JP2016195106A - 燃料電池セル及びその製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池セルの組み立て作業を、効率的に且つ低コストで良好に行うことを可能にする。【解決手段】燃料電池セル10は、電解質膜・電極構造体26aの外周を周回して枠状絶縁部材42が接続される枠付き電解質膜・電極構造体26と、金属セパレータ28とを有する。金属セパレータ28は、互いに接合される第1バイポーラプレート46及び第2バイポーラプレート48を備えるとともに、枠状絶縁部材42には、前記第1バイポーラプレート46に抵抗溶接により溶着される溶着部45が設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、電解質膜の両側に電極が配設される電解質膜・電極構造体を有し、前記電解質膜・電極構造体の外周を周回して枠状絶縁部材が接続される枠付き電解質膜・電極構造体と、金属セパレータとを有する燃料電池セル及びその製造装置に関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の一方の面にアノード電極が、前記固体高分子電解質膜の他方の面にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータ(バイポーラプレート)によって挟持されることにより、燃料電池セルが構成されている。通常、燃料電池セルを所定数だけ積層した燃料電池スタックが、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
通常、燃料電池スタックは、多数(数十〜数百)の燃料電池セルが積層されている。このため、例えば、特許文献1には、複数の燃料電池セルを容易且つ迅速に組み立てることができ、前記燃料電池セルの組み立て作業を効率的に行うことが可能な燃料電池及びその製造方法が開示されている。
この燃料電池では、電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層されるセルユニットを一体化する接合ピンは、前記セルユニットの一端側に係合する大径フランジ部を有している。さらに、接合ピンは、セルユニットの他端側に係合する頭部を有するとともに、大径フランジ部には、接合ピン吸引保持用の凹部が形成されている。そして、凹部を吸引することにより、接合ピンを位置決め保持した状態で、セルユニットを各接合ピンに対して一体に配設させることができる、としている。
特開2012−89505号公報
本発明は、この種の技術に関連してなされたものであり、燃料電池セルの組み立て作業を、効率的に且つ低コストで良好に行うことが可能な燃料電池セル及びその製造装置を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池セルは、電解質膜の両側に電極が配設される電解質膜・電極構造体を有し、前記電解質膜・電極構造体の外周を周回して枠状絶縁部材が接続される枠付き電解質膜・電極構造体と、金属セパレータとを有している。
そして、金属セパレータは、互いに接合される第1バイポーラプレート及び第2バイポーラプレートを備えているとともに、枠状絶縁部材には、前記第1バイポーラプレートに抵抗溶接により溶着される溶着部が設けられている。
また、第1バイポーラプレートには、枠状絶縁部材の溶着部に接触する凸状部が形成されていることが好ましい。一方、第2バイポーラプレートには、第1バイポーラプレートとの積層方向から見て、凸状部に重なる位置に孔部が形成されていることが好ましい。
さらに、金属セパレータには、反応ガスのシールを行う反応ガスシールライン、及び冷却媒体のシールを行う冷媒シールラインが設けられていることが好ましい。その際、凸状部及び孔部は、反応ガスシールライン及び冷媒シールラインよりも外側に設けられていることが好ましい。
さらにまた、本発明に係る燃料電池セル製造装置は、枠付き電解質膜・電極構造体及び金属セパレータの順に載置される台座部と、溶着部に重ねられる凸状部に当接される抵抗溶接用電極部と、を備えている。そして、台座部は、少なくとも電解質膜・電極構造体が載置される絶縁性台座と、溶着部が載置される金属性台座と、を有している。
また、燃料電池セル製造装置では、金属性台座には、位置決めピンが設けられている一方、枠状絶縁部材及び金属セパレータには、前記位置決めピンが挿入される位置決め孔部が形成されていることが好ましい。
