JP2016180835A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016180835A
JP2016180835A JP2015060490A JP2015060490A JP2016180835A JP 2016180835 A JP2016180835 A JP 2016180835A JP 2015060490 A JP2015060490 A JP 2015060490A JP 2015060490 A JP2015060490 A JP 2015060490A JP 2016180835 A JP2016180835 A JP 2016180835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
age
karaoke
music
performance
announcement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015060490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6474292B2 (ja
Inventor
政之 鎌田
Masayuki Kamata
政之 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2015060490A priority Critical patent/JP6474292B2/ja
Publication of JP2016180835A publication Critical patent/JP2016180835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6474292B2 publication Critical patent/JP6474292B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】楽曲の発表年代に応じた背景映像を表示するに際して当該楽曲における演奏信号の再生特徴を発表年代に応じたものとして背景映像に対する音楽聴取環境をマッチングさせたカラオケ装置を提供する。
【解決手段】記憶部30の楽曲DB51に楽曲IDで識別される所定数の楽曲データ及び各楽曲の発表年代が対応付けられた情報を記憶させ、年代別映像DB54に年代別映像データをカラオケ演奏時に表示する背景映像の一部又は全部として記憶させ、年代特定手段31において楽曲の楽曲IDと当該楽曲の発表年代とを対応付けた情報に基づいてカラオケ演奏する楽曲の発表年代を特定させ、加工設定手段32において少なくともカラオケ演奏される楽曲の演奏信号に対し、特定された発表年代に応じた再生特徴で設定させる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲演奏に際して当該楽曲の発表年代に応じた再生処理を行うカラオケ装置に関する。
近年、カラオケ装置は、カラオケ演奏データや背景映像データ、音響再生機能や画像再生機能の高品位化、高解像度化が進み、高音質の楽音を発音する大容量のカラオケ楽曲データの配信に供されている。一方で、カラオケ装置は、特にカラオケルームやナイト店など複数の場で利用する利用客に対して、場を盛り上げるためのエンターテインメント性が求められ、その一つとして、カラオケ演奏と共にディスプレイ等に背景映像を表示するものがある。特に記憶装置の大容量化に伴い、楽曲それぞれに対応した背景映像を制作、記憶することも可能になったため、例えば1960年代にヒットした楽曲であれば、昭和の街並みなどを取り入れた背景映像を表示することにより、利用客の興趣をより高めることができる。このようなカラオケ装置においては、背景映像に対するカラオケ演奏の音楽聴取環境をマッチングさせることが望まれる。
従来、カラオケの背景技術に関する技術は種々知られており、例えば特許文献1に記載されているように、背景映像として演奏中の楽曲の発表年代に対応した時事映像を表示させることによって、カラオケ歌唱に興味がない他の利用客も、楽曲がヒットした頃の映像を観て楽しむことができるとしている。また、同じく特許文献1に記載されているように、時事映像データとともに時事音声データを記録しておき、時事映像データに合わせて再生する技術も知られている。
さらに、特許文献3に記載されているように、同じ映像を異なる複数のカラオケ楽曲の背景映像として表示する際に、古い時代にヒットした楽曲の演奏中にはモノクロ映像にして表示したり、歌詞の内容が懐古的な場合にはセピア調の映像にして表示したりすることによって、映像自体の数は増やさずに見かけ上の映像のバリエーションを増やすことができる技術も知られている。
特開平10−063284号公報 特開2005−338474号公報 特開H11−015484号公報
