JP2016219565A - 電気機器収納用キャビネット - Google Patents

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祐司 高津
鈴木 満
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Abstract

【課題】ドアストッパーの設定および解除操作を容易に行うことができる電気機器収納用キャビネットを提供すること。
【解決手段】電気機器収納用キャビネット10のドア20の開閉動作を規制するドアストッパー機構30は、筐体11とドア20との間に架け渡され、先端部311がドア側に設けた固定部材32に係止されるストッパー31と、固定部材およびストッパーの係止状態を解除する可動部材33とを備える。可動部材は、操作力伝達手段26を介してドア開閉操作部24に連結される。ドア開閉操作部が「開」位置に操作されると、操作力伝達手段26を介して可動部材が係止解除位置に引き上げられるとともに、可動部材に係合するストッパーの先端部も非係止位置に移動して、固定部材との係止状態が解除される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器を収納する電気機器収納用キャビネットに関する。
配電機器や変圧器等の電気機器を収納する電気機器収納用キャビネットにおいては、筐体内部の電気機器の保守や点検等の作業のために、ドアを開放した状態に保持しておきたいというニーズがある。そのため、従来、ドアの開閉動作を規制するストッパーが設けられた電気機器収納用キャビネットが知られている。(特許文献1)
従来のドアストッパーは、例えば図9に示すように、クランク形状のストッパー92が筐体90とドア91との間に架け渡されて、ドアの開放位置を保持するものである。
特開2011−52370号公報
例えば図9に示す従来のドアストッパーは、電子機器の保守点検等の作業の邪魔にならないようにするために、筐体90の下部においてストッパー92が、ドア91側の固定部材93に係止される構成である。そのため、作業中にドア91を開放した状態に設定する場合や、作業を終えてドア91を筐体90に閉める際には、作業員が一々身を屈めて手作業でストッパー92を着脱しなければならず、煩雑な作業を要していた。また、ドア91を閉めるためストッパー92の係止を解除する際には、作業員は不安定な姿勢でストッパー92を取り外さなければならず、転倒の危険もあった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、ドアストッパーの設定および解除操作を容易に行うことができる等の電気機器収納用キャビネットを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明に係る電気機器収納用キャビネットは、電気機器が収納される筐体と、前記筐体に対し開閉可能に軸支されるドアとを備える電気機器収納用キャビネットであって、前記筐体と前記ドアとの間に架け渡され、その先端部が前記ドア側に設けた固定部材に係止して前記ドアの開閉動作を規制するストッパーと、前記ストッパーの先端部と前記固定部材との係止状態を離れた位置から解除する操作力伝達手段とを備える。
上記構成の電気機器収納用キャビネットにおいて、前記操作力伝達手段は、その一端に前記ストッパーの前記先端部に係合する可動部材を備え、他端に解除操作部を備えることが好ましい。
また、上記構成の電気機器収納用キャビネットにおいて、前記解除操作部と前記ドアの開閉操作部とが兼用されてなることが好ましい。
また、上記構成の電気機器収納用キャビネットにおいて、前記操作力伝達手段がワイヤーまたはロッドであることが好ましい。
また、上記構成の電気機器収納用キャビネットにおいて、前記操作力伝達手段の一端が、ドアの開閉操作部の操作に連動して往復移動する鎖錠ロッドに連結されていることが好ましい。
また、上記構成の電気機器収納用キャビネットにおいて、前記ストッパーの前記先端部には、第1の直径を有する第1軸部と、前記第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2軸部とが同軸線上に形成されており、前記固定部材には、前記第1軸部を遊嵌させて前記ストッパーをスライド可能とする開口幅を有する長孔と、前記長孔の一部に前記第2軸部を嵌合可能とする曲率径を有する嵌合溝とが形成され、前記ストッパーの前記第1軸部が前記固定部材の前記長孔に遊嵌する非係止位置では、該第1軸部が前記長孔内をスライドして前記ドアの開閉動作を許容し、前記ストッパーの前記第2軸部が前記固定部材の前記嵌合溝に嵌合する係止位置では、前記ドアの開閉動作が規制されることが好ましい。
