JP2016184162A - 静電荷像現像用黒色トナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カーボンブラックおよび結着樹脂を含むトナー母体粒子と、外添剤とを含む、乳化凝集法によって作製されてなる、静電荷像現像用黒色トナーであって、前記トナー母体粒子における前記カーボンブラックの含有量が、7〜15質量%であり、前記結着樹脂が、結晶性樹脂および非晶性樹脂を含み、前記結着樹脂における前記結晶性樹脂の含有量が、8〜33質量%であり、温度25℃相対湿度50%RHの環境下における誘電正接tanδが、周波数100Hzおよび100kHzでの測定において、以下の式を満たす、静電荷像現像用黒色トナー。
【選択図】なし
Description
本発明は、カーボンブラックおよび結着樹脂を含むトナー母体粒子と、外添剤とを含む、乳化凝集法によって作製されてなる、静電荷像現像用黒色トナーであって、前記トナー母体粒子における前記カーボンブラックの含有量が、7〜15質量%であり、前記結着樹脂が、結晶性樹脂および非晶性樹脂を含み、前記結着樹脂における前記結晶性樹脂の含有量が、8〜33質量%であり、温度25℃相対湿度50%RHの環境下における誘電正接tanδが、周波数100Hzおよび100kHzでの測定において、以下の式を満たす、静電荷像現像用黒色トナーである。
トナー母体粒子とは、少なくとも着色剤(カーボンブラック)および結着樹脂を含む粒子であって、必要に応じて、その他の添加剤(内添剤)を含有する粒子である。トナー母体粒子に外添剤が添加されることによって、トナーが完成される。
本発明においては、静電荷像現像用黒色トナーを製造するために、着色剤(黒色)を使用する。黒色の着色剤としては、着色性、色調の観点から、カーボンブラックを使用する。
結着樹脂は、結晶性樹脂および非晶性樹脂を含む。
本発明において、結晶性樹脂とは、上記の示差走査熱量計「ダイヤモンドDSC」(パーキンエルマー社製)を用いて測定されるDSC曲線において、明確な吸熱ピークを有するものをいう。結晶性樹脂としては、結晶性ポリエステル樹脂、結晶性ポリウレタン樹脂、結晶性ポリウレア樹脂、結晶性ポリアミド樹脂、結晶性ポリエーテル樹脂などが挙げられるが、帯電性や低温定着性の観点から、特に、結晶性ポリエステル樹脂を用いることが好ましい。よって、本発明の好ましい形態によれば、前記結晶性樹脂が、結晶性ポリエステル樹脂である。以下、結晶性ポリウレタン樹脂と、結晶性ポリエステル樹脂について説明する。
結晶性ポリウレタン樹脂は、2価以上のイソシアネートと、2価以上のカルボン酸(多価カルボン酸)との重縮合反応によって得られる公知のポリウレタン樹脂であって、結晶性を有する樹脂をいう。以下、2価以上のイソシアネートとして、ジイソシアネート成分につき説明する。
結晶性ポリエステル樹脂は、2価以上のカルボン酸(多価カルボン酸)と、2価以上のアルコール(多価アルコール)との重縮合反応によって得られる公知のポリエステル樹脂であって、結晶性を有する樹脂をいう。
本発明においては、トナー母体粒子中、カーボンブラックの含有量を7〜15質量%と比較的高充填にする。本発明においては、かようなカーボンブラックと親和性のよい結晶性樹脂を、結着樹脂中において所定の割合で存在させることによって、トナー母体粒子中のカーボンブラックが凝集せずに分散を維持することができる。
結晶性ポリエステル樹脂ユニットとは、結晶性ポリエステル樹脂に由来する部分を指す。すなわち、結晶性ポリエステル樹脂を構成するものと同じ化学構造の分子鎖を指す。
非晶性樹脂ユニットとは、非晶性樹脂に由来する部分を指す。すなわち、非晶性樹脂を構成するものと同じ化学構造の分子鎖を指す。非晶性樹脂ユニットは、本発明における結着樹脂に含まれる非晶性樹脂と、ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂との親和性に寄与し得る。ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂が非晶性樹脂ユニットを含有することは、たとえばNMR測定、メチル化反応P−GC/MS測定を用いて化学構造を特定することによって確認することができる。
