JP2016199852A - Automatic cock - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動水栓に関する。 The present invention relates to an automatic faucet.
従来、自動吐水機能と連続吐水機能とを備えた自動水栓が知られている。例えば、特許文献１には、自動吐水用の第１感知部、連続吐水用の第２感知部、第１制御手段、切替手段、および第２制御手段を備えた自動水栓が記載されている。
Conventionally, an automatic faucet having an automatic water discharge function and a continuous water discharge function is known. For example,
特許文献１の自動水栓では、第１感知部は、吐水口付近の所定のセンサーエリアをセンシングし、そのセンサーエリアに差し出された人の手などを感知している間第１出力を発生し続ける。第２感知部は、第１感知部とは異なるセンサーエリアをセンシングし、そのセンサーエリアに差し出された人の手などを感知するたびに第２出力を発生する。第１制御手段は、第１吐水モード（自動吐水モード）と第２吐水モード（連続吐水モード）とを生じさせる。第１吐水モードは、第１感知部からの第１出力を検知している間は弁装置を開にして吐水させ、第１感知部からの第１出力を検知していない間は弁装置を閉にして吐水を停止する。第２吐水モードは、第２感知部からの第２出力を検知すると弁装置を開にし、次の第２感知部からの第２出力があるまで上記弁装置を継続して開にする。切替手段は、第１吐水モードをオン又はオフに切り替える切替出力を発生する切替スイッチなどである。さらに、第２制御手段は、第１吐水モードがオンであり、第１感知部からの第１出力を検知して吐水している状態において、第２感知部からの第２出力、あるいは、切替手段からの切替出力を検知すると、弁装置を閉弁し第１吐水モードをオフにする。
In the automatic faucet of
このように、特許文献１の自動水栓では、第２感知部からの第２出力、あるいは、切替スイッチからの切替出力によってオンの状態の第１吐水モードをオフにする制御が行われている。
As described above, in the automatic faucet of
しかしながら、特許文献１の自動水栓の場合、第２感知部の精度によっては人の手などを鋭敏に感知するため、単に第２出力の有無で第１吐水モードのオン・オフを制御すると、誤検知によって意図せず第１吐水モードをオフにしてしまうおそれがある。さらに、特許文献１の自動水栓のように切替スイッチを別途設ける場合、スパウト付近などの設置スペースが限られるため自動水栓のデザイン設計の幅が狭まってしまう。また、切替スイッチの操作時に第１感知部または第２感知部で手を感知してしまい、誤って吐水してしまう場合がある。
However, in the case of the automatic faucet of
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、切替スイッチを操作しなくても、適時に、第１吐水モードと第２吐水モードを確実に切り替えることができる自動水栓を提供することを課題としている。 The present invention has been made in view of the circumstances as described above, and an automatic faucet that can reliably switch between the first water discharge mode and the second water discharge mode in a timely manner without operating the changeover switch. The issue is to provide.
上記の課題を解決するために、本発明の自動水栓は、
一端に吐水口を有する吐水部と、
前記吐水口に至る吐水経路に設けられた弁装置と、
前記吐水口付近の検知領域に差し出された物体を検知可能であり、かつ、物体を検知している状態において第１出力を出力する自動吐水用の第１のセンサーと、
前記第１のセンサーとは異なる検知領域に差し出された物体を検知可能であり、かつ、物体を検知している状態において第２出力を出力する連続吐水用の第２のセンサーと、
第１吐水モードおよび第２吐水モードにおける吐水と止水とを切り替える制御が可能であり、かつ、前記第１吐水モードと前記第２吐水モードとを相互に切り替える制御が可能である制御手段と、
を備えた自動水栓であって、
前記第１吐水モードは、前記第１のセンサーからの前記第１出力が出力されている場合に、前記制御手段が前記弁装置を開にして吐水させ、かつ、前記第１のセンサーからの第１出力が出力されていない場合に、前記制御手段が前記弁装置を閉にして吐水を停止するモードであり、
前記第２吐水モードは、前記第２のセンサーからの前記第２出力の連続時間の値が設定された第１閾値以上であり、かつ、設定された第２閾値未満である場合に、前記制御手段が前記弁装置を開にし、次に、前記第２出力の連続時間の値が前記第１閾値以上であり、かつ、前記第２閾値未満である前記第２出力が出力されるまで、前記制御手段が弁装置を継続して開にして連続的に吐水するモードであり、
前記制御手段は、
＜１＞前記第１吐水モードの状態において前記第２のセンサーが物体を検知し、前記第２出力の連続時間の値が前記第１閾値以上である場合に、前記第１吐水モードから前記第２吐水モードに切り替える制御、および
＜２＞前記第２吐水モードの状態において前記第２のセンサーが物体を検知し、前記第２出力の連続時間の値が前記第２閾値以上である場合に、前記第２吐水モードから前記第１吐水モードに切り替える制御
を行うことを特徴としている。
In order to solve the above problems, the automatic faucet of the present invention is
A water discharge part having a water discharge port at one end;
A valve device provided in a water discharge path leading to the water outlet;
A first sensor for automatic water discharge that is capable of detecting an object inserted in a detection region near the water discharge port and that outputs a first output in a state of detecting the object;
