JP2016190612A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操舵トルクセンサが異常状態に陥いった場合であっても、安定した操舵操作を維持可能な電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】電動パワーステアリング装置11は、車両の速度及びステアリングホイール13の操舵角を用いて舵角規範ヨーレートを算出する舵角規範ヨーレート算出部と、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と車両の速度とに基づいて車両の転舵輪に生じるセルフアライニングトルク(SAT)を推定すると共に、該推定されたSATに基づいて要求アシストトルクを推定するトルク推定装置と、操舵トルクセンサ25が異常か否かを判定する異常判定部とを備える。EPS制御装置51は、操舵トルクセンサ25が異常の場合に、操舵トルクに代えて、トルク推定装置により推定された要求アシストトルクに基づいてアシストモータ35の駆動制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、操舵部材に作用する操舵トルクに応じてアシストモータの駆動制御を行うことにより、車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置に関する。
従来、ステアリングホイール等の操舵部材に作用する操舵トルクに応じてアシストモータの駆動制御を行うことにより、車両の操舵系に操舵補助力を付与する構成の電動パワーステアリング装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に係る電動パワーステアリング装置では、操舵トルクセンサにより検出される操舵トルクに応じてアシストモータの駆動制御を行う。このため、操舵トルクセンサが異常状態に陥いると、アシストモータの駆動制御に支障を来すことになる。
こうした不具合を解消するため、例えば特許文献2に係る電動パワーステアリング装置では、操舵トルクセンサの異常が検出された場合に、操舵トルクセンサにより検出される操舵トルクに代えて、横Gセンサにより検出される横G、及び、ヨーレートセンサにより検出されるヨーレートから操舵軸力を求め、この操舵軸力に基づく目標トルクをアシストモータに発生させる。
特許文献2に係る電動パワーステアリング装置によれば、操舵トルクセンサが異常状態に陥いった場合であっても、安定した操舵操作を維持することができるという。
特開2012−017094号公報 特開2012−254649号公報
しかしながら、特許文献2に係る電動パワーステアリング装置では、操舵軸力を求めるために、少なくとも横Gセンサが必要である。また、仮に、横Gセンサが異常状態に陥いると、アシストモータの駆動制御に支障を来すことになる。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたものであり、操舵トルク検出部が異常状態に陥いった場合であっても、安定した操舵操作を維持可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、(1)に係る発明は、操舵部材に作用する操舵トルクを検出する操舵トルク検出部と、当該操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに応じてアシストモータの駆動制御を行う駆動制御部と、を備えて構成される電動パワーステアリング装置であって、前記車両の測定ヨーレートを取得する測定ヨーレート取得部と、前記車両の速度を検出する車速検出部と、前記操舵部材の操舵角を検出する操舵角検出部と、前記車両の速度及び前記操舵部材の操舵角を用いて舵角規範ヨーレートを算出する舵角規範ヨーレート算出部と、前記測定ヨーレート又は前記舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と前記車両の速度とに基づいて前記車両の転舵輪に生じるセルフアライニングトルクを推定すると共に、該推定されたセルフアライニングトルクに基づいて要求アシストトルクを推定するトルク推定装置と、前記操舵トルク検出部が異常か否かを判定する異常判定部と、を備える。前記駆動制御部は、前記異常判定部により前記操舵トルク検出部が異常である旨の判定が下された場合に、前記操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに代えて、前記トルク推定装置により推定された前記要求アシストトルクに基づいて前記アシストモータの駆動制御を行うことを最も主要な特徴とする。
