JP2016178891A - 植物栽培装置、植物栽培方法及び植物栽培プログラム - Google Patents

植物栽培装置、植物栽培方法及び植物栽培プログラム Download PDF

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大輔 須藤
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Abstract

【課題】1つの装置内でコストを抑えつつ液肥の噴射間隔が異なる複数品種の植物を栽培することができる植物栽培装置を提供する。
【解決手段】第1の栽培棚102aに配置される植物Aに液肥を散布する第1のパイプ104aと、第2の栽培棚102bに配置される植物Bに液肥を散布する第2のパイプ104bと、第1のパイプ104aの流入口に配置され、第1のパイプ104aの流入口を開閉する第1の電磁弁103aと、第2のパイプ104bの流入口に配置され、第2のパイプ104bの流入口を開閉する第2の電磁弁103bと、第1の電磁弁103aの開閉と第2の電磁弁103bの開閉とを個別に制御する制御部110とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液肥を植物の根に散布することにより植物を栽培する植物栽培装置、植物栽培方法及び植物栽培プログラムに関する。
近年、植物栽培装置において、ミスト状にした液肥を植物の根に散布することにより植物を栽培するミスト栽培方式が採用されている。このミスト栽培方式を採用した植物栽培装置は、飲食店の店頭における野菜の展示栽培や、植物栽培実験等の用途として利用される小規模の植物栽培装置である。植物のミスト栽培方式は、植物の根に有機液肥のミストを定期的に散布することで、植物に水分、養分を与える無農薬の栽培手法である。植物の種類に応じ、根に液肥を与える量が決まっており、根に対して液肥を含んだミストを散布する量にノウハウがある。例えば、レタスなどの葉菜類は、液肥を多く与える必要があるため、ミスト散布時間を長くし、散布量を多くする必要がある。また、人参などの根菜類は、湿気に弱いため、レタスと同じ時間ミストを散布すると根腐れを起こしたり、成長は促進するものの細長い根に成長したりして、野菜としての商品価値が低下する。
よって、異なる品種の植物を栽培する場合は、その植物に応じたミスト噴射間隔にすることが求められる。
特開2013−021938号公報 特開2007−061014号公報
従来のミスト栽培方式では、1つの植物栽培装置において1種類のミスト噴射間隔しか制御することができない。よって、1つの植物栽培装置では、ミスト噴射間隔が異なる複数の植物を栽培することができない。
小規模の植物栽培環境では、植物の品種毎に植物栽培装置を用意すると必要な敷地やコストがかかる。なお、栽培する植物の品種ごとに液肥槽とポンプとを用意し、これらを独立して制御することも可能だが、コストが増大する。
本発明は、1つの植物栽培装置でコストを抑えつつミスト噴射間隔が異なる複数品種の植物を栽培することができる植物栽培装置を提案する。
本発明に係る植物栽培装置は、
第1の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第1のパイプと、
第2の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第2のパイプと、
前記第1のパイプの流入口に配置され、前記第1のパイプの流入口を開閉する第1の電磁弁と、
前記第2のパイプの流入口に配置され、前記第2のパイプの流入口を開閉する第2の電磁弁と、
前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する制御部とを備える。
前記植物栽培装置は、
栽培棚を識別する棚識別子と、植物の品種を識別する品種識別子とを対応付けた棚対応情報を記憶する棚対応記憶部と
前記品種識別子と、前記液肥の散布方法を表す散布情報とを対応付けた品種対応情報を記憶する品種対応記憶部と
を備え、
前記制御部は、
前記棚対応情報と前記品種対応情報とに基づいて、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とを取得し、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する。
前記品種対応記憶部は、
前記液肥を繰り返し散布する際の1回の散布時間及び停止時間を前記散布情報として前記品種対応情報に記憶し、
前記制御部は、
前記第1の栽培棚における前記散布時間及び前記停止時間と前記第2の栽培棚における前記散布時間及び前記停止時間とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する。
前記棚対応記憶部は、さらに、
前記棚識別子により識別される栽培棚に対応する電磁弁の開状態あるいは閉状態を示す開閉フラグと、前記開状態あるいは閉状態が継続する状態継続時間とを前記棚対応情報に記憶し、
前記制御部は、さらに、
前記第1の栽培棚における前記開閉フラグ及び状態継続時間と、前記第2の栽培棚における前記開閉フラグ及び状態継続時間とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する。
