JP2016201287A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】低背化および小型化を図りつつ、導通する範囲を大きくすることができるコネクタを提供する。【解決手段】コネクタのソケットコンタクト5は、ヘッダコンタクト4と接触する接触部(第1接触部53、第2接触部55)とを備える。ヘッダコンタクト4は、少なくとも一部に伸縮部421を備える。伸縮部421は、導電性を有する。接続部42が第1接触部53と第2接触部55との間に挿入する方向と逆向きに移動する場合、接触部(第1接触部53、第2接触部55)の少なくとも一部がヘッダコンタクト4を保持することで、伸縮部421は、挿入方向と逆向きに伸長する。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関し、特に、電気的かつ機械的に接続されるヘッダとソケットで構成されるコネクタに関する。
従来例として、特許文献1記載の低背多芯スタックコネクタを例示する。特許文献1記載の低背多芯スタックコネクタ(以下、コネクタと呼ぶ)は、一方のプリント回路基板と他方のプリント回路基板とを電気的かつ機械的に接続する。特許文献1記載のコネクタは、一方のプリント回路基板に設けられる第1コネクタと、他方のプリント回路基板に設けられる第2コネクタとで構成される。
第1コネクタは、短手方向から見た場合に一対の端子(以下、第1コンタクトと呼ぶ)と、1ないし複数の係合用孔とを備える。一対の第1コンタクトは、第1コネクタの長手方向に沿って、複数対設けられ、第2コネクタと接触する面が一方のプリント回路基板と水平になるように配設されている。係合用孔は、第1コネクタの短手方向の中央に形成される。さらに、第1コネクタに複数の係合用孔が設けられる場合、複数の係合用孔は、第1コネクタの長手方向に沿って形成される。第2コネクタは、短手方向からみた場合に一対の第1コンタクトと接触可能な端子(以下、第2コンタクトと呼ぶ)と、第1コネクタの係合用孔と嵌合可能な1ないし複数のガイド兼係合用ボスとを備える。第2コンタクトの延長部は、V字状に折り返して形成されている。また、第2コンタクトは、ばね性を有し、かつ折れ角度が大きくなるように形成されている。第1コネクタと第2コネクタとが嵌合する場合、第2コンタクトは、第1コンタクトに押圧されて第2コネクタの厚み方向に伸縮する(折れ角度が狭くなる)。
特開平11−32936号公報
特許文献1記載のコネクタは、第1コネクタと第2コネクタが嵌合したときのコネクタ全体の高さ(嵌合高)が低背になるように構成されている。コンタクトは、第2コンタクトがV字状に折り返されて形成され、嵌合時に第1コンタクトが第2コンタクトを押圧することで、互いに導通する範囲(接触部)が広くなるように形成されている。第1コンタクトが第2コンタクトを押圧しているので、第2コンタクトは、バネ力によって第1コンタクトを押し返し、第1コンタクトと第2コンタクトが容易に外れてしまう。特許文献1記載のコネクタは、第1コネクタに設けられる係合用孔と、第2コネクタに設けられるガイド兼嵌合用ボスとで構成されるロック機構を備える。上述のロック機構を備えることで、嵌合方向に対する移動を規制して第1コネクタと第2コネクタが容易に外れないように嵌合する。
しかしながら、特許文献1記載のコネクタは、ロック機構を形成するスペースが必要になり、嵌合方向から見たコネクタの面積が大きくなってしまう。
また、特許文献1記載のコネクタにおいて、第1コンタクトと第2コンタクトが接触を維持する嵌合方向の長さ(有効嵌合長)が第2コンタクトの長さに関係する。有効嵌合長は、第1コンタクトと第2コンタクトが導通する範囲であって、ロック機構によって固定されているときの第2コンタクトの嵌合方向の高さと、第1コンタクトと第2コンタクトが接触する寸前の第2コンタクトの嵌合方向の高さとの差異である。
つまり、第2コンタクトの長さを長くして、V字部分の角度を大きくすれば、第1コンタクトと第2コンタクトが導通する範囲が大きくなる。導通する範囲が大きくなると、振動などの外部からの要因によって第1コネクタと第2コネクタが外れようとしても、できるだけ長く接触(接続)状態を維持することができる。しかしながら、第2コンタクトを長く形成すると、コネクタを嵌合方向からみた面積が大きくなってしまう。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、低背化および小型化を図りつつ、導通する範囲を大きくすることができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明に係るコネクタは、ヘッダコンタクトを有するヘッダと、ソケットコンタクトを有するソケットとを備え、前記ヘッダコンタクトが前記ソケットコンタクトと接触することで、前記ヘッダと前記ソケットとが電気的に接続するように構成され、前記ソケットは、前記ヘッダコンタクトと接触する接触部を備え、前記接触部は、第1接触部と第2接触部とを有し、前記ヘッダコンタクトは、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入され、前記ヘッダコンタクトは、少なくとも一部に伸縮部を備え、前記伸縮部は、導電性を有し、前記ヘッダコンタクトが前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入する方向である挿入方向と逆向きに移動する場合、前記接触部の少なくとも一部が前記ヘッダコンタクトの少なくとも一部を保持することで、挿入方向と逆向きに伸長することを特徴とする。
