JP2016225704A - 携帯端末、音出力装置および音量調整方法 - Google Patents

携帯端末、音出力装置および音量調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末を保持したユーザがスピーカに近づいた場合に、大音量で音が聞こえるのを防止することが可能な携帯端末、音出力装置および音量調整方法を提供する。【解決手段】音量調整部16は、ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整する。近距離通信部18は、音信号および調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって音出力装置3へ送信し、音出力装置3からの信号を受信する。RSSI測定部19は、音出力装置3からの信号の強度を測定する。制御部12は、RSSI測定部19において測定された信号の強度に応じて、音量調整部16による音量の調整を制御する。【選択図】図1

Description

本開示は、携帯端末、音出力装置および音量調整方法に関し、特に近距離通信方式によって音信号を送信することが可能な携帯端末、携帯端末か受信した音信号に従って音を出力するスピーカを備えた音出力装置、そのような携帯端末および音出力装置の音量調整方法に関する。
従来から、周囲騒音のレベルに応じてスピーカの出力音量を調整できる装置が知られている。
たとえば、特許文献1に記載の装置では、周囲騒音をマイクロホンによって検知し、得られた信号レベルに合わせて、聞き取り易い音量に音響装置の出力を自動調整する。
特開平6−310962号公報
しかしながら、携帯電話などの装置が再生した音を近距離通信によってスピーカに出力し、スピーカから音を出力するようなシステムにおいて、携帯端末に特許文献1に記載のような周囲騒音のレベルに応じた音量の自動調整機能を持たせた場合には、以下のような問題が発生する。
携帯端末が、周囲騒音のレベルが高いため、スピーカから出力される音量が大きくなるように制御した後、携帯端末を保持したユーザがスピーカに近づいた場合でも、自動調整機能が維持されたままである。その結果、ユーザは、スピーカとの距離が近いため、大音量の音を聞くことなる。
それゆえに、本開示の目的は、携帯端末を保持したユーザがスピーカに近づいた場合に、大音量で音が聞こえるのを防止することが可能な携帯端末、音出力装置および音量調整方法を提供することである。
一実施形態の携帯端末は、音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ音信号を送信するように構成された携帯端末であって、マイクと、マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するように構成されたノイズ検出部と、ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するように構成された音量調整部と、音信号および調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって音出力装置へ送信し、音出力装置からの信号を受信するように構成された近距離通信部と、音出力装置からの信号の強度を測定するように構成された測定部と、強度に応じて、音量調整部による音量の調整を制御するように構成された制御部とを備える。
他の一実施形態の携帯端末は、音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ音信号を送信するように構成された携帯端末であって、マイクと、マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するように構成されたノイズ検出部と、ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するように構成された音量調整部と、音信号および調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって音出力装置へ送信し、音出力装置において測定された受信信号の強度を表わす信号を近距離通信方式によって受信するように構成された近距離通信部と、強度に応じて、音量調整部による音量の調整を制御するように構成された制御部とを備える。
他の一実施形態の携帯端末は、音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ音信号を送信するように構成された携帯端末であって、マイクと、マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するように構成されたノイズ検出部と、ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するように構成された音量調整部と、音信号および調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって音出力装置へ送信するように構成された近距離通信部と、マイクに入力される全音量を検出するように構成された全音量検出部と、全音量に応じて、音量調整部による音量の調整を制御するように構成された制御部とを備える。
一実施形態の音出力装置は、携帯端末から送信される音信号および音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって受信するように構成された近距離通信部と、携帯端末から送信される音信号に従って音を出力するように構成されたスピーカと、音量を表わす制御信号に基づいて、スピーカの音量を制御するように構成された音量制御部と、携帯端末からの信号の強度を測定するように構成された測定部と、強度に応じて、音量制御部による音量の制御を制御するように構成された制御部とを備える。
一実施形態の音量調整方法は、音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ音信号を送信する携帯端末における音量調整方法であって、マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するようステップと、ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するステップと、音信号および調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって音出力装置へ送信するステップと、音出力装置からの信号を近距離通信方式によって受信するステップと、音出力装置からの信号の強度を測定するステップと、強度に応じて、音量の調整を制御するステップとを備える。