本発明に係る結着樹脂に含まれるハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂の製造方法は、上記結晶性ポリエステル樹脂ユニットと、非晶性樹脂ユニットとを分子結合させた構造の重合体を形成することが可能な方法であれば、特に制限されるものではない。ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂の具体的な製造方法としては、例えば、以下に示す方法が挙げられる。
この方法では、先ず、上述した非晶性樹脂ユニットを構成する単量体(好ましくは、スチレン単量体と(メタ)アクリル酸エステル単量体といったビニル単量体)を付加反応させて非晶性樹脂ユニットを形成する。次に、非晶性樹脂ユニットの存在下で、多価カルボン酸と多価アルコールとを重合反応させて結晶性ポリエステル樹脂ユニットを形成する。このとき、多価カルボン酸と多価アルコールとを縮合反応させると共に、非晶性樹脂ユニットに対し、多価カルボン酸または多価アルコールを付加反応させることにより、ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂が形成される。
非晶性樹脂は、ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂の非晶性樹脂ユニットと同種の樹脂または非晶性ポリエステル樹脂で構成されると好ましい。ここで、「同種の樹脂で構成される」とは、同種の樹脂のみからなる形態であってもよいし、または、同種の樹脂のみならず、他の非晶性樹脂を含む形態であってもよい。ただし、同種の樹脂と他の非晶性樹脂とを含む形態の場合、当該同種の樹脂の含有量は、非晶性樹脂全量に対して15質量%以上であることが好ましく、20質量%以上であるとより好ましい。
ビニル樹脂としては、ビニル化合物を重合したものであれば特に制限されないが、例えば、アクリル酸エステル樹脂、スチレンアクリル共重合体、エチレン・酢酸ビニル樹脂などが挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。上記のビニル樹脂のなかでも、乳化凝集法における製造性(つまり、均一な凝集性を持つラテックスが作られることで、粒度分布のシャープなトナーが得られる)や、熱定着時の可塑性を考慮すると、スチレンアクリル共重合体が好ましい。このように、本発明の非晶性樹脂がスチレンアクリル共重合体である場合で、結着樹脂中における結晶性樹脂(特には、結晶性ポリエステル樹脂)の含有量、カーボンブラックのトナー中の含有量をある範囲の比率にすることで、カーボンブラックの分散性を向上させることができ、カーボンブラックが高充填されたトナーであっても優れた帯電性、転写性を確保することができる。
本発明でいうスチレンアクリル共重合体とは、少なくとも、スチレン単量体と(メタ)アクリル酸エステル単量体とを用いて、重合を行うことにより形成されるものである。ここで、スチレン単量体とは、CH2=CH−C6H5の構造式で表されるスチレンの他、スチレン構造中に公知の側鎖や官能基を有する構造のものも含まれるものである。
エチレン、プロピレン、イソブチレン等
(2)ビニルエステル類
プロピオン酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等
(3)ビニルエーテル類
ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等
(4)ビニルケトン類
ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン等
(5)N−ビニル化合物類
N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等
(6)その他
ビニルナフタレン、ビニルピリジン等のビニル化合物類、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等のアクリル酸あるいはメタクリル酸誘導体等。
装置:HLC−8020(東ソー株式会社製)
カラム:GMHXL×2、G2000HXL×1
検出器:RIおよびUVの少なくとも一方
溶出液流速:1.0ml/分
試料濃度:0.01g/20ml
試料量:100μl
検量線:標準ポリスチレンにて作製。
[離型剤]