(1)に係る発明では、トルク推定装置は、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と車両の速度とに基づいてセルフアライニングトルクを推定すると共に、該推定されたセルフアライニングトルクに基づいて要求アシストトルクを推定する。駆動制御部は、異常判定部により操舵トルク検出部が異常である旨の判定が下された場合に、操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに代えて、トルク推定装置により推定された要求アシストトルクに基づいてアシストモータの駆動制御を行う。
(1)に係る発明によれば、操舵トルク検出部が異常状態に陥いった場合であっても、トルク推定装置により推定された要求アシストトルクに基づいてアシストモータの駆動制御が行われるため、安定した操舵操作を維持することができる。
ここで、トルク推定装置が、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と車両の速度とに基づいてセルフアライニングトルクを推定する意義について説明する。
第1の意義は、例えば、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうちいずれかが本来の値と比べて大きな値になった際の、電動パワーステアリング装置の信頼性確保のためである。
仮に、車両の測定ヨーレートを取得する測定ヨーレート取得部(例えばヨーレトセンサ)が異常状態に陥って本来の値と比べて大きな値を測定ヨーレートとして出力し、この大きな値をとる測定ヨーレートに基づいて、トルク推定装置がセルフアライニングトルクを推定したとする。かかるケースでは、トルク推定装置は、本来の値と比べて大きな値を、セルフアライニングトルクとして推定すると共に、該推定されたセルフアライニングトルクに基づいて要求アシストトルクを推定する。これを受けて駆動制御部は、前記推定された過大な操舵トルクに基づいてアシストモータの駆動制御を行う。その結果、本来の値と比べて過大な要求アシストトルクに基づいて、適正な補助力を超えるアシストモータの駆動制御を行ってしまうおそれがあった。
また、例えば車速センサ又は操舵角センサが異常状態に陥って本来の値と比べて大きな値を出力し、この大きな値に基づいて、舵角規範ヨーレート算出部が舵角規範ヨーレートを算出し、この算出された大きな値をとる舵角規範ヨーレートに基づいて、トルク推定装置がセルフアライニングトルクを推定したとする。かかるケースでは、前記と同様に、トルク推定装置は、本来の値と比べて大きな値を、セルフアライニングトルクとして推定すると共に、該推定されたセルフアライニングトルクに基づいて要求アシストトルクを推定する。これを受けて駆動制御部は、前記推定された過大な要求アシストトルクに基づいてアシストモータの駆動制御を行う。その結果、本来の値と比べて過大な要求アシストトルクに基づいて、適正な補助力を超えるアシストモータの駆動制御を行ってしまうおそれがあった。
前記のようなケースにおいて、電動パワーステアリング装置が、本来の値と比べて過大な操舵補助力を車両の操舵系に付与してしまうと、電動パワーステアリング装置の信頼性が損なわれるため、好ましくない。
第2の意義は、例えば、車両が正カント路を旋回走行する場合に、操舵部材がセルフステア状態に陥る事態を回避するためである。正カント路とは、車両の進行方向に対して道路の幅方向に傾いた路面であって、旋回中の車両の外側方向が内側方向に対して高位になっている道路をいう。また、操舵部材がセルフステア状態に陥るとは、運転者の意図とは無関係の方向に操舵部材が切れてゆく状態をいう。
車両が正カント路を旋回走行する場合、測定ヨーレートは、平面路でのそれと同様の値になるのに対し、舵角規範ヨーレートは、操舵角が平面路でのそれと比べて小さくなるため、路面環境の実情にしたがって、平面路でのそれと比べて小さな値になる。要するに、車両が正カント路を旋回走行するケースでは、測定ヨーレートは、本来の値と比べて大きな値をとる。
このとき、本来の値と比べて大きな値をとる測定ヨーレートに基づいて、トルク推定装置がセルフアライニングトルクを推定したとする。かかるケースでは、トルク推定装置は、本来の値と比べて大きな値を、要求アシストトルクとして推定してしまう。これを受けて駆動制御部は、前記推定された過大な要求アシストトルクに基づいて、適正な補助力を超えるアシストモータの駆動制御を行ってしまうおそれがあった。