このコネクタにおいて、前記伸縮部は、伸縮性を有する材料によって形成されることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記伸縮部は、伸縮する構造を有することが好ましい。
このコネクタにおいて、前記伸縮部は、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入される部位に設けられることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記伸縮部は、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入されない部位に設けられることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記ヘッダコンタクトが前記伸縮部として形成されることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記ソケットコンタクトは、少なくとも一部に変形部をさらに備え、前記変形部は、前記ヘッダコンタクトが挿入方向と逆向きに移動する場合、前記ヘッダコンタクトが前記接触部に保持される状態を維持したまま、前記接触部が挿入方向と逆向きに移動するように伸長することが好ましい。
このコネクタにおいて、前記ソケットコンタクトは、前記第1接触部と前記第2接触部が連結する連結部をさらに備え、前記ヘッダコンタクトが前記第1接触部および前記第2接触部と接触する前記ヘッダコンタクトの位置を接触位置とし、前記接触位置から前記ヘッダコンタクトの前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入される一方の端までの前記ヘッダコンタクトにおける直線距離が、前記接触位置から前記連結部までの挿入方向における直線距離よりも長くない距離に形成されることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記ヘッダコンタクトは、保持部を備え、前記保持部は、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入される部位に形成され、前記保持部は、前記伸縮部および前記ヘッダコンタクトよりも保持力が高く形成され、前記ヘッダコンタクトが挿入方向と逆向きに移動する場合、前記接触部が前記保持部を保持することで前記伸縮部が挿入方向と逆向きに伸長することが好ましい。
本発明のコネクタは、ヘッダコンタクトに伸縮部を設けることで、ヘッダコンタクトがソケットコンタクトから挿入方向と逆向きに移動するとき、伸縮部が伸長することで、ヘッダコンタクトとソケットコンタクトとが接触を維持する。したがって、本発明のコネクタは、低背化および小型化を図りつつ、導通する範囲を大きくすることができるという効果がある。
本発明に係る実施形態1のコネクタにおけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトを示し、図1Aはコンタクト接続状態の一部省略した断面図、図1Bはヘッダがソケットから抜き去られるときの一部省略した断面図である。 実施形態1の変形例におけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示す正面図である。 本発明に係る実施形態2のコネクタにおけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図3Aは挿入前の正面図、図3Bは挿入前の左側面図、図3Cは挿入状態の正面図、図3Dは完全接続状態の正面図、図3Eは抜去状態の正面図、図3Fは抜去状態の左側面図である。 実施形態2の変形例1におけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図4Aは挿入前の正面図、図4Bは挿入前の左側面図、図4Cは挿入状態の正面図、図4Dは完全接続状態の正面図、図4Eは抜去状態の正面図、図4Fは抜去状態の左側面図、図4Gはソケットコンタクトの異なる形状を示す抜去状態の左側面図である。 実施形態2の変形例2におけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図5Aは抜去状態の正面図、図5Bは抜去状態の左側面図である。 実施形態2の変形例3におけるヘッダコンタクトの要部を示し、図6Aは挿入前の左側面図、図6Bは抜去状態の左側面図である。 本発明に係る実施形態3のコネクタにおけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図7Aはヘッダコンタクトの先端に保持部を有する正面図、図7Bは接続部の表面に保持部を有する正面図、図7Cは伸縮部の表面に保持部を有する正面図である。 