他の一実施形態の音量調整方法は、音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ音信号を送信する携帯端末における音量調整方法であって、マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するステップと、ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するステップと、音信号および調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって音出力装置へ送信するステップと、音出力装置において測定された受信信号の強度を表わす信号を近距離通信方式によって受信するステップと、強度に応じて、音量の調整を制御するステップとを備える。
他の一実施形態の音量調整方法は、音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ音信号を送信するように構成された携帯端末における音量調整方法であって、マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するステップと、ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するステップと、音信号および調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって音出力装置へ送信するステップと、マイクに入力される全音量を検出するステップと、全音量に応じて、音量の調整を制御するステップとを備える。
一実施形態の音量調整方法は、携帯端末から送信される音信号および音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって受信するステップと、携帯端末から送信される音信号に従って、スピーカから音を出力するステップと、音量を表わす制御信号に基づいて、スピーカの音量を制御するステップと、携帯端末からの信号の強度を測定するステップと、強度に応じて、音量の制御を制御するステップとを備える。
一実施形態の携帯端末および音出力装置によれば、携帯端末を保持したユーザがスピーカに近づいた場合に、大音量で音が聞こえるのを防止することができる。
第1の実施形態の携帯端末および音出力装置の構成を表わす図である。 自動音量調整のためのテーブルを表わす図である。 第1の実施形態の携帯端末のノイズ音の大きさに基づく自動音量調整の手順を表わすフローチャートである。 第1の実施形態の携帯端末および音出力装置の音量調整手順を表わすフローチャートである。 ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整の例を表わす図である。 第1の実施の形態におけるRSSIに基づく自動音量調整機能の制限の例を表わす図である。 ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整の別の例を表わす図である。 第1の実施形態におけるRSSIに基づく自動音量調整機能の制限の別の例を表わす図である。 第2の実施形態の携帯端末および音出力装置の構成を表わす図である。 第2の実施形態の携帯端末および音出力装置の音量調整手順を表わすフローチャートである。 第3の実施形態の携帯端末および音出力装置の構成を表わす図である。 第3の実施形態の携帯端末および音出力装置の音量調整手順を表わすフローチャートである。 第4の実施形態の携帯端末および音出力装置の構成を表わす図である。 第4の実施形態の携帯端末および音出力装置の動作手順を表わすフローチャートである。 第5の実施形態の携帯端末および音出力装置の動作手順を表わすフローチャートである。 第6の実施形態の携帯端末および音出力装置の動作手順を表わすフローチャートである。 第6の実施の形態におけるRSSIに基づく自動音量調整機能の制限の例を表わす図である。
以下、実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の構成を表わす図である。
携帯端末2は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ノートパソコン、ミュージックプレイヤーなどである。
図1を参照して、携帯端末2は、カメラ6と、ディスプレイ7と、タッチパネル8と、スピーカ9と、マイク10と、メモリ11と、制御部12と、アンテナ13と、無線通信部14と、音再生部15と、音量調整部16と、ノイズ音検出部17と、近距離通信部18と、送信指示部4と、RSSI(Received Signal Strength Indication)測定部19とを備える。
制御部12と、音再生部15と、音量調整部16と、ノイズ音検出部17と、送信指示部4は、メモリ11に記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)などによって実現されることができる。
カメラ6は、被写体を撮影することができる。
ディスプレイ7は、制御部12から出力される画面を表示することができる。ディスプレイ7は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどである。
タッチパネル8は、ユーザからの入力を受け付ける入力受付部として機能することができる。タッチパネル8は、静電容量方式に従って、物体(ユーザの指またはペンなど)の接触または近接を検出するが、タッチパネル8はこれに限定されず、例えば、赤外線方式、または電磁誘導方式などの方式に従って、ユーザの入力を検出してもよい。なお、入力受付部としては、タッチパネル8以外にも、例えば、接触せず入力を受け付けるものであればよく、例えば、近接センサなどが挙げられる。なお、入力受付部としては、他に、ハードウェアキーなどであってもよい。
スピーカ9は、音再生部15から出力される音信号を音出力装置3に送信せずに、携帯端末2から音を出力する場合に、音信号に従って、振動音を出力することができる。スピーカ9は、たとえば、電磁式スピーカなどで構成される。あるいは、スピーカ9は、圧電振動素子から構成され、表面のパネルを振動させることでユーザに音を伝えるものであってもよい。
マイク10には、携帯端末2のユーザの音声および携帯端末2の周囲のノイズ音などが入力される。
メモリ11は、音楽データなどを記憶することができる。
制御部12は、携帯端末2の全体を制御することができる。制御部12は、測定したRSSIに基づいて、音量調整部16による自動音量調整機能を制限することができる。
