JP2016182345A - 電子カセッテ - Google Patents

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良介 小倉
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慎介 野口
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Abstract

【課題】患者と患者が仰臥する設置面との隙間にスムーズに挿入することができる電子カセッテを提供する。
【解決手段】電子カセッテ2の筐体11の側面22と背面14との間には、側面22および背面14に対して傾斜した面で構成された面取り部70が形成されている。面取り部70は、側面22との境界73を含み、境界73付近において所定の範囲を有する境界部分P1、背面14との境界74を含み、境界74付近において所定の範囲を有する境界部分P2、およびこれらの部分P1、P2に属さないその他の部分P3を有する。面取り部70は、患者と患者が仰臥する設置面との隙間にスムーズに挿入するため、これらの境界部分P1〜P3の全面が、筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、放射線撮影に用いられる電子カセッテに関する。
医療用放射線撮影、例えばX線撮影において、電子カセッテが広く利用されている。電子カセッテは、扁平な直方体形状の可搬型の筐体内に被写体(患者など)のX線画像を検出する画像検出部(フラットパネルディテクタ(FPD;flat panel detector)ともいう)を内蔵した可搬型のX線画像検出装置である。
電子カセッテは、専用の撮影台のホルダにセットされる他に、フイルムカセッテやIPカセッテ、CRカセッテ用の既存の撮影台のホルダに取り付けて使用される。さらには、X線画像検出装置が撮影台に取り出し不能に内蔵された据え置き型では撮影困難な部位を撮影するために、ベッド上に置いたり患者自身に持たせたりして使用される。また、自宅療養中の高齢者や、事故、災害などによる急病人の患者を撮影するため、撮影台の設備がない病院外で使用されることもある。このように電子カセッテは撮影台のホルダに取り付けて使用する以外の用途があるので、高い機動性および設置自由度が求められる。また、患者に直接触れる機会があるため、接触したときに患者に不快感を与えないことも重要である。
特許文献1には、直方体形状の筐体の側面と背面との間に、側面および背面に対して傾斜した平面からなる面取り部を設けた筐体を有する電子カセッテが記載されている。筐体は、あたかも側面と背面の交差する角を平面状に削りとったかのような形状をしている。面取り部は傾斜した平面で、背面も平面であるため、面取り部と背面との境界には、鈍角ではあるが角がある。このような面取り部を設けることで、例えば、背面を下にした状態で電子カセッテを平坦な面(以下、設置面という)に置いた場合に、面取り部と設置面との間に指が入る隙間が生じるため、筐体の端部に指を掛けやすく電子カセッテを持ち上げやすい。また、側面と背面の間に面取り部が設けられているため、側面と背面が交差する90°の角がある筐体と比べると、筐体の端部が患者に接触した場合の接触感覚はソフトになる。
特開2002−082172号公報
上述のように、電子カセッテは、ベッドに仰臥する患者、あるいは高齢者や急病人のように自力で動けない患者に対して使用されることがある。このような場合は、まず、筐体の1側面が下を向くよう電子カセッテを傾けた姿勢で、患者と患者が仰臥する設置面との隙間に筐体の端部を挿入する。そして、患者を持ち上げつつさらに筐体を隙間の奥に押し込み、電子カセッテを所望の撮影位置にセットしている。
特許文献1に記載の電子カセッテでは、筐体の端部に面取り部が設けられているものの、面取り部と背面の境界は角になる。こうした角は、患者と患者が仰臥する設置面との隙間に筐体の端部を挿入する際に、設置面に引っ掛かって抵抗となる。このため特許文献1の電子カセッテは、患者と患者が仰臥する設置面との隙間に筐体の端部を挿入しにくいという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、患者と患者が仰臥する設置面との隙間にスムーズに挿入することができる電子カセッテを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体の放射線画像を検出する画像検出部と、画像検出部を収容する筐体であり、放射線が入射する前面、前面と対向する背面、および4つの側面を有する直方体形状の筐体と、少なくとも側面の1つと背面との間に設けられ、側面および背面に対して傾斜した面で構成された面取り部とを備え、面取り部と背面との境界部分が、筐体の外側に向けて凸の曲面で形成されている。