本発明に係る実施形態4のコネクタにおけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図8Aは挿入状態の正面図、図8Bは完全接続状態の正面図、図8Cは抜去状態の正面図である。 実施形態4におけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図9Aは伸縮部の表面に保持部を有する正面図、図9Bは接続部に保持部を有する正面図、図9Cは伸縮部が保持部を有する正面図である。 実施形態4におけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図10Aは挿入状態の正面図、図10Bは完全接続状態の正面図、図10Cは抜去状態の正面図である。 実施形態4におけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図11Aは挿入状態の正面図、図11Bは挿入状態の左側面図、図11Cは完全接続状態の正面図、図11Dは抜去状態の正面図、図11Eは抜去状態の左側面図である。 本発明に係る実施形態5のコネクタにおけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図12Aは伸縮部の表面に保持部を有する正面図、図12Bは接続部に保持部を有する正面図、図12Cは伸縮部に保持部を有する正面図である。 本発明に係る実施形態6のコネクタにおけるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの要部を示し、図13Aは完全接続状態の正面図、図13Bは抜去状態の正面図である。 本発明に係るコネクタの比較例を示す側面図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照にして詳細に説明する。以下の実施形態では、プリント回路基板を接続するコネクタを例示する。以下の説明において、特に断りのない限り図1Aにおいて上下および左右を規定する。また、紙面に垂直な方向を前後方向とし、手前を前、奥を後とする。
(実施形態1)
本実施形態のコネクタは、図1Aに示すように、第1プリント回路基板10に電気的に接続するヘッダ2と、第2プリント回路基板11に電気的に接続するソケット3とで構成される。ヘッダ2およびソケット3は、互いに嵌め合う(接続する)ことで第1プリント回路基板10と第2プリント回路基板11を電気的に接続する。
ソケット3は、電気絶縁性を有する合成樹脂材料によって、矩形箱型に形成されるソケットハウジング31と、複数のソケットコンタクト5とを備える。複数のソケットコンタクト5は、ソケットハウジング31に支持され、ソケットハウジング31の左右両端に前後方向に沿って設けられる。
ソケットコンタクト5は、ソケット端子51と、第1連結部52と、第1接触部53と、第2連結部54と、第2接触部55とを備える。ソケット端子51と第1連結部52と第1接触部53と第2連結部54と第2接触部55は、金属製の板材で一体に形成されている。
ソケット端子51は、上下方向から見て矩形に形成され、ソケットハウジング31の下端かつ左端から突出する。ソケット端子51は、第2プリント回路基板11に設けられた導電体(例えば銅箔)に対して半田付けされることにより第2プリント回路基板11と電気的に接続される。第1連結部52は、前後方向から見てL字形状に形成され、ソケット端子51の右端から一辺がソケットハウジング31の左端に沿って上向きに配設され、他辺が左右方向に対して右向きにソケットハウジング31の上端に配設される。第1接触部53は、第1連結部52の右端から左向きに突出する半円弧形状に形成される。第2連結部54は、第1接触部53と第2接触部55を連結するU字形状に形成され、左端が第1接触部53の下端に接続される。第2接触部55は、第2連結部54の右端から上向きに突出する略円弧形状に形成される。
第1接触部53および第2接触部55は、それぞれが左右方向に互いに向き合うように形成される。第1接触部53と第2接触部55との間には、ヘッダコンタクト4を挿入可能な隙間が設けられる。第2連結部54は、第1接触部53と第2接触部55の隙間を拡張する向き(第1接触部53と第2接触部が離れる方向)に撓むように形成される。第1接触部53および第2接触部55は、隙間に挿入されるヘッダコンタクト4を第2連結部54のバネ力によって挟み込んで接触するように形成される。
なお、ソケット3は、複数のソケットコンタクト5をソケットハウジング31にインサート成形して、形成されることが好ましい。
ヘッダ2は、電気絶縁性を有する合成樹脂材料によって、矩形箱型に形成されるヘッダハウジング21と、複数のヘッダコンタクト4とを備える。ヘッダコンタクト4は、金属製の板材で一体に形成されている。複数のヘッダコンタクト4は、ヘッダハウジング21に支持され、ヘッダハウジング21の左右両端に前後方向に沿って設けられる。
ヘッダコンタクト4は、L字形状に形成され、ヘッダハウジング21の左端から突出するヘッダ端子41と、ヘッダハウジング21の厚み方向(上下方向)の下向きに突出する接続部42とを備える。ヘッダ端子41は、第1プリント回路基板10に設けられた導電体(例えば銅箔)に対して半田付けされることにより第1プリント回路基板10と電気的に接続される。接続部42は、ヘッダ端子41の右端から下向きに配設される。ヘッダ端子41と接続部42は、一体に形成される。ヘッダ2は、複数のヘッダコンタクト4をヘッダハウジング21にインサート成形して形成されることが好ましい。
