸気発生器を通過でき、必要なら排出ガス19はその後に排気筒23から大気中に放出される。
SCRシステム22は排気19の流路21に配置できる。SCRシステム22は、NOx削減に関して従来公知の触媒24を含む。触媒24は排気流路21に設けられる。SCRシステム22は、排出ガス19中に還元剤を導入するために、排出ガス流路21の方向に対して触媒24の上流に配置されている噴射グリッド26を基本的に形成する1つ以上の排出部を含む。還元剤供給源31は、流体供給導管28などを用いて噴射グリッド26に還元剤33を供給する。ある実施形態では、還元剤33の流量を選択的に制御するために供給導管28には流量制御バルブ30が設けられている。
システムコントローラ32は基本的に流量制御バルブ30に接続されており、噴射グリッド26への還元剤の流量を調整する。コントローラ32は、従来公知のハードウェア、ソフトウェアまたはその組み合わせを備えることができる。発電プラント10内ではシステムコントローラ32は、制御部品に加えてデータ収集および解析能力を含むことができる。例えばシステムコントローラ32は、開示される所望のデータを提供するために発電プラント10内の1つ以上のセンサに動作可能に接続できる。「動作可能に接続される」との用語は、本明細書で使用される場合は、直接的な接続、または直接的な物理接続部がない接続を含む間接的な接続部を含んでもよい。
ある実施形態では、コントローラ32は、SCRシステム22に入るNOxの質量流量に基づいて還元剤33の流量を調整するよう構成される。NOxの質量流量は、予測された値または測定された値であってもよい。排気19中の実際のNOxの量は、例えばSCRユニットの流入部35でのあるいはその付近でのNOxの量についてのデータをコントローラ32に提供するためにコントローラ32に動作可能に接続されるとともに排出セクション20に配置される1つ以上のセンサ34によって測定できる。SCRシステム24の流入部におけるNOxの測定量は基本的にppmvd(百万分率、乾燥状態での容積測定)で測定され、続いて米国特許出願公開第2012/0096835号明細書(この参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)で説明されるようにlbs/hour(ポンド/時)でNOx質量流量に変換される。
さらにまたコントローラ32は、パイロット燃料流、予混合燃料流および/または主要ノズル燃料流の質量流量についてのデータを提供するために、燃焼セクション16に動作可能に配置された1つ以上のセンサに動作可能に接続される。さらにコントローラ32は、1つ以上のインジェクタへ向かう燃料および/または空気の量あるいは上述の燃料流量を提供するための混合物の量を制御するために燃焼セクション16に動作可能に接続できる。他の態様では、コントローラ32は、SCRシステム22に入力される排気19の流量を選択的に増加および/または減少させるために、排出セクション20に動作可能に接続できる。
ここで図3を参照すると、燃焼セクション16のための燃焼器17の例示的な缶38の断面図が図示される。一般的に燃焼器17は複数の個々の缶38を備える。個々の缶38内には、缶38を通過する空気/燃料混合体に回転動作を加える多数の旋回翼が設けられている。図3に図示されるように、中央パイロット旋回翼42を取り囲んで8つの主要燃料旋回翼40が示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。旋回翼40,42のそれぞれに、圧縮された空気流に燃料および/または空気/燃料混合体を導入する1つ以上のインジェクタ44によって所定量の燃料および/または燃料空気が供給される。一度点火されると、パイロット旋回翼42はパイロット炎46を発生し、主要燃料旋回翼40を通って移動する燃料/空気混合体の点火は、缶38内の燃焼領域の形成を完了する。
タービンの通常作動時はタービンは基本的に、タービン12が全負荷運転するまでパイロット旋回翼42および主要燃料旋回翼40への燃料流および/または燃料/空気流の増大することによって「活性化」する。一般的には燃焼セクション16によって発生するNOxの量は、タービン12が全負荷までランプアップする(負荷が増大する)とともに燃焼温度が高まるにつれて、増加する。パイロット炎46を発生させるために供給された総燃料流の割合は、NOxの発生レベルについて重要な要因となる。
基本的にパイロット炎46を発生させるために供給される燃料の量は、エンジン12が全負荷へ向けて負荷変動するにつれて増大される。しかしながらこうした知識に反して、本発明の態様は、排気19内に比較的一定の質量流量のNOxを発生させるように、比較的一定の量の燃料を1つ以上のパイロットインジェクタ44に導入する。一実施形態において、パイロット炎46に導入される燃料の量は、全負荷でまたはそれに近い状態でパイロット炎46に供給され得る燃料の量(10%以下)である。全負荷でのまたはそれに近い状態(10%以内)でパイロット炎に供給される燃料の理論上の量は、全出力でのNOxの最小量で炎を安定させるために必要な量としてもよい。
