JP2016180871A - 光学デバイス - Google Patents

光学デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2016180871A
JP2016180871A JP2015061107A JP2015061107A JP2016180871A JP 2016180871 A JP2016180871 A JP 2016180871A JP 2015061107 A JP2015061107 A JP 2015061107A JP 2015061107 A JP2015061107 A JP 2015061107A JP 2016180871 A JP2016180871 A JP 2016180871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fresnel
optical device
optical
grooves
shaped portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2015061107A
Other languages
English (en)
Inventor
松下 淳一
Junichi Matsushita
淳一 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2015061107A priority Critical patent/JP2016180871A/ja
Priority to DE102016204605.5A priority patent/DE102016204605B4/de
Priority to US15/078,556 priority patent/US10061126B2/en
Publication of JP2016180871A publication Critical patent/JP2016180871A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/02Simple or compound lenses with non-spherical faces
    • G02B3/08Simple or compound lenses with non-spherical faces with discontinuous faces, e.g. Fresnel lens
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/011Head-up displays characterised by optical features comprising device for correcting geometrical aberrations, distortion
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0129Head-up displays characterised by optical features comprising devices for correcting parallax
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/013Head-up displays characterised by optical features comprising a combiner of particular shape, e.g. curvature

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

【課題】HUD装置の投影用に利用可能な反射面及び光学的な拡大機能を有し、投影用光学系等に存在する歪みを解消すること。【解決手段】光学材料が、厚み方向の一方の面に形成された複数のフレネル溝31〜36で構成されるフレネル形状部と、フレネル形状部の面上に形成されたハーフミラー層とを備えており、フレネル形状部の複数の溝の各々は、フレネル形状部の表面形状が光学的に自由曲面特性を有しており、各溝の深さが一様ではない。【選択図】図3

