JP2016220051A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 撮像時に写り込んでしまう不要物を画像内から簡略に除去できるようにする。【解決手段】 デジタルカメラ1は、セルフィースティック2に装着されている状態で撮像した画像内にセルフィースティック2が写り込んでいる場合に、このセルフィースティック2に配設されているマーカM1、M2の該画像内における位置を取得し、このマーカM1、M2の位置に基づき、その撮像画像内における不要物(セルフィースティック2)の画像部分を除去する画像処理を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像手段を備える画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラを用いて、いわゆる自分撮りを行う際に、セルフィースティックと呼ばれる延長棒(自撮り棒、或いはセルカ棒)の先端部にデジタルカメラを取り付け、このカメラのレンズ側を自分に向けて自身を撮影する方法が知られているが、より離れた位置から自分撮りを行うことができるという効果が得られる反面、不要物であるセルフィースティック自体が撮像画像内に写り込んでしまうという問題があった。
ところで、撮像画像内に写り込んだ不要物や障害物を検出する技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2のような技術が開示されている。すなわち、特許文献1は、撮像された複数の連続画像を用いて動点の移動領域を抽出することにより障害物を自動的に検出するようにした技術であり、特許文献2は、異なる向きの画像を重ね合わせて形成した統合モデル画像を作成し、この統合モデル画像と撮影画像とのパターンマッチングにより障害物を検出する技術である。
特開2013−255076号公報 特開2011−221613号公報
しかしながら、上述した特許文献1にあっては、撮影タイミングの前後に渡る複数枚の画像を取得するために、予め連続的な撮影を行いながらその各画像をバッファに一時記憶しておく必要があり、また、特許文献2にあっては、パターンマッチングを行うために、予め異なる角度から撮影した各画像を基に統合モデル画像を作成しておく必要があるため、これらの技術は、処理負担の大きい処理を前提とするものと言わざるを得ない。
本願発明の課題は、撮像時に写り込んだ不要物を画像内から簡略に除去できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、
撮像手段を備える画像処理装置であって、
一方の端部が当該画像処理装置に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体が、前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記棒状の物体の該撮像画像内における位置を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記撮像画像内における前記棒状の物体の位置に基づき、その撮像画像内における前記棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う画像処理手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像時に写り込んだ不要物を画像内から簡略に除去することができる。
撮像手段を備える画像処理装置として適用したデジタルカメラ1をセルフィースティック(自撮り棒:セルカ棒)2の一端部に装着した状態を示した外観図。 デジタルカメラ1の基本的な構成要素を示したブロック図。 セルフィースティック2の基本的な構成要素を示したブロック図。 (1)は、ライブビュー画像の表示例を示し、(2)は、画像内に楕円領域(不要除去領域)を重ね合わせた状態を示し、(3)は、楕円領域(不要除去領域)に対してインペイント処理を実行した後の画像の表示例を示した図。 撮影モードに切り替えられた際に実行開始されるデジタルカメラ1の特徴的な動作を示したフローチャート。 図5の動作に続くフローチャート。 第2実施形態において、(1)は、除去対象の所定の物体として踏み台を例示した場合で、この踏み台に3つのマーカM11、M12、M13を配設した状態を示した図、(2)は、3つのマークM11〜M13の配列関係(位置関係)を説明するための図。 第2実施形態において使用する物体形状テーブルTを示した図。 第2実施形態において、撮影モードに切り替えられた際に実行開始されるデジタルカメラ1の特徴的な動作を示したフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図6を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、撮像手段を備える画像処理装置として適用したデジタルカメラ1をセルフィースティック(自撮り棒:セルカ棒)2の一端部に装着した状態を示した外観図である。
デジタルカメラ1は、被写体を高精細に撮影可能な撮像機能、現在日時やタイマ時間を計時する計時機能、記録保存されている撮影済み画像(保存画像)を任意に読み出して再生する画像再生機能などを備えたコンパクトデジタルカメラである。セルフィースティック2は、一方の端部がデジタルカメラ1に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体(自撮り棒:セルカ棒)で、デジタルカメラ1のシャッタを遠隔操作により駆動させるワイヤレスシャッタ機能などを備えている。
セルフィースティック2を構成するスティック部2aは、その長さを自在に伸縮可能な構成となっており、その一方の端部にはデジタルカメラ1を装着するホルダ部2bが設けられ、他方の端部にはICチップ(図示省略)や電源部を内蔵する把持部2cが設けられている。なお、ホルダ部2bには、スティック部2aに対してホルダ部2bの角度(デジタルカメラ1の向き)を任意に調整することが可能な角度調整機構部(図示省略)と、デジタルカメラ1が装着されたことを検出する装着検出スイッチ部(図1では図示省略)が設けられている。また、スティック部2aの外表面には、複数のマーカM1、M2が配設されている。
すなわち、把持部2cに隣接した位置(手元付近)には、メインマーカM1が配設され、このメインマーカM1の延長線上の所定位置には、サブマーカM2が配設されている。このようにメインマーカM1は、手元付近に配設されているのに対して、サブマーカM2は、その延長線上の所定距離(例えば、スティック部2aの長さの1/10程度)を隔てた位置に配設されたもので、発光色の異なるLED(Light Emitting Diode)によって構成されている。例えば、メインマーカM1はその点灯により緑色を発光し、サブマーカM2は、その点灯により赤色を発光するもので、セルフィースティック2の電源がオンされている状態でデジタルカメラ1が装着されている間、点灯状態を維持するようにしている。なお、マーカM1、M2の点灯/消灯は、セルフィースティック2側に設けられたキーの操作に応じて制御するようにしてもよい。また、メインマーカM1とサブマーカM2との隔たりは、スティック部2aの長さの1/10に限らず、任意であるが、両者は手元側(把持部2c側)に配設されていることが好ましい。
