JP2016200498A - 光学特性測定用の遮光装置およびこれを備えた光学特性測定システム - Google Patents

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【課題】暗室を用いることなく所望の光源の光学特性を適切に測定することが可能な光学特性測定用の遮光装置を提供する。
【解決手段】光学特性測定対象の光源Lがセッティングされる光源セッティング装置1および光源Lからの光を受ける受光器2を具備する光学特性測定装置Aと組み合わせて用いられる、光学特性測定用の遮光装置Bであって、光源セッティング装置1と受光器2との相互間に配されて光源セッティング装置1から受光器2に到る光路9の周囲を囲み、かつ光路9への外乱光の進入を阻止する遮光筒状部4を備えており、この遮光筒状部4は、光路9の方向に伸縮可能とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明器具の配光特性の測定など、所望の光源の光学特性を測定する際に用いられる遮光装置、およびこれを備えた光学特性測定システムに関する。
照明器具の配光特性の測定方法の規格として、JIS C 8105−5:2011「照明器具−第5部:配光測定方法」(非特許文献1)がある。
同文献の付属書Bには、配光測定装置の複数の代表例が記載されているが、これらの配光測定装置は、所定位置にセッティングされた照明器具(光源)から発せられた光を受光器によって受光させる際に、光源、受光器、あるいは導光用の反射鏡のいずれかが回転するように構成されている。このことにより、「光度の角度に対する変化または分布」と定義される配光特性の測定が可能である。
前記した配光測定時には、受光器が外乱光を受光しないようにする必要がある。一方、光源から受光器までの測光距離は、光源の発光面の最大寸法の5倍以上に設定することが推奨されており、測光距離を10m程度の長い距離、あるいはそれ以上のさらに長い距離に設定しなければならない場合がある。そこで、従来においては、配光特性の測定に際しては、配光測定装置を暗室に設置して使用していたのが実情であった。
しかしながら、前記従来の手段によれば、次のような不具合がある。
すなわち、配光測定装置を設置するための比較的な大きな暗室を準備する必要があるため、そのための費用が嵩む。暗室用のスペースを確保するのに苦慮するなどの不具合もある。さらには、配光測定装置の設置箇所が暗室内に限定されるため、測定作業の融通性などに劣る他、暗室内での作業性は悪く、また測定時には暗室に外乱光が入らないように注意を払う必要があるなど、多くの煩わしさや、不便さがある。
JIS C 8105−5:2011「照明器具−第5部:配光測定方法」
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、暗室を用いることなく所望の光源の光学特性を適切に測定することが可能な光学特性測定用の遮光装置、およびこれを備えた光学特性測定システムを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供される光学特性測定用の遮光装置は、光学特性測定対象の光源がセッティングされる光源セッティング装置および前記光源からの光を受ける受光器を具備する光学特性測定装置と組み合わせて用いられる、光学特性測定用の遮光装置であって、前記光源セッティング装置と前記受光器との相互間に配されて前記光源セッティング装置から前記受光器に到る光路の周囲を囲み、かつ前記光路への外乱光の進入を阻止する遮光筒状部を備えており、この遮光筒状部は、前記光路の方向に伸縮可能とされていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、光学特性測定装置を暗室に設置しなくても、受光器が外乱光を受けないようにした状態で光源の光学特性測定作業を行なうことが可能となる。外乱光以外の不要な光(迷光)が受光器によって受光されるようなことも好適に解消することが可能である。このため、暗室を不要にし、暗室を構築するための設備費用を削減することができる。また、暗室用のスペース確保に苦慮するといった問題点や、暗室内における測定作業性の悪さ、暗室に外乱光が入らないように注意を払うといった煩わしさや不便さを好適に解消することも可能である。光学特性測定装置を様々な箇所に簡易に設置して使用することも可能となり、より便利となる。