Description

本発明は、所定の表示ユニットから出射される表示光を一方の面の近傍で反射して所定のアイポイントに投影すると共に、他方の面に入射した外来光を厚み方向に透過する特性を有する表示光投影用の光学デバイスに関する。
例えば、一般的な車両用のヘッドアップディスプレイ(HUD)装置においては、表示すべき様々な情報を含む光の像をHUDユニットからウインドシールド(前方の窓ガラス)、又はコンバイナと呼ばれる反射板に投影し、ウインドシールド等で反射した光が運転者の視点の方向に向かうように光路を形成する。したがって、運転者は、ウインドシールドを通して車両の前方の風景を視認しながら、同時にウインドシールド等に映るHUDの可視表示情報を虚像として視認することができる。つまり、運転者は通常の運転状態を維持したまま、視線を移動することなしに様々な情報をHUDの表示により視認することができる。
例えば、特許文献1においては、ウインドシールドのガラス面に特別な光学素子(前記コンバイナに相当)を貼り付けてある。HUDユニットから出射した光は、ウインドシールド上の前記光学素子の面で反射して運転者の視点の方向に向かう。また、前記光学素子は可視光を透過する材料で構成されているので、運転者は前記光学素子の前方に虚像として結像される表示像の他に、車両前方の風景等の像も、ウインドシールド及び前記光学素子を透過した状態で視認することができる。
また、特許文献1においては、前記光学素子上にフレネルレンズを設けて拡大光学系を形成している。これにより、HUDユニットを小型化することが可能になる。また、フレネルレンズを利用しているので、前記光学素子の厚みを薄くすることができる。
特開2012−123393号公報
従来のフレネルミラーの形状は、同心円状に配置された複数の円形状のフレネル溝で構成されている。この形状により、球面、又は回転方向に対称な非球面形状に相当する反射面特性を付与することができる。このような形状は、回転方向に対称であるため、例えば旋盤のような工作機械を用いて比較的簡単に加工することができる。
しかし、このようなフレネルミラーにおいては、フレネル溝の形状が比較的簡単な球面、又は回転方向に対称な非球面形状であるため、多項式非球面の反射面特性は得られない。したがって、フレネルミラーのレンズ中心から離れると、歪が生じ、結像性が低下する。また、運転者の視線の方向によっては両眼視差が顕著になる。そして、特許文献1のように、フレネルミラーをウインドシールド又はコンバイナ上に配置してHUD装置の拡大光学系を構成する場合には、ウインドシールド又はコンバイナの曲面に沿って配置されるため、光学系等に存在する歪みの影響を解消できない。
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであり、HUD装置の投影用に利用可能な反射面及び光学的な拡大機能を有し、投影用光学系等に存在する歪みを解消することが可能な光学デバイスを提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 厚み方向の一方の面に複数の溝が形成されたフレネル形状部と、
前記フレネル形状部の面上に形成されたハーフミラー層と、を備えた板状の光学材料により構成され、
前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、前記フレネル形状部の表面形状が光学的に自由曲面特性を有しており、各溝の深さが一様ではない、
ことを特徴とする光学デバイス。
上記(1)の光学デバイスによれば、ハーフミラー層がフレネル形状部の面上に形成されているので、反射する光に対して拡大光学系を形成する。そして、溝に沿った円周方向の位置の違いに応じて各溝の反射面の角度が連続的に変化するので、自由曲面特性を持たせることが可能である。したがって、光学系等に存在する三次元状の歪みを解消できる。
(2) 前記光学材料が、所定の表示ユニットから出射される表示光を一方の面の近傍で反射して所定のアイポイントに投影すると共に、他方の面に入射した外来光を厚み方向に透過する表示光投影用デバイスとして用いられる、
ことを特徴とする上記(1)に記載の光学デバイス。
上記(2)の光学デバイスによれば、表示ユニットから出射される表示光は、ハーフミラー層の面で反射して運転者のアイポイントに向かう。また、車両前方から入射する外来光は、表示光投影用光学デバイスを透過してアイポイントに向かう。また、ハーフミラー層がフレネル形状部の面上に形成されているので、反射する光に対しては拡大光学系を形成する。そして、溝に沿った円周方向の位置の違いに応じて各溝の反射面の角度が連続的に変化するので、自由曲面特性を持たせることが可能である。したがって、光学系等に存在する三次元状の歪みを解消できる。
(3) 前記溝の各々における反射面の角度は、前記溝に沿った円周方向の位置の違いに応じて連続的に変化する状態で形成されている、
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の光学デバイス。
上記(3)の光学デバイスによれば、溝に沿った円周方向の位置の違いに応じて反射面の角度が連続的に変化するので、様々な要因による三次元状の歪みを解消するために必要な自由曲面特性を容易に実現できる。
(4) 前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、少なくとも前記フレネル形状部の中央部から前記溝に沿った円周上の各点までの距離が、円周方向の位置の違いに応じて連続的に変化する環状に形成されている、
ことを特徴とする上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光学デバイス。
上記(4)の光学デバイスによれば、各溝の円周方向の位置毎に、フレネル形状部の中央部から円周上の各点までの距離が異なるので、各溝の深さが一定である場合であっても、位置毎に反射面の傾斜角度を調整し自由曲面特性を得るために必要な形状が反射面の各部で得られる。
(5) 前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、楕円形の形状に形成されている、
ことを特徴とする上記(4)に記載の光学デバイス。
上記(5)の光学デバイスによれば、各溝の形状が楕円形に形成されているので、フレネル形状部の中央部から溝に沿った円周上の各点までの距離が、円周方向の位置の違いに応じて連続的に変化する。したがって、各溝の深さが一定である場合であっても、位置毎に反射面の傾斜角度を調整し自由曲面特性を得るために必要な形状が反射面の各部で得られる。
(6) 前記ハーフミラー層の面の凹凸を埋めて平坦面を形成するための透明な充填剤で構成される第2光学材料と、
前記第2光学材料の外側の面を保護する透明な第3光学材料と、
をさらに備え、前記光学材料の屈折率と、前記第2光学材料の屈折率と、前記第3光学材料の屈折率とがほぼ同じである、
ことを特徴とする上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光学デバイス。
上記(6)の光学デバイスによれば、表示光投影用光学デバイスを透過する光については、光学材料、第2光学材料、及び第3光学材料の屈折率が同じであるため、これらの面の境界で屈折が生じることはない。したがって、運転者が車両前方の情景を視認する場合には、この表示光投影用光学デバイスを透過した光についても、ウインドシールドを透かして見える通常の情景と同様に等倍率の像として視認することができる。
(7) 前記フレネル形状部の複数の溝の形状は、材料上の各位置に相当する三次元座標と、法線ベクトルと、フレネル角度とのそれぞれを表す5軸のパラメータに基づいて加工されている、