このメインマーカM1及びサブマーカM2は、撮像された画像(ライブビュー画像)内に写り込んでしまったセルフィースティック2の画像内における位置及びその輪郭(アウトライン)を特定するために使用されるマーカである。すなわち、第1実施形態においては、撮像画像内に写り込んでしまったセルフィースティック2の画像部分を特定してその画像部分を画像処理により除去するインペイント処理を実行するようにしているが、その際、セルフィースティック2上に配置された複数のマーカM1、M2の撮像画像内における位置関係からセルフィースティック2の画像部分(輪郭領域)を特定してインペイント処理を実行するようにしている。なお、このようなインペイント処理は、画像処理装置において一般的に用いられている技術であり、本実施形態ではその周知技術を利用するようにしているため、その具体的な説明については省略するものとする。
図2は、デジタルカメラ1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内に格納されている各種のプログラムに応じてこのデジタルカメラ1の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図5及び図6に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ13aと、フラグなどのデータを一時記憶するワークメモリ13bなどを有している。なお、記憶部13は、例えば、複数枚の撮影済み画像(保存画像群)を記憶可能なSDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
操作部14は、図示省略したが、各種のハードキーとして、電源オン/オフを行う電源キー、撮影が可能なモードと撮影済み画像(保存画像)を再生するモードなどを切り替えるモード変更キー、シャッタキーなど、各種のハードキーを備えたもので、制御部11は、このハードキーの操作に応じて、例えば、モード変更処理、撮影処理などを行う。撮像部15は、図示しないが、光学レンズからの被写体画像が撮像素子(CCDやCMOSなど)に結像されることにより被写体を高精細に撮影することが可能なもので、ズーム機能を備えた撮影レンズ、撮像素子、各種のセンサ、アナログ処理部、デジタル処理部を有している。制御部11は、撮像部15によって撮像された画像に対して各種の画像処理として、データ補間(デモザイク)を行ったり、カラー変換したり、ホワイトバランスやシャープネスなどを調整したりする現像処理を行うことにより撮像画像を撮影画像に変換すると共に、この現像処理後の画像を圧縮してファイル化する画像圧縮処理を施した後、記憶部13の記録メディアに記録保存するようにしている。
表示部16は、画像を表示する高精細液晶、又は有機EL(Electro Luminescence)などで構成され、その表示画面は、撮像された画像(ライブビュー画像)をリアルタイムに表示するモニタ画面(ライブビュー画面)となったり、撮影済み画像を再生する再生画面となったりする。通信部17は、セルフィースティック2との間で短距離通信、例えば、Bluetooth(登録商標)通信を行うもので、制御部11は、シャッタキー(ハードキー)の操作に応じて撮影処理を行う他に、セルフィースティック2から送信されたシャッタ操作信号を通信部17が受信した際にも撮影処理を行うようにしている。なお、デジタルカメラ1とセルフィースティック2との間での短距離通信としては、無線LAN(Local Area Network)通信、又は有線通信であってもよい。
セルフィースティック2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部21は、電源部(二次電池)22からの電力供給によって動作し、記憶部23内に格納されている各種のプログラムに応じてこのセルフィースティック2の全体動作を制御するもので、この制御部21には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。この制御部21にはその周辺デバイスとして、上述したメインマーカM1、サブマーカM2が接続されている他、装着検出スイッチ24、操作部25、通信部26、受光素子27が接続され、それらの入出力動作を制御する。
装着検出スイッチ24は、上述したようにホルダ部2bにデジタルカメラ1が装着されたことを検出するもので、制御部21は、装着検出スイッチ24からの検出信号に応じて、メインマーカM1、サブマーカM2、受光素子27を駆動する制御を行うようにしている。操作部25は、電源オン/オフを行う電源キーなどを有し、通信部26は、デジタルカメラ1との間で短距離通信、例えば、Bluetooth(登録商標)通信を行う。受光素子27は、上述のワイヤレスシャッタ機能を構成するもので、手元側のメインマーカM1に接近して配置され、メインマーカM1から発光された光が使用者の親指などで遮蔽された際にその発光された光を受光できなくなることによりメインマーカM1への遮蔽を検出する。制御部21は、メインマーカM1が遮蔽された際に受光素子27の検出信号に基づいてシャッタ操作が行われたものと判断してシャッタ操作信号を通信部26から送信するようにしている。
図4(1)は、撮像部15で撮像された画像(ライブビュー画像)がモニタ画面に表示されている状態を例示した図である。すなわち、デジタルカメラ1をセルフィースティック2に装着した状態において使用者(撮影者)が自分自身を頭上から撮像したときの撮像画像を示し、図示の例は、この画像内にセルフィースティック2の略全体が写り込んでしまう場合である。このように画像内にセルフィースティック2が写り込んでしまう場合、制御部11は、その画像を解析することによって画像内のメインマーカM1、サブマーカM2の位置を検出すると共に、このメインマーカM1、サブマーカM2の位置を結ぶ直線(仮想線)を長軸とする楕円をセルフィースティック2の輪郭(アウトライン)として生成し、この楕円領域を不要除去領域として特定するようにしている。
図4(2)は、撮像画像(ライブビュー画像)内に楕円領域(セルフィースティック2の輪郭:不要除去領域)を概念的に配置した状態を示している。この場合、メインマーカM1、サブマーカM2の位置を結ぶ直線上に楕円の長軸を沿わせると共に、画像内のメインマーカM1の位置を起点とし、その位置に楕円領域の一端部(先細部分)を合わせることにより楕円領域を画像内に配置するようにしている。この場合、画像内のセルフィースティック2は、手元から画像の端部に向かって次第に太くなるように写し込まれるようになるため、つまり、画像の端部が最も太くなるため、楕円領域の長軸の長さ(長径)の略1/2(長半径)が画像の端に位置するような楕円領域を生成し、また、メインマーカM1は、手元側(把持部2c側)に配設されているために、このメインマーカM1に楕円領域の先細部分が合うように楕円領域を画像内に配置することにより画像内におけるセルフィースティック2の輪郭領域が楕円領域と略一致するようになる。
このようにして生成した楕円領域(セルフィースティック2の輪郭:不要除去領域)に対して公知のインペイント処理を行うことによって、その楕円領域内のセルフィースティック2の画像部分を除去すると共に、その除去した部分をその周囲の色や模様などで塗り潰すことによって修復するようにしている。図4(3)は、楕円領域(不要除去領域)に対してインペイント処理を実行した後の撮像画像を示した図で、図示の例では、セルフィースティック2の画像部分が全て除去されたものとなる。