さらに、燃料電池セル製造装置では、枠付き電解質膜・電極構造体及び金属セパレータを挟んで台座部に対向する治具を備えていることが好ましい。その際、電源の一方の極は、抵抗溶接用電極部に接続され、且つ、前記電源の他方の極は、治具に接続されていることが好ましい。
さらにまた、燃料電池セル製造装置では、抵抗溶接用電極部は、第1の凸状部に当接される第1抵抗溶接用電極部と、前記第1の凸状部とは異なる第2の凸状部に当接される第2抵抗溶接用電極部と、を備えていることが好ましい。その際、電源の一方の極は、第1抵抗溶接用電極部に接続され、且つ、前記電源の他方の極は、第2抵抗溶接用電極部に接続されていることが好ましい。
また、燃料電池セル製造装置では、抵抗溶接用電極部は、互いに絶縁された状態で、同一の凸状部に同時に当接される第1抵抗溶接用電極部及び第2抵抗溶接用電極部を備えていることが好ましい。その際、電源の一方の極は、第1抵抗溶接用電極部に接続され、且つ、前記電源の他方の極は、第2抵抗溶接用電極部に接続されていることが好ましい。
本発明によれば、電解質膜・電極構造体の外周に接続される枠状絶縁部材には、第1バイポーラプレートに抵抗溶接により溶着される溶着部が設けられている。このため、例えば、高周波加熱により溶着(接合)する場合のような冷却処理が不要になり、溶着時間が有効に短尺化される。しかも、溶着部に専用の部材を設ける必要がなく、構成の簡素化を図ることができる。これにより、燃料電池セルの組み立て作業を、効率的に且つ低コストで良好に行うことが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池セルが組み込まれる燃料電池スタックの斜視説明図である。 前記燃料電池セルの一部を分解した状態の斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの、図2中、III−III線断面図である。 前記燃料電池セルを構成する第1バイポーラプレートの正面説明図である。 前記燃料電池セルを構成する第2バイポーラプレートの正面説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る製造装置の要部分解斜視説明図である。 前記製造装置の、図6中、VII−VII線断面説明図である。 前記製造装置の、図6中、VIII−VIII線断面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る製造装置の要部断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る製造装置の要部断面説明図である。 前記製造装置を構成する抵抗溶接用電極部の説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池セル10は、水平方向(矢印A方向)又は重力方向(矢印C方向)に複数個積層されて燃料電池スタック12を構成する。燃料電池スタック12は、例えば、車載用燃料電池スタックを構成しており、図示しない燃料電池電気自動車等に搭載される。
燃料電池スタック12では、燃料電池セル10の積層方向一端には、ターミナルプレート14a、インシュレータ16a及びエンドプレート18aが、外方に向かって、順次、配設される。燃料電池セル10の積層方向他端には、ターミナルプレート14b、インシュレータ16b及びエンドプレート18bが、外方に向かって、順次、配設される。ターミナルプレート14a、14bの略中央には、積層方向外方に延在する端子部20a、20bが設けられる。端子部20a、20bは、エンドプレート18a、18bの外部に突出する。
エンドプレート18a、18bは、横長(縦長でもよい)の長方形状を有するとともに、各辺間には、連結バー22が配置される。各連結バー22は、両端をエンドプレート18a、18bの内面にボルト24を介して固定され、複数の積層された燃料電池セル10に積層方向(矢印A方向)の締め付け荷重を付与する。なお、燃料電池スタック12では、エンドプレート18a、18bを端板とする筐体を備え、前記筐体内に複数個の燃料電池セル10を収容するように構成してもよい。
図2に示すように、燃料電池セル10は、枠付き電解質膜・電極構造体(枠付きMEA)26と、金属セパレータ28とを有する。枠付き電解質膜・電極構造体26と金属セパレータ28とが交互に積層されて燃料電池スタック12が構成される。燃料電池セル10の矢印B方向(水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔30a、冷却媒体入口連通孔32a及び燃料ガス出口連通孔34bが設けられる。
