JP2016207040A - 画像処理装置、画像処理方法および車載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】合成用画像に異常がある場合に適切な処理を行うことができる画像処理装置、画像処理方法および車載装置を提供すること。【解決手段】本発明に係る画像処理装置は、撮像画像に合成用画像を合成する合成部と、合成用画像の異常を検出する合成用画像異常検出部とを備え、合成部は、合成用画像異常検出部が合成用画像の異常を検出した場合、撮像画像と合成用画像との合成を停止する。【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理方法および車載装置に関する。
従来、車両の周辺を撮像する撮像装置から出力される撮像画像に合成用画像を合成して表示部に表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる合成用画像は、例えば、運転を支援するための指標となる画像であり、撮像画像に合成用画像を合成した合成画像により、車両の運転者は、運転をより適切に行うことが可能となる。
しかしながら、例えば、合成用画像に異常がある場合、異常画像が表示されるおそれがある。そのため、合成用画像が例えば運転を支援するための指標となる画像である場合、運転を却って阻害してしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、合成用画像に異常がある場合に適切な処理を行うことができる画像処理装置、画像処理方法および車載装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像処理装置であって、撮像部の撮像画像を取得する撮像画像取得部と、合成用画像を取得する合成用画像取得部と、前記撮像画像に前記合成用画像を合成する合成部と、前記合成用画像の異常を検出する合成用画像異常検出部と、を備え、前記合成部は、前記合成用画像異常検出部が前記異常を検出した場合、前記撮像画像と前記合成用画像との合成を停止することを特徴とする。
本発明によれば、合成用画像に異常がある場合に適切な処理を行うことができる画像処理装置、画像処理方法および車載装置を提供することができる。
以下に、本発明に係る画像処理装置、画像処理方法および車載装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.画像処理方法]
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理方法を示す説明図であり、かかる画像処理方法は、例えば、車両に搭載される車両用画像処理装置(以下、画像処理装置と記載する)によって実行される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理方法を示す説明図であり、かかる画像処理方法は、例えば、車両に搭載される車両用画像処理装置(以下、画像処理装置と記載する)によって実行される。
図1(a)に示すように、画像処理装置は、撮像画像と合成用画像を取得する。図1(a)に示す例では、撮像画像は、車両(図示せず)の後方を撮像する撮像装置によって撮像された画像であり、合成用画像は、ガイド線の画像であり、例えば、合成用画像生成装置によって生成される。
かかるガイド線の画像は、例えば、舵角センサ(図示せず)によって検出された舵角に基づいて予測される車両の走行軌跡を示す画像であり、運転を支援するための指標となる画像の一例である。
画像処理装置は、合成用画像異常検出部と合成部とを有している。合成用画像異常検出部は、合成用画像生成装置から取得された合成用画像に異常がないか否かを判定する。合成用画像異常検出部は、合成用画像に異常がないと判定すると、合成部の合成機能をONにする。
合成部は、合成機能がONである場合、図1(a)に示すように、撮像画像と合成用画像とを合成して合成画像を生成し、かかる合成画像を出力する。かかる合成画像は、画像処理装置から表示部へ出力され、表示部に表示される。これにより、車両の乗員は、ガイド線が重畳された撮像画像を見ることができ、運転をより適切に行うことが可能となる。
一方、合成用画像異常検出部は、合成用画像に異常があると判定すると、合成部の合成機能をOFFにする。異常がある合成用画像は、例えば、画像そのものに異常がある合成用画像や最新の画像に更新されていない合成用画像などである。
合成部は、合成機能がOFFである場合、図1(b)に示すように、撮像画像と合成用画像とを合成せずに、撮像画像を出力する。かかる撮像画像は、画像処理装置から表示部へ出力され表示部に表示される。
これにより、異常がある合成用画像が重畳された撮像画像が表示部に表示されることを抑制することができ、合成画像によって車両の運転が阻害されることを抑制できる。また、撮像画像が表示されることから、表示部への表示を停止する場合に比べ、撮像画像による運転の支援を適切に行うことができる。
このように、実施形態に係る画像処理方法では、撮像画像に合成するための合成用画像に何らかの異常がある場合に撮像画像と合成用画像との合成を停止することから、異常画像が表示されることを抑制できる。
[2.車載装置の構成]
図2は、車載装置の構成例を示す図である。図2に示すように、車載装置100は、撮像装置1(撮像部の一例)と、合成用画像生成装置2(以下、画像生成装置2と記載する)と、画像処理装置3と、表示装置4とを備える。なお、画像処理装置3は、例えば、画像生成装置2および表示装置4の少なくとも一つを含む構成であってもよい。