次に、第1実施形態におけるデジタルカメラ1の動作概念を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図5及び図6は、デジタルカメラ1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図5及び図6のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図5及び図6は、撮影モードに切り替えられた際に実行開始されるデジタルカメラ1の特徴的な動作を示したフローチャートである。
セルフィースティック2側の制御部21は、その電源がオンされている状態において、そのホルダ部2bにデジタルカメラ1が装着されると、装着検出スイッチ24がオンされるため、その検出信号に応じてメインマーカM1及びサブマーカM2を駆動して点灯させると共に、受光素子27を駆動して受信可能な状態となる。この場合、メインマーカM1は緑色に点灯し、サブマーカM2は赤色に点灯するようになる。
この状態においてデジタルカメラ1側の制御部11は、撮影モードに切り替えられると、撮像部15から撮像画像を取得してモニタ画面にライブビュー画像として表示させる(図5のステップA1)。そして、その撮像画像を解析することによりメインマーカM1、サブマーカM2の検出を行う(ステップA2)。この場合、撮像画像内に高輝度の緑色、赤色の円形の発光体が写っているか否かに基づいて画像内にメインマーカM1及びサブマーカM2が含まれているか否か、つまり、メインマーカM1とサブマーカM2の両方が写っているかを調べる(ステップA3)。
なお、撮像画像内にメインマーカM1、サブマーカM2の一方だけしか写っていない場合でも、他方のマーカの一部分だけが写っている場合、又は、マーカの全てが写っていなくてもその周辺光(薄色の拡散光)を検出することができた場合には、撮像画像内に両方のマーカが写っているものと判断するようにしてもよい。すなわち、2つのマーカM1、M2が撮像画像内に完全に写し込まれていなくても、2つのマーカM1、M2の位置を推測可能であれば、画像内に2つのマーカM1、M2が含まれていると判別する。
いま、画像内にメインマーカM1及びサブマーカM2が写っていない場合には(ステップA3でNO)、セルフィースティック2を使用しない場合、又はセルフィースティック2を使用しても撮像画像内にセルフィースティック2が写っていない場合であるから図6のフローに移り、セルフィースティック2からシャッタ操作信号を受信したかを調べたり(ステップA11)、操作部14上のシャッタキーが操作されたかを調べたりする(ステップA12)。ここで、セルフィースティック2側では、メインマーカM1から発光された緑色の光が使用者の親指などで遮蔽されると、その発光された光が受光素子27に受光できなくなるので、シャッタ操作が行われたものと判断してシャッタ操作信号を通信部26から送信する。
デジタルカメラ1側において、セルフィースティック2からのシャッタ操作信号を受信しなかった場合(ステップA11でNO)、しかもシャッタキーが操作されなかった場合には(ステップA12でNO)、ステップA87に移り、撮影モードを解除する操作が行われたかを調べるが、いま、撮影モードのままであれば(ステップA18でNO)、図5のステップA1に戻る。一方、セルフィースティック2からシャッタ操作信号を受信した場合(ステップA11でYES)、又は操作部14上のシャッタキーが操作されたことを検出した場合には(ステップA12でYES)、撮影画像用に撮像画像を取得し(ステップA13)、後述する楕円領域がライブビュー画像にあるかを調べるが(ステップA14)、いま、楕円領域はないので(ステップA14でNO)、この撮像画像に対して現像処理を行うことにより撮影画像に変換する(ステップA16)。そして、この現像処理後の画像を圧縮処理して記憶部13の記録メディアに記録保存(ステップA17)させた後、図5のステップA1に戻る。
一方、撮像画像内にメインマーカM1及びサブマーカM2が写っている場合には(図5のステップA3でYES)、このメインマーカM1とサブマーカM2の撮像画像内における位置を取得する(ステップA4)。そして、メインマーカM1とサブマーカM2の位置を結ぶ直線を画像内の端まで延長した線分の長さに基づいて楕円を生成する(ステップA5)。この場合、メインマーカM1とサブマーカM2の位置を結ぶ直線を撮像画像内の端まで延長した線分の長さを長軸の長さの略1/2(略長半径)とし、短軸の長さ(短径)を所定値とする楕円を生成する。
次に、制御部11は、撮影レンズの焦点距離を取得すると共に、被写体までの距離(被写体距離:フォーカス距離)を取得する(ステップA6)。更に、予め記憶されているセルフィースティック2の実サイズ(太さ)を読み出し取得する(ステップA7)。そして、取得した焦点距離、被写体距離、セルフィースティック2の実サイズ(太さ)に基づいて、画像内におけるセルフィースティック2のサイズ(太さ)を求めると共に、このセルフィースティック2のサイズ(太さ)に基づいて、楕円領域の短軸の長さ(短径)を補正する処理を行う(ステップA8)。
次に、上述のようにして生成した楕円領域を不要除去領域として撮像画像(ライブビュー画像)内に配置するための位置を特定し(ステップA9)、この楕円領域を撮像画像(ライブビュー画像)内に概念的に配置する(ステップA10)。すなわち、メインマーカM1は、把持部2cに隣接した位置(手元付近)に配設されているので、このメインマーカM1の画像内の位置に楕円領域の先細部分を合わせると、楕円領域の先細部分がセルフィースティック2の把持部2cを含む手元側が略合致するようになる。また、メインマーカM1とサブマーカM2とを結ぶ直線に楕円領域の長軸を合わせると、楕円領域の長軸方向がスティック部2aの軸方向に沿ったものとなる。
そして、図6のフローに移り、セルフィースティック2からシャッタ操作信号を受信した場合(ステップA13でYES)、又は操作部14上のシャッタキーが操作された場合には(ステップA14でYES)、上述の楕円領域(不要除去領域)に対してインペイント処理を実行することにより、撮像画像内の楕円領域(セルフィースティック2の画像部分)を除去すると共に、その除去した領域内を周囲の色や模様などで塗り潰して修復する処理を行う。これによって処理されたインペイント後の撮像画像に対して現像処理を施して撮影画像に変換(ステップA16)した後、この現像処理後の画像を圧縮処理して記憶部13の記録メディアに記録保存させる(ステップA17)。その後、図5のステップA1に戻る。
以上のように、第1実施形態においてデジタルカメラ1の制御部11は、棒状の物体(セルフィースティック2)に装着されている状態で撮像した画像内にセルフィースティック2が写し込んでいる場合に、このセルフィースティック2の該画像内における位置を取得し、このセルフィースティック2の位置に基づき、その撮像画像内における不要物(セルフィースティック2)の画像部分を除去する画像処理を行うようにしたので、撮像時に写し込まれた不要物をユーザ操作でその都度指定したり、処理負担の大きい処理を必要としたりせずに、撮像画像内から不要物を簡略に除去することができる。