A second sensor for continuous water discharge that is capable of detecting an object that has been sent to a detection area different from the first sensor and that outputs a second output in a state of detecting the object;
Control means capable of switching between water discharge and water stop in the first water discharge mode and the second water discharge mode, and capable of controlling to switch between the first water discharge mode and the second water discharge mode;
An automatic water faucet with
In the first water discharge mode, when the first output from the first sensor is output, the control means opens the valve device to discharge water, and the first discharge from the first sensor. When one output is not output, the control means closes the valve device and stops water discharge,
In the second water discharge mode, when the value of the continuous time of the second output from the second sensor is equal to or more than a set first threshold and less than the set second threshold, the control is performed. Means opens the valve device, and then the second output is output until the second output has a continuous time value greater than or equal to the first threshold and less than the second threshold. In this mode, the control means continuously opens the valve device and continuously discharges water.
The control means includes
<1> In the state of the first water discharge mode, when the second sensor detects an object and the continuous time value of the second output is equal to or greater than the first threshold value, Control to switch to 2 water discharge mode, and <2> when the second sensor detects an object in the state of the second water discharge mode, and the continuous time value of the second output is equal to or greater than the second threshold value, Control to switch from the second water discharge mode to the first water discharge mode is performed.
本発明の自動水栓によれば、切替スイッチを操作しなくても、適時に、第１吐水モードと第２吐水モードを確実に切り替えることができる。 According to the automatic water faucet of the present invention, the first water discharge mode and the second water discharge mode can be reliably switched in a timely manner without operating the changeover switch.
図１は、本発明の自動水栓の一実施形態を例示した斜視図である。図２は、本発明の自動水栓の内部構造の一実施形態を例示したブロック図である。 FIG. 1 is a perspective view illustrating an embodiment of the automatic faucet of the present invention. FIG. 2 is a block diagram illustrating an embodiment of the internal structure of the automatic faucet of the present invention.
自動水栓１は、流し台Ｄの上面部に設けられている。流し台Ｄには上方に開口するシンクＥが設けられており、自動水栓１からシンクに供給される水によって、使用者はシンクＥ内で食器や調理器具、食材などの洗浄等を行うことができる。
The
以下では、自動水栓１を流し台Ｄに設置した状態における方向を基準にして説明し、流し台Ｄから見て使用者が立つ側を前方として説明する。また、以下の説明における左右方向は流し台に対峙した使用者から見た方向を基準にする。
Below, it demonstrates on the basis of the direction in the state which installed the
自動水栓１は、流し台Ｄの上面部ｄ１から立ち上がるベース体２と、ベース体２の上端面２１から立ち上がる吐水部（スパウト）３を備えている。
The
ベース体２は縦長であり、その前後寸法は下端部２２から上側に行く程拡大している。ベース体２は、下端部２２よりも上方の部分が前後寸法よりも左右寸法が短くなっており、平面視で前後に長い形状に形成されている。