本発明のトナー母体粒子は、その内部に離型剤(ワックス)を含有することが好ましい。すなわち、本発明の好ましい形態によれば、離型剤をさらに含む、静電荷像現像用黒色トナーであることが好ましい。離型剤(オフセット防止剤)としては、炭化水素系ワックス類、エステル系ワックス類、天然物系ワックス類、アミド系ワックス類等が挙げられる。本発明のトナーでは、離型剤が、エステル系ワックスまたは炭化水素系ワックスを含有することが好ましい。これらの離型剤は本発明のトナーに好適であり、これらを使用することにより、トナーの定着分離性を向上させ得る。
本発明のトナー母体粒子は、荷電制御剤を含有してもよい。
本発明のトナー母体粒子の粒径は、メジアン径(D50)で3〜8μmであることが好ましい。この粒径は、後述する製造方法において、凝集剤の濃度や有機溶媒の添加量、または融着時間、さらには重合体自体の組成によって制御することができる。体積基準のメジアン径(D50)が3〜8μmであることにより、細線の再現性や、写真画像の高画質化が達成できると共に、トナーの消費量を、大粒径トナーを用いた場合に比して削減することができる。なお、体積基準のメジアン径(D50)は、例えば、「マルチサイザー3」(ベックマン・コールター社製)により測定できる。
本発明のトナー母体粒子は、乳化凝集法によって作製される。よって、作製されるトナー母体粒子(トナー)の形状は、真球に近くなる。本発明のトナー母体粒子の下記数式1で示される平均円形度(単に、円形度とも称する)は、通常、0.91以上である。よって、本発明の好ましい形態によれば、円形度が、0.91以上である。転写効率の向上や帯電安定性の観点から、0.920〜0.995であることが好ましく、より好ましくは0.930〜0.975である。
外添剤としては特に制限されないが、数平均一次粒径が2〜800nm程度、数平均二次粒径が10〜1000nm程度の無機微粒子が好ましい。外添剤の種類は特に限定されるものではなく、例えば、以下に例示する公知の無機微粒子、および、滑剤等が挙げられる。これら外添剤は、単独でもまたは2種以上組み合わせても使用することができる。
本発明の静電荷像現像用黒色トナーは、温度25℃相対湿度50%RHの環境下における誘電正接tanδが、周波数100Hzおよび100kHzでの測定において、以下の式を満たす。なお、周波数100Hzは、1頁目のプリントの外的環境を想定しており、100kHzは、500頁目のプリントの外的環境を想定している。誘電正接tanδの測定方法は、実施例に記載の方法による。
本発明においては、上述もしたが、分散性を確保するために、トナーの構成成分の親和性を制御することが重要であり、カーボンブラックの含有量を一定の範囲に制御すること、および、結着樹脂中における結晶性樹脂の含有量を一定の範囲に制御することが特徴である。ただし、分散性を向上させるという観点から、(i)結晶性樹脂と、カーボンブラックとの比(固形分換算の質量比)、ならびに、(ii)結晶性樹脂およびカーボンブラックの総和と、非晶性樹脂との比(固形分換算の質量比)が一定の範囲内であることが好ましい。(i)結晶性樹脂:カーボンブラック(結晶性樹脂/カーボンブラック)は、好ましくは0.49〜5.00であり、より好ましくは0.7〜3.7である。この範囲外では、カーボンブラックの分散性が低下し、トナーの静電的特性が悪化する虞がある。またカーボンブラックの含有量が少ない場合であったとしても、トナーの製造における凝集工程で、凝集性が充分に制御できないことから分散性が悪化し、画像濃度が著しく低下する虞がある。
次に、本発明のトナーの製造方法について説明する。本発明のトナー母体粒子の製造方法は、乳化凝集法である。乳化凝集法を採用することによって、トナー母体粒子の小粒径化が図れ、微粉成分の発生を抑制できることで粒度分布がシャープなトナー粒子を得られる利点がある。また、製造時の所要エネルギーが少ないという利点もある。
本発明において、「水系媒体」とは、少なくとも水が50質量%以上含有されたものをいい、水以外の成分としては、水に溶解する有機溶剤を挙げることができ、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、メチルセルソルブ、テトラヒドロフランなどが挙げられる。