酸化剤ガス入口連通孔30aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給し、冷却媒体入口連通孔32aは、冷却媒体を供給し、燃料ガス出口連通孔34bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。酸化剤ガス入口連通孔30a、冷却媒体入口連通孔32a及び燃料ガス出口連通孔34bは、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。
燃料電池セル10の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガス入口連通孔34a、冷却媒体出口連通孔32b及び酸化剤ガス出口連通孔30bが設けられる。燃料ガス入口連通孔34aは、燃料ガスを供給し、冷却媒体出口連通孔32bは、冷却媒体を排出し、酸化剤ガス出口連通孔30bは、酸化剤ガスを排出する。燃料ガス入口連通孔34a、冷却媒体出口連通孔32b及び酸化剤ガス出口連通孔30bは、矢印C方向に配列して設けられる。
図2及び図3に示すように、枠付き電解質膜・電極構造体26は、電解質膜・電極構造体(MEA)26aを備える。電解質膜・電極構造体26aは、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)36と、前記固体高分子電解質膜36を挟持するアノード電極38及びカソード電極40とを有する。固体高分子電解質膜36は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用してもよい。
図3に示すように、アノード電極38は、固体高分子電解質膜36の一方の面36aに接合される第1電極触媒層38aと、前記第1電極触媒層38aに積層される第1ガス拡散層38bとを有する。第1ガス拡散層38bは、固体高分子電解質膜36及び第1電極触媒層38aよりも大きな外形寸法を有するが、前記固体高分子電解質膜36及び前記第1電極触媒層38aと同一の外形寸法を有してもよい。
カソード電極40は、固体高分子電解質膜36の他方の面36bに接合される第2電極触媒層40aと、前記第2電極触媒層40aに積層される第2ガス拡散層40bとを有する。第2ガス拡散層40bは、固体高分子電解質膜36及び第2電極触媒層40aよりも大きな外形寸法を有するが、前記固体高分子電解質膜36及び前記第2電極触媒層40aと同一の外形寸法を有してもよい。なお、アノード電極38とカソード電極40の平面の大きさは、互いに異なっていてもよい。
第1電極触媒層38aは、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が第1ガス拡散層38bの表面に一様に塗布されて形成される。第2電極触媒層40aは、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が第2ガス拡散層40bの表面に一様に塗布されて形成される。第1ガス拡散層38b及び第2ガス拡散層40bは、カーボンペーパ、カーボンクロス等からなる。第1電極触媒層38a及び第2電極触媒層40aは、固体高分子電解質膜36の両方の面36a、36bに形成される。
枠付き電解質膜・電極構造体26は、電解質膜・電極構造体26aの外周を周回して枠状絶縁部材42が接続される。枠状絶縁部材42の内周縁部は、第1ガス拡散層38b及び第2ガス拡散層40bの外周縁部に重なり部を有して挟持される。なお、枠状絶縁部材42と第1ガス拡散層38b及び第2ガス拡散層40bとの接合構造は、本構造に限定されるものではなく、良好に接合されていれば、如何なる構造を採用してもよい。枠状絶縁部材42は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、POM(ポリオキシメチレン)、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、又はm−PPE(変性ポリフェニレンエーテル樹脂)等で構成される。枠状絶縁部材42は、その他、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、変性ポリオレフィン、又は樹脂フィルムに限らず、エラストマー材となるEPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン、アクリルゴム等のシール材、クッション材、パッキン材で構成してもよい。