The
吐水部３は、ベース体２の上端面２１から立ち上がり、シンクＥ側へ向かって下向きに湾曲する側面視逆Ｕ字形状であり、先端部には下方に向かって開口する吐水口３１が設けられている。吐水部３の内部には吐水口３１側に水を供給する吐水路が形成されている。
The
また、ベース体２の上端面２１は後方に向かって斜め上方向に傾斜しており、この上端面２１には、操作部４が設けられている。操作部４には、水量調整ボタンと温度調整ボタンが設けられており、水量調整ボタンと温度調整ボタンを操作することで、所望の水量、水温に設定することができる。
Further, the
さらに、自動水栓１は、第１のセンサー５（５Ａ、５Ｂ）、第２のセンサー６、弁装置７および制御手段８を備えている。
Furthermore, the
自動水栓１には、２つの自動吐水用の第１のセンサー５Ａ、５Ｂが設けられている。一方の第１のセンサー５Ａは、ベース体２の前方側２３に設けられており、他方の第１のセンサー５Ｂは、吐水口３１側の吐水部３の下側に設けられている。一方の第１のセンサー５Ａおよび他方の第１のセンサー５Ｂは、吐水口３１とシンクＥの底部との間の領域Ｓ１（吐水口３１から吐出される水の吐出領域）を検知領域としており、互いの検知領域は少なくとも一部が重複している。２つの第１のセンサー５Ａ、５Ｂは、この検知領域に差し出された物体を検知可能であり、物体を検知している状態において第１出力を発生させて出力する。
The
自動水栓１は、２つの第１のセンサー５Ａ、５Ｂが設けられているため、検知領域で物体を検知し易く、また、湯気などによる誤検知も抑制され、物体に対する検知精度に優れている。
Since the
第１のセンサー５は、人体の一部や皿などの物体を非接触で検知することが可能なセンサーである。第１のセンサー５の形態は特に限定されないが、例えば赤外線を用いた限定反射型光電センサーで構成することができる。限定反射型光電センサーは、投光部（図示していない）と受光部（図示していない）を有し、強い受光出力を得るために投受光の指向角度を小さくしたものであり、投光軸と受光軸が比較的大きな角度で交差する。このため、限定反射型光電センサーの動作領域（検知領域）は、投光光芒と受光光芒が交差する限られた距離範囲の領域である。 The first sensor 5 is a sensor that can detect a part of a human body or an object such as a dish in a non-contact manner. Although the form of the 1st sensor 5 is not specifically limited, For example, it can comprise with the limited reflection type photoelectric sensor using infrared rays. The limited reflection type photoelectric sensor has a light projecting unit (not shown) and a light receiving unit (not shown), and has a light emitting / receiving directivity angle reduced to obtain a strong light receiving output. The axis and the light receiving axis intersect at a relatively large angle. For this reason, the operation area (detection area) of the limited reflection photoelectric sensor is an area of a limited distance range where the light projection light beam and the light reception light beam intersect.
吐水部３の逆Ｕ字状の湾曲部３２の上側面３２aには、連続吐水用の第２のセンサー６が設けられている。
A
第２のセンサー６は、第１のセンサー５とは異なる領域に差し出された物体を検知可能であり、その物体を検知している状態において第２出力を発生させ出力する。具体的には、第２のセンサー６は、吐水部３の上方の領域Ｓ２を検知領域としており、この検知領域に差し出された物体を検知可能である。第２のセンサー６の形態も特に限定されず、第１のセンサー５と同様の構成とすることができる。
The
自動水栓１は、吐水部３に水を供給する配管系９や、配管系９に設けられた弁装置７を有している。この実施形態では、自動水栓１の配管系９は、流し台２の内部に設けられている。配管系９は、水道管から水道水が供給される給水管９０、給湯器から湯が供給される給湯管９１、及び水供給管９２を有している。
The
給水管９０の下流端と給湯管９１の下流端は水供給管９２の上流側端部に接続されている。水供給管９２には給水管９０の水と給湯管９１の湯が供給される。水供給管９２はその下流端が吐水部３に接続されている。給水管９０の水と給湯管９１の湯を混合して得られた混合水は水供給管９２から吐水路を介して吐水部３に供給される。
The downstream end of the water supply pipe 90 and the downstream end of the hot
また、配管系９は、給水管９０と水供給管９２を接続するバイパス管９３を有している。バイパス管９３には手動弁７０が設けられている。停電や故障などの際に手動弁７０を開くことで、給水管９０の水をバイパス管９３及び水供給管９２を介して吐水部３から吐水できるようになっている。
The piping system 9 has a
弁装置７は、吐水口３１に至る吐水経路（配管系９の一部）に設けられている。弁装置７は、手動弁７０の他、電磁弁７１、７２、７３によって構成されている。電磁弁７１は、給水管９０に設けられた給水流量調整用であり、その開度を変えることで給水管９０から水供給管９２に供給される水の流量が変更される。電磁弁７２は給湯管９１に設けられた給湯流量調整用であって、その開度を変えることで給湯管９１から水供給管９２に供給される湯の流量が変更される。
The valve device 7 is provided in a water discharge path (a part of the piping system 9) leading to the