ヘッダコンタクト4の接続部42は、ヘッダハウジング21に保持されている端(基端)と反対に位置する先端(下端)から、ソケットコンタクト5の第1接触部53と第2接触部55との間の隙間に挿入される。以下、ヘッダコンタクト4がソケットコンタクト5に挿入される状態を挿入状態と呼び、挿入する向きを挿入方向(下方向)とする。
接続部42が第1接触部53と第2接触部55との間の隙間に挿入されると、接続部42の下端は、第2連結部54に囲まれるソケットコンタクト5の内部に収納される。
なお、ヘッダハウジング21には、ソケットハウジング31と向き合う下面に1ないし複数のガイドを備えることが好ましい。当該ガイドは、ヘッダハウジング21の前後両壁から下向きに突出するように形成されてもよい。ヘッダハウジング21は、当該ガイドがソケットハウジング31に当たる位置でソケットハウジング31に向かう向き(下向き)の移動を規制する。つまり、当該ガイドがソケットハウジング31に当たることで、ヘッダコンタクト4がソケットコンタクト5に完全に挿入(接続)される。以下、この状態(図1A参照)を完全接続状態と呼ぶ。
完全接続状態において、接続部42は、第1接触部53および第2接触部55と接触する。つまり、ヘッダコンタクト4とソケットコンタクト5が一対一に対応して接触することで、ヘッダ2とソケット3が電気的に接続される。
ところで、ヘッダコンタクト4は、例えば振動などの意図しない外的要因によってヘッダ2がソケット3から離れる方向(上向き)に移動した場合、ソケットコンタクト5から容易に外れてしまう虞がある。ヘッダコンタクト4(接続部42)がソケットコンタクト5(第1接触部53と第2接触部55)から容易に抜け出さないように、接続部42は、図1Aおよび図1Bに示すように、伸縮部421を備える。
以下、ヘッダコンタクト4がソケットコンタクト5から挿入方向と逆向き(上向き)に移動する状態を抜去状態と呼ぶ。
伸縮部421は、摩擦係数が比較的大きい導電性ゴム、例えばシリコーンゴム内部に導電性粒子などを分散した材料によって形成され、接続部42の下端(ヘッダコンタクトの第1接触部53と第2接触部55との間に挿入される部位の下端)に設けられる。
伸縮部421は、図1Aに示すように、左右方向の幅が接続部42の左右方向の幅よりも大きく形成されている。
図1Bに示すように、ヘッダコンタクト4がソケットコンタクト5から抜き去られるとき(抜去状態)、伸縮部421は、第1接触部53との間、および第2接触部55との間に発生する摩擦力によって、第1接触部53と第2接触部55に保持される。第1接触部53と第2接触部55が伸縮部421の一部を摩擦力によって保持する点を支点として、伸縮部421は挿入方向と逆向き(上向き)に伸長する。このとき、伸縮部421が第1接触部53と第2接触部55に保持されることで、伸縮部421は、左右方向の幅が接続部42の左右方向の幅の同じ大きさにまで変形(伸長する)する。
ヘッダコンタクト4は、伸長されていない状態の伸縮部421の幅が接続部42と同程度の左右方向の幅に変形(伸長)した分、ソケットコンタクト5と導通するように構成されている。本実施形態のヘッダコンタクト4は、伸縮部が設けられていないヘッダコンタクトと比較すると、第1接触部53および第2接触部55が伸縮部421と接触する力の低下を抑えながら、ソケットコンタクト5と導通する範囲を増すことができる。
なお、導通する範囲とは、完全接続状態の位置から、ヘッダコンタクト4とソケットコンタクト5が完全に離れる直前の位置までをヘッダ2が上下方向に移動した距離である。
ところで、伸縮部421は、接続部42のヘッダハウジング21の基端付近(ヘッダコンタクト4の第1接触部53と第2接触部55との間に挿入されない部位)に設けられてもよい。伸縮部421は、完全接続状態において、第1接触部53および第2接触部55と接触している接続部の位置(接触位置)よりも上方に位置する。抜去状態において、ヘッダ2が上向きに移動すると、伸縮部422が上向きに伸長する。そして、さらに上向きの力が加わると、伸縮部421が最大限に伸長し、伸長した状態を維持したまま、接続部42は、上向きに移動する。
本実施形態の変形例について、図2を参照して説明する。変形例のコネクタは、伸縮部421の位置が前述の本実施形態のコネクタと相違する。
変形例のヘッダコンタクト4には、接続部42が伸縮可能に形成されている。言い換えると、接続部42が伸縮部421を兼ねている。この場合、変形例の伸縮部421は、接続部42の一部に設けられているときよりも伸長量が増える。ゆえに、変形例のコネクタでは、前述の本実施形態のコネクタと比較して、ヘッダコンタクト4がソケットコンタクト5に導通する範囲をより大きくすることができる。
ところで、完全接続状態において、前記接触位置から接続部42の下端までの接続部42における直線距離が、前記接触位置から第2連結部54までの挿入方向における直線距離よりも長くない距離に形成されることが好ましい。また、ヘッダハウジング21に設けられているガイドがヘッダコンタクト4(接続部42)の下向きの移動を規制するので、伸長されていない状態における伸縮部421は、ヘッダハウジング21の下端(ガイド)よりも突出しない。