こうしたケースにおいて、電動パワーステアリング装置が、本来の値と比べて過大な操舵補助力を車両の操舵系に付与してしまうと、操舵部材がセルフステア状態に陥る事態が懸念されるなど、電動パワーステアリング装置の信頼性が損なわれるため、好ましくない。
そこで、(1)に係る発明では、トルク推定装置は、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と車両の速度とに基づいてセルフアライニングトルクを推定すると共に、該推定されたセルフアライニングトルクに基づいて要求アシストトルクを推定する構成を採用することとした。
(1)に係る発明によれば、仮に、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうちいずれかが、本来の値と比べて異常値(大きな値)をとるような事態に陥ったとしても、かかる異常値の影響を未然に回避することにより、操舵フィーリングを良好に維持して、電動パワーステアリング装置の信頼性を確保することができる。
また、(2)に係る発明は、(1)に記載の電動パワーステアリング装置であって、前記アシストモータの回転情報を取得する回転情報取得部をさらに備え、前記駆動制御部は、前記異常判定部により前記操舵トルク検出部が異常である旨の判定が下された場合に、前記操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに代えて、前記トルク推定装置により推定された前記要求アシストトルク及び前記回転情報取得部で取得した前記アシストモータの回転情報に基づいて当該アシストモータの駆動制御を行うことを特徴とする。
(2)に係る発明では、駆動制御部は、異常判定部により操舵トルク検出部が異常である旨の判定が下された場合に、操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに代えて、トルク推定装置により推定された要求アシストトルク及び回転情報取得部で取得したアシストモータの回転情報に基づいてアシストモータの駆動制御を行う。
ここで、アシストモータの回転情報とは、アシストモータの回転角度情報及び回転速度情報の両者を含む、アシストモータの回転に関連する情報である。
(2)に係る発明によれば、(1)に係る発明の作用効果に加えて、操舵フィーリングを一層高めることができる。
本発明によれば、操舵トルク検出部が異常状態に陥いった場合であっても、安定した操舵操作を維持可能な電動パワーステアリング装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成図である。 電動パワーステアリング装置が備えるEPS制御装置のブロック構成図である。 EPS制御装置が備えるSAT推定装置のブロック構成図である。 EPS制御装置の動作説明に供するフローチャート図である。
以下、本発明の複数の実施形態に係る電動パワーステアリング装置について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に示す図において、共通の機能を有する部材間、又は、相互に対応する機能を有する部材間には、原則として共通の参照符号を付するものとする。また、説明の便宜のため、部材のサイズ及び形状は、変形又は誇張して模式的に表す場合がある。
〔本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11と連係する操舵装置10の構成〕
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の説明に先だって、電動パワーステアリング装置11と連係する操舵装置10の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成図である。
操舵装置10は、図1に示すように、ステアリングホイール13、操舵補助装置15、転舵装置17を備える。
本発明の“操舵部材”に相当するステアリングホイール13は、車両(不図示)の進行方向を、運転者が所望の方向に変えようとする際に操作される部材である。ステアリングホイール13の中央部には、操舵軸19の一方の端部が連結されている。操舵軸19は、上部筺体21における下部、上部のそれぞれに設けた軸受23a,23bを介して、上部筺体21に対して回動自在に支持されている。
操舵軸19には、ステアリングホイール13の操舵角を検出する操舵角センサ26が設けられている。操舵角センサ26で検出された操舵角情報は、通信媒体24を介して、EPS制御装置51に供給される。
