JP2016180205A - 耐震補強構造物 - Google Patents

耐震補強構造物 Download PDF

Info

Publication number
JP2016180205A
JP2016180205A JP2015059541A JP2015059541A JP2016180205A JP 2016180205 A JP2016180205 A JP 2016180205A JP 2015059541 A JP2015059541 A JP 2015059541A JP 2015059541 A JP2015059541 A JP 2015059541A JP 2016180205 A JP2016180205 A JP 2016180205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
pile body
ballast
earthquake
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015059541A
Other languages
English (en)
Inventor
西岡 英俊
Hidetoshi Nishioka
英俊 西岡
隆史 猿渡
Takashi Saruwatari
隆史 猿渡
勝己 村本
Katsumi Muramoto
勝己 村本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP2015059541A priority Critical patent/JP2016180205A/ja
Publication of JP2016180205A publication Critical patent/JP2016180205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)

Abstract

【課題】路盤及び/又は軌道の構造が変化する構造境界部におけるバラスト崩れを防止する技術を提供すること。【解決手段】バラスト道床8に軌道5が敷設された第1線路部10の軌道両側部に沿って、枕木端から200mmから500mm離して、盛土路盤6を上下に貫き地盤4に達する複数の杭体20を列状に造成する。杭体20に沈設されているH形鋼22は上端が露出しており、隣接する杭体20同士でH形鋼22のウェブが対向する一対の溝部を形成する。当該溝部に、流出防止壁部26(例えばコンクリート板)を上から挿入し、更にH形鋼22の頭部を剛結部28で剛結し、第2線路部16の支持部(例えば、抗土圧橋第14など)と連結する。【選択図】図3

