JP2016177471A - 表示プログラム、表示方法、及び情報処理装置 - Google Patents

表示プログラム、表示方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表示対象の情報までの移動を容易にする。【解決手段】表示プログラムにおいて、複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示し、表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を拡大表示し、拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶し、前記履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を画面に表示させる、処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図12

Description

本発明は、表示プログラム、表示方法、及び情報処理装置に関する。
教師や生徒等の各個人に情報端末を所持させ、その所持させた情報端末を用いた教育が一部で開始されている。今後、情報端末を用いた次世代型教育は、ますます浸透すると考えられる。情報端末を用いた教育の一形態としては、まず教師が所持する情報端末(教師端末)から各生徒が所持する情報端末(生徒端末)に課題を送信する。次に、生徒は、生徒端末を用いて課題に対する意見(回答)を入力して、教師端末に返信する。教師は、教師端末が受信した各生徒からの意見をまとめたり、スクリーン等の画面にマトリクス状に各意見を一覧表示させて議論を行う。
また、各生徒から送られてきた意見のうち、議論の対象にしたい意見は、教師が事前にチェックしておき、画面上にて、チェックした意見を含む所定数の意見を拡大表示させたり(以下、「部分拡大表示」という)、チェックした意見のみを拡大表示すること(以下、「拡大表示」という)で、各生徒に意見の内容を見やすくすることができる。
特開2010−170216号公報
しかしながら、上述した部分拡大表示又はある意見の拡大表示を行った場合には、一部の意見しか表示されないため、教師は事前にチェックした他の意見(表示対象の情報)がどのあたりにあるかを画面上で確認することができず、他の意見の位置が分からなくなってしまう。そのため、教師は、生徒の意見の一覧表示(全意見の表示)に戻って、どこに議論の対象にしたい意見があるかを探すという時間が無駄になっていた。
一つの側面では、本発明は、表示対象の情報までの移動を容易にすることを目的とする。
一つの態様では、表示プログラムは、複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示し、表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を拡大表示し、拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶し、前記履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を画面に表示させる、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面として、表示対象の情報までの移動を容易にすることができる。
表示システムの概略構成の一例を示す図である。 表示サーバの機能構成の一例を示す図である。 表示サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 情報端末の機能構成の一例を示す図である。 情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 生徒DBの一例を示す図である。 課題DBの一例を示す図である。 課題回答DBの一例を示す図である。 表示サーバの処理の一例を示すフローチャートである。 意見収集処理の一例を示すフローチャートである。 順序付け処理の一例を示すフローチャートである。 意見表示処理の一例を示すフローチャートである。 部分拡大表示処理の一例を示すフローチャートである。 チェック意見情報取得処理の一例を示すフローチャートである。 表示意見移動処理の一例を示すフローチャートである。 個人意見表示処理の一例を示すフローチャートである。 課題選択画面の一例を示す図である。 情報端末における回答入力画面の一例を示す図である。 意見表示画面(一覧表示)の一例を示す図(その1)である。 意見表示画面(一覧表示)の一例を示す図(その2)である。 意見表示画面(一覧表示)の一例を示す図(その3)である。 意見表示画面(一覧表示)の一例を示す図(その4)である。 意見表示画面(部分拡大表示)の一例を示す図(その1)である。 意見表示画面(部分拡大表示)の一例を示す図(その2)である。 意見表示画面(拡大表示)の一例を示す図(その1)である。 意見表示画面(拡大表示)の一例を示す図(その2)である。 他の実施形態の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明では表示システムの一例として、生徒を用いた授業内で実施される表示システムについて説明するが、適用範囲についてはこれに限定されるものではない。
<表示システムの概略構成例>
図1は、表示システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す表示システム10は、情報処理装置の一例としての表示サーバ11と、一又は複数の情報端末12−1〜12−n(以下、必要に応じて「情報端末12」と総称する)と、表示装置の一例としての共有ディスプレイ13とを有する。表示サーバ11と、情報端末12と、共有ディスプレイ13とは、例えばLocal Area Network(LAN)やインターネット等に代表される通信ネットワーク14により、データの送受信が可能な状態で接続されている。