操舵軸19のうち、ステアリングホイール13が設けられた一方の端部とは反対側の他方の端部には、中間軸部27及び一対の自在継手29を直列に介して、転舵軸31が連結されている。転舵軸31は、下部筺体32における下部及び上部のそれぞれに設けた一対の軸受33a,33bを介して、下部筺体32に対して回動自在に支持されている。
下部筺体32の内部には、転舵軸31を囲むように、磁歪式の操舵トルクセンサ25が設けられている。転舵軸31のうち操舵トルクセンサ25と対向する位置には、転舵軸31の周方向全周を覆うように、例えばNi−Feメッキよりなる磁歪膜(不図示)が設けられている。操舵トルクセンサ25は、ステアリングホイール13、操舵軸19、中間軸部27及び一対の自在継手29を介して転舵軸31に入力される操舵トルクの大きさを、例えばソレノイド型の第1及び第2コイル25a,25bを用いて、転舵軸31に対し非接触で検出する機能を有する。
ここで、磁歪式の操舵トルクセンサ25における操舵トルクの検出原理について説明する。転舵軸31に操舵トルクが入力されると、転舵軸31の表面には、張力方向(+45°方向)及び圧縮方向(−45°方向)の歪みが発生する。このとき、張力方向では透磁率が増加する一方、圧縮方向では透磁率が減少する。この現象を“磁歪効果”と呼ぶ。透磁率が増加する方向に沿って磁束が通過するように、第1コイル25aを設ける。一方、透磁率が減少する方向に沿って磁束が通過するように、第2コイル25bを設ける。
すると、透磁率が増加する方向に沿って磁束が通過するように設けた第1コイル25aではインダクタンスが増加する一方、透磁率が減少する方向に沿って磁束が通過するように設けた第2コイル25bではインダクタンスが減少する。第1コイル25aと第2コイル25bとをブリッジ接続して、差動増幅回路(不図示)において差動電圧を増幅し出力する。これにより、操舵トルクに比例した出力電圧(操舵トルク情報)を検出することができる。
操舵トルクセンサ25で検出された操舵トルク情報は、後記する電動パワーステアリング制御装置(以下、“EPS制御装置”と省略する場合がある。)51に供給される。ただし、操舵トルク情報が、例えばCAN(Controller Area Network)のような通信媒体24を介して、EPS制御装置51に供給される構成を採用してもよい。
転舵軸31に設けられる操舵補助装置15は、運転者によるステアリングホイール13の手動操作に係る補助力を与える機能を有する。操舵補助装置15は、運転者の手動操作によるステアリングホイール13の操舵トルクを軽減(手応えの調整を含む)するための補助力(操舵反力)を供給するアシストモータ35、及び、減速機構37を備えて構成される。
減速機構37は、アシストモータ35の出力軸部39に連結されるウォームギア41及びウォームギア41に噛合するウォームホイールギア43を有する。ウォームホイールギア43は、転舵軸31の軸方向における中間部分に、転舵軸31と一体に回動可能に設けられている。減速機構37は、アシストモータ35の出力軸部39及び転舵軸31の間に介在するように設けられている。
これにより、ウォームホイールギア43は、アシストモータ35の駆動力を、減速機構37、転舵軸31、操舵軸19等を介してステアリングホイール13に伝えると同時に、転舵装置17を介して転舵輪61a,61bに伝える役割を果たす。
アシストモータ35には、その回転角度情報を検出・出力するレゾルバ(不図示)が一体に設けられている。レゾルバで検出されたアシストモータ35の回転角度情報は、EPS制御装置51に供給される。
転舵装置17は、ステアリングホイール13及び操舵軸19を介して入力された運転者の操舵トルクを、転舵輪61a,61bに伝達する機能を有する。転舵装置17は、転舵軸31に設けられたピニオンギア63と、ピニオンギア63に噛合するラック歯65を有して車幅方向に往復運動可能なラック軸67と、ラック軸67の両端側にそれぞれ設けられるタイロッド69a,69bと、タイロッド69a,69bをそれぞれ介して回動可能に設けられる転舵輪61a,61bと、を含んで構成されている。
〔本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の構成〕
次に、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11の構成について、図1を参照して説明する。