制御部11は、予め棒状の物体(セルフィースティック2)に配置されているマーカの撮像画像内における位置を、セルフィースティック2の撮像画像内における位置として取得するようにしたので、マーカの位置からセルフィースティック2全体の位置を容易に得ることが可能となる。
制御部11は、セルフィースティック2の異なる複数の位置に配置されているメインマーカM1及びサブマーカM2の画像内における位置を取得し、この複数のマーカM1、M2の位置関係に基づき、その撮像画像内でのセルフィースティック2の輪郭を特定すると共に、その輪郭を基にセルフィースティック2の画像部分を除去するようにしたので、画像内におけるセルフィースティック2の輪郭を簡略に特定することができ、そのセルフィースティック2の画像部分の除去も容易なものとなる。
制御部11は、レンズの焦点距離、被写体距離、セルフィースティック2の実サイズ(太さ)に基づいてセルフィースティック2の画像内における輪郭(太さ)を特定して、その輪郭を基にセルフィースティック2の画像部分を除去するようにしたので、セルフィースティック2の太さ(楕円の短軸の長さ)を精度良く求めることができ、その除去も精度良く行うことが可能となる。
制御部11は、セルフィースティック2の異なる複数の位置に配置されているメインマーカM1及びサブマーカM2の画像内における位置を取得し、この複数のマーカM1、M2の位置を結ぶ直線を撮像画像内の端まで延長した線分の長さを略長半径とする楕円を生成し、この楕円領域に基づいて、セルフィースティック2の輪郭を特定して、その輪郭を基にセルフィースティック2の画像部分を除去するようにしたので、画像内から不要物であるセルフィースティック2を簡略に除去することができる。
制御部11は、セルフィースティック2の輪郭が特定された撮像画像をライブビュー画像として表示するようにしたので、使用者にあっては、セルフィースティック2が除去される撮像画像を確認してからその撮影を指示することができる。
制御部11は、セルフィースティック2側においてメインマーカM1の発光が使用者の親指などで遮蔽されることによって送信されるシャッタ操作信号を受信すると、それを契機として、セルフィースティック2が除去された撮像画像から撮影画像を生成する処理を行うようにしたので、セルフィースティック2側のメインマーカM1をシャッタボタンとして機能させることが可能となる。
なお、上述した第1実施形態においてデジタルカメラ1は、セルフィースティック2上に配設された2つのマーカM1、M2の位置を結ぶ直線を画像内の端まで延長した線分を求めるようにしたが、セルフィースティック2上に複数のマーカを配設するのではなく、セルフィースティック2上の任意の位置に1つのマーカを設けるようにしてもよい。この際、制御部11は、セルフィースティック2の1個所に配置されているマーカの撮像画像内における位置を取得し、このマーカの位置と、セルフィースティック2とデジタルカメラ1との連結点との位置関係に基づいて、その撮像画像内でのセルフィースティック2の輪郭を特定して、その輪郭を基にセルフィースティック2の画像部分を除去するようにしてもよい。この場合、デジタルカメラ1とセルフィースティック2との連結方向に応じた画像の端の1点を固定点として設け、この固定点の位置から画像内のマーカの位置を結ぶ直線を求めるようにすれば、セルフィースティック2上のマーカは1つでも足りることになる。
また、撮像時にユーザがセルフィースティック2をその軸方向に僅かに移動させるようにすれば、セルフィースティック2上の任意の位置に1つのマーカを設けるだけでも足りる。この場合、デジタルカメラ1側では、連続撮像された各画像を順次解析することによって画像内におけるマーカの移動軌跡を検出し、この移動軌跡(セルフィースティック2の軸方向)から画像内の端まで延長した線分を求めるようにすれば、セルフィースティック2の方向からその輪郭を特定することができるので、その輪郭を基にセルフィースティック2の画像部分を除去することが可能となる。
また、マーカを点光源ではなく面積を持たせ、撮像方向や角度によって変化するマーカの形状を検出可能とすれば、1つのマーカを設けるだけでも足りる。
また、セルフィースティック2全体を発光させるようにしてもよい。
上述した第1実施形態においてデジタルカメラ1は、レンズの焦点距離、被写体距離、セルフィースティック2の実サイズ(太さ)に基づいて、セルフィースティック2の画像内における輪郭(太さ)を特定するようにしたが、メインマーカM1、サブマーカM2の位置を結んだ直線に対してその周辺に存在する画素を解析し、直線上の画素と周辺画素とを比較することによってそれらの類似度(色、濃度)からセルフィースティック2の輪郭を特定するようにしてもよい。すなわち、メインマーカM1、サブマーカM2の位置を結んだ直線の周辺の類似度(画像の解析結果)からセルフィースティックの輪郭を特定してその輪郭を基にセルフィースティック2の画像部分を除去するようにてもよい。これによってセルフィースティック2の輪郭を更に精度良く特定することができ、その除去も精度良く行うことが可能となる。
上述した第1実施形態においては、楕円領域を生成してセルフィースティック2の輪郭を特定するようにしたが、楕円に限らず、その形状は任意であり、例えば、複数の矩形、三角形、円形などを組合わせることによってセルフィースティック2の輪郭を特定するようにしてもよい。
上述した第1実施形態においては、セルフィースティック2の画像部分を除去するインペイント処理の実行タイミングとして、セルフィースティック2側のメインマーカM1が遮蔽された後の撮影画像の生成時に行うようにしたが、ライブビュー画像時において、逐次セルフィースティック2の画像部分を除去するインペイント処理を行うようにしてもよい。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図7〜図9を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、撮像画像内から除去する対象(不要物)としてセルフィースティック2を例示したが、この第2実施形態においては、除去対象をセルフィースティック2に限らず、その他の所定の物体としたものである。ここで、両実施形態において基本的、或いは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7(1)は、第2実施形態において、除去対象(不要物)である所定の物体として、踏み台を例示した場合で、この踏み台の所定位置に3つのマーカM11、M12、M13を配設した状態を示した図である。
図示の例は、踏み台を斜め方向から見た場合を例示したもので、この踏み台の正面には3つのマークM11、M12、M13が配設されている。図7(2)は、3つのマークM11〜M13の配列関係(位置関係)を説明するための図で、マークM11〜M13は、正三角形の各頂点位置に配設されている。各マークM11〜M13は、同じ物体に対しては同じ色を発光するLEDを使用し、物体毎に異なる色を発光するようにしている。
図8は、第2実施形態において使用する物体形状テーブルTを示した図である。