また、上記構成の電気機器収納用キャビネットにおいて、前記操作力伝達手段は、前記ストッパーの前記先端部を前記係止位置から前記非係止位置に移動させることで、前記ストッパーと前記固定部材との係止状態を解除することが好ましい。
本発明に係る電気機器収納用キャビネットによれば、ストッパーの操作をしゃがむことなく容易に行うことができる。また、ドアの開閉操作と連動させてストッパーの操作を行なうことができる。
本発明の一実施態様による電気機器収納用キャビネットの斜視図である。 第1の実施形態によるドアストッパー機構を示す斜視図である。 ドアトッパー機構に備えられるストッパーの斜視図である。 第1の実施形態による固定部材および可動部材の斜視図である。 第1の実施形態によるドアストッパー機構の動作を説明するための斜視図である。 可動部材が係止解除位置でのドアストッパー機構の拡大斜視図である。 可動部材が係止設定位置でのドアストッパー機構の拡大斜視図である。 第2の実施形態によるドアストッパー機構を示す側面図である。 従来技術によるドアストッパーを示す斜視図である。
以下、本発明に係る電気機器収納用キャビネットの好適な実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態による電気機器収納用キャビネット10の外観斜視図である。同図に示すように、電気機器収納用キャビネット10は、電気機器が内部に収納される筐体11と、筐体11に対し開閉可能に軸支されるドア20とを備えている。筐体11は前開放部を有する直方体状の箱体である。すなわち、筐体11は、金属製の垂直フレーム12、12および水平フレーム13、13からなる骨格体に、それぞれ薄板の板金部材からなる左右の側板14、14、背板15および天板16が固定されている。
ドア20は、筐体11の垂直フレーム12(図1においては右前側)に設けられる複数のヒンジ22、22、・・・を介して、筐体11の前開放部に対し開閉可能に軸支されている。ドア20がヒンジ22により軸支される側に対して反対側端部の裏面には、ドア係止機構23が設けられている。例えば傾倒式ハンドルであるドア開閉操作部24が「閉」位置に操作されると、ドア係止機構23の鎖錠片及び鎖錠ロッド25が作動して、ドア20が筐体11を閉塞する位置に係止される。またドア開閉操作部24が「開」位置に操作されると、ドア20と筐体11との係止状態が解除され、ドア20の開放が可能となる。
なお、ドア開閉操作部24は、上述の傾倒式ハンドルに限定されず、例えば回動式ハンドル等の電気機器収納用キャビネットの用途や目的に応じた適宜のハンドルを適用することができる。
(ドアストッパー機構の第1の実施形態)
図2は、第1の実施形態によるドアストッパー機構30を示す斜視図である。ドアストッパー機構30は、筐体11およびドア20の下部に設けられる。ドアストッパー機構30は、筐体11とドア20との間に架け渡されて、ドア20の開閉動作(回動)を規制するストッパー31を備えている。
図3に示すストッパー31は、金属製の棒材からなり、同図に示すように全体としてはロッド部310の先端部311および基端部312が互いに逆向き、つまりクランク状に折り曲げられた形態を呈している。
より詳細に説明すると、ロッド部310の一端が上方に折れ曲がる先端部311には、第1の直径を有する第1軸部311aと、この第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2軸部311bとが、同軸線上に一体形成されている。第1軸部311aの直径(第1の直径)は、ロッド部310の直径と等しいか、または略等しい。また、先端部311の最端には、第2軸部311bの第2の直径よりも大きい第3の直径を有するフランジ部311cが一体形成されている。
また、図3に示すように、ロッド部310の他方の端が下方に折れ曲がる基端部312には、異形部312aが一体形成されている。異形部312aは、基端部312の先端を例えばプレスすることで、ロッド部310が伸びる方向と同じ方向に圧延された幅広部として形成される。
ストッパー31の基端部312は、筐体11下部の水平フレーム13に穿設された係合孔17に挿入されている。これにより、ストッパー31は、基端部312を軸にして、水平フレーム13に対し回動自在に取り付けられている。また、基端部312の先端には、ロッド径よりも幅広の異形部312aが形成され、この異形部312aが係合孔17に係合して、ストッパー31が水平フレーム13から抜け止めされる。