しかしながら、カラオケ装置においては、再生、放音されるカラオケ演奏音や歌唱音声は、常に最新の技術を取り入れて高品位化を目指しており、古い楽曲の懐かしさを味わいたくて歌唱する場面にはその楽曲が流行した当時に耳にした再生装置の音と現代のカラオケ装置の音では、特性が違い過ぎてそぐわないことになるという問題がある。
また、楽曲毎にその流行年代を考慮した背景映像を制作して記憶させておくことや、上記特許文献1や特許文献3などの技術を用いることは、例えば1960年代に流行した楽曲をカラオケ歌唱する際に、利用者は視覚的にも当時の雰囲気を味わうことができるが、高品位な音と古めかしい映像とのギャップのため利用者の興趣がそがれることとなり、特許文献2のようにカラオケ演奏音の高品位化を実現するようなカラオケ装置では、それぞれの楽曲が流行した年代に応じて、その年代の音楽聴取環境つまり再生装置等の特徴を再現することはできないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、楽曲の発表年代に応じた背景映像を表示するに際して当該楽曲における演奏信号の再生特徴を発表年代に応じたものとして背景映像に対する音楽聴取環境をマッチングさせるカラオケ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、楽曲の演奏に際して背景映像を表示するカラオケ装置であって、楽曲IDで識別される所定数の楽曲データ及び各楽曲の発表年代が対応付けられた情報を記憶すると共に、年代別映像データをカラオケ演奏時に表示する背景映像の一部又は全部として記憶する記憶手段と、楽曲の楽曲IDと当該楽曲の発表年代とを対応付けた前記情報に基づいてカラオケ演奏する楽曲の発表年代を特定する年代特定手段と、カラオケ演奏される楽曲の演奏信号に対し、前記年代特定手段により特定された発表年代に応じた再生特徴に設定する加工設定手段と、を有する構成とする。
請求項2の発明では、前記加工設定手段は、演奏信号の前記発表年代に応じた再生特徴となる周波数特性を加工するイコライジング設定部と、演奏信号の前記発表年代に応じた再生特徴となる定位を変更するパンポット設定部と、演奏信号に前記発表年代に応じた再生特徴となるアナログレコード盤のノイズ音を模擬ノイズとして付加する模擬ノイズ付加設定部と、の少なくとも何れかを備える構成とする。
請求項3,4の発明では、「前記加工設定手段は、カラオケ演奏の演奏信号に対する加工設定と共に、カラオケ演奏に合わせた歌唱の音声信号を加工設定して当該演奏信号に当該音声信号を混合させる」構成とし、
「前記加工設定手段は、前記発表年代に応じた特性のエコー効果を音声信号にのみ付加させる模擬エコー付加設定部を備える」構成とする。
請求項5の発明では、カラオケ演奏する楽曲を選曲して予約する予約手段を備え、予約する楽曲のそれぞれについて前記加工設定手段による加工設定に対して有効又は無効の設定を可能とする」構成とする。
請求項1,2の発明によれば、記憶手段に、楽曲IDで識別される所定数の楽曲データ及び各楽曲の発表年代が対応付けられた情報を記憶させると共に、年代別映像データをカラオケ演奏時に表示する背景映像の一部又は全部として記憶させ、楽曲の楽曲IDと当該楽曲の発表年代とを対応付けた情報に基づいてカラオケ演奏する楽曲の発表年代を特定させ、カラオケ演奏される楽曲の演奏信号に対し、特定された発表年代に応じた再生特徴であるイコライジング、パンポット、模擬ノイズ付加の少なくとも何れかで加工設定させる構成とすることにより、楽曲の発表年代に応じた演奏信号が放音されると共に背景映像が表示されることとなり、楽曲における演奏信号の再生特徴を発表年代に応じたものとして背景映像に対する音楽聴取環境をマッチングさせることができるものである。
請求項3,4の発明によれば、加工設定手段が、カラオケ演奏の演奏信号に対する加工設定と共に、カラオケ演奏に合わせた歌唱の音声信号に対して発表年代に応じた加工設定させ、適宜特性のエコー効果を音声信号にのみ付加させるべく加工設定して当該演奏信号に当該音声信号を混合させる構成とすることにより、カラオケ演奏のみならずに歌唱の音声信号に対しても楽曲の発表年代に応じた加工がおこなわれて発表年代に応じた背景映像に対する音楽聴取環境をよりマッチングさせることができるものである。
請求項5の発明によれば、予約手段にカラオケ演奏する楽曲を選曲して予約するに際して楽曲のそれぞれについて加工設定の有効又は無効の設定を可能とする構成とすることにより、利用者の好みに応じた音楽聴取環境を形成させることができるものである。
本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図である。 図1の楽曲DBの楽曲データ、年代別映像DB及び加工設定手段の設定テーブルの説明図である。 図1の遠隔入出力装置による発表年代に応じたカラオケ演奏のレトロ再生設定選択の説明図である。 レトロ再生の各特定処理の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図を示すと共に、図2に図1の楽曲DBの楽曲データ、年代別映像DB及び加工設定手段の設定テーブルの説明図を示す。図1において、カラオケ装置11は、主要装置としてのカラオケ本体12に、有線又は無線で外部接続されるものとして、表示部13、ミキシングアンプ14、マイク15、スピーカ16、遠隔入出力装置17が接続されることで構成される。