無線通信部14は、アンテナ13を通じて、無線基地局と通信を行なうことができる。無線通信部14は、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、変調部、復調部、周波数コンバータ、増幅部などを含む。
音再生部15は、音楽データ、または通話相手の音声などを再生することができる。音再生部15は、生成した音信号をスピーカ9、または音出力装置3へ送ることができる。
音量調整部16は、ノイズ音検出部17によって検出された周囲のノイズ音の大きさに基づいて、音再生部15から出力された音信号の大きさを調整する。
ノイズ音検出部17は、マイク10に入力される音に含まれる周囲のノイズ音の大きさを検出することができる。ノイズ音の抽出については、ノイズキャンセルヘッドホンなどに用いらている様々な手法を用いることができる。
近距離通信部18は、ブルートゥース方式によって、音出力装置3の近距離通信部21からの信号を受信し、かつ近距離通信部21へ信号を送信することができる。携帯端末2側が、ブルートゥース通信のマスタとなる。ブルートゥース方式で送信される信号は、2.4GHz帯の信号であり、直進性が高い。それゆえ、他の低い周波数帯の信号に比べて、反射波の影響を受けにくいため、携帯端末2と音出力装置3の間の距離を判定するのに適している。このような反射波の影響を受けにくい特性を有するのであれば、他の通信方式を用いてもよい。
送信指示部4は、携帯端末2において受信信号のRSSIを測定するために、RSSI測定用信号の送信指示信号を音出力装置3へ出力することができる。
RSSI測定部19は、音出力装置3から送信されたRSSI測定用信号の強度であるRSSIを測定することができる。
音出力装置3は、近距離通信部21と、制御部25と、スピーカ22と、音量制御部23と、測定用信号出力部24とを備える。
制御部25と、音量制御部23と、測定用信号出力部24は、図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行するCPUなどによって実現されることができる。
近距離通信部21は、ブルートゥース方式によって、携帯端末2の近距離通信部18からの信号を受信し、かつ近距離通信部18へ信号を送信することができる。音出力装置3側が、ブルートゥース通信のスレーブとなる。
制御部25は、音出力装置3の全体を制御することができる。
スピーカ22は、携帯端末2から送信された音信号に従って、振動音を出力することができる。
音量制御部23は、携帯端末2から送信された音量制御信号によって、スピーカ22から出力される音の大きさを制御することができる。
測定用信号出力部24は、RSSI測定用信号の送信信号を受信した後、RSSI測定用信号を出力することができる。
図2は、自動音量調整のためのテーブルを表わす図である。図3は、第1の実施形態の携帯端末2のノイズ音の大きさに基づく自動音量調整の手順を表わすフローチャートである。
図3を参照して、ステップS101において、ノイズ音検出部17は、マイク10に入力される音に含まれる携帯端末1の周囲のノイズ音の大きさ(S)を検出することができる。
ステップS102において、音量調整部16は、図2のテーブルに基づいて、検出されたノイズ音のレベル(L)を特定することができる。たとえば、ノイズ音の大きさ(S)が、S1以上かつS2未満の場合に、ノイズ音のレベル(L)が「2」であると特定される。
ステップS103において、音量調整部16は、図2のテーブルに基づいて、ノイズ音のレベル(L)に基づいて、スピーカの音量(V)を決定することができる。たとえば、ノイズ音のレベル(L)が「2」の場合に、スピーカの音量(V)が「V2」に決定される。
ステップS104において、音量調整部16は、決定されたスピーカの音量を表わす音量制御信号を出力することができる。音量調整部16は、携帯端末2から音を出力する場合には、音量制御信号に従って、スピーカ9の音量を制御する。音量調整部16は、音出力装置3から音を出力する場合には、音出力装置3の音量制御部23に音量制御信号を送信して、音量制御部23によって音出力装置3のスピーカ22の音量を制御させる。
図4は、第1の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の音量調整手順を表わすフローチャートである。
ステップS201において、携帯端末2の音再生部15は、メモリ11に記録された音楽データの再生を開始し、音の出力を開始することができる。近距離通信部18は、音再生部15から出力された音を音出力装置3へ送信することができる。
ステップS202において、制御部12は、音量調整部16におけるノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を有効(オン)に設定することができる。
ステップS203において、所定時間の経過を待つ処理が行われることができる。
ステップS204において、送信指示部4は、RSSI測定用信号の送信指示信号を近距離通信部18を通じて音出力装置3へ送信することができる。
ステップS205において、音出力装置3の近距離通信部21が、音信号を受信した場合には、処理がステップS206に進む。
ステップS206において、スピーカ22が受信した音信号に従って、振動音を発生させることができる。
ステップS207において、音出力装置3の近距離通信部21が、音量制御信号を受信した場合には、処理がステップS208に進む。
ステップS208において、音量制御部23が、受信した音量制御信号に従って、スピーカ22の音量を制御することができる。
ステップS209において、音出力装置3の近距離通信部21が、RSSI測定用信号の送信指示信号を受信した場合、処理がステップS210に進む。
ステップS210において、測定用信号出力部24は、RSSI測定用信号を近距離通信部21を通じて携帯端末2へ送信することができる。
ステップS211において、携帯端末2の近距離通信部18は、RSSI測定用信号を受信することができる。
ステップS212において、RSSI測定部19は、受信したRSSI測定用信号のRSSIを測定することができる。
ステップS213において、測定されたRSSIの値が閾値TH1以上の場合には、処理がステップS214に進み、測定されたRSSIの値が閾値TH1未満の場合には、処理がステップS216に進む。
ステップS214において、音量調整部16の自動音量調整機能がオンに設定されている場合には、処理がステップS215に進み、音量調整部16の自動音量調整機能がオフに設定されている場合には、処理がステップS218に進む。