このように電磁弁７１及び電磁弁７２の開度を調節することで、給水管９０及び給湯管９１から水供給管９２に供給される湯水の混合比を調節して、吐水部３から吐出される水の温度を調節することができる。また、電磁弁７１および電磁弁７２の開度を調節することで、給水管９０及び給湯管９１から水供給管９２に供給される水の量を調節して、吐水口３１から吐出される水の量を調節することができる。
By adjusting the opening degree of the
また電磁弁７３は水供給管９２に設けられており、開閉することで水供給管９２に供給された水を吐水口３１に供給するか否か、すなわち、吐水部３からの水の吐水と吐水の停止が切り替えられるようになっている。
Further, the
また、弁装置７には、給水管９０や給湯管９１に設けられた逆止弁７４が設けられている。また、サーミスタＶは、例えば湯温を調整するにあたって電磁弁７１及び電磁弁７２のフィードバック制御する際に用いることができる。
Further, the valve device 7 is provided with a
制御手段８は、例えば、ベース体２や弁装置７の付近に設けることができる。制御手段８は、第１のセンサー５、第２のセンサー６および弁装置７と電気的に接続されている。
The control means 8 can be provided in the vicinity of the
第１のセンサー５によって物体が検知された際に生じる第１出力は、制御手段８へと伝達され、同様に、第２のセンサー６によって物体が検知された際に生じる第２出力も、制御手段８へと伝達される。
The first output generated when the object is detected by the first sensor 5 is transmitted to the control means 8. Similarly, the second output generated when the object is detected by the
制御手段８は、第１のセンサー５からの第１出力および第２のセンサー６からの第２出力に基づいて弁装置７の開閉を制御する。これによって、制御手段８は、第１吐水モードおよび第２吐水モードにおける吐水と止水とを切り替える制御が可能であり、かつ、第１吐水モードと第２吐水モードとを相互に切り替える制御が可能である。
The control means 8 controls opening and closing of the valve device 7 based on the first output from the first sensor 5 and the second output from the
第１吐水モードでは、第１のセンサー５から第１出力が出力されている間は、制御手段８は、弁装置７を開にして吐水させる制御を行う。一方、第１のセンサー５から第１出力が出力されていない間は、制御手段８は、弁装置７を閉にして吐水を停止する制御を行う。 In the first water discharge mode, while the first output is output from the first sensor 5, the control means 8 performs control to open the valve device 7 and discharge water. On the other hand, while the first output is not output from the first sensor 5, the control means 8 performs control to close the valve device 7 and stop water discharge.
すなわち、第１のセンサー５が検知領域の物体を検知したとき、第１のセンサー５からの第１出力を受けた制御手段８は、弁装置７の電磁弁７３を開き、給水管９０および給湯管９１の両方または一方から水供給管９２に供給された水を吐水部３から吐出開始する。また、第１のセンサー５が検知領域の物体を検知しないとき、第１出力は停止し、制御手段８は水供給管９２に設けられた電磁弁７３を閉じた状態にし、吐水部３からの吐水を停止状態とする。
That is, when the first sensor 5 detects an object in the detection area, the control means 8 that has received the first output from the first sensor 5 opens the
この実施形態では、自動水栓１に２つの第１のセンサー５（５Ａ、５Ｂ）を設けているため、制御手段８は、両方の第１のセンサー５（５Ａ、５Ｂ）からの第１出力を受けた場合に吐水が開始する（第１吐水モードが起動する）設定とすることができる。また、一方の第１のセンサー５（５Ａまたは５Ｂ）からの第１出力を受けた段階で吐水が開始する設定とすることもできる。
In this embodiment, since the
第２吐水モードでは、第２のセンサー６による第２出力の連続時間の値が設定された第１閾値以上であり、かつ、設定された第２閾値未満である場合に、制御手段８は弁装置７を開にする。そして、次に、第２出力の連続時間の値が、第１閾値以上であり、かつ、第２閾値未満である第２出力が出力されるまで、制御手段８は、弁装置７を継続して開にして連続的に吐水する。
In the second water discharge mode, when the value of the continuous time of the second output by the
第２のセンサー６が検知領域の物体を継続して検知している状態では、第２出力が出力されている。例えば、第２吐水モードの止水中においては、第２出力の連続時間の値が予め設定された第１閾値以上かつ第２閾値未満であることが一旦算出されると、制御手段８によって連続的な吐水が開始するように制御される。したがって、第２出力の連続時間（第２のセンサー６が検知領域の物体を検知している時間）の値が第１閾値に達していないときは、制御手段８は第２出力の測定時間をリセットし、第２吐水モードによる吐水は行わない。
In a state where the
第２吐水モードによる吐水が一旦開始すると、第２のセンサー６による物体の検知が非検知状態となっても吐水は継続する。そして、再び、第２のセンサー６が物体を検知し、第２出力の連続時間の値が第１閾値以上かつ第２閾値未満である第２出力が出力された場合に、制御手段８によって第２吐水モードによる連続的な吐水が停止するように制御される。
Once water discharge in the second water discharge mode is started, water discharge continues even when the detection of the object by the