第2に、遮光筒状部を光路の方向に伸縮させることにより、測光距離の変更に好適に対応させることが可能であり、測光距離が一定距離に限定されないようにすることができる。したがって、汎用性が高いものとすることが可能である。
第3に、光学特性測定を行なわない際には、遮光筒状部を短いサイズに設定し、嵩張らないように保管しておくことができるといったことも可能となる。
本発明において、好ましくは、少なくとも前記光源の周囲を覆い、かつ内部への外乱光の進入を阻止可能に構成された遮光ハウジングを、さらに備えており、この遮光ハウジングには、前記遮光筒状部が接続され、かつ前記遮光ハウジングのうち、前記光路に相当する箇所は開口し、この開口部分を介して前記光源の光が前記遮光ハウジング内から前記遮光筒状部内に向けて進行可能な構成とされている。
このような構成によれば、光源から所定方向に発せられた光のみを遮光筒状部の内部に適切に進行させて受光器によって受光させることが可能となる。したがって、外乱光や迷光による悪影響をより徹底して排除し、高精度の測定を行なう上で一層好ましいものとなる。
本発明において、好ましくは、前記光学特性測定装置は、前記光源セッティング装置の一側方に前記受光器が配され、前記光路の方向が略水平方向となる構成であり、前記遮光筒状部は、少なくともその一部分が、前記光源セッティング装置と前記受光器との間のフロア上を移動可能な支持体に支持されており、かつこの支持体の移動に伴って前記水平方向に伸縮するように構成されている。
このような構成によれば、遮光筒状部の支持および伸縮動作を安定的に、かつ容易に行なわせることができる。
本発明の第2の側面により提供される光学特性測定システムは、光学特性測定対象の光源がセッティングされる光源セッティング装置および前記光源からの光を受ける受光器を具備する光学特性測定装置と、本発明の第1の側面により提供される遮光装置と、を備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供される光学特性測定用の遮光装置について述べたのと同様な効果が得られる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る光学特性測定システムの一例を示し、(a)は、一部破断平面断面図であり、(b)は、一部破断側面断面図である。 (a)は、図1に示す光学特性測定システムの一部破断平面図であり、(b)は、その一部破断側面図である。 図1および図2に示す光学特性測定システムの遮光筒状部の長さを短くした状態の一例を示す一部破断側面図である。 図1および図2に示す光学特性測定システムの遮光筒状部の長さを短くした場合の複数の基台の配置例を示す平面説明図である。 図1および図2に示す光学特性測定システムの遮光ハウジングの遮光シートの一部分を開けた状態の例を示す要部側面図である。 (a),(b)は、図1および図2に示す光学特性測定システムにおいて、遮光筒状部の垂れ下がりを防止するための一例を示す要部側面断面図であり、(c)は、対比例を示す要部側面断面図である。 本発明の他の例を示す要部側面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す光学特性測定システムSは、光源Lの配光特性を測定するための光学特性測定装置Aと、遮光装置Bとが組み合わされて構成されている。
光学特性測定装置Aは、従来既知の配光測定装置と同様な構成とすることが可能であり、測定対象の光源Lがセッティングされる光源セッティング装置1と、受光器2とを備えている。光源セッティング装置1は、光源Lを保持し、かつ水平軸Hおよび鉛直軸Vのそれぞれの軸周りに回転可能とするものである。具体的には、光源セッティング装置1は、フロアF上に設置される台部10、この台部10に対してモータ(不図示)によって鉛直軸V周りに駆動回転可能な水平回転部11、この水平回転部11上に起立した起立部12、およびこの起立部12に一端部が支持され、かつモータ(不図示)によって水平軸H周りに駆動回転可能な光源用ホルダ13を備えている。この光源用ホルダ13に光源Lを取り付け、かつ点灯駆動させることが可能である。受光器2は、光電変換素子を用いた受光部20を有しており、受光量に対応した出力レベルの信号を出力する。この出力信号に基づき、光源Lの配光特性が求められる。本実施形態では、フロアF上に移動可能に置かれた載置台29上に受光器2が載せられ、受光部20が光源Lの発光面に対向している。
