JP2016208504A - ネットワークパラメータの決定方法及び決定装置 - Google Patents

ネットワークパラメータの決定方法及び決定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の実施例はネットワークパラメータの決定方法及び決定方法を提供する。【解決手段】該装置は、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する第1の選択部と、無線ネットワークの計画スキームについて、選択されたネットワークパラメータを計算する第1の計算部と、を含む。本実施例の上記の方法及び装置により決定されたネットワークパラメータは、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。【選択図】図4

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特にネットワークパラメータの決定方法及び決定装置に関する。
無線通信技術の発展は便利なユーザによるネットワークへのアクセスを提供し、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)は電気電子技術者協会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズ標準の無線通信技術である。IEEE802.11シリーズ標準は3つのネットワークモデルを提供している。そのうち、アクセスポイント(AP:Access Point)により組織されたネットワークのモデルは最も広く使われ、その基礎のインフラストラクチャモデル(infrastructure model)はAPを中心に組織されたシングルホップ(single hop)ネットワークである。該ネットワークモデルでは、ユーザ(User)がAPに直接に接続し、APが該ユーザにサービスを提供する。また、計画されたAPの数、位置、用いられるチャネル、及び送信電力は、ネットワークの性能を決定する。WLANネットワークを計画する際に、通常、遺伝的アルゴリズムを用いて第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、複数回の反復により要求を満足させる計画スキームを取得する。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の技術案をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものであり。これら技術案が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
従来の無線ネットワークの計画方法は、固定の単一のネットワークパラメータのみを考慮し、現在の無線ネットワークの計画シナリオのネットワーク性能の優劣を正確に反映できない。一方、全ての無線ネットワークの計画シナリオについて固定の複数のネットワークパラメータを考慮すると、ネットワーク性能の優劣を比較的に正確に反映できるが、計算の複雑さの増加に繋がる。
本発明の実施例は、無線ネットワークの異なる計画シナリオに応じて無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択することで、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できるネットワークパラメータの決定方法及び決定装置を提供する。
本発明の実施例の上記の目的は、以下の実施形態により実現される。
本発明の実施例の第1の態様では、ネットワークパラメータの決定装置であって、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する第1の選択手段と、無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する第1の計算手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第2の態様では、無線ネットワークの計画装置であって、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する第3の選択手段と、第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合における各無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する第2の計算手段と、前記第2の計算手段により算出されたネットワークパラメータに基づいて第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を処理し、第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を取得し、第3の所定条件を満たしている場合に、前記第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合として決定する第1の処理手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第3の態様では、ネットワークパラメータの決定方法であって、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択するステップと、無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の有益な効果としては、本発明の実施例のネットワークパラメータの決定方法及び決定装置によれば、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「包括/含む」は、特徴、部材、ステップ又はコンポーネントが存在することを指し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又はコンポーネントの存在又は付加を排除しない。
本発明の多くの態様は、以下の図面を参照しながら理解できる。図面における素子は比例に応じて記載されたものではなく、本発明の原理を示すためのものである。本発明の一部分を示す又は記載するため、図面における対応部分は拡大或いは縮小される可能性がある。本発明の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
本発明の実施例1のネットワークパラメータの決定方法のフローチャートである。 本発明の実施例1のユーザの不均一に分布しているシナリオを示す図である。 本発明の実施例2の無線ネットワークの計画方法のフローチャートである。 本発明の実施例3のネットワークパラメータの決定装置の1つの態様の構成を示す図である。 本発明の実施例3のパラメータ決定部403の1つの態様の構成を示す図である。 本発明の実施例3のパラメータ決定部403の1つの態様の構成を示す図である。 本発明の実施例3のネットワークパラメータの決定装置のもう1つの態様の構成を示す図である。 本発明の実施例4の無線ネットワークの計画装置の1つの態様の構成を示す図である。 本発明の実施例4の無線ネットワークの計画装置のもう1つの態様の構成を示す図である。
図面及び下記の明細書を参照しながら、本発明の実施例の上記及び他の特徴を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を限定するものではない。当業者に本発明の原理及び実施形態を簡単に理解させるため、本発明の実施例ではWLANネットワークを一例にして説明するが、本発明の実施例はWLANネットワークに限定されず、例えば、本発明の実施例に係る方法及び装置は他の無線ネットワークに適用されてもよい。
