JP2016213814A - 表示装置およびテレビジョン受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面の明るさを均一にしながら光漏れを抑制した、表示装置およびテレビジョン受信機を提供すること。
【解決手段】表示装置は、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面に配置されたバックライトの側面を覆う収容縁部を有し、前記バックライトを収容するバックライト収容体と、前記表示パネルの側面と前記収容縁部とを覆う額縁枠部を有し、前記表示パネルの縁を覆う前枠と、前記額縁枠部を覆う外装部を有する側面筐体と、前記側面筐体の内側に、前記表示パネルの背面側を向いた前記額縁枠部の端面に対向して設けられており、前記額縁枠部との間の距離が前記収容縁部と前記額縁枠部との間の距離よりも短い遮光部とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像を表示する表示装置およびテレビジョン受信機に関する。
額縁状の前枠と保持体との間に液晶パネルを保持し、背面を覆うバックキャビネットと保持体との間に光学シートおよびバックライトを構成する拡散板等を保持した表示装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1の表示装置では、バックキャビネットの内面には、外縁に沿って二重のリブが設けられている。二重のリブのうち、内側のリブは拡散板等の広面の辺縁部に当接して、液晶パネルの表示面に垂直な方向についての拡散板等の位置を規制する。一方外側のリブは拡散板等の側面に当接して、液晶パネルの表示面内方向についての拡散板等の位置を規制する。
特開2014−225760号公報
特許文献1の表示装置に使用されている保持体は、バックライトの光が表示画面以外の場所から漏れる光漏れを防止する遮光部材を兼ねている。そのため、前枠およびバックキャビネットには、光漏れを抑制する機能は備わっていない。
近年、表示装置の狭額縁化が進んでいる。狭額縁の表示装置では、保持体が遮光部材を兼ねると、表示画面の辺縁部が遮光部材の影響を受けて暗くなってしまう。一方、表示画面の明るさを縁まで均一にするために保持体に透光性の部材を使用すると、表示画面以外の場所から光が漏れてしまうという問題があった。
本発明は、画面の明るさを均一にしながら光漏れを抑制した、表示装置およびテレビジョン受信機を提供する事を目的とする。
本発明にかかる表示装置は、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面に配置されたバックライトの側面を覆う収容縁部を有し、前記バックライトを収容するバックライト収容体と、前記表示パネルの側面と前記収容縁部とを覆う額縁枠部を有し、前記表示パネルの縁を覆う前枠と、前記額縁枠部を覆う外装部を有する側面筐体と、前記側面筐体の内側に、前記表示パネルの背面側を向いた前記額縁枠部の端面に対向して設けられており、前記額縁枠部との間の距離が前記収容縁部と前記額縁枠部との間の距離よりも短い遮光部とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる表示装置は、前記遮光部は、前記外装部の内面に前記端面に沿って設けられた突部であることを特徴とする。
本発明にかかる表示装置は、前記側面筐体は、前記外装部と連続しており前記バックライト収容体の背面の縁を覆う背面枠部を備え、前記遮光部は、前記背面枠部が前記外装部に移行する部分に設けられていることを特徴とする。
本発明にかかる表示装置は、前記額縁枠部と前記遮光部との間の距離が0.5ミリメートル以下であることを特徴とする。
本発明にかかるテレビジョン受信機は、上述のいずれか一つに記載の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
画面の明るさを均一にしながら光漏れを抑制した、表示装置およびテレビジョン受信機を提供する事ができる。
実施の形態1の表示装置の外観斜視図である。 表示装置の主要部の分解斜視図である。 バックライト収容体の部分拡大図である。 側面筐体の斜視図である。 側面筐体の部分拡大図である。 側面筐体のVI−VI断面図である。 表示装置の部分断面図である。 実施の形態2の表示装置の部分断面図である。 実施の形態3の側面筐体の部分断面図である。 実施の形態3の表示装置の部分断面図である。 実施の形態4の表示装置の部分断面図である。 実施の形態4の表示装置の側面筐体が変形した状態を説明する部分断面図である。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1の表示装置の外観斜視図である。表示装置10は、表示パネル12、前枠30、側面筐体60、入力基板14および脚13を備える。以下の説明では、各図中に矢印で示す前、後、左、右、上および下のそれぞれの向きを使用する。
