JP2016186560A - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがダイナミックレンジの広い画像信号を表示する際に表示レンジと表示の光量とを独立に調整することを可能にする。
【解決手段】入力画像信号の信号値のレンジのうち表示手段により表示する信号値の範囲である表示レンジの情報を取得する第1取得手段と、画像信号のうち基準となる基準信号の情報と基準信号に対応する表示手段による表示輝度である基準輝度の情報とを取得する第2取得手段と、基準信号と基準輝度とに基づき、画像信号の信号値と前記表示手段による表示輝度との対応関係を算出する算出手段と、対応関係と表示レンジとに基づき表示手段の光量を決定するとともに、表示レンジに基づき算出されるゲインを用いて画像信号を増幅する処理を行う処理手段と、処理手段により決定された光量及び増幅された画像信号に基づき表示手段を制御する制御手段と、を有する表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及びその制御方法に関する。
近年、シネマ等の制作分野においてCanonLogやCineonをはじめとしてBT.709のビデオガンマより広いダイナミックレンジを有する画像信号が定義されている。一方、画像信号を表示する表示装置のダイナミックレンジは、光変調部材の性能、電力や熱設計の制限等から、画像信号のダイナミックレンジのすべてを表示することができないことがある。そのため、ダイナミックレンジの広い画像信号をダイナミックレンジが限られる表示装置で確認する方法が必要となる。
表示装置には光源の光量のレベルの調節と画像信号の増幅を制御する機能を有するものがある。液晶表示装置のような光源と光変調部からなる透過型表示装置では、光源のレベル制御と入力された画像信号の振幅制御をそれぞれに行うことが容易である。
この二つの制御を用いて、入力された画像信号に対して動的に表示装置のダイナミックレンジを調整する方法は様々に提案されおり、例えば特許文献1に記載の方法がある。しかしながら、シネマ・画像制作分野の業務用ディスプレイでは、ユーザが表示設定を変更する場合を除き、同一信号に対しては同一の表示を行う必要がある。そのため、入力された画像信号の特徴量に応じて表示を変更する方法は、業務用ディスプレイには適さない。
業務用ディスプレイでは通常、ユーザが調整した設定値に従って、光源のレベル制御と入力された画像信号に対する振幅制御を行う。広いダイナミックレンジの画像信号が入力される場合、ユーザの利便性のために、入力された画像信号のうち表示装置で表示する信号値の範囲の調整と、表示装置の光量(例えば光源の輝度レベル)の調整をユーザが独立に行えることが望ましい。入力信号のレンジのうち表示装置で表示するレンジ(信号範囲)を「表示レンジ」という。
通常、表示レンジの調整は入力信号の増幅のゲイン制御により行う。例えば、入力信号レンジの半分を表示レンジとする場合、入力信号をゲイン2倍で増幅する。しかしこの方法では表示される画像の輝度が全体的に高くなってしまう。表示レンジと表示装置の光量を独立に調整することができない。表示装置の光量を一定にしたまま表示レンジを調整する方法として、特許文献2に記載の方法がある。特許文献2に記載の方法では、入力信号増幅のゲイン制御により表示レンジを調整しつつ、信号増幅による輝度増幅分を相殺するよう光源のレベル制御を行う。
特開2001−27890号公報 特開2010−14987号公報
特許文献2に記載の方法では、信号増幅のゲインに応じて光源の輝度レベルを決めるため、光源の輝度レベルを表示レンジの調節と独立して調整することができない。また、表示レンジの上限の信号に対応する光源の輝度レベルをユーザが指定する方法では、表示レンジによって光源の輝度レベルの設定値の意味が変化してしまう。
本発明は、ユーザがダイナミックレンジの広い画像信号を表示する際に表示レンジと表示装置の光量とをそれぞれ独立に調整することが可能な表示装置を提供することを目的と
する。
本発明は、光量の制御及び画素毎の光変調が可能な表示手段と、
入力される画像信号の信号値のレンジのうち前記表示手段により表示する信号値の範囲である表示レンジの情報を取得する第1取得手段と、
前記画像信号のうち基準となる基準信号の情報と前記基準信号に対応する前記表示手段による表示輝度である基準輝度の情報とを取得する第2取得手段と、
前記基準信号と前記基準輝度とに基づき、前記画像信号の信号値と前記表示手段による表示輝度との対応関係を算出する算出手段と、
前記対応関係と前記表示レンジとに基づき前記表示手段の光量を決定するとともに、前記表示レンジに基づき算出されるゲインを用いて前記画像信号を増幅する処理を行う処理手段と、
前記処理手段により決定された光量及び増幅された画像信号に基づき前記表示手段を制御する制御手段と、
を有する表示装置である。
本発明は、光量の制御及び画素毎の光変調が可能な表示手段を有する表示装置の制御方法であって、
入力される画像信号の信号値のレンジのうち前記表示手段により表示する信号値の範囲である表示レンジの情報を取得する第1取得工程と、
前記画像信号のうち基準となる基準信号の情報と前記基準信号に対応する前記表示手段による表示輝度である基準輝度の情報とを取得する第2取得工程と、
前記基準信号と前記基準輝度とに基づき、前記画像信号の信号値と前記表示手段による表示輝度との対応関係を算出する算出工程と、
前記対応関係と前記表示レンジとに基づき前記表示手段の光量を決定するとともに、前記表示レンジに基づき算出されるゲインを用いて前記画像信号を増幅する処理を行う処理工程と、
前記処理工程により決定された光量及び増幅された画像信号に基づき前記表示手段を制御する制御工程と、
を有する表示装置の制御方法である。
本発明によれば、ユーザがダイナミックレンジの広い画像信号を表示する際に表示レンジと表示装置の光量とをそれぞれ独立に調整することが可能な表示装置を提供することができる。
表示装置の構成例を示す図 表示装置の信号変換部の構成例を示す図 表示レンジを変更した場合の表示輝度の動作の一例を示す図 基準輝度を変更した場合の表示輝度の動作の一例を示す図
(実施例1)
実施例1として、本発明による表示装置について図表を参照して説明する。ここでは、本発明の表示装置において、入力画像信号の所望の信号レベルと当該所望の信号レベルに対応する輝度との二つをユーザが設定できることを説明する。以降では、所望の信号レベルを「基準信号」、当該基準信号に対応する輝度を「基準輝度」と呼ぶ。
なお、実施例1の説明では、入力画像信号の元となる画像の明るさを、「反射率」で表現する。反射率は画像の明るさの表現の一形式であり、環境光下で照明された受光物体の明るさを0〜100%程度の反射率、それを超える明るさを有する照明光源や太陽等の発光物体の明るさを100%以上の反射率、として表現することが多い。また、CanonLogやCineonをはじめとする広いダイナミックレンジを持つ画像信号は、通常、この反射率に関連付けられて定義される。例えば、入力画像信号がガンマ2.6の反射率800%のダイナミックレンジに対応する10ビット信号(これをg26r800とする)の場合、反射率と入力信号との関係は式1で定義される。