以下は、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
<実施例1>
図1は本発明の実施例1のネットワークパラメータの決定方法のフローチャートである。図1に示すように、該方法は下記のステップを含む。
ステップ101:無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する。
ステップ102:無線ネットワークの計画スキームについて、選択されたネットワークパラメータを計算する。
上記の実施例によれば、無線ネットワークの異なる計画シナリオに応じて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択することで、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。
本実施例では、無線ネットワークの計画シナリオにおける、ユーザの分布状況、他のネットワークの存在状況、及び他の干渉源の存在状況に基づいて、無線ネットワークの計画シナリオを以下のシナリオに分類してもよい。
(1)ユーザが不均一に分布しているシナリオ
計画すべき領域内に、異なる範囲内のユーザの密度が異なるため、一部の範囲のユーザの密度が大きく、一部の範囲のユーザの密度が小さいことになる。図2は本発明の実施例1のユーザの不均一に分布しているシナリオを示す図である。図2に示すように、計画されるべき領域内の上半部のユーザの密度が下半部のユーザの密度よりも小さいため、このようなユーザの不均一に分布しているシナリオにおいて選択されるネットワークパラメータは、ユーザ分布のネットワーク性能への影響を表す必要がある。
(2)WLANが既に存在するシナリオ
計画すべき領域内にWLANネットワークが既に存在する場合に、該計画すべき領域に新しい無線ネットワークを計画する必要があり、新しい無線ネットワークと既に存在しているWLANネットワークとが互いに独立するため、このようなWLANの既に存在するシナリオでは、選択されるネットワークパラメータは、既に存在しているWLANネットワークのネットワーク性能への影響を表す必要がある。
(3)他の干渉源が既に存在するシナリオ
計画すべき領域内に、計画されるべき無線ネットワークと同一の周波数の他の干渉源、例えば電子レンジ、コードレス電話、又はZigbee機器が存在する場合に、このような他の干渉源の既に存在するシナリオでは、選択されたネットワークパラメータは、既に存在する他の干渉源のネットワーク性能への影響を表す必要がある。
本実施例では、上記類型の無線ネットワークの計画シナリオのみを説明しているが、無線ネットワークの計画シナリオは他の類型のシナリオ、例えばユーザが均一に分布しているシナリオなどをさらに含んでもよく、本実施例はこれに限定されない。
本実施例では、無線ネットワークの計画に必要なネットワークパラメータは無線ネットワークの計画目的と称されてもよく、各計画目的は現在の無線ネットワークの性能を反映し、通常、遺伝的アルゴリズムを用いて無線ネットワークの計画スキームを計算する時の適合度関数として用いられる。これによって、適合度関数に基づいて遺伝的反復プロセスにおけるパレート(Pareto)並び替え処理を行い、複数の計画目的の要求を達成でき、無線ネットワークの計画スキームを最適化し、構築コスを節約する。
本実施例では、無線ネットワークの計画に必要なネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及び信号対干渉雑音比(SINR)などのうち1つ以上を含む。また、スループット、遅延などの他のネットワークパラメータを含んでもよく、本実施例はこれに限定されない。
ここで、アクセスポイントのカバレージ(Coverage)は、無線ネットワークの計画スキームの計画すべき領域に対するカバー状況を評価するために用いられ、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況又は設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算してもよい。例えば、以下の2つの方法を用いてカバレージを計算してもよい。
A.ユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージを計算する
計画すべき領域内に合計N個のユーザを計画し、アクセスポイントに接続可能なユーザ又はサンプリングポイントの数はN’であり、カバレージCv=N’/Nとなり、ここで、Nは正整数であり、N’は非負整数である。
B.設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算する
計画すべき領域内にサンプリングポイントを設け、その数がSである。APに接続可能なサンプリングポイントの数はS’であり、カバレージCv=S’/Sとなり、ここで、Sは正整数であり、S’は非負整数である。
サンプリングポイントの数Sは、設けられたサンプリングポイントがm行n列のように分布し、サンプリングポイントの数S=m×nという方式で取得されてもよい。
ここで、計画すべき領域では、2つのアクセスポイント又は複数のアクセスポイントのカバー範囲に重なる部分が存在する可能性があり、これらのアクセスポイントが同一のチャネルで動作する(即ち動作周波数が同一である)場合に、これらの重なる範囲内のユーザはデータを送信する際にこれらのAPの干渉を受け、アクセスポイントの重なり度合い(Overlap)はこのような干渉の大きさを表す。この重なり度合いは、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況又は設けられたサンプリングポイントに基づいて計算されてもよい。例えば、以下の2つの方法を用いて重なり度合いを計算してもよい。
C.ユーザの実際の分布状況に基づいて重なり度合いを計算する
計画すべき領域内に合計N個のユーザがある。ユーザiの通信範囲内の、該ユーザiと同一のチャネルで動作する、該ユーザiに接続するアクセスポイント以外の他のアクセスポイントの数Nの統計を取り、各ユーザについて、Nの和を求めて、
(外1)
Figure 2016208504
、重なり度合い
Figure 2016208504
を取得し、ここで、Nは正整数であり、N’は非負整数である。
D.設けられたサンプリングポイントに基づいて重なり度合いを計算する
計画すべき領域内にサンプリングポイントを設け、その数がSである。サンプリングポイントiの通信範囲内の、該サンプリングポイントiと同一のチャネルで動作する、該ユーザiに接続するアクセスポイント以外の他のアクセスポイントの数Sの統計を取り、各ユーザについて、Sの和を求めて、
(外2)
Figure 2016208504
、重なり度合い
Figure 2016208504
を取得し、ここで、Sは正整数であり、S’は非負整数であり、該サンプリングポイントSの取得方法は上述したものであり、ここでその説明が省略される。
ここで、アクセスポイントのコスト(Cost)がアクセスポイントの数に正比例するため、アクセスポイントの数を計算することでアクセスポイントのコストを計算してもよい。
ここで、信号対干渉雑音比(SINR)は、干渉源及び同一周波数のチャネルで動作しているユーザの計画スキームのネットワーク性能への影響を表すために用いられ、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算してもよい。例えば、以下の方法を用いてSINRを計算してもよい。
E.