なお、本実施形態では、表示サーバ11は、教師が使用する情報端末であるため、以下の説明では必要に応じて「教師端末」という。また、本実施形態の複数の情報端末12は、授業を受ける個々の生徒が使用する情報端末であるため、以下の説明では必要に応じて「生徒端末」という。
図1に示すように、表示サーバ11は、表示プログラムの一例としての教師端末プログラム21と、生徒データベース(以下、データベースを「DB」という)22と、課題DB23と、課題回答DB24とを有する。また、情報端末12は、表示プログラムの一例としての生徒端末プログラム31を有する。
生徒DB22は、各生徒と情報端末12の情報(例えば、IPアドレス等)とを関連付けて記憶する。課題DB23は、情報端末12に対して送信する課題内容を管理する。課題回答DB24は、生徒から情報端末12を介して送信された意見(回答)等の情報を記憶する。
表示サーバ11は、予めインストールされた表示プログラムの一例としての教師端末プログラム21等を用いて以下に示す各処理を行う。表示サーバ11は、課題DB23から得られる課題や質問事項等を生徒DB22で管理された各情報端末12のアドレス宛てに送信し、各情報端末12からの意見(回答)等の情報を受信する。表示サーバ11は、各情報端末12から得られる情報を、各生徒又は各情報端末12に関連付けられている位置情報と共に、課題回答DB24に記憶する。
また、表示サーバ11は、各情報端末12から取得した意見等を共有ディスプレイ13に表示する。このとき、表示サーバ11は、上述した位置情報に基づき、各意見を所定の行と列からなるマトリクス状に表示する。マトリクスの各要素(マス目)には、意見内容と共に、誰の意見であるかが分かるように端末情報や生徒情報等を表示してもよい。マトリクス状の表示の一例としては、例えば各生徒の教室の座席の配列に対応した行列のマス目を設け、その各マス目に対し各座席に着席している生徒の意見を割り当てて表示させてもよいが、これに限定されるものではない。例えば、表示サーバ11が、情報端末12から意見を受信した生徒の順又は回答の多い順に並べて表示させてもよい。
また、表示サーバ11は、教師からの操作により、マトリクス状に表示された各生徒の意見に対して、議論の対象としたい意見の選択(チェック)を受け付ける。表示サーバ11は、意見の選択を受け付けると、受け付けた意見がどの意見であるかが分かるような情報を記憶しておく。また、表示サーバ11は、ある意見を共有ディスプレイ13に拡大表示した際に、事前に選択した議論の対象としたい意見のうち、まだ拡大表示していない意見に関する情報を表示する。これにより、拡大表示しながら、他の選択した意見に容易に移動することができる。
なお、本実施形態では、マトリクス状の現在の表示位置から、拡大表示させながら、まだ拡大表示していない選択した意見の位置まで移動することができるため、教師が選択していない生徒の意見も拡大表示することが可能となる。そのため、各生徒は、例え議論の対象にならなくても自分の意見が拡大表示されることで、授業への意欲(モチベーション)が向上する。
情報端末12は、予めインストールされた表示プログラムの一例としての生徒端末プログラム31等を用いて以下に示す各処理を行う。情報端末12は、授業や議論等に参加する生徒(参加者)がそれぞれ所持し、使用する端末である。情報端末12は、生徒毎に関連付けられている。また、情報端末12は、例えば現在の位置情報等を取得することもできる。
情報端末12は、表示サーバ11から得られる情報(例えば、課題や質問事項)等を取得して、画面に表示したり、生徒の操作により入力された意見(回答)等の情報を受け付ける。また、情報端末12は、受け付けた情報等を、生徒や情報端末12を識別する識別情報と共に通信ネットワーク14を介して表示サーバ11等に送信する。
表示サーバ11や情報端末12は、ノート型Personal Computer(PC)やタブレット端末、スマートフォン等の可搬媒体であるが、これに限定されるものではなく、例えば教室等の各座席に設置されたPCであってもよい。
また、表示サーバ11は、例えば一以上の情報処理装置を用いたクラウドコンピューティングからなるクラウドサーバ等でもよい。この場合、情報端末12の一つを教師が操作し、表示サーバ11にアクセスして、上述した処理を行わせてもよい。
共有ディスプレイ13は、例えば各生徒が教室内等の所定の座席に着席している位置から確認できる場所に設置されている表示手段であり、例えば教室内の黒板等の位置に設置される電子黒板やスクリーン等であるが、これに限定されるものではない。
共有ディスプレイ13は、教師による表示サーバ11からの指示により、各情報端末12から収集された課題や質問事項等に対するそれぞれの回答(意見)等の情報を、所定の行と列とで構成されるマトリクス状に表示(一覧表示)する。また、共有ディスプレイ13は、表示サーバ11からの指示により、マトリクスの一部の領域(例えば、9人分の意見、6人分の意見等)を部分拡大表示したり、一つの意見のみを拡大表示(個人意見表示)することができる。ここで、部分拡大表示とは、例えばマトリクス全体のうち、所定の行、列のみの領域を部分的に抽出して拡大表示したものであるが、これに限定されるものではない。
共有ディスプレイ13は、上述したように生徒全員の回答(意見)等の表示及び閲覧を可能とするため大型の画面サイズであることが好ましいが、これに限定されるものではない。
通信ネットワーク14は、表示サーバ11、情報端末12、及び、共有ディスプレイ13との間でデータの送受信を行うためのネットワークであり、有線でも無線でもよい。
<表示サーバ11の機能構成例>