反射率(%)=800(%)×(入力信号/1023)2.6・・・(式1)
図1は、本発明の実施例1の表示装置1の構成例を示す。実施例1の表示装置1は、光源101、光変調部102、信号変換部104、駆動部105、算出部108、及び制御部110を含んで構成される。
光源101は、光量の制御が容易なLED(Light Emitting Diode)が好適である。光源(バックライト)は、独立に輝度を制御可能な複数の制御エリアから構成され、例えば入力画像信号の各制御エリアに対応する部分領域の特徴量に応じて制御エリア毎に輝度を制御するようにしても良い。光源101の輝度制御は、電流制御やPWM(Pulse Width Modulation)制御により行うことができる。
光変調部102は、光源101に照射され、光源101からの光の透過率を駆動部105から入力される内部信号に基づき空間的に変調(画素毎に調節)することにより、入力画像信号103に対応した画像を表示する。光変調部102としては、透過型液晶パネルが好適であるが、光源101からの光を画像信号に基づき空間的に変調する表示パネルであればこれに限らない。例えば、反射型液晶パネルやMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)シャッターモジュールでも良い。
表示装置1は、透過型表示パネルとバックライトとを組み合わせた上記のような表示装置に限らず、表示装置の光量と画像信号による画素毎の光変調(光の空間変調)とを制御可能な表示装置であれば良い。例えば、有機EL(Electro-Luminescence)やCRT(cathode-ray tube)等でも良い。
算出部108は、ユーザが設定した基準信号106及び基準輝度107に基づいて、信号輝度換算値を算出する。
制御部110は、ユーザが設定した表示レンジ109と算出部108が出力した信号輝度換算値に基づいて、光源101と信号変換部104を制御する。
信号変換部104は、制御部110からの制御信号に基づいて入力画像信号103を内部信号へと換算し、駆動部105へ出力する。
駆動部105は、信号変換部104から出力された内部信号に基づいて光変調部102を駆動する。
次に各部の具体的な動作について説明する。
基準信号106は、ユーザの所望の入力画像信号の値であり、基準輝度107は、基準信号に対応する表示輝度であり、基準信号で指定した反射率をどのような輝度で表示するかを指定する値である。ここでは基準信号は反射率で指定されるものとする。例えば、基準信号は、100%とするのが一般的だが、グレーに対応する18%等でも良い。また、基準輝度は、基準信号を100%とした場合、100nitとするのが一般的だが、シネマ用途では48nitとするのが好適である。基準信号106及び基準輝度107はユー
ザが任意に設定可能である。表示装置1は、ユーザから、基準信号106及び基準輝度107を指定する指示の入力を受け付ける入力手段(リモコン、操作ボタン等)を有するが、図では算出部108がそのような入力手段としての機能を有しているものとして図示を簡略化している。
算出部108は、基準信号106と基準輝度107から、入力画像信号の信号値と表示輝度との対応関係である信号輝度換算値を式2に基づいて算出する。算出部108は、算出した信号輝度換算値を制御部110へ出力する。式2により、算出部108は、前記対応関係として、基準信号と基準輝度との比を算出する。