第１閾値と第２閾値は、適宜設定することができる。例えば、第１閾値は、第２のセンサー６が検知領域の物体を検知した後（第２出力を出力した後）、0.5秒〜2.0秒の範囲の一定値とすることができる。また、第２閾値は、第１閾値より長い時間であればよく、第２のセンサー６が検知領域の物体を検知した後、1.0秒〜5.0秒の範囲の一定値とすることができる。
The first threshold value and the second threshold value can be set as appropriate. For example, the first threshold value can be a constant value in the range of 0.5 seconds to 2.0 seconds after the
そして、制御手段８は、第２のセンサー６による第２出力の連続時間の値に応じて、第１吐水モードと第２吐水モードとを相互に切り替える制御を行うことができる。これによって、例えば切替スイッチで操作しなくても、第１吐水モードと第２吐水モードを簡単な動作で確実に切り替えることができる。なお、切替スイッチなどを別途設けて、切替スイッチによる操作によっても第１吐水モードと第２吐水モードの切り替えができるように設定することもできる。
And the control means 8 can perform control which switches a 1st water discharge mode and a 2nd water discharge mode mutually according to the value of the continuous time of the 2nd output by the
具体的には、第１吐水モード（吐水中または止水中）において、第２のセンサー６によって物体が検知され、その第２出力の連続時間の値が、第１閾値以上である場合には、制御手段８は第２吐水モードに切り替える制御を行う。
Specifically, in the first water discharge mode (water discharge or water stop), when an object is detected by the
なお、第１吐水モード（吐水中または止水中）において、第２出力の連続時間の値が第１閾値に達していないときは、制御手段８は第２出力の測定時間をリセットし、第２吐水モードへ切り替える制御は行わない。 In the first water discharge mode (water discharge or water stoppage), when the value of the continuous time of the second output does not reach the first threshold value, the control means 8 resets the measurement time of the second output, and the second output Control to switch to the water discharge mode is not performed.
一方、第２吐水モード（吐水中または止水中）において、第２のセンサー６によって物体が検知され、その第２出力の連続時間の値が第２閾値以上である場合には、制御手段８は、第１吐水モードに切り替える制御を行う。なお、第２吐水モード（吐水中または止水中）において、第２出力の連続時間の値が、第１閾値以上かつ第２閾値未満である場合には、上述したように、制御手段８によって第２吐水モードにおける吐水と止水とを切り替える制御を行う。
On the other hand, when the object is detected by the
また、自動水栓１は、発音手段（図示していない）を備えることができる。第１吐水モードと第２吐水モードとを相互に切り替える吐水モードの変更の制御が行われた際に制御手段８は、発音手段の音を発生させることができる。この音によって、使用者に吐水モードの変更が行われたことを報知することができる。これによって、使用者が意図している吐水モードであるか否かの判断が容易になる。
The
すなわち、この実施形態の自動水栓１の制御手段８が吐水モードの変更を行うのは、以下の＜１＞＜２＞の場合であり、この場合、制御手段８は発音手段の音を発生させる制御を行うことができる。
＜１＞第１吐水モードの状態において、第２のセンサー６によって物体が検知され、第２のセンサーによる第２出力の連続時間の値が第１閾値以上である場合に、第１吐水モードから第２吐水モードへ切り替える制御。
＜２＞第２吐水モードの状態において、第２のセンサー６によって物体が検知され、第２のセンサーによる第２出力の連続時間の値が第２閾値以上である場合に、第２吐水モードから第１吐水モードへ切り替える制御。
That is, the control means 8 of the
<1> In the state of the first water discharge mode, when the object is detected by the
<2> In the state of the second water discharge mode, when the object is detected by the
この発音手段は、第２吐水モードにおいて、第２のセンサー６による第２出力の連続時間の値が第１閾値以上であり、かつ、第２閾値未満である場合にも、音を発するように設定されていることが好ましい。この場合に発せられる音は、上記＜１＞＜２＞の場合の音とは異なる音であることがより好ましい。これによって、制御手段８が第２吐水モードにおける吐水と止水とを変更する制御を行った場合に、その変更がなされたことを使用者に報知することができる。
In the second water discharge mode, this sounding means emits a sound even when the value of the continuous time of the second output by the
なお、発音手段に代えて、ＬＥＤランプなどの発光手段を設けることもでき、発光手段の発光色によって吐水モードの変更を報知することもできる。 Note that light emitting means such as an LED lamp can be provided in place of the sound generating means, and the change of the water discharge mode can be notified by the light emission color of the light emitting means.