典型的な用途では、炎安定性を維持するためにより多くの燃料がパイロット炎46に加えられる(例えば負荷上昇中はパイロット炎への燃料流は全負荷時の5%から8〜9%の間で変化してもよい)。これはパイロット炎46への燃料流を同様に増大させ、一方でNOxの増大を引き起こす。本発明の特定の態様では、負荷変動中にエンジンが部分負荷(例えば50%)から100%負荷へ負荷変動するにつれてパイロット炎46への燃料流量を増大させる必要がないように、パイロット炎46への燃料流量は意図的により高いレベル(例えば50%負荷時で総燃料の〜7%から8%)で維持される。これは、タービンの動作の負荷範囲にわたって最小となるエンジンNOx排出量よりも高い結果となる一方で、NOx質量流量のレベルは比較的一定に保たれる。この方法によって、エンジン12は、NOx排出量がより高くなる一方でNOx排出量がより安定する(潜在的により低いアンモニアスリップはあるが、一方で排気筒NOxは依然としてSCRシステムによって空気許容レベル内に制御されている)ように、パイロット炎46への燃料流を実際に増大させる。
出力レベルの範囲にわたるNOx質量発生量のばらつきは、さまざまな実施形態によって異なってもよい。一実施形態では、「一定の」との用語または「比較的一定の」との用語は、本明細書では、10%の範囲内にある値を意味するよう使用される。他の実施形態では「一定の」または「比較的一定の」との用語は、5%の範囲を意味する。さらに別の実施形態では、「一定の」または「比較的一定の」との用語は、3%の範囲を意味する。
図1に図示されるように、通常動作中に発生するNOxエンジン放出量は出力レベルの変動に応じて変化する。NOx質量放出量を安定させるための1つの方法として、出力レベルの変動に併せてNOxの濃度(ppm)を一定に維持することが挙げられる。しかしながら予期されることに、エンジン12に関する負荷が増大すると、NOxのモル体積を一定にできるが、エンジン12を通って移動する空気の質量および密度も負荷の増大に併せて増大する。なお一定の回転速度のタービンを用いても、タービンを通る質量流量は出力の増大とともに増大する。したがって、ppm濃度をNOxなどの要素に関して一定に保つ場合でさえも、エンジン排気流量が増大するため、その要素の質量は増大する。一例として、出力レベルの範囲(例えば9ppm)にわたってNOxの量を一定となるようppmレベルで維持するよう燃焼器が調整されると、NOxの質量流量は、Ibs/hr基準で出力レベルとともに変化する。例えば本発明のそうした態様の1つにおいて、60%負荷と基本「全」負荷との間のNOxのIbs/hrは、60から100Ibs/hrで変化し得る。それは、現在の方法を超える改善策となるが、本発明の利点を最大限に向上させない。
本発明の態様は、エンジン12が全負荷時よりも、部分負荷時にppmvd基準でより多くのNOx量を発生させるように、NOxの質量(モル質量)を一定に維持することを目標とする。NOx濃度(ppm)は全負荷時よりも部分負荷時のほうが高いが、NOx質量流量(Ibs/hrまたはmoles/hr(モル/時))は、どの負荷でも(おおむね)同じである。したがってNOxの濃度(ppm)は、複数の出力レベルにわたって同じまたはほぼ同様のNOxの質量負荷を維持するために、制御可能な変数として使用されてもよい。
還元剤噴射量がエンジンNOx質量流量(Ibs/hrまたはmoles/hr)に基づく場合、もしNOx質量流量が比較的一定に維持されるなら、還元剤の噴射量も比較的一定に保持され得る。この方法では、本発明の態様は、直感的ではないアプローチを用いる。なぜなら、作業者は基本的にNOx ppmを最小に維持しようとするからだ。しかしながら、排気筒NOxおよび(アンモニアが還元剤として使用される場合には)潜在的なアンモニアスリップの両方の変動を制御するために、本発明ではNOx ppmを一定に維持する代わりにNOxのIbs/hrが比較的一定に維持される。
図2を再び参照すると、噴射グリッド26に供給される還元剤33の量は、NOxの濃度(ppm)ではなく、NOxの質量流量に直接関連付けられる。このようにして、エンジン12を、開示されるように質量流量が比較的一定のNOxを発生するよう調整することが必要とされる。これは、比較的予測可能な量の還元剤33を供給可能にする。還元剤33がアンモニアである場合、比較的一定量のアンモニアをSCRユニット24に供給できる。アンモニアの量は、削減されるNOxの量に対する化学量論量であってもよい。特定の実施形態ではアンモニアは予め決められた過剰の化学量論量で提供されてもよい。この比較的一定の量は、一般的にエンジン12の負荷変動中にアンモニア供給の急増によって引き起こされる、本発明では見られないアンモニアスリップを低減させることができる。アンモニアの比較的一定の量は、所望のアンモニア質量流量値の10%以内、好ましくは5%以内、より好ましくは3%以内であってもよい。
図4〜図5を参照すると、これら図面におけるグラフは、図1に図示されたよう各出力レベルにおいて可能性のある最小NOxレベルを維持する代わりに、出力レベルの変動中のSCRシステム22の流入部35内へのNOxを比較的一定の質量流量で維持することによって結果の向上が実現されたことを示す。図4に図示されるようにNOxが一定のppmレベル9に維持されると、必要なアンモニアの量の変動は、図1に図示される変動よりも緩やかとなる。したがってアンモニアスリップは、従来と比較すると低減され得る。この実施形態は効果的である一方で、アンモニアレベルは一定に維持されない。
これに対して図5に図示されるようにNOxの線(Ibs/hr)およびアンモニアの線(Ibs/hr)は、NOxがIbs/hr基準で比較的一定に維持された(SCR以前のNOx Ibs/hr参照)場合に、複数の出力変動にわたってさらに一定となっている。この方法によってNOxひいてはアンモニアを比較的一定の流量で提供でき、負荷変動中のアンモニアスリップが最小となる。