前記棚対応記憶部は、さらに、
前記棚識別子により識別される栽培棚における前記散布時間の累積時間を記憶する。
前記植物栽培装置は、
前記液肥を貯める液肥槽と、
前記液肥槽から前記液肥を吸い上げて前記第1のパイプと前記第2のパイプとに供給し、前記液肥を前記第1のパイプと前記第2のパイプと前記液肥槽とに循環させるポンプと、
前記液肥槽に配置され、前記液肥の状態を表す液肥状態値を検知する液肥センサと、
前記液肥状態値の目標値を記憶する目標値記憶部と
を備え、
前記制御部は、
前記液肥センサにより検知された前記液肥状態値が前記目標値となるように前記液肥の状態を制御する。
前記第1のパイプと前記第2のパイプのそれぞれは、前記液肥をミスト状にして散布する。
本発明に係る植物栽培方法は、
第1の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第1のパイプと、第2の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第2のパイプとを備える植物栽培装置の植物栽培方法において、
前記植物栽培装置は、
前記第1のパイプの流入口に配置され、前記第1のパイプの流入口を開閉する第1の電磁弁と、
前記第2のパイプの流入口に配置され、前記第2のパイプの流入口を開閉する第2の電磁弁と、
栽培棚を識別する棚識別子と、植物の品種を識別する品種識別子とを対応付けた棚対応情報を記憶する棚対応記憶部と、
前記品種識別子と、前記液肥の散布方法を表す散布情報とを対応付けた品種対応情報を記憶する品種対応記憶部と
を備え、
制御部は、前記棚対応情報と前記品種対応情報とに基づいて、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とを取得し、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する。
本発明に係る植物栽培プログラムは、
第1の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第1のパイプと、第2の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第2のパイプとを備える植物栽培装置の植物栽培プログラムにおいて、
前記植物栽培装置は、
前記第1のパイプの流入口に配置され、前記第1のパイプの流入口を開閉する第1の電磁弁と、
前記第2のパイプの流入口に配置され、前記第2のパイプの流入口を開閉する第2の電磁弁と、
栽培棚を識別する棚識別子と、植物の品種を識別する品種識別子とを対応付けた棚対応情報を記憶する棚対応記憶部と、
前記品種識別子と、前記液肥の散布方法を表す散布情報とを対応付けた品種対応情報を記憶する品種対応記憶部と
を備え、
前記棚対応情報と前記品種対応情報とに基づいて、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とを取得する散布情報取得処理と、
前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する電磁弁制御処理とをコンピュータに実行させる。
本発明に係る植物栽培装置によれば、第1の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第1のパイプと、第2の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第2のパイプと、第1のパイプの流入口に配置され、第1のパイプの流入口を開閉する第1の電磁弁と、第2のパイプの流入口に配置され、第2のパイプの流入口を開閉する第2の電磁弁と、第1の電磁弁の開閉と第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する制御部とを備えるので、第1の栽培棚と第2の栽培棚とにおいて液肥の散布方法を個別に制御することができるので、1つの装置内で液肥の散布方法がそれぞれ異なる複数の品種を栽培することができる。
実施の形態1に係る植物栽培装置の構成図。 実施の形態1に係る制御部のハードウェア構成図。 実施の形態1に係る制御部による植物栽培方法及び植物栽培処理を示すフロー図。 実施の形態1に係る育成情報記憶部に記憶されている棚対応情報及び品種対応情報の構成図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を用いて、本実施の形態に係る植物栽培装置100の構成について説明する。
図1に示すように、植物栽培装置100は、上段の棚101aと下段の棚101bとを備える。
上段の棚101aには、植物Aを配置する第1の栽培棚102aが4つ配置されている。
下段の棚101bには、植物Bを配置する第2の栽培棚102bが4つ配置されている。
植物Aと植物Bとは、異なる品種の植物である。
上段の棚101aと下段の棚101bとは上下方向に並べられて配置されているが、上下方向でなくてもよく、左右方向に並べられていてもよい。また、棚101の数は2つでなく、3つ以上でもよい。
