JP2016195367A5 - - Google Patents

Description

本発明の一側面によれば、複数の色信号を含む画像データの注目画素または前記注目画素を含む画素群の色比を算出し、前記色比に基づいて前記注目画素又は前記画素群が属する色比領域を判定する判定手段と、前記判定された色比領域別に像高毎の色ずれ量を算出し、該色ずれ量に基づいて補正データを作成する作成手段と、前記補正データに基づいて、前記画像データに対して倍率色収差の補正を行う補正手段とを有することを特徴とする画像処理装置が提供される。

Claims (9)

1. 複数の色信号を含む画像データの注目画素または前記注目画素を含む画素群の色比を算出し、前記色比に基づいて前記注目画素又は前記画素群が属する色比領域を判定する判定手段と、
   前記判定された色比領域別に像高毎の色ずれ量を算出し、該色ずれ量に基づいて補正データを作成する作成手段と、
   前記補正データに基づいて、前記画像データに対して倍率色収差の補正を行う補正手段と、
   を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記画像データは、Ｒ，Ｇ，Ｂのベイヤー配列の画素の集合を有する撮像素子から生成されたものであり、
   各複数の色信号のそれぞれについて、画素値のない画素位置に画素値を補間する補間処理手段を更に有することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記画像データからエッジを検出する検出手段を更に有し、
   前記作成手段は、前記検出されたエッジにおける画素の色ずれ量を算出することを特徴とする請求項１又は２に記載の画像処理装置。
4. 前記作成手段は、
   前記像高毎に前記色比領域毎のエッジの個数を求め、
   前記個数が多い前記色比領域ほど、前記色ずれ量に大きな重み付けを行うことによって、前記補正データを作成することを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
5. 前記重み付けにおける重み付け係数は、前記色比領域に対する重み関数によって与えられることを特徴とする請求項４に記載の画像処理装置。
6. 前記作成手段は、
   前記像高毎に前記色比領域毎のエッジの個数を求め、
   前記個数が最大となる色比領域を選択し、
   前記選択した色比領域の色ずれ量に基づいて、前記補正データを作成することを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
7. 被写体の光学像を撮像する撮像素子と、
   請求項１乃至６のいずれか１項に記載の画像処理装置と、
   を有することを特徴とする撮像装置。
8. 複数の色信号を含む画像データの注目画素または前記注目画素を含む画素群の色比を算出し、前記色比に基づいて前記注目画素又は前記画素群が属する色比領域を判定する工程と、
   前記判定された色比領域別に像高毎の色ずれ量を算出し、該色ずれ量に基づいて補正データを作成する工程と、
   前記補正データに基づいて、前記画像データに対して倍率色収差の補正を行う工程と、
   を有することを特徴とする画像処理方法。
9. コンピュータを、請求項１乃至６のいずれか１項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。