電動パワーステアリング装置11は、図1に示すように、操舵補助装置15及びEPS制御装置51を含んで構成されている。EPS制御装置51は、通信媒体24に接続されている。通信媒体24には、前記の操舵角センサ26の他に、自車両の速度(車速)を検出する車速センサ53や、自車両の測定ヨーレートを検出して出力するヨーレートセンサ55がそれぞれ接続されている。
(EPS制御装置51の構成)
次に、EPS制御装置51について、図2〜図3を参照して説明する。図2は、電動パワーステアリング装置11が備えるEPS制御装置51のブロック構成図である。図3は、EPS制御装置が備えるSAT推定装置73のブロック構成図である。
EPS制御装置51は、レゾルバにより検出されるアシストモータ35の回転情報(アシストモータ35の回転角度情報及び回転速度情報の両者を含む)を取得する回転情報取得部としての機能を有する。また、EPS制御装置51は、操舵トルクセンサ25により時々刻々と検出される操舵トルク情報、操舵角センサ26により検出される操舵角情報、車速センサ53により検出される車速情報などの各種情報を参照して、アシストモータ35に供給すべき目標電流(アシスト電流)の値を算出し、アシストモータ35に流れる実電流値がアシスト電流に追従するように制御することで、運転者がステアリングホイール13を操舵する際に要する操舵トルクを軽減する機能を有する。EPS制御装置51は、演算処理を行うマイクロコンピュータ、及び、アシストモータ35の駆動制御回路を含む各種の周辺回路を含んで構成される。
詳しく述べると、EPS制御装置51は、図2に示すように、第1トルク電流変換部71、SAT推定装置73、第2トルク電流変換部75、異常判定部77、許可判定部79、及び切替部81を備えて構成されている。
第1トルク電流変換部71は、操舵トルクセンサ25により検出される操舵トルク情報を、アシストモータ35に係る第1ベース電流の値に変換する機能を有する。第1ベース電流とは、操舵トルクセンサ25により検出される操舵トルク情報に適応したアシストモータ35への供給電流である。第1トルク電流変換部71で変換後のアシストモータ35に係る第1ベース電流は、切替部81に出力される。
SAT推定装置73は、車両の転舵輪(不図示)に生じるセルフアライニングトルク(以下、“SAT”と省略する場合がある。)を推定すると共に、該推定されたSATに基づいてステアリングホイール13に付与すべき操舵補助力(要求アシストトルク)を推定する機能を有する。SAT推定装置73の内部構成について、詳しくは次述する。
SAT推定装置73は、図3に示すように、舵角規範ヨーレート算出部91、低値選択部93、及びSAT推定部95を備えて構成されている。
舵角規範ヨーレート算出部91は、操舵角センサ26により検出された操舵角データと車速センサ53により検出された車速データとを用いて、舵角規範ヨーレートを算出する機能を有する。舵角規範ヨーレート算出部91により算出された舵角規範ヨーレートは、低値選択部93に出力される。
低値選択部93は、ヨーレートセンサ55により実測された測定ヨーレートデータと、舵角規範ヨーレート算出部91により算出された舵角規範ヨーレートとのうち、低い値をとるヨーレートデータを選択する。ここで選択されたヨーレートデータは、制御用ヨーレートデータとしてSAT推定部95に出力される。
SAT推定部95は、車両の転舵輪に生じるセルフアライニングトルク(SAT)を推定すると共に、該推定されたSATに基づいて、要求アシストトルクを推定する機能を有する。具体的には、SAT推定部95は、制御用ヨーレートデータ(測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方)及び車速データに基づいて、車両の諸元に由来するSAT定数を考慮し、車両の旋回中に転舵輪に生じるSATを推定すると共に、この推定により得られたSATを打ち消すための要求アシストトルクを推定する。ここで、セルフアライニングトルクは、例えば、制御用ヨーレートデータ、車速データ、及びSAT定数の関数として推定することができる。
なお、セルフアライニングトルクを推定するに際しては、例えば特開2007−50743号公報に開示されているような公知の手法を適宜用いればよい。
こうして求められた要求アシストトルクは、図2においてSAT推定装置73の後段に位置する、第2トルク電流変換部75に出力される。
第2トルク電流変換部75は、SAT推定装置73で推定された要求アシストトルクを、アシストモータ35に係る第2ベース電流の値に変換する機能を有する。第2ベース電流とは、SAT推定装置73で推定された要求アシストトルクに適応したアシストモータ35への供給電流である。第2トルク電流変換部75で変換後のアシストモータ35に係る第2ベース電流は、許可判定部79を介して、必要に応じて切替部81に出力される。