栽培棚102の数は、1つの棚101に4つでなくてもよく、1つの棚101に1つでも2つでも、5つ以上でも構わない。
植物栽培装置100は、第1の栽培棚102aに配置される植物Aに液肥を散布する第1のパイプ104aと、第2の栽培棚102bに配置される植物Bに液肥を散布する第2のパイプ104bとを備える。
液肥とは、植物の栽培に必要な養分を水に溶かしたものである。
第1のパイプ104aと第2のパイプ104bとのそれぞれは、液肥をミスト状にして散布する。例えば、パイプ104は、栽培棚102に対応する位置にパイプ104を流れる液肥をミスト状にして噴射するノズルを備える。このノズルは、パイプに液肥が流れるとミスト状の液肥を噴射するものとする。
図1に示すように、植物栽培装置100は、液肥を貯める液肥槽108と、液肥槽108から液肥を吸い上げて第1のパイプ104aと第2のパイプ104bとに供給するポンプ107を備える。ポンプ107は、供給パイプ104cを介して、液肥を第1のパイプ104aと第2のパイプ104bと液肥槽108とに循環させる。
すなわち、液肥は、ポンプ107に吸い上げられ、供給パイプ104c、第1のパイプ104a、第2のパイプ104bを流れて、液肥槽108に戻る。
植物栽培装置100は、第1のパイプ104aの流入口に配置され、第1のパイプ104aの流入口を開閉する第1の電磁弁103aと、第2のパイプ104bの流入口に配置され、第2のパイプ104bの流入口を開閉する第2の電磁弁103bとを備える。
第1のパイプ104aの流入口とは、第1のパイプ104aに液肥が流れる前の位置である。あるいは、第1のパイプ104aの流入口は、第1のパイプ104aに液肥が流れ始めてから第1の栽培棚102aに到達する前の位置でもよい。第2のパイプ104bの流入口についても同様である。
以降の説明において、栽培棚102と記載した場合には、第1の栽培棚102a、第2の栽培棚102bの両方あるいはいずれかを指すものとする。同様に、電磁弁103と記載した場合には、第1の電磁弁103a、第2の電磁弁103bの両方あるいはいずれかを指すものとする。同様に、パイプ104と記載した場合には、第1のパイプ104a、第2のパイプ104bの両方あるいはいずれかを指すものとする。
また、植物栽培装置100は、液肥槽108に配置され、液肥の状態を表す液肥状態値1081を検知する液肥センサ105を備える。液肥センサ105は、液肥の状態を検知する。液肥センサ105は、ECセンサ1051とpHセンサ1052とを備える。
ECセンサ1051は、電気伝導率、すなわちEC値を測定するセンサである
pHセンサ1052は、pH値を測定するセンサである。
植物の育成には、液肥のpHとECの濃度を適切に管理する必要がある。長時間液肥を散布すると、液肥槽のpHとECの濃度が薄くなり、植物の発育を妨げることになる。植物栽培装置100では、液肥槽108にpHセンサ1052、ECセンサ1051を配置し、pH値とEC値とを測定する。このpH値とEC値とが液肥の状態を表す液肥状態値1081として液肥センサ105から出力される。
植物栽培装置100は、液肥槽108内の液肥の状態を調節するために用いる養液タンク1041を備える。植物栽培装置100は、液肥の濃度が薄い場合に養液タンク1041から液肥槽108に養液を供給することで、pH値とEC値との濃度が適正になるように制御する。
植物栽培装置100は、制御部110と、育成情報記憶部120とを備える。
育成情報記憶部120は、棚対応記憶部121と、品種対応記憶部122とを備える。品種対応記憶部122は、目標値記憶部123を備える。
棚対応記憶部121は、栽培棚102を識別する棚識別子1021と、植物の品種を識別する品種識別子1101とを対応付けた棚対応情報1211を記憶する。棚対応情報1211は、さらに、棚識別子1021により識別される栽培棚102における液肥の散布時間の累積時間12111を記憶する。
棚対応情報1211については図4を用いて後で詳しく説明する。
品種対応記憶部122は、品種識別子1101と、液肥の散布方法を表す散布情報12211とを対応付けた品種対応情報1221を記憶する。品種対応情報1221は、液肥を繰り返し散布する際の1回の散布時間12211a及び停止時間12211bを散布情報12211として記憶する。
目標値記憶部123は、液肥状態値1081の目標値1082を記憶する。
品種対応情報1221については図4を用いて後で詳しく説明する。
制御部110は、第1の電磁弁103aの開閉と第2の電磁弁103bの開閉とを個別に制御する。
制御部110は、棚対応情報1211と品種対応情報1221とに基づいて、第1の栽培棚102aにおける散布情報12211と第2の栽培棚102bにおける散布情報12211とを取得する。制御部110は、第1の栽培棚102aにおける散布情報12211と第2の栽培棚102bにおける散布情報12211とに基づいて、第1の電磁弁103aの開閉と第2の電磁弁103bの開閉とを個別に制御する。
制御部110は、第1の栽培棚102aにおける散布時間12211a及び停止時間12211bと、第2の栽培棚102bにおける散布時間12211a及び停止時間12211bとを取得する。制御部110は、第1の栽培棚102aと第2の栽培棚102bとのそれぞれの散布時間12211a及び停止時間12211bに基づいて、第1の電磁弁103aの開閉と第2の電磁弁103bの開閉とを個別に制御する。