遮光装置Bは、光源Lの周囲、および光源Lから受光器2に到る光路9の周囲を覆うための装置であり、遮光ハウジング3および遮光筒状部4を備えている。
遮光ハウジング3は、光源セッティング装置1の全体を覆い、かつ内部への外乱光の進入を阻止可能に構成されたボックス状であり、フロアF上に載置されている。この遮光ハウジング3は、たとえば略直方体状であり、パイプ材などによる複数の支柱30aおよび複数の梁30bを、ボルトなどを用いて連結して構成された略直方体状のフレーム30と、このフレーム30の側周面部および上面部を覆う遮光カバー31(31a,31b)とを備えている。遮光カバー31は、たとえば遮光性に優れた布製のシート、またはその他のシート材(樹脂製、紙製のシート材など)であり、フレーム30の上側から下側へ垂れ下がった垂れ幕状に設けられている。ただし、フレーム30の前面部を覆う遮光カバー31bは、後述するように、遮光筒状部4の一端部4aが接続される部分であるため、好ましくは、たとえば硬質のパネル材である。遮光ハウジング3の内側(遮光カバー31の内面側など)は、黒色またはこれに近い暗色系とされており、光源Lから受けた光を極力反射させないことにより、迷光が発生することを防止し得るように、光の反射率が相当に低い領域とされている。
図5に示すように、遮光ハウジング3の少なくとも1つの側面部3aは、遮光カバー3
1aを捲り上げるなどして、開口させることが可能とされており(開口部32)、この開口部32から光源セッティング装置1に対する光源Lの着脱を行なうことが可能とされている。図2(b)に示す遮光カバー31aの合わせ部33(同図では、直線として示す)は、前記した開口部32を容易に形成するための箇所であり、遮光カバー31aを合わせ部33の左右両側に捲ることにより開口部32を形成可能である。勿論、このような構成に代えて、たとえば遮光カバー31aをスライドカーテン方式で設け、水平方向にスライドさせることによって遮光ハウジング3の側面部3aを開閉させるといった手段を採用することもできる。遮光ハウジング3は、フレーム30やシート状の遮光カバー31を用いることに代えて、たとえば複数枚のパネル材を組み合わせて構成することもできる。この場合、たとえば遮光ハウジング3の一部に開閉ドアを設け、この開閉ドアの位置から光源Lの取り替えを行なわせるといった手段を採用することができる。
図1において、遮光筒状部4は、遮光性を有する複数の筒状部材40を用いて構成されており、複数の支持体5を利用して、それら複数の筒状部材40を水平方向に一連に接続して支持した構造が構築されている。より具体的には、各筒状部材40は、たとえば遮光性に優れた布製のシート、またはその他のシート材(樹脂製、紙製のシート材など)が、矩形筒状または円筒状などの筒状に形成されたものであり、水平方向に伸縮可能である。本実施形態では、複数の筒状部材40は、受光器2側ほど開口サイズが小さくなるように形成されている。
各支持体5は、フロアF上に載置されるキャスタ51付きの基台50、およびこの基台50上に支柱52を介して支持され、かつ筒状部材40と同様な断面形状を有する枠部53を有している。複数の支持体5どうしは、水平方向への伸縮が可能なパンタグラフ機構を構成する複数のリンク6を介して接続されている。図面では省略しているが、複数のリンク6は、遮光筒状部4の左右両側面部(図2(b)の手前側およびその反対側)に一対で設けられている。複数の筒状部材40のそれぞれは、複数の枠部53どうしの相互間に介装され、かつその両端部は枠部53に接続されている。この接続に際しても、遮光筒状部4内への外乱光の進入を生じないように配慮されている。遮光筒状部4の内面は、遮光ハウジング3の内面と同様に、黒色またはこれに近い暗色系であり、迷光が発生することを防止し得るように光の反射率が低い面である。枠部53の一部が光路9に対面している場合、この部分も光の反射率が低い黒色などとされている。