上記説明によれば、SCRシステム22におけるNOxを低減するために、より一定の予測可能なNOxレベルを実現して、これに対応して一定の安定した還元剤33の射出を可能とする方法およびシステムが提供される。本発明の一態様によれば、図6に図示されるように、ガスタービンエンジン12の作動方法100が提供される。この方法は、出力レベルの所定の範囲(例えば全負荷の50または60%から100%)にわたってエンジン12を作動するステップ102を含む。方法100は、エンジン12の排気19中に生成されるNOxの質量流量を、出力レベルの上記範囲にわたって、一定のNOx質量流量値の10%以内に維持されるように、制御するステップ104をさらに含む。特定の実施形態では、質量流量は、出力レベルの上記範囲にわたって5%以内で一定となるよう維持されるよう制御される。さらなる実施形態では質量流量値は、出力レベルの上記範囲にわたって3%以内で一定となるよう維持されるよう維持される。上述のように一実施形態では、一定の質量流量値は、選択された作動条件下で燃焼を所望の安定限界内に維持するために、全負荷(100%負荷)で必ず発生するNOxの最小質量流量であってもよい。この方法は最終的に、エンジン12の排気19を一般的にはアンモニアなどの還元剤33を使用してSCRシステム22などを用いて選択触媒還元プロセスで処理するステップ106を含む。
特定の実施形態では方法100は、アンモニアの質量流量を、出力レベルの所定の範囲にわたって一定のアンモニアの質量流量値の10%、好ましくは5%、さらに好ましくは3%以内に維持するよう制御するステップ108をさらに含む。一定のアンモニアの質量流量の値は、一定のNOxの質量流量の値に対応しており、それによって比較的一定の量のアンモニアが提供され、SCR工程でのアンモニアスリップが低減される。
図7に図示される本発明の別の態様によれば、ガスタービンエンジン12を作動する方法200が提供される。方法200は、要求に応じて出力レベルの所定の範囲にわたって電力を発生させるために、エンジン12内の燃焼状態を制御するステップ202を含む。加えて方法200は、出力レベルが低下するとエンジン12によって発生する排気19中のNOxの濃度が高まる一方で出力レベルが高まるとエンジン12によって発生する排気19中のNOxの濃度が低下するように、燃焼状態を制御するステップ204をさらに含む。基本的にその濃度はNOxをppmで測定したものである。方法200では、出力レベルが変動した場合のNOxの濃度の変動は、排気19中のNOxの総質量流量が出力レベルの所定の範囲にわたって一定のNOx質量流量値の10%以内、5%以内または3%以内で比較的一定に保たれるように、排気19の総質量流量の変動に応答する。一実施形態では、一定の質量流量値は、発生するNOxの質量を最小にする従来の作動構想下で全負荷(100%負荷)での同様のタービン作動によって発生するNOxの質量流量となるように、選択されてもよい。最終的に方法200は、本明細書に記載されるように周囲環境に放出されるNOxの量を制御するために選択触媒還元工程で排気を処理するステップ206を含む。
特定の実施形態において、処理ステップ206は、還元剤33として所定の量のアンモニアを用いて排気19中のNOxの量を削減するステップを含む。このときSCR工程で使用されるアンモニアの質量流量は、アンモニアの質量流量値が出力レベルの所定の範囲にわたって一定のアンモニア質量流量値から±10%を超えて変動しないように、作動中のNOxの質量流量に対応しており、それによりSCR工程でのアンモニアスリップが削減される。一実施形態では一定のアンモニア質量流量値は少なくとも、SCRユニット内への対応する質量流量のNOxを削減するために必要なアンモニアの化学量論量である。
制御ステップは、出力レベルの所定の範囲にわたって、全負荷であるいはその付近(例えば90から100%)での1つ以上のパイロットインジェクタへの燃料流量の10%以内、好ましくは5%以内、より好ましくは3%以内で、1つ以上のパイロットインジェクタ44へ燃料流量を維持することによって達成され得る。なお予想されることとして、本明細書に記載されるように比較的一定のNOx質量流量をもたらす他の方法が使用されてもよい。
本明細書では本発明のさまざまな実施形態について説明しかつ示したが、そうした実施形態は単なる例示として提供されることは明らかである。本明細書における発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな変形、変更および置き換えがなされてもよい。したがって、本発明は特許請求の範囲に記載の趣旨および範囲によってのみ限定されることを意図されている。
10 発電プラント
12 ガスタービンエンジン
14 圧縮セクション
16 燃焼セクション
17 燃焼器
18 タービンセクション
19 排気
20 排出セクション
21 排気流路
22 SCRシステム
23 排気筒
24 SCRシステム
24 SCRユニット
26 噴射グリッド
28 流体供給導管
30 流量制御バルブ
31 還元剤供給源
32 コントローラ
33 還元剤
34 センサ
35 流入部
38 缶
40 主要燃料旋回翼
42 パイロット旋回翼
44 パイロットインジェクタ
46 パイロット炎

Claims (19)

  1. ガスタービンエンジンの作動方法であって、
    出力レベルの範囲にわたって前記エンジンを作動させるステップと;
    前記エンジンの排気中に発生したNOxの質量流量を、前記出力レベルの範囲にわたって10%以内となるよう制御するステップと;
    選択触媒還元工程で前記エンジンの排気を処理するステップと;