ことを特徴とする上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の光学デバイス。
上記(7)の光学デバイスによれば、5軸のパラメータを利用することにより、光学系の自由曲面特性を実現するために必要な形状を有するフレネル形状部を容易に構成できる。
本発明の光学デバイスによれば、HUD装置の投影用に利用可能な反射面及び光学的な拡大機能を有し、投影用光学系等に存在する三次元状の歪みを解消することが可能になる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、表示光投影用光学デバイスを搭載した車両のウインドシールド近傍を車室内側から視た斜視図である。 図2は、図1と同じ車両を側方から視た縦断面図である。 図3(A)、図3(B)、図3(C)は、実施形態の表示光投影用光学デバイスに用いるフレネルミラーの構成例を表し、図3(A)は平面図、図3(B)は図3(A)中のA−A線から視た断面図、図3(C)は図3(A)中のB−B線から視た断面図である。 図4は、実施形態の表示光投影用光学デバイスの厚み方向の断面を表す縦断面図である。 図5は、フレネルミラーを所望の特性が得られるフレネル形状に加工するために用いる加工データの一部分の具体例を示す模式図である。 図6は、変形例における表示光投影用光学デバイスの形状を表す縦断面図である。
本発明に係る光学デバイスに関する具体的な実施の形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<表示光投影用光学デバイスの使用環境の具体例>
実施形態の表示光投影用光学デバイスを搭載した車両のウインドシールドWS近傍を車室内から斜め方向に視た状態を図1に示す。また、図1と同じ車両を側方側から視た縦断面における各部の配置状態を図2に示す。
図1及び図2に示した例では、合わせガラスとして構成されている車両のウインドシールドWS(窓ガラス)に、中間層として表示光投影用光学デバイスが組み込まれている。また、この表示光投影用光学デバイスにはフレネルミラー領域FMが形成されている。このフレネルミラー領域FMは、基本的にはハーフミラーの機能を有し、車室内側からフレネルミラー領域FMに入射した光は反射し、車外から図2における右方向に向かってフレネルミラー領域FMに入射する光は透過する特性を有している。また、フレネルミラー領域FMはフレネルレンズと同様の拡大光学系を形成する。表示光投影用光学デバイスの具体的な構成については、後で詳細に説明する。
尚、図1及び図2の例では、表示光投影用光学デバイスを車両のウインドシールドWSに組み込む場合を想定しているが、ウインドシールドWSから独立したHUD(ヘッドアップディスプレイ)装置用のコンバイナとして、ウインドシールドWSの近傍に表示光投影用光学デバイスを設置しても良い。
図1に示す車両においては、メータユニット21の前方のダッシュボード22の下方にHUDユニット20が配置されている。このHUDユニット20は、例えば透過型液晶パネルのようなフラットパネルディスプレイと、照明用の光源(バックライト)を内蔵している。フラットパネルディスプレイの画面には、必要に応じて、例えば車速など運転に役立つ様々な情報が、文字、数字、記号などの可視情報として表示される。また、バックライトで画面を照明することにより、表示された可視情報の像を含む表示光をHUDユニット20から出射することができる。
HUDユニット20の上方のダッシュボード22の箇所には矩形形状の開口部22aが形成してある。HUDユニット20から出射された表示光は、開口部22aを経由して上方のウインドシールドWSに向かう。ウインドシールドWSのHUDユニット20からの表示光が入射する箇所に、上述のフレネルミラー領域FMが配置されている。
したがって、HUDユニット20から出射された表示光は、ウインドシールドWSの面に入射し、フレネルミラー領域FMで反射して、想定される運転者の目の位置に相当するアイポイントEPに到達する。この表示光はフレネルミラー領域FMで反射するので、運転者が視認する表示像については、ウインドシールドWSよりも前方(例えば10m前方)の虚像結像面24に表示されているかのように虚像として結像される。また、フレネルミラー領域FMはウインドシールドWSと同様に車両の前方から車室内に向かって入射する光を透過するので、運転者はフレネルミラー領域FMを透かして車両前方の情景も視認することができる。つまり、車両前方の情景とHUDユニット20が表示する表示像とを重ねた状態で同時に視認することができる。
フレネルミラー領域FMについては、フレネルミラーを採用することにより、厚みが小さくなりウインドシールドWSに組み込むことが可能になる。また、フレネルミラー領域FMが拡大光学系を形成しているので、HUDユニット20に拡大光学系を内蔵する必要がなくなる。また、HUDユニット20に拡大光学系を内蔵する場合と比べて、開口部22aの開口面積を小さくすることが可能になる。
また、開口部22aの近傍にはルーバー23が配置されている。このルーバー23は、不要な外光が開口部22aの近傍で反射してアイポイントEPに向かうのを抑制する機能を有し、これによりHUD表示の視認性が向上する。
<表示光投影用光学デバイスの構成>
<フレネルミラーの構成例>
実施形態の表示光投影用光学デバイスに用いるフレネルミラー11の構成例を図3(A)、図3(B)、及び図3(C)に示す。図3(A)は平面図、図3(B)は図3(A)中のA−A線から視た断面図、図3(C)は図3(A)中のB−B線から視た断面図である。
基板本体を構成するフレネルミラー11は、屈折率(n1)が既知の透明な樹脂、ガラスなどの材料で薄板状に形成されている。また、フレネルミラー11は厚み方向の一方の面にフレネル形状部11aが形成され、他方の面は平坦面11cになっている。
本実施形態においては、図3(A)に示すように、フレネルミラー11の輪郭及び円周(31a、32a、33a、34a、35a、36a)が楕円形又はそれに近い形状の多数のフレネル溝31、32、33、34、35、及び36を有している場合について説明するが、フレネル溝31〜36が円形であっても、後述する反射面31b〜36bの傾斜角度(サグ角度)を溝の円周方向の位置の違いに応じて変化させることにより、光学系に存在する歪を抑制できる。
フレネル溝の数や配置ピッチ等については必要とされる光学特性等の条件に応じて増減する必要がある。これらのフレネル溝31〜36は、フレネルミラー11の中央部30を中心として同心円状に配置されている。
図3(B)、及び図3(C)に示すように、互いに隣接するフレネル溝31〜36の間は突出している。つまり、断面におけるフレネル形状部11aは鋸歯状の表面形状を呈し、反射面31b、32b、33b、34b、35b、及び36bは、フレネルミラー11の厚み方向と直交する方向に対して傾斜した斜面として形成されている。また、互いに隣接するフレネル溝の反射面の境界にはフレネルミラー11の厚み方向に延びるフレネル立壁11bがあるが、厚み方向と直交する方向の面ができないように、傾斜した反射面31b〜36bがほぼ連続的に形成されている。このような表面形状により、光学的にレンズを形成する。
フレネル溝31〜36には、フレネル形状部11aの光反射特性に自由曲面特性が付与されるようになっている。また、フレネル溝31〜36の各々の反射面31b〜36bの傾斜角度(サグ角度)については、溝の円周方向の位置の違いに応じて、連続的に変化するように形成されている。