ステップS216において、音量調整部16の自動音量調整機能がオフに設定されている場合には、処理がステップS217に進み、音量調整部16の自動音量調整機能がオンに設定されている場合には、処理がステップS218に進む。
ステップS215において、制御部12は、音量調整部16におけるノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を無効(オフ)に設定することができる。その後、処理がステップS218に進む。
ステップS217において、制御部12は、音量調整部16におけるノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を有効(オン)に設定することができる。その後、処理がステップS218に進む。
ステップS218において、音再生部15による音信号の出力が終了した場合に、処理が終了し、音再生部15による音信号の出力が終了していない場合に、処理がステップS203に戻る。
図5は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整の例を表わす図である。
位置P1において、携帯端末2は、窓から侵入する周囲のノイズ音の大きさXによって、音楽の音量を通常時の音量αから音量βに調整する。音出力装置3は、音量βの音楽の音を出力する。ただし、α<βである。
携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3に近い位置P2に移動したときに、携帯端末2に入力されるノイズ音の大きさに変化がないとする。この場合、携帯端末2は、音楽の音量をβに維持する。音出力装置3は、音量βの音楽の音の出力を維持する。ユーザは、音出力装置3に近づくことによって音出力装置3との距離が短くなるため、音出力装置3から出力される音量が音量βで変化しなくても、大音量で音が聞こえることになる。
図6は、第1の実施の形態におけるRSSIに基づく自動音量調整機能の制限の例を表わす図である。
図5の場合と同様に、位置P1において、携帯端末2は、窓から侵入する周囲のノイズ音の大きさXによって、音楽の音量を通常時の音量αから音量βに調整する。音出力装置3は、音量βの音楽の音を出力する。ただし、α<βである。
携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3に近い位置P3に移動したときに、携帯端末2に入力されるノイズ音の大きさに変化がないとする。また、携帯端末2と音出力装置3との距離が短くなったことによって、携帯端末2で測定された受信信号のRSSIが閾値TH1に増加したとする。携帯端末2は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能をオフにする。その結果、携帯端末2は、音楽の音量を通常時の音量αに戻す。音出力装置3は、音量αの音楽の音を出力する。その後、携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3にさらに近い位置P2に移動したときも、携帯端末2で測定された受信信号のRSSIが閾値TH1を超えているので、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能のオフを維持する。したがって、ユーザは音出力装置3に近づくことによって、音出力装置3との距離が短くなっても、音出力装置3から出力される音量がαに変化するので、大音量で音が聞こえるのを防止できる。この閾値TH1の値は、シミュレーション結果または実際の実験結果などに基づいて調整することが可能である。
図7は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整の別の例を表わす図である。
位置P1において、携帯端末2は、窓から侵入する周囲のノイズ音の大きさYが小さいため、音楽の音量を通常時の音量αに維持する。音出力装置3は、音量αの音楽の音を出力する。ただし、α<βである。
携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3に近い位置P2に移動したときに、携帯端末2に入力されるノイズ音の大きさがXに増加し、携帯端末2は、音楽の音量をβに増加させる。ただし、α<βである。音出力装置3は、音量βの音楽の音の出力する。ユーザは、音出力装置3に近づくことによって、音出力装置3との距離が短くなり、かつ音出力装置3から出力される音量が増加するため、大音量で音が聞こえることになる。
図8は、第1の実施形態におけるRSSIに基づく自動音量調整機能の制限の別の例を表わす図である。
図7の場合と同様に、位置P1において、携帯端末2は、窓から侵入する周囲のノイズ音の大きさYによって、音楽の音量を通常時の音量αに維持する。音出力装置3は、音量αの音楽の音を出力する。ただし、α<βである。
携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3に近い位置P3に移動したときに、携帯端末2に入力されるノイズ音の大きさがXに増加する。一方、携帯端末2と音出力装置3との距離が短くなったことによって、携帯端末2で測定された受信信号のRSSIが閾値TH1に増加したとする。携帯端末2は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能をオフにするため、ノイズ音の大きさが増加したにも係らず、音楽の音量を通常時の音量αに維持する。音出力装置3は、音量αの音楽の音を出力する。その後、携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3にさらに近い位置P2に移動したときも、携帯端末2で測定された受信信号のRSSIが閾値TH1を超えているので、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能のオフを維持する。したがって、ユーザは音出力装置3に近づくことによって、音出力装置3との距離が短くなっても、音出力装置3から出力される音量がαに維持されるので、大音量で音が聞こえるのを防止できる。
以上のように、第1の実施形態によれば、音出力装置から送信される信号のRSSIを測定し、測定値と所定値とを比較することによって、携帯端末を保持したユーザと音出力装置との距離が所定距離まで近くなったかどうかが判定される。所定距離まで近くなったと判定された場合に、携帯端末は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を無効に設定するので、大音量で音が聞こえるのを防止することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、RSSIの測定が、音出力装置3で行われる。