図2は、車載装置の構成例を示す図である。図2に示すように、車載装置100は、撮像装置1(撮像部の一例)と、合成用画像生成装置2(以下、画像生成装置2と記載する)と、画像処理装置3と、表示装置4とを備える。なお、画像処理装置3は、例えば、画像生成装置2および表示装置4の少なくとも一つを含む構成であってもよい。
撮像装置1は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備え、かかる撮像素子によって撮像した動画像である撮像画像を画像処理装置3へ出力する。かかる撮像装置1は、例えば、図3に示すように、車両5の後方部に配置され、車両5の後方を撮像する。図3は、撮像装置1の配置例を示す図である。なお、撮像装置1の配置は、図3に示す例に限定されない。
画像生成装置2は、撮像装置1の撮像画像にクロマキー合成を行うための合成用画像を生成して出力する。かかる合成用画像は、運転を支援するための指標となる画像であり、例えば、ガイド線の画像や警告画像である。
画像生成装置2は、例えば、ガイド線の画像を生成する場合、車両に設けられた舵角センサ(図示せず)によって検出された舵角の情報などを取得し、かかる舵角などに基づいて車両の走行軌跡を予測する。画像生成装置2は、予測した走行軌跡を示すガイド線の画像を生成する。
また、画像生成装置2は、例えば、警告画像を生成する場合、撮像装置1の撮像画像を解析し、車両の後方に存在する障害物を検出する。画像生成装置2は、車両の乗員に対し障害物の存在を報知するための警告画像を生成する。かかる警告画像は、障害物の位置を報知する画像であり、例えば、障害物を囲む囲い線の画像である。
画像処理装置3は、撮像装置1から撮像画像を取得すると共に画像生成装置2から合成用画像を取得し、これらの撮像画像と合成用画像とをクロマキー合成する。画像処理装置3は、生成した合成画像を表示装置4へ出力する。一方、画像処理装置3は、画像生成装置2から取得した合成用画像に異常がある場合、合成処理を行わずに、撮像画像を表示装置4へ出力する。
表示装置4は、LCD(Liquid Crystal Display)41と、バックライト42とを備える。LCD41は、画像処理装置3から取得した合成画像や撮像画像のデータに基づき、合成画像や撮像画像を表示する。バックライト42は、LCD41を照射し、これにより、LCD41に表示された画像を車両の乗員に視認可能にすることができる。
[3.画像処理装置3の構成]
画像処理装置3は、図2に示すように、撮像画像取得部10と、合成用画像取得部11と、CLUT圧縮部12と、ランレングス圧縮部13と、圧縮データ記憶部14と、ランレングス伸張部15と、CLUT伸張部16と、合成部17と、出力部18と、設定情報記憶部19と、撮像画像異常検出部20と、合成用画像異常検出部21と、バックライト制御部22(表示制御部の一例)とを備える。
画像処理装置3は、図2に示すように、撮像画像取得部10と、合成用画像取得部11と、CLUT圧縮部12と、ランレングス圧縮部13と、圧縮データ記憶部14と、ランレングス伸張部15と、CLUT伸張部16と、合成部17と、出力部18と、設定情報記憶部19と、撮像画像異常検出部20と、合成用画像異常検出部21と、バックライト制御部22(表示制御部の一例)とを備える。
かかる画像処理装置3は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるデバイスである。また、画像処理装置3は、CPUやMPU等のプロセッサと、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子などの記憶部を備え、プロセッサが記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより上述した各部位の機能を実現する構成であってもよい。
撮像画像取得部10は、撮像装置1から出力される撮像画像を取得する。撮像装置1は、例えば、RGB信号やコンポーネント信号などの映像信号により撮像画像のデータ(以下、撮像画像データと記載する)を画像処理装置3へ出力する。なお、以下においては、合成用画像は、予め使用する色が限定されているものとして説明する。
撮像画像取得部10は、撮像装置1から撮像画像データを取得すると、取得した撮像画像データを合成部17へ出力する。撮像画像データは、撮像装置1によって撮像される動画像の各フレームの画像に対応するデータであり、撮像画像取得部10によって撮像動画像のフレーム単位で順次合成部17へ出力される。
合成用画像取得部11は、画像生成装置2から出力される合成用画像を取得する。画像生成装置2は、例えば、RGB信号やコンポーネント信号などの映像信号により撮像画像のデータ(以下、合成用画像データと記載する)を画像処理装置3へ出力する。合成用画像取得部11は、画像生成装置2から合成用画像データを取得すると、取得した合成用画像データをCLUT圧縮部12へ出力する。
上述したように、合成用画像データは使用する色が限定されていることから、CLUT(Color Look-Up Table)を用いることでデータ圧縮ができる。そこで、CLUT圧縮部12は、CLUTに基づいて合成用画像データを圧縮する。図4(a)は、CLUT圧縮部12の構成の一例を示す図である。
図4(a)に示すように、CLUT圧縮部12は、データ変換部51と、CLUT記憶部52とを備える。データ変換部51は、CLUT記憶部52に記憶されたCLUTに基づいて、合成用画像データを圧縮した画像データ(以下、CLUT圧縮画像データと記載する)をランレングス圧縮部13や合成用画像異常検出部21へ出力する。