なお、フレネル溝31〜36の各溝の深さ(VH、VV)を一定にする場合には、円周方向の位置の違いに応じた反射面31b〜36bの傾斜角度を連続的に変化させることにより、互いに隣接する溝の円周間のピッチ(PH、PV)が円周方向の位置に応じて変化し、結果的にフレネル溝31〜36の円周の形状が楕円形のような形状になる。
図3(A)、図3(B)、図3(C)の例では、Y軸方向の寸法よりもX軸方向の寸法が大きい楕円形パターンであるため、A−A線断面における円周35a−36a間ピッチPVは、B−B線断面における円周35a−36a間ピッチPHよりも小さい。また、ピッチPHに相当する反射面36bの傾斜角度は、ピッチPVに相当する反射面36bの傾斜角度よりも小さい。尚、フレネルミラー11が設置される位置やアイポイントEPとの相対的な位置関係などによっては、X軸方向の寸法よりもY軸方向の寸法が大きい楕円形パターンとなり得ることはもちろんである。
また、反射面31b〜36bの傾斜角度(サグ角度)の変化に合わせて各溝の深さ(VH、VV)を可変にする場合には、互いに隣接する溝の円周間のピッチ(PH、PV)を一定にすることも可能である。この場合は、フレネル溝31〜36の形状を真円、もしくはそれに近い形状にした場合であっても、光反射特性に自由曲面特性を付与することができる。
また、フレネル溝31〜36の円周の輪郭形状については、図3(A)に示したような楕円形や円形に限らず、必要とされる自由曲面特性に合わせて、例えば等高線のような曲線形状を採用しても良い。
例えば、HUD表示システムにおいて結像される表示像に像の縦方向サイズと横方向サイズとが異なるような歪みが生じる場合に、縦横の比率が調整された楕円形パターンのフレネルミラー11を採用することにより、像の歪みや両眼視差を抑制し、高品位の表示を実現することができる。しかも、フレネルミラー11が薄板状であるため小型化が可能である。
<フレネルミラーの製造方法>
フレネルミラー11を所望の特性が得られるフレネル形状に加工するために用いる加工データの一部分の具体例を図5に示す。すなわち、図3(A)、図3(B)、図3(C)に示したようなフレネル形状部11aの形状に材料を加工する際に、図5に示すような加工データを用いる。
実際には、所定の光学設計ソフトウェアを用いて設計した最適化設計モデルを利用して、表示像の歪みや視線による両眼視差の発生を解消するために必要な自由曲面特性に相当する多項式非球面形状のパラメータに基づき、所定の設計ツールを介して図5に示すような加工データをコンピュータで自動的に生成することができる。
図5に示した加工データは、X,Y,Z各軸の位置を表す3軸の座標データと、法線ベクトルθと、フレネル角度Φとの5軸のデータとして構成されている。法線ベクトルθは、図3(A)、図3(B)、図3(C)に示した各反射面31b、36bの各座標における傾斜角度を表す。フレネル角度Φは、サグ角度を表す。
このような加工データについては、図5に示した構成に限らず、図3(A)、図3(B)、図3(C)に示した各フレネル溝31〜36の円周形状、座標毎の反射面の傾き(サグ角度)及びZ軸方向の深さ(サグ深さ)を含むものであれば適切なフレネルミラー11を製造するために利用できる。
フレネルミラー11のフレネル形状部11aは形状が非常に複雑であるので、図5のような加工データに基づき、(例えば3D加工機を用いて)必要な型を作成する。そして、作成した型を利用して樹脂等の材料を加工し、フレネル形状部11aの形状を成形する。
<表示光投影用光学デバイス全体の構成>
実施形態の表示光投影用光学デバイスの厚み方向の断面を表す構成を図4に示す。
本実施形態では、表示光投影用光学デバイスは、HUDユニット20の表示光を投影するためのコンバイナ10として構成されている。このコンバイナ10は、図3(A)に示したフレネルミラー11と同様の矩形形状を有し、図1に示したフレネルミラー領域FMよりも大きいサイズに形成されている。
図4に示すように、コンバイナ10は、その厚み方向に積層された複数の層で構成されている。具体的には、コンバイナ10は基板としての前述のフレネルミラー11、ハーフミラー層12、封止剤層13、透明プレート14、ARコート層15及び16を備えている。
フレネルミラー11のフレネル形状部11aの表面に、ハーフミラー層12が形成されている。具体的には、金属又は無機多層薄膜を表面に蒸着してハーフミラー層12を形成してある。本実施形態では、ハーフミラー層12における光の反射率が20%になるように構成している。形成するハーフミラー層12の厚みについては、100[nm]未満とする。
また、本実施形態ではハーフミラー層12を形成する際に、フレネル形状部11aのフレネル立壁11bの箇所を蒸着対象から除外している。つまり、ハーフミラー層12は、フレネル形状部11aの複数の溝の各境界で厚み方向と平行な向きに延びるフレネル立壁11bの領域を除く面の全体に形成されている。この場合、フレネル立壁11bの箇所にハーフミラー層12が存在しないので、通常の透過や1回反射以外の光路を取るフレネル立壁11bでの反射が抑制され、この反射に起因する意図しない光線の発生が最小化される。これにより、フレア像の発生も低減される。
封止剤層13は、フレネルミラー11のフレネル形状部11aの凹凸を覆って平坦な面にするために設けてある。この封止剤層13は、例えば紫外線(UV)硬化樹脂のような透明な材料を充填して硬化させることにより形成される。また、封止剤層13を形成する材料については、屈折率(n3)がフレネルミラー11とほぼ同じもののみに限定して使用する。
封止剤層13の厚み方向の一方の面13aは平坦であり、フレネル形状部11a及びハーフミラー層12と密着した面13bは、フレネル形状部11aの凹凸を補完する表面形状に形成される。
透明プレート14は、コンバイナ10の表面を保護するために設けてある。透明プレート14は、屈折率(n2)がフレネルミラー11とほぼ同じ透明な材料を用いて構成してあり、薄板状に形成してある。
図4に示すように、コンバイナ10の厚み方向の外側の2つの面には、それぞれ、AR(Anti Reflection)コート層15及び16が形成されている。したがって、外側からコンバイナ10に入射する光及びコンバイナ10から出射する光がこれらの表面で反射するのを抑制することができる。これにより、具体的には、等倍率のゴースト像発生や、内部乱反射によるハレーションを防止することができる。
図4に示したコンバイナ10は、図1及び図2に示した例では、ウインドシールドWSに中間層として組み込まれ一体化されている。つまり、コンバイナ10のハーフミラー層12が、図1及び図2に示したフレネルミラー領域FMを形成している。また、ハーフミラー層12はフレネル形状部11aの形状により光学的な倍率を有するフレネルレンズと同等の光学特性を形成するので、HUDユニット20から入射する光に対して拡大光学系を形成する。これにより、ウインドシールドWSの前方の距離が離れた位置(虚像結像面24)に虚像を結像することができる。
なお、図1及び図2に示した例では、コンバイナ10をウインドシールドWSと一体化しているが、ウインドシールドWSとは別の位置、例えばダッシュボード22上に独立したコンバイナ10を傾斜した状態で配置しても良い。
<透過特性の説明>
図4には、フレネルミラー11の材料の屈折率(n1)と、透明プレート14の材料の屈折率(n2)と、封止剤層13の材料の屈折率(n3)とを全て同等にした場合におけるコンバイナ10を示している。このように形成すると、フレネルミラー11と封止剤層13との境界、並びに封止剤層13と透明プレート14との境界において、屈折率の違いに起因する光の屈折を抑制できる。なお、ウインドシールドWSにその中間層としてコンバイナ10を実装する場合には、ウインドシールドWSの材料の屈折率とフレネルミラー11の材料の屈折率(n1)とを同等とすることにより、透明プレート14を用いず、ウインドシールドWSを透明プレート14として機能させることができる。