図2に示すように、枠状絶縁部材42は、金属セパレータ28と略同一の外形寸法を有する。なお、枠状絶縁部材42は、金属セパレータ28より外形寸法が大きく構成されてもよい。枠状絶縁部材42には、酸化剤ガス入口連通孔30a、冷却媒体入口連通孔32a、燃料ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔34a、冷却媒体出口連通孔32b及び酸化剤ガス出口連通孔30bが設けられる。枠状絶縁部材42の一方の対角位置には、MEA位置決め用の一対の円形状位置決め孔部44が形成される。
枠状絶縁部材42には、後述する第1バイポーラプレート46に抵抗溶接により溶着される溶着部45が設けられる。溶着部45は、枠状絶縁部材42の他方の対角位置及び各位置決め孔部44に近接する位置に、合計4カ所に設定される。なお、溶着部45の個数や位置は、種々変更可能である。
金属セパレータ28は、互いに接合される第1バイポーラプレート46及び第2バイポーラプレート48からなる。第1バイポーラプレート46及び第2バイポーラプレート48は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、チタン鋼板あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板の断面を凹凸状にプレス成形して構成される。
図4に示すように、第1バイポーラプレート46の電解質膜・電極構造体26aのアノード電極38に向かう面46aには、燃料ガス入口連通孔34aと燃料ガス出口連通孔34bとに連通する燃料ガス流路50が設けられる。燃料ガス流路50は、矢印B方向に延在する複数の燃料ガス流路溝を有する。
第1バイポーラプレート46の一方の対角位置(燃料ガス入口連通孔34a及び燃料ガス出口連通孔34b近傍)には、円形状位置決め孔部52a、52aが形成される。位置決め孔部52aは、枠状絶縁部材42の位置決め孔部44と、積層方向から見て、同軸上に配置されるとともに、前記位置決め孔部44よりも大径に形成される。第1バイポーラプレート46には、積層方向から見て、枠状絶縁部材42の各溶着部45に接触する複数個の円形状凸状部53が、例えば、4カ所(数は限定されない)に設けられる(図3参照)。
図2に示すように、第1バイポーラプレート46の面46bの外周は、第2バイポーラプレート48の面48bの外周と溶接やロウ付け等により液密に接合され、これらの間には、冷却媒体流路54が形成される。冷却媒体流路54は、冷却媒体入口連通孔32a及び冷却媒体出口連通孔32bに連通し、矢印B方向に延在する複数の冷却媒体流路溝を有する。
第2バイポーラプレート48の電解質膜・電極構造体26aのカソード電極40に向かう面48aには、酸化剤ガス入口連通孔30aと酸化剤ガス出口連通孔30bとに連通する酸化剤ガス流路56が設けられる。酸化剤ガス流路56は、矢印B方向に延在する複数の酸化剤ガス流路溝を有する。
図5に示すように、第2バイポーラプレート48の一方の対角位置(燃料ガス入口連通孔34a及び燃料ガス出口連通孔34b近傍)には、円形状位置決め孔部52b、52bが形成される。位置決め孔部52bは、第1バイポーラプレート46の位置決め孔部52aと、積層方向から見て、同軸上に配置されるとともに、前記位置決め孔部52aと同一の開口径に形成される。第2バイポーラプレート48には、積層方向から見て、第1バイポーラプレート46の各凸状部53に重なる位置に孔部58が形成される。
第1バイポーラプレート46の面46a、46bには、この第1バイポーラプレート46の外周縁部を周回して第1シール部材60が一体的又は個別に設けられる。第2バイポーラプレート48の少なくとも面48aには、この第2バイポーラプレート48の外周縁部を周回して第2シール部材62が一体的又は個別に設けられる。
第1シール部材60及び第2シール部材62には、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図4に示すように、第1シール部材60は、第1バイポーラプレート46の面46aに、燃料ガス(反応ガス)のシールを行う燃料ガス(反応ガス)シールライン60aを設ける。図2に示すように、第1シール部材60は、第1バイポーラプレート46の面46bに、冷却媒体のシールを行う冷媒シールライン60bを設ける。
図2及び図5に示すように、第2シール部材62は、第2バイポーラプレート48の面48aに、酸化剤ガス(反応ガス)のシールを行う酸化剤ガス(反応ガス)シールライン62aを設ける。凸状部53及び孔部58は、燃料ガスシールライン60a、冷媒シールライン60b及び酸化剤ガスシールライン62aよりも外側に設けられる。位置決め孔部44、52a及び52bは、燃料ガスシールライン60a、冷媒シールライン60b及び酸化剤ガスシールライン62aよりも外側に設けられる。