図4(b)は、CLUTの一例を示す図である。図4(b)に示すように、CLUTは、Nビットの入力値とMビットの変換値とを関連付けたテーブルである。入力値は、合成用画像を構成する画素の色データであり、例えば、RGB値(R、G、B)である。図4(b)に示す例では、RGB値は、24ビット(N=24)であり、R(Red)値、G(Green)値、および、B(Blue)値は、それぞれ8ビットである。
変換値は、例えば、8ビット(M=8)である。例えば、入力値が「0xFFFFFF」である場合、変換値は、「0x00」であり、入力値が「0xFFFF00」である場合、変換値は、「0x01」である。
データ変換部51は、CLUTに基づき、合成用画像を構成する各画素の色データを入力値としてそれぞれ変換値に置き換える。データ変換部51は、RGB値が例えば「0xFFFFFF」である画素に対する変換値として、CLUTにおいて「0xFFFFFF」に対応付けられた変換値「0x00」を出力する。
図2に戻って、画像処理装置3の構成についての説明を続ける。ランレングス圧縮部13は、CLUT圧縮部12から出力されたCLUT圧縮画像データを、ランレングス法によって更に圧縮する。
かかるランレングス圧縮部13は、例えば、連続する「0」や「1」をその連続数で置き換えることによってCLUT圧縮画像データを圧縮して圧縮画像データ(以下、ランレングス圧縮画像データと記載する)を生成し、圧縮データ記憶部14に記憶する。
ランレングス伸張部15は、圧縮データ記憶部14に記憶された最新のランレングス圧縮画像データを読み出し、かかるランレングス圧縮画像データをランレングス法による逆変換によってCLUT圧縮画像データへ伸張する処理を行う。ランレングス伸張部15は、このように伸張されたCLUT圧縮画像データをCLUT伸張部16へ出力する。
CLUT伸張部16は、例えば、図4(b)に示すCLUTに対応するCLUTを有しており、CLUT圧縮画像データをCLUTによる逆変換によって合成用画像データへ伸張する処理を行う。CLUT伸張部16は、このように伸張された合成用画像データを合成部17へ出力する。
合成部17は、撮像画像取得部10から取得した撮像画像データとCLUT伸張部16から取得した合成用画像データとに基づき、撮像画像に合成用画像をクロマキー合成した合成画像のデータ(以下、合成画像データと記載する)を生成する。合成部17は、例えば、合成用画像を構成する複数の画素のうち予め指定された色を有する画素の色を透過色にした後、かかる合成用画像を撮像画像上に合成する。
かかる合成部17は、例えば、外部装置から設定によって、撮像画像と合成用画像とを合成する合成設定をONにしたり、合成設定をOFFにしたりする。合成部17は、合成設定がONである場合、合成用画像異常検出部21による合成用画像の異常検出の有無に基づいて、合成機能をONにしたり、合成機能をOFFにしたりする。
合成部17は、合成設定や合成機能がOFFである場合、撮像画像と合成用画像との合成を行わずに、撮像画像取得部10から取得した撮像画像データを出力部18へ出力する。出力部18は、撮像画像データを例えば表示装置4によって受信可能な映像信号のフォーマットへ変換して表示装置4へ出力する。
なお、ランレングス伸張部15は、画像生成装置2から映像信号が出力されない場合であっても、圧縮データ記憶部14に記憶された最新のランレングス圧縮画像データを読み出す。そのため、合成用画像が変化のない固定の映像である場合(例えば、固定ガイド線)、後述する異常検出機能をOFFに設定することで、画像生成装置2から映像信号が出力されない場合であっても、撮像画像と合成用画像との合成を合成部17によって行うことができる。
設定情報記憶部19は、各種の設定情報を記憶しており、かかる設定情報は例えば操作部(不図示)への操作によって設定することができる。設定情報には、例えば、後述する合成設定の情報、各種の異常検出機能設定の情報および画像表示設定の情報などが含まれる。
撮像画像異常検出部20は、CLK/Vsync異常検出部31と、フラグ記憶部32とを有しており、撮像装置1から入力される撮像画像が異常であるか否かを検出し、かかる検出結果を記憶する。CLK/Vsync異常検出部31は、撮像装置1からの映像信号に含まれるクロック信号CLKや垂直同期信号Vsyncが異常である場合に撮像装置1から入力される撮像画像が異常であると判定する。
図5(a)は、クロック異常の検出方法の一例を示す図であり、図5(b)は、垂直同期異常の検出方法の一例を示す図である。図5(a)に示すように、CLK/Vsync異常検出部31は、撮像装置1からの映像信号に含まれるクロック信号CLKを例えば所定期間受信できない場合に、クロック信号CLKが異常であると判定する。
また、CLK/Vsync異常検出部31は、図5(b)に示すように、撮像装置1からの映像信号に含まれる垂直同期信号Vsyncを例えば所定間隔で受信できない場合に、垂直同期信号Vsyncが異常であると判定する。
CLK/Vsync異常検出部31は、クロック信号CLKおよび垂直同期信号Vsyncのいずれかが異常であると判定すると、フラグ記憶部32に記憶されるCLK異常フラグをON(例えば、「1」)にする。また、CLK/Vsync異常検出部31は、クロック信号CLKおよび垂直同期信号Vsyncのいずれも異常ではないと判定すると、フラグ記憶部32に記憶されるCLK異常フラグをOFF(例えば、「0」)にする。
バックライト制御部22は、フラグ記憶部32に記憶されるCLK異常フラグの状態を合成部17による合成前または定期的に監視しており、かかるCLK異常フラグがONからOFFになった場合に、バックライト42をOFFからONにする。また、バックライト制御部22は、CLK異常フラグがOFFからONになった場合に、バックライト42をONからOFFにする。