Description

本発明は、鉄道用の軌道が設けられた土構造の耐震性を補強する耐震補強構造物に関する。
鉄道用軌道に関する地震時の被害形態の1つに、バラスト軌道における道床肩部において道床横断方向への「バラスト崩れ」が知られるところである。バラスト崩れを防止する方法としては、バラストの崩れや流動を防ぐ「バラスト止め」と呼ばれ構造体を軌道の両側部に配置する方法が一般的である。例えば、特許文献1ではL字型のコンクリート製構造体が開示されている。また、特許文献2ではバラストをネットで包んで道床肩部に積み上げる構造について開示されている。
特開2012−162972号公報 特開2008−274627号公報
バラスト軌道におけるバラスト崩れは、路盤や軌道の構造が変化する構造境界部における被害が大きくなり易い。代表例として、盛土式の路盤と抗土圧橋台とが結合する構造境界部が挙げられる。この代表例を例に挙げて課題を述べると、この構造境界部では、地震の揺れにより抗土圧橋台が揺動又は変位し、また盛土自身の揺すりこみによって背面盛土の沈下等が生じ、軌道面において段差が生じる問題がある。また、実際問題として、背面盛土の土圧が増加することにより躯体の損傷や変位、桁の落橋が確認されている。
こうした被害を抑制するための技術としては、例えば、前面から地山補強材を打設して橋台の躯体と背面盛土とを一体化することにより背面盛土から橋台に作用する土圧の軽減を図る方法が知られるところであるが、道床横断方向へのバラスト崩れは防げない。
逆に、上記特許文献1や特許文献2に開示されている技術では、バラスト崩れは防止できるが抗土圧橋台の背面盛土の土圧変化を抑制することはできない。よって、盛土式の路盤と抗土圧橋台とが結合する構造境界部では2種類の対策を施さなければならなかった。
しかも、従来の抗土圧橋台の地山補強材を用いた耐震補強方法では、前面からの施工が主であった。そのため、抗土圧橋台の周囲を工事スペースとして確保するために、道路や河川敷を大がかりに使用停止にするといった大規模な工事となり、工期が比較的長期になり得た。また、地山補強材を用いる方法及び落橋防止構造を設ける方法においては、橋台躯体の補強も伴うために工事費用が増加する問題があった。
以上、盛土式の路盤と抗土圧橋台とが結合する構造境界部を例に挙げて説明したが、路盤及び/又は軌道の構造が変化する構造境界部においては、地震被害や対策規模の大小は別にして同様の問題がある。
本発明は、路盤及び/又は軌道の構造が変化する構造境界部におけるバラスト崩れを防止する技術の提供を目的とする。
以上の課題を解決するための第1の発明は、土構造上に設けられたバラスト軌道である第1線路部と、隣接する前記第1線路部とは路盤及び/又は軌道の構造が異なる第2線路部との境界部を跨ぐ線路部分において、レールから200mm〜500mm離れた位置で前記第1線路部のレールに沿って所定間隔で設けた前記第1線路部の土構造を改良するための杭体と、前記杭体と結合して設けた前記第1線路部のバラストのレール直角方向の流出を防止するための流出防止壁部と、前記杭体それぞれの前記土構造より上方部分を剛結した剛結部と、を備え、前記杭体と前記第2線路部の支持部とが結合された耐震補強構造物である。
第1の発明によれば、流出防止壁部をバラスト軌道である第1線路部の側部に設け、その流出防止壁部が結合された杭体の上方部分同士が剛結された上で、その杭体が、隣接する第2線路部の支持部と結合されるため、地震の影響による道床肩部におけるバラスト崩れを効果的に防止することができる。
剛結部の剛結位置は適宜設定可能であるが、第2の発明のように、前記剛結部が、少なくとも前記杭体の頭部を剛結する、第1の発明の耐震補強構造物を構成することができる。
第3の発明は、前記第2線路部が、橋梁に係る線路部であり、前記杭体と、前記橋梁の橋台又は橋桁とが結合されて構成された、第1又は第2の発明の耐震補強構造物である。
第3の発明によれば、地震時に第1線路部の土構造が軌道方向に揺れて橋台の背面への土圧を増加させる状況になると抗体がその土圧の一部を受けて土圧を分散させる。よって、橋台への負荷を軽減して耐震性を強化できる。
第4の発明は、前記第2線路部が、土構造上に設けられたバラスト軌道であり、前記第1線路部と前記第2線路部とは、土構造の地盤強度が異なり、前記第2線路部に設けた第2線路部用杭体を介して、前記杭体と、前記第2線路部の路盤とが結合された第1又は第2の発明の耐震補強構造物である。
第4の発明によれば、土構造の地盤強度が異なるバラスト軌道同士の構造境界部におけるバラスト崩れを防止することができる。
第5の発明は、前記杭体が、H形鋼を有し、隣同士のH形鋼のウェブを対向させるように前記所定間隔で設けられ、前記流出防止壁部は、隣同士の前記H形鋼の間に嵌め込まれることで前記杭体と結合する壁体を有する、第1〜第4の何れかの発明の耐震補強構造物である。
第5の発明によれば、流出防止壁部の施工が極めて簡単になり、工期低減効果やコスト低減効果が得られる。