次に、上述した表示サーバ11の機能構成例について具体的に説明する。図2は、表示サーバの機能構成の一例を示す図である。図2の例において、表示サーバ11は、課題提示手段41と、意見収集手段42と、意見選択手段43と、位置取得手段44と、画面生成手段45と、表示手段46と、記憶手段47と、通信手段48とを有する。
課題提示手段41は、予め課題DB23に記憶された1又は複数の課題や質問事項等から少なくとも一つを選択し、選択した内容を各情報端末12に提示する。なお、課題提示手段41は、例えば課題DB23から取得した課題や質問事項等の内容を表示サーバ11又は共有ディスプレイ13に提示させて、教師等に選択させるようにしてもよい。
意見収集手段42は、課題提示手段41により提示された課題や質問事項等に対する各情報端末12からの意見(回答)の情報を収集する。意見収集手段42は、収集した意見を生徒の座席や情報端末12に対応する位置情報と共に課題回答DB24に記憶する。ここで、位置情報とは、例えばマトリクス状の行列の座標(表示位置座標)等であるが、これに限定されるものではない。また、意見収集手段42は、予め課題毎に設定された回答制限時間に基づいて意見の収集を管理する。
意見選択手段43は、意見収集手段42により収集された意見の中から教師が議論の対象にしたい意見の選択(チェック)を受け付ける。また、意見選択手段43は、受け付けた意見に対して課題回答DB24の該当部分にフラグをセットする。なお、意見選択手段43は、所定の回答制限時間内に送られてくる各生徒からの意見を受信しながら、意見の選択を受け付け、回答制限時間終了後に、今まで選択した複数の意見に対して、議論する(拡大表示する)意見の順番の設定を受け付けてもよい。
位置取得手段44は、表示手段46により、現在表示されている意見に対して、意見選択手段43により選択された他の意見が、マトリクス上のどの位置に存在するかを取得する。例えば、位置取得手段44は、拡大表示された生徒の意見を基準にして、事前に選択した意見(例えば、未だ部分拡大表示又は拡大表示されていない(未拡大の)選択した意見)が配置されている方向、距離等の情報を取得する。
方向や距離については、例えば上述した位置情報(表示位置座標)を用いて取得することができる。また、距離については、例えばマトリクスに現在表示されている位置から選択した位置までの差分を計算することで取得することができる。現在の表示が、6人や9人等の所定数の生徒意見を表示している部分拡大表示の場合には、その中心の意見の位置又は予め設定されたマス目に表示されている意見の位置から選択した位置までの差分を計算することで取得することができる。位置取得手段44は、選択された他の意見が複数ある場合には、それぞれについて方向、距離等を取得する。また、位置取得手段44は、表示されている意見が変更された場合や、他の意見に移動している場合に、その都度、上述した位置の取得を行う。
画面生成手段45は、課題DB23を参照して教師等が課題を選択するための画面を生成する。また、画面生成手段45は、課題課題回答DB24等を参照して各生徒の意見に対するマトリクス表示(一覧表示)画面を生成する。また、画面生成手段45は、画面に一覧表示された情報(例えば、各生徒の意見)のうちの一部を部分拡大表示又は拡大表示する指示を受け付け、受け付けた指示に基づいて所定数の生徒意見を表示した部分拡大表示、又は、一人の生徒の意見のみを拡大した拡大表示の画面を生成する。また、画面生成手段45は、画面に拡大表示した履歴として、部分拡大表示や拡大表示したことを示すフラグ等を、表示した意見に対応付けて記憶手段47に記憶する。
また、画面生成手段45は、上述した履歴に基づいて教師等が事前に選択した意見(例えば、未拡大の意見)までの方向や距離等に関する情報を表示する画面を生成する。また、画面生成手段45は、画面に表示されている意見の内容を他の意見に変更するための各種ボタン等を生成する。画面生成手段45は、生成した各画面を、表示手段46に表示させる。
表示手段46は、画面生成手段45で生成された各種画面(例えば、課題選択画面、マトリクス表示画面等)の内容を表示する。また、表示手段46は、複数の情報端末12から得られた情報(例えば、意見等)をマトリクス状に表示する。表示手段46は、例えばタッチパネル等のように入力と出力とを行う機能を有していてもよい。例えば、表示手段46は、画面上に表示された各種ボタンの押下(入力)や文字情報の入力、タッチ動作、フリック動作等を受け付ける。また、表示手段46は、複数の情報端末12から得られた情報をマトリクス状に表示する。
記憶手段47は、本実施形態における表示処理が実現可能な各処理を実行するための設定情報、各種処理の実行経過や結果等を記憶する。記憶手段47に記憶される情報は、上述した教師端末プログラム21、生徒DB22、課題DB23、課題回答DB24等であるが、これに限定されるものではない。なお、記憶手段47に記憶されるデータの具体例については、後述する。また、記憶手段47は、記憶された各種情報を必要に応じて所定のタイミングで読み出したり、書き込んだりすることができる。記憶手段47は、例えばハードディスクやメモリ等であるが、これに限定されるものではない。
通信手段48は、図1に示す各情報端末12や共有ディスプレイ13等に対して、通信ネットワーク14を介してデータの送受信を行う。例えば、通信手段48は、各情報端末12に対して課題を送信し、各情報端末12から課題に対する意見を受信する。また、通信手段48は、画面生成手段45で生成された画面等を共有ディスプレイ13に送信して表示させる。
<表示サーバ11のハードウェア構成例>
本実施形態は、上述した各機能をコンピュータに実行させることができる実行プログラム(表示プログラム)を、例えば表示サーバ11にインストールすることにより、本実施形態における表示処理を実現することができる。ここで、表示サーバ11のハードウェア構成例について図を用いて説明する。