図１、２に加え、さらに図３に基づいて、本発明の自動水栓の第１吐水モードと第２吐水モードの制御の一形態についてより詳しく説明する。図３は、本発明の自動水栓の制御手段による制御における、第２のセンサー６の第２出力の連続時間と第１閾値および第２閾値との関係を例示したタイミングチャートである。
Based on FIG. 3 in addition to FIGS. 1 and 2, one mode of control of the first water discharge mode and the second water discharge mode of the automatic faucet of the present invention will be described in more detail. FIG. 3 is a timing chart illustrating the relationship between the continuous time of the second output of the
図３に例示したように、自動水栓１の制御手段８において、第２のセンサー６の第２出力の連続時間の値に対応する第１閾値（Ｔ２）および第２閾値（Ｔ３）が予め設定されている。具体的には、第１閾値（Ｔ２）は第２出力が出力されてからＡ秒後の時点、第２閾値（Ｔ３）は第２出力が出力されてからＢ秒後の時点に設定されている。
As illustrated in FIG. 3, in the control means 8 of the
図３のＴ１に例示したように、第２のセンサー６が検知領域の物体を検知すると、第２出力が出力されて制御手段８に伝達される。
As illustrated in T <b> 1 of FIG. 3, when the
そして、第２のセンサー６による物体の検知がＡ秒未満で非検知の状態になった場合は、第２出力の連続時間の値が第１閾値（Ｔ２）に達していないため、第２出力の連続時間の値はリセットされ、制御手段８は動作を起こさない。したがって、第１吐水モード（吐水中または止水中）および第２吐水モード（吐水中または止水中）のいずれであっても、吐水と止水との変更や吐水モードの変更などは生じない。
Then, when the detection of the object by the
一方、第１吐水モードにおいて、第２のセンサー６による第２出力の連続時間の値が第１閾値（Ｔ２）以上である（第２出力の連続時間がＡ秒以上である）場合は、制御手段８は以下の制御を行う。
（１）第１吐水モードの止水中であるときは、第２吐水モードに切り替える。
（２）第１吐水モードの吐水中であるときは、第２吐水モードに切り替える。
On the other hand, in the first water discharge mode, when the value of the continuous time of the second output by the
(1) When the water is stopped in the first water discharge mode, the mode is switched to the second water discharge mode.
(2) Switch to the second water discharge mode when the water discharge is in the first water discharge mode.
また、第２吐水モードにおいて、第２のセンサー６による第２出力の連続時間の値が第１閾値（Ｔ２）以上、第２閾値（Ｔ３）未満である（第２出力の連続時間がＡ秒以上、Ｂ秒未満である）場合は、制御手段８は以下の制御を行う。
（３）第２吐水モードの止水中であるときは、第２吐水モードの吐水に変更する。
（４）第２吐水モードの吐水中であるときは、第２吐水モードの止水に変更する。
In the second water discharge mode, the value of the continuous time of the second output by the
(3) When the water is stopped in the second water discharge mode, the water discharge is changed to the water discharge in the second water discharge mode.
(4) When the water discharge is in the second water discharge mode, the water is changed to the water stop in the second water discharge mode.
さらに、第２吐水モードの状態において、第２のセンサー６による第２出力の連続時間の値が第２閾値（Ｔ３）以上である（第２出力の連続時間がＢ秒以上である）場合は、制御手段８は以下の制御を行う。
（５）第２吐水モードの止水中であるときは、第１吐水モードに切り替える。
（６）第２吐水モードの吐水中であるときは、第１吐水モードに切り替える。
Furthermore, in the state of the second water discharge mode, the value of the continuous time of the second output by the
(5) When the water is stopped in the second water discharge mode, the mode is switched to the first water discharge mode.
(6) Switch to the first water discharge mode when the water discharge is in the second water discharge mode.
なお、（５）（６）の制御を行う場合、第１のセンサー５から第１出力が出力されているか否かによって、変更後の第１吐水モードにおける吐水または止水の制御を決定することができる。 In addition, when performing control of (5) and (6), the control of the water discharge or water stop in the changed 1st water discharge mode is determined by whether the 1st output is output from the 1st sensor 5. Can do.