上記表示部13は、通常の楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の背景映像等を表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。上記ミキシングアンプ14は、スピーカ16に対する出力処理手段であり、カラオケ本体12より送られてくる音楽演奏信号に、マイク15からの音声信号をミキシングし、適宜後述する模擬ノイズ付加手段33で付加される模擬ノイズをミキシングして増幅してスピーカ16より出力する。
ここでは、ミキシングアンプ14は、いわゆるディジタルミキサであり、ミキシング処理、イコライジング処理、パンポット処理、エフェクト処理(バリエーションとしてエコータイプを実装)を行うDSP(Digital Signal Processor)を備え、スピーカ16のライン系統にはD/A変換部、増幅部が設けられ、マイクロホン15のライン系統にはA/D変換部が設けられる。また、ミキシングに際して、演奏信号や音声信号に対して後述するカラオケ本体12の加工設定手段32からのイコライジング、パンポット、模擬エコー付加の設定を入力する端子を備え、この設定に応じた再生特徴の加工がおこなわれる。
上記遠隔入出力装置17は、図示しない端末送受信部により、カラオケ本体12に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、少なくとも楽曲検索手段である選曲楽曲登録手段17A及びリモコン表示部17Cを適宜備え、当該選曲楽曲登録手段17Aには選曲に際してレトロ再生するか否かの設定を可能とするレトロ再生設定手段17Bを備える。選曲については図3で説明する。なお、図示しないが会員向けにログイン・ログアウト処理手段を備えている。
上記リモコン表示部17Cは、液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層して入出力用とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるGUIのユーザインタフェース機能を有するものである。
上記カラオケ本体12は、バス20、中央制御部21、ROM22、RAM23、映像表示制御手段24、音楽演奏制御部25、音源(シンセサイザ)26、採点手段27、A/D(アナログ/ディジタル)変換部28、送受信部29、記憶手段としての記憶部30、年代特定手段31、加工設定手段32、模擬ノイズ付加手段33及び背景映像表示処理手段34を備える。上記音楽演奏制御部25及び音源(シンセサイザ)26によりいわゆる再生手段が構成される。
上記RAM23には予約手段である予約待ち行列41の記憶領域が形成される。また、加工設定手段32は、イコライジング設定部32A、パンポット設定部32B,模擬ノイズ付加設定部32C、模擬エコー設定部32D及び設定テーブル32Eを備える。さらに、記憶部30には、楽曲データベース(楽曲DB)51、映像データベース(映像DB)52、リファレンスデータベース(リファレンスDB)53、年代別映像データベース(年代別映像DB)54及び模擬ノイズデータ55が記憶される。なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケシステムにおいても大部分が適用可能であることを示すために、構成要素の全体を説明する。
上記中央制御部21は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM22に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM23は、予約待ち行列41の記憶領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記映像表示制御手段24は、カラオケ演奏時に映像DB52や年代別映像DB54より抽出された背景映像や年代別映像及び楽曲DB51より抽出された楽曲の歌唱歌詞データなどを表示部13に出力するプログラム乃至電子回路である。
上記音楽演奏制御部25は、例えばシーケンスプログラムを備え、楽曲データの音符データ(例えばMIDI(登録商標)データ)に従って音源(シンセサイザ)26を駆動するもので、当該音源26の出力は演奏信号としてミキシングアンプ14に出力される。
上記採点手段27は、歌唱音声の音量及び音高を検出して楽曲ごとの主旋律のリファレンスデータの少なくとも音量及び音高(歌唱タイミングを含ませてもよい)と比較することにより採点するもので、マイク15から入力されA/D変換部28でA/D変換された音声信号を、リファレンスDB53より読み出した歌唱採点するためのリファレンスデータに基づいて採点処理を行うプログラムである。具体的には、例えば特許第4222915号公報に記載されている手法を用いることができる。