このように屈折率を調節した場合、図2に示すアイポイントEPで運転者が視認する車両前方の情景については、入射光がフレネルミラー領域FMを透過する場合であっても、光学的な倍率が発生せず、等倍の像として視認される。つまり、フレネルミラー領域FMを介して車両前方の情景を視認する場合と、それ以外のウインドシールドWS上の領域を介して視認する場合とで、視認される情景の像の大きさ、位置、形状などに違いが生じることがない。そのため、フレネルミラー領域FMを使用する場合でも、運転に必要な良好な視界を確保することができる。また、ARコート層15及び16がコンバイナ10の表面及び裏面における光の反射を抑制するので、等倍率のゴースト像の発生や、内部乱反射によるハレーションを防止できる。
また、フレネルミラー11を用いた拡大光学系を有するコンバイナ10をウインドシールドWS上又はその近傍に配置することにより、広い視野角度の虚像をHUDユニット20で表示可能になる。しかも、HUDユニット20側に拡大光学系を装備する必要がないので、HUDユニット20の小型化が可能になり、開口部22aの面積を減らすこともできる。
また、図4に示したコンバイナ10が備えるフレネルミラー11は、前述のようにフレネル形状部11aを特殊な形状に形成してあるので、光の反射特性に自由曲面特性を付与することができ、多項式非球面の理想的なレンズ特性を実現できる。これにより、大型のレンズやミラーを採用しなくても、HUDシステムにおける結像性能、両眼視差、表示歪み等の改善を行い、表示品位を向上することができる。
<フレネルピッチPの説明>
図3(A)、図3(B)、図3(C)に示したフレネルミラー11において、フレネル形状部11aにおける複数の溝の形成ピッチ、すなわちフレネルピッチPは、次式の近似値、もしくはそれよりも小さい値になるように定めてある。
P=(tanθd・D)/Pixel ・・・(1)
但し、θd:表示画角
D:想定するアイポイントと前記フレネル形状部との間の距離
Pixel:HUDユニット20の表示画面における縦又は横の画素数
例えば、HUDユニット20内部のフラットパネルディスプレイの画面における縦又は横の画素数が640[ピクセル]、表示画角θd=16[deg]、距離D=1000[mm]の場合を想定すると、上記第(1)式からP=0.45[mm]になる。
このようにフレネル形状部11aのフレネルピッチPを定めることにより、アイポイントEPで運転者が視認する表示像について、HUDユニット20が必要とする必要最低限のドットピクセル表示能力を確保することができる。また、フレネルエッジ部での回折による分光(虹色の発生)や二重像等のゴーストを防止し、乱反射によるフレア像発生の低減が可能になる。
<変形例の説明>
本変形例におけるコンバイナ10B(表示光投影用光学デバイス)の断面形状を図6に示す。
図1及び図2に示すようにウインドシールドWSにその中間層としてコンバイナ10を実装する場合には、HUD表示品位を最適化するために、図6に示すコンバイナ10Bのようにコンバイナの形状を曲面形状に変更することが望ましい。
また、図6に示すコンバイナ10Bについては、フレネル面の曲率(ベースカーブ)を光学設計する際に、ウインドシールドWS固有の曲面形状に合わせて、一定の半径(R)で表される球面、又は多項式で表される非球面に従って決定している。また、図3(A)、図3(B)、図3(C)に示したフレネルミラー11と同様に、各フレネル溝31〜36の円周形状を楕円形等の曲線にしたり、各反射面31b〜36bの傾斜や深さが円周方向に位置に応じて連続的に変化させる。このようなフレネル形状部11aのベース形状を決定する際に、ウインドシールドWS固有の曲面形状も考慮して計算を行う。
これにより、HUD表示品位が向上し、フレネルミラー領域FMを介して前方視界を視認する場合であっても、通常のウインドシールドWSを介して視認する場合と同等の透過視認性を確保することができる。
ここで、上述した本発明のコンバイナ10の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]から[7]に纏めて列記する。
[1] 厚み方向の一方の面に複数の溝が形成されたフレネル形状部(11a)と、
前記フレネル形状部の面上に形成されたハーフミラー層(12)と、を備えた板状の光学材料により構成され、
前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、前記フレネル形状部の表面形状が光学的に自由曲面特性を有しており、各溝の深さが一様ではない、
ことを特徴とする光学デバイス。
[2] 前記光学材料(フレネルミラー11)が、所定の表示ユニット(HUDユニット20)から出射される表示光を一方の面の近傍で反射して所定のアイポイント(EP)に投影すると共に、他方の面に入射した外来光を厚み方向に透過する表示光投影用デバイス(コンバイナ10)である、
ことを特徴とする光学デバイス。
[3] 前記溝の各々における反射面の角度は、前記溝に沿った円周方向の位置の違いに応じて連続的に変化する状態で形成されている、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の光学デバイス。
[4] 前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、少なくとも前記フレネル形状部の中央部(30)から前記溝に沿った円周(31a〜36a)上の各点までの距離が、円周方向の位置の違いに応じて連続的に変化する環状に形成されている、
ことを特徴とする上記[1]ないし[3]のいずれかに記載の光学デバイス。
[5] 前記フレネル形状部の複数の溝(フレネル溝31〜36)の各々は、楕円形の形状に形成されている、
ことを特徴とする上記[4]に記載の光学デバイス。
[6] 前記ハーフミラー層の面の凹凸を埋めて平坦面を形成するための透明な充填剤で構成される第2光学材料(封止剤層13)と、
前記第2光学材料の外側の面を保護する透明な第3光学材料(透明プレート14)と、
をさらに備え、前記光学材料の屈折率と、前記第2光学材料の屈折率と、前記第3光学材料の屈折率とがほぼ同じである、
ことを特徴とする上記[1]ないし[5]のいずれかに記載の光学デバイス。
[7] 前記フレネル形状部の複数の溝(フレネル溝31〜36)の形状は、材料上の各位置に相当する三次元座標(X,Y,Z)と、法線ベクトル(θ)と、フレネル角度(Φ)とのそれぞれを表す5軸のパラメータに基づいて加工されている、
ことを特徴とする上記[1]ないし[6]のいずれかに記載の光学デバイス。
10 コンバイナ
11 フレネルミラー
11a フレネル形状部
11b フレネル立壁
11c 平坦面
12 ハーフミラー層
13 封止剤層
13a,13b 面
14 透明プレート
15,16 ARコート層
20 HUDユニット
21 メータユニット
22 ダッシュボード
22a 開口部
23 ルーバー
24 虚像結像面
30 中央部
31,32,33,34,35,36 フレネル溝
31a,32a,33a,34a,35a,36a 円周
31b,32b,33b,34b,35b,36b 反射面
θ 法線ベクトル
Φ フレネル角度
EP アイポイント
FM フレネルミラー領域
WS ウインドシールド
PH,PV ピッチ(サグピッチ)
VH,VV 深さ(サグ深さ)