面取り部は、背面との境界部分および側面との境界部分を含む全面が、筐体の外側に向けて凸の曲面で形成されている。
面取り部は、背面および側面の各境界間の、筐体の厚み方向の高さをh、厚み方向と直交する横方向の長さをd1としたとき、h<d1の条件を満たす。具体的には、高さhは7mm以上10mm以下であり、長さd1は20mm以上40mm以下である。
面取り部は、断面形状において、背面との境界部分が真円または楕円の一部を切り取った円弧または楕円弧である。この場合、背面は真円または楕円の接線となり、面取り部と背面との境界は真円または楕円の接点となる。
筐体内に収容される部材のうち、最も平面サイズが大きい最大部材の端部と側面の内壁面との最短距離をd2、最大部材の端部と面取り部の内壁面との最短距離をd3としたとき、d2<d3の条件を満たすことが好ましい。なお、最大部材は、例えば回路基板が取り付けられる基台である。また、最大部材は、筐体内における厚み方向の配置に関して、面取り部と側面の境界から前面までの高さの範囲内に収まっていることが好ましい。
背面には、画像検出部に電力を供給するバッテリユニットが着脱自在に装着され、背面を前面に向けて凹ませた凹部であるバッテリ装着部が形成されており、バッテリ装着部は、筐体内における厚み方向の配置に関して、背面から面取り部と側面の境界までの高さの範囲内に収まっていることが好ましい。
本発明によれば、少なくとも筐体の背面との境界を含む一部分である境界部分が、筐体の外側に向けて凸の曲面で形成された面取り部を有するので、患者と患者が仰臥する設置面との隙間にスムーズに挿入することができる。
前面側からみた電子カセッテの外観斜視図である。 背面側からみた電子カセッテの外観斜視図である。 電子カセッテの内部構成を示すブロック図である。 図1のA−A線に沿う電子カセッテの断面図である。 面取り部周辺の拡大断面図である。 面取り部の各部分を説明するための図である。 平坦な設置面に置かれた電子カセッテを持ち上げる際の指の掛かり具合を示す図である。 高さhが同じで高さh=長さd1とした面取り部との比較をするための図である。 長さd1が同じで高さh=長さd1とした面取り部との比較をするための図である。 筐体の高さが同じで高さh=長さd1とした面取り部との比較をするための図である。 患者と患者が仰臥する設置面との隙間に電子カセッテを挿入する際の様子を示す図であり、(A)は全体図、(B)は挿入箇所の拡大図をそれぞれ示す。 面取り部の形状を説明するための図であり、(A)は円弧、(B)は楕円弧の面取り部を示す。 面取り部の他の例を示す図である。
図1および図2において、電子カセッテ2は、画像検出部10とこれを収容する可搬型の筐体11とで構成される。筐体11は例えば導電性樹脂で形成されている。図1に示すように、X線が入射する筐体11の前面12には矩形状の開口が形成されており、開口には天板として透過板13が取り付けられている。透過板13は、軽量で剛性が高く、かつX線透過性が高いカーボン材料で形成されている。
図2において、前面12と対向する筐体11の背面14には、画像検出部10を駆動するための電力を供給するバッテリユニット15が装着される。バッテリユニット15は、バッテリ15aと、バッテリ15aを収容する箱型のバッテリケース15bとで構成されている。背面14には、バッテリユニット15が着脱自在に装着されるバッテリ装着部16が設けられている。図ではバッテリユニット15がバッテリ装着部16に装着されて、図示しないロック機構によりバッテリユニット15がバッテリ装着部16から抜けないようロックされた状態を示している。バッテリユニット15にはコネクタ17が、バッテリ装着部16にはソケット18(ともに図3参照)がそれぞれ設けられており、バッテリユニット15がバッテリ装着部16に装着されたときに、コネクタ17とソケット18が嵌合して電気的に接続される。
バッテリ装着部16は、背面14を前面12に向けて凹ませた凹部である(図4および図5参照)。バッテリ装着部16は、バッテリユニット15がほぼ隙間なく収まるように、バッテリユニット15の平面形状および平面サイズと同一形状および同一サイズで形成されている。バッテリ装着部16の背面14からの深さもバッテリユニット15の厚みとほぼ同じである。このため、バッテリユニット15がバッテリ装着部16に装着されたときには、バッテリユニット15の上面が背面14から露呈し、バッテリユニット15の上面と背面14とが同一平面となる。なお、図4および図5では、バッテリ装着部16の内壁面を2点鎖線で示している。