図9は、第2の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の構成を表わす図である。
第2の実施形態の携帯端末2が、第1の実施形態の携帯端末2と相違する点は、RSSI測定部19を備えないことと、送信指示部54の機能である。
送信指示部54は、音出力装置3からRSSI通知信号を送信するように指示する送信指示信号を出力することができる。
第2の実施形態の音出力装置3が、第1の実施形態の音出力装置3と相違する点は、RSSI測定部26を備えることと、測定用信号出力部24の代わりに、RSSI通知信号出力部27を備えることである。
RSSI測定部26は、携帯端末2から送信される信号、たとえば音信号のRSSIを測定することができる。
RSSI通知信号出力部27は、RSSI測定部26によって測定されたRSSIの値を示すRSSI通知信号を出力することができる。
図10は、第2の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の音量調整手順を表わすフローチャートである。
ステップS201において、携帯端末2の音再生部15は、メモリ11に記録された音楽データの再生を開始し、音の出力を開始することができる。近距離通信部18は、音再生部15から出力された音を音出力装置3へ送信することができる。
ステップS202において、制御部12は、音量調整部16におけるノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を有効(オン)に設定することができる。
ステップS203において、所定時間の経過を待つ処理が行われることができる。
ステップS301において、送信指示部54は、RSSI通知信号の送信指示信号を近距離通信部18を通じて音出力装置3へ送信することができる。
ステップS205において、音出力装置3の近距離通信部21が、音信号を受信した場合には、処理がステップS206に進む。
ステップS206において、スピーカ22が受信した音信号に従って、振動音を発生させることができる。
ステップS302において、RSSI測定部26は、受信した音信号のRSSIを測定することができる。
ステップS207において、音出力装置3の近距離通信部21が、音量制御信号を受信した場合には、処理がステップS208に進む。
ステップS208において、音量制御部23が、受信した音量制御信号に従って、スピーカ22の音量を制御することができる。
ステップS303において、音出力装置3の近距離通信部21が、RSSI通知信号の送信指示信号を受信した場合、処理がステップS304に進む。
ステップS304において、RSSI通知信号出力部27は、ステップS302で測定されたRSSIの値を表わすRSSI通知信号を近距離通信部21を通じて携帯端末2へ送信することができる。
ステップS305において、携帯端末2の近距離通信部18は、RSSI通知信号を受信する。
以降の処理は、第1の実施形態と同様なので、説明を繰り返さない。
以上のように、第2の実施形態によれば、携帯端末から送信される信号のRSSIを測定し、測定値と所定値とを比較することによって、携帯端末を保持したユーザと音出力装置との距離が所定距離まで近くなったかどうかが判定される。所定距離まで近くなったと判定された場合に、携帯端末は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を無効に設定するので、大音量で音が聞こえるのを防止することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、RSSIの測定およびノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能のオン/オフが、音出力装置3で行われる。
図11は、第3の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の構成を表わす図である。
第3の実施形態の携帯端末2が、第2の実施形態の携帯端末2と相違する点は、送信指示部54を備えないことと、制御部12が音量調整部16の自動音量調整機能のオン/オフを制御しないことである。
第3の実施形態の音出力装置3が、第2の実施形態の音出力装置3と相違する点は、RSSI通知信号出力部27を備えないことと、音量制御部23が、携帯端末2から送信される音量制御信号に従って、スピーカ22の音量を制御するかどうかを切り替えることができる点である。
図12は、第3の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の音量調整手順を表わすフローチャートである。
ステップS201において、携帯端末2の音再生部15は、メモリ11に記録された音楽データの再生を開始し、音の出力を開始することができる。近距離通信部18は、音再生部15から出力された音を音出力装置3へ送信することができる。
ステップS202において、制御部12は、音量調整部16におけるノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を有効(オン)に設定することができる。
ステップS401において、音出力装置3の制御部25は、音量制御部23の音量制御機能を有効(オン)に設定することができる。音量制御部23は、音量制御機能が有効に設定された場合には、携帯端末から送信される音量制御信号に従って、スピーカ22の音量を制御することができる。
ステップS205において、音出力装置3の近距離通信部21が、音信号を受信した場合には、処理がステップS206に進む。
ステップS206において、スピーカ22が受信した音信号に従って、振動音を発生させることができる。
ステップS402において、RSSI測定部26は、受信した音信号のRSSIを測定することができる。
ステップS403において、測定されたRSSIの値が閾値TH1以上の場合には、処理がステップS404に進み、測定されたRSSIの値が閾値TH1未満の場合には、処理がステップS406に進む。
ステップS404において、音量制御機能がオンに設定されている場合には、処理がステップS405に進む。
ステップS406において、音量制御機能がオフに設定されている場合には、処理がステップS407に進む。
ステップS405において、制御部25は、音量制御部23の音量制御機能を無効(オフ)に設定することができる。音量制御部23は、音量制御機能が無効に設定された場合には、携帯端末から送信される音量制御信号を無視し、スピーカ22の音量を制御しないようにすることができる。