図3は、表示サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示す表示サーバ11は、入力装置51と、出力装置52と、ドライブ装置53と、補助記憶装置54と、主記憶装置55と、Central Processing Unit(CPU)56と、ネットワーク接続装置57とを有し、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置51は、ユーザ等が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスや、マイク等の音声入力デバイスを有しており、ユーザ等からのプログラムの実行指示、各種操作情報、ソフトウェア等を起動するための情報等の入力を受け付ける。
出力装置52は、本実施形態における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU56が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示する。
ここで、本実施形態においてコンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、Universal Serial Bus(USB)メモリやCD−ROM、DVD等の可搬型の記録媒体58等により提供される。プログラムを記録した記録媒体58は、ドライブ装置53にセット可能であり、CPU56からの制御信号に基づき、記録媒体58に含まれる実行プログラムが、記録媒体58からドライブ装置53を介して補助記憶装置54にインストールされる。
補助記憶装置54は、例えばハードディスクドライブやSolid State Drive(SSD)等のストレージ手段等である。補助記憶装置54は、CPU56からの制御信号に基づき、本実施形態における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム等を記憶し、必要に応じて入出力を行うことができる。補助記憶装置54は、CPU56からの制御信号等に基づいて、記憶された各情報から必要な情報を読み出したり、書き込むことができる。
主記憶装置55は、CPU56により補助記憶装置54から読み出された実行プログラム等を格納する。主記憶装置55は、例えばRead Only Memory(ROM)やRandom Access Memory(RAM)等であるが、これに限定されるものではない。補助記憶装置54及び主記憶装置55は、例えば上述した記憶手段47に対応している。
CPU56は、オペレーティングシステム等の制御プログラム、及び主記憶装置55に格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御する。プログラムの実行中に必要な各種情報等は、例えば補助記憶装置54から取得することができ、また実行結果等を補助記憶装置54に格納することもできる。
CPU56は、例えば入力装置51から得られるプログラムの実行指示等に基づき、補助記憶装置54にインストールされたプログラムを実行させることにより、主記憶装置55上でプログラムに対応する処理を行う。
例えば、CPU56は、表示プログラムを実行させることで、上述した課題提示手段41による課題提示、意見収集手段42による意見収集、意見選択手段43による意見選択、位置取得手段44による位置取得、画面生成手段45による表示画面生成、表示手段46による画面表示等の各処理を行う。CPU56における処理内容は、これに限定されるものではない。CPU56により実行された内容は、必要に応じて補助記憶装置54に記憶させることができる。
ネットワーク接続装置57は、CPU56からの制御信号に基づき、インターネットやLAN等の通信ネットワーク14と接続することにより、実行プログラムやソフトウェア、設定情報等を、通信ネットワーク14に接続されている外部装置等から取得する。また、ネットワーク接続装置57は、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本実施形態における実行プログラム自体を外部装置等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、本実施形態における表示処理を実行することができる。また、プログラムをインストールすることにより、PCやサーバ等のコンピュータで本実施形態における表示処理を実現することができる。
<情報端末12の機能構成例>
次に、上述した情報端末12の機能構成例について具体的に説明する。図4は、情報端末の機能構成の一例を示す図である。図4に示す情報端末12は、課題取得手段61と、回答手段62と、画面生成手段63と、表示手段64と、通信手段65とを有する。
課題取得手段61は、通信ネットワーク14を介して表示サーバ11にログインし、ログインが成功すると、表示サーバ11の指示により、所定の課題等に関する情報を取得する。
回答手段62は、表示サーバ11から得られる課題等に対し、生徒が入力した意見(回答)を受け付ける。回答手段62は、生徒の操作により、受け付けた意見(回答)を、通信ネットワーク14を介して表示サーバ11に送信する。
画面生成手段63は、情報端末12を使用する生徒が議論を行うための画面を生成する。画面生成手段63は、例えば表示サーバ11にログインして課題情報を取得するための画面や、課題に対する意見を入力する画面(回答入力画面)等を生成する。
表示手段64は、画面生成手段63により生成された画面等を表示する。なお、表示手段64は、例えばタッチパネル等のように入力と出力とを行う機能を有していてもよい。
通信手段65は、図1に示す表示サーバ11と通信ネットワーク14を介してデータの送受信を行う。例えば、通信手段65は、表示サーバ11から課題を受信し、受信した課題に対する意見(回答)を送信する。