また、制御部110は、液肥センサ105により検知された液肥状態値1081が目標値1082となるように、液肥の状態を制御する。
液肥は、パイプ104を循環するうちに、徐々に濃度が薄まっていく。そこで、制御部110は、定期的にあるいは不定期に養液タンク1041から養液を液肥槽108に投入し、液肥状態値1081が目標値1082となるように液肥の濃度を調節する。
図2を用いて、本実施の形態に係る制御部110のハードウェア構成の一例について説明する。
制御部110はコンピュータである。
制御部110は、プロセッサ901、補助記憶装置902、メモリ903、通信装置904、入力インタフェース905、ディスプレイインタフェース906といったハードウェアを備える。
プロセッサ901は、信号線910を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
入力インタフェース905は、入力装置907に接続されている。
ディスプレイインタフェース906は、ディスプレイ908に接続されている。
プロセッサ901は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ901は、例えば、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、GPUである。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)である。
メモリ903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、データを受信するレシーバー9041及びデータを送信するトランスミッター9042を含む。
通信装置904は、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
入力インタフェース905は、入力装置907のケーブル911が接続されるポートである。
入力インタフェース905は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子である。
ディスプレイインタフェース906は、ディスプレイ908のケーブル912が接続されるポートである。
ディスプレイインタフェース906は、例えば、USB端子又はHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。
入力装置907は、例えば、マウス、キーボード又はタッチパネルである。
ディスプレイ908は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。
補助記憶装置902には、制御部110の機能を実現するプログラムが記憶されている。
上述した制御部110の機能を実現するプログラムは、植物栽培プログラムとも称される。制御部110の機能を実現するプログラムは、1つのプログラムであってもよいし、複数のプログラムから構成されていてもよい。
このプログラムは、メモリ903にロードされ、プロセッサ901に読み込まれ、プロセッサ901によって実行される。
更に、補助記憶装置902には、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部がメモリ903にロードされ、プロセッサ901はOSを実行しながら、制御部110の機能を実現するプログラムを実行する。
図2では、1つのプロセッサ901が図示されているが、制御部110が複数のプロセッサ901を備えていてもよい。
そして、複数のプロセッサ901が制御部110の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
また、制御部110の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、メモリ903、補助記憶装置902、又は、プロセッサ901内のレジスタ又はキャッシュメモリにファイルとして記憶される。
制御部110を「サーキットリー」で提供してもよい。
また、制御部110を「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。また、「処理」を「回路」又は「工程」又は「手順」又は「部」に読み替えてもよい。
「回路」及び「サーキットリー」は、プロセッサ901だけでなく、ロジックIC又はGA(Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)といった他の種類の処理回路をも包含する概念である。
なお、プログラムプロダクトと称されるものは、制御部110として説明している機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体、記憶装置などであり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
***動作の説明***
図3を用いて、本実施の形態に係る制御部110による植物栽培方法及植物栽培処理S100について説明する。