Figure 2016208504
、ここで、i、jはユーザi及びユーザjを表し、mはユーザiに接続するアクセスポイントを表し、S(i)はユーザiのアクセスポイントmへの信号強度を表し、Noiseなどの所定値は熱雑音を表し、nは他の干渉源のアクセスポイントmへの信号強度を表し、pr(j,m)は他のユーザjのアクセスポイントmへの干渉の大きさを表し、ユーザjがアクセスポイントm以外のアクセスポイントに接続し、且つユーザjとアクセスポイントとの間の距離が所定値よりも小さく、ここで、S(i)、Noise、n及びpr(j,m)は非負整数である。
1つの態様では、各アクセスポイントについて最大ユーザ接続数Lを設定し、アクセスポイントに接続するユーザの数がLを超えた場合に、該アクセスポイントは他のユーザにさらに接続することができなくなる。ここで、ユーザ又はサンプリングポイントは、以下のルールに従ってアクセスするアクセスポイントを選択してもよい。例えば、該ユーザ又はアクセスポイントは、アクセスポイントとの間の距離に基づいて、距離の最も近いアクセスポイントを選択して接続してもよいし、距離の最も近いアクセスポイントに接続するユーザの数がL個を超えた場合に、L個未満のユーザの接続するアクセスポイントを選択してもよく、ここで、距離の小さい順で選択してもよいし、これらのアクセスポイントからランダムに選択してもよい。
本実施例では、アクセスポイントに接続可能なユーザ又はサンプリングポイントとは、アクセスポイントの通信範囲内に、アクセスポイントとの距離が最も近く、且つ該アクセスポイントに既に接続しているユーザの数又はサンプリングポイントの数が所定値L以下であるユーザ又はサンプリングポイントを指す。上記のルールに従ってアクセスポイントを選択した後に、選択可能なアクセスポイントがない場合に、このユーザ又はサンプリングポイントは、アクセスポイントに接続することができないユーザ又はサンプリングポイントである。
本実施例では、ステップ101において、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する。
例えば、ユーザ分布のネットワーク性能への影響を正確に反映するために、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いである。
既に存在するWLANネットワークのネットワーク性能への影響を正確に反映するために、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いである。
既に存在する他の干渉源のネットワーク性能への影響を正確に反映するために、無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びSINRである。
以上、上記3つの類型のシナリオを例にして本実施例のステップ101を説明しているが、本実施例はこれに限定されない。例えば、無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域にWLANが既に存在し、且つ他の干渉源が存在することである場合に、既に存在するWLANネットワーク及び既に存在する他の干渉源のネットワーク性能への影響を正確に反映できるように、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及びSINRである。
本実施例では、ステップ101において関連するネットワークパラメータが選択された後に、算出されたネットワークパラメータの値に基づいて遺伝的アルゴリズムを用いて最終的な計画スキームを取得するように、ステップ102において、無線ネットワークの計画スキームについて、選択されたネットワークパラメータを計算する。
1つの態様では、正確なネットワークパラメータの値を算出するために、ステップ102において、無線ネットワークの異なる計画シナリオに基づいて、ネットワークパラメータを計算するための方法を選択してもよい。
無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージ及び重なり度合いを計算し、即ち上記Aにおけるカバレージの計算方法、上記Cにおける重なり度合いの計算方法を選択する。
無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算し、即ち上記Bにおけるカバレージの計算方法を選択する。また、重なり度合いは、ユーザの実際の分布状況に基づいて計算されてもよいし、設けられたサンプリングポイントに基づいて計算されてもよく、本実施例はこれに限定されない。
無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントの分布状況に基づいてカバレージを計算し、即ち上記Bにおけるカバレージの計算方法を選択し、ユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算し、即ち上記EにおけるSINRの計算方法を選択する。
上記の方法によれば、無線ネットワークの計画シナリオに対応するネットワークパラメータの計算方法を選択することで、算出されたネットワークパラメータはより正確になり、ネットワーク性能をより正確に反映できる。
本実施例では、該方法は下記のステップをさらに含んでもよい。
ステップ103:算出されたネットワークパラメータに基づいて最終的なネットワークパラメータを決定する。
1つの態様では、算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第1の所定条件を満たしている場合に、該1つ以上のネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータとしない。
上記の態様によれば、第1の所定条件を設定することで、要求の満たされたネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータから除去でき、即ち、遺伝的アルゴリズムを用いてネットワークパラメータに基づいて最終的な計画スキームを取得する際に、要求の満たされたネットワークパラメータのネットワーク性能への影響を考慮しないことで、計算の複雑さをさらに低減できる。
ここで、該第1の所定条件は、ネットワーク性能に優れたネットワークパラメータを選択するために用いられ、最終的なネットワークパラメータを決定する際に、最終的なネットワークパラメータから該第1の所定条件を満たしているネットワークパラメータを除去し、第1の所定条件を満たしていない他のネットワークパラメータにのみ基づいてパレート(Pareto)並び替え又は他の遺伝的アルゴリズムの処理を行う。
ここで、該第1の所定条件は、算出されたネットワークパラメータの値が第1の所定値よりも小さく、或いは算出されたネットワークパラメータの値が第2の所定値よりも大きいことであってもよい。例えば、算出されたネットワークパラメータのうち1つのネットワークパラメータがアクセスポイントのコストである場合に、アクセスポイントのコストが低いほうが好ましい。このため、該第1の所定条件は、算出されたネットワークパラメータの値が第1の所定値よりも小さいことであってもよい。無線ネットワークの計画スキームについて算出されたネットワークパラメータのうちアクセスポイントのコストの値が第1の所定値よりも小さい場合に、遺伝的アルゴリズムを用いて算出されたネットワークパラメータに基づいて処理する際に、コストというネットワークパラメータを算出されたネットワークパラメータから除去し、即ちコストの無線ネットワークへの影響を考慮しない。また、例えば算出されたネットワークパラメータのうち1つのネットワークパラメータがカバレージである場合に、カバレージが大きいほうが好ましい。このため、該第1の所定条件は、算出されたネットワークパラメータの値が第2の所定値よりも大きいことであってもよい。無線ネットワークの計画スキームについて算出されたネットワークパラメータのうちカバレージが第2の所定値よりも大きい場合に、遺伝的アルゴリズムを用いて算出されたネットワークパラメータに基づいて処理する際に、カバレージというネットワークパラメータをネットワークパラメータから除去し、即ちカバレージの無線ネットワークへの影響を考慮しない。これによって、計算の複雑さをさらに低減できる。
1つの態様では、算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第2の所定条件を満たしている場合に、該無線ネットワークの計画スキームについて算出された全てのネットワークパラメータの値を最終的なネットワークパラメータとして決定し、最悪値として設定する。
上記の態様によれば、第2の所定条件を設定することで、該無線ネットワーク計画スキームのネットワークパラメータ(適合度関数)に対してペナルティを与え、該最悪値に対応する無線ネットワークの計画スキームを段階的に無くし、要求を満たし、且つネットワーク性能に優れた計画スキームを取得することを実現できる。