筐体11は、前面12、背面14、および4つの側面19、20、21、22からなる直方体形状を有し、フイルムカセッテやIPカセッテ、CRカセッテと略同様の国際規格ISO4090:2001に準拠した大きさである。電子カセッテ2は、X線を照射するX線源と前面12が対向する姿勢で保持されるよう、立位撮影台や臥位撮影台のホルダに着脱自在にセットされる。また、電子カセッテ2は、立位撮影台や臥位撮影台にセットされる他に、ベッドに仰臥する患者、あるいは高齢者や急病人など自力で動けない患者に対して単体で使用されることもある。さらに電子カセッテ2は、フイルムカセッテやIPカセッテ、CRカセッテと略同様の大きさであるため、これらのカセッテ用の既存の撮影台にも取り付け可能である。なお、電子カセッテ2は、国際規格ISO4090:2001に準拠した大きさでなくともよい。
筐体11の側面19側の上側部には、オペレータが電子カセッテ2を持ち運ぶ際に手が通される把手23が形成されている。また、電子カセッテ2の電源オン/オフやバッテリユニット15の残量を報せるためのLEDなどのインジケータ24が設けられている。筐体11は、電子カセッテ2への電磁ノイズの侵入、および電子カセッテ2から外部への電磁ノイズの放射を防止する電磁シールドとしても機能する。
図3において、画像検出部10はパネル部30と回路部31とを有する。パネル部30は、ガラス製のTFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板50(図4および図5参照、以下、単にTFT基板という)を有する。TFT基板50には撮像領域32が形成されている。撮像領域32には、X線の到達線量に応じた電荷を蓄積する複数の画素33が、所定のピッチでn行(x方向)×m列(y方向)の行列状に配置されている。n、mは2以上の整数であり、例えばn、m≒2000である。なお、画素33の配列は、本実施形態のように正方配列でなくともよく、ハニカム配列でもよい。
パネル部30は、X線を可視光に変換するシンチレータ51(蛍光体、図4および図5参照)を有し、シンチレータ51によって変換された可視光を画素33で光電変換する間接変換型である。シンチレータ51は、CsI:Tl(タリウム賦活ヨウ化セシウム)やGOS(Gd2O2S:Tb、テルビウム賦活ガドリウムオキシサルファイド)などからなり、画素33が配列された撮像領域32の全面と対向するように配置されている。
画素33は、周知のように、可視光の入射によって電荷(電子−正孔対)を発生してこれを蓄積する光電変換部34、およびスイッチング素子であるTFT35を備える。光電変換部34は、電荷を発生する半導体層(例えばPIN型)とその上下に上部電極および下部電極を配した構造を有している。光電変換部34は、下部電極にTFT35が接続され、上部電極にはバイアス線が接続されている。バイアス線は画素33の行数分(n行分)設けられて1本の母線に接続されている。母線はバイアス電源に繋がれている。母線とその子線のバイアス線を通じて、バイアス電源から光電変換部34の上部電極にバイアス電圧が印加される。バイアス電圧の印加により半導体層内に電界が生じ、光電変換により半導体層内で発生した電荷(電子−正孔対)は、一方がプラス、他方がマイナスの極性をもつ上部電極と下部電極に移動し、光電変換部34に電荷が蓄積される。
TFT35は、ゲート電極が走査線36に、ソース電極が信号線37に、ドレイン電極が光電変換部34にそれぞれ接続される。走査線36と信号線37は格子状に配線されており、走査線36は1行分の画素33に対して共通に1本ずつ、画素33の行数分(n行分)設けられている。また信号線37は1列分の画素33に対して共通に1本ずつ、画素33の列数分(m列分)設けられている。走査線36はゲートドライバ38に接続され、信号線37は信号処理回路39に接続される。