ステップS407において、制御部25は、音量制御部23の音量制御機能を有効(オン)に設定することができる。
ステップS218において、音再生部15による音信号の出力が終了した場合に、処理が終了する。
以上のように、第3の実施形態によれば、携帯端末から送信される信号のRSSIを測定し、測定値と所定値とを比較することによって、携帯端末を保持したユーザと音出力装置との距離が所定距離まで近くなったかどうかが判定される。所定距離まで近くなったと判定された場合に、音出力装置は、携帯端末から送信される音量制御信号を無視するので、大音量で音が聞こえるのを防止することができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、携帯端末のマイクに入力される全音量に基づいて、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能のオン/オフが制御される。
図13は、第4の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の構成を表わす図である。
第4の実施形態の携帯端末2が、第1の実施形態の携帯端末2と相違する点は、送信指示部4を備えないことと、全音量検出部5を備えることである。
全音量検出部5は、マイク10に入力される全音量を検出することができる。全音量は、ノイズ音および音出力装置3のスピーカ22から出力される音を含むマイクに入力されるすべての音の合成音の大きさである。
制御部12は、全音量が所定の閾値TH2以上の場合に、音量調整部16による自動音量調整機能をオフ(無効)に設定する。このように設定する理由は、携帯端末2を保持したユーザが音出力装置3に近づくことによって、マイク10に入力される音量が増加し、さらにノイズ源が音出力装置3の方向に存在する場合には、携帯端末2を保持したユーザが音出力装置3に近づくことによって、マイク10に入力される音量がさらに増加するからである。したがって、マイク10に入力される全音量によって、自動音量調整機能を無効に設定するかどうかを決定することができるからである。
第4の実施形態の音出力装置3が、第1の実施形態の音出力装置3と相違する点は、測定用信号出力部24を備えないことである。
図14は、第4の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の動作手順を表わすフローチャートである。
ステップS201において、携帯端末2の音再生部15は、メモリ11に記録された音楽データの再生を開始し、音の出力を開始することができる。近距離通信部18は、音再生部15から出力された音を音出力装置3へ送信することができる。
ステップS202において、制御部12は、音量調整部16におけるノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を有効(オン)に設定することができる。
ステップS203において、所定時間の経過を待つ処理が行われることができる。
ステップS204において、送信指示部4は、RSSI測定用信号の送信指示信号を近距離通信部18を通じて音出力装置3へ送信することができる。
ステップS205において、音出力装置3の近距離通信部21が、音信号を受信した場合には、処理がステップS206に進む。
ステップS206において、スピーカ22が受信した音信号に従って、振動音を発生させることができる。
ステップS207において、音出力装置3の近距離通信部21が、音量制御信号を受信した場合には、処理がステップS208に進む。
ステップS208において、音量制御部23が、受信した音量制御信号に従って、スピーカ22の音量を制御することができる。
ステップS501において、携帯端末2の全音量検出部5は、マイク10に入力される全音量を検出することができる。
ステップS502において、検出された全音量が閾値TH2以上の場合には、処理がステップS214に進み、検出された全音量が閾値TH2未満の場合には、処理がステップS216に進む。
以降の処理は、第1の実施形態と同様なので、説明を繰り返さない。
以上のように、第4の実施形態によれば、マイクに入力される全音量が閾値以上となった場合に、携帯端末は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を無効に設定するので、大音量で音が聞こえるのを防止することができる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態では、音出力装置から送信される信号のRSSIと、ノイズ音の大きさの両方に基づいて、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能のオン/オフが制御される。
図15は、第5の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の動作手順を表わすフローチャートである。
図15のフローチャートが、第1の実施形態の図4のフローチャートと相違する点は、図15のフローチャートでは、ステップS212とステップS213との間に、ステップS601が含まれることである。
ステップS601において、ノイズ音検出部17によって検出されたノイズ音の大きさが閾値TH3以上の場合には、処理がステップS213に進む。ノイズ音検出部17によって検出されたノイズ音の大きさが閾値TH3未満の場合には、処理がステップS216に進む。
したがって、制御部12は、ノイズ音の大きさが閾値TH3以上、かつRSSIが閾値TH1以上、かつ自動音量調整機能がオンの場合に、音量調整部16のノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能をオフに変更する。
制御部12は、ノイズ音の大きさが閾値TH3未満またはRSSIが閾値TH1未満、かつ自動音量調整機能がオフの場合に、音量調整部16のノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能をオンに変更する。
以上のように、第5の実施形態によれば、音出力装置から送信される信号のRSSIとノイズ音の大きさに基づいて、携帯端末は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を無効に設定するので、大音量で音が聞こえるのを防止することができる。
なお、第5の実施形態は、第1の実施形態における自動音量調整機能を変形したものであるが、第2および第3の実施形態における自動音量調整機能を同様にして変形することもできる。すなわち、図10のステップS305とステップS213との間、または図12のステップS402とステップS403との間にステップS601が含まれるものとしてもよい。