映像信号に含まれる撮像画像データそのものに異常がない場合であっても、クロック信号CLKおよび垂直同期信号Vsyncのいずれかに異常がある場合、撮像装置1から撮像画像データを正常に取得できないおそれがある。そのため、このような場合、異常な撮像画像が合成用画像に合成されてしまうおそれがあるが、本実施形態に係る画像処理装置3は、上述したように、バックライト42をOFFにする。
そのため、異常がある撮像画像がLCD41に描画された場合であっても、車両の乗員が視認可能に撮像画像が表示装置4に表示されず、これにより、異常な画像を表示することを抑制して車両の運転が阻害されることを抑制できる。
なお、出力部18は、フラグ記憶部32のCLK異常フラグがOFFからONになった場合に、合成部17から出力される画像データの表示装置4への出力を停止することもできる。また、出力部18は、フラグ記憶部32のCLK異常フラグがOFFからONになった場合に、撮像画像の異常を通知する画像のデータを表示装置4へ出力することもできる。この場合、バックライト制御部22によるバックライト42のON/OFF制御は停止される。
図2に戻って、画像処理装置3の構成についての説明を続ける。合成用画像異常検出部21は、CLK/Vsync異常検出部33と、CLUT異常検出部34と、メモリ容量異常検出部35と、フラグ記憶部36とを備える。
CLK/Vsync異常検出部33は、設定情報記憶部19に記憶された異常検出機能設定の情報に基づき、CLK/Vsync異常検出機能がONに設定されている場合に動作する。
かかるCLK/Vsync異常検出部33は、画像生成装置2からの映像信号に含まれるクロック信号CLKや垂直同期信号Vsyncが異常である場合に、画像生成装置2から入力される合成用画像が異常であると判定する。CLK/Vsync異常検出部33は、クロック信号CLKや垂直同期信号Vsyncが異常であるか否かを、上述したCLK/Vsync異常検出部31と同様の処理により判定する。
CLK/Vsync異常検出部33は、クロック信号CLKおよび垂直同期信号Vsyncのいずれかが異常であると判定すると、フラグ記憶部36に記憶されるCLK異常フラグをON(例えば、「1」)にする。また、CLK/Vsync異常検出部33は、クロック信号CLKおよび垂直同期信号Vsyncのいずれも異常ではないと判定すると、フラグ記憶部36に記憶されるCLK異常フラグをOFF(例えば、「0」)にする。
合成部17は、フラグ記憶部36に記憶されるCLK異常フラグの状態を合成前または定期的に監視しており、かかるCLK異常フラグがOFFからONになった場合に、合成機能をONからOFFにする。
映像信号に含まれる合成用画像データそのものに異常がない場合であっても、クロック信号CLKおよび垂直同期信号Vsyncのいずれかに異常がある場合、画像生成装置2から合成用画像を正常に取得できないおそれがある。
そのため、異常な合成用画像が撮像画像に合成されてしまう場合があるが、画像処理装置3は、上述したように、撮像画像と合成用画像との合成を停止することで、異常な画像を表示することが抑制でき、車両の運転が阻害されることを抑制できる。
また、画像生成装置2の異常などによって、画像生成装置2からの映像信号の出力が停止した場合、合成用画像が取得できず、圧縮データ記憶部14に記憶されるランレングス圧縮画像データは更新されない。そのため、映像信号の出力が停止する前に画像生成装置2から出力される映像信号に含まれる過去の合成用画像データが合成部17によって合成されることがある。
この場合、意図しない合成用画像が撮像画像に合成されてしまうことから、合成後の画像は異常画像であるおそれがあるが、画像処理装置3は、上述したように、撮像画像と合成用画像との合成を停止する。そのため、異常な画像を表示することが抑制でき、車両の運転が阻害されることを抑制できる。
図2に戻って、合成用画像異常検出部21の構成についての説明を続ける。合成用画像異常検出部21のCLUT異常検出部34は、設定情報記憶部19に記憶された異常検出機能設定の情報に基づき、CLUT異常検出機能がONに設定されている場合に動作する。
かかるCLUT異常検出部34は、合成用画像取得部11によって取得された合成用画像に予め設定された色以外の色が含まれている場合に、合成用画像に異常があると判定する。例えば、CLUTが図4(b)に示す状態である場合、CLUT異常検出部34は、CLUT圧縮画像データに「0xFF」が所定数以上(例えば1つ以上)含まれている場合に、合成用画像に異常があると判定する。
CLUT異常検出部34は、合成用画像の異常を検出すると、この検出結果をCLUT圧縮部12へ通知する。CLUT圧縮部12は、CLUT異常検出部34からの通知に基づき、異常がある合成用画像データの圧縮を停止する。
また、CLUT異常検出部34は、合成用画像の異常を検出すると、フラグ記憶部36に記憶されるCLUT異常フラグをON(例えば、「1」)にする。また、CLUT異常検出部34は、合成用画像の異常を検出しない場合、フラグ記憶部36に記憶されるCLUT異常フラグをOFF(例えば、「0」)にする。
合成部17は、フラグ記憶部36に記憶されるCLUT異常フラグの状態を合成前または定期的に監視しており、かかるCLK異常フラグがOFFからONになった場合に、合成機能をONからOFFにする。
図6は、CLUT異常の検出方法の一例を示す図であり、垂直同期信号Vsync、合成用画像データの状態、圧縮データ記憶部14の記憶状態(メモリ状態)、および、合成部17による合成処理の内容が示される。図6に示す「Buf0」〜「Buf2」は、それぞれフレーム単位の合成用画像データが格納されることを示す。
図6に示すように、CLUT異常検出部34が合成用画像の異常を検出すると、CLUT圧縮部12は、異常がある合成用画像データの圧縮を停止するため、ランレングス圧縮部13によるデータ圧縮処理が停止される。そのため、圧縮データ記憶部14へのランレングス圧縮画像データの記憶(キャプチャ)が停止される。