図6は、燃料電池セル10を製造する本発明の第1の実施形態に係る製造装置70の要部分解斜視説明図である。
製造装置70は、枠付き電解質膜・電極構造体26及び金属セパレータ28の順に載置される台座部(下部治具)72を備える。図6及び図7に示すように、台座部72は、少なくとも電解質膜・電極構造体26aが載置される絶縁性台座74と、枠状絶縁部材42の溶着部45が載置される金属性台座76とを有する。絶縁性台座74は、種々の絶縁樹脂により構成可能である。好ましくは、絶縁性台座74は、燃料ガスシールライン60a及び酸化剤ガスシールライン62aの外方で且つ溶着部45の内方に外周端部が配置される(図7参照)。
金属性台座76には、一方の対角位置に位置決めピン78が一体に設けられるとともに、前記位置決めピン78は、位置決め孔部44、52a及び52bに挿入される。図8に示すように、位置決め孔部44の開口径は、位置決めピン78の直径と同等に設定される一方、位置決め孔部52a、52bの開口径は、前記位置決めピン78の直径よりも大径に設定される。位置決めピン78の外周と位置決め孔部52a、52bの内周との間には、絶縁樹脂製のカラー部材82が外装される。カラー部材82は、金属セパレータ28の厚さ寸法よりも長尺な軸長を有する。
図6に示すように、製造装置70は、金属セパレータ28上に載置される上部治具84を備える。上部治具84は、金属セパレータ28と同等の外形寸法を有し、導電性金属で形成される。上部治具84には、位置決め孔部52a及び52bと同軸上で且つこれらと同等の開口径を有する位置決め孔部86が形成される。上部治具84には、第2バイポーラプレート48の孔部58と同軸上に形成される複数個の孔部88が形成される。孔部88は、孔部58よりも大きな開口径を有することが好ましい。
枠状絶縁部材42の溶着部45に重ねられる第1バイポーラプレート46の凸状部53には、凹部側から抵抗溶接用電極部90が当接されるとともに、前記電極部90は、上部治具84に接続される。電極部90には、導線94を介して電源92の一方の極が電気的に接続され、上部治具84には、導線95を介して前記電源92の他方の極が電気的に接続される。電極部90は、円柱形状を有し、直径寸法は、孔部58の開口径よりも小径に設定される。
次いで、製造装置70を用いて燃料電池セル10を製造する作業について、以下に説明する。
先ず、第1バイポーラプレート46の外周及び第2バイポーラプレート48の外周が互いに接合(例えば、溶接やロウ付け)されて、金属セパレータ28が一体に得られる。一方、枠付き電解質膜・電極構造体26では、例えば、アノード電極38に固体高分子電解質膜36が接合された状態で、前記アノード電極38とカソード電極40とで枠状絶縁部材42が挟持されるように、接着される。なお、固体高分子電解質膜36は、予めカソード電極40に接合されてもよく、又は、枠状絶縁部材42に固定されていてもよい。これにより、枠付き電解質膜・電極構造体26が作製される。
次に、図6〜図8に示すように、製造装置70を構成する台座部72上に枠付き電解質膜・電極構造体26が載置されるとともに、前記枠付き電解質膜・電極構造体26上に金属セパレータ28が載置される。その際、図8に示すように、金属性台座76の位置決めピン78は、枠付き電解質膜・電極構造体26の枠状絶縁部材42に設けられた位置決め孔部44に嵌合して前記枠付き電解質膜・電極構造体26の位置決めを行っている。
さらに、位置決めピン78には、カラー部材82が外装された後、前記カラー部材82は、第1バイポーラプレート46の位置決め孔部52a及び第2バイポーラプレート48の位置決め孔部52bに一体に挿入される。このため、金属セパレータ28は、位置決めピン78及びカラー部材82を介して枠付き電解質膜・電極構造体26上に位置決め配置される。
そして、金属セパレータ28上には、上部治具84が載置される。図8に示すように、上部治具84は、位置決め孔部86にカラー部材82の上部側が長さSに亘って挿入され、台座部72に対して位置決めされる。図7に示すように、先端が球面形状である電極部90は、第2バイポーラプレート48の孔部58を通って第1バイポーラプレート46の凸状部53に凹部側から当接される。