回路部31は、ゲートドライバ38、信号処理回路39、制御部40などを有している。ゲートドライバ38は、制御部40の制御の下にTFT35を駆動することにより、X線の到達線量に応じた信号電荷を画素33に蓄積する蓄積動作と、画素33から蓄積された信号電荷を読み出す読み出し動作と、画素33に蓄積された不要電荷を掃き出すリセット動作とを画像検出部10に行わせる。蓄積動作ではTFT35がオフ状態にされ、その間に画素33に信号電荷が蓄積される。読み出し動作では、ゲートドライバ38から同じ行のTFT35を一斉に駆動するゲートパルスG1〜Gnを所定の間隔で順次発生して、走査線36を1行ずつ順に活性化し、走査線36に接続されたTFT35を1行分ずつオン状態とする。画素33の光電変換部34に蓄積された電荷は、TFT35がオン状態になると信号線37に読み出されて、信号処理回路39に入力される。
信号処理回路39は、積分アンプ、CDS回路、マルチプレクサ、A/D変換器などを備える。積分アンプ、CDS回路は各信号線37に対して個別に接続される。積分アンプは、信号線37から入力される電荷を積算し、アナログ電圧信号に変換して出力する。CDS回路は、積分アンプからの電圧信号に対して相関二重サンプリングを施し、積分アンプからの電圧信号を所定期間保持する。マルチプレクサは、パラレルに接続される各列のCDSから順に1つのCDSを電子スイッチで選択し、選択したCDSから出力される電圧信号をシリアルにA/D変換器に入力する。A/D変換器は、マルチプレクサから入力されたアナログの電圧信号をデジタルの画素値に変換して、これをメモリ41に出力する。メモリ41には、画素値がそれぞれの画素33の座標に対応付けられて記録される。
ゲートドライバ38からゲートパルスが発生されてTFT35を1行分ずつオン状態とする毎に、メモリ41には1行分の画素33の画素値が記録される。全行の読み出しが完了すると、1枚分のX線画像を表す画像データがメモリ41に記録される。この画像データはメモリ41から読み出され、制御部40で各種画像処理を施された後、通信部42を通じてコンソールなどの外部装置に出力される。こうして患者のX線画像が検出される。
通信部42は、無線通信用の電波を発生するアンテナや発振回路、および有線通信用のソケットなどを有し、無線通信、有線通信のどちらにも対応可能である。通信部42は、コンソールなどの外部装置との間で、X線画像やX線の照射時間といった撮影条件の情報を遣り取りする。なお、無線通信は電波に限らず赤外線などの光通信を採用してもよい。
電源回路43は、バッテリ装着部16のソケット18を介してバッテリユニット15と接続される。電源回路43は、制御部40の制御の下、バッテリユニット15からの所定電圧の電力を、画像検出部10の各部に適合した電圧の電力に変換して各部に供給する。また、電源回路43は、バッテリユニット15から供給される電力の電圧レベルを監視してバッテリユニット15の残量を検出し、検出結果を制御部40に出力する。制御部40は、電源回路43から送られるバッテリユニット15の残量に応じて、インジケータ24の表示を切り替える。なお、図示は省略するが、電源回路43には外部電源から引かれた電源ケーブルを接続することができ、バッテリユニット15以外から電力を受けることも可能である。
図4において、筐体11内には、パネル部30と、回路部31が取り付けられた基台52とが前面12側から順に配置されている。本実施形態において、パネル部30を構成するTFT基板50とシンチレータ51は、X線の入射する前面12側からみてTFT基板50、シンチレータ51の順に積層配置されるISS(Irradiation Side sampling)方式であり、TFT基板50は透過板13の裏面に取り付けられている。この場合、TFT基板50は撮像領域32がシンチレータ51と対向するよう背面14側に向けられ、撮像領域32が形成された面と反対側の面から、透過板13を透過したX線が照射される。なお、これとは逆にシンチレータ51、TFT基板50の順に積層配置したPSS(Penetration Side Sampling)方式を採用してもよいし、また、シンチレータ51を用いず、X線を直接電荷に変換する変換層(アモルファスセレンなど)を用いた直接変換型のパネル部を用いてもよい。
基台52は、数本の脚53をもつテーブル状である。脚53は背面14の内壁面に固定されている。基台52は、筐体11内に収容される部材のうちで前面12側からみた平面サイズが最も大きい最大部材である。この基台52の脚53がつくる背面14側のスペースに回路基板54が取り付けられている。回路基板54には、回路部31を構成する複数の回路部品55が実装されている。回路基板54は、基台52を貫通して引き回されたフレキシブルケーブル56によりTFT基板50と電気的に接続されている。