ここで、該第2の所定条件は、ネットワーク性能の悪いネットワークパラメータを選択するために用いられ、最終的なネットワークパラメータを決定する際に、無線ネットワークの計画スキームについて算出された全てのネットワークパラメータの値を最悪値として設定し、即ち第2の所定条件を満たしている場合に、該計画スキームの全てのネットワークパラメータに対してペナルティを与え、それらのネットワークパラメータを最悪値として設定することで、遺伝的アルゴリズムを用いて無線ネットワークの計画スキームを処理する際に、該最悪値に対応する無線ネットワークの計画スキームを段階的に無くすことができる。
ここで、該第2の所定条件は、算出されたネットワークパラメータの値が第3の所定値よりも大きく、或いは算出されたネットワークパラメータの値が第4の所定値よりも小さいことであってもよい。例えば、算出されたネットワークパラメータのうち1つのネットワークパラメータがアクセスポイントのコストである場合に、アクセスポイントのコストが低いほうが好ましい。このため、該第2の所定条件は、算出されたネットワークパラメータの値が第3の所定値よりも大きいことであってもよい。無線ネットワークの計画スキームについて算出されたネットワークパラメータのうちアクセスポイントのコストの値が第3の所定値よりも大きい場合に、遺伝的アルゴリズムを用いて算出されたネットワークパラメータに基づいて処理する際に、該無線ネットワーク計画スキームの全てのネットワークパラメータを最悪値として設定する。また、例えば算出されたネットワークパラメータのうち1つのネットワークパラメータがカバレージである場合に、カバレージが大きいほうが好ましい。このため、該第2の所定条件は、算出されたネットワークパラメータの値が第4の所定値よりも小さいことであってもよい。無線ネットワークの計画スキームについて算出されたネットワークパラメータのうちカバレージが第4の所定値よりも小さい場合に、遺伝的アルゴリズムを用いて算出されたネットワークパラメータに基づいて処理する際に、該無線ネットワーク計画スキームの全てのネットワークパラメータを最悪値として設定する。これによって、該無線ネットワーク計画スキームのネットワークパラメータ(適合度関数)に対してペナルティを与えることを実現できる。
上記第1の所定条件及び第2の所定条件における第1の所定値、第2の所定値、第3の所定値及び第4の所定値の値は、実際の状況に応じて設定されてもよい。以下は、実例を挙げて説明する。
例えば、第1の所定値40及び第3の所定値80は、アクセスポイントのコストについて設定された判断閾値である。ここで、計画スキームAについて、算出されたアクセスポイントのコストは90であり、計画スキームBについて、算出されたアクセスポイントのコストは30である。計画スキームAのアクセスポイントのコストが第3の所定値よりも大きく、即ち計画スキームAのコストが高過ぎる場合に、計画スキームAの全てのネットワークパラメータを最悪値として設定し、即ち該無線ネットワーク計画スキームの全てのネットワークパラメータに対してペナルティを与える。計画スキームBのアクセスポイントのコストが第1の所定値よりも小さく、即ち計画スキームBのコストが許容できる範囲内にあることを表す場合に、アクセスポイントのコストというネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータから除去し、即ち他のネットワークパラメータにのみ基づいて無線ネットワークの計画スキームを処理する。
例えば、第2の所定値90%及び第4の所定値50%は、アクセスポイントのカバレージについて設定された判断閾値である。ここで、計画スキームAについて、算出されたカバレージは95であり、計画スキームBについて、算出されたカバレージは45である。計画スキームAのカバレージが第2の所定値よりも大きく、即ち計画スキームAのカバレージが許容できる範囲内にある場合に、計画スキームAのカバレージというネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータから除去し、即ち他のネットワークパラメータにのみ基づいて無線ネットワークの計画スキームを処理する。計画スキームBのカバレージが第4の所定値よりも小さく、即ち計画スキームBのカバレージが低すぎることを表す場合に、計画スキームBの全てのネットワークパラメータを最悪値として設定し、即ち該無線ネットワーク計画スキームの全てのネットワークパラメータに対してペナルティを与える。
上記の方法によれば、第2の所定条件を設定することで、該無線ネットワーク計画スキームのネットワークパラメータ(適合度関数)に対してペナルティを与え、該最悪値に対応する無線ネットワーク計画スキームを段階的に無くし、要求を満たし、且つネットワーク性能に優れた計画スキームを取得できる。第1の所定条件を設定することで、要求を満たしているネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータから除去し、遺伝的アルゴリズムを用いてネットワークパラメータに基づいて最終的な計画スキームを取得する際に、要求を満たしているネットワークパラメータのネットワーク性能への影響を考慮しないため、計算の複雑さをさらに低減できる。
上記の実施例によれば、無線ネットワークの異なる計画シナリオに応じて無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択することで、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。
<実施例2>
図3は本発明の実施例2の無線ネットワークの計画方法のフローチャートである。図2に示すように、該方法は下記のステップを含む。
ステップ301:無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する。
ステップ302:第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合における各無線ネットワークの計画スキームについて、該選択されたネットワークパラメータを計算する。
ステップ303:ステップ302において算出されたネットワークパラメータに基づいて第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を処理し、第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を取得し、第3の所定条件を満たしている場合に、該第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合として決定する。ここで、iは非負整数である。
ここで、ステップ301及びステップ302においてネットワークパラメータの決定方法は実施例1を参照してもよく、ここで実施例1の内容を援用し、その説明が省略される。
本実施例では、i=0の場合に、第i世代の無線ネットワーク計画スキームは初期の計画スキーム集合である。
ステップ303において、まず遺伝的アルゴリズムを用いて第i世代(第0世代)の計画スキーム集合を処理し、新しい計画スキーム集合、即ち第i世代(第1世代)の計画スキーム集合を取得する。第3の所定条件を満たしている場合に、該第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合とする。そうでない場合に、最終的な計画スキームを取得するまで、生成された第i+1世代の計画スキーム集合について、遺伝的アルゴリズムを用いて該第i+1世代の計画スキームを処理し、即ちiが1に等しい。ここで、遺伝的アルゴリズムを用いて第i世代の計画スキーム集合を処理することは、主に、第i世代の計画スキーム集合に対して選択、交叉、変異の処理を行うことを含む。
本実施例では、遺伝的アルゴリズムに基づいて最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合を決定することの具体的な態様は、ステップ302において算出されたネットワークパラメータに基づいて、パレート(Pareto)並び替え方法を用いて該第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定するステップと、設定されたランクに基づいて各計画スキームの選択確率を計算するステップと、算出された各計画スキームの選択確率に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の所定数の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得するステップ(遺伝的アルゴリズムにおける選択処理)と、第1の計画スキーム集合から、2つの計画スキームを含む第2の所定数の計画スキームのグループを選定し、各計画スキームのグループにおける2つの計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを互いに交換するステップ(遺伝的アルゴリズムにおける交叉処理)と、処理後の第1の計画スキーム集合から第3の所定数の計画スキームを選定し、第3の所定数の計画スキームにおける各計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを、その現在の計画スキームとは異なる計画スキームに変更するステップ(遺伝的アルゴリズムにおける変異処理)と、該第i+1世代の計画スキーム集合を取得するステップと、を含む。