また、通信手段65は、情報端末12の位置情報や端末情報、情報端末12を使用する生徒情報等を表示サーバ11に送信してもよい。また、通信手段65は、情報端末12間で赤外線等による近距離通信等によりデータの送受信を行ってもよい。また、通信手段65は、例えば、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等による通信を行ってもよい。
<情報端末12のハードウェア構成例>
本実施形態は、上述した各機能をコンピュータに実行させることができる実行プログラム(表示プログラム)を、例えば情報端末12にインストールすることにより、本実施形態における表示処理を実現することができる。ここで、情報端末12のハードウェア構成例について図を用いて説明する。
図5は、情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示す情報端末12は、スピーカ71と、マイク72と、ディスプレイ73と、無線部74と、操作部75と、位置情報取得部76と、近距離通信部77と、電力部78と、主記憶装置79と、CPU80とを有する。
スピーカ71は、画面に表示されている内容に対応する音声を出力する。また、スピーカ71は、アドレス帳等に設定された相手と通話する場合に、その相手の音声を出力したり、着信音等の音を出力する。マイク72は、生徒が発した音声や、その他の音を入力する。
ディスプレイ73は、時刻情報や通信圏外であるか否かに係る情報、ログイン画面、課題に対する意見(回答)入力画面、他の生徒の回答結果等を表示する。また、ディスプレイ73は、生徒情報、文字データ、画像データ、映像データ等を表示する。ディスプレイ73としては、例えばLiquid Crystal Display(LCD)等があるが、これに限定されるものではない。
無線部74は、アンテナ等を用いて電波等の送受信を行い、表示サーバ11とのデータの送受信を行う。
操作部75は、各種機能に対する設定時、意見(回答)入力時に操作される入力手段である。操作部75は、ボタンやキー、スイッチ等であるが、例えばタッチパネル等のような構成である場合には、上述したディスプレイ73等に設けられていてもよい。
位置情報取得部76は、例えばGlobal Positioning System(GPS,全地球測位網)機能等を用いて位置情報を取得する。近距離通信部77は、他の情報端末12との短距離通信(ローカル通信)を行う。例えば、近距離通信部77は、赤外線通信を用いて、情報端末12間で直接短距離通信を行うことができる。また、近距離通信部77は、無線ルータ等の中継機器を介して、他の情報端末12との短距離通信を行ってもよい。更に、通信手段65は、例えば、Wi−FiやBluetooth等による通信を行ってもよい。
電力部78は、情報端末12の各構成に対して電力を供給する。なお、電力部78は、例えばバッテリ等の内部電源であるが、これに限定されるものではなく、例えば外部電源等でもよい。主記憶装置79は、情報端末12における各種情報を記憶するための記憶手段であり、情報の書き込みや読み出し等を行うことができる。なお、主記憶装置79は、例えば、ROMやRAM等であるが、これに限定されるものではない。
CPU80は、オペレーティングシステム等の制御プログラム、及び主記憶装置79に格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御する。なお、CPU80は、主記憶装置79に予め格納されたプログラム(表示プログラム)に基づいて処理が行われる。
例えば、CPU80は、表示プログラムを実行させることで、上述した課題取得手段61による課題等の取得、回答手段62による意見の入力等の各処理を行う。更に、CPU80は、画面生成手段63による画面生成、表示手段64による表示等の各処理を行う。CPU80における処理内容は、これに限定されるものではない。
上述したようなハードウェア構成により、本実施形態における表示処理を実行することができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のタブレット端末やスマートフォン等のコンピュータで本実施形態における表示処理を実現することができる。なお、本実施形態では、表示サーバ11のハードウェア構成を図5に示す構成にしてもよく、情報端末12のハードウェア構成を図3に示すハードウェア構成にしてもよい。
<各種データ例>
次に、本実施形態で使用される各種データ例について、図を用いて説明する。図6は、生徒DBの一例を示す図である。図7は、課題DBの一例を示す図である。図8は、課題回答DBの一例を示す図である。これらの各DBは、表示サーバ11の記憶手段47に記憶される情報の一例である。
図6の例に示す生徒DB22の項目としては、「生徒ID」、「生徒名」、「IPアドレス」等であるが、これに限定されるものではない。「生徒ID」は、情報端末12(情報端末12−1〜12−n)を使用する生徒を識別するためのIDである。「生徒名」は、生徒IDに対応する生徒の名前である。「IPアドレス」は、生徒IDに対応する生徒が使用する情報端末12のアドレス情報である。表示サーバ11は、生徒IDに対応するIPアドレスに対して課題を送信し、また情報端末12から受信した情報に付与されたIPアドレスから、その生徒から送信してきた情報であることを把握することができる。
図7の例に示す課題DB23の項目としては、例えば「課題ID」、「課題内容」、「回答制限時間」等があるが、これに限定されるものではない。「課題ID」は、課題を識別するための情報である。「課題内容」は、課題IDに対応する課題内容を示す情報である。「回答制限時間」は、課題を送信してから、回答(意見)を受け付ける制限時間を指定したものである。回答制限時間を設けることで、全ての回答を待つという時間的なロスを軽減することができる。