第6の発明は、前記流出防止壁部は、L形擁壁を有する、第1〜第4の何れかの発明の耐震補強構造物である。
第6の発明によれば、流出防止壁部を、L形擁壁を有して構成することができる。
第1工程を説明するための概念図。 第2工程を説明するための概念図。 第3工程を説明するための概念図。 第3工程終了段階における枕木方向の断面図。 盛土区間と切土区間の構造境界部に適用する変形例を示す図。 第2の変形例を説明する為の枕木方向の断面図。 第3の変形例を説明する為の枕木方向の断面図。 第4の変形例を説明する為の枕木方向の断面図。
〔第1実施形態〕
本発明を、盛土式の路盤と抗土圧橋台とが結合する構造境界部に適用した例について説明する。なお、盛土式の路盤における軌道はバラスト軌道とし、橋梁部の軌道は無道床あるいはコンクリート道床の軌道として、軌道の構造も異なることとして説明する。
図1は、本実施形態の耐震補強構造物50を設置するための第1工程を説明するための概念図であって(1)構造境界部の上面図、(2)構造境界部の側断面図に相当する。
耐震補強の対象となる構造境界部は、1)地盤4の上に盛土して作られた盛土路盤6(土構造)の上に設けられたバラスト道床8に軌道5を敷設した第1線路部10と、2)鉄道用の橋桁12を抗土圧橋台14で支持して軌道5を敷設した第2線路部16と、を含む。第2線路部16における軌道5の支持部は抗土圧橋台14或いは橋桁12となる。
第1工程では、抗土圧橋台14の背面付近から軌道5の両側部にて、軌道5の長手方向に沿って、枕木から200mm〜500mm離れた位置に複数の杭体20を直線状に所定間隔(例えば、400mm〜800mm間隔)で設ける。
杭体20は、抗土圧橋台14の背面盛土にあたる盛土路盤6を上下に貫き地盤4に達する柱状体であって、H形鋼22を中心に沈設した直径が400mm〜600mmのコンクリート層24を有する構造体である。杭体20は、例えば抗土圧橋台14の背面位置の盛土路盤6の原位置土と硬化性のスラリーとを混合・攪拌して、例えば、セメントミルク工法やメカジェット工法などにより造成する。その際、H形鋼22の上部(高さ方向において盛土路盤6より上の部分)は盛土路盤6上に露出させ、H形鋼22のウェブを軌道5の方向に沿わせ、隣接するH形鋼22同士でウェブが対向するようにして造成する。
複数の杭体20は、抗土圧橋台14の背面から少なくとも盛土路盤6の高さH以上の長さとなる距離Lに亘って、隣接する杭体20の中心間距離が1〜2倍程度(一つの目安として、400mm以上800mm以下)となるように造成する。なお、距離Lは2次すべり線(図1(2)の長破線)と盛土路盤6の天端との交差位置から抗土圧橋台14までの距離より大きいものとする。
図1の例では軌道5を単線として示しているが、複線の場合には各軌道の両側部にそれぞれ杭体20の列を設ける。例えば、2本の軌道5が併設されている場合には、それぞれの両側部に設けて合計4つの杭体20の列を設ける、あるいは軌道間を共通として3つの杭体20の列を設けるとしてもよい。
なお、杭体20の造成に当たっては、その下端が盛土を貫通して抗土圧橋台14の基礎を造成したのと同じ地盤に達するように造成する。全ての杭体20の深さを同一にする必要はなく、例えば、抗土圧橋台14に近接する1本または数本の杭体20については、杭体20の施工が抗土圧橋台14の基礎に影響を及ぼさない深さにとどめるとしてもよい。
図2は、第2工程を説明するための概念図であって(1)構造境界部の上面図、(2)構造境界部の側断面図に相当する。
隣接する杭体20同士のウェブは、互いに開口部を対向させる上下方向に延びる溝を形成する。本実施形態の第2工程では、流出防止壁部26をこの対向する溝部の間に上から挿入・結合する。流出防止壁部26は、両端がH形鋼22の溝部に嵌合する板状壁体である。例えばコンクリート板や、金属板(有孔・無孔を問わない)、矩形枠に固定されたネットなどで実現できる。H形鋼22と流出防止壁部26とは基本的には嵌合結合されるが、別途、両者を接着したりボルト締結するなどしても良い。
図3は、第3工程を説明するための概念図であって(1)構造境界部の上面図、(2)構造境界部の側断面図に相当する。図4は、第3工程終了段階における枕木方向の断面図。
第3工程では、軌道5の両側それぞれの杭体20と、抗土圧橋台14と、橋桁12とを剛結部28で一体に結合する。そして、結合された杭体20の周囲にできた隙間に改めてバラストを詰めてバラスト道床8を整形する。
本実施形態の剛結部28は、H形鋼22の上端を覆うキャップを兼ねた一体構造の金属体とし、H形鋼22とボルト固定又は溶接固定する。勿論、剛結部28は、複数のパーツを組み合わせて構成するとしてもよい。また、H形鋼22に対する剛結部28の数は複数でもよいし、その固定位置はH形鋼22の上端に限らずH形鋼22の側面でもよい。
なお、剛結部28と橋桁12との連結部には緩衝構造(例えば、防振ゴム)などを設けるとしてもよい。或いは、剛結部28は杭体20と抗土圧橋台14とを剛結するにとどめ、剛結部28と橋桁12とはワイヤー等で連結する或いは剛結部28と橋桁12とは連結しない構成としてもよい。