Claims (7)

  1. 厚み方向の一方の面に複数の溝が形成されたフレネル形状部と、
    前記フレネル形状部の面上に形成されたハーフミラー層と、を備えた板状の光学材料により構成され、
    前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、前記フレネル形状部の表面形状が光学的に自由曲面特性を有しており、各溝の深さが一様ではない、
    ことを特徴とする光学デバイス。
  2. 前記光学材料が、所定の表示ユニットから出射される表示光を一方の面の近傍で反射して所定のアイポイントに投影すると共に、他方の面に入射した外来光を厚み方向に透過する表示光投影用デバイスとして用いられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  3. 前記溝の各々における反射面の角度は、前記溝に沿った円周方向の位置の違いに応じて連続的に変化する状態で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学デバイス。
  4. 前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、少なくとも前記フレネル形状部の中央部から前記溝に沿った円周上の各点までの距離が、円周方向の位置の違いに応じて連続的に変化する環状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  5. 前記フレネル形状部の複数の溝の各々は、楕円形の形状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の光学デバイス。
  6. 前記ハーフミラー層の面の凹凸を埋めて平坦面を形成するための透明な充填剤で構成される第2光学材料と、
    前記第2光学材料の外側の面を保護する透明な第3光学材料と、
    をさらに備え、前記光学材料の屈折率と、前記第2光学材料の屈折率と、前記第3光学材料の屈折率とがほぼ同じである、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  7. 前記フレネル形状部の複数の溝の形状は、材料上の各位置に相当する三次元座標と、法線ベクトルと、フレネル角度とのそれぞれを表す5軸のパラメータに基づいて加工されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光学デバイス。
JP2015061107A 2015-03-24 2015-03-24 光学デバイス Abandoned JP2016180871A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015061107A JP2016180871A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 光学デバイス
DE102016204605.5A DE102016204605B4 (de) 2015-03-24 2016-03-21 Optische Einrichtung
US15/078,556 US10061126B2 (en) 2015-03-24 2016-03-23 Optical device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015061107A JP2016180871A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 光学デバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016180871A true JP2016180871A (ja) 2016-10-13