制御部110は、図3に示す植物栽培処理S100により、第1の電磁弁103aと第2の電磁弁103bとを個別に制御する。
まず、図4を用いて、育成情報記憶部120に記憶されている棚対応情報1211、品種対応情報1221について説明する。
図4に示すように、棚対応情報1211には、棚識別子1021、栽培識別子12113、品種識別子1101、電磁弁識別子1031、累積時間12111、成長度12112、開閉フラグ12114、状態継続時間12115が設定されている。
棚識別子1021は、栽培棚102を識別する識別子であり、第1の栽培棚102aを識別する102aと、第2の栽培棚102bを識別する102bとが設定されている。
栽培識別子12113は、栽培棚102毎の栽培に対応して付与される識別子であり、ここでは第1の栽培棚102aの栽培にはC01、第2の栽培棚102bの栽培にはC02が付与される。
品種識別子1101は、栽培棚102に配置された植物の品種を識別する識別子であり、第1の栽培棚102aには植物Aを識別するP001が設定され、第2の栽培棚102bには植物Bを識別するP002が設定される。
電磁弁識別子1031は、電磁弁103を識別する識別子であり、第1の電磁弁103aを識別する103aと、第2の電磁弁103bを識別する103bが設定される。
累積時間12111には、栽培棚102毎に液肥が散布された時間の散布累積時間が設定される。
成長度12112には、植物毎の成長度が設定される。成長度12112は、過去の液肥の散布累積時間と成長度合いとの実績と、現在の液肥の散布時間の累積時間12111とに基づいて算出される植物の成長の度合いである。
棚対応情報1211では、栽培品種ごとに散布した総時間を管理し、散布累積時間からどのくらい成長したかの成長度合いを計算する。光、CO2、温度、湿度、液肥濃度が同じ条件で制御できていれば、総散布時間をもとに、成長度を算出することが可能である。
成長度12112が100%となった植物は、栽培終了と判定される。
開閉フラグ12114は、電磁弁103の開閉の状態を表すフラグである。例えば、電磁弁103が開状態でオンとなり、電磁弁103が閉状態でオフとなる。
状態継続時間12115は、電磁弁103の開状態あるいは閉状態が継続した時間が設定される。例えば、開閉フラグ12114がオンで状態継続時間12115が45秒であれば、電磁弁103の開状態が45秒継続していることを意味する。また、開閉フラグ12114がオフで状態継続時間12115が3分であれば、電磁弁103の閉状態が3分継続していることを意味する。
開閉フラグ12114と状態継続時間12115とは、制御部110により設定される。制御部110は、電磁弁103を開状態から閉状態にする時に、開閉フラグ12114をオフにし状態継続時間12115を初期化する。また、制御部110は、電磁弁103を閉状態から開状態にする時に、開閉フラグ12114をオンにし状態継続時間12115を初期化する。
品種対応情報1221には、品種識別子1101、栽培品種12212、散布情報12211、液肥濃度12213が設定される。
品種対応情報1221には、植物の品種毎に、液肥の散布方法が設定される。液肥の散布方法とは、液肥の状態を示す液肥濃度12213と、液肥の散布時間12211a及び散布を停止する停止時間12211bとである。
液肥濃度12213は、目標値1082の一例である。すなわち、品種対応記憶部122は、目標値1082を記憶する目標値記憶部123を備える。
ここでは、目標値1082は、液肥濃度12213として品種対応情報1221に記憶されているが、品種対応情報1221とは別の目標値記憶部123に記憶されていてもよい。
なお、図4では、異なる品種の植物に共通の液肥濃度12213が設定されている。しかし、品種毎に異なる液肥濃度12213が設定されていてもよい。その場合、制御部110は、液肥の濃度が複数の目標値1082の平均値になるように制御してもよい。
次に、図3を用いて、制御部110による植物栽培方法及植物栽培処理S100について説明する。
S110において、制御部110は、ポンプ107を駆動し、液肥を液肥槽108より吸い上げて供給パイプ104cに供給する。
なお、図3では、S110の後の処理を、第1の栽培棚102a用の処理と第2の栽培棚102b用の処理とに分けて記載している。したがって、第1の栽培棚102a用の処理には添え字aを付し、第2の栽培棚102b用の処理には添え字bを付している。しかし、制御部110は第1の栽培棚102a用の処理と第2の栽培棚102b用の処理とを並行して進めていくため、以下の説明では添え字を付さずに制御部110の処理を説明する場合もある。
<成長度確認処理S120>
S120において、制御部110は、棚対応情報1211を参照し、各栽培棚102の植物の成長度を確認する。制御部110は、棚対応情報1211の成長度12112を判定し、成長度12112が100%の栽培棚102については栽培終了と判定し、処理を終了する。
制御部110は、成長度12112が100%より小さい栽培棚102については栽培終了ではないと判定し、S130に処理を進める。