この状態で、電源92がオンされると、第1バイポーラプレート46の凸状部53にエネルギが集中され、前記凸状部53が加熱されて枠状絶縁部材42の溶着部45が溶融され、該凸状部53に溶着される。すなわち、第1バイポーラプレート46の凸状部53と枠状絶縁部材42の溶着部45とは、抵抗溶接、例えば、マイクロスポット溶接により接合される。
この場合、第1の実施形態では、電解質膜・電極構造体26aの外周に接続される枠状絶縁部材42には、第1バイポーラプレート46に抵抗溶接により溶着される溶着部45が設けられている。このため、例えば、高周波加熱により溶着(接合)する場合のような冷却処理が不要になり、溶着時間が有効に短尺化される。しかも、溶着部45に専用の部材を設ける必要がなく、構成の簡素化を図ることができる。
具体的には、第1の実施形態では、図7に示すように、第1バイポーラプレート46には、枠状絶縁部材42の溶着部45に接触する凸状部53が形成されている。一方、第2バイポーラプレート48には、第1バイポーラプレート46との積層方向から見て、凸状部53に重なる位置に孔部58が形成されている。これにより、燃料電池セル10の組み立て作業を、効率的に且つ低コストで良好に行うことが可能になるという効果が得られる。
さらに、図3に示すように、金属セパレータ28には、燃料ガスシールライン60a、酸化剤ガスシールライン62a及び冷媒シールライン60bが設けられている。そして、凸状部53及び孔部58は、燃料ガスシールライン60a、酸化剤ガスシールライン62a及び冷媒シールライン60bもよりも外側に設けられている。このため、抵抗溶接時に発生し易い塵埃等が、燃料ガス流路50、酸化剤ガス流路56又は冷却媒体流路54に進入することを可及的に抑制することができる。
さらにまた、図7に示すように、絶縁性台座74は、燃料ガスシールライン60a及び酸化剤ガスシールライン62aの外方まで延び且つ溶着部45の内方に端部が配置される一方、金属性台座76には、前記溶着部45が載置されている。従って、特に、電解質膜・電極構造体26aに電流が流れることがなく、前記電解質膜・電極構造体26aを良好に保護することが可能になる。しかも、金属性台座76を用いることにより、溶着時の熱が伝導し易く冷却機能を促進させることができ、作業の効率化が一層容易に図られる。
次いで、このように構成される燃料電池セル10の動作について、以下に説明する。
図1に示すように、エンドプレート18aでは、酸化剤ガス入口連通孔30aには、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔34aには、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔32aには、純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
図2に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔30aから第2バイポーラプレート48の酸化剤ガス流路56に導入される。このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路56に沿って矢印B方向に流通し、電解質膜・電極構造体26aのカソード電極40に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔34aから第1バイポーラプレート46の燃料ガス流路50に導入される。この燃料ガス流路50では、燃料ガスが矢印B方向に流通することにより、電解質膜・電極構造体26aのアノード電極38に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体26aでは、図3に示すように、アノード電極38に供給される燃料ガスと、カソード電極40に供給される酸化剤ガスとが、第1電極触媒層38a及び第2電極触媒層40a内で電気化学反応により消費される。これにより、燃料電池セル10の発電が行われる。
次いで、図2に示すように、カソード電極40に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔30bに排出される。同様に、アノード電極38に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔34bに排出される。
一方、冷却媒体入口連通孔32aに供給された冷却媒体は、互いに接合された第1バイポーラプレート46と第2バイポーラプレート48との間に形成された冷却媒体流路54に導入される。この冷却媒体流路54では、冷却媒体が水平方向(矢印B方向)に移動することにより、電解質膜・電極構造体26aの発電面全面にわたって冷却した後、冷却媒体出口連通孔32bに排出される。