凝集粒子形成工程において使用する凝集剤としては、特に限定されるものではないが、電荷中和反応と架橋作用を使い粒子を成長させるものとして金属塩から選択されるものが好適である。金属塩としては、例えばナトリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ金属の塩などの一価の金属塩;カルシウム、マグネシウム、マンガン、銅などの二価の金属塩;鉄、アルミニウムなどの三価の金属塩などが挙げられる。具体的な金属塩としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、硫酸銅、硫酸マグネシウム、硫酸マンガン、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、酢酸亜鉛などを挙げることができ、これらの中で、より少量で凝集を進めることができることから、二価の金属塩を用いることが特に好ましい。これらは1種単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
凝集粒子の成長を停止させる凝集停止剤としては凝集作用を緩和させる塩が用いられる。例えば塩化ナトリウム、多価有機酸またはその塩が、アミノ酸、ポリホスホン酸またはこれらの塩を使用することができる。また系内のpHを変化させることによって凝集作用を緩和させる方法も用いることができる。pHを調整するためにはフマル酸ナトリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、塩酸などを用いることができる。さらにはpHを調整するとともにキレート剤を併用し金属イオンによる架橋作用を緩和させることも有効である。キレート剤としてはHIDA(ヒドロキシエチルイミノ二酢酸)、HEDTA(ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸)、HEDP(ヒドロキシエチリデンジホスホン酸)、HIDS(3−ヒドロキシ−2,2’−イミノジコハク酸)が挙げられる。
(2)水系媒体中に、必要に応じて離型剤、荷電制御剤などの内添剤を含有した、結着樹脂微粒子(結晶性樹脂微粒子、非晶性樹脂微粒子)が分散されてなる分散液を調製する、結着樹脂微粒子分散液調製工程、
(3)結着樹脂微粒子および着色剤微粒子、ならびに必要に応じてその他のトナー構成成分の微粒子を、水系媒体中において、凝集、融着させて凝集粒子を成長させる凝集、融着工程、
(4)水系媒体中に特定の凝集停止剤を添加して凝集を停止させて凝集粒子の成長を停止させる凝集停止剤添加工程、
(5)凝集粒子を熱エネルギーにより熟成させて形状を制御し、トナー母体粒子を得る熟成工程、
を含む。
(7)洗浄処理されたトナー母体粒子を乾燥する乾燥工程、
を含む。
(8)乾燥処理されたトナー母体粒子に外添剤を添加する外添剤添加工程
を経て、静電荷像現像用黒色トナーを作製することができる。
本発明のトナーは、例えば磁性体を含有させて一成分磁性トナーとして使用する場合、いわゆるキャリアと混合して二成分現像剤として使用する場合、非磁性トナーを単独で使用する場合などが考えられ、いずれも好適に使用することができる。
〔離型剤を含有する非晶性樹脂微粒子〔M1〕の分散液〔MD1〕の調製〕
(第1段重合)
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた5Lの反応容器に、ドデシル硫酸ナトリウム8gをイオン交換水3Lに溶解させた溶液を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた後、過硫酸カリウム10gをイオン交換水200gに溶解させた溶液を添加し、再度液温を80℃とし、
スチレン 480g
n−ブチルアクリレート 250g
メタクリル酸 68g
からなる単量体混合液を1時間かけて滴下後、80℃で2時間加熱、撹拌することにより重合を行い、樹脂微粒子〔a1〕が分散されてなる樹脂微粒子分散液〔A1〕を調製した。
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた5Lの反応容器に、ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム6gをイオン交換水1850mlに溶解させた溶液を仕込み、80℃に加熱後、上記の樹脂微粒子分散液〔A1〕260gを加えた。