筐体11は、前面カバー60および背面カバー61で構成される。前面カバー60および背面カバー61は、矩形状の平板の外周の4つの辺が直角に折り曲げられた断面C字状の形状を有する。前面カバー60および背面カバー61の外周において折り曲げられた部分が側面19〜22を構成し、それ以外の部分が前面12および背面14を構成する。前面カバー60および背面カバー61は、前面カバー60よりも若干サイズが小さい背面カバー61を囲むように前面カバー60で蓋状に覆うことで一体化される。
前面カバー60は、前述のように透過板13を取り付けるための矩形状の開口が形成された枠体である。前面カバー60の開口には、透過板13が嵌め込まれる溝62が形成されている。溝62は前面カバー60の表面から一段引っ込んだ箇所に形成されている。このため透過板13の表面と前面カバー60の表面には段差が生じる。この段差を埋めるため、透過板13の表面にはX線を透過する樹脂製の保護フイルム63が貼り付けられている。これにより前面12は平坦面となる。
図5にも詳しく示すように、前面カバー60と背面カバー61のつなぎ目にあたる側面21、22と背面14との間には、側面21、22および背面14に対して傾斜した面で構成された面取り部70が形成されている。また、側面21、22と前面12との間にも、面取り部70と同様に面取り部71が形成されている。これら面取り部70、71により、前面12、側面21、22、および背面14は、角がない滑らかな曲面でつながる。したがって患者への接触感覚はソフトになる。なお、図示は省略するが、側面19、20と背面14との間、および側面19、20と前面12との間にも同様に面取り部70、71が形成されている。以下では、図示する側面の面取り部70を例に説明するが、以下の説明は図示しない側面の面取り部70に対しても同様である。
前面カバー60の面取り部71が形成された側面21、22と前面12との間の内部には、画像検出部10を落下衝撃から保護する衝撃吸収材72が埋め込まれている。衝撃吸収材72は、前面12側からみた平面形状が筐体11全体を取り囲む輪になっている。なお、前面カバーの内部だけでなく、側面19〜22同士が交わる筐体11外面の4隅などに衝撃吸収材を取り付けてもよい。
図6に示すように、面取り部70は、側面22との境界73を含み、境界73付近において所定の範囲を有する境界部分P1、背面14との境界74を含み、境界74付近において所定の範囲を有する境界部分P2、およびこれらの部分P1、P2に属さないその他の部分P3を有している。面取り部70は、患者と患者が仰臥する設置面との隙間にスムーズに挿入するため、これらの境界部分P1〜P3の全面が、筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されている。
図5において、面取り部70は、境界73、74間の筐体11の厚み方向の高さ(境界73から背面14を延長した面に引いた垂線の長さ)をh、境界73、74間の筐体11の厚み方向と直交する横方向の長さ(境界74から側面22を延長した面に引いた垂線の長さ)をd1としたとき、以下の条件式(1)を満たす。
条件式(1):h<d1
基台52は、基台52の端部80と、側面22の内壁面(側面22を構成する背面カバー61の折り曲げられた辺の内壁面)81との最短距離をd2、基台52の端部80と面取り部70の内壁面82との最短距離をd3としたとき、以下の条件式(2)を満たす配置がなされている。
条件式(2):d2<d3
言い換えれば、側面22との間のスペースよりも、面取り部70との間のスペースが大きくなるよう基台52が配置されている。また、基台52は、筐体11内における厚み方向の配置に関して、境界73から前面12までの高さの範囲内に収まっている。
基台52をこうした配置とするのは、患者と患者が仰臥する設置面との隙間に側面22側の端部を挿入する際に、端部に掛かる患者の重みで、面取り部70が内側に凹んで端部80と内壁面82が接触し、その影響で筐体11内の部材が破損する可能性を低くするためである。
バッテリ装着部16は、筐体11内における厚み方向の配置に関して、背面14から境界73までの高さの範囲内に収まっている。言い換えれば、バッテリ装着部16の内壁面の背面14からの高さは、面取り部70の高さhよりも低い。これにより、バッテリ装着部16と基台52は、筐体11内における厚み方向に関して、バッテリ装着部16が面取り部70内に、基台52が面取り部70外にそれぞれ分けて配置される。
次に、上記実施形態による作用について説明する。まず、床面などの平坦な設置面Sに置かれた電子カセッテ2を持ち上げる際には、図7に示すように、面取り部70があることにより背面14と設置面Sとの間に生じる隙間に指Fを差し入れ、筐体11の側面22側の端部を設置面Sから浮かせ、これをきっかけにして筐体11全体を持ち上げる。