この実施形態における第２のセンサー６の第２出力の連続時間と、制御手段８による制御との関係を表１にまとめる。
Table 1 summarizes the relationship between the continuous time of the second output of the
この実施形態の自動水栓１では、設定された第１閾値（Ｔ２）と第２閾値（Ｔ３）を基準にして、制御手段８による動作制御を行うため、誤検知によって意図しない制御が行われることが抑制される。また、自動水栓１は、第２のセンサー６の第２出力の連続時間に応じて、第１吐水モードと第２吐水モードとを相互に切り替える制御を行うことができる。このため、切替スイッチで操作しなくても、所望の時に第１吐水モードと第２吐水モードを確実に切り替えることができる。したがって、自動水栓１は、切替スイッチなどの設置スペースなどの制約がなく、比較的自由に自動水栓１のデザインを設計することができ、意匠性の向上を図ることができる。
In the
本発明の自動水栓１は、以下の構成を有している。
The
一端に吐水口３１を有する吐水部３。吐水口３１に至る吐水経路に設けられた弁装置７。吐水口３１付近の検知領域に差し出された物体を検知可能であり、かつ、物体を検知している状態において第１出力を出力する自動吐水用の第１のセンサー５（５Ａ、５Ｂ）。第１のセンサー５とは異なる検知領域に差し出された物体を検知可能であり、かつ、物体を検知している状態において第２出力を出力する連続吐水用の第２のセンサー６。第１吐水モードおよび第２吐水モードにおける吐水と止水とを切り替える制御が可能であり、かつ、第１吐水モードと第２吐水モードとを相互に切り替える制御が可能である制御手段８。
A
第１吐水モードは、第１のセンサー５からの第１出力を出力している間は、制御手段８が弁装置７を開にして吐水させ、かつ、第１のセンサー５からの第１出力が出力されていない間は制御手段８が弁装置７を閉にして吐水を停止するモードである。第２吐水モードは、第２のセンサー６からの第２出力の連続時間の値が設定された第１閾値以上であり、かつ、設定された第２閾値未満である場合に、制御手段８は弁装置７を開にする。そして、次に、第１閾値以上であり、かつ、第２閾値未満である第２出力の連続時間の値となる第２出力が出力されるまで制御手段８は、弁装置７を継続して開にして連続的に吐水するモードである。
In the first water discharge mode, while the first output from the first sensor 5 is being output, the control means 8 opens the valve device 7 to discharge water, and the first output from the first sensor 5 is output. In this mode, the control means 8 closes the valve device 7 and stops water discharge while is not output. In the second water discharge mode, when the value of the continuous time of the second output from the
制御手段８は、以下の＜１＞＜２＞の制御を行う。
＜１＞前記第１吐水モードの状態において前記第２のセンサー６が物体を検知し、前記第２出力の連続時間の値が前記第１閾値以上である場合に、前記第１吐水モードから前記第２吐水モードに切り替える制御。
＜２＞前記第２吐水モードの状態において前記第２のセンサー６が物体を検知し、前記第２出力の連続時間の値が前記第２閾値以上である場合に、前記第２吐水モードから前記第１吐水モードに切り替える制御。
The control means 8 performs the following control <1><2>.
<1> When the
<2> In the state of the second water discharge mode, when the
この自動水栓１では、発音手段を備え、＜１＞＜２＞の制御が行われる場合に、制御手段は前記発音手段の音を発生させることが好ましい。
The
この自動水栓１では、第２吐水モードの状態において、第２出力の連続時間の値が第１閾値以上であり、かつ、第２閾値未満である場合に、発音手段に＜１＞＜２＞の制御が行われる場合とは異なる音を発生させることがより好ましい。
In the
本発明の自動水栓は、以上の実施形態に限定されることはない。例えば、制御手段は、吐水部の付近や弁装置の付近以外の箇所に設けることもできる。また、第１のセンサー、第２のセンサーは可視光や超音波を用いたその他の人体検知センサーであってもよい。さらに、図１に例示した第１のセンサーのいずれか一方を省略することもでき、第２のセンサーの配設箇所は適宜設計することができる。また、第１閾値、第２閾値は適宜設定することができ、制御手段による吐水・止水の制御や第１吐水モードと第２吐水モードを切り替える制御は表１に示した形態に限定されることはない。そして、本発明の自動水栓は流し台に限られず、洗面台などの従来から水栓が用いられるその他の場所にも設置することができる。 The automatic faucet of the present invention is not limited to the above embodiment. For example, the control means can be provided in a location other than the vicinity of the water discharger or the vicinity of the valve device. The first sensor and the second sensor may be other human body detection sensors using visible light or ultrasonic waves. Furthermore, any one of the first sensors illustrated in FIG. 1 can be omitted, and the location of the second sensor can be designed as appropriate. Further, the first threshold value and the second threshold value can be set as appropriate, and the control of water discharge / stop water and the control for switching between the first water discharge mode and the second water discharge mode by the control means are limited to the forms shown in Table 1. There is nothing. And the automatic faucet of this invention is not restricted to a sink, It can install in other places where a faucet is conventionally used, such as a washstand.