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記NOx質量流量は、前記出力レベルの範囲にわたって5%以内で一定となるよう制御されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記NOx質量流量は、前記出力レベルの範囲にわたって3%以内で一定となるよう制御されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記処理するステップは、所定量のアンモニアを使用して前記SCR工程でNOxの量を削減するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. アンモニアの質量流量を前記出力レベルの範囲にわたって10%以内で一定となるよう制御するステップをさらに含み、一定のアンモニア質量流量値は、NOx質量流量値に対応しており、それによって前記SCR工程でのアンモニアスリップを制御することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記出力レベルの範囲にわたって前記選択触媒還元工程でのアンモニアの質量流量を制御するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記アンモニア質量流量は、前記出力レベルの範囲にわたって3%以内で一定となるよう制御されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記制御は、前記燃焼エンジンのパイロット炎への燃料流量を前記出力レベルの範囲にわたって全負荷でのパイロット炎への燃料流量の10%以内に維持することによってなされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記燃焼エンジンのパイロット炎への燃料流量を、前記出力レベルの範囲にわたって全負荷でのパイロット炎への燃料流量の3%以内となるように制御するステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. ガスタービンエンジンの作動方法であって、
    出力レベルの範囲にわたって前記エンジンを作動させるステップと;
    前記エンジンの排気中に発生したNOxの質量流量を、前記出力レベルの範囲にわたって、全負荷で発生するNOxの質量流量の10%以内となるよう維持するステップと;
    を含むことを特徴とする方法。
  11. NOxの質量流量を、前記出力レベルの範囲にわたって、全負荷で発生するNOxの質量流量の5%以内に維持するステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. NOxの質量流量を、前記出力レベルの範囲にわたって、全負荷で発生するNOxの質量流量の3%以内に維持するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 選択触媒還元工程で還元剤を用いて前記エンジンの排気を処理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 還元剤の量が比較的一定に維持されるように、前記選択触媒還元工程で前記排気中のNOxの転換のために化学量論量の還元剤を噴射するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記還元剤はアンモニアを含み、かつ、
    前記方法は、アンモニア質量流量を前記出力レベルの範囲にわたって一定のアンモニア質量流量値の10%以内に制御し、それによって前記SCR工程でのアンモニアスリップを制御するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. NOxの質量流量を前記出力レベルの範囲にわたって全負荷でのNOxの質量流量の約10%以内に維持するステップは、前記燃焼エンジンの1つ以上のパイロットインジェクタへの燃料流量の割合を、全負荷でのパイロットインジェクタへの燃料流量の割合の10%でまたは10%以内で維持することによってなされることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  17. ガスタービンエンジンの作動方法であって、
    要求に応じて出力レベルの範囲にわたって出力を発生するよう前記エンジンにおける燃焼状態を制御するステップと;
    前記出力レベルが減少すると前記エンジンによって発生する排気中のNOxの濃度が上昇し、かつ前記出力レベルが上昇すると前記エンジンによって発生する排気中のNOxの濃度が減少するように、前記燃焼状態を制御するステップであって、前記出力レベルが変動する際のNOxの濃度の変動が、前記排気中のNOxの総質量流量が前記出力レベルの範囲にわたって10%以内で一定に維持されるように、排気の総質量流量の変動に反応する、ステップと;
    周囲環境に放出されるNOxの量を制御するために選択触媒還元工程で前記排気を処理するステップと;
    を含むことを特徴とする方法。
  18. 排気中のNOxの総質量流量は、前記出力レベルの範囲にわたって5%以内で一定に維持されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記処理するステップは、所定量のアンモニアを使用して前記排気中のNOxの量を削減するステップを含み、かつ前記選択触媒還元工程で使用されるアンモニアの質量流量は、アンモニア質量流量値も前記出力レベルの範囲にわたって±10%を超えて変化しないように、作動中のNOxの質量流量に対応することを特徴とする請求項17に記載の方法。