面取り部70の高さhと長さd1が条件式(1)を満たすので、例えば高さhが面取り部70と同じで、h=d1とした図8に点線で示す面取り部90よりも、背面14と設置面Sとの隙間が大きく空く。したがって、h≧d1とするよりも背面14と設置面Sとの隙間のより奥に指Fを差し入れることができ、筐体11を設置面Sから浮かせやすい。また、例えば長さd1が面取り部70と同じで、h=d1とした図9に点線で示す面取り部91では、高さhを高くする分筐体11の厚みが厚くなってしまうが、条件式(1)を満たす面取り部70では筐体11の厚みを薄くすることができる。さらに、図10に示すように、仮に図9の例で筐体11の厚みを同じにした場合は、面取り部70のほうが面取り部91よりも外側に張り出すので、筐体11の内部スペースを広くとることができる。したがって、基台52を、条件式(2)を満たす配置としやすい。
次に、ベッドに仰臥する患者、あるいは高齢者や急病人など自力で動けない患者を撮影する場合は、図11(A)、(B)に示すように、まず、筐体11の1側面(本実施形態では側面22)が下を向くよう電子カセッテ2を傾けた姿勢で、患者Pと患者Pが仰臥する設置面Sとの隙間に筐体11の側面22側の端部を挿入する。そして、患者Pを持ち上げつつ、さらに筐体11を隙間の奥に押し込み、電子カセッテ2を所望の撮影位置にセットする。
患者Pと設置面Sとの隙間に側面22側の端部を挿入する際には、図11(B)に示すように面取り部70が設置面Sと接触するが、面取り部70は全面が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されていて、設置面Sに引っ掛かるような角がないため、抵抗なくスムーズに患者Pと設置面Sとの隙間に端部が挿入される。また、この際患者Pと接触する側面22と前面12の間に面取り部71が形成されているので、患者Pへの接触感覚がソフトになり、患者Pが接触により感じる痛みが和らげられる。
さらに、透過板13に保護フイルム63を貼り付けて前面12を平坦面としたので、患者Pが痛みを感じることなく、筐体11を隙間の奥に押し込む動作がスムーズに行える。撮影終了後、患者Pと設置面Sの間から電子カセッテ2を抜き取る際も、患者Pの衣服などに引っ掛かる凹部が前面12にないため、抜き取り動作も患者Pが痛みを感じることなくスムーズに行える。
また、境界74に角があると、患者Pと設置面Sとの隙間に筐体11の端部を挿入する際に患者Pの重みが角に集中して掛かるが、面取り部70は全面が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されているので患者Pの重みが1カ所に集中しにくく、その分壊れにくい。かつ、設置面Sに対して角が引っ掛からないため、患者Pと設置面Sとの隙間への筐体11の端部の挿入性が格段に向上する。挿入時には患者Pの体重が筐体11の端部に乗っかってくるため、境界74に角がある場合には設置面Sに対する抵抗となるのに対し、面取り部70が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されていることで設置面Sへの引っ掛かりがなくなり、挿入時に筐体11に掛ける押し込み力が少なくて済む。
条件式(2)を満たすよう基台52を配置し、基台52と面取り部70の内壁面82との間にクリアランスをとっているので、患者Pと設置面Sとの隙間に筐体11の端部を挿入する際に端部に掛かる患者Pの重みで、面取り部70が内側に凹んで端部80と内壁面82が接触し、その影響で筐体11内の部材が破損する可能性が低くなる。また、たとえ面取り部70が内側に凹んで端部80と内壁面82が接触したとしても、最も平面サイズが大きい基台52が盾となりTFT基板50やシンチレータ51が守られるので安心である。画像検出部10を構成する部材の中で、特にガラス製のTFT基板50は壊れやすいため、このように筐体内の部材が破損する可能性を排除することで、確実にTFT基板50を保護することができる。
筐体11内における厚み方向の配置に関して、基台52を境界73から前面12までの高さの範囲内に収め、バッテリ装着部16を背面14から境界73までの高さの範囲内に収めるので、バッテリ装着部16によって境界73から前面12までのスペースが狭くなって、TFT基板50、シンチレータ51、および基台52の配置が窮屈になり、電子カセッテ2を誤って落下させたときにTFT基板50などが破損しやすくなることを防ぐことができる。