なお、ヘッダ2およびソケット3が備えるヘッダコンタクトおよびソケットコンタクトの個数は、複数に限定されず、1つでもよい。ヘッダコンタクト4およびソケットコンタクト5の形状は、本実施形態の形状に限定されない。接続部42は、例えば上部が上向きに開口するU字型に形成されてもよい。
本実施形態のコネクタにおいて、接触部(第1接触部および第2接触部)はソケットコンタクト5に設けられているが、ソケットコンタクト5以外の部位、例えば、ソケットハウジングに接触部が設けられてもよい。
伸縮部421を形成する材料は、シリコーンゴムの外側に導電性膜が形成された導電性ゴムでもよい。また、伸縮部421は、導電性コイルばねで形成されてもよい。
本実施形態のコネクタは、上述のように構成されるので、振動などの外的要因によるヘッダコンタクト4の上向きの移動に対して、伸縮部421が伸長することで接続部42が第1接触部53および第2接触部55に接触している状態を維持する。ヘッダコンタクト4(接続部42)は、ソケットコンタクト5(第1接触部53と第2接触部55の間)から容易に外れなくなり、ソケットコンタクト5との接続状態を維持する。
したがって、本実施形態のコネクタは、ヘッダコンタクト4に伸縮部421を設けることで、低背化および小型化を図りつつ、導通する範囲を大きくすることができる。
(実施形態2)
本実施形態のコネクタについて、図3〜図6を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、伸縮部の構造が実施形態1と相違する。実施形態1と重複する構成については同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施形態のコネクタのヘッダコンタクト4は、図3Aおよび図3Bに示すように、接続部42の下端に伸縮部422を備える。伸縮部422は、打抜き加工によって、左右方向に楕円形状の貫通孔を有する楕円の円環形状に形成される。また、伸縮部422は、長径の方向が前後方向となるように形成される。
ソケットコンタクト5の前後方向の幅は、図3Bに示すように、伸縮部422の前後方向の幅よりも広く形成される。
挿入状態において、図3Cおよび図3Dに示すように、伸縮部422は、第1接触部53と第2接触部55の隙間を通って、第2連結部54に囲まれる第2連結部の内部に挿入される。
抜去状態では、図3Eおよび図3Fに示すように、伸縮部422は、第1接触部53との間、および第2接触部55との間に発生する摩擦力によって、第1接触部53と第2接触部55に保持される。伸縮部422は、この保持される点を支点として、上向きに伸長する。
なお、第1接触部53および第2接触部55の幅のみが、伸縮部422の前後方向の幅よりも広く形成されていてもよい。
本実施形態のコネクタの変形例1〜3について、図4〜図6を参照して説明する。本実施形態の変形例1〜3のコネクタでは、伸縮部422の位置が前述の本実施形態のコネクタと相違する。
本実施形態の変形例1について、図4A〜図4Gを参照して説明する。
変形例1の伸縮部422は、図4A〜図4Cに示すように、接続部42のヘッダハウジング21の基端付近に設けられる。つまり、図4Dに示すように、完全接続状態では、伸縮部422は、前記接触位置よりも上方に位置する。
抜去状態では、図4Eおよび図4Fに示すように、接続部42は、第1接触部53との間、および第2接触部55との間に発生する摩擦力によって、第1接触部53と第2接触部55に保持されつつ、伸縮部422が上向きに伸長する。そして、さらに上向きの力が加わると、伸縮部422が最大限に伸長し、伸長した状態を維持したまま、接続部42は、上向きに移動する。
なお、ソケットコンタクト5は、図4Gに示すように、前後方向の幅が接続部42の前後方向の幅よりも狭く形成されてもよい。つまり、ヘッダコンタクト4は、ソケットコンタクト5の前後方向の幅の大きさに関係なく、ソケットコンタクト5に接続することが可能である。また、挿入状態、完全接続状態、および抜去状態において、接続部42が第1接触部53および第2接触部55と一定の幅で接触するので、伸縮部422が接続部42の下端に設けられている場合と比較して、接触抵抗が安定し易い。
本実施形態の変形例2について、図5Aおよび図5Bを参照して説明する。
変形例2の伸縮部422は、図5Aおよび図5Bに示すように、ヘッダハウジング21の基端付近および先端の2か所に形成される。この場合、変形例2のヘッダコンタクト4は、ヘッダコンタクト4に伸縮部422が1か所しか設けられていない場合と比較して、伸縮部422が伸長していない状態から伸長した状態の長さが長くなる。
抜去状態では、例えば、上方の伸縮部422が上向きに伸長し、さらに上向きの力が加わると、下方の伸縮部422が第1接触部53と第2接触部55に保持されて、上向きに伸長する。図5Aおよび図5Bは、上方の伸縮部422が上向きに伸長している状態を示し、下方の伸縮部422が伸長していない状態を示している。
本実施形態の変形例3ついて、図6Aおよび図6Bを参照して説明する。
変形例3の伸縮部422は、図6Aに示すように、接続部42の中央付近に設けられ、屈曲するように形成される。抜去状態において、図6Bに示すように、伸縮部422は、屈曲している状態から直線形状に伸長する。