スチレン 175g
n−ブチルアクリレート 80g
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 3.8g
離型剤:ベヘン酸ベヘニル(融点73℃) 86.5g
を80℃で溶解、混合させた単量体溶液を、循環経路を有する機械式分散機「CREARMIX」(エム・テクニック社製)により15分混合分散させて、乳化粒子(油滴)を含む分散液を調製した。
上記の樹脂微粒子分散液〔A2〕に、過硫酸カリウム5gをイオン交換水100mlに溶解させた溶液を添加し、82℃の温度条件下に、
スチレン 340g
n−ブチルアクリレート 120g
メタクリル酸 32g
n−オクチル−3−メルカプトプロピオネート 8g
からなる単量体混合液を90分かけて滴下した。滴下終了後、2時間にわたって加熱撹拌することにより重合を行った後、28℃まで冷却し、これにより、ビニル単量体を主成分とし、離型剤を含有する非晶性樹脂微粒子〔M1〕の分散液〔MD1〕を調製した。
ビニル変性結晶性ポリエステル樹脂の合成
下記の付加重合系樹脂の原料モノマー、両反応性モノマーおよびラジカル重合開始剤を滴下ロートに入れた。
n−ブチルアクリレート 9質量部
アクリル酸 4質量部
重合開始剤(ジーt−ブチルパーオキサイド) 7質量部
さらに、下記の重縮合系の原料モノマーを、窒素導入管、脱水管、撹拌器および熱電対を装備した四つ口フラスコに入れ、170℃に加熱し溶解させた。
1,6−ヘキサンジオール 196質量部
次いで、撹拌下で付加重合系樹脂の原料モノマーを90分かけて滴下し、60分間熟成を行った後、減圧下(8kPa)にて未反応の付加重合モノマーを除去した。その後、エステル化触媒としてTi(OBu)4を0.8質量部投入し、235℃まで昇温、常圧下(101.3kPa)にて5時間、さらに減圧下(8kPa)にて1時間反応を行った。次に200℃まで冷却した後、減圧下(20KPa)にて1時間反応させることによりハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂(c1)を得た。
ドデシル硫酸ナトリウム90gをイオン交換水1600gに撹拌溶解し、この溶液を撹拌しながら、カーボンブラック(ファーネスブラック)「リーガル330R」(キャボット社製)420gを徐々に添加し、次いで、撹拌装置「クレアミックス」(エム・テクニック社製)を用いて分散処理することにより、着色剤微粒子〔Bk〕が分散されてなる着色剤微粒子分散液〔Bk〕を調製した。着色剤微粒子分散液〔Bk〕における着色剤微粒子〔Bk〕の体積基準のメジアン径を電気泳動光散乱光度計「ELS−800」(大塚電子社製)を用いて測定したところ、120nmであった。
撹拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入装置を取り付けたフラスコに、
・イオン交換水400質量部と、
・離型剤を含有する非晶性樹脂微粒子〔M1〕の分散液〔MD1〕492質量部(固形分換算)と、
・着色剤微粒子分散液〔Bk〕435質量部と、
を仕込み、液温を25℃に調製した後、濃度25質量%の水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを10.5に調製した。
・結晶性樹脂微粒子分散液[C1]54質量部(固形分換算)で添加した。
〔トナーの製造例1〕において、トナーの構成成分の製造時の固形換算重量を以下になるように変更した以外は、実施例1と同様にすることによって、トナー〔2〕〜〔4〕および〔6〕を作製した。
〔トナーの製造例1〕において、結晶性樹脂微粒子分散液[C1]54質量部(固形分換算)に代えて、下記結晶性ポリウレタン樹脂微粒子分散液[C2]54質量部(固形分換算)を添加したこと以外は、実施例1と同様にして、トナー〔5〕を作製した。
攪拌棒および温度計をセットした反応容器に、1,4−ブタンジオール40部、1,6−ヘキサンジオール58部、メチルエチルケトン50部を仕込んだ。この溶液にヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)160部を投入し82℃で5時間反応させ、結晶性ポリウレタン樹脂[c2]のMEK溶液を得た。