なお、係合孔17の一部に切り込み(不図示)を形成しておき、その切り込みの方向に基端部312の異形部312aの圧延方向を合わせて差し込むことにより、ストッパー31を水平フレーム13に着脱自在に取り付けてもよい。係合孔17の切り込み方向と異形部312aの圧延方向とが一致しない回動角の範囲においては、ストッパー31が水平フレーム13から抜け止めされた状態で回動自在となる。
一方、ストッパー31の先端部311は、ドア20の裏面下部に固定された固定部材32の長孔32aに挿入されて係合している。以下、詳細に説明するように、本実施形態によるドアストッパー機構30は、ストッパー31の先端部311と固定部材32との係止状態、つまりドア開閉の規制状態を離れた位置から解除するための操作力伝達手段を備えている。
図4は、本実施形態によるドア開閉の規制手段を構成する固定部材32、および規制解除手段を構成する可動部材33の外観をそれぞれ示す斜視図である。
ドア20に固定される固定部材32は、平坦な水平部321と、同じく平坦な垂直取付部322とを有して、これらが直角に、つまりL字状に折り曲げられてなる板金部材である。水平部321には、ストッパー31の第1軸部311aを遊嵌させて、ストッパー31をスライド可能とする開口幅を有する長孔32aが形成されている。また、長孔32aには、ストッパー31の第2軸部311bを嵌合可能とする曲率径を有する嵌合溝32b(位置規制部)が、例えば3箇所に形成されている。
すなわち、長孔32aの開口幅は、第1軸部311aの直径(第1の直径)よりも若干大きいが、第2軸部311bの直径(第2の直径)よりも小さく形成されている。また、嵌合溝32bの曲率径は、第2軸部311bの直径(第2の直径)よりも若干大きいが、フランジ部311cの直径(第3の直径)よりも小さく形成されている。したがって、ストッパー31の第2軸部311bが、固定部材32の嵌合溝32bに嵌合することで、固定部材32にストッパー31が係止される。
ここで、本明細書では、ストッパー31の第2軸部311bが固定部材32の嵌合溝32b(位置規制部)に嵌合している位置を「係止位置」という。また、ストッパー31の先端部311が、次に説明する可動部材33により持ち上げられて、その第1軸部311aが、固定部材32の長孔32aに遊嵌する位置を「非係止位置」という。
固定部材32の長孔32aの端(図4においては右端)には、必要に応じてストッパー31を固定部材32から着脱できるようにするための着脱溝32cが形成されている。すなわち、着脱溝32cの曲率径は、ストッパー31のフランジ部311cの直径(第3の直径)よりも若干大きく形成されている。
固定部材32の垂直取付部322には、固定部材32をドア20の裏面の所定位置に、例えばネジ等で固定して取り付けるための取付孔32d、32dが、例えば2箇所に形成されている。
可動部材33は、平坦な水平部331と、同じく平坦な垂直部332とを有して、これらが直角に、つまりL字状に折り曲げられてなる板金部材である。水平部331には、ストッパー31の第2軸部311bを遊嵌させて、ストッパー31をスライド可能とする開口幅を有する長孔33aが形成されている。なお、この長孔33aの開口幅は、固定部材32の嵌合溝32bの曲率径と等しいか、または略等しい。すなわち、長孔33aの開口幅は、ストッパー31の第2軸部311bの直径(第2の直径)よりも若干大きい。
また、長孔33aの開口幅は、ストッパー31のフランジ部311cの直径(第3の直径)よりも小さく形成されている。これにより、可動部材33の長孔33aに挿入されたストッパー31のフランジ部311cと長孔33aの縁部とが当接して、ストッパー31が可動部材33から外れない状態で係合している。
なお、可動部材33の長孔33aの端(図4においては右端)には、必要に応じてストッパー31を可動部材33から着脱できるようにするための着脱溝33cが形成されている。すなわち、着脱溝33cは、ストッパー31のフランジ部311cの直径よりも若干大きい曲率径を有して形成されている。また、可動部材33の着脱溝33cの曲率径は、上述した固定部材32の着脱溝32cの曲率径と等しい。