上記の実施例によれば、無線ネットワークの異なる計画シナリオに応じて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択し、決定されたネットワークパラメータに基づいて最終的な無線ネットワークの計画スキームを取得することで、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。
<実施例3>
本発明の実施例3はネットワークパラメータの決定装置をさらに提供し、該装置の問題解決の原理は実施例1の方法と類似するため、その具体的な実施は実施例1の方法の実施を参照してもよく、重複する部分の説明が省略される。
図4は本発明の実施例3のネットワークパラメータの決定装置の1つの態様の構成を示す図である。該装置は第1の選択部401及び第1の計算部402を含む。
第1の選択部401は、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する。
第1の計算部402は、無線ネットワークの計画スキームについて、第1の選択部401により選択されたネットワークパラメータを計算する。
上記の実施例によれば、無線ネットワークの異なる計画シナリオに応じて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択することで、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。
本実施例では、第1の選択部401及び第1の計算部402の具体的な態様は実施例1におけるステップ101及びステップ102を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
本実施例では、該ネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及び信号対干渉雑音比(SINR)のうち1つ以上を含む。
本実施例では、第1の計算部402は、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、第1の計算部401がネットワークパラメータを計算するための方法を選択する第2の選択部4021と、無線ネットワークの計画スキームについて、第2の選択部4021により選択された方法を用いて、選択されたネットワークパラメータを計算する、パラメータ計算手段と、を含んでもよい。これによって、ネットワーク性能の優劣をさらに正確に反映できる。
1つの態様では、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、第2の選択部4021は、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージを計算することを選択する。
1つの態様では、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、第2の選択部4021は、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算することを選択する。
1つの態様では、無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、第2の選択部4021は、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントの分布状況に基づいてカバレージを計算し、ユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算することを選択する。
本実施例では、各ネットワークパラメータの具体的な計算方法は実施例1を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
1つの態様では、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、第1の選択部401により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いである。
1つの態様では、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、第1の選択部401により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いである。
1つの態様では、無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、第1の選択部401により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びSINRである。
本実施例では、該装置は、第1の計算部402により算出されたネットワークパラメータに基づいて最終的なネットワークパラメータを決定するパラメータ決定部403、をさらに含む。
図5は本発明の実施例3のパラメータ決定部403の1つの態様の構成を示す図である。図5に示すように、パラメータ決定部403は、第1の判断部501及び第1の決定部502を含む。
第1の判断部501は、算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第1の所定条件を満たすか否かを判断する。
第1の決定部502は、第1の判断部501の判断結果がYESの場合に、該1つ以上のネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータとしない。
図6は本発明の実施例3のパラメータ決定部403の1つの態様の構成を示す図である。図6に示すように、パラメータ決定部403は、第2の判断部601及び第2の決定部602を含む。
第2の判断部601は、算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第2の所定条件を満たすか否かを判断する。
第2の決定部602は、第2の判断部601の判断結果がYESの場合に、該無線ネットワークの計画スキームについて算出された全てのネットワークパラメータの値を最終的なネットワークパラメータとして決定し、最悪値として設定する。
上記の態様によれば、第2の所定条件を設定することで、該無線ネットワーク計画スキームのネットワークパラメータ(適合度関数)に対してペナルティを与え、該最悪値に対応する無線ネットワーク計画スキームを段階的に無くし、要求を満たし、且つネットワーク性能に優れた計画スキームを取得できる。第1の所定条件を設定することで、要求を満たしているネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータから除去し、遺伝的アルゴリズムを用いてネットワークパラメータに基づいて最終的な計画スキームを取得する際に、要求を満たしているネットワークパラメータのネットワーク性能への影響を考慮しないため、計算の複雑さをさらに低減できる。
図7は本発明の実施例3のネットワークパラメータの決定装置のもう1つの態様の構成を示す図である。図7に示すように、装置700は、インタフェイス(図示せず)、中央処理装置(CPU)720及び記憶装置710を含んでもよく、記憶装置710は中央処理装置720に接続される。記憶装置710は、各種のデータを記憶してもよく、ネットワークパラメータの決定プログラムをさらに記憶し、中央処理装置720の制御で該プログラムを実行し、各種の所定値などを記憶する。
1つの態様では、ネットワークパラメータの決定の機能は中央処理装置720に統合されてもよい。ここで、中央処理装置720は、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択し、無線ネットワークの計画スキームについて、選択されたネットワークパラメータを計算してもよい。
ここで、中央処理装置720では、該ネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及び信号対干渉雑音比(SINR)のうち1つ以上を含んでもよい。
ここで、中央処理装置720では、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びSINRであってもよい。
ここで、中央処理装置720は、無線ネットワークの異なる計画シナリオに基づいて、ネットワークパラメータを計算するための方法を決定してもよい。これによって、ネットワーク性能の優劣をさらに正確に反映できる。