以上、本実施形態によれば、第1線路部10において流出防止壁部26が杭体20に嵌め込み結合され、各杭体20の上方部分同士が剛結された上で、第2線路部の支持部である抗土圧橋台14と結合される。このため、構造境界部でありながらも、第1線路部10のバラストが地震発生時にレール直角方向(枕木方向)へ移動するのを抑制し、バラスト崩れを効果的に防止することができる。
また、杭体20は、地震に伴う抗土圧橋台14の躯体損傷や変位に起因する橋桁12のズレや落下を防止する効果をもたらす。すなわち、抗土圧橋台14に作用する地震時土圧F(図1〜3参照)は、軌道5に沿って抗土圧橋台14の背面に対して略直角に、強弱が変化する波状に作用する。補強工事前であれば、地震時土圧Fはそのまま抗土圧橋台14に作用し、躯体の損傷や橋台そのものの変位を生むところである。しかし、本実施形態の耐震補強構造物50の杭体20の列によって、地震時土圧Fの波は分断されて弱められる。更に、地震により揺り動かされる盛土路盤6が、複数の杭体20との摩擦で減衰されて低減される。複数の杭体20は間隙を有して配列されているので、各杭体20の全周を摩擦面として作用させることができる。更に、その間隔が一般的な鉄道用の盛土区間の土質を考慮した間隔に設定されることで、効果的に摩擦減衰を引き起こす。よって、抗土圧橋台14それ自体を大がかりに補強しなくとも、既存のままでも相対的に抗土圧橋台14の耐震性を向上させることができる。
また、副次的に、軌道5の両側部の盛土路盤6が軌道5から離間すること、すなわち盛土路盤6が枕木方向へ崩れたり変位したりすることを、杭体20の列が抑制する機能を果たすので、地震に伴う盛土路盤6の沈降などを防止する効果も期待できる。
しかも、杭体20は上下に貫く形態であるため、盛土路盤6の上面側から施工する公知の地盤杭型の地盤改良技術を活用することで比較的簡易に本実施形態の構造を設備できる。すなわち、杭体20の造成は、原位置土と硬化剤との混合・攪拌により実現できるので、軌道5が歪むなどの造成工事による影響が生じない。そして、軌道5を用いて地中杭造成用の工事車両を搬入すればよく、軌道等の既設設備の状態をそのままに、工期の短縮と工費の低減を図ることができる。
〔変形例〕
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜構成要素の変更・追加・省略が可能である。
例えば、上記実施形態では、耐震補強構造物50を盛土区間と橋梁区間との構造境界部に適用したが、図5に示すように、盛土区間(第1線路部10)と切土区間(第2線路部16B)とが隣接する構造境界部に適用するとしてもよい。この場合、耐震補強構造物50は盛土区間(第1線路部10)と切土区間(第2線路部16B)とに跨がるように施工するとよい。この場合、第2線路部16Bの軌道の支持部は地盤4となる。
また、路盤が同じ或いは異なる構造境界部であり、かつ、軌道が異なる構造境界部に上記実施形態を適用することもできる。例えば、同じ盛土区間において、バラスト軌道と舗装軌道との構造境界部や、バラスト軌道とてん充道床軌道との構造境界部に上記実施形態を適用することもできる。
また、図6に示す耐震補強構造物50Bのように、流出防止壁部26を省略して、杭体20と連結する壁体30を列状に連続設置する構成とすることもできる。壁体30は、例えば軌道5に沿って長い側面視L字型のコンクリート擁壁で、接地面側(水平部)にH形鋼22を挿通して嵌合連結させる嵌合孔32を有する。そして、壁体30の軌道側面(垂直部)と枕木端との距離が200mm〜500mmとなるようにすれば、上記実施形態と同様のバラスト崩れを防止する効果が得られる。当該構成によれば、杭体20は上記実施形態よりも軌道5から離して造成することができるので、造成位置の自由度を高めることができる。
また、図7に示す耐震補強構造物50Cのように、図3,4に示した流出防止壁部26と剛結部28とを兼ねた流出防止剛結体268を用いる構成としてもよい。具体的には、第2工程においてH形鋼22の上端部を巻き込むように流出防止壁部26と剛結部28とを兼ねた形状に型枠を組んでコンクリートを打設すればよい。
また、図8に示す耐震補強構造物50Dのように、杭体20は、コンクリート層24を省略したH形鋼22のみの構成とすることもできる。図6を含め他の実施例でも同様に、コンクリート層24を省略してH形鋼22のみで杭体20を構成してもよい。
また、杭体20に沈設するのはH形鋼22に限らない。流出防止壁部26を結合可能な構造を有していれば、例えばT字型や、山形鋼(断面L字形鋼)、溝形鋼、リップ溝鋼などでもよい。
4…地盤
5…軌道
6…盛土路盤
8…バラスト道床
10…第1線路部
12…橋桁
14…抗土圧橋台
16…第2線路部
20…杭体
22…H形鋼
24…コンクリート層
26…流出防止壁部
28…剛結部
30…壁体
32…嵌合孔
50…耐震補強構造物