物体形状テーブルTは、所定の物体別にその形状データを記憶するもので、「発光色」、「物体の種類」、「形状に関する情報」の各項目を有し、ユーザ操作によって予め任意に設定されたものである。「発光色」は、所定の物体毎に異なる色を発光する各マークM11〜M13の発光色を示し、この発光色の違いによって所定の物体を識別可能としている。図示の例は、“踏み台”の「発光色」として“青色”を記憶し、“鉄棒”の「発光色」として“赤色”を記憶した場合を示している。「所定の物体」とは、撮像画像から除去する対象となる物体(不要物)を示し、例えば、人物が空中に浮かんでいる状態の画像を得るために、所定の物体として、踏み台、鉄棒などを除去対象としている。
「形状に関する情報」は、所定の物体の形状(輪郭)をその方向と長さを持つベクトルで表現するベクトルデータと、そのベクトルデータ内における複数のマーカ(上述の各マークM11〜M13に対応して正三角形の配列関係にある3つのマーカ)の位置データから成るもので、制御部11は、各マークM11、M12、M13の撮像画像内における位置と、ベクトルデータ内における複数のマーカの位置を対応させることにより、所定の物体の輪郭を表現するベクトルデータを変形させるようにしている。すなわち、撮像時に所定の物体がどのような向きで撮像されたかに応じて、各マークM11〜M13による正三角形を作る条件(例えば、各辺の長さが同一)が変化するために、撮像画像内の各マーク位置(三角形の各頂点位置)にベクトルデータ内の各マーク位置を合わせ込む(一致させる)ことにより、物体の輪郭を表現するベクトルデータをその物体の向きに応じて変形させるようにしている。
図9は、第2実施形態において、撮影モードに切り替えられた際に実行開始されるデジタルカメラ1の特徴的な動作を示したフローチャートである。
先ず、制御部11は、撮影モードに切り替えられると、撮像部15から撮像画像を取得してモニタ画面にライブビュー画像として表示させる(ステップB1)。次に、その撮像画像を解析することにより3つのマーカM11〜M13の検出し(ステップB2)、その撮像画像内に高輝度の発光体が写っているか否かに基づいて画像内に3つのマーカM11〜M13が含まれているか否かを調べる(ステップB3)。
この場合においても第1実施形態と同様に、3つのマーカM11〜M13が撮像画像内に完全に写し込まれていなくても、3つのマーカM11〜M13の位置関係を推測することが可能であれば、画像内に3つのマーカM11〜M13が含まれていると判別するようにしている。いま、画像内に3つのマーカM11〜M13が写っていなければ(ステップB3でNO)、シャッタ操作が行われたかを調べたり(ステップB9)、撮影モードを解除する操作が行われたかを調べたりする(ステップB15)。
ここで、上述したいずれの操作も行われなければ(ステップB9及びB15でNO)、上述のステップB1に戻るが、シャッタ操作が行われたときには(ステップB9でYES)、撮影画像用に撮像画像を取得し(ステップB10)、プレビュー画像内で所定の物体が識別表示されているかを調べる(ステップB11)。いま、識別表示中ではないので(ステップB11でNO)、この撮像画像に対して現像処理を施して撮影画像に変換し(ステップB13)、この現像処理後の画像を圧縮処理して記憶部13の記録メディアに記録保存させる(ステップB14)。その後、撮影モードを解除する操作が行われたかを調べ(ステップB15)、撮影モードのままであれば(ステップB15でNO)、上述のステップB1に戻る。
一方、撮像画像内に3つのマーカM11〜M13が写っている場合には(ステップB3でYES)、そのマーカM11〜M13の発光色(同一色)を検出する(ステップB4)。そして、この発光色に基づいて物体形状テーブルTを検索し、該当する発光色が有るかを調べ(ステップB5)、該当する発光色が無ければ(ステップB5でNO)、上述のシャッタ操作の有無を検出するステップB9に移るが、該当する発光色が有れば(ステップB5でYES)、物体形状テーブルTからその発光色に対応する所定の物体の「形状に関する情報」を取得する(ステップB6)。例えば、検出したマーカM11〜M13の発光色が“青色”であれば、所定の物体の種類は“踏み台”であるから、その「形状に関する情報」として、踏み台の形状(輪郭)を表現するベクトルデータと、そのベクトルデータ内における複数のマーカの位置データを読み出し取得する。
そして、この3つのマークM11〜M13の撮像画像内における位置と、ベクトルデータ内における複数のマーカの位置とを対応させることによって、所定の物体(踏み台)の輪郭を表現するベクトルデータを変形(ステップB7)させた後、変形した輪郭を識別表示(例えば、太線表示)させる(ステップB8)。この状態において、シャッタキー操作が行われると(ステップB9でYES)、撮影画像用に撮像画像を取得し(ステップB10)、撮像画像内で所定の物体が識別表示されているかを調べる(ステップB11)。
いま、識別表示中であるので(ステップB11でYES)、輪郭領域(不要除去領域)に対してインペイント処理を実行することにより、撮像画像内の踏み台の画像部分を除去すると共に、その除去した領域内を周囲の色や模様などで塗り潰して修復する処理を行う(ステップB12)。そして、このインペイント処理後の撮像画像に対して現像処理を行うことにより撮影画像に変換(ステップB13)した後、この現像処理後の画像を圧縮処理して記憶部13の記録メディアに記録保存させる(ステップB14)。その後、上述のステップB1に戻る。
以上のように、第2実施形態においてデジタルカメラ1側の制御部11は、所定の物体の異なる複数の位置に配置されたマーカM11〜M13が撮像部15によって撮像された撮像画像内に写し込まれている場合に、複数のマーカM11〜M13の撮像画像内における位置と、所定の物体の形状に関する情報とに基づき、撮像画像内における所定の物体の輪郭を特定するようにしたので、撮像時に写し込まれた不要物をユーザ操作でその都度指定したり、処理負担の大きい処理を必要としたりせずに、簡略な処理で撮像画像内における所定の物体の輪郭を特定することができ、撮像時に写し込まれた所定の物体を不要物としてその画像内から簡略に除去することが可能となる。
所定の物体の形状に関する情報は、その輪郭を表現するベクトルデータと、そのベクトルデータ内における複数のマーカの位置データであり、制御部11は、複数のマーカM11〜M13の撮像画像内における位置と、ベクトルデータ内における複数のマーカの位置とを対応させることによって、輪郭を表現するベクトルデータを変形するようにしたので、撮像時に所定の物体の向きに拘わらず、マーカの位置を合わせ込むという簡略な処理で撮像画像内における所定の物体の輪郭を容易に特定することができる。
制御部11は、物体形状テーブルTから所定の物体の形状に関する情報を取得することにより所定の物体の輪郭を特定するようにしたので、所定の物体の輪郭の特定が容易なものとなる。
制御部11は、撮像画像内における所定の物体の輪郭を識別可能に表示させ、その物体の輪郭内の画像部分を除去するようにしたので、撮像時に写し込まれた所定の物体を不要物として除去することを使用者に知らせることが可能となり、不要物を間違えることなく除去することが可能となる。