図9は、燃料電池セル10を製造する本発明の第2の実施形態に係る製造装置100の要部断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る製造装置70と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
製造装置100は、シリーズスポット溶接装置であり、例えば、一対の電極部90a、90bを備える。電極部90aは、導線94aを介して電源92の一方の極に電気的に接続され、電極部90bは、導線94bを介して前記電源92の他方の極に電気的に接続される。台座部72を構成する金属性台座76は、バックアップ電極として機能する。
このように構成される第2の実施形態では、一対の電極部90a、90bは、第2バイポーラプレート48の各孔部58を通って第1バイポーラプレート46の各凸状部53に凹部側から当接される。従って、各凸状部53が加熱されて枠状絶縁部材42の各溶着部45が溶融され、該凸状部53に溶着されている。これにより、同時に2カ所の溶着部45に溶着処理を施すことができ、作業効率が一層向上するという効果が得られる。
なお、第2の実施形態では、一対の電極部90a、90bを備えているが、これに限定されるものではなく、3個以上の電極部を用いてもよい。
図10は、燃料電池セル10を製造する本発明の第3の実施形態に係る製造装置110の要部断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る製造装置70と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
製造装置110は、シリーズスポット溶接装置であり、抵抗溶接用電極部として、例えば、一対の電極部112a、112bを備える。電極部112aは、導線94aを介して電源92の一方の極に電気的に接続され、電極部112bは、導線94bを介して前記電源92の他方の極に電気的に接続される。
電極部112a、112bは、図11に示すように、それぞれ断面半円形状を有し、互いに隣接して全体的に円形状に配置される。図示しないが、電極部112a、112bは、互いに絶縁された状態で、配置される。
このように構成される第3の実施形態では、一対の電極部112a、112bは、互いに隣接した状態で、第2バイポーラプレート48の同一の孔部58を通って第1バイポーラプレート46の凸状部53に凹部側から当接される。従って、凸状部53は、一対の電極部112a、112bにより加熱されて枠状絶縁部材42の溶着部45が溶融され、該凸状部53に溶着されている。
他の凸状部53では、上記の凸状部53と同様に、それぞれ一対の電極部112a、112bによって溶着部45が接合される。これにより、同時に4カ所の溶着部45に溶着処理を施すことができ、作業効率が一層向上するという効果が得られる。
なお、第1〜第3の実施形態では、第2バイポーラプレート48に孔部58を設けているが、これに限定されるものではない。例えば、孔部58に代えて凹状の切り欠き部を設けてもよい。また、第2バイポーラプレート48の外形寸法を、第1バイポーラプレート46の外形寸法よりも小さく設定し、前記第2バイポーラプレート48の外方に凸状部53を設けることも可能である。すなわち、第2バイポーラプレート48には、孔部や切り欠き部等の加工が不要である。
10…燃料電池セル 12…燃料電池スタック
26…枠付き電解質膜・電極構造体 26a…電解質膜・電極構造体
28…金属セパレータ 30a…酸化剤ガス入口連通孔
30b…酸化剤ガス出口連通孔 32a…冷却媒体入口連通孔
32b…冷却媒体出口連通孔 34a…燃料ガス入口連通孔
34b…燃料ガス出口連通孔 36…固体高分子電解質膜
38…アノード電極 40…カソード電極
42…枠状絶縁部材
44、52a、52b、86…位置決め孔部
45…溶着部 46、48…バイポーラプレート
50…燃料ガス流路 53…凸状部
54…冷却媒体流路 56…酸化剤ガス流路
58、88…孔部 60、62…シール部材
60a…燃料ガスシールライン 60b…冷媒シールライン
62a…酸化剤ガスシールライン 70、100、110…製造装置
72…台座部 74…絶縁性台座
76…金属性台座 78…位置決めピン
82…カラー部材 84…上部治具
90、90a、90b、112a、112b…電極部
92…電源

Claims (9)