Claims (6)

  1. 土構造上に設けられたバラスト軌道である第1線路部と、隣接する前記第1線路部とは路盤及び/又は軌道の構造が異なる第2線路部との境界部を跨ぐ線路部分において、レールから200mm〜500mm離れた位置で前記第1線路部のレールに沿って所定間隔で設けた前記第1線路部の土構造を改良するための杭体と、
    前記杭体と結合して設けた前記第1線路部のバラストのレール直角方向の流出を防止するための流出防止壁部と、
    前記杭体それぞれの前記土構造より上方部分を剛結した剛結部と、
    を備え、前記杭体と前記第2線路部の支持部とが結合された耐震補強構造物。
  2. 前記剛結部は、少なくとも前記杭体の頭部を剛結する、
    請求項1に記載の耐震補強構造物。
  3. 前記第2線路部は、橋梁に係る線路部であり、
    前記杭体と、前記橋梁の橋台又は橋桁とが結合されて構成された、
    請求項1又は2に記載の耐震補強構造物。
  4. 前記第2線路部は、土構造上に設けられたバラスト軌道であり、
    前記第1線路部と前記第2線路部とは、土構造の地盤強度が異なり、
    前記第2線路部に設けた第2線路部用杭体を介して、前記杭体と、前記第2線路部の路盤とが結合された請求項1又は2に記載の耐震補強構造物。
  5. 前記杭体は、H形鋼を有し、隣同士のH形鋼のウェブを対向させるように前記所定間隔で設けられ、
    前記流出防止壁部は、隣同士の前記H形鋼の間に嵌め込まれることで前記杭体と結合する壁体を有する、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の耐震補強構造物。
  6. 前記流出防止壁部は、L形擁壁を有する、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の耐震補強構造物。
JP2015059541A 2015-03-23 2015-03-23 耐震補強構造物 Pending JP2016180205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015059541A JP2016180205A (ja) 2015-03-23 2015-03-23 耐震補強構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015059541A JP2016180205A (ja) 2015-03-23 2015-03-23 耐震補強構造物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016180205A true JP2016180205A (ja) 2016-10-13