なお、上述した第2実施形態においては、物体形状テーブルTから所定の物体の形状に関する情報を読み出し取得するようにしたが、所定の物体からその形状に関する情報を、通信手段を介して受信取得するようにしてもよい。例えば、景勝地を撮像した際に、近くの立て看板が写らないようにするために、その立て看板から例えば、LED等の発光体を点滅させることで情報を送信する可視光通信により発信される自身の形状(輪郭)に関する情報を、デジタルカメラ1側で受信するようにしてもよい。この場合、デジタルカメラ1側では、立て看板の形状(輪郭)に関する情報に基づいて、立て看板の輪郭を特定してその輪郭を基にインペイント処理を行うようにすればよい。これによって予め物体形状テーブルTに記憶されていない所定の物体であっても、その輪郭を容易に特定してインペイント処理を行うことが可能となる。このことは、景勝地の撮像に限らず、撮影禁止箇所で撮影を行った場合に、その禁止対象の物体を除去する場合にも適用可能である。
上述した第2実施形態においては、複数種類の物体に対応付けてその形状に関する情報を物体形状テーブルTに記憶するようにしたが、物体形状テーブルTに1つの物体に対応付けてその形状に関する情報を記憶するようにしてもよい。このように所定の物体が1つであれば、物体を識別表示する必要もない。
上述した第2実施形態においては、物体の形状に関する情報としてベクトルデータを示したが、ベクトルデータに限らず、関数で表現可能な単純な楕円形や矩形などの図形形状のデータであってもよい。
上述した各実施形態においては、LEDによってマーカを構成する場合を例に挙げたが、発光しないマーカであってもよく、また、自然界には余り存在していない色や形状、或いは反射率の高い塗装やシールなどであってもよい。
また、上述した各実施形態においては、撮像手段を備える画像処理装置として、カメラに適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、カメラ機能付きパーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・タブレット端末装置・スマートフォンなどの携帯電話機・電子ゲーム・音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
撮像手段を備える画像処理装置であって、
一方の端部が当該画像処理装置に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体が、前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記棒状の物体の該撮像画像内における位置を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記撮像画像内における前記棒状の物体の位置に基づき、その撮像画像内における前記棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う画像処理手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記棒状の物体に予め配置されているマーカの撮像画像内における位置を、その棒状の物体の該撮像画像内における位置として取得する、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記棒状の物体の異なる複数の位置に配置されている各マーカの前記撮像画像内における位置を取得し、
前記画像処理手段は、前記取得手段により取得される複数のマーカの位置関係に基づき、その撮像画像内での前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記棒状の物体の1個所に配置されているマーカの前記撮像画像内における位置を取得し、
前記画像処理手段は、前記取得手段により取得されるマーカの位置と、前記棒状の物体の一方の端部に装着されている当該画像処理装置との連結点の位置関係に基づき、その撮像画像内での前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記撮像手段を構成するレンズの焦点距離と、被写体までの距離と、前記棒状の物体の実サイズとを更に取得し、
前記画像処理手段は、前記取得手段により取得される撮像画像内におけるマーカの位置と、前記レンズの焦点距離、被写体までの距離、及び棒状の物体の実サイズに基づき、前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記撮像画像を解析する画像解析手段を、更に備え、
前記画像処理手段は、前記取得手段により取得される撮像画像内におけるマーカの位置と、前記画像解析手段により解析される結果と、に基づき、前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項2、3、5、6のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記画像処理手段は、前記取得手段により取得された複数のマーカの位置を結ぶ直線を撮像画像内の端まで延長した線分の長さを略長半径とする楕円を生成し、この楕円領域に基づいて、前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記画像処理手段によって特定された前記撮像画像内における前記棒状の物体の輪郭を識別可能にライブビュー画像として表示する表示手段を更に備える、
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項2乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記マーカが遮蔽されたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によりマーカが遮蔽されたと判別されたことを契機として撮像画像から撮影画像を生成する処理を行う撮影画像生成手段と、
を更に備え、
前記撮影画像生成手段は、前記画像処理手段により前記棒状の物体の画像部分が除去された撮像画像から撮影画像を生成する処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の画像処理装置において、
前記画像処理手段は、前記判別手段によりマーカが遮蔽されたと判別されたことを契機として、前記棒状の物体を除去する画像処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、
撮像手段を備える画像処理装置であって、
所定の物体の異なる複数の位置に配置されたマーカが前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記複数のマーカの前記撮像画像内における位置を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得される複数の位置と、前記所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像処理装置において、
前記所定の物体の形状に関する情報は、その輪郭を表現するベクトルデータと、そのベクトルデータ内における複数のマーカの位置データであり、
前記特定手段は、前記取得手段により取得される複数の位置と、前記ベクトルデータ内における複数のマーカの位置とを対応させて、輪郭を表現するベクトルデータを変形させることで、前記所定の物体の輪郭を特定する、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の画像処理装置において、