表示装置10の内部に設けられた入力基板14は、外部からの映像信号の入力を受け付け、所定の信号処理を行なって生成した駆動信号を出力する基板である。表示パネル12は、例えば液晶パネルであり、入力基板14から入力された駆動信号に基づいて映像を表示する。本実施の形態においては、上下方向よりも左右方向の方が長い矩形の表示パネル12を使用する。前枠30は、表示パネル12の縁を覆う略L字形断面の矩形の枠である。前枠30の構造の詳細は後述する。側面筐体60は、表示装置10の側面を覆う外装部材である。側面筐体60の形状は後述する。脚13は、表示装置10を床面または机の天面等の平面の上に立てる部材である。なお、表示装置10は脚13を備えず、壁等に直接固定されても良い。
図2は、表示装置10の主要部の分解斜視図である。図2は、表示装置10の右前方から見た図である。図2を使用して、表示装置10の主要部の構造の概要を説明する。
表示装置10は、前述した前枠30、表示パネル12および側面筐体60と共に、光学シート15、保持体40、導光板16、LED(Light Emitting Diode)基板17、放熱板21、バックライト収容体50および背面筐体22を備える。
光学シート15は、光を拡散、収束等させる樹脂製シートである。光学シート15は、拡散シート、プリズムシート等の複数のシートが積層されたものである。光学シート15は、表示パネル12の映像を表示する面と略同一形状である。
導光板16は、たとえば透明度の高い矩形のアクリル板である。導光板16の後面には、反射シート18(図7参照)が設けられている。導光板16および反射シート18は、表示パネル12と略同一形状である。
LED基板17は、導光板16の長辺と略同一長さの長板形状の回路基板である。LED基板17の一面には、複数の白色LEDが実装されている。
放熱板21は、アルミニウムまたは銅等の熱伝導性の高い金属製の板である。放熱板21の左右方向は、導光板16の長辺と略同一長さである。放熱板21の上下方向は、導光板16の上下方向の約四分の一の長さである。
前枠30には、複数の穴部35が設けられている。穴部35は、前枠30の全周にわたってほぼ均等に配置されている。
図3は、バックライト収容体50の部分拡大図である。図3は右前方から見たバックライト収容体50の左上部を拡大した拡大図である。バックライト収容体50は、矩形の背面部51および背面部51の周縁に前向きに立ち上がる収容縁部52を備えた箱体である。背面部51と収容縁部52とは略垂直である。収容縁部52には、前枠30に設けられた複数の穴部35のそれぞれと対応する場所に爪部55が設けられている。バックライト収容体50は、鋼板をプレス加工して製作する。
保持体40は、表示パネル12、光学シート15、導光板16およびバックライト収容体50を所定の位置関係に保持する保持部材である。保持体40の材質は、白色の樹脂である。
背面筐体22は、バックライト収容体50の背面部51と略同一形状の外形を有する樹脂製の外装部材である。
図2および図3を使用して、以上に説明した各部品の位置関係の概要を説明する。バックライト収容体50に設けられた複数の爪部55が前枠30に設けられた穴部35に嵌ることにより、前枠30がバックライト収容体50の開口部の前側に固定されている。バックライト収容体50と前枠30との間に、前側から順番に表示パネル12、光学シート15、導光板16および反射シート18が積層された状態で保持されている。表示パネル12、光学シート15および導光板16を所定の間隔で保持した保持体40は、バックライト収容体50の縁に固定されている。
バックライト収容体50の縁は、側面筐体60に覆われている。バックライト収容体50の背面部51は、背面筐体22に覆われている。なお、バックライト収容体50、側面筐体60および背面筐体22の位置関係の詳細については、後述する。バックライト収容体50と背面筐体22との間には、入力基板14が固定されている。
バックライト収容体50の前側の面の下部には、放熱板21が固定されている。放熱板21には、導光板16の下面と白色LEDとが対向するようにLED基板17が固定されている。
表示装置10の動作の概要を説明する。LED基板17に搭載された白色LEDからの出射光は、導光板16の下面に入射する。入射した光は、導光板16および反射シート18の作用により、平面光になって導光板16の前側の広面から放射される。放射された平面光は、表示パネル12の背面から前側に透過する。すなわち導光板16、LED基板17および放熱板21は、表示パネル12を背面から照明するバックライトを構成している。