ここで、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージを計算し、無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算し、無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントの分布状況に基づいてカバレージを計算し、ユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算する。
ここで、中央処理装置720は、算出されたネットワークパラメータに基づいて最終的なネットワークパラメータを決定してもよい。
ここで、算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第1の所定条件を満たしている場合に、該1つ以上のネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータとしない。また、算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第2の所定条件を満たしている場合に、算出された全てのネットワークパラメータの値を最終的なネットワークパラメータとして決定し、最悪値として設定する。
もう1つの態様では、上記のネットワークパラメータの決定の機能は、中央処理装置720に接続されるチップ(図示せず)に構成され、中央処理装置720の制御でネットワークパラメータの決定の機能を実現してもよい。
上記の実施例によれば、無線ネットワークの異なる計画シナリオに応じて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択することで、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。
<実施例4>
本発明の実施例4は無線ネットワークの計画装置をさらに提供し、該装置の問題解決の原理は実施例2の方法と類似するため、その具体的な実施は実施例2の方法の実施を参照してもよく、重複する部分の説明が省略される。
図8は無線ネットワークの計画装置の構成を示す図である。該装置は、第3の選択部801、第2の計算部802、及び第1の処理部803を含む。
第3の選択部801は、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する。
第2の計算部802は、第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合における各無線ネットワークの計画スキームについて、選択されたネットワークパラメータを計算する。
第1の処理部803は、第2の計算部802により算出されたネットワークパラメータに基づいて第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を処理し、第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を取得し、第3の所定条件を満たしている場合に、該第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合として決定する。
本実施例では、第3の選択部801、第2の計算部802及び第1の処理部803の具体的な態様は実施例2におけるステップ301〜303を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
本実施例では、該装置は、初期(第0世代)の計画スキーム集合を生成する生成部(図示せず)をさらに含んでもよい。
該初期の計画スキーム集合は、ランダムに生成されてもよく、例えば二進法の符号化方式を用いる場合に、n個の二進ストリングを生成し、該二進ストリングの長さはAPを配置可能な候補位置の数などに等しいものであってもよいが、本実施例はこれに限定されない。
図9は本発明の実施例4の無線ネットワークの計画装置のもう1つの態様の構成を示す図である。図9に示すように、装置900は、インタフェイス(図示せず)、中央処理装置(CPU)920及び記憶装置910を含んでもよく、記憶装置910は中央処理装置920に接続される。記憶装置910は、各種のデータを記憶してもよく、無線ネットワークの計画のプログラムをさらに記憶し、中央処理装置920の制御で該プログラムを実行し、各種の所定値などを記憶する。
1つの態様では、無線ネットワーク計画の機能は中央処理装置920に統合されてもよい。ここで、中央処理装置920は、無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択し、第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合における各無線ネットワークの計画スキームについて、選択されたネットワークパラメータを計算し、算出されたネットワークパラメータに基づいて第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を処理し、第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を取得し、第3の所定条件を満たしている場合に、該第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合として決定してもよい。
もう1つの態様では、上記の無線ネットワークの計画の機能は、中央処理装置920に接続されるチップ(図示せず)に構成され、中央処理装置920の制御で無線ネットワークの計画の機能を実現してもよい。
図9に示すように、装置900は、初期の無線ネットワーク計画スキームを入力する入力部930、最終的に決定された無線ネットワークの計画スキームを表示する表示装置940などをさらに含んでもよい。ここで、上記ユニットの機能は従来技術と類似し、ここでその説明が省略される。なお、装置900は、図9に示す全てのユニットを必ずしも含む必要がない。また、装置900は、図9に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
上記の実施例によれば、異なる無線ネットワークの計画シナリオに応じて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択し、決定されたネットワークパラメータに基づいて最終的な無線ネットワーク計画スキームを取得することで、無線ネットワークの優劣を正確に反映でき、無線ネットワークの計画スキームの計算の複雑さを低減でき、ユーザの要求を満足させ、且つネットワーク性能に優れた無線ネットワークの計画スキームを取得できる。
本発明の実施例は、ネットワークパラメータの決定装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、実施例1に記載のネットワークパラメータの決定方法を該ネットワークパラメータの決定装置において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、実施例1に記載のネットワークパラメータの決定方法をネットワークパラメータの決定装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例は、無線ネットワークの計画装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、実施例2に記載の無線ネットワークの計画方法を該無線ネットワークの計画装置において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、実施例2に記載の無線ネットワークの計画方法を無線ネットワークの計画装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明している。これらの実施形態の特徴及び利点は該詳細な明細書に基づいて明確にされたものであるため、添付された特許請求の範囲はこれらの実施形態に入る真実の要旨及び範囲内の全ての特徴及び利点を含む。また、本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び修正を行ってもよく、これらの変形及び修正も本発明の範囲内の全ての適切な修正及び均等物に入る。
なお、本発明の各部はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。上記の実施形態では、複数のステップ又は方法は、記憶装置に記憶され、且つ適切な命令を介してシステムが実行可能なソフトウェア又はファームウェアを実行することで実現されてもよい。例えば、ハードウェアで実現される場合、他の実施形態と同様に、本分野の周知技術、例えばデジタル信号に対する論理機能を機能する論理ゲート回路を有する離散論理回路、適切な組み合わせ論理ゲート回路を有する専用集積回路、プログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などのいずれか1つ又はその組み合わせで実現されてもよい。
また、上述した実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ネットワークパラメータの決定装置であって、