信号輝度換算値(nit/%)=基準輝度(nit)/基準信号(%)・・・(式2)
表示レンジ109は、入力画像信号の信号値のレンジのうち、表示装置1で表示する信号値の範囲を示す。実施例1では、表示レンジ109を反射率の範囲で示す。表示レンジ109は任意の値をとり得る。入力画像信号のレンジが100%を超える場合、200%や400%等の表示レンジを設定することもできる。表示装置1は、ユーザから、表示レンジ109の情報の入力を受け付ける入力手段を有し、ユーザから入力される表示レンジ109の情報を取得するが、図では制御部110がそのような入力手段としての機能を有しているものとして図示を簡略化している。
制御部110は、表示レンジ109と、算出部108から出力された信号輝度換算値とに基づいて、光源101と信号変換部104を制御する。すなわち、制御部110は、光源101の光量(輝度レベル)を式3に基づいて決定する処理を行う。この輝度レベルは光変調部102が最大階調で駆動部105に駆動された状態における輝度に相当する。制御部110は、式3により、表示レンジの上限の信号値と、信号値と表示輝度との対応関係として求めた信号輝度換算値との積に基づき、輝度レベルを制御する。

輝度レベル(nit)=表示レンジ(%)×信号輝度換算値(nit/%)・・・(式3)
信号変換部104は、入力画像信号を増幅する処理を行う。具体的には、信号変換部104は、入力画像信号に対し、表示レンジの逆数(表示レンジの上限の信号値の逆数)をゲインとして乗じて増幅する。例えば、入力画像信号が式1で定義されるg26r800であり、内部信号がガンマ2.2の10ビット信号である場合、信号増幅は式4に基づいて行われる。

内部信号={{800(%)×(入力信号/1023)2.6}/表示レンジ(%)}1/2.2×1023・・・(式4)

信号変換部104は、式4で算出した増幅後の画像信号において、1023を超える値を1023に制限する処理を行う。この場合、内部信号は駆動部105へ出力され、駆動部105はこの内部信号に基づいて、内部信号と光変調とがガンマ2.2の関係となるよう光変調部102を駆動する。
以上の処理により、例えば基準信号が100%、基準輝度が100nit、表示レンジが400%である場合、次のような表示となる。入力画像信号のうち反射率が400%以下の範囲の信号については、例えば反射率100%の信号が100nitで表示され、反射率400%の信号が400nitで表示される。入力画像信号のうち反射率が400%
を越える信号については、一律に400nitで表示される。
入力画像信号の複数の定義を切り替えて表示させる場合には、信号変換部104を図2に示す構成とするのが好適である。
図2の構成では、信号変換部104は、ガンマ変換部202と、増幅部203とを含む。
入力信号モード201は、例えば、前述したg26r800や、CanonLog等の入力画像信号のガンマ特性のモードを示す。
ガンマ変換部202は、入力信号モード201に基づき、入力画像信号をその信号定義レンジで規格化された内部信号へ変換する。内部信号への変換式は、ガンマ変換部202に内蔵されたメモリに、入力信号モード201に関連付けられて予め保存されている。例えば入力信号モード201がg26r800である場合、変換は式5で表される。