[第6の実施形態]
第6の実施形態では、音出力装置から送信される信号のRSSIの値が前回値よりも所定知以上増加したか否かに基づいて、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能のオン/オフが制御される。所定値は、ノイズを考慮したマージンであり、ノイズがない場合には0であってもよい。
図16は、第6の実施形態の携帯端末2および音出力装置3の動作手順を表わすフローチャートである。
図16のフローチャートが、第1の実施形態の図4のフローチャートと相違する点は、図16のフローチャートには、ステップS213の代わりに、ステップS701が含まれることである。
ステップS701において、RSSIの値が前回の測定値よりも所定値以上増加した場合には、処理がステップS214に進む。RSSIの値が前回の測定値よりも所定値以上増加しなかった場合には、処理がステップS216に進む。
したがって、制御部12は、RSSIの値が前回の測定値よりも所定値以上増加し、かつ自動音量調整機能がオンの場合に、音量調整部16のノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能をオフに変更する。
制御部12は、RSSIの値が前回の測定値よりも所定値以上増加せず、かつ自動音量調整機能がオフの場合に、音量調整部16のノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能をオンに変更する。
図17は、第6の実施の形態におけるRSSIに基づく自動音量調整機能の制限の例を表わす図である。
位置P1において、携帯端末2は、窓から侵入する周囲のノイズ音の大きさXによって、音楽の音量を通常時の音量αから音量βに調整する。音出力装置3は、音量βの音楽の音を出力する。ただし、α<βである。
携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3に近い位置P4に移動したときに、携帯端末2に入力されるノイズ音の大きさに変化がないとする。また、携帯端末2と音出力装置3との距離が短くなったことによって、携帯端末2で測定された受信信号のRSSIが前回の測定値よりも所定値以上増加する。携帯端末2は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能をオフにする。その結果、携帯端末2は、音楽の音量を通常時の音量αに戻す。音出力装置3は、音量αの音楽の音を出力する。その後、携帯端末2を保持したユーザが、音出力装置3にさらに近い位置P2に移動したときも、携帯端末2で測定された受信信号のRSSIが前回測定値よりも所定値以上増加するので、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能のオフを維持する。したがって、ユーザは音出力装置3に近づくことによって、音出力装置3との距離が短くなっても、音出力装置3から出力される音量がαに変化するので、大音量で音が聞こえるのを防止できる。
以上のように、第6の実施形態によれば、音出力装置から送信される信号のRSSIを測定し、測定値の変化に基づいて、携帯端末を保持したユーザと音出力装置との距離が近くなったかどうかが判定される。近くなったと判定された場合に、携帯端末は、ノイズ音の大きさに基づく自動音量調整機能を無効に設定するので、大音量で音が聞こえるのを防止することができる。
なお、上記の実施形態では、最新のRSSIの測定値が前回の測定値と比較されたが、これに限定するものではない。たとえば、携帯端末が、音出力開始後初めて測定したRSSIの値と、最新のRSSI値とを比較するものとしてもよい。
なお、第6の実施形態は、第1の実施形態における自動音量調整機能を変形したものであるが、第2および第3の実施形態における自動音量調整機能を同様にして変形することもできる。すなわち、図10のステップS213の代わりに、または図12のステップS203の代わりに、ステップS701が実行されるものとしてもよい。
(変形例)
本開示は、上記の実施形態の限定されるものではなく、たとえば以下のような変形例も含む。
(1)近距離通信方式
上述の実施形態では、近距離通信方式としてブルートゥース方式が用いられることとしたが、これに限定されるものではなく、その他の方式であってもよい。
(2)RSSI測定用信号、RSSI通知信号の送信タイミング
上記の実施形態では、マスタ側の携帯端末からスレーブ側の音出力装置へ、RSSI測定用信号またはRSSI通知信号の送信を指示するものとしたが、これに限定するものではない。音出力装置が、音出力装置が決めた任意のタイミングでRSSI測定用信号またはRSSI通知信号を送信するものとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 携帯端末、3 音出力装置、4,54 送信指示部、5 全音量検出部、6 カメラ、7 ディスプレイ、8 タッチパネル、9,22 スピーカ、10 マイク、11 メモリ、12,25 制御部、13 アンテナ、14 無線通信部、15 音再生部、16 音量調整部、17 ノイズ音検出部、18,21 近距離通信部、19,26 RSSI測定部、23 音量制御部、24 測定用信号出力部、27 RSSI通知信号出力部。

Claims (13)

  1. 音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ前記音信号を送信するように構成された携帯端末であって、
    マイクと、
    前記マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するように構成されたノイズ検出部と、
    前記ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するように構成された音量調整部と、
    音信号および前記調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって前記音出力装置へ送信し、前記音出力装置からの信号を受信するように構成された近距離通信部と、
    前記音出力装置からの信号の強度を測定するように構成された測定部と、
    前記強度に応じて、前記音量調整部による音量の調整を制御するように構成された制御部とを備えた、携帯端末。
  2. 音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ前記音信号を送信するように構成された携帯端末であって、
    マイクと、