図4の棚対応情報1211では、制御部110は、第1の栽培棚102aが成長度25%、第2の栽培棚102bが成長度10%のため、いずれの栽培棚102についても処理を続ける(S120a,S120b)。
<散布情報取得処理S130>
S130において、制御部110は、棚対応情報1211と品種対応情報1221とに基づいて、第1の栽培棚102aにおける散布情報12211と第2の栽培棚102bにおける散布情報12211とを取得する。
図4の棚対応情報1211及び品種対応情報1221では、制御部110は、第1の栽培棚102aにおける散布情報12211として散布時間12211aが2分、停止時間12211bが1分を取得する(S130a)。また、制御部110は、第2の栽培棚102bにおける散布情報12211として散布時間12211aが30秒、停止時間12211bが5分を取得する(S130b)。
<電磁弁制御処理S140>
S140において、制御部110は、第1の栽培棚102aにおける散布情報12211と第2の栽培棚102bにおける散布情報12211とに基づいて、第1の電磁弁103aの開閉と第2の電磁弁103bの開閉とを個別に制御する。
制御部110は、棚対応情報1211の開閉フラグ12114と状態継続時間12115を取得する。制御部110は、散布情報取得処理S130で取得した散布情報12211と、開閉フラグ12114及び状態継続時間12115とに基づいて、電磁弁103を開状態とするか閉状態とするかを判定する。
図4を用いて具体的に説明する。
制御部110は、第1の栽培棚102aにおける散布情報12211として散布時間12211aが2分、停止時間12211bが1分を取得する。また、第1の栽培棚102aにおける開閉フラグ12114がオン、状態継続時間12115が45秒を取得する。第1の栽培棚102aにおける散布情報12211は第1の電磁弁103aは開状態2分経過後に閉状態に制御することを意味している。制御部110は、現在の第1の電磁弁103aの開状態が45秒しか経っていないため開状態を継続すると判定し、第1の電磁弁103aは開と判定する(S140aで開)。制御部110は、もしも現在の第1の電磁弁103aの開状態が2分以上の場合は閉状態に遷移すると判定し、第1の電磁弁103aは閉と判定する。
制御部110は、第2の栽培棚102bにおける散布情報12211として散布時間12211aが30秒、停止時間12211bが5分を取得する。また、第2の栽培棚102bにおける開閉フラグ12114がオフ、状態継続時間12115が3分を取得する。第2の栽培棚102bにおける散布情報12211は第2の電磁弁103bは閉状態5分経過後に開状態に制御することを意味している。制御部110は、現在の第2の電磁弁103bの開状態が3分しか経っていないため閉状態を継続すると判定し、第2の電磁弁103bは閉と判定する(S140bで閉)。制御部110は、もしも現在の第2の電磁弁103bの閉状態が5分以上の場合は開状態に遷移すると判定し、第2の電磁弁103bは開と判定する。
制御部110は、電磁弁103を開と判定するとS150に進む。
制御部110は、電磁弁103を閉と判定するとS160に進む。
S150において、制御部110は、電磁弁103を開と判定した場合は、電磁弁103を開状態に制御し、栽培棚102にミスト状の液肥を散布し、S110に処理を戻す。
具体的には、制御部110は、第1の電磁弁103aを開状態に制御する。この制御により第1のパイプ104aからのミスト状の液肥の散布が継続される(S150a)。
S160において、制御部110は、電磁弁103を閉状態に制御する。
具体的には、S160bにおいて、制御部110は、第2の電磁弁103bを閉状態に制御する。すなわち、制御部110は、第2の電磁弁103bの閉状態を継続し、第2のパイプ104bからのミスト状の液肥の散布の停止を継続する。
S161において、制御部110は、今回の閉状態の制御が開状態から閉状態に制御したものであるかどうかを判定する。制御部110は、開状態から閉状態に制御したと判定した場合はS162に進み、開状態の時間、すなわち散布時間12211aを累積時間12111に加算する。制御部110は、開状態から閉状態に制御したのではなく閉状態を継続したと判定した場合は何もせずにS170に処理を進める。
具体的には、制御部110は、今回は開状態から閉状態に制御したのではなく閉状態を継続したと判定し(S161でNO)、S170に進む。もしも、制御部110が開状態から閉状態に制御したと判定した場合は(S161bでYES)、S162bに進む。
S162において、制御部110は、電磁弁103が開状態の時間、すなわち散布時間12211aを累積時間12111に加算する。
S160からS162までの処理は、制御部110が液肥の散布時間の累積時間12111を更新する処理である。図3では、制御部110が電磁弁103を開状態から閉状態にした時に累積時間12111を更新する処理としているが、その他の方法により累積時間12111を更新してもよい。
S170において、制御部110は、液肥センサ105から液肥状態値1081を取得する。制御部110は、液肥状態値1081に基づいて、液肥の状態を判定する。制御部110は、液肥の濃度が薄いと判定した場合、養液タンク1041から液肥槽108に養液を供給することで、pH値とEC値との濃度が適正になるように制御する。