無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する第1の選択手段と、
無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する第1の計算手段と、を含む、装置。
(付記2)
前記ネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及び信号対干渉雑音比(SINR)のうち1つ以上を含む、付記1に記載の装置。
(付記3)
前記第1の計算手段は、
前記無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、前記第1の計算手段がネットワークパラメータを計算するための方法を選択する第2の選択手段と、
無線ネットワークの計画スキームについて、前記第2の選択手段により選択された方法を用いて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する、パラメータ計算手段と、を含む、付記1に記載の装置。
(付記4)
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、前記第2の選択手段は、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージを計算することを選択し、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、前記第2の選択手段は、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算することを選択し、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、前記第2の選択手段は、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントの分布状況に基づいてカバレージを計算し、ユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算することを選択する、付記3に記載の装置。
(付記5)
前記第1の計算手段により算出されたネットワークパラメータに基づいて最終的なネットワークパラメータを決定するパラメータ決定手段、をさらに含む、付記1に記載の装置。
(付記6)
前記パラメータ決定手段は、
算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第1の所定条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段の判断結果がYESの場合に、前記1つ以上のネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータとしない第1の決定手段と、を含む、付記5に記載の装置。
(付記7)
前記パラメータ決定手段は、
算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第2の所定条件を満たすか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段の判断結果がYESの場合に、前記無線ネットワークの計画スキームについて算出された全てのネットワークパラメータの値を最終的なネットワークパラメータとして決定し、最悪値として設定する第2の決定手段と、を含む、付記5に記載の装置。
(付記8)
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、前記第1の選択手段により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、前記第1の選択手段により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、前記第1の選択手段により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びSINRである、付記1に記載の装置。
(付記9)
無線ネットワークの計画装置であって、
無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する第3の選択手段と、
第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合における各無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する第2の計算手段と、
前記第2の計算手段により算出されたネットワークパラメータに基づいて第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を処理し、第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を取得し、第3の所定条件を満たしている場合に、前記第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合として決定する第1の処理手段と、を含む、装置。
(付記10)
ネットワークパラメータの決定方法であって、
無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択するステップと、
無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算するステップと、を含む、方法。
(付記11)
前記ネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及び信号対干渉雑音比(SINR)のうち1つ以上を含む、付記10に記載の方法。
(付記12)
前記無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、ネットワークパラメータを計算するための方法を選択するステップと、
無線ネットワークの計画スキームについて、選択された方法を用いて、前記選択されたネットワークパラメータを計算するステップと、をさらに含む、付記10に記載の方法。
(付記13)
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージを計算し、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算し、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントの分布状況に基づいてカバレージを計算し、ユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算する、付記12に記載の方法。
(付記14)
算出されたネットワークパラメータに基づいて最終的なネットワークパラメータを決定するステップ、をさらに含む、付記10に記載の方法。
(付記15)
前記算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第1の所定条件を満たしている場合に、前記1つ以上のネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータとしないステップ、をさらに含む、付記14に記載の方法。
(付記16)
前記算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第2の所定条件を満たしている場合に、前記無線ネットワークの計画スキームについて算出された全てのネットワークパラメータの値を最終的なネットワークパラメータとして決定し、最悪値として設定するステップ、をさらに含む、付記14に記載の方法。
(付記17)
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びSINRである、付記10に記載の方法。
(付記18)
無線ネットワークの計画方法であって、
無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択するステップと、
第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合における各無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算するステップと、
算出されたネットワークパラメータに基づいて第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を処理し、第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を取得し、第3の所定条件を満たしている場合に、前記第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合として決定するステップと、を含む、方法。