CLUT異常検出部34によって合成用画像の異常が検出されると、CLUT異常フラグがOFFからONになるため、合成部17は、合成機能をONからOFFにし、異常が検出されたフレームの合成用画像を用いた合成処理を停止する。
その後、CLUT異常検出部34が合成用画像の異常を検出しなくなると、CLUT圧縮部12は、異常がない合成用画像データから圧縮処理を開始する。これにより、ランレングス圧縮部13によるデータ圧縮処理が再開され、圧縮データ記憶部14へのランレングス圧縮画像データの記憶が再開される。
合成部17は、CLUT異常検出部34が合成用画像の異常を検出しなくなると、CLUT異常フラグがONからOFFになるため、合成用画像に対する他の異常フラグがOFFである場合、合成機能をOFFからONにし、異常が検出されなくなった合成用画像を用いた合成処理を再開する。なお、合成用画像は、図6に示すように、圧縮データ記憶部14に記憶(キャプチャ)が完了した後に読み出されて合成処理が行われる。
合成用画像の生成に用いられる画素色以外の画素色を示すデータが合成用画像データに含まれる場合、合成用画像データの少なくとも一部が壊れているおそれがある。合成部17は、合成用画像を撮像用画像にクロマキー合成することから、例えば、透過色にする色(以下、指定色と記載する)の画素の一部または全部が指定色以外の色になっているような場合、クロマキー合成が正常に行なわれず、異常画像を出力するおそれがある。
そこで、画像処理装置3は、上述したように、合成用画像に用いられる色以外の色が含まれている場合に、撮像画像と合成用画像との合成処理を停止し、撮像画像データを表示装置4へ出力する。これにより、異常な画像を表示することが抑制でき、車両の運転が阻害されることを抑制できる。
また、画像処理装置3は、画像生成装置2が合成用画像の生成に用いる画素色のみを有効色としその他の画素色を無効色としてCLUTに設定しており、無効色に対応する画素データが撮像画像データに含まれる場合、エラーを示す変換値(例えば、図4(b)に示す「0xFF」)を出力する。そのため、圧縮に用いるCLUTに基づき、合成用画像の異常を容易に検出することができる。
図2に戻って、合成用画像異常検出部21の構成についての説明を続ける。合成用画像異常検出部21のメモリ容量異常検出部35は、設定情報記憶部19に記憶された異常検出機能設定の情報に基づき、メモリ容量異常検出機能がONに設定されている場合に動作する。
かかるメモリ容量異常検出部35は、圧縮データ記憶部14に記憶されるフレーム単位のランレングス圧縮画像データのデータ量が所定値以上である場合に、ランレングス圧縮画像データが異常であると判定し、合成用画像の異常を検出する。
図7(a)は、圧縮データ記憶部14の構成例の説明図である。図7(a)に示すように、圧縮データ記憶部14は、例えば、複数のラインメモリによって構成されている。メモリ容量異常検出部35は、例えば、圧縮データ記憶部14に記憶されたランレングス圧縮画像データのデータ量が予め設定された数のラインメモリのメモリ容量よりも大きい場合に、ランレングス圧縮画像データが異常であると判定し、合成用画像の異常を検出する。
メモリ容量異常検出部35は、合成用画像の異常を検出すると、フラグ記憶部36に記憶されるメモリ容量異常フラグをON(例えば、「1」)にする。また、メモリ容量異常検出部35は、合成用画像の異常を検出しない場合、フラグ記憶部36に記憶されるメモリ容量異常フラグをOFF(例えば、「0」)にする。
合成部17は、フラグ記憶部36に記憶されるメモリ容量異常フラグの状態を合成前または定期的に監視しており、かかるメモリ容量異常フラグがOFFからONになった場合に、合成機能をONからOFFにする。
図7(b)は、メモリ容量異常検出方法の一例を示す図であり、垂直同期信号Vsync、合成用画像データの状態、圧縮データ記憶部14におけるランレングス圧縮画像データの記憶状態(メモリ状態)、および、合成部17による合成処理の内容が示される。
図7(b)に示すように、圧縮データ記憶部14に記憶されるランレングス圧縮画像データのデータ量が予め設定された数のラインメモリのメモリ容量よりも大きい場合、容量オーバにより、メモリ容量異常検出部35によって合成用画像の異常が検出される。
合成部17は、メモリ容量異常検出部35によって合成用画像の異常が検出されると、CLUT異常フラグがOFFからONになるため、合成機能をONからOFFにし、異常が検出されたフレームの合成用画像を用いた合成処理を停止する。
合成部17は、メモリ容量異常検出部35が合成用画像の異常を検出しなくなると、CLUT異常フラグがONからOFFになるため、合成用画像に対する他の異常フラグがOFFである場合、合成機能をOFFからONにし、異常が検出されなくなったフレームの合成用画像を用いた合成処理を再開する。
合成用画像が例えばガイド線の画像や警告画像のように複雑な画像でない場合には、圧縮画像データのデータ量は小さい。このような合成用画像が異常である場合、圧縮画像データは大きくなる。そこで、画像処理装置3は、圧縮画像データのデータ量が予め設定された閾値よりも大きい場合に、合成用画像に異常があると判定する。これにより、合成用画像の異常を容易に検出することができる。
[4.画像処理装置3の画像処理]
次に、図8〜図10を参照して画像処理装置3によって実行される画像処理について説明する。図8は、画像処理装置3が実行する画像処理手順を示すフローチャートである。