面取り部70の高さhおよび長さd1は、指の差し入れやすさを考えれば大きいほどよいが、落下衝撃に耐え得るクリアランスを確保するために筐体11の内部スペースを広くとるという観点からすれば小さいほうがよい。この兼ね合いを考慮すると、面取り部70の高さhは7mm以上10mm以下、長さd1は20mm以上40mm以下であることが好ましい。面取り部70の高さhが7mmよりも小さいと指Fを差し入れる十分な隙間が空かず、筐体11を設置面Sから浮かせることが困難となる。長さd1が20mmよりも小さい場合も同様に指が奥まで差し入れられない。また、高さhが10mmよりも大きいと、その分筐体11の内部スペースを圧迫する。面取り部70の長さd1が40mmよりも大きい場合も同様である。筐体11の内部スペースが狭まると、基台52の端部80と面取り部70の内壁面82との距離d3も狭まるため、条件式(2)を満たすために基台52の端部80と面取り部70の内壁面82とを遠ざけるよう脚53を高くしなければならず、その分筐体11の厚みが厚くなる。
面取り部70のより具体的な形状としては、図12(A)に示すように、側面19側からみた断面形状が、真円Cの一部を切り取った円弧であることが好ましい。背面14は、真円Cの中心Oから境界74に引いた線Lと垂直に交わる。つまり、背面14は真円Cの接線となり、境界74は真円Cの接点となる。また、図12(B)に示すように、面取り部70を、楕円Eの一部を切り取った楕円弧としてもよい。この場合、楕円Eの焦点Faと境界74を結ぶ直線Laと、背面14とのなす角度θa、および楕円Eのもう1つの焦点Fbと境界74を結ぶ直線Lbと、背面14を延長した面とのなす角度θbとは等しい(θa=θb)。つまりこの場合も背面14は楕円Eの接線となり、境界74は楕円Eの接点となる。
なお、境界73付近において所定の範囲を有する境界部分P1のみは、真円Cまたは楕円Eを切り取った円弧または楕円弧と異なる曲面で形成されている。このことから分かるように、面取り部70は、複数の真円または楕円を切り取った複数の円弧または楕円弧を角がないように繋ぎ合わせて形成してもよい。
上記実施形態では、全面が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成された面取り部70を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば境界73を除く境界部分P1、および境界部分P2、P3が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成され、境界73には角がある面取り部でもよい。
あるいは、図13(A)に示す筐体100のように、境界部分P1、P2のみ筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成され、他の部分P3は平面状とした面取り部101でもよい。また、図13(B)に示す筐体105のように、境界部分P2のみが筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成され、他の部分P1、P3は平面状とした面取り部106を採用してもよい。要するに、少なくとも境界部分P2が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されていればよい。したがって、上記実施形態の面取り部71は形成されていなくてもよい。
図11(A)、(B)で示したように、ベッドに仰臥する患者、あるいは高齢者や急病人など自力で動けない患者を撮影する場合は、筐体11の1側面が下を向くよう電子カセッテ2を傾けた姿勢で、患者と設置面との隙間に筐体11の側面22側の端部を挿入することになるため、図13(A)の面取り部101や図13(B)の面取り部106がまず設置面に接地することになるが、この接地状態から、筐体11を患者の下に挿入して背面14が完全に設置面に接地する状態になるまでの間に、少なくとも境界部分P2が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されていることで、設置面への引っ掛かりがなくなる。形状上は小さな差異であるが、この境界部分P2に角があるか否かで患者と設置面との隙間への挿入性を格段に向上することに大きく寄与する。