上記送受信部29は、遠隔入出力装置17との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムである。
上記記憶部30に記憶されている楽曲DB51は、楽曲毎に、音符データ、歌唱歌詞データなどを格納する。演奏に関して、具体的には、楽曲ID、曲名及びアーチストID(アーチスト名)が関連付けられた楽曲テーブルを有し、楽曲毎に、楽曲IDで管理される所定データ形式のカラオケ楽曲の演奏データ(例えば、MIDI(登録商標)形式の旋律パートの音符ごとの楽譜データ)等で構成される楽曲データ(ファイル)について当該楽曲IDをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。
また、楽曲DB51は、楽曲の属性情報として、例えば図2(A)に示すように、各楽曲の発表年代の情報を備える。この情報は従前よりごく当然なものとしてデータベースの項目として扱われている。上記記憶部30に記憶されている映像DB52は、楽曲毎に応じた背景映像データについて楽曲IDをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。
上記記憶部30に記憶されているリファレンスDB53は、楽曲ごとの主旋律の採点リファレンスデータであって、上記楽曲DB51に記憶されているカラオケ楽曲と当該カラオケ楽曲の歌唱区間に合わせた歌唱者による歌唱を評価、分析するための評価基準として用いられる採点リファレンスデータとを紐付けて記憶するデータベースである。
上記記憶部30に記憶されている年代別映像DB54は、例えば最近になって制作された映像であって、年代別の雰囲気を残している町並みなど、現在の風景を撮影した映像を、例えば図2(B)に示すように、年代別の所定数のファイルデータとして格納するデータベースである。この実施形態では、年代別の上記ファイルデータは、最近になって制作された映像であって背景映像の全部として使用される場合として説明するが、例えば、年代毎に撮影された映像(当時映像)そのままのファイルデータとして背景映像の全部として使用することとしてもよく、また、年代に対応した映像(当時映像や現代における該当年代の雰囲気にふさわしい映像)のファイルデータとして映像DB52に格納されている背景映像の一部として使用することとしてもよいものである。なお、年代別に複数のファイルデータを格納する場合には、楽曲の年代に応じた複数のファイルの中から他の属性(例えば地名に関する情報など)に応じて一つのファイルを選択してもよいし、ランダムに選択してもよい。また、楽曲IDに1対1で対応した年代別映像を年代別映像DB54に格納してもよいし、そのような映像を背景映像として映像DB52に格納してもよい。
上記記憶部30に記憶されている模擬ノイズデータ55は、年代に応じた、例えばアナログレコードの「チリチリ」ノイズを模擬した音を波形データとして記憶されるデータである。なお、模擬ノイズデータをMIDI(登録商標)データとして記憶してもよく、この場合には音源26に効果音としてそのような音色を用意しておくことで再生することができる。
上記年代特定手段31は、カラオケ演奏される楽曲が楽曲IDに基づき楽曲DB51より読み出されたときに、図2(A)の当該楽曲DB51の属性情報として備えている当該楽曲IDの楽曲の発表年代を読み出して特定するプログラムである。
上記加工設定手段32は、イコライジング設定部32A、パンポット設定部32B,模擬ノイズ付加設定部32C、模擬エコー設定部32D及び設定テーブル32Eを備えて、カラオケ演奏される楽曲の演奏信号に対し、年代特定手段31により特定された発表年代に応じた再生特徴に設定するプログラムである。発表年代に応じた再生特徴とは、発表当時の所定の再生手段(例えば真空管ラジオやジュークボックスなど)における周波数特性、左右チャンネルの定位、ノイズ、エコーなどの特徴をいい、当該加工設定手段32の備えるイコライジング設定部32A、パンポット設定部32B、模擬ノイズ付加設定部32C、模擬エコー設定部32Dにより設定を行う。なお、再生特徴の設定は、上記全部でもよく、何れかであってもよい。
すなわち、イコライジング設定部32Aは演奏信号の発表年代に応じた再生特徴となる周波数特性を加工し、パンポット設定部32Bは演奏信号の発表年代に応じた再生特徴となる定位(音像の広がり感)を変更し、模擬ノイズ付加設定部32Cは演奏信号に発表年代に応じた再生特徴となるアナログレコード盤のノイズ音を模擬して付加し、模擬エコー付加設定部32Dは発表年代に応じた特性のエコー効果を音声信号にのみ付加する。以下、個別具体的に説明する。
発表年代に応じた周波数特性の音楽聴取環境の再生特徴は、具体的には、図2(C)に示すように、1960年代であれば、モノラルの真空管ラジオやジュークボックスの暖かみのある音色であり、アナログレコードのノイズが聴こえ、ワウフラッタが目立つ初期のテープ式エコーマシンのエコー効果の再生特徴である。