入力基板14から入力された映像信号に基づいて、表示パネル12を構成する各画素がバックライトから放射された光を透過および遮蔽する。バックライトの作用により、ユーザは表示パネル12に表示される映像を視認することができる。
LED基板17に搭載された白色LEDは、発光に伴って熱も発生する。発生した熱は、放熱板21およびバックライト収容体50に伝わって拡散することにより、放熱が行われる。
図4は、側面筐体60の斜視図である。図5は、側面筐体60の部分拡大図である。図6は、側面筐体60のVI−VI断面図である。図4から図6を使用して、側面筐体60の形状を説明する。
図4は、側面筐体60を前側からみた斜視図である。図5は、図4の左上部を拡大した部分拡大図である。図6は、側面筐体60の上側の辺を左右に切断したVI−VI断面図である。なお、側面筐体60の左側および右側の辺を上下に切断した断面も、図6と同様の形状である。
側面筐体60は、矩形枠形状の背面枠部61および背面枠部61の周縁に前向きに立ち上がる外装部62を備えた略L字断面の樹脂製部材である。側面筐体60の上側、左側および右側の外装部62の内面には、3辺にわたって連続する遮光部65が設けられている。遮光部65は、前側に前後方向に対して略垂直な面を有する筋状の突起である。背面枠部61の前側の面には、バックライト収容体50に当接する当接突部66が複数設けられている。なお、側面筐体60は一体構造でも良いし、複数の部材を組み合わせた構造でも良い。
図7は、表示装置10の部分断面図である。図7を使用して、光の伝搬経路および光漏れを抑制する構造を説明する。図7は、表示装置10の上部を左右に切断した部分断面図である。なお、表示装置10の左側および右側を上下に切断した部分断面図も、図7と同様の形状である。
まず、前枠30の形状について説明する。前枠30は、表示パネル12の辺縁部を覆う矩形枠形状の額縁前部31および額縁前部31の周縁に後ろ向きに立ち上がる額縁枠部32を備えた略L字断面の部材である。額縁前部31と額縁枠部32とは略垂直である。額縁枠部32には前述の複数の穴部35が設けられている。前枠30は、アルミニウム等の金属製である。なお、前枠30は一体構造でも良いし、複数の部材を組み合わせた構造でも良い。
額縁枠部32の内側に、収容縁部52が位置している。収容縁部52に固定された保持体40により、額縁枠部32と収容縁部52とが所定の距離離れた状態で略平行に保持されている。
前枠30の額縁枠部32の外側は、側面筐体60の外装部62で覆われている。バックライト収容体50の背面は、当接突部66の前側の面に当接している。バックライト収容体50の背面および側面筐体60の背面枠部61の辺縁部を除く部分は、背面筐体22に覆われている。外装部62の下面に設けられた遮光部65の前側の面は、額縁枠部32の後側の端面に対して寸法Aを隔てて対向している。遮光部65の下部は、額縁枠部32の下面よりも上側に位置している。
前述のとおり、LED基板17に実装された白色LEDから出射した光は、導光板16の下側の側面から入射し、導光板16および反射シート18の作用により、平面光になって導光板16の前側の広面から放射される。白色LEDからの出射光は、導光板16の上側、左側および右側の側面からも漏れる。漏れた光のうち、白色の樹脂製の保持体40に入射した光は、保持体40の内部で散乱および反射を繰り返しながら保持体40の内部を伝搬し、保持体40の外表面から放射される。
ここで、保持体40に白色の樹脂を使用する理由を説明する。表示パネル12の辺縁部には、導光板16からの光を遮蔽する黒体部19が設けられている。ユーザが映像を視認できる表示部25は、黒体部19よりも内側の領域である。
光学シート15と導光板16とを保持するために、保持体40の一部は導光板16の辺縁部の前側を覆う。図7に示すように、保持体40が導光板16の前側を覆う部分は、黒体部19よりも内側の領域である。したがって、仮に保持体40に黒色の樹脂等の光を透過しにくい材料を使用すると、表示部25の辺縁部は光量不足のために暗くなる。このような現象による映像の品位低下を防ぎ、表示部25の縁まで均一な明るさの映像を表示するために、保持体40には光を透過しやすい白色の樹脂を使用する。なお、保持体40には、透明な樹脂を使用しても良い。
図7に3本の矢印で示すように、額縁枠部32と収容縁部52との間の空間に、保持体40を伝搬した光が放射される。この光を遮光部65が遮ることにより、光が前枠30と外装部62との間を通過して外部に漏れる光漏れを抑制する。