JP2015554132A 2013-01-23 2014-01-22 アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法 Active JP6685133B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/747,514 2013-01-23
US13/747,514 US9273612B2 (en) 2013-01-23 2013-01-23 Method of operating a gas turbine for reduced ammonia slip
PCT/EP2014/051188 WO2014114656A1 (en) 2013-01-23 2014-01-22 Method of operating a gas turbine for reduced ammonia slip

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018165157A Division JP2019023557A (ja) 2013-01-23 2018-09-04 アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016513229A true JP2016513229A (ja) 2016-05-12
JP6685133B2 JP6685133B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=50033483

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015554132A Active JP6685133B2 (ja) 2013-01-23 2014-01-22 アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法
JP2018165157A Ceased JP2019023557A (ja) 2013-01-23 2018-09-04 アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018165157A Ceased JP2019023557A (ja) 2013-01-23 2018-09-04 アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9273612B2 (ja)
EP (1) EP2948659B1 (ja)
JP (2) JP6685133B2 (ja)
CN (1) CN104937242B (ja)
ES (1) ES2720229T3 (ja)
RU (1) RU2607139C1 (ja)
WO (1) WO2014114656A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019023557A (ja) * 2013-01-23 2019-02-14 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2642097A1 (de) * 2012-03-21 2013-09-25 Alstom Technology Ltd Verfahren zum Betrieb einer Gasturbine sowie Gasturbine zur Durchführung des Verfahrens
US20150020529A1 (en) * 2013-07-18 2015-01-22 General Electric Company Gas turbine emissions control system and method
US20150020530A1 (en) * 2013-07-18 2015-01-22 General Electric Company Gas turbine emissions control system and method
US20170218851A1 (en) * 2016-02-03 2017-08-03 General Electric Company Systems and Methods for NOx Measurement and Turbine Control
JP6926581B2 (ja) * 2017-03-27 2021-08-25 株式会社Ihi 燃焼装置及びガスタービン

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133393A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排ガス浄化装置
JP2011522987A (ja) * 2008-05-15 2011-08-04 ジョンソン、マッセイ、インコーポレイテッド 熱回収蒸気発生装置と併用する放出物低減装置
US20120096835A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Gates Christopher A Feedforward selective catalytic reduction system for turbine engines