遮光筒状部4は、複数の支持体5をフロアF上で移動させることに伴って水平方向に伸縮可能であり、たとえば図3に示すように、測光距離Laを変更可能である。パンタグラフ機構の複数のリンク6は、そのような移動(直進動作)および移動後における各支持体5の配置を安定させる効果をもたらせる。複数の支持体5の基台50は、遮光筒状部4の伸縮方向とは直交する方向に互いにオフセットしており、図4に示すように、複数の基台50を光路9の方向に互いに接近させた場合であっても、これらが互いに干渉しないようにされている。このことにより、遮光筒状部4の全長寸法、ひいては測光距離Lbを相当に小さくすることが可能である。遮光筒状部4は、たとえば2〜12mの範囲で伸縮可能である。ただし、これに限定されないことは言う迄もない。
図1において、遮光筒状部4は、遮光ハウジング3と受光器2との相互間に配される。遮光ハウジング3の前壁部としての遮光カバー31bには、光源Lからの光を通過させるための開口部35が形成されており、光源Lから発せられた光は開口部35を通過して遮光筒状部4内に進行し、受光器2の受光部20に到達する。遮光筒状部4の一端部4aと遮光カバー31bとは、それらの相互間から外乱光が遮光筒状部4内などに進入しないように接続可能である。一方、遮光筒状部4の他端部4bには、この他端部4bの開口を塞ぐ端部カバー41が設けられており、この端部カバー41には、受光器2の受光部20を進入させるための孔部41aが設けられている。受光部20を孔部41aに進入させる箇
所においても、受光部20が外乱光を受光しないように設定される。
図6(a)は、互いに隣り合う2つの支持体5の枠部53の相互間に、伸縮可能なバー状部材7が設けられた構成を示している(他の図面では、バー状部材7を省略している)。バー状部材7は、筒状部材40の上部領域40aの下側に配置されており、同図(b)に示すように、支持体5の移動に追随して伸縮可能である。筒状部材40が布製などである場合には、同図(c)に示すように、筒状部材40が収縮した際に、この筒状部材40が下方へ垂れる。このような場合において、筒状部材40の上部領域40aが下方に大きく垂れると、遮光筒状部4内の光路9が遮られてしまう。これに対し、本実施形態においては、図6(b)に示すように、筒状部材40の上部領域40aが下方に垂れることがバー状部材7によって防止され、前記した不具合が適切に解消される。これと同様な効果を得るための他の手段としては、たとえばパンタグラフ機構を構成するリンク6と同様なリンクを筒状部材40の上部領域40aの下側に設け、前記リンクによって上部領域40aが下方へ垂れないように支持させるといった手段を採用することも可能である。
次に、前記した光学特性測定システムSの作用について説明する。
図1において、光源Lの配光特性を測定する際には、光源Lから発せられた光を受光器2によって受光させるが、その光路9中に外乱光が進入することは遮光ハウジング3および遮光筒状部4によって適切に阻止される。また、光源Lから受光器2に直接向かう光とは異なる光(迷光)が受光器2によって受光されることも適切に防止される。このようなことから、光学特性測定装置Aを暗室に設置することなく、配光特性の測定を正確に行なうことができる。その結果、暗室を不要にすることによる様々な利点(発明の概要の欄で述べたような様々な利点)を得ることができる。
遮光筒状部4は、光路9の方向に伸縮させることが可能であるため、測光距離を適切に変更することもできる。測光距離が一定距離に限定されないため、光学特性測定システムSの汎用性を高めることも可能である。さらに、光学特性測定を行なわない際には、遮光筒状部4を短い長さに縮め、全体が嵩張らないようにして保管することができる。遮光ハウジング3についても、フレーム30から遮光カバー31を取り外し、かつフレーム30を分解するなどして全体が嵩張らないように保管することも可能である。
図7は、本発明の他の実施形態を示している。同図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付し、重複説明は省略する。