可動部材33の垂直部332には、ドア20の裏面に植設されたガイドピン34、34(例えば図2参照)が挿入係合して、当該可動部材33の移動を案内するためのガイド孔33b、33bが、互いに斜め平行2箇所に形成されている。また、垂直部332には、操作力伝達手段26の一端が連結される連結用孔33dが形成されている。この実施形態では、操作力伝達手段26はワイヤーであり、その他端は、上述したドア開閉操作部24の操作に連動して上下に往復移動する鎖錠ロッド25に接続している。このように、本実施形態によるドアストッパー機構30は、ストッパー31と固定部材32との係止状態を解除する可動部材33が、ドア開閉操作部24の操作により連動する構成であり、すなわち、ドア開閉操作部24がドア開閉の規制状態を解除する解除操作部を兼用している。
可動部材33が固定部材32に当接または近接する下方位置では、ストッパー31の第2軸部311bが固定部材32の嵌合溝32bに嵌合する。そのため、本明細書では、その可動部材33の下方位置を「係止設定位置」という。一方、可動部材33が斜め上方に引き上げられると、ストッパー31の第2軸部311bと固定部材32の嵌合溝32bとの嵌合が外れることから、その可動部材33の斜め上方位置を「係止解除位置」という。
次に、上述した構成のドアストッパー機構30の動作を説明する。
まず、図5に示すように、ドア開閉操作部24が「開」位置に操作されると、ドア係止機構23の係止状態が解除され、ドア20の開閉が自在にできる状態となる。また、ドア開閉操作部24の「開」操作に連動して、操作力伝達手段26を介してドア20端部の可動ロッド25が上に移動し、可動ロッド25に連結するワイヤー26に右方に向かうテンション(引っ張り力)Tが生じる。そのため、図6に示すように、ワイヤー26に接続する可動部材33は、右斜め上方に引き上げられ、上述の「係止解除位置」に移動する。
可動部材33が「係止解除位置」にあるときには、上述したように、ストッパー31の先端部311が「非係止位置」に引き上げられ、その第1軸部311aが固定部材32の長孔32a内でスライド可能であり、かつ、第2軸部311bが可動部材33の長孔33a内でスライド可能となる。これにより、ドアストッパー機構30は作動せず、ドア20の開閉が自在となる。
次に、ドア20を開放した状態でドア開閉操作部24が「閉」位置に操作されると、それに連動してドア20端部の可動ロッド25が下に移動し、ワイヤーのテンションが開放される。その結果、可動部材33は、その自重により固定部材32に当接または近接する「係止設定位置」に移動する。なお、バネ等の図示しない付勢手段を設け、その付勢力により可動部材33を「係止設定位置」に戻すようにしてもよい。
可動部材33が「係止設定位置」にあるときには、ストッパー31本体の自重により、図7に示すストッパー31の先端部311の第2軸部311bが、固定部材32の何れかの嵌合溝32bに落下して嵌合する。そのため、第2軸部311bが嵌合溝32bに嵌合する「係止位置」で、ドア20の開閉動作が規制されることとなる。
なお、ドア開閉の規制状態を解除するには、ドア開閉操作部24を「閉」位置から「開」位置に操作するだけでよい。すなわち、ドア開閉操作部24が「開」位置に操作されると、操作力伝達手段26に接続する可動部材33が「係止解除位置」に引き上げられ、第2軸部311bと嵌合溝32bとの嵌合状態を容易に解除することができる。
(ドアストッパー機構の第2の実施形態)
電気機器収納用キャビネット10に備えられるドアストッパー機構は、例えば図8に示す構成であってもよい。なお、第2の実施形態について、上述した第1の実施形態の構成要素と共通するものには同一の符号を付して説明する。
図8に示す第2の実施形態による可動部材43は、第1の水平部431aと、第1の水平部431aよりも右下に位置する第2の水平部431cと、第1及び第2の水平部431a、431cの各端に接続する傾斜部431bとが連続して形成されている。第1の水平部431a、傾斜部431bおよび第2の水平部431cには、ストッパー31の第2軸部311bを遊嵌させて、ストッパー31を左右にスライド可能とする開口幅を有する長孔43aが形成されている。
この長孔43aの開口幅は、固定部材32の嵌合溝32bの曲率径と等しいか、または略等しい。すなわち、長孔43aの開口幅は、ストッパー31の第2軸部311bの直径(第2の直径)よりも若干大きく形成されている。また、長孔43aの開口幅は、ストッパー31のフランジ部311cの直径(第3の直径)よりも小さく形成されている。これにより、可動部材43の長孔43aに挿入されたストッパー31のフランジ部311cと長孔43aの縁部とが当接して、ストッパー31が可動部材43から外れない状態で係合している。