図4の処理では、制御部110は、S170において常時、液肥の濃度の調整をする処理となっている。しかし、例えば、制御部110は、周期的に液肥の濃度の調整をする処理を実行するとしてもよい。
制御部110は、植物栽培装置100内の全ての植物について栽培終了となるまで上述した処理を繰り返す。
以上で、本実施の形態に係る制御部110による植物栽培方法及植物栽培処理S100についての説明を終わる。
以上のように、本実施の形態に係る植物栽培装置100では、同一の植物栽培装置に複数品種の植物を棚ごとに栽培することができる。植物栽培装置100では、第1の栽培棚と第2の栽培棚とで、異なる品種を栽培し、それぞれの品種に適した量のミストを散布する。植物栽培装置100では、第1の栽培棚、第2の栽培棚に到達する前のパイプにそれぞれ電磁弁を設ける。植物栽培装置100では、この電磁弁を開閉し、植物Aと植物Bとのミスト散布時間を調整することで、ミスト散布量を個別に制御する。
***本実施の形態に係る効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る植物栽培装置100によれば、制御部が第1の電磁弁と第2の電磁弁とを個別に制御することができる。よって、植物栽培装置100によれば、液肥ミストの散布方法が異なる複数種類の植物を、1つの植物栽培装置で栽培することができ、省スペース、低コストで植物栽培装置を提供できる。
本実施の形態に係る植物栽培装置100によれば、棚対応情報と品種対応情報とを備えているので、散布方法の変更や植物栽培装置で栽培する植物の変更などがある場合でも、データベースを書き換えるだけで済むため、柔軟に対処することができる。
本実施の形態に係る植物栽培装置100によれば、棚対応情報に開閉フラグと状態継続時間とを備えているので、電磁弁の個別制御を確実に実現することができる。
本実施の形態に係る植物栽培装置100によれば、棚対応情報に累積時間と成長度を備えているので、累積時間と成長度との実績を蓄積することにより、より精度の高い散布情報を算出することができる。
以上、実施の形態1について説明したが、この実施の形態の複数の部分を部分的に組み合わせて実施しても構わない。その他、この実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上記の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 植物栽培装置、101 棚、101a 上段の棚、101b 下段の棚、102 栽培棚、102a 第1の栽培棚、102b 第2の栽培棚、103 電磁弁、103a 第1の電磁弁、103b 第2の電磁弁、104 パイプ、104a 第1のパイプ、104b 第2のパイプ、104c 供給パイプ、105 液肥センサ、107 ポンプ、108 液肥槽、110 制御部、120 育成情報記憶部、121 棚対応記憶部、122 品種対応記憶部、123 目標値記憶部、901 プロセッサ、902 補助記憶装置、903 メモリ、904 通信装置、905 入力インタフェース、906 ディスプレイインタフェース、907 入力装置、908 ディスプレイ、910 信号線、911,912 ケーブル、1101 品種識別子、1021 棚識別子、1031 電磁弁識別子、1041 養液タンク、1051 ECセンサ、1052 pHセンサ、1081 液肥状態値、1082 目標値、1211 棚対応情報、1221 品種対応情報、9041 レシーバー、9042 トランスミッター、12111 累積時間、12112 成長度、12113 栽培識別子、12114 開閉フラグ、12115 状態継続時間、12211 散布情報、12211a 散布時間、12211b 停止時間、12212 栽培品種、12213 液肥濃度、A,B 植物、S100 植物栽培処理、S130 散布情報取得処理、S140 電磁弁制御処理。

Claims (9)

  1. 第1の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第1のパイプと、
    第2の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第2のパイプと、
    前記第1のパイプの流入口に配置され、前記第1のパイプの流入口を開閉する第1の電磁弁と、
    前記第2のパイプの流入口に配置され、前記第2のパイプの流入口を開閉する第2の電磁弁と、
    前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する制御部と
    を備える植物栽培装置。
  2. 前記植物栽培装置は、
    栽培棚を識別する棚識別子と、植物の品種を識別する品種識別子とを対応付けた棚対応情報を記憶する棚対応記憶部と
    前記品種識別子と、前記液肥の散布方法を表す散布情報とを対応付けた品種対応情報を記憶する品種対応記憶部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記棚対応情報と前記品種対応情報とに基づいて、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とを取得し、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する請求項1に記載の植物栽培装置。