図7に示す実施形態においては、遮光筒状部4が、蛇腹状の筒状部材40Aを用いて構成されている。本実施形態においても、遮光筒状部4を伸縮させ、測光距離を変更することが可能である。
本実施形態および前記実施形態から理解されるように、本発明でいう遮光筒状部の具体的な構成部材としては、種々の部材を用いることが可能である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る遮光装置、および光学特性測定システムの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、遮光筒状部が複数の筒状部材を一連に接続することによって構成されているが、本発明はこれに限定されない。長尺状または比較的長尺状の1つの筒状部材のみを用いて遮光筒状部を構成することも可能である。
本発明に係る遮光装置は、余り現実的ではないが、遮光ハウジングを具備せず、遮光筒状部のみを備えた構成とすることも可能である。遮光筒状部内に光源を進入させるように配置させることにより、外乱光を受光器によって受光させないようにすることが理論的に
可能である。ただし、実際上は、遮光ハウジングを設けることが好ましい。
遮光ハウジングは、必ずしも光源セッティング装置の全体を囲む必要はなく、光源セッティング装置にセッティングされた光源の周辺部分のみを囲み、光源セッティング装置の全体が囲まれていない構成とされていてもよい。
本発明でいう光学特性測定装置は、光源の配光特性以外の特性を測定するための装置として構成されていてもよい。また、光学特性測定装置は、光源移動・受光器固定タイプのものに代えて、たとえば光源固定・受光器移動タイプなどであってもよい。したがって、本発明でいう光源セッティング装置は、必ずしも光源を移動可能とするものでなくてもよい。光源の種類も限定されない。
S 光学特性測定システム
A 光学特性測定装置
B 遮光装置
L 光源
1 光源セッティング装置
2 受光器
3 遮光ハウジング
35 開口部(遮光ハウジングの)
4 遮光筒状部
40 筒状部材
5 支持体
9 光路

Claims (4)

  1. 光学特性測定対象の光源がセッティングされる光源セッティング装置および前記光源からの光を受ける受光器を具備する光学特性測定装置と組み合わせて用いられる、光学特性測定用の遮光装置であって、
    前記光源セッティング装置と前記受光器との相互間に配されて前記光源セッティング装置から前記受光器に到る光路の周囲を囲み、かつ前記光路への外乱光の進入を阻止する遮光筒状部を備えており、
    この遮光筒状部は、前記光路の方向に伸縮可能とされていることを特徴とする、光学特性測定用の遮光装置。
  2. 請求項1に記載の光学特性測定用の遮光装置であって、
    少なくとも前記光源の周囲を覆い、かつ内部への外乱光の進入を阻止可能に構成された遮光ハウジングを、さらに備えており、
    この遮光ハウジングには、前記遮光筒状部が接続され、かつ前記遮光ハウジングのうち、前記光路に相当する箇所は開口し、この開口部分を介して前記光源の光が前記遮光ハウジング内から前記遮光筒状部内に向けて進行可能な構成とされている、光学特性測定用の遮光装置。
  3. 請求項1または2に記載の光学特性測定用の遮光装置であって、
    前記光学特性測定装置は、前記光源セッティング装置の一側方に前記受光器が配され、前記光路の方向が略水平方向となる構成であり、
    前記遮光筒状部は、少なくともその一部分が、前記光源セッティング装置と前記受光器との間のフロア上を移動可能な支持体に支持されており、かつこの支持体の移動に伴って前記水平方向に伸縮するように構成されている、光学特性測定用の遮光装置。
  4. 光学特性測定対象の光源がセッティングされる光源セッティング装置および前記光源からの光を受ける受光器を具備する光学特性測定装置と、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の遮光装置と、
    を備えていることを特徴とする、光学特性測定システム。
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