また、1970年代であれば、高度成長期に一般家庭に普及した大型のステレオ装置の音の再生特徴であり、1960年代よりも周波数特性や定位感(左右の広がり)が改善されたものとなる。1980年代であれば、CD音源とミニコンポの音(いわゆる「ドンシャリ」)の再生特徴である。
これらに基づいて、イコライジングにおける音楽聴取環境の再生特徴の設定は、1960年代であれば、イコライザの通過周波数を40Hz以上15kHz以下にし、100Hz以下の低域と10kHz以上の高域はレベルをやや下げ、当時の真空管ラジオやジュークボックスの周波数特性を再現する。1970年代であれば、イコライザの通過周波数を20Hz以上20kHz以下にして高域はフラットに再現する。1980年代であれば、イコライザの通過周波数を10Hz以上40kHz以下にして低域及び高域を強調する。1990年代以降では、イコライザの通過周波数を10Hz以上80kHz以下にして全体的にフラットに再現する。これらのイコライジング設定部32Aによる設定値が設定テーブル32Eに反映され、ミキシングアンプ14に対して設定される。
発表年代に応じた左右チャンネルの定位における音楽聴取環境の再生特徴の設定は、具体的には、図2(C)に示すように、1960年代であればカラオケ演奏の左右のチャンネルの演奏信号の定位を、ほぼ中央近くに設定してステレオの広がり感を無くしたモノラル再生に近く、1970年代であればモノラルとステレオの中間ぐらいであり、1980年代であれば完全ステレオであり、1990年代以降では完全ステレオのサラウンド付きの再生特徴となる。これらのパンポット設定部32Bによる設定値が設定テーブル32Eに反映され、ミキシングアンプ14に対して設定される。なお、サラウンド付加については音響の分野でよく知られた技術を用いることができ、本実施形態においては、ディジタルミキサであるミキシングアンプ14に備わるDSPにより実現することができる。
発表年代に応じたノイズにおける音楽聴取環境の再生特徴の設定は、具体的には、図2(C)に示すように、アナログレコードの「チリチリ」ノイズ(いわゆるLPノイズ)に模擬した音を楽曲全体に渡って所定の音量レベルで付加する。所定の音量レベルとは、例えば、カラオケ演奏開始前や楽曲中の静かなパートではノイズが目立ち、カラオケ演奏の音量が大きいパートではそれほど目立たないレベルでよい。1960年代であればレベルを大とし、1970年代であればレベルを小とし、1980年代及び1990年代以降ではCDの出現によりいわゆるLPノイズは存在しない。これらの模擬ノイズ設定部32Cによる設定値が設定テーブル32Eに反映され、後述の模擬ノイズ付加手段33に対して指示することとなる。
発表年代に応じたエコー効果における音楽聴取環境の再生特徴の設定は、具体的には、図2(C)に示すように、テープのフリー走行を利用した初期のエコーマシンに特有なワウフラッタを伴ったエコーを模擬して、歌唱の音声信号に付与する。1960年代であればテープタイプのエコー効果をフラッタ大とし、1970年代であればフラッタ小とし、1980年代及び1990年代以降ではフラッタ無しとする。これらの模擬エコー設定部32Dによる設定値が設定テーブル32Eに反映され、ミキシングアンプ14に対して設定されるものである。
上記模擬ノイズ付加手段33は、加工設定手段32の模擬ノイズ付加設定部32Cの指示に従い、記憶部30に記憶した模擬ノイズデータ55を読み出し、ループ再生してミキシングアンプ14に出力することにより付加する。なお、音源26にLPノイズのような音色を備えさせて模擬ノイズデータ55をMIDIデータとした場合には、当該模擬ノイズ付加設定部32Cは、当該LPノイズのMIDIデータを読み出して音楽演奏制御部25に出力する処理となる。
なお、加工設定手段32における再生特徴の付加の設定は、演奏信号のみならず、カラオケ演奏に合わせた歌唱の音声信号に対しても行って加工したカラオケ演奏信号に混合させることとしてもよく、この場合、模擬エコー付加設定部32Dによる発表年代に応じた特性のエコー効果の対象を音声信号にのみ付加することとなるものである。
上記背景映像表示処理手段34は、カラオケ演奏の際に年代特定手段31で特定された年代に基づいて、記憶部30の年代別映像DB54より対応年代の映像(年代別の雰囲気を残している町並みなどを含む映像)を背景映像の全部として読み出し、映像表示制御手段24で再生させるプログラムである。年代別映像が年代毎に撮影された映像(当時映像)そのままを背景映像の全部とするファイルデータである場合も同様である。
ところで、上述のように、年代に応じた映像が背景映像の一部のファイルデータの場合には、背景映像表示処理手段34が、演奏楽曲に応じた通常の背景映像を記憶部30の映像DB52より読み出すと共に、年代別映像DB54より対応年代の映像を読み出して通常の背景映像に年代別映像を一部挿入加工して映像表示制御手段24に出力して表示させることとなる。なお、背景映像表示処理手段34において、記憶部30の映像DB52より読み出た通常の背景映像に年代に応じた加工(例えばモノクロ表示やセピア表示)を施してもよい。