可動部材43は、上述した第1の実施形態と同様にドア開閉操作部の操作に連動して動作するが、第2の実施形態では、左側の「係止設定位置」と右側の「係止解除位置」の間で水平に往復移動することを特徴としている。
すなわち、ドア開閉操作部24が「閉」位置のときには、可動部材43が図8(a)に示す「係止設定位置」にあり、ストッパー31本体の自重により、ストッパー31の第2軸部311bが、固定部材32の何れかの嵌合溝32bに落下して嵌合する。ストッパー31が固定部材32に係止されることで、ドア20の開閉動作が規制される。
また、ドア開閉の規制状態を解除するには、ドア開閉操作部24を「閉」位置から「開」位置に操作するだけでよい。ドア開閉操作部24が「開」位置に操作されると、これに連動して可動部材43が、図8(b)に示す「係止解除位置」に移動する。可動部材43が右に移動する過程において、ストッパー31のフランジ部311cが、第2の水平部431cから傾斜部431bの上面にかけて摺動して、最終的に第1の水平部431aの上面に係合する「非係止位置」に引き上げられる。
可動部材43が図8(b)に示す「係止解除位置」にあるときには、ストッパー31の第1軸部311aが、固定部材32の長孔32a内でスライド可能であり、かつ、第2軸部311bが可動部材43の長孔43a内でスライド可能となる。これにより、ストッパー31と固定部材32との係止状態が解除され、ドア20の開閉が許容される。
10 電気機器収納用キャビネット
11 筐体
20 ドア
24 ドア開閉操作部
25 可動ロッド
26 操作力伝達手段
30 ドアストッパー機構
31 ストッパー
32 固定部材
32a 長孔
32b 嵌合溝
33 可動部材
33a 長孔
43 可動部材
43a 長孔
310 ロッド部
311 先端部
311a 第1軸部
311b 第2軸部
311c フランジ部
312 基端部
321、331、431a、431c 水平部
431b 傾斜部

Claims (7)

  1. 電気機器が収納される筐体と、前記筐体に対し開閉可能に軸支されるドアとを備える電気機器収納用キャビネットであって、
    前記筐体と前記ドアとの間に架け渡され、その先端部が前記ドア側に設けた固定部材に係止して前記ドアの開閉動作を規制するストッパーと、
    前記ストッパーの先端部と前記固定部材との係止状態を離れた位置から解除する操作力伝達手段とを備える電気機器収納用キャビネット。
  2. 前記操作力伝達手段は、その一端に前記ストッパーの前記先端部に係合する可動部材を備え、他端に解除操作部を備える、請求項1に記載の電気機器収納用キャビネット。
  3. 前記解除操作部と前記ドアの開閉操作部とが兼用されてなる、請求項2に記載の電気機器収納用キャビネット。
  4. 前記操作力伝達手段がワイヤーまたはロッドである、請求項1〜3の何れか1項に記載の電気機器収納用キャビネット。
  5. 前記操作力伝達手段の一端が、ドアの開閉操作部の操作に連動して往復移動する鎖錠ロッドに連結されている、請求項2〜4の何れか1項に記載の電気機器収納用キャビネット。
  6. 前記ストッパーの前記先端部には、第1の直径を有する第1軸部と、前記第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2軸部とが同軸線上に形成されており、
    前記固定部材には、前記第1軸部を遊嵌させて前記ストッパーをスライド可能とする開口幅を有する長孔と、前記長孔の一部に前記第2軸部を嵌合可能とする曲率径を有する嵌合溝とが形成され、
    前記ストッパーの前記第1軸部が前記固定部材の前記長孔に遊嵌する非係止位置では、該第1軸部が前記長孔内をスライドして前記ドアの開閉動作を許容し、
    前記ストッパーの前記第2軸部が前記固定部材の前記嵌合溝に嵌合する係止位置では、前記ドアの開閉動作が規制される、請求項1〜5の何れか1項に記載の電気機器収納用キャビネット。
  7. 前記操作力伝達手段は、前記ストッパーの前記先端部を前記係止位置から前記非係止位置に移動させることで、前記ストッパーと前記固定部材との係止状態を解除する、請求項6に記載の電気機器収納用キャビネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109548338A (zh) * 2018-12-07 2019-03-29 深圳信息职业技术学院 一种计算机主机防尘保护装置

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