異常判定部77は、操舵トルクセンサ25が異常か否かに係る診断を行う機能を有する。異常判定部77による操舵トルクセンサ25に係る診断結果は、許可判定部79に送られる。
許可判定部79は、第2トルク電流変換部75で変換されたアシストモータ35に係る第2ベース電流を、後段の切替部81に出力するか否かを判定する関門としての機能を有する。詳しく述べると、許可判定部79は、異常判定部77による操舵トルクセンサ25に係る診断結果が異常なしの場合に、第2トルク電流変換部75で変換されたアシストモータ35に係る第2ベース電流を、後段の切替部81に出力する許可判定を行う。
なお、許可判定部79は、異常判定部77による操舵トルクセンサ25に係る診断結果が異常ありの場合に、アシストモータ35に係る第2ベース電流の値を、予め定められる遅延時間をもって、徐々に増やす(徐々に減じる)ように切替部81に出力する構成を採用してもよい。ステアリングホイール13に係る操舵補助力が急変すると、運転者に違和感を与えてしまうからである。また、前記の遅延時間は、第2ベース電流に係る絶対値の大きさに応じて、第2ベース電流に係る絶対値が大きい際の遅延時間を、第2ベース電流に係る絶対値が前記と比べて小さい際の遅延時間に対して長くするように、可変設定してもよい。
切替部81は、アシストモータ35に供給されるアシスト電流として、第1トルク電流変換部71で変換後のアシストモータ35に係る第1ベース電流の値、又は、第2トルク電流変換部75で変換後のアシストモータ35に係る第2ベース電流の値のうちいずれか一方を選択的に切替え出力する。
詳しく述べると、異常判定部77による操舵トルクセンサ25に係る診断結果が異常なしの場合に、切替部81は、アシストモータ35に供給されるアシスト電流として、第1トルク電流変換部71で変換後のアシストモータ35に係る第1ベース電流の値を選択的に切替え出力する。
一方、異常判定部77による操舵トルクセンサ25に係る診断結果が異常ありの場合に、切替部81は、アシストモータ35に供給されるアシスト電流として、第2トルク電流変換部75で変換後のアシストモータ35に係る第2ベース電流の値を選択的に切替え出力する。
EPS制御装置51は、アシストモータ35に流れる実電流値が、切替部81による切替後のアシストモータ35に係るアシスト電流に追従するように制御することで、運転者がステアリングホイール13を操舵する際に要する操舵トルクを軽減するように動作する。
〔EPS制御装置51の動作〕
次に、EPS制御装置51の動作について、図4を参照して説明する。図4は、EPS制御装置51の動作説明に供するフローチャート図である。
ステップS11において、異常判定部77は、操舵トルクセンサ25が異常か否かに係る診断を行う。
ステップS12において、異常判定部77は、ステップS11の操舵トルクセンサ25に係る診断結果を受けて、操舵トルクセンサ25が異常ありか否かを判定する。
ステップS12の判定の結果、操舵トルクセンサ25が異常なしである旨の診断が下された場合(ステップS12のNo)、EPS制御装置51は、処理の流れをステップS18へとジャンプさせる。
一方、ステップS12の判定の結果、操舵トルクセンサ25が異常ありである旨の診断が下された場合(ステップS12のYes)、EPS制御装置51は、処理の流れを次のステップS13へとジャンプさせる。
ステップS13において、EPS制御装置51は、ヨーレートセンサ55により検出される測定ヨーレートを取得する。
ステップS14において、舵角規範ヨーレート算出部91は、操舵角センサ26により検出された操舵角データと車速センサ53により検出された車速データと、を用いて舵角規範ヨーレートを算出する。
ステップS15において、低値選択部93は、ヨーレートセンサ55により実測された測定ヨーレートデータと、舵角規範ヨーレート算出部91により算出された舵角規範ヨーレートとのうち、低い値をとるヨーレートデータを選択し、選択されたヨーレートデータを、制御用ヨーレートデータとしてSAT推定部95に出力する。
ステップS16〜S17において、SAT推定部95は、前記制御用ヨーレートデータ及び車速データに基づいて、車両の転舵輪に生じるセルフアライニングトルクを推定すると共に、この推定により得られたセルフアライニングトルクを打ち消すための要求アシストトルクを推定する。