次に、図8〜図10を参照して画像処理装置3によって実行される画像処理について説明する。図8は、画像処理装置3が実行する画像処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、画像処理装置3は、設定情報記憶部19に記憶された設定情報に基づき、合成設定がONになっているか否かを判定する(ステップS1)。合成設定がONになっていると判定された場合(ステップS1;Yes)、画像処理装置3の合成用画像取得部11は、画像生成装置2からの合成用画像を取得する(ステップS2)。
画像処理装置3の合成用画像異常検出部21は、合成用画像取得部11により取得した合成用画像の異常があるか否かの異常検出処理を行う(ステップS3)。かかる処理は、図9に示すステップS10〜S21に示す処理であり、後で詳述する。
合成部17は、合成用画像異常検出部21のフラグ記憶部36に記憶されたフラグの状態に基づき、合成用画像の異常が検出されているか否かを判定する(ステップS4)。合成用画像の異常が検出されていない場合(ステップS4;No)、合成部17は、撮像画像と合成用画像との合成処理を実行し、合成画像を出力する(ステップS5)。
一方、合成用画像の異常が検出されている場合(ステップS4;Yes)、合成部17は、撮像画像と合成用画像との合成処理を行わずに、撮像画像データを出力する(ステップS6)。
ステップS5、S6の処理が終了した場合、画像処理装置3は、合成設定がOFFになっているか否かを判定する(ステップS7)。合成設定がOFFになっていないと判定した場合(ステップS7;No)、画像処理装置3は、ステップS2の処理に移行する。
一方、合成設定がOFFになっていると判定した場合(ステップS7;Yes)、画像処理装置3は、図8に示す画像処理を終了する。また、ステップS1において、合成設定がONになっていないと判定された場合(ステップS1;No)、合成部17は、撮像画像と合成用画像との合成処理を行わずに、撮像画像データを出力し(ステップS8)、図8に示す画像処理を終了する。
次に、図8に示すステップS3の異常検出処理について図9を参照して説明する。図9は、異常検出処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、画像処理装置3の合成用画像異常検出部21は、設定情報記憶部19に記憶された設定情報に基づき、合成用画像用のCLK/Vsync異常検出機能がONになっているか否かを判定する(ステップS10)。CLK/Vsync異常検出機能がONになっている場合(ステップS10;Yes)、合成用画像異常検出部21は、CLK異常やVsync異常があるか否かを判定する(ステップS11)。
合成用画像異常検出部21は、CLK異常またはVsync異常がある場合(ステップS11;Yes)、フラグ記憶部36のCLK異常フラグをONにし(ステップS12)、CLK異常およびVsync異常がない場合(ステップS11;No)、CLK異常フラグをOFFにする(ステップS13)。
ステップS12、S13の処理が終了した場合、または、ステップS10においてCLK/Vsync異常検出機能がONになっていない場合(ステップS10;No)、合成用画像異常検出部21は、設定情報記憶部19に記憶された設定情報に基づき、CLUT異常検出機能がONになっているか否かを判定する(ステップS14)。CLUT異常検出機能がONになっている場合(ステップS14;Yes)、合成用画像異常検出部21は、CLUT異常があるか否かを判定する(ステップS15)。
合成用画像異常検出部21は、CLUT異常がある場合(ステップS15;Yes)、フラグ記憶部36のCLUT異常フラグをONにし(ステップS16)、CLUT異常がない場合(ステップS15;No)、CLUT異常フラグをOFFにする(ステップS17)。
ステップS16、S17の処理が終了した場合、または、ステップS14においてCLUT異常検出機能がONになっていない場合(ステップS14;No)、合成用画像異常検出部21は、設定情報記憶部19に記憶された設定情報に基づき、メモリ容量異常検出機能がONになっているか否かを判定する(ステップS18)。メモリ容量異常検出機能がONになっている場合(ステップS18;Yes)、合成用画像異常検出部21は、メモリ容量異常があるか否かを判定する(ステップS19)。
合成用画像異常検出部21は、メモリ容量異常がある場合(ステップS19;Yes)、フラグ記憶部36のメモリ容量異常フラグをONにし(ステップS20)、メモリ容量異常がない場合(ステップS19;No)、フラグ記憶部36のメモリ容量異常フラグをOFFにする(ステップS21)。ステップS20、S21の処理が終了した場合、または、ステップS18においてメモリ容量異常検出機能がONになっていない場合(ステップS18;No)、図9に示す処理を終了する。
次に、画像処理装置3が実行するバックライト制御処理について図10を参照して説明する。図10は、画像処理装置3が実行するバックライト制御処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、画像処理装置3は、設定情報記憶部19に記憶された設定情報に基づき、画像表示設定がONになっているか否かを判定する(ステップS30)。画像表示設定がONになっていると判定された場合(ステップS30;Yes)、画像処理装置3の撮像画像取得部10は、撮像装置1から撮像画像を取得する(ステップS31)。
次に、画像処理装置3の撮像画像異常検出部20は、設定情報記憶部19に記憶された設定情報に基づき、撮像画像用のCLK/Vsync異常検出機能がONになっているか否かを判定する(ステップS32)。CLK/Vsync異常検出機能がONになっている場合(ステップS32;Yes)、撮像画像異常検出部20は、CLK異常やVsync異常があるか否かを判定する(ステップS33)。