遮光部65の作用について、さらに詳しく説明する。大型の表示装置10では、各部材の寸法も大きいため、たとえば額縁枠部32の外面と外装部62の内面とを隙間の無いはめ合い構造にして光漏れを防止することは現実的では無い。容易に組立を行う為には、両者の間には隙間が必要である。同様に額縁枠部32と背面枠部61とを突き当て構造にして光漏れを防止することも現実的では無い。また、側面筐体60と前枠30との間に柔軟な遮光スペーサ等を挟んで光の通過する経路を塞ぐと、部品点数および組立工数が増加する。
額縁枠部32の後側の端面に近接して対向した遮光部65を設けることにより、保持体40から照射された光は側面筐体60と前枠30との間にほとんど漏れなくなる。本件発明者らは検討を重ねた末に、額縁枠部32の外側の面において、額縁枠部32の後側の端面と遮光部65の前側の面との間隔Aを0.5ミリメートル程度にすることにより、側面筐体60の歩留りおよび表示装置10の組立の容易さを確保しながら、ユーザが感知できない程度に光漏れを低減できる事を見出した。なお、効果的に光漏れを低減するためには、図7に示すように、間隔Aが収容縁部52と額縁枠部32との間の距離と同等であるか、それよりも短いことが望ましい。
本実施の形態によると、遮光スペーサ等を使用せずに、画面の明るさを均一にしながら光漏れを抑制した表示装置10を提供することができる。
図7に示すように、額縁枠部32の外面と外装部62の内面との間の間隔は、前方ほど狭くなっている。このような構造により、ユーザが更に光漏れを視認しにくくすることができる。
額縁枠部32の後側の端面と遮光部65の前側の面との間隔Aは0.5ミリメートルに限定しない。加工精度の高い製造装置等を使用できる場合には、間隔Aを0.5ミリメートルより小さくしても良い。
ホームシアター等の照明を暗くした部屋で表示装置10を使用する場合には、ユーザは光漏れに比較的気付きやすい。このような用途を想定した表示装置10では、間隔Aを0.5ミリメートルよりも小さく、例えば0.3ミリメートル程度にすることが望ましい。一方、デジタルサイネージ等、明るい場所で表示装置10を使用する場合には、ユーザは比較的光漏れに気付きにくい。このような用途を想定した表示装置10では、間隔Aを0.5ミリメートルより大きく、例えば0.8ミリメートルまたは1.0ミリメートル程度にしても良い。
表示パネル12は上下方向の方が左右方向よりも長い矩形、または正方形であっても良い。また表示パネル12は、円形、楕円形等、矩形以外の形状であっても良い。更に、表示パネル12は凹面または凸面形状であっても良い。このような形状の表示パネル12を使用する場合には、表示パネル12の形状に合わせて前枠30、側面筐体60等の各構成部材の形状を調整する。
側面筐体60は、背面筐体22と一体化して、表示装置10の側面の外装部品と背面の外装部品とを兼ねても良い。
表示装置10をテレビジョン受信機として使用する場合には、入力基板14にテレビジョン放送のアンテナを接続するアンテナ端子およびテレビジョン放送の電波を受信するチューナ回路を備えたテレビジョン受信部を搭載する。テレビジョン受信部が受信した放送信号に所定の処理を行い、映像信号と音声信号とに分離する。映像信号に基づき表示パネル12に映像を表示する。音声信号は図示しないスピーカーまたは音声出力端子を介して外部スピーカーから出力する。なお、入力基板14に、アンテナ端子の代わりにテレビジョン放送受信用のアンテナを搭載しても良い。
表示装置10をテレビジョン受信機として使用することにより、光漏れを抑制したテレビジョン受信機を提供する事ができる。
[実施の形態2]
本実施の形態は、保持体40から放射された光を背面部51の中央に向けて反射して減衰させる表示装置10に関する。図8は、実施の形態2の表示装置10の部分断面図である。図8を使用して、本実施の形態の表示装置10の光漏れを抑制する構造について説明する。なお、実施の形態1と共通する部分については説明を省略する。
側面筐体60は、背面枠部61の外装部62に沿った辺縁部に、背面枠部61の他の部分に比べて肉厚である遮光部65を備える。遮光部65は、前側に前後方向に対して略垂直な面を有する。遮光部65は、側面筐体60の上側、右側、および左側の辺に沿って連続して設けられている。遮光部65の前側の面は、額縁枠部32と保持体40との境界に対向する部分近傍でなだらかに後側に曲がり、反射面68を形成している。
保持体40から漏れだした光は、反射面68により背面部51の中央に向けて反射され、その後背面部51と背面枠部61または背面筐体22との間で反射を繰り返しながら減衰する。そのため、バックライト収容体50と側面筐体60との間で乱反射した光が、遮光部65と額縁枠部32との間を通過して光漏れを生じることを抑制することができる。