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592768B2 (ja) * 1976-02-10 1984-01-20 株式会社日立製作所 ガスタ−ビンの排ガス処理方法及びその装置
US4473537A (en) * 1982-12-27 1984-09-25 General Electric Company Ammonia control system for NOx emission control for gas turbine exhaust
US4473536A (en) * 1982-12-27 1984-09-25 General Electric Company Catalytic pollution control system for gas turbine exhaust
JP2554836B2 (ja) * 1993-12-24 1996-11-20 株式会社東芝 脱硝制御装置
US5813212A (en) * 1993-12-24 1998-09-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Nitrogen oxide removal control apparatus
RU2132471C1 (ru) * 1996-11-01 1999-06-27 Дудышев Валерий Дмитриевич Способ снижения токсичности выхлопных газов двигателя внутреннего сгорания и устройство для его осуществления
US6264905B1 (en) 1999-10-12 2001-07-24 Hera, Llc Method and apparatus for reducing “ammonia slip” in SCR and/or SNCR NOX removal applications
US6311484B1 (en) 2000-02-22 2001-11-06 Engelhard Corporation System for reducing NOx transient emission
US6415602B1 (en) 2000-10-16 2002-07-09 Engelhard Corporation Control system for mobile NOx SCR applications
US7166262B2 (en) 2002-09-25 2007-01-23 Mitsubishi Power Systems, Inc. Control for ammonia slip in selective catalytic reduction
JP2004132255A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃焼器制御装置
JP4542455B2 (ja) * 2005-03-28 2010-09-15 三菱ふそうトラック・バス株式会社 内燃機関の排気浄化装置
US7780934B2 (en) 2005-09-06 2010-08-24 Headwaters Incorporated Method and system for reducing ammonia slip after selective reduction of NOx
DE102007036084A1 (de) 2007-08-01 2009-02-05 Man Turbo Ag Verfahren zur Bestimmung von Emissionswerten einer Gasturbine und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
US8286433B2 (en) * 2007-10-26 2012-10-16 Solar Turbines Inc. Gas turbine fuel injector with removable pilot liquid tube
US8034291B2 (en) * 2008-01-23 2011-10-11 Cummins Filtration Ip, Inc. Feedback control in selective catalytic reduction
US8109079B2 (en) 2008-04-30 2012-02-07 Cummins Ip, Inc. Apparatus, system, and method for controlling ammonia slip from an SCR catalyst
US8281572B2 (en) * 2008-04-30 2012-10-09 Cummins Ip, Inc. Apparatus, system, and method for reducing NOx emissions from an engine system
US8112986B2 (en) 2008-09-09 2012-02-14 Ford Global Technologies, Llc Managing reductant slip in an internal combustion engine
CH699804A1 (de) * 2008-10-29 2010-04-30 Alstom Technology Ltd Gasturbinenanlage mit Abgasrückführung sowie Verfahren zum Betrieb einer solchen Anlage.