〔トナーの製造例1〕において、結晶性樹脂微粒子分散液[C1]54質量部(固形分換算)に代えて、結晶性樹脂微粒子分散液[C3]54質量部(固形分換算)を添加したこと以外は、実施例1と同様にして、トナー〔7〕を作製した。
〔ハイブリッド結晶性ポリエステル樹脂微粒子の水系分散液[C1]の調製〕において、常圧下(101.3kPa)における反応時間を、5時間から10時間に変更した以外は、実施例1と同様にして、結晶性樹脂微粒子分散液[C3]を調製した。
〔トナーの製造例1〕において、分散液〔MD1〕492質量部(固形分換算)を、分散液〔MD2〕492質量部(固形分換算)に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー〔8〕を作製した。
(非晶性ポリエステル樹脂の合成)
テレフタル酸123質量部、トリメリット酸9質量部、フマル酸30質量部、ドデセニルコハク酸無水物120質量部、ビスフェノールAプロピレンオキシド付加物570質量部、ビスフェノールAエチレンオキシド付加物93質量部を、撹拌機、温度計、冷却管、窒素ガス導入管を備えた反応容器に入れ、反応容器中を乾燥窒素ガスで置換した後、チタンテトラブトキサイド0.2質量部を添加し、窒素ガス気流下において180℃で撹拌しながら8時間重合反応を行った。さらにチタンテトラブトキサイド0.3質量部を添加し、温度を220℃に上げて撹拌しながら6時間重合反応を行った後、反応容器内を10mmHgまで減圧し、減圧下で反応を行うことにより、淡黄色透明な非晶性ポリエステル樹脂(md2)を得た。この非晶性ポリエステル樹脂(md2)のガラス転移点(Tg)は58℃、重量平均分子量(Mw)は25,000であった。
撹拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入装置を取り付けたフラスコに、ベヘン酸ベヘニル(融点73℃) 90質量部、アニオン性界面活性剤 0.5質量部、イオン交換水 210質量部を投入、混合して95℃に加熱し、ホモジナイザを用いて分散した。その後、マントンゴーリン高圧ホモジナイザで分散処理し、離型剤を分散させてなる離型剤粒子分散液〔MD2−2〕を調製した。離型剤の体積平均粒径は230μmであった。
非晶性ポリエステル樹脂微粒子分散液〔MD2−1〕 1804.8質量部と、離型剤粒子分散液〔MD2−2〕 195.2質量部を混合し、離型剤を含有した非晶性樹脂微粒子分散液〔MD2〕を得た。
〔トナーの製造例1〕において、結晶性樹脂微粒子分散液[C1]54質量部(固形分換算)に代えて、下記結晶性樹脂微粒子分散液[C4]54質量部(固形分換算)を添加したこと以外は、実施例1と同様にして、トナー〔9〕を作製した。
加熱乾燥したフラスコ内を窒素雰囲気下とし、ドデカン二酸320質量部と、1,6−ヘキサンジオール197質量部と、ジメチルスルホキシド25質量部と、触媒としてジブチル錫オキサイド0.03質量部と、を投入し180℃に加熱した後、減圧操作および機械撹拌を4時間行った。減圧下、ジメチルスルホキシドを留去し、その後、圧力を保持したまま220℃まで徐々に昇温を行い2.0時間撹拌した後、空冷して反応を停止させ結晶性ポリエステル樹脂[C4]を合成した。
〔トナーの製造例1〕において、結晶性樹脂微粒子分散液[C1]を添加しなかった以外は、実施例1と同様にして、トナー〔比1〕を作製した。
〔トナーの製造例1〕において、トナーの構成成分の製造時の固形換算重量を以下になるように調製した以外は、実施例1と同様にすることによって、トナー〔比2〕〜〔比6〕および〔比9〕を作製した。
〔トナーの製造例1〕において、結晶性樹脂微粒子分散液[C1]に代えて、結晶性樹脂微粒子分散液[C3]を添加し、トナーの構成成分の製造時の固形換算重量を以下になるように調製した以外は、実施例1と同様にすることによって、トナー〔比7〕を作製した。
〔トナーの製造例1〕において、結晶性樹脂微粒子分散液[C1]に代えて、結晶性ポリエステル樹脂微粒子分散液[C4]を添加し、トナーの構成成分の製造時の固形換算重量を以下になるように調製した以外は、実施例1と同様にすることによって、トナー〔比8〕を作製した。