図13(A)、(B)の例を採用した場合、面取り部70と比べて平面とした部分が筐体を内側に削いだ形となるので、指を奥まで差し入れやすい。また、患者と設置面との隙間に筐体の端部を挿入する際に、平面とした部分は設置面に面接触するため、上記実施形態の面取り部70よりも設置面との接触面積が増してその分抵抗が大きくなるが、面取り部70よりも患者の重みを分散して受けるので内側に凹みにくい。ただし、面取り部の全面を筐体の外側に向けて凸の曲面で形成するよりも筐体の内部スペースが圧迫されて基台と面取り部の内壁面との間の衝撃緩衝用のクリアランスをとりづらくなるので、上記実施形態のように面取り部は全面が筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されていることが好ましい。
なお、このような平面を含む面取り部の場合も、筐体11の外側に向けて凸の曲面で形成されている部分を、図13(A)に点線で示すように真円Cの一部を切り取った円弧とし、背面を真円Cの接線、面取り部と背面の境界を接点としてもよい。あるいは、図示は省略するが楕円の一部を切り取った楕円弧とし、背面を楕円の接線、面取り部と背面の境界を接点としてもよい。
上記実施形態では、4つの側面全てと背面との間に面取り部を設けているが、少なくとも1つの側面と背面との間に面取り部が設けられていればよい。
上記実施形態では、筐体の一部を面取り部とし、筐体と一体的に面取り部を設けているが、筐体と面取り部を別部材とし、これらを組み立てて電子カセッテを構成してもよい。この場合は筐体と面取り部との接続箇所が境界となる。
上記実施形態では、筐体内に収容される部材のうち、最も平面サイズが大きい最大部材として基台を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、回路基板に基台と同じような脚を設けて基台を不要とした場合は、回路基板が最大部材となり得る。
上記実施形態では、TFT型の画像検出部を例示しているが、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の画像検出部を用いてもよい。さらに、本発明は、X線に限らず、γ線などの他の放射線を撮影対象とした場合にも適用することができる。
2 電子カセッテ
10 画像検出部
11、100、105 筐体
12 筐体の前面
14 筐体の背面
16 バッテリ装着部
19〜22 筐体の側面
52 基台
70、101、106 面取り部
73 面取り部と側面との境界
74 面取り部と背面との境界
P1 面取り部と側面との境界を含む所定の範囲を有する境界部分
P2 面取り部と背面との境界を含む所定の範囲を有する境界部分

Claims (6)

  1. 被写体の放射線画像を検出する画像検出部と、
    前記画像検出部を収容する筐体であり、放射線が入射する前面、前記前面と対向する背面、および4つの側面を有する直方体形状の筐体と、
    少なくとも前記側面の1つと前記背面との間に設けられ、前記側面および前記背面に対して傾斜した面で構成された面取り部とを備え、
    前記筐体内に収容される部材のうち、最も平面サイズが大きい最大部材の端部と前記側面の内壁面との最短距離をd2、前記最大部材の端部と前記面取り部の内壁面との最短距離をd3としたとき、d2<d3の条件を満たす電子カセッテ。
  2. 前記面取り部は、前記背面および前記側面の各境界間の、前記筐体の厚み方向の高さをh、前記厚み方向と直交する横方向の長さをd1としたとき、h<d1の条件を満たす請求項1に記載の電子カセッテ。
  3. 前記高さhは7mm以上10mm以下であり、前記長さd1は20mm以上40mm以下である請求項2に記載の電子カセッテ。
  4. 前記最大部材は、回路基板が取り付けられる基台である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子カセッテ。
  5. 前記最大部材は、前記筐体内における厚み方向の配置に関して、前記面取り部と前記側面の境界から前記前面までの高さの範囲内に収まっている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子カセッテ。
  6. 前記背面には、前記画像検出部に電力を供給するバッテリユニットが着脱自在に装着され、前記背面を前記前面に向けて凹ませた凹部であるバッテリ装着部が形成されており、
    前記バッテリ装着部は、前記筐体内における厚み方向の配置に関して、前記背面から前記面取り部と前記側面の境界までの高さの範囲内に収まっている請求項5に記載の電子カセッテ。
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