内部信号={(入力信号/1023)2.61/2.2×1023・・・(式5)
増幅部203は、ガンマ変換部202で変換された内部信号を、入力信号モード201と制御部110からの制御ゲインとに基づいて増幅する。まず、増幅部203は、入力信号モード201から入力画像信号の信号定義レンジを読み出す。信号定義レンジは増幅部203に内蔵されたメモリに入力信号モードに関連付けられて予め保存されている。入力信号モード201がg26r800である場合、信号定義レンジは800%である。制御部110からの制御ゲインは、表示レンジ109の逆数であり、表示レンジが400%の場合、1/400(1/%)である。これらに基づき、増幅部203は式6で示す増幅ゲインにより信号増幅を行う。

増幅ゲイン=(信号定義レンジ×制御ゲイン)1/2.2・・・(式6)

信号変換部104を図2に示す構成とすることで、入力画像信号のガンマ特性やダイナミックレンジの定義を切り替えた場合にも適切に表示することができる。
図3は、実施例1による表示装置1にて表示レンジ109を変更した場合の表示輝度の動作の一例である。基準信号106を100%、基準輝度107を100nitに設定した状態にて、表示レンジ109をそれぞれ(a)200%、(b)400%、(c)800%に設定した場合の入力画像信号とそれに対応した画像の光変調部102での輝度の関係を示す。反射率100%の入力信号の輝度が100nitに維持されたまま、表示レンジ109に設定された範囲で画像信号が表示されている。
図4は、実施例1による表示装置1にて基準輝度107を変更した場合の表示輝度の動作の一例である。
基準信号106を100%、表示レンジ109を400%に設定した状態にて、基準輝度107を(a)50nit、(b)100nit、(c)200nitに設定した場合の入力画像信号とそれに対応した画像の光変調部102での輝度の関係を示す。表示される信号の範囲が表示レンジ109に設定された400%に維持されたまま、反射率100%の入力信号に対応する輝度が基準輝度107に設定された輝度に制御されている。
以上のように、本発明により、ユーザは所望の信号レベルに対応する輝度と、表示レンジと、をそれぞれ独立に変更することができ、それにより広ダイナミックレンジ信号を表示装置で確認する際に高い利便性が得られる。
なお、基準信号106及び基準輝度107は通常ユーザが手動で設定するものであるが、これを入力画像信号に重送されるメタデータから取得することで、入力画像信号と連動して自動的に表示輝度を変更することも可能である。基準信号106及び基準輝度107の代わり、予め算出された信号輝度換算値を入力画像信号に重送されるメタデータから取得することでも同様の効果が得られる。この場合、メタデータから取得した信号輝度換算値(信号値と表示輝度との対応関係)と表示レンジとに基づき光源101の輝度レベルを決定する。基準信号や基準輝度を取得して信号輝度換算値を算出する処理は必要ない。
また、入力信号モード(ガンマ特性)を入力画像信号のメタデータから取得することで、入力信号モードが変更された場合に、入力信号モードをユーザが手動で設定しなくても自動的に切り替えることも可能である。この場合、ガンマ変換部202は、入力画像信号からガンマ特性の情報を取得する取得手段の機能を有する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:光源、102:光変調部、103:入力画像信号、104:信号変換部、105:駆動部、106:基準信号、107:基準輝度、108:算出部、109:表示レンジ、110:制御部

Claims (20)