市販の複合プリンタ「bizhub Pro C500」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)を改造して、温度20℃、相対湿度50%RHの環境下において、コニカミノルタ社製CFペーパー上に出力した。現像バイアスを調整することにより、紙面上のトナーを4.5g/m2に合わせ、画像濃度を測定した。この出力動作を500枚繰り返し、1枚目と500枚目との画像濃度を比較した。
(tanδ):誘電正接tanδは、WITNESS−6000 WayneKerr LCR(東陽テクニカ社製)を用いて、温度25℃相対湿度50%RHの環境下における、周波数100Hzおよび100kHzにおける複素誘電率の測定値より算出した。測定試料には、トナー2gを200kgf/cm2の荷重を1分間かけて成形し、40φの円盤状としたものを使用した。
フェノールフタレイン1.0gをエチルアルコール(95体積%)90mlに溶解し、イオン交換水を加えて100mlとし、「フェノールフタレイン溶液」を作製した。JIS特級水酸化カリウム7gをイオン交換水5mlに溶解し、エチルアルコール(95体積%)を加えて1リットルとした。炭酸ガスに触れないように、耐アルカリ性の容器に入れて3日間放置後、濾過して、「水酸化カリウム溶液」を作製する。標定はJIS K0070−1966の記載に従った。
(a)本試験
粉砕したトナー2.0gを200mlの三角フラスコに精秤し、トルエン/エタノール(2:1)の混合溶液100mlを加え、5時間かけて溶解した。次いで、指示薬として前記フェノールフタレイン溶液を数滴加え、前記水酸化カリウム溶液を用いて滴定した。なお、滴定の終点は指示薬の薄い紅色が約30秒間続いた時とした。
試料を用いない(即ち、トルエン/エタノール(2:1)の混合溶液のみとする以外は、上記操作と同様の操作を行った。
得られた結果を下記式(1)に代入して酸価を算出した。
A=〔(B−C)×f×5.6〕/S
ここで、
A:酸価(mgKOH/g)、
B:空試験の水酸化カリウム溶液の添加量(ml)、
C:本試験の水酸化カリウム溶液の添加量(ml)、
f:0.1mol/リットルの水酸化カリウムエタノール溶液のファクター、
S:試料(トナー)(g)である。
Claims (9)
- カーボンブラックおよび結着樹脂を含むトナー母体粒子と、外添剤とを含む、乳化凝集法によって作製されてなる、静電荷像現像用黒色トナーであって、
前記トナー母体粒子における前記カーボンブラックの含有量が、7〜15質量%であり、
前記結着樹脂が、結晶性樹脂および非晶性樹脂を含み、
前記結着樹脂における前記結晶性樹脂の含有量が、8〜33質量%であり、
温度25℃相対湿度50%RHの環境下における誘電正接tanδが、周波数100Hzおよび100kHzでの測定において、以下の式を満たす、静電荷像現像用黒色トナー。
- 離型剤をさらに含む、請求項1に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
- 前記結晶性樹脂が、結晶性ポリエステル樹脂である、請求項1または2に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
- 前記結晶性ポリエステル樹脂の酸価が、15〜30mgKOH/gである、請求項3に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
- 前記誘電正接tanδが、以下の式を満たす、請求項1〜4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
- 円形度が、0.91以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
- 前記非晶性樹脂が、ビニル樹脂である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
- 前記結晶性樹脂が、結晶性ポリエステル樹脂ユニットと、非晶性樹脂ユニットとが化学的に結合している構造を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
- 前記結晶性樹脂が、主鎖として前記非晶性樹脂ユニットを有し、側鎖として前記結晶性ポリエステル樹脂ユニットを有するグラフト共重合体である、請求項8に記載の静電荷像現像用黒色トナー。
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