図8に示す課題回答DB24の一例としては、「生徒ID」、「賛否」、「意見内容」、「表示位置(行、列)」、「チェックフラグ」、「順番」、「表示済フラグ」等であるが、これに限定されるものではない。なお、図8の例に示す課題回答DB24は、課題ID毎に存在する。
「生徒ID」は、生徒を識別するための情報であり、図6に示す生徒DB22の生徒IDと関連付けられている。「賛否」は、課題に対する回答結果の一つであり、課題(質問)に対して、賛否の何れかを回答する必要がある場合に、その結果(例えば、賛成、反対等)が格納される。なお、賛否の何れかを確認する課題でないときは、この欄は空欄となる。
「意見内容」は、課題に対する回答結果の一つであり、回答が未入力の場合には、空欄となる。「表示位置(行、列)」は、各生徒の意見がマトリクス状に表示された画面のうち、どの位置に表示されるのかを行、列の座標(表示位置座標)で表したものである。「チェックフラグ」は、教師がマトリクス上に表示された各生徒の意見を参照し、そこから議論したい意見にチェックされた場合にフラグ(例えば、「1」)がセットされる。
「順番」は、教師が設定した議論したい意見の表示順序を示すものである。順序は、教師が選択した順に表示されてもよいが、これに限定されるものではなく、例えば教師が選択した後に、更に順序を入れ変えることができる。これにより、教師は、授業の流れ等から適切な順序を設定することができる。
「表示済フラグ」は、部分拡大表示又は拡大表示にて、表示された意見にフラグ(例えば、「1」)がセットされる。このように、部分拡大表示又は拡大表示されたことを示す履歴を記憶することで、例えば選択された意見のうち、一度表示された意見が、更に表示されるように誘導表示されることを防止することができる。
なお、課題回答DB24では、予め「生徒ID」、「表示位置」が、授業に参加する全生徒分セットされ、情報端末12から回答を受信すると対応する位置の「賛否」、「意見内容」がセットされる。したがって、情報端末12から回答を得ていない場合には、「賛否」、「意見内容」は空欄となる。
「チェックフラグ」、「順番」については、教師が議論したい意見に対してチェックしたり、順番をセットした場合に、対応する値(フラグ)がセットされる。「表示済フラグ」は、意見が部分拡大表示又は拡大表示がされた場合に、その意見に対応付けてフラグがセットされる。本実施形態では、例えば表示サーバ11から生徒の意見に対する部分拡大表示又は拡大表示の指示を受け付け、受け付けた意見を含む一部の意見を画面に部分拡大表示又は拡大表示し、表示した意見に対応付けて拡大表示の履歴を課題回答DB24に記憶する。
<表示サーバ11における処理の一例>
次に、表示サーバ11の処理の一例について、フローチャートを用いて説明する。図9は、表示サーバの処理の一例を示すフローチャートである。図9の例において、表示サーバ(教師端末)11は、意見収集処理により情報端末(生徒端末)12から意見の収集を行い(S01)、S01の処理で得られた情報に基づいて、意見表示処理を行い、各意見を画面に表示する(S02)。次に、上述した二つの処理について、具体的に説明する。
<S01:意見収集処理>
図10は、意見収集処理の一例を示すフローチャートである。図10の例において、課題提示手段41は、上述した図7に示す課題DBを用いて課題選択画面を生成し、生成した画面を表示する(S11)。次に、課題提示手段41は、課題IDと、課題送信要求とを受け付けたか否かを判断し(S12)、受け付けてない場合(S12において、NO)、受け付けるまで待機する。また、受け付けた場合(S12において、YES)、課題提示手段41は、課題IDに対応する課題内容を課題DBから取得して、生徒端末(情報端末12)に送信する(S13)。具体的には、生徒DBに含まれる全ての生徒IDに対応するIPアドレスを取得し、そのIPアドレス宛てに課題を送信する。
次に、表示手段46は、電子黒板(共有ディスプレイ13)及び教師端末(表示サーバ11)に、受信状況を示すマトリクスを表示する(S14)。なお、S14の処理において、最初は全て未受信であるため、マトリクスには、それぞれの生徒の意見表示領域に未受信又は未回答と表示される。上記の画面の生成は、画面生成手段45が行う。
次に、意見収集手段42は、課題DB23から課題IDに対応する回答制限時間を取得する(S15)。次に、意見収集手段42は、生徒の賛否選択や意見記入欄文面を受信したか否か判断し(S16)、受信した場合(S16において、YES)、受信した賛否選択内容と意見記入欄文面を、図8に示す課題回答DB24に記録する(S17)。S17の処理では、例えば情報端末12に関連付けられた生徒IDに応じて、賛否選択内容を「賛否」の欄に格納し、意見記入欄文面を「意見内容」の欄に格納する。
次に、意見収集手段42は、電子黒板、教師端末の表示画面を、課題回答DB24の情報を用いて更新する(S18)。S18の処理後、又はS16の処理において、受信していない場合(S16において、NO)、生徒意見が教師より選択されたか否かを判断する(S19)。S19の処理で選択される意見は、例えば教師が議論したい意見であるが、これに限定されるものではない。
生徒意見が選択された場合(S19において、YES)、意見選択手段43は、課題回答DB24の選択された意見に対応する「チェックフラグ」の欄に「1」をセットする(S20)。また、表示サーバ11は、電子黒板、教師端末の表示画面を、課題回答DB24の情報を用いて更新する(S21)。
次に、意見収集手段42は、回答制限時間が経過したか否か判断し(S22)、経過していない場合(S22において、NO)、S16の処理に戻る。また、経過していた場合、表示手段46は、回答制限時間経過直後の画面を表示する(S23)。