なお、額縁枠部32の外側の面において、額縁枠部32の後側の端面と遮光部65の前側の面との間隔Aを0.5ミリメートル程度にすることにより、側面筐体60の歩留りおよび表示装置10の組立の容易さを確保しながら、ユーザが感知できない程度に光漏れを低減することが可能である。
本実施の形態によると、保持体40から放射された光を背面部51の中央部に向けて反射させるので、効果的に光漏れを抑制することができる。
さらに、本実施の形態の遮光部65は、側面筐体60の強度を保つ骨組を兼ねることができる。
[実施の形態3]
本実施の形態は、遮光部65と額縁前部31とを突き当てて光漏れを抑制する表示装置10に関する。図9は、実施の形態3の側面筐体60の部分断面図である。図10は、実施の形態3の表示装置10の部分断面図である。図9および図10を使用して、本実施の形態の表示装置10について説明する。なお、実施の形態1と共通する部分については説明を省略する。
図9を使用して、本実施の形態の遮光部65の形状を説明する。遮光部65は、外装部62の内面の後側から前側に向かって突出し、先端に向けて薄くなったナイフエッジ状の突部である。当接突部66と、外装部62の内面とは離れている。
図10を使用して、本実施の形態の光漏れを抑制する構造について説明する。遮光部65の先端部分は、額縁枠部32の後側の端面に当接し、変形している。保持体40を伝搬し、額縁枠部32と収容縁部52との間に照射された光は、遮光部65に遮られるので、光漏れを抑制することができる。
すなわち、本実施の形態においては、額縁枠部32の外側の面において、額縁枠部32の後側の端面と遮光部65の前側の面との間隔は0ミリメートルである。
額縁枠部32の外面と外装部62の内面とはほぼ平行であり、前側で外装部62の内面が若干広がっており、側面筐体60に前枠30を挿入しやすくなっている。
本実施の形態によると、ナイフエッジ状の遮光部65の変形により、表示装置10の各部品の寸法誤差を吸収して、組立の容易さを阻害せずに光漏れを抑制した表示装置10を提供することができる。
[実施の形態4]
本実施の形態は、背面枠部61の縁から前向きに遮光部65が突き出す表示装置10に関する。図11は、実施の形態4の表示装置10の部分断面図である。図11は、図7と同様に、表示装置10の上部を左右に切断した断面図である。図11を使用して、本実施の形態の光漏れを抑制する構造を説明する。なお、実施の形態1と共通する部分については説明を省略する。
遮光部65は、背面枠部61の縁から前向きに突出する。遮光部65の断面形状は、略台形である。遮光部65の上側の面は、外装部62の下側の面と略平行である。遮光部65の前側の面の上端部は、額縁枠部32の後側の端面の下端部と対向しており、両者の間の距離は間隔Aである。遮光部65の上側の面は、額縁枠部32の下側の面よりも上側に位置している。間隔Aは、図11に示すように、収容縁部52と額縁枠部32との間の距離よりも短い。
外装部62は、中央部がわずかに盛り上がった板状である。外装部62と遮光部65との間には、略U字形断面の溝部67が設けられている。溝部67の底は、背面枠部61の前側の面よりも後方に位置している。
本実施の形態の遮光部65の作用について説明する。図11に3本の矢印で示すように、額縁枠部32と収容縁部52との間の空間に、保持体40を伝搬した光が放射される。この光は、大半が遮光部65の前側の面で反射して、保持体40の方に戻る。光の一部は、遮光部65の下側の面で反射して、バックライト収容体50に向かう。このように遮光部65が光を遮ることにより、光が前枠30と外装部62との間を通過して外部に漏れる光漏れを抑制する。
図12は、実施の形態4の表示装置10の側面筐体60が変形した状態を説明する部分断面図である。図12は、図11と同じ部分の表示装置10の断面を示す。図12に示す側面筐体60は、額縁枠部32から離れる向きに浮き上がった状態になっている。
図12に示す状態では、額縁枠部32と外装部62との間の隙間は図11に示す状態に比べて大きくなっている。しかし、遮光部65の前側の面と、額縁枠部32の後側の端面との間の距離は間隔Aのままであり、両者が向かい合う部分は長くなっている。そのため、光は図11を使用して説明した状態に比べて遮光部65と額縁枠部32との間の隙間を通り抜けにくい。以上により、本実施の形態の表示装置10は、側面筐体60が額縁枠部32から離れる向きに浮き上がった場合であっても、光漏れを防止することが可能である。