Claims (17)

  1. ネットワークパラメータの決定装置であって、
    無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する第1の選択手段と、
    無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する第1の計算手段と、を含む、装置。
  2. 前記ネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及び信号対干渉雑音比(SINR)のうち1つ以上を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の計算手段は、
    前記無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、前記第1の計算手段がネットワークパラメータを計算するための方法を選択する第2の選択手段と、
    無線ネットワークの計画スキームについて、前記第2の選択手段により選択された方法を用いて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する、パラメータ計算手段と、を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、前記第2の選択手段は、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージを計算することを選択し、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、前記第2の選択手段は、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算することを選択し、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、前記第2の選択手段は、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントの分布状況に基づいてカバレージを計算し、ユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算することを選択する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1の計算手段により算出されたネットワークパラメータに基づいて最終的なネットワークパラメータを決定するパラメータ決定手段、をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記パラメータ決定手段は、
    算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第1の所定条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段の判断結果がYESの場合に、前記1つ以上のネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータとしない第1の決定手段と、を含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記パラメータ決定手段は、
    算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第2の所定条件を満たすか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段の判断結果がYESの場合に、前記無線ネットワークの計画スキームについて算出された全てのネットワークパラメータの値を最終的なネットワークパラメータとして決定し、最悪値として設定する第2の決定手段と、を含む、請求項5に記載の装置。
  8. 前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、前記第1の選択手段により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、前記第1の選択手段により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、前記第1の選択手段により選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びSINRである、請求項1に記載の装置。
  9. 無線ネットワークの計画装置であって、
    無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択する第3の選択手段と、
    第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合における各無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算する第2の計算手段と、
    前記第2の計算手段により算出されたネットワークパラメータに基づいて第i世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を処理し、第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を取得し、第3の所定条件を満たしている場合に、前記第i+1世代の無線ネットワーク計画スキーム集合を最終的な無線ネットワーク計画スキーム集合として決定する第1の処理手段と、を含む、装置。
  10. ネットワークパラメータの決定方法であって、
    無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、無線ネットワークの計画を行うためのネットワークパラメータを選択するステップと、
    無線ネットワークの計画スキームについて、前記選択されたネットワークパラメータを計算するステップと、を含む、方法。
  11. 前記ネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、アクセスポイントの重なり度合い、及び信号対干渉雑音比(SINR)のうち1つ以上を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記無線ネットワークの計画シナリオに基づいて、ネットワークパラメータを計算するための方法を選択するステップと、
    無線ネットワークの計画スキームについて、選択された方法を用いて、前記選択されたネットワークパラメータを計算するステップと、をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、計画すべき領域内のユーザの実際の分布状況に基づいてカバレージを計算し、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントに基づいてカバレージを計算し、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、計画すべき領域内に設けられたサンプリングポイントの分布状況に基づいてカバレージを計算し、ユーザの実際の分布状況に基づいてSINRを計算する、請求項12に記載の方法。
  14. 算出されたネットワークパラメータに基づいて最終的なネットワークパラメータを決定するステップ、をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第1の所定条件を満たしている場合に、前記1つ以上のネットワークパラメータを最終的なネットワークパラメータとしないステップ、をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記算出されたネットワークパラメータのうち1つ以上のネットワークパラメータが第2の所定条件を満たしている場合に、前記無線ネットワークの計画スキームについて算出された全てのネットワークパラメータの値を最終的なネットワークパラメータとして決定し、最悪値として設定するステップ、をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが不均一に分布していることである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、ユーザが均一に分布し、且つ計画領域にWLANが既に存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びアクセスポイントの重なり度合いであり、
    前記無線ネットワークの計画シナリオが、計画領域に他の干渉源が存在することである場合に、選択されたネットワークパラメータは、アクセスポイントのカバレージ、アクセスポイントのコスト、及びSINRである、請求項10に記載の方法。
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