ステップS18において、第2トルク電流変換部75は、SAT推定装置73から出力されてきた要求アシストトルクを、アシストモータ35に係る第2ベース電流に変換する。
ステップS19において、許可判定部79は、異常判定部77による操舵トルクセンサ25に係る診断結果が異常あり(ステップS12のYes)であるため、ステップS18で変換後のアシストモータ35に係る第2ベース電流を、切替部81に出力する許可判定を行う。これを受けて切替部81は、アシストモータ35に供給されるアシスト電流として、ステップS18で変換後のアシストモータ35に係る第2ベース電流の値を選択的に切替え出力する。
ステップS20において、EPS制御装置51は、アシストモータ35に流れる実電流値が、切替部81による切替後のアシストモータ35に係るアシスト電流(第2ベース電流の値)に追従するように、アシストモータ35を駆動制御する。これにより、運転者がステアリングホイール13を操舵する際に要する操舵トルクを軽減する。その後、EPS制御装置51は、処理の流れをステップS11へ戻し、以降の処理を順次行わせる。
〔本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11が奏する作用効果〕
次に、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置11が奏する作用効果について説明する。
第1の特徴(請求項1に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11は、ステアリングホイール(操舵部材)13に作用する操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ(操舵トルク検出部)25と、操舵トルクセンサ25により検出された操舵トルクに応じてアシストモータ35の駆動制御を行うEPS制御装置(駆動制御部)51と、を備えて構成される電動パワーステアリング装置11である。
第1の特徴に基づく電動パワーステアリング装置11は、車両の測定ヨーレートを取得するヨーレートセンサ(測定ヨーレート取得部)55と、車両の速度を検出する車速センサ(車速検出部)53と、ステアリングホイール(操舵部材)13の操舵角を検出する操舵角センサ(操舵角検出部)26と、車両の速度及びステアリングホイール(操舵部材)13の操舵角を用いて舵角規範ヨーレートを算出する舵角規範ヨーレート算出部91と、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と車両の速度とに基づいて車両の転舵輪に生じるセルフアライニングトルクを推定すると共に、該推定されたセルフアライニングトルクに基づいて要求アシストトルクを推定するトルク推定装置73と、操舵トルクセンサ25が異常か否かを判定する異常判定部77と、を備える。
EPS制御装置51は、異常判定部77により操舵トルクセンサ25が異常である旨の判定が下された場合に、操舵トルクセンサ25により検出された操舵トルクに代えて、トルク推定装置73により推定された要求アシストトルクに基づいてアシストモータ35の駆動制御を行う。
ここで、トルク推定装置73が、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と車両の速度とに基づいてセルフアライニングトルクを推定する意義はふたつある。第1の意義は、例えば、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうちいずれかが本来の値と比べて大きな値になった際の、電動パワーステアリング装置11の信頼性確保のためである。第2の意義は、例えば、車両が正カント路を旋回走行する場合に、ステアリングホイール13がセルフステア状態に陥る事態を回避するためである。
第1の特徴に基づく電動パワーステアリング装置11によれば、仮に、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうちいずれかが、本来の値と比べて異常値(大きな値)をとるような事態に陥ったとしても、かかる異常値の影響を未然に回避することにより、操舵フィーリングを良好に維持して、電動パワーステアリング装置11の信頼性を確保することができる。
第1の特徴に基づく電動パワーステアリング装置11では、EPS制御装置51は、操舵トルクセンサ25が異常の場合に、操舵トルクに代えて、トルク推定装置73により推定された要求アシストトルクに基づいてアシストモータ35の駆動制御を行う。