次に、意見選択手段43は、意見の表示順序(議論する順序)に関する順序付け要求を受け付けたか否かを判断し(S24)、要求を受け付けていない場合(S24において、NO)、順序付けをしない要求を受け付けたか否かを判断する(S25)。順序付けをしない要求を受け付けていない場合(S25において、NO)、S24の処理に戻る。また、S24の処理において、順序付け要求を受け付けた場合(S24において、YES)、順序付け処理を行う(S26)。S26の処理後、又はS25の処理において、順序付けをしない要求を受け付けた場合(S25において、YES)、意見収集処理を終了する。
<S26:順序付け処理>
次に、上述した順序付け処理(S26)の一例について、フローチャートを用いて説明する。図11は、順序付け処理の一例を示すフローチャートである。図11の例において、意見選択手段43は、上述した図8に示す課題回答DB24において、「チェックフラグ」の欄が1となっている意見の数を取得する(S31)。次に、表示サーバ11は、順番号を1(初期化)し(S32)、順番号に対応する意見の選択を促すメッセージを表示する(S33)。
次に、意見選択手段43は、教師等の操作により、意見が選択されたか否かを判断し(S34)、意見が選択されていない場合(S34において、NO)、選択されるまで待機する。また、意見が選択された場合(S34において、YES)、選択された意見の順番欄に、順番号を記録する(S35)。次に、意見選択手段43は、チェックフラグが1となっている意見数が順番号の値と同じか否かを判断し(S36)、値が同じでない場合(S36において、NO)、順番号をインクリメントして(S37)、S33の処理に戻る。S37の処理により選択された意見に対する順序の値が設定される。
また、S36の処理において、意見数が順番号の値と同じである場合(S36のおいて、YES)、意見選択手段43は、順序付け確認画面を表示する(S38)。
次に、順序付け確認画面内の決定ボタンが押下されたか否かを判断し(S39)、押下されていない場合(S39において、NO)、次にクリアボタンが押下されたかを判断する(S40)。クリアボタンが押下されていない場合(S40において、NO)、意見選択手段43は、S39の処理に戻る。また、クリアボタンが押下された場合(S39において、YES)、意見選択手段43は、課題回答DB24における「順番」欄の順番号を全てクリアして(S41)、S32の処理に戻る。また、意見選択手段43は、決定ボタンが押下された場合(S39において、YES)、順序付け処理を終了する。
<S02:意見表示処理の一例>
次に、上述した意見表示処理(S02)の一例について、フローチャートを用いて説明する。図12は、意見表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、一例としてマトリクス状に表示された全生徒の意見のうち、一部の領域を部分拡大表示する処理を示すが、これに限定されるものではなく、一つの意見を拡大表示させてもよい。
図12の例において、画面生成手段45は、教師からの部分拡大要求を受け付けたか否かを判断し(S51)、部分拡大要求を受け付けた場合(S51においてYES)、画面生成手段45は、部分拡大表示処理を行う(S52)。次に、画面生成手段45は、課題回答DB24から、生徒の賛否や意見内容を取得し、マトリクス状に表示する(S53)。S53の処理後、又はS51の処理において、部分拡大要求を受け付けていない場合(S51において、NO)、表示手段46は、意見表示の終了要求を受け付けたか否かを判断し(S54)、終了要求を受け付けていない場合(S54において、NO)、S51の処理に戻る。また、表示手段46は、終了要求を受け付けた場合(S54において、YES)、意見表示処理を終了する。
<S52:部分拡大表示処理>
次に、上述した部分拡大表示処理(S52)の一例について、フローチャートを用いて説明する。図13は、部分拡大表示処理の一例を示すフローチャートである。図13の例において、画面生成手段45は、例えば教師が現在選択している意見(アクティブ意見)の周辺意見を取得する(S61)。なお、周辺意見とは、例えばマトリクス状に表示された全生徒の意見のうち、一部の領域を部分拡大表示する場合に、アクティブ意見の周囲に配置された意見である。例えば、部分拡大表示として、9つの意見を表示する場合に、アクティブとなっている意見の周囲(上下左右、左上、右上、右下、左下)に配置された8つの意見を、課題回答DB24の表示位置を用いて取得し、その取得した意見を周辺意見とする。また、例えば部分拡大表示で6つの意見を表示する場合には、アクティブとなっている意見に対して左、左上、上、右上、右に配置された5つの意見を周辺意見とする。なお、周辺意見の対象については、上記に限定されるものではない。
次に、画面生成手段45は、チェック意見情報取得処理を行う(S62)。次に、画面生成手段45は、表示意見の移動を受け付けたか否かを判断し(S63)、表示意見の移動を受け付けた場合(S63において、YES)、表示意見移動処理を行う(S64)。S64の処理後、又はS63の処理において移動を受け付けてない場合(S63において、NO)、画面生成手段45は、生徒意見表示要求を受け付けたか否かを判断する(S65)。生徒意見表示要求を受け付けた場合(S65において、YES)、画面生成手段45は、個人意見表示処理を行う(S66)。次に、画面生成手段45は、課題回答DB24から、生徒の賛否や意見内容を取得し、マトリクス状に表示する(S67)。
次に、S67の処理後、又はS65の処理において生徒意見表示要求を受け付けていない場合(S65において、NO)、表示手段46は、部分拡大表示の終了要求を受け付けたか否かを判断する(S68)。S68の処理では、例えば画面上の「閉じる」(一覧表示に戻る)ボタン等が押されたか否かで終了を受け付けたか否かを判断することができるが、これに限定されるものではない。
部分拡大表示の終了要求を受け付けていない場合(S68において、NO)、表示手段46は、S63の処理に戻る。また、表示手段46は、終了要求を受け付けた場合(S68において、YES)、部分拡大表示処理を終了する。