ところで、ヘッダコンタクト4およびソケットコンタクト5の形状は、本実施形態の形状に限定されない。
本実施形態のコネクタの伸縮部422は、伸縮可能な構造に形成されることで伸長する。つまり、接続部42と同じ材料で形成されることが可能である。
本実施形態のコネクタは上述のように構成されるので、ヘッダコンタクト4に伸縮部422を設けることで、低背化および小型化を図りつつ、導通する範囲を大きくすることができる。
(実施形態3)
本実施形態のコネクタについて、図7を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、ヘッダコンタクト4に保持部が設けられていることが実施形態1と相違する。なお、本実施形態のコネクタは、実施形態2と併用可能である。実施形態1と重複する構成については同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施形態のコネクタのヘッダコンタクト4は、接続部42に保持部431を備える。保持部431は、図7Aに示すように、伸縮部421と異なる材料によって、前記接触位置よりも下方に形成され、かつ伸縮部421よりも接続部42の下端側に形成される。保持部431は、プラズマ処理などによって表明処理されることで、摩擦係数が大きくなり、伸縮部421などと比較すると、保持力(摩擦力)がより大きくなるように形成される。
抜去状態では、保持部431が第1接触部53との間、および第2接触部55との間に発生する摩擦力によって、第1接触部53と第2接触部55に保持される。まず、伸縮部421は、第1接触部と第2接触部55に保持され、上向きに伸長する。そして、上向きの力がさらに加わると、保持部431が第1接触部53と第2接触部55に保持され、保持される点を支点として、伸縮部421は、上向きにさらに伸長する。
ところで、伸縮部421がヘッダハウジング21の基端付近に形成されている場合、図7Bに示すように、接続部42の下端には、表面にプラズマ処理などによって形成され保持部431が設けられてもよい。なお、保持部431は、伸縮部421を除く接続部42の表面全体に設けられてもよい。
また、図7Cに示すように、接続部42の下端に設けられる伸縮部421には、表面にプラズマ処理などによって形成される保持部が設けられてもよい。なお、保持部431は、伸縮部421の表面全体に設けられなくてもよい。
本実施形態の保持部431は、研磨などの表面処理によって、保持力が高くなるように形成されてもよい。また、保持部431は、静電気力や磁力によって、第1接触部53および第2接触部55に保持されるように形成されてもよい。
本実施形態のコネクタは、保持部431が必ずしも接続部42の下端に設けられる必要なない。
ところで、ヘッダコンタクト4およびソケットコンタクト5の形状は、本実施形態の形状に限定されない。
本実施形態のコネクタは上述のように構成されるので、ヘッダコンタクト4がソケットコンタクト5から抜け難くなるので、ヘッダコンタクト4とソケットコンタクト5の接続状態をより維持することが可能である。したがって、本実施形態のコネクタは、導通する範囲を大きくすることができる。
(実施形態4)
本実施形態のコネクタについて、図8〜図11を参照して説明する。本実施形態のコネクタでは、保持部の形状が実施形態3と相違する。実施形態3と重複する構成については同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施形態のコネクタにおいて、保持部432は、図8Aに示すように、接続部42の下端に半円筒形状に形成される。
伸縮部421および保持部432は、図8Bに示すように、第2連結部54の内部に収納される。完全接続状態において、第1接触部53および第2接触部55は、接続部42と接触する。
抜去状態では、保持部432が、図8Cに示すように、第1接触部53および第2接触部55の下部に引っ掛かる(保持される)ことで、伸縮部421がさらに上向きに伸長する。
なお、保持部432は、図9Aに示すように、伸縮部421の左右両面のそれぞれに外側に突出する半円筒形状に形成されてもよい。また、図9Bに示すように、接続部42の一部には、左右両面のそれぞれに半円筒形状の保持部432が形成されてもよい。さらに、図9Cに示すように、伸縮部421の一部には、左右両面のそれぞれに半円筒形状の保持部432が形成されてもよい。
また、保持部432は、図10Aおよび11Aに示すように、第2接触部55の下部にのみ引っ掛かる(保持される)ように形成されてもよい。
保持部432は、図10Aおよび図10Bに示すように、前後方向から見て下向きに突出する半円弧状に形成されている。抜去状態において、伸縮部422は、図10Cに示すように、保持部432が第2接触部55の下部に引っ掛かる(保持される)ことで、上向きにさらに伸長する。なお、図10Aおよび図10Bに示すように、伸縮部422は、例えば前後方向から見てC字形状に形成されてもよい。
また、保持部432は、図11Aおよび図11Bに示すように、図10に記載されている保持部432と同様に、前後方向から見て下向きに突出する半円弧状に形成されている。接続部42は、完全接続状態において、図11Cに示すように、第1接触部53および第2接触部55と接触する。図11Dに示すように、保持部432が第2接触部55の下部に引っ掛かる(保持される)ことで、伸縮部422は上向きにさらに伸長する。なお、11Bおよび図11Eに示すように、伸縮部422は、左右方向から見て矩形の貫通孔を有する矩形枠形状に形成されてもよい。