本実施の形態の溝部67の作用について説明する。溝部67が存在することにより、外装部62は全体が略同一の厚さになっている。そのため、射出成型により側面筐体60を製作する場合に、いわゆるヒケによる外観不具合が発生しにくい。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明にかかる表示装置10は、映像を表示する表示パネル12と、前記表示パネル12の背面に配置されたバックライトの側面を覆う収容縁部52を有し、前記バックライトを収容するバックライト収容体50と、前記表示パネル12の側面と前記収容縁部52とを覆う額縁枠部32を有し、前記表示パネル12の縁を覆う前枠30と、前記額縁枠部32を覆う外装部62を有する側面筐体60と、前記側面筐体60の内側に、前記表示パネル12の背面側を向いた前記額縁枠部32の端面に対向して設けられており、前記額縁枠部32との間の距離が前記収容縁部52と前記額縁枠部32との間の距離よりも短い遮光部65とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、バックライト収容体50の外側に漏れたバックライトの光は、遮光部65に遮られるので、画面の明るさを均一にしながら前枠30と側面筐体60との間からの光漏れを抑制した表示装置10を提供することができる。
本発明にかかる表示装置10は、前記遮光部65は、前記外装部62の内面に前記端面に沿って設けられた突部であることを特徴とする。
本発明にあっては、遮光部65は側面筐体60の一部として一体的に設けられるので、部品点数を増やすことなく光漏れを抑制した表示装置10を提供することができる。
本発明にかかる表示装置10は、前記側面筐体60は、前記外装部62と連続しており前記バックライト収容体50の背面の縁を覆う背面枠部61を備え、前記遮光部65は、前記背面枠部61が前記外装部62に移行する部分に設けられていることを特徴とする。
本発明にあっては、遮光部65は側面筐体60の内面の一部として一体的に設けられるので、部品点数を増やすことなく光漏れを抑制した表示装置10を提供することができる。
本発明にかかる表示装置10は、前記額縁枠部32と前記遮光部65との間の距離が0.5ミリメートル以下であることを特徴とする。
本発明にあっては、側面筐体60の歩留りおよび表示装置10の組立の容易さを確保しながら、ユーザが感知できない程度に光漏れを低減した表示装置10を提供することができる。
本発明にかかるテレビジョン受信機は、上述のいずれか一つに記載の表示装置10と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置10に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光漏れを抑制した表示装置10を用いたテレビジョン受信機を提供する事ができる。
10 表示装置
12 表示パネル
13 脚
14 入力基板
15 光学シート
16 導光板
17 LED基板
18 反射シート
19 黒体部
21 放熱板
22 背面筐体
25 表示部
30 前枠
31 額縁前部
32 額縁枠部
35 穴部
40 保持体
50 バックライト収容体
51 背面部
52 収容縁部
55 爪部
60 側面筐体
61 背面枠部
62 外装部
65 遮光部
66 当接突部
67 溝部
68 反射面

Claims (5)

  1. 映像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの背面に配置されたバックライトの側面を覆う収容縁部を有し、前記バックライトを収容するバックライト収容体と、
    前記表示パネルの側面と前記収容縁部とを覆う額縁枠部を有し、前記表示パネルの縁を覆う前枠と、
    前記額縁枠部を覆う外装部を有する側面筐体と、
    前記側面筐体の内側に、前記表示パネルの背面側を向いた前記額縁枠部の端面に対向して設けられており、前記額縁枠部との間の距離が前記収容縁部と前記額縁枠部との間の距離よりも短い遮光部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記遮光部は、前記外装部の内面に前記端面に沿って設けられた突部であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記側面筐体は、前記外装部と連続しており前記バックライト収容体の背面の縁を覆う背面枠部を備え、
    前記遮光部は、前記背面枠部が前記外装部に移行する部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記額縁枠部と前記遮光部との間の距離が0.5ミリメートル以下であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と
    を備え、
    前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とするテレビジョン受信機。
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