Family

ID=57131561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015059541A Pending JP2016180205A (ja) 2015-03-23 2015-03-23 耐震補強構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016180205A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108221504A (zh) * 2018-01-03 2018-06-29 上海市城市建设设计研究总院(集团)有限公司 软土地区有轨电车装配式路基轨道板床的施工方法
JP2018178401A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 公益財団法人鉄道総合技術研究所 橋台の補強構造及び方法
CN110468650A (zh) * 2019-08-07 2019-11-19 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种桥隧过渡的地面结构段

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125401U (ja) * 1980-02-22 1981-09-24
JPH0633462A (ja) * 1992-07-14 1994-02-08 Hazama Gumi Ltd 親杭横矢板工法
JPH07259001A (ja) * 1994-03-16 1995-10-09 Railway Technical Res Inst 既設バラスト道床軌道の強化施工法
US20100193596A1 (en) * 2007-04-27 2010-08-05 Central Japan Railway Company Ballast retaining structure, bedded track
JP2015031119A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 東日本旅客鉄道株式会社 地盤補強構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125401U (ja) * 1980-02-22 1981-09-24
JPH0633462A (ja) * 1992-07-14 1994-02-08 Hazama Gumi Ltd 親杭横矢板工法
JPH07259001A (ja) * 1994-03-16 1995-10-09 Railway Technical Res Inst 既設バラスト道床軌道の強化施工法
US20100193596A1 (en) * 2007-04-27 2010-08-05 Central Japan Railway Company Ballast retaining structure, bedded track
JP2015031119A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 東日本旅客鉄道株式会社 地盤補強構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178401A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 公益財団法人鉄道総合技術研究所 橋台の補強構造及び方法
CN108221504A (zh) * 2018-01-03 2018-06-29 上海市城市建设设计研究总院(集团)有限公司 软土地区有轨电车装配式路基轨道板床的施工方法
CN110468650A (zh) * 2019-08-07 2019-11-19 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种桥隧过渡的地面结构段

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015055082A (ja) 土圧低減による橋台の耐震補強方法
CN107268366A (zh) 一种装配化墙板、桩板组合式无土路基
JP4851881B2 (ja) 盛土構造物及び盛土構造物の補強方法
KR20140132144A (ko) 격자형 어프로치 블록을 구비한 철도 슬래브 궤도 구조물 및 그 시공 방법
KR20150073819A (ko) 연약지반에 시공된 보강노반 구조물 및 그 시공방법
JP4519023B2 (ja) 鋼・コンクリート合成ラーメン橋、及び、その施工方法
JP2016180205A (ja) 耐震補強構造物
JP2013237989A (ja) 橋梁の再生方法
JP4765965B2 (ja) 護岸一体ラーメン橋梁及びその施工方法
JP6182402B2 (ja) 落橋を防止するための橋の耐震補強方法
KR101567421B1 (ko) 무교대 프리캐스트 라멘교량 및 그 시공방법
JP6182403B2 (ja) 落橋を防止するための斜橋の耐震補強方法
JP4310502B1 (ja) 盛土支持地盤の補強構造
JP6219645B2 (ja) 土圧低減による斜角橋台の耐震補強方法
CN216894442U (zh) 一种多导洞联合开挖钢架连接装置
JP5421191B2 (ja) 盛土補強構造の設計方法
JP5915074B2 (ja) 地上交通路の下に地下空間を形成する方法
JP6536895B2 (ja) 補強盛土一体橋梁におけるコンクリート壁構造および施工方法
JP6276152B2 (ja) 工事桁の撤去方法、及び、工事桁撤去用の土留板
JP2016148196A (ja) 橋台の補強構造及び補強方法
JP6368158B2 (ja) 土構造物の耐震補強構造、土留構造、および改良体の構築方法
JP2021147940A (ja) ハーフプレキャスト構造版
JP6823389B2 (ja) 軌きょう支持構造
JP2017020176A (ja) 橋台の補強構造及び補強方法
JP4963506B2 (ja) 橋梁の再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181009