１ 自動水栓
３ 吐水部
５、５Ａ、５Ｂ 第１のセンサー
６ 第２のセンサー
７ 弁装置
８ 制御手段
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記吐水口に至る吐水経路に設けられた弁装置と、
前記吐水口付近の検知領域に差し出された物体を検知可能であり、かつ、物体を検知している状態において第１出力を出力する自動吐水用の第１のセンサーと、
前記第１のセンサーとは異なる検知領域に差し出された物体を検知可能であり、かつ、物体を検知している状態において第２出力を出力する連続吐水用の第２のセンサーと、
第１吐水モードおよび第２吐水モードにおける吐水と止水とを切り替える制御が可能であり、かつ、前記第１吐水モードと前記第２吐水モードとを相互に切り替える制御が可能である制御手段と、
を備えた自動水栓であって、
前記第１吐水モードは、前記第１のセンサーからの前記第１出力が出力されている場合に、前記制御手段が前記弁装置を開にして吐水させ、かつ、前記第１のセンサーからの第１出力が出力されていない場合に、前記制御手段が前記弁装置を閉にして吐水を停止するモードであり、
前記第２吐水モードは、前記第２のセンサーからの前記第２出力の連続時間の値が設定された第１閾値以上であり、かつ、設定された第２閾値未満である場合に、前記制御手段が前記弁装置を開にし、次に、前記第２出力の連続時間の値が前記第１閾値以上であり、かつ、前記第２閾値未満である前記第２出力が出力されるまで、前記制御手段が弁装置を継続して開にして連続的に吐水するモードであり、
前記制御手段は、
＜１＞前記第１吐水モードの状態において前記第２のセンサーが物体を検知し、前記第２出力の連続時間の値が前記第１閾値以上である場合に、前記第１吐水モードから前記第２吐水モードに切り替える制御、および
＜２＞前記第２吐水モードの状態において前記第２のセンサーが物体を検知し、前記第２出力の連続時間の値が前記第２閾値以上である場合に、前記第２吐水モードから前記第１吐水モードに切り替える制御
を行うことを特徴とする自動水栓。 A water discharge part having a water discharge port at one end;
A valve device provided in a water discharge path leading to the water outlet;
A first sensor for automatic water discharge that is capable of detecting an object inserted in a detection region near the water discharge port and that outputs a first output in a state of detecting the object;
A second sensor for continuous water discharge that is capable of detecting an object that has been sent to a detection area different from the first sensor and that outputs a second output in a state of detecting the object;
Control means capable of switching between water discharge and water stop in the first water discharge mode and the second water discharge mode, and capable of controlling to switch between the first water discharge mode and the second water discharge mode;
An automatic water faucet with
In the first water discharge mode, when the first output from the first sensor is output, the control means opens the valve device to discharge water, and the first discharge from the first sensor. When one output is not output, the control means closes the valve device and stops water discharge,
In the second water discharge mode, when the value of the continuous time of the second output from the second sensor is equal to or more than a set first threshold and less than the set second threshold, the control is performed. Means opens the valve device, and then the second output is output until the second output has a continuous time value greater than or equal to the first threshold and less than the second threshold. In this mode, the control means continuously opens the valve device and continuously discharges water.
The control means includes
<1> In the state of the first water discharge mode, when the second sensor detects an object and the continuous time value of the second output is equal to or greater than the first threshold value, Control to switch to 2 water discharge mode, and <2> when the second sensor detects an object in the state of the second water discharge mode, and the continuous time value of the second output is equal to or greater than the second threshold value, An automatic faucet that performs control to switch from the second water discharge mode to the first water discharge mode.
In the state of the second water discharge mode, the control means causes the sound generation means to perform the <when the value of the continuous time of the second output is equal to or greater than the first threshold and less than the second threshold. The automatic faucet according to claim 2, wherein a sound different from the case where the control of 1><2> is performed is generated.
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