前記所定の物体の形状に関する情報を予め記憶する記憶手段を更に備え、
前記特定手段は、前記取得手段により取得される複数のマーカの位置と、前記記憶手段に記憶されている所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記所定の物体の輪郭を特定する、
ことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
撮像画像を表示する表示手段と、
前記特定手段により特定される撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を識別可能に表示する制御を行う表示制御手段と、
前記特定手段により特定される撮像画像における前記所定の物体における輪郭内の画像部分を除去する画像処理を行う画像処理手段と、
を更に備える、
ことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項11乃至14のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記マーカが発光により送信する自身の形状に関する情報を、前記撮像画像を介して受信する受信手段を更に備え、
前記特定手段は、前記取得手段により取得される複数の位置と、前記受信手段により受信される所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記所定の物体の輪郭を特定する、
ことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
撮像手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
一方の端部が当該画像処理装置に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体が、前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記棒状の物体の該撮像画像内における位置を取得する処理と、
前記取得された前記撮像画像内における前記棒状の物体の位置に基づき、その撮像画像内における前記棒状の物体の画像部分を除去する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
撮像手段を備える画像処理装置のコンピュータに対して、
一方の端部が当該画像処理装置に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体が、前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記棒状の物体の該撮像画像内における位置を取得する機能と、
前記取得された前記撮像画像内における前記棒状の物体の位置に基づき、その撮像画像内における前記棒状の物体の画像部分を除去する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
撮像手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
所定の物体の異なる複数の位置に配置されたマーカが前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記複数のマーカの前記撮像画像内における位置を取得する処理と、
前記取得手段により取得される複数の位置と、前記所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を特定する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項19)
請求項19に記載の発明は、
撮像手段を備える画像処理装置のコンピュータに対して、
所定の物体の異なる複数の位置に配置されたマーカが前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記複数のマーカの前記撮像画像内における位置を取得する機能と、
前記取得手段により取得される複数の位置と、前記所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を特定する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 デジタルカメラ
2 セルフィースティック
M1 メインマーカ
M2 サブマーカ
M11、 M12、 M13 マーカ
T 物体形状テーブル
11、21 制御部
13、23 記憶部
13a プログラムメモリ
15 撮像部
16 表示部
17、26 通信部
27 受光素子

Claims (19)

  1. 撮像手段を備える画像処理装置であって、
    一方の端部が当該画像処理装置に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体が、前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記棒状の物体の該撮像画像内における位置を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記撮像画像内における前記棒状の物体の位置に基づき、その撮像画像内における前記棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記取得手段は、前記棒状の物体に予め配置されているマーカの撮像画像内における位置を、その棒状の物体の該撮像画像内における位置として取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記取得手段は、前記棒状の物体の異なる複数の位置に配置されている各マーカの前記撮像画像内における位置を取得し、
    前記画像処理手段は、前記取得手段により取得される複数のマーカの位置関係に基づき、その撮像画像内での前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得手段は、前記棒状の物体の1個所に配置されているマーカの前記撮像画像内における位置を取得し、
    前記画像処理手段は、前記取得手段により取得されるマーカの位置と、前記棒状の物体の一方の端部に装着されている当該画像処理装置との連結点の位置関係に基づき、その撮像画像内での前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記取得手段は、前記撮像手段を構成するレンズの焦点距離と、被写体までの距離と、前記棒状の物体の実サイズとを更に取得し、
    前記画像処理手段は、前記取得手段により取得される撮像画像内におけるマーカの位置と、前記レンズの焦点距離、被写体までの距離、及び棒状の物体の実サイズに基づき、前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記撮像画像を解析する画像解析手段を、更に備え、