Family

ID=56890354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015061107A Abandoned JP2016180871A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 光学デバイス

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10061126B2 (ja)
JP (1) JP2016180871A (ja)
DE (1) DE102016204605B4 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079618A (ko) * 2016-11-11 2019-07-05 구글 엘엘씨 다양한 패싯 각도를 갖는 프레넬 렌즈 조립체
JP2020024265A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 大日本印刷株式会社 反射スクリーン、合わせガラス及び映像表示装置
US10585338B2 (en) 2017-12-20 2020-03-10 Seiko Epson Corporation Display device
JP2020154069A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 コニカミノルタ株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
US10802280B2 (en) 2017-12-20 2020-10-13 Seiko Epson Corporation Display device

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138135A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 コミー株式会社 手荷物入れ用内部確認ミラーおよびその製造方法
US10261320B2 (en) * 2016-06-30 2019-04-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Mixed reality display device
KR101720651B1 (ko) * 2016-08-19 2017-03-28 한국광기술원 곡면 태양광 셀을 이용한 집광형 태양광 발전 시스템
WO2018097774A1 (en) * 2016-11-25 2018-05-31 Saab Ab Compact head-up display that includes a flat lens with a structured pattern
US10545342B2 (en) * 2017-02-21 2020-01-28 Google Llc Freeform head mounted display
JP2018146784A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 矢崎総業株式会社 表示像投影装置および表示像投影システム
US12013538B2 (en) * 2017-07-03 2024-06-18 Holovisions LLC Augmented reality (AR) eyewear with a section of a fresnel reflector comprising individually-adjustable transmissive-reflective optical elements
US11163163B2 (en) * 2017-07-03 2021-11-02 Holovisions Augmented reality (AR) eyewear with at least one quasi Fresnel reflector (QFR)
KR20200077511A (ko) 2017-10-22 2020-06-30 루머스 리미티드 광학 벤치를 사용하는 헤드 장착형 증강 현실 장치
WO2019235365A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 住友電気工業株式会社 集光型太陽光発電装置用フレネルレンズ、集光型太陽光発電システム、及び集光型太陽光発電装置用フレネルレンズの製造方法
TW202026685A (zh) * 2018-11-08 2020-07-16 以色列商魯姆斯有限公司 具有反射鏡的光導顯示器
BR112021022229A2 (pt) 2019-06-27 2022-02-22 Lumus Ltd Aparelho
PL241407B1 (pl) 2019-10-16 2022-09-26 Seemore Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością Wizjer do kasku albo hełmu
DE102020006276A1 (de) 2020-10-13 2022-04-14 Helge Moritz Regenbogen-Fresnel-Prisma Dispersives, flaches Element zur Erzeugung eines künstlichen und gebogenen Regenbogens