  1. 光量の制御及び画素毎の光変調が可能な表示手段と、
    入力される画像信号の信号値のレンジのうち前記表示手段により表示する信号値の範囲である表示レンジの情報を取得する第1取得手段と、
    前記画像信号のうち基準となる基準信号の情報と前記基準信号に対応する前記表示手段による表示輝度である基準輝度の情報とを取得する第2取得手段と、
    前記基準信号と前記基準輝度とに基づき、前記画像信号の信号値と前記表示手段による表示輝度との対応関係を算出する算出手段と、
    前記対応関係と前記表示レンジとに基づき前記表示手段の光量を決定するとともに、前記表示レンジに基づき算出されるゲインを用いて前記画像信号を増幅する処理を行う処理手段と、
    前記処理手段により決定された光量及び増幅された画像信号に基づき前記表示手段を制御する制御手段と、
    を有する表示装置。
  2. 前記算出手段は、前記対応関係として前記基準信号と前記基準輝度との比を算出し、
    前記処理手段は、前記表示レンジの上限の信号値と前記算出手段により算出された比との積に基づき前記表示手段の光量を決定する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記処理手段は、前記表示レンジの上限の信号値の逆数に基づく前記ゲインを算出する請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第1取得手段は、ユーザから入力される表示レンジの情報を取得する請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第2取得手段は、ユーザから入力される基準信号及び基準輝度の情報を取得する請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記第2取得手段は、前記画像信号のメタデータから前記基準信号及び前記基準輝度の情報を取得する請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第2取得手段は、前記画像信号のメタデータから前記画像信号の信号値と前記表示手段による表示輝度との対応関係の情報を取得し、
    前記処理手段は、前記第2取得手段により取得された対応関係と前記表示レンジとに基づき前記表示手段の光量を決定する請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記入力される画像信号のガンマ特性の情報を取得する第3取得手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記ガンマ特性に基づきガンマ変換した画像信号を前記ゲインを用いて増幅する請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記第3取得手段は、前記画像信号のメタデータから前記画像信号のガンマ特性の情報を取得する請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記表示手段は、光量を制御可能な光源を有する発光手段と、前記発光手段からの光の透過率を画素毎に調節する表示パネルと、を有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 光量の制御及び画素毎の光変調が可能な表示手段を有する表示装置の制御方法であって、
    入力される画像信号の信号値のレンジのうち前記表示手段により表示する信号値の範囲である表示レンジの情報を取得する第1取得工程と、
    前記画像信号のうち基準となる基準信号の情報と前記基準信号に対応する前記表示手段による表示輝度である基準輝度の情報とを取得する第2取得工程と、
    前記基準信号と前記基準輝度とに基づき、前記画像信号の信号値と前記表示手段による表示輝度との対応関係を算出する算出工程と、
    前記対応関係と前記表示レンジとに基づき前記表示手段の光量を決定するとともに、前記表示レンジに基づき算出されるゲインを用いて前記画像信号を増幅する処理を行う処理工程と、
    前記処理工程により決定された光量及び増幅された画像信号に基づき前記表示手段を制御する制御工程と、
    を有する表示装置の制御方法。
  12. 前記算出工程では、前記対応関係として前記基準信号と前記基準輝度との比を算出し、
    前記処理工程では、前記表示レンジの上限の信号値と前記算出工程により算出された比との積に基づき前記表示手段の光量を決定する請求項11に記載の表示装置の制御方法。
  13. 前記処理工程では、前記表示レンジの上限の信号値の逆数に基づく前記ゲインを算出する請求項11又は12に記載の表示装置の制御方法。
  14. 前記第1取得工程では、ユーザから入力される表示レンジの情報を取得する請求項11〜13のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  15. 前記第2取得工程では、ユーザから入力される基準信号及び基準輝度の情報を取得する請求項11〜14のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  16. 前記第2取得工程では、前記画像信号のメタデータから前記基準信号及び前記基準輝度の情報を取得する請求項11〜14のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  17. 前記第2取得工程では、前記画像信号のメタデータから前記画像信号の信号値と前記表示手段による表示輝度との対応関係の情報を取得し、
    前記処理工程では、前記第2取得工程により取得された対応関係と前記表示レンジとに基づき前記表示手段の光量を決定する請求項11〜14のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  18. 前記入力される画像信号のガンマ特性の情報を取得する第3取得工程を更に有し、
    前記制御工程では、前記ガンマ特性に基づきガンマ変換した画像信号を前記ゲインを用いて増幅する請求項11〜17のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  19. 前記第3取得工程では、前記画像信号のメタデータから前記画像信号のガンマ特性の情報を取得する請求項18に記載の表示装置の制御方法。
  20. 前記表示手段は、光量を制御可能な光源を有する発光手段と、前記発光手段からの光の透過率を画素毎に調節する表示パネルと、を有する請求項11〜19のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
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