    前記マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するように構成されたノイズ検出部と、
    前記ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するように構成された音量調整部と、
    音信号および前記調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって前記音出力装置へ送信し、前記音出力装置において測定された受信信号の強度を表わす信号を前記近距離通信方式によって受信するように構成された近距離通信部と、
    前記強度に応じて、前記音量調整部による音量の調整を制御するように構成された制御部とを備えた、携帯端末。
  3. 前記制御部は、前記強度が第1の閾値以上のときに、前記音量調整部による音量の調整を無効に設定するように構成される、請求項1または2記載の携帯端末。
  4. 前記制御部は、前記強度が第1の閾値以上のときに、前記音量調整部による音量の調整が有効の場合に無効に設定し、前記強度が前記第1の閾値未満のときに、前記音量調整部による音量の調整が無効の場合に有効に設定するように構成される、請求項1または2記載の携帯端末。
  5. 前記制御部は、前記強度が第1の閾値以上、かつ前記ノイズ音が第2の閾値以上のときに、前記音量調整部による音量の調整を無効に設定するように構成される、請求項1または2記載の携帯端末。
  6. 前記制御部は、前記強度の変化に基づいて、前記音量調整部による音量の調整を無効に設定するように構成される、請求項1または2記載の携帯端末。
  7. 前記近距離通信方式は、ブルートゥース方式である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. 音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ前記音信号を送信するように構成された携帯端末であって、
    マイクと、
    前記マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するように構成されたノイズ検出部と、
    前記ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するように構成された音量調整部と、
    音信号および前記調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって前記音出力装置へ送信するように構成された近距離通信部と、
    前記マイクに入力される全音量を検出するように構成された全音量検出部と、
    前記全音量に応じて、前記音量調整部による音量の調整を制御するように構成された制御部とを備えた、携帯端末。
  9. 携帯端末から送信される音信号および音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって受信するように構成された近距離通信部と、
    前記携帯端末から送信される音信号に従って音を出力するように構成されたスピーカと、
    前記音量を表わす制御信号に基づいて、前記スピーカの音量を制御するように構成された音量制御部と、
    前記携帯端末からの信号の強度を測定するように構成された測定部と、
    前記強度に応じて、前記音量制御部による音量の制御を制御するように構成された制御部とを備えた、音出力装置。
  10. 音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ前記音信号を送信する携帯端末における音量調整方法であって、
    マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するようステップと、
    前記ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するステップと、
    音信号および前記調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって前記音出力装置へ送信するステップと、
    前記音出力装置からの信号を前記近距離通信方式によって受信するステップと、
    前記音出力装置からの信号の強度を測定するステップと、
    前記強度に応じて、前記音量の調整を制御するステップとを備えた、音量調整方法。
  11. 音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ前記音信号を送信する携帯端末における音量調整方法であって、
    マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するステップと、
    前記ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するステップと、
    音信号および前記調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって前記音出力装置へ送信するステップと、
    前記音出力装置において測定された受信信号の強度を表わす信号を前記近距離通信方式によって受信するステップと、
    前記強度に応じて、前記音量の調整を制御するステップとを備えた音量調整方法。
  12. 音を出力するスピーカを備えた音出力装置へ前記音信号を送信するように構成された携帯端末における音量調整方法であって、
    マイクに入力される周囲のノイズ音を検出するステップと、
    前記ノイズ音の大きさに基づいて、音量を調整するステップと、
    音信号および前記調整された音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって前記音出力装置へ送信するステップと、
    前記マイクに入力される全音量を検出するステップと、
    前記全音量に応じて、前記音量の調整を制御するステップとを備えた、音量調整方法。
  13. 携帯端末から送信される音信号および音量を表わす制御信号を近距離通信方式によって受信するステップと、
    前記携帯端末から送信される音信号に従って、スピーカから音を出力するステップと、
    前記音量を表わす制御信号に基づいて、前記スピーカの音量を制御するステップと、
    前記携帯端末からの信号の強度を測定するステップと、
    前記強度に応じて、前記音量の制御を制御するステップとを備えた、音量調整方法。
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