そこで、図3に図1の遠隔入出力装置による発表年代に応じたカラオケ演奏のレトロ再生設定選択の説明図を示すと共に、図4にレトロ再生の各特定処理の説明図を示す。ここで、発表年代に応じたカラオケ演奏をレトロ再生と称する。まず、利用者が遠隔入出力装置17において楽曲選曲を選択すると選曲楽曲登録手段17Aが実行され、図3(A)に示すように、従前と同様の楽曲選曲画面が表示されて利用者が一の楽曲を候補とした画面がリモコン表示部17C上に表示される。
当該楽曲を選曲する際に、レトロ再生の選択表示17Dがあり、レトロ再生を利用者の好みに応じて希望するものである場合には当該表示箇所をタッチすることでレトロ再生がレトロ再生設定手段17Bにより設定され、「転送」の操作ボタン17Eがタッチされることで、選曲された楽曲の楽曲IDにレトロ再生フラグが付帯されてカラオケ本体12に送信される。カラオケ本体12では、図3(B)に示すように、レトロ再生フラグが付帯された楽曲IDがRAM23の予約待ち行列41に予約登録される。
図3(B)に示す予約待ち行列41に予約登録された順に演奏が開始され、図4(A)に示すレトロ再生フラグが「ON」の楽曲Bの演奏開始に際して、カラオケ演奏される楽曲が楽曲IDに基づき楽曲DB51より読み出されたときに、年代特定手段31が当該楽曲DB51の図2(A)に示す属性情報より当該楽曲IDの楽曲の発表年代を読み出して特定する。ここでは、図4(A)のように1960年代の楽曲として特定することとなる。
年代特定手段31が特定した当該楽曲の発表年代「1960年代」に基づき、加工設定手段32において、図4(A)に示す設定テーブル32Eを参照して、イコライジング設定部32Aが設定値「EQ−4」をミキシングアンプ14に対して設定し、パンポット設定部32Bが設定値「PA−4」をミキシングアンプ14に対して設定し、模擬エコー設定部32Dが設定値「EC−4」をミキシングアンプ14に対して設定すると共に、模擬ノイズ付加設定部32Cが模擬ノイズ付加手段33に対して設定値「N−2」での模擬ノイズ付加を指示する。
一方で、背景映像表示処理手段34において、図4(B)に示すように記憶部30の年代別映像DB54より当該1960年代に対応する年代別映像IDの映像を読み出して映像表示制御手段24に送出することで、背景映像と共にカラオケ演奏及びカラオケ演奏に合わせた歌唱の音声信号のレトロ再生が行われるものである。
このように、楽曲の発表年代に応じた演奏信号が放音されると共に背景映像が表示されることとなり、楽曲における演奏信号の再生特徴を発表年代に応じたものとして背景映像に対する音楽聴取環境の再生特徴をマッチングさせることができるものである。また、カラオケ演奏のみならずに歌唱の音声信号に対してもレトロ再生を行うことにより、発表年代の音楽聴取環境の再生特徴をよりマッチングさせることができるものである。さらに、カラオケ演奏する楽曲を選曲して予約待ち行列41に予約登録するに際して楽曲のそれぞれについて加工設定の有効又は無効の設定させることにより、利用者の好みに応じた音楽聴取環境を形成させることができるものである。
本発明のカラオケ装置は、カラオケの基本的機能を備えたカラオケ装置の製造、使用、販売等の産業に利用可能である。
11 カラオケ装置
12 カラオケ本体
13 表示部
14 ミキシングアンプ
17 遠隔入出力装置
30 記憶部
31 年代特定手段
32 加工設定手段
32A イコライジング設定部
32B パンポット設定部
32C 模擬ノイズ付加設定部
32D 模擬エコー設定部
32E 設定テーブル
33 模擬ノイズ付加手段
34 背景映像表示処理手段
41 予約待ち行列
51 楽曲DB
54 年代別映像DB
55 模擬ノイズデータ

Claims (5)

  1. 楽曲の演奏に際して背景映像を表示するカラオケ装置であって、
    楽曲IDで識別される所定数の楽曲データ及び各楽曲の発表年代が対応付けられた情報を記憶すると共に、年代別映像データをカラオケ演奏時に表示する背景映像の一部又は全部として記憶する記憶手段と、
    楽曲の楽曲IDと当該楽曲の発表年代とを対応付けた前記情報に基づいてカラオケ演奏する楽曲の発表年代を特定する年代特定手段と、
    カラオケ演奏される楽曲の演奏信号に対し、前記年代特定手段により特定された発表年代に応じた再生特徴に設定する加工設定手段と、
    を有することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1のカラオケ装置であって、
    前記加工設定手段は、
    演奏信号の前記発表年代に応じた再生特徴となる周波数特性を加工するイコライジング設定部と、
    演奏信号の前記発表年代に応じた再生特徴となる定位を変更するパンポット設定部と、
    演奏信号に前記発表年代に応じた再生特徴となるアナログレコード盤のノイズ音を模擬ノイズとして付加する模擬ノイズ付加設定部と、