しかし、例えば、ステアリングホイール13の操舵角がわずかな場合、測定ヨーレートや舵角規範ヨーレートの出力値は、ごくわずかである。このような場合に、いかなる制御パラメータを用いて、アシストモータ35の駆動制御を行うかが問題となる。
そこで、第2の特徴(請求項2に対応)に基づく電動パワーステアリング装置11は、アシストモータ35の回転情報を取得するEPS制御装置(回転情報取得部)51をさらに備える。
第2の特徴に基づく電動パワーステアリング装置11では、EPS制御装置51は、異常判定部77により操舵トルクセンサ25が異常である旨の判定が下された場合に、操舵トルクセンサ25により検出された操舵トルクに代えて、トルク推定装置73により推定された要求アシストトルク及びEPS制御装置51で取得したアシストモータ35の回転情報に基づいてアシストモータ35の駆動制御を行う。
なお、アシストモータ35の回転情報とは、アシストモータ35の回転角度情報及び回転速度情報の両者を含む、アシストモータの回転に関連する情報である。実際に、アシストモータ35の回転情報に基づいてアシストモータ35の駆動制御を行うに際しては、例えば、PCT/JP2011/051570号に開示されているような公知の手法を適宜用いればよい。
第2の特徴に基づく電動パワーステアリング装置11によれば、第1の特徴に基づく電動パワーステアリング装置11の作用効果に加えて、操舵フィーリングを一層高めることができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した複数の実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
11 電動パワーステアリング装置
13 ステアリングホイール(操舵部材)
25 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出部)
26 操舵角センサ(操舵角検出部)
35 アシストモータ
51 EPS制御装置(駆動制御部、回転情報取得部)
53 車速センサ(車速検出部)
55 ヨーレートセンサ(測定ヨーレート取得部)
73 SAT推定装置(トルク推定装置)
77 異常判定部
91 舵角規範ヨーレート算出部

Claims (2)

  1. 操舵部材に作用する操舵トルクを検出する操舵トルク検出部と、当該操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに応じてアシストモータの駆動制御を行う駆動制御部と、を備えて構成される電動パワーステアリング装置であって、
    前記車両の測定ヨーレートを取得する測定ヨーレート取得部と、
    前記車両の速度を検出する車速検出部と、
    前記操舵部材の操舵角を検出する操舵角検出部と、
    前記車両の速度及び前記操舵部材の操舵角を用いて舵角規範ヨーレートを算出する舵角規範ヨーレート算出部と、
    前記測定ヨーレート又は前記舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と前記車両の速度とに基づいて前記車両の転舵輪に生じるセルフアライニングトルクを推定すると共に、該推定されたセルフアライニングトルクに基づいて要求アシストトルクを推定するトルク推定装置と、
    前記操舵トルク検出部が異常か否かを判定する異常判定部と、を備え、
    前記駆動制御部は、前記異常判定部により前記操舵トルク検出部が異常である旨の判定が下された場合に、前記操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに代えて、前記トルク推定装置により推定された前記要求アシストトルクに基づいて前記アシストモータの駆動制御を行う
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置であって、
    前記アシストモータの回転情報を取得する回転情報取得部をさらに備え、
    前記駆動制御部は、前記異常判定部により前記操舵トルク検出部が異常である旨の判定が下された場合に、前記操舵トルク検出部により検出された操舵トルクに代えて、前記トルク推定装置により推定された前記要求アシストトルク及び前記回転情報取得部で取得した前記アシストモータの回転情報に基づいて当該アシストモータの駆動制御を行う
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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