    前記画像処理手段は、前記取得手段により取得される撮像画像内におけるマーカの位置と、前記画像解析手段により解析される結果と、に基づき、前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理手段は、前記取得手段により取得された複数のマーカの位置を結ぶ直線を撮像画像内の端まで延長した線分の長さを略長半径とする楕円を生成し、この楕円領域に基づいて、前記棒状の物体の輪郭を特定して、その輪郭を基に当該棒状の物体の画像部分を除去する画像処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2、3、5、6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像処理手段によって特定された前記撮像画像内における前記棒状の物体の輪郭を識別可能にライブビュー画像として表示する表示手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記マーカが遮蔽されたか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によりマーカが遮蔽されたと判別されたことを契機として撮像画像から撮影画像を生成する処理を行う撮影画像生成手段と、
    を更に備え、
    前記撮影画像生成手段は、前記画像処理手段により前記棒状の物体の画像部分が除去された撮像画像から撮影画像を生成する処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像処理手段は、前記判別手段によりマーカが遮蔽されたと判別されたことを契機として、前記棒状の物体を除去する画像処理を行う、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 撮像手段を備える画像処理装置であって、
    所定の物体の異なる複数の位置に配置されたマーカが前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記複数のマーカの前記撮像画像内における位置を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される複数の位置と、前記所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  12. 前記所定の物体の形状に関する情報は、その輪郭を表現するベクトルデータと、そのベクトルデータ内における複数のマーカの位置データであり、
    前記特定手段は、前記取得手段により取得される複数の位置と、前記ベクトルデータ内における複数のマーカの位置とを対応させて、輪郭を表現するベクトルデータを変形させることで、前記所定の物体の輪郭を特定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記所定の物体の形状に関する情報を予め記憶する記憶手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記取得手段により取得される複数のマーカの位置と、前記記憶手段に記憶されている所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記所定の物体の輪郭を特定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 撮像画像を表示する表示手段と、
    前記特定手段により特定される撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を識別可能に表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記特定手段により特定される撮像画像における前記所定の物体における輪郭内の画像部分を除去する画像処理を行う画像処理手段と、
    を更に備える、
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 前記マーカが発光により送信する自身の形状に関する情報を、前記撮像画像を介して受信する受信手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記取得手段により取得される複数の位置と、前記受信手段により受信される所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記所定の物体の輪郭を特定する、
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 撮像手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
    一方の端部が当該画像処理装置に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体が、前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記棒状の物体の該撮像画像内における位置を取得する処理と、
    前記取得された前記撮像画像内における前記棒状の物体の位置に基づき、その撮像画像内における前記棒状の物体の画像部分を除去する処理と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  17. 撮像手段を備える画像処理装置のコンピュータに対して、
    一方の端部が当該画像処理装置に装着され、他方の端部が使用者により把持される棒状の物体が、前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記棒状の物体の該撮像画像内における位置を取得する機能と、
    前記取得された前記撮像画像内における前記棒状の物体の位置に基づき、その撮像画像内における前記棒状の物体の画像部分を除去する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  18. 撮像手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
    所定の物体の異なる複数の位置に配置されたマーカが前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記複数のマーカの前記撮像画像内における位置を取得する処理と、
    前記取得手段により取得される複数の位置と、前記所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を特定する処理と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  19. 撮像手段を備える画像処理装置のコンピュータに対して、
    所定の物体の異なる複数の位置に配置されたマーカが前記撮像手段によって撮像された撮像画像内に写り込んでいる場合に、前記複数のマーカの前記撮像画像内における位置を取得する機能と、
    前記取得手段により取得される複数の位置と、前記所定の物体の形状に関する情報と、に基づき、前記撮像画像内における前記所定の物体の輪郭を特定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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