ところで、保持部432の形状は、本実施形態の形状に限定されない。保持部432は、例えば、第1接触部53に引っ掛かる(保持される)ように形成されていてもよい。
また、ヘッダコンタクト4およびソケットコンタクト5の形状は、本実施形態の形状に限定されない。
本実施形態のコネクタは上述のように構成されるので、抜去状態において、保持部432が第1接触部53及び第2接触部55の両方、または、どちらか一方の下部に引っ掛かることでヘッダコンタクト4がさらにソケットコンタクト5から抜け難くなる。したがって、本実施形態のコネクタは、導通する範囲を大きくすることができる。
(実施形態5)
本実施形態のコネクタについて、図12A〜図12Cを参照して説明する。本実施形態のコネクタでは、保持部の形状が実施形態3と相違する。実施形態3と重複する構成については同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施形態の保持部433は、図12Aに示すように、接続部42の下端に左右の幅が狭くなるように、左右の両面が前後方向から見て半円弧状に形成される。保持部433は、第1接触部53と第2接触部55に嵌りあうように形成されることが好ましい。
なお、図12Bに示すように、接続部42の一部には、左右の幅が狭くなるように、左右の両面が前後方向から見て半円弧状の保持部433が形成されてもよい。また、図12Cに示すように、伸縮部421の一部には、左右の幅が狭くなるように、左右の両面が前後方向から見て半円弧状の保持部433が形成されてもよい。
本実施形態のヘッダコンタクト4の保持部433は、接続部42の右表面または左表面のどちらか一方にのみ形成されてもよい。
ところで、ヘッダコンタクト4およびソケットコンタクト5の形状は、本実施形態の形状に限定されない。
本実施形態のコネクタは上述のように構成されるので、抜去状態において、保持部433が第1接触部53および第2接触部55の下部に引っ掛かることで、ヘッダコンタクト4がソケットコンタクト5から抜け難くなる。したがって、本実施形態のコネクタは、導通する範囲を大きくすることができる。
(実施形態6)
本実施形態のコネクタについて、図13を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、ソケットコンタクト5に変形部を備える点が実施形態1と相違する。本実施形態のコネクタは、実施形態2〜実施形態5と併用可能である。実施形態1と重複する構成については同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施形態のコネクタのソケットコンタクト5は、図13Aに示すように、第1連結部52の左右方向の一辺に変形部521を備える。変形部521は、伸縮性のある材料、例えば導電性ゴムによって形成される。変形部521は、図13Bに示すように、抜去状態において、伸縮部421が第1接触部53と第2接触部55に保持される状態を維持したまま、第1接触部53、第2連結部54、および第2接触部55が上向きに移動するように伸長する。
また、変形部521は、第1連結部52の上下方向の一辺に形成されてもよい。この場合、変形部521は、抜去状態において上向きに伸長する。例えば、変形部521は、第1連結部52の一部が前後方向から見て左側に突出する半円弧状に形成されてもよい。また、例えば、変形部521は、矩形の貫通孔を有する矩形枠状に形成されてもよい。
なお、ヘッダコンタクト4およびソケットコンタクト5の形状は、本実施形態の形状に限定されない。
本実施形態のコネクタは上述のように構成されるので、抜去状態において、変形部521が伸長するので、ヘッダコンタクト4がさらにソケットコンタクト5から抜け難くなる。したがって、本実施形態のコネクタは、導通する範囲を大きくすることができる。
(比較例)
本実施形態の比較例について、図14を参照して説明する。以下(比較例)の説明において、特に断りのない限り図14において、上下および前後を規定する。また、紙面に垂直な方向を左右方向とし、手前を右、奥を左とする。
比較例のコネクタ6は、ヘッダ61とソケットで構成されている。ヘッダ61は、ヘッダ基板611と、ヘッダ基板611の上下方向の一表面(以下、第1の面と呼ぶ)から突出する複数の接続用ポスト612と、複数の結合用ポスト613(図示では2個)とを備える。複数の接続用ポスト612は、左右方向に所定の間隔を空けて並ぶ複数個を1組として、前後方向に所定の間隔を空けて複数組設けられ、ソケットと電気的に接続する。接続用ポスト612は、上下方向の全長に亘って太さが均一になるように形成されている。接続用ポスト612は、上下方向から見た断面が円形状となる円柱状に形成されている。