CLK異常またはVsync異常がある場合(ステップS33;Yes)、バックライト制御部22は、バックライト42の点灯をOFFにする(ステップS34)。また、CLK異常およびVsync異常がない場合(ステップS33;No)、バックライト制御部22は、バックライト42の点灯をONにする(ステップS35)。
ステップS34、S35の処理が終了した場合、画像処理装置3は、画像表示設定がOFFになっているか否かを判定する(ステップS36)。画像表示設定がOFFになっていないと判定した場合(ステップS36;No)、画像処理装置3は、処理をステップS31へ移行する。
一方、画像表示設定がOFFになっていると判定した場合(ステップS36;Yes)、ステップS30において、画像表示設定がONになっていないと判定された場合(ステップS30;No)、または、ステップS32において、CLK/Vsync異常検出機能がONになっていない場合(ステップS32;No)、画像処理装置3は、図10に示すバックライト制御処理を終了する。
以上のように、実施形態に係る画像処理装置3は、合成用画像の異常を検出した場合、撮像画像と合成用画像との合成を自動的に停止するため、合成用画像に異常がある場合に適切な処理を行うことができる。
なお、上述した実施形態では、撮像装置1を車両後方に配置し、撮像装置1によって車両後方を撮像するものとして説明したが、例えば、運転を支援するために車両周辺を撮像するものであれば撮像装置1はどのような配置および撮像方向であってもよい。
また、上述した実施形態では、車両に搭載される車載装置100を構成する画像処理装置3を一例として説明したが、画像処理装置3は、例えば、スマートフォンなどに内蔵される画像処理装置であってもよい。
また、上述した実施形態では、合成用画像は、運転を支援するための指標となる画像を例に挙げて説明したが、例えば、利用者の利便性を高めるための合成用画像などであればよい。
また、上述した実施形態では、同期信号の異常として、垂直同期信号Vsyncの異常を一例に挙げて説明したが、同期信号の異常は、水平同期信号Hsyncの異常であってもよく、また、垂直同期信号Vsyncと水平同期信号Hsyncとを共に検出することもできる。また、上述した映像信号は、例えば、アナログ形式の映像信号でもデジタル形式の映像信号でもよい。
また、上述した実施形態では、CLUTを用いたデータ圧縮とランレングス法を用いたデータ圧縮を行って記憶しているが、他のデータ圧縮方法を行って記憶するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、メモリ容量異常検出部35は、ランレングス圧縮画像データのデータ量が予め設定された数のラインメモリのメモリ容量よりも大きい場合に、ランレングス圧縮画像データが異常であると判定したが、ランレングス圧縮画像データのデータ量が閾値データ量を超えた場合に、ランレングス圧縮画像データが異常であると判定することもできる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 撮像装置(撮像部の一例)
2 合成用画像生成装置
3 画像処理装置
4 表示装置
10 撮像画像取得部
11 合成用画像取得部
12 CLUT圧縮部
13 ランレングス圧縮部
14 圧縮データ記憶部
15 ランレングス伸張部
16 CLUT伸張部
17 合成部
18 出力部
19 設定情報記憶部
20 撮像画像異常検出部
21 合成用画像異常検出部
22 バックライト制御部(表示制御部の一例)
31 CLK/Vsync異常検出部
32 フラグ記憶部
33 CLK/Vsync異常検出部
34 CLUT異常検出部
35 メモリ容量異常検出部
36 フラグ記憶部
41 LCD
42 バックライト
100 車載装置
2 合成用画像生成装置
3 画像処理装置
4 表示装置
10 撮像画像取得部
11 合成用画像取得部
12 CLUT圧縮部
13 ランレングス圧縮部
14 圧縮データ記憶部
15 ランレングス伸張部
16 CLUT伸張部
17 合成部
18 出力部
19 設定情報記憶部
20 撮像画像異常検出部
21 合成用画像異常検出部
22 バックライト制御部(表示制御部の一例)
31 CLK/Vsync異常検出部
32 フラグ記憶部
33 CLK/Vsync異常検出部
34 CLUT異常検出部
35 メモリ容量異常検出部
36 フラグ記憶部
41 LCD
42 バックライト
100 車載装置
Claims (10)
- 撮像部の撮像画像を取得する撮像画像取得部と、
合成用画像を取得する合成用画像取得部と、
前記撮像画像に前記合成用画像を合成する合成部と、
前記合成用画像の異常を検出する合成用画像異常検出部と、を備え、
前記合成部は、
前記合成用画像異常検出部が前記異常を検出した場合、前記撮像画像と前記合成用画像との合成を停止する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記合成部は、
前記撮像画像と前記合成用画像との合成を停止した場合、前記撮像画像を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記撮像画像の異常を検出する撮像画像異常検出部と、
前記撮像画像異常検出部が前記撮像画像の異常を検出した場合、前記撮像画像と前記合成用画像との合成画像の表示を停止する表示制御部と、を備える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御部は、