US8181451B2 (en) 2008-11-20 2012-05-22 Alstom Technology Ltd Method of controlling the operation of a selective catalytic reduction plant
US9631538B2 (en) 2009-07-10 2017-04-25 GM Global Technology Operations LLC Identifying ammonia slip conditions in a selective catalytic reduction application
US8459001B2 (en) * 2009-08-07 2013-06-11 General Electric Company Ammonia injection system
JP2011047384A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排ガス浄化装置
US8424292B2 (en) * 2009-12-31 2013-04-23 General Electric Company Systems and apparatus relating to the monitoring and/or controlling of selective catalytic reduction processes
EP2642097A1 (de) * 2012-03-21 2013-09-25 Alstom Technology Ltd Verfahren zum Betrieb einer Gasturbine sowie Gasturbine zur Durchführung des Verfahrens
US9273612B2 (en) * 2013-01-23 2016-03-01 Siemens Aktiengesellschaft Method of operating a gas turbine for reduced ammonia slip

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011522987A (ja) * 2008-05-15 2011-08-04 ジョンソン、マッセイ、インコーポレイテッド 熱回収蒸気発生装置と併用する放出物低減装置
JP2010133393A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排ガス浄化装置
US20120096835A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Gates Christopher A Feedforward selective catalytic reduction system for turbine engines

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019023557A (ja) * 2013-01-23 2019-02-14 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2948659B1 (en) 2019-01-16
RU2607139C1 (ru) 2017-01-10
WO2014114656A1 (en) 2014-07-31
JP2019023557A (ja) 2019-02-14
CN104937242B (zh) 2017-07-28
US9273612B2 (en) 2016-03-01
US20140202166A1 (en) 2014-07-24
ES2720229T3 (es) 2019-07-18
EP2948659A1 (en) 2015-12-02
CN104937242A (zh) 2015-09-23
JP6685133B2 (ja) 2020-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019023557A (ja) アンモニアスリップ削減のためのガスタービンの作動方法
JP6461503B2 (ja) ガスタービン排気制御システム及び方法
US7441398B2 (en) NOx adjustment system for gas turbine combustors
JP5150613B2 (ja) タービン機関の燃焼器を制御する方法およびシステム
JP6461502B2 (ja) ガスタービン排出制御システムおよび方法
US9708983B2 (en) Gas turbine with sequential combustion arrangement
JP2014109276A (ja) ターンダウンモードでガスタービンを運転するシステム及び方法
EP2559948A1 (en) Gas turbine control device
JP2012145111A5 (ja)
RU2566621C2 (ru) Способ работы газовой турбины с последовательным сгоранием и газовая турбина для осуществления указанного способа
JP2020112280A (ja) アンモニアを混焼できるボイラ装置及び火力発電設備
US8783013B2 (en) Feedforward selective catalytic reduction system for turbine engines
EP2535643B1 (en) Systems and methods for combustor emissions control
JP2009052560A (ja) ガスタービン内における燃料及び空気の混合のためのシステム及び方法
JP4546258B2 (ja) シングルシャフトガスタービンにおける触媒燃焼器のエミッションを制御し最適化するためのシステム。
JP2006511751A5 (ja)
EP2955353A1 (en) Method for operating a gas turbine with flue gas recirculation
Scharnell et al. Gas Turbine Combustion
CN115142952A (zh) 一种基于达标排放的掺氢燃气机组提效的控制***和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160829

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170731

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180904

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180911

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20181122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6685133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250