  3. 前記品種対応記憶部は、
    前記液肥を繰り返し散布する際の1回の散布時間及び停止時間を前記散布情報として前記品種対応情報に記憶し、
    前記制御部は、
    前記第1の栽培棚における前記散布時間及び前記停止時間と前記第2の栽培棚における前記散布時間及び前記停止時間とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する請求項2に記載の植物栽培装置。
  4. 前記棚対応記憶部は、さらに、
    前記棚識別子により識別される栽培棚に対応する電磁弁の開状態あるいは閉状態を示す開閉フラグと、前記開状態あるいは閉状態が継続する状態継続時間とを前記棚対応情報に記憶し、
    前記制御部は、さらに、
    前記第1の栽培棚における前記開閉フラグ及び状態継続時間と、前記第2の栽培棚における前記開閉フラグ及び状態継続時間とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する請求項3に記載の植物栽培装置。
  5. 前記棚対応記憶部は、さらに、
    前記棚識別子により識別される栽培棚における前記散布時間の累積時間を記憶する請求項3または4に記載の植物栽培装置。
  6. 前記植物栽培装置は、
    前記液肥を貯める液肥槽と、
    前記液肥槽から前記液肥を吸い上げて前記第1のパイプと前記第2のパイプとに供給し、前記液肥を前記第1のパイプと前記第2のパイプと前記液肥槽とに循環させるポンプと、
    前記液肥槽に配置され、前記液肥の状態を表す液肥状態値を検知する液肥センサと、
    前記液肥状態値の目標値を記憶する目標値記憶部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記液肥センサにより検知された前記液肥状態値が前記目標値となるように前記液肥の状態を制御する請求項1から5のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
  7. 前記第1のパイプと前記第2のパイプのそれぞれは、前記液肥をミスト状にして散布する請求項1から6のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
  8. 第1の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第1のパイプと、第2の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第2のパイプとを備える植物栽培装置の植物栽培方法において、
    前記植物栽培装置は、
    前記第1のパイプの流入口に配置され、前記第1のパイプの流入口を開閉する第1の電磁弁と、
    前記第2のパイプの流入口に配置され、前記第2のパイプの流入口を開閉する第2の電磁弁と、
    栽培棚を識別する棚識別子と、植物の品種を識別する品種識別子とを対応付けた棚対応情報を記憶する棚対応記憶部と、
    前記品種識別子と、前記液肥の散布方法を表す散布情報とを対応付けた品種対応情報を記憶する品種対応記憶部と
    を備え、
    制御部は、前記棚対応情報と前記品種対応情報とに基づいて、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とを取得し、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する植物栽培方法。
  9. 第1の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第1のパイプと、第2の栽培棚に配置される植物に液肥を散布する第2のパイプとを備える植物栽培装置の植物栽培プログラムにおいて、
    前記植物栽培装置は、
    前記第1のパイプの流入口に配置され、前記第1のパイプの流入口を開閉する第1の電磁弁と、
    前記第2のパイプの流入口に配置され、前記第2のパイプの流入口を開閉する第2の電磁弁と、
    栽培棚を識別する棚識別子と、植物の品種を識別する品種識別子とを対応付けた棚対応情報を記憶する棚対応記憶部と、
    前記品種識別子と、前記液肥の散布方法を表す散布情報とを対応付けた品種対応情報を記憶する品種対応記憶部と
    を備え、
    前記棚対応情報と前記品種対応情報とに基づいて、前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とを取得する散布情報取得処理と、
    前記第1の栽培棚における前記散布情報と前記第2の栽培棚における前記散布情報とに基づいて、前記第1の電磁弁の開閉と前記第2の電磁弁の開閉とを個別に制御する電磁弁制御処理とをコンピュータに実行させる植物栽培プログラム。
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