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63284501A (ja) * 1987-05-18 1988-11-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd 反射ミラ−及びその製造方法
JPH0663810A (ja) * 1992-08-14 1994-03-08 Nippon Fureneru Kk 金型の溝形成方法
JPH09236701A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Toppan Printing Co Ltd フレネルレンズおよびその成型に用いるスタンパの製造方法
US6236511B1 (en) * 2000-03-20 2001-05-22 Rockwell Collins, Inc. Beam combining optical element
JP2002311377A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Olympus Optical Co Ltd 表示装置
JP2009206078A (ja) * 2008-01-30 2009-09-10 Seiko Epson Corp リフレクタ、光源装置及びプロジェクタ
WO2014041689A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 パイオニア株式会社 ヘッドアップディスプレイ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3711188A (en) * 1970-06-10 1973-01-16 Visidyne Inc Compact optical display system
US7656585B1 (en) * 2008-08-19 2010-02-02 Microvision, Inc. Embedded relay lens for head-up displays or the like
DE102009010538B4 (de) * 2009-02-25 2022-02-03 tooz technologies GmbH Multifunktionsglas mit einer optisch wirksamen Fläche, die zumindest teilweise eine Fresnel-Struktur mit mehreren Fresnel-Segmenten aufweist, sowie Verfahren zur Herstellung eines solchen optischen Multifunktionsglases
JP5499015B2 (ja) 2011-12-26 2014-05-21 株式会社東芝 光学素子、表示装置、表示方法、及び、移動体
JP2015161732A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 矢崎総業株式会社 表示光投影用光学デバイス
JP6425415B2 (ja) * 2014-05-02 2018-11-21 株式会社エンプラス 光束制御部材、発光装置および照明装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63284501A (ja) * 1987-05-18 1988-11-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd 反射ミラ−及びその製造方法
JPH0663810A (ja) * 1992-08-14 1994-03-08 Nippon Fureneru Kk 金型の溝形成方法
JPH09236701A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Toppan Printing Co Ltd フレネルレンズおよびその成型に用いるスタンパの製造方法
US6236511B1 (en) * 2000-03-20 2001-05-22 Rockwell Collins, Inc. Beam combining optical element
JP2002311377A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Olympus Optical Co Ltd 表示装置
JP2009206078A (ja) * 2008-01-30 2009-09-10 Seiko Epson Corp リフレクタ、光源装置及びプロジェクタ
WO2014041689A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 パイオニア株式会社 ヘッドアップディスプレイ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079618A (ko) * 2016-11-11 2019-07-05 구글 엘엘씨 다양한 패싯 각도를 갖는 프레넬 렌즈 조립체
JP2020512568A (ja) * 2016-11-11 2020-04-23 グーグル エルエルシー 多様なファセット角を有するフレネルレンズアセンブリ
JP2021006912A (ja) * 2016-11-11 2021-01-21 グーグル エルエルシーGoogle LLC 多様なファセット角を有するフレネルレンズアセンブリ
KR102247625B1 (ko) * 2016-11-11 2021-05-03 구글 엘엘씨 다양한 패싯 각도를 갖는 프레넬 렌즈 조립체
JP7095043B2 (ja) 2016-11-11 2022-07-04 グーグル エルエルシー 多様なファセット角を有するフレネルレンズアセンブリ
US10585338B2 (en) 2017-12-20 2020-03-10 Seiko Epson Corporation Display device
US10802280B2 (en) 2017-12-20 2020-10-13 Seiko Epson Corporation Display device
JP2020024265A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 大日本印刷株式会社 反射スクリーン、合わせガラス及び映像表示装置
JP7124535B2 (ja) 2018-08-06 2022-08-24 大日本印刷株式会社 反射スクリーン、合わせガラス及び映像表示装置
JP2020154069A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 コニカミノルタ株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP7128448B2 (ja) 2019-03-19 2022-08-31 コニカミノルタ株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20160282616A1 (en) 2016-09-29
DE102016204605B4 (de) 2021-05-27
US10061126B2 (en) 2018-08-28
DE102016204605A1 (de) 2016-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016180871A (ja) 光学デバイス
US10095028B2 (en) Display light projection optical device
US10859826B2 (en) Head-up display device
US20180252917A1 (en) Display Image Projection Apparatus and Display Image Projection System
US20180252918A1 (en) Display Image Projection System
WO2015098075A1 (ja) 表示装置および表示ユニット
JP6427095B2 (ja) 表示光投影用光学システム
JP6601431B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2004226469A (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
WO2016208196A1 (ja) ヘッドアップディスプレイおよびヘッドアップディスプレイを搭載した移動体
WO2016038767A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ及び移動体
US11353713B2 (en) Virtual image display device
US11131851B2 (en) Virtual image display device
JP2019095786A (ja) Hudシステム及びhudのための光学素子
US11402645B2 (en) Virtual image display device
TWI608249B (zh) 抬頭顯示裝置
JP6652375B2 (ja) 表示用反射板、表示光投影用光学システム、およびウインドシールドの製造方法
US11300796B2 (en) Virtual image display device
WO2018186149A1 (ja) ヘッドアップディスプレイシステム、およびヘッドアップディスプレイシステムを備える移動体
US11119317B2 (en) Virtual image display device
CN109154719B (zh) 投影光学***、抬头显示器装置以及汽车
US11796812B2 (en) Head-up display
WO2021106335A1 (ja) 虚像表示用光学装置、虚像表示システム及び移動体
CN117284218A (zh) 防尘板及抬头显示器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180829

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180905

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20181122

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20191118