2個の結合用ポスト613は、ソケットと機械的に接続する。結合用ポスト613は、第1の面において、接続用ポスト612が配置された領域の前後両側にそれぞれ1個ずつ設けられている。結合用ポスト613は、第1の面から突出する主部614と、主部614の先端に連続する頭部615とを有している。結合用ポスト613は、主部614と頭部615の各々の上下方向から見た断面が円形状に形成されており、主部614の外径よりも頭部615の外径が大きく設定されている。なお、頭部615は、主部614から離れるほど、外径が小さくなる先細り形状に形成されている。結合用ポスト613は、第1の面からの突出量が接続用ポスト612の突出量に比べて大きく設定されている。結合用ポスト613の頭部615を除く主部614の高さは、接続用ポスト612の高さよりも大きくなるように設定されている。主部614の外径は、接続用ポスト612の外径よりも大きく設定されている。
比較例のコネクタ6は、上述のように結合用ポスト613によって、ヘッダ61がソケットから容易に抜け出さないように形成されている。つまり、比較例のコネクタ6では、従来例と同様に、ロック機構を用いているので、結合用ポスト613を配置するスペースが必要となる。
2 ヘッダ
3 ソケット
4 ヘッダコンタクト
421,422 伸縮部
431,432,433 保持部
5 ソケットコンタクト
521 変形部
53 第1接触部
54 連結部(第2連結部)
55 第2接触部

Claims (9)

  1. ヘッダコンタクトを有するヘッダと、ソケットコンタクトを有するソケットとを備え、前記ヘッダコンタクトが前記ソケットコンタクトと接触することで、前記ヘッダと前記ソケットとが電気的に接続するように構成され、
    前記ソケットは、前記ヘッダコンタクトと接触する接触部を備え、
    前記接触部は、第1接触部と第2接触部とを有し、
    前記ヘッダコンタクトは、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入され、
    前記ヘッダコンタクトは、少なくとも一部に伸縮部を備え、
    前記伸縮部は、導電性を有し、
    前記ヘッダコンタクトが前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入する方向である挿入方向と逆向きに移動する場合、前記接触部の少なくとも一部が前記ヘッダコンタクトの少なくとも一部を保持することで、挿入方向と逆向きに伸長する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記伸縮部は、伸縮性を有する材料によって形成される
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記伸縮部は、伸縮する構造を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  4. 前記伸縮部は、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入される部位に設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコネクタ。
  5. 前記伸縮部は、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入されない部位に設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記ヘッダコンタクトが前記伸縮部として形成される
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコネクタ。
  7. 前記ソケットコンタクトは、少なくとも一部に変形部をさらに備え、
    前記変形部は、前記ヘッダコンタクトが挿入方向と逆向きに移動する場合、前記ヘッダコンタクトが前記接触部に保持される状態を維持したまま、前記接触部が挿入方向と逆向きに移動するように伸長する
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一項に記載のコネクタ。
  8. 前記ソケットコンタクトは、前記第1接触部と前記第2接触部が連結する連結部をさらに備え、
    前記ヘッダコンタクトが前記第1接触部および前記第2接触部と接触する前記ヘッダコンタクトの位置を接触位置とし、
    前記接触位置から前記ヘッダコンタクトの前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入される一方の端までの前記ヘッダコンタクトにおける直線距離が、前記接触位置から前記連結部までの挿入方向における直線距離よりも長くない距離に形成される
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のコネクタ。
  9. 前記ヘッダコンタクトは、保持部を備え、
    前記保持部は、前記第1接触部と前記第2接触部との間に挿入される部位に形成され、
    前記保持部は、前記伸縮部および前記ヘッダコンタクトよりも保持力が高く形成され、
    前記ヘッダコンタクトが挿入方向と逆向きに移動する場合、前記接触部が前記保持部を保持することで前記伸縮部が挿入方向と逆向きに伸長する
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のコネクタ。
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