前記撮像画像異常検出部が前記撮像画像の異常を検出した場合、前記合成画像を表示する表示部のバックライトをOFFにすることによって、前記合成画像の表示を停止する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記合成用画像異常検出部は、
前記合成用画像取得部によって前記合成用画像を取得する際に用いられるクロック信号と同期信号の少なくとも一つに異常がある場合に、前記合成用画像取得部によって取得される前記合成用画像に異常があると判定する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像処理装置。 - 前記合成用画像異常検出部は、
前記合成用画像に用いられる色以外の色が前記合成用画像取得部によって取得された前記合成用画像に含まれている場合に、前記合成用画像取得部によって取得される前記合成用画像に異常があると判定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像処理装置。 - 前記合成用画像を圧縮したデータのデータ量が閾値以上である場合に、前記合成用画像取得部によって取得される前記合成用画像に異常があると判定する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像処理装置。 - 前記撮像画像異常検出部は、
前記撮像画像取得部によって前記撮像画像を取得する際に用いられるクロック信号と同期信号の少なくとも一つに異常がある場合に、前記撮像画像取得部によって取得される前記撮像画像に異常があると判定する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。 - 撮像部の撮像画像を取得する撮像画像取得工程と、
合成用画像を取得する合成用画像取得工程と、
前記撮像画像に前記合成用画像を合成する合成工程と、
前記合成用画像の異常を検出する合成用画像異常検出工程と、を含み、
前記合成工程は、
前記合成用画像異常検出工程において前記異常が検出された場合、前記撮像画像と前記合成用画像との合成を停止する
ことを特徴とする画像処理方法。 - 車両の周辺の画像を撮像し、当該撮像画像を出力する撮像部と、
合成用画像を生成する合成用画像生成部と、
前記撮像画像に前記合成用画像を合成する合成部と、
前記撮像画像と前記合成用画像との合成画像を表示する表示部と、
前記合成用画像の異常を検出する合成用画像異常検出部と、を備え、
前記合成部は、
前記合成用画像異常検出部が前記異常を検出した場合、前記合成部による前記撮像画像と前記合成用画像との合成を停止する
ことを特徴とする車載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015089737A JP2016207040A (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 画像処理装置、画像処理方法および車載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015089737A JP2016207040A (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 画像処理装置、画像処理方法および車載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016207040A true JP2016207040A (ja) | 2016-12-08 |
Family
ID=57489866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015089737A Pending JP2016207040A (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 画像処理装置、画像処理方法および車載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016207040A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017081445A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 富士通テン株式会社 | 画像処理装置、及び、画像処理方法 |
JP2020123283A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社デンソーテン | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
2015
- 2015-04-24 JP JP2015089737A patent/JP2016207040A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017081445A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 富士通テン株式会社 | 画像処理装置、及び、画像処理方法 |
JP2020123283A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社デンソーテン | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP7204506B2 (ja) | 2019-01-31 | 2023-01-16 | 株式会社デンソーテン | 画像処理装置及び画像処理方法 |
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