  1. 電解質膜の両側に電極が配設される電解質膜・電極構造体を有し、前記電解質膜・電極構造体の外周を周回して枠状絶縁部材が接続される枠付き電解質膜・電極構造体と、金属セパレータとを有する燃料電池セルであって、
    前記金属セパレータは、互いに接合される第1バイポーラプレート及び第2バイポーラプレートを備えているとともに、
    前記枠状絶縁部材には、前記第1バイポーラプレートに抵抗溶接により溶着される溶着部が設けられていることを特徴とする燃料電池セル。
  2. 請求項1記載の燃料電池セルにおいて、前記第1バイポーラプレートには、前記枠状絶縁部材の前記溶着部に接触する凸状部が形成されている一方、
    前記第2バイポーラプレートには、前記第1バイポーラプレートとの積層方向から見て、前記凸状部に重なる位置に孔部が形成されていることを特徴とする燃料電池セル。
  3. 請求項2記載の燃料電池セルにおいて、前記金属セパレータには、反応ガスのシールを行う反応ガスシールライン、及び冷却媒体のシールを行う冷媒シールラインが設けられているとともに、
    前記凸状部及び前記孔部は、前記反応ガスシールライン及び前記冷媒シールラインよりも外側に設けられていることを特徴とする燃料電池セル。
  4. 電解質膜の両側に電極が配設される電解質膜・電極構造体を有し、前記電解質膜・電極構造体の外周を周回して枠状絶縁部材が接続される枠付き電解質膜・電極構造体と、金属セパレータとを有しており、前記金属セパレータは、互いに接合される第1バイポーラプレート及び第2バイポーラプレートを備えているとともに、前記第1バイポーラプレートには、前記枠状絶縁部材の溶着部に接触する凸状部が形成されている一方、前記第2バイポーラプレートには、前記第1バイポーラプレートとの積層方向から見て、前記凸状部に重なる位置に孔部が形成されている燃料電池セルを製造するための燃料電池セル製造装置であって、
    前記枠付き電解質膜・電極構造体及び前記金属セパレータの順に載置される台座部と、
    前記溶着部に重ねられる前記凸状部に当接される抵抗溶接用電極部と、
    を備え、
    前記台座部は、少なくとも前記電解質膜・電極構造体が載置される絶縁性台座と、
    前記溶着部が載置される金属性台座と、
    を有することを特徴とする燃料電池セル製造装置。
  5. 請求項4記載の燃料電池セル製造装置であって、前記金属セパレータには、反応ガスのシールを行う反応ガスシールライン、及び冷却媒体のシールを行う冷媒シールラインが設けられているとともに、
    前記凸状部及び前記孔部は、前記反応ガスシールライン及び前記冷媒シールラインよりも外側に設けられていることを特徴とする燃料電池セル製造装置。
  6. 請求項4又は5記載の燃料電池セル製造装置であって、前記金属性台座には、位置決めピンが設けられている一方、
    前記枠状絶縁部材及び前記金属セパレータには、前記位置決めピンが挿入される位置決め孔部が形成されていることを特徴とする燃料電池セル製造装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の燃料電池セル製造装置であって、前記枠付き電解質膜・電極構造体及び前記金属セパレータを挟んで前記台座部に対向する治具を備えており、
    電源の一方の極は、前記抵抗溶接用電極部に接続され、且つ、前記電源の他方の極は、前記治具に接続されていることを特徴とする燃料電池セル製造装置。
  8. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の燃料電池セル製造装置であって、前記抵抗溶接用電極部は、第1の凸状部に当接される第1抵抗溶接用電極部と、
    前記第1の凸状部とは異なる第2の凸状部に当接される第2抵抗溶接用電極部と、
    を備えており、
    電源の一方の極は、前記第1抵抗溶接用電極部に接続され、且つ、前記電源の他方の極は、前記第2抵抗溶接用電極部に接続されていることを特徴とする燃料電池セル製造装置。
  9. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の燃料電池セル製造装置であって、前記抵抗溶接用電極部は、互いに絶縁された状態で、同一の前記凸状部に同時に当接される第1抵抗溶接用電極部及び第2抵抗溶接用電極部を備えており、
    電源の一方の極は、前記第1抵抗溶接用電極部に接続され、且つ、前記電源の他方の極は、前記第2抵抗溶接用電極部に接続されていることを特徴とする燃料電池セル製造装置。
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