    の少なくとも何れかを備えることを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1又は2記載のカラオケ装置であって、前記加工設定手段は、カラオケ演奏の演奏信号に対する加工設定と共に、カラオケ演奏に合わせた歌唱の音声信号を加工設定して当該演奏信号に当該音声信号を混合させることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項3記載のカラオケ装置であって、前記加工設定手段は、前記発表年代に応じた特性のエコー効果を音声信号にのみ付加させる模擬エコー付加設定部を備えることを特徴とするカラオケ装置。
  5. 請求項1〜4の少なくとも何れかに記載のカラオケ装置であって、カラオケ演奏する楽曲を選曲して予約する予約手段を備え、予約する楽曲のそれぞれについて前記加工設定手段による加工設定に対して有効又は無効の設定を可能とすることを特徴とするカラオケ装置。
JP2015060490A 2015-03-24 2015-03-24 カラオケ装置 Active JP6474292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060490A JP6474292B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 カラオケ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060490A JP6474292B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 カラオケ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016180835A true JP2016180835A (ja) 2016-10-13
JP6474292B2 JP6474292B2 (ja) 2019-02-27

Family

ID=57132176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015060490A Active JP6474292B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 カラオケ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6474292B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018128529A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 株式会社Cotodama 表示制御システム、表示制御方法、及び、プログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1063284A (ja) * 1996-08-21 1998-03-06 Brother Ind Ltd 楽音再生装置
JPH1115484A (ja) * 1997-06-25 1999-01-22 Xing:Kk 映像再生装置及びカラオケシステム
JP2003076379A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Daiichikosho Co Ltd カラオケ装置における背景映像選択システム
JP2003271159A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Yamaha Corp カラオケ装置およびカラオケ装置の演奏曲決定方法
JP2008096483A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音響出力制御装置、音響出力制御方法
JP2009036912A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Daiichikosho Co Ltd カラオケシステム
JP2010152153A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Yamaha Corp オーディオ信号処理システム
JP2013057888A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Xing Inc カラオケ装置
JP2014048417A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Brother Ind Ltd カラオケ装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1063284A (ja) * 1996-08-21 1998-03-06 Brother Ind Ltd 楽音再生装置
JPH1115484A (ja) * 1997-06-25 1999-01-22 Xing:Kk 映像再生装置及びカラオケシステム
JP2003076379A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Daiichikosho Co Ltd カラオケ装置における背景映像選択システム
JP2003271159A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Yamaha Corp カラオケ装置およびカラオケ装置の演奏曲決定方法
JP2008096483A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音響出力制御装置、音響出力制御方法
JP2009036912A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Daiichikosho Co Ltd カラオケシステム
JP2010152153A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Yamaha Corp オーディオ信号処理システム
JP2013057888A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Xing Inc カラオケ装置
JP2014048417A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Brother Ind Ltd カラオケ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018128529A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 株式会社Cotodama 表示制御システム、表示制御方法、及び、プログラム
WO2018147286A1 (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 株式会社Cotodama 表示制御システム及び表示制御方法
EP3582216A4 (en) * 2017-02-07 2020-10-21 COTODAMA Inc. DISPLAY CONTROL SYSTEM AND DISPLAY CONTROL PROCESS
US11386150B2 (en) 2017-02-07 2022-07-12 Cotodama Inc. Display control system and display control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP6474292B2 (ja) 2019-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008294516A (ja) 再生装置および再生方法
JP4500730B2 (ja) カラオケ装置及び電子早見本装置
JP5713048B2 (ja) カラオケシステム
JP5144333B2 (ja) カラオケ装置
KR20150137117A (ko) 음악 세션 관리 방법 및 음악 세션 관리 장치
JP6261129B2 (ja) 歌唱推奨楽曲報知システム
JP5311071B2 (ja) 楽曲再生装置及び楽曲再生プログラム
JP6474292B2 (ja) カラオケ装置
JP2013156543A (ja) 投稿再生装置及びプログラム
JP2014071226A (ja) 音楽再生システム、音楽再生方法
JP2013160890A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、歌詞表示方法、及び通信システム
JP5486941B2 (ja) 聴衆に唱和をうながす気分を楽しむカラオケ装置
JP2014066922A (ja) 楽曲演奏装置
JP2010060844A (ja) カラオケ装置
JP2005285285A (ja) コンテンツ読出装置及び楽曲再生装置
JP2006012257A (ja) 楽曲選択装置、楽曲選択システム、及び楽曲選択方法
JP5709782B2 (ja) カラオケ演奏モード設定システム
JP5349171B2 (ja) 演奏条件設定機能付きカラオケシステム
JP5454530B2 (ja) カラオケ装置
JP2016066832A (ja) 音響制御装置、サーバ装置及びプログラム
JP6920489B1 (ja) カラオケ装置
JP2015011155A (ja) 複数人による通信デュエットに特徴を有する通信カラオケシステム
JP7299810B2 (ja) カラオケ装置
JP6924119B2 (ja) カラオケ装置
JP6876169B1 (ja) カラオケ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6474292

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250