<S62:チェック意見情報取得処理>
次に、上述したチェック意見情報取得処理(S62)の一例について説明する。図14は、チェック意見情報取得処理の一例を示すフローチャートである。図14の例において、位置取得手段44は、上述した図8に示す課題回答DB24のチェックフラグがついた意見でかつ、表示済フラグが付いていない意見の内容及び表示位置(行、列)を取得する(S71)。
次に、位置取得手段44は、現在アクティブとなっている意見(アクティブ意見)の表示位置を課題回答DB24から取得する(S72)。アクティブ意見は、現在選択して表示されている意見や議論の対象となっている意見であるが、教師が選択した意見でなくてもよく、画面上の予め設定された表示位置に表示された意見であってもよい。
次に、位置取得手段44は、現在表示されている意見(アクティブ意見)の表示位置と、チェックフラグのついた意見(議論の対象にしたい意見)の表示位置との差分を計算する(S73)。
次に、画面生成手段45は、選択された意見及びその周辺意見を表示し、それに加え、チェックフラグのついた意見と、上記処理で取得した差分情報(例えば、方向や距離)とを表示した画面を生成し、教師端末(表示サーバ11)に表示する(S74)。
次に、画面生成手段45は、選択された意見及び周辺意見を表示した画面(部分拡大表示画面)を生成し、電子黒板(共有ディスプレイ13)に送信する(S75)。次に、画面生成手段45は、表示された意見に対応付けた履歴情報として、課題回答DB24の「表示済フラグ」の欄に「1」をセットする(S76)。なお、上述の例では、電子黒板にチェックフラグのついた意見や、差分情報(例えば、方向や距離)等を表示した画面を表示させていないが、生徒にも分かるように差分情報を含む画面を電子黒板に送信して表示させてもよい。
<S64:表示意見移動処理>
次に、上述した表示意見移動処理(S64)の一例について、フローチャートを用いて説明する。図15は、表示意見移動処理の一例を示すフローチャートである。図15の例において、画面生成手段45は、表示意見を、移動方向に1列又は1行移動させた画面を生成し、教師端末に表示する(S81)。次に、画面生成手段45は、現在アクティブとなっている意見(例えば、部分拡大表示画面においてカーソルが位置する意見)の表示位置を課題回答DB24から取得する(S82)。次に、表示サーバ11は、表示意見を、移動方向に1列又は1行移動させた画面(部分拡大画面)を生成し、電子黒板に送信して表示させる(S83)。次に、画面生成手段45は、表示された意見に対応付けた履歴情報として、課題回答DB24の「表示済フラグ」の欄に「1」をセットする(S84)。
<S66:個人意見表示処理>
次に、上述した個人意見表示処理(S66)の一例について説明する。図16は、個人意見表示処理の一例を示すフローチャートである。図16の例において、位置取得手段44は、上述したチェック意見情報取得処理を行い(S91)、次に表示意見の移動を受け付けたか否かを判断する(S92)。
表示意見の移動を受け付けた場合(S92において、YES)、画面生成手段45は、表示意見移動処理を行う(S93)。S93の処理後、又はS92の処理において、表示意見の移動を受け付けていない場合(S92において、NO)、表示手段46は、個人意見表示の終了要求を受け付けたか否かを判断する(S94)。終了要求を受け付けていない場合(S94において、NO)、表示手段46は、S92の処理に戻る。また、終了要求を受け付けた場合(S94において、YES)、個人意見表示処理を終了する。
<各種画面例>
次に、本実施形態における各種画面例について図を用いて説明する。
<課題選択画面例>
図17は、課題選択画面の一例を示す図である。図17に示す課題選択画面90は、課題選択表示領域91と、課題送信ボタン92と、キャンセルボタン93とを有する。
課題選択画面90は、S11の処理で教師端末(表示サーバ11)上に表示され、教師が、課題選択表示領域91に表示されている選択ボタンをチェックすることで、課題が選択され、課題送信ボタン92を押下することで、課題の内容が通信ネットワーク14を介して情報端末12に送信される。また、送信後に回答制限時間に基づく時間管理が開始され、制限時間経過後に回答が締め切られる。また、キャンセルボタン93を押下することで、選択のキャンセルが行われる。
<回答入力画面例>
図18は、情報端末における回答入力画面の一例を示す図である。情報端末12の表示手段64は、表示サーバ11から課題を受信すると、図18に示すような回答入力画面100を表示する。回答入力画面100は、課題表示領域101と、賛否選択領域102と、意見記入欄103と、送信ボタン104とを有する。
課題表示領域101は、表示サーバ11から送信された課題が表示される。図18の例では、「Q1.瓦礫受け入れについてどう思うか?」が表示されているが、課題の内容、表示形式、レイアウトについては、これに限定されるものではない。
賛否選択領域102には、課題に対して予め設定された意見のカテゴリ(種別)である「賛成」、「反対」のうち、何れか設定するボタン群を有する。生徒は、賛否選択領域102に表示された何れかのボタンを選択することで、課題に対する生徒の意見(回答)が入力される。課題の内容によっては、どちらも選択しなくてもよい。
意見記入欄103は、賛否選択領域102に入力した内容に対する理由等を入力する。なお、意見記入欄103は、入力する文字数等を制限することができるが、これに限定されるものではない。また、意見記入欄103は、入力がなくてもよい。
送信ボタン104は、生徒の操作によりボタンが押された場合に、賛否選択領域102や意見記入欄103に入力された情報を意見(回答)として表示サーバ11に送信する。図18の例では、送信ボタン104に「登録する!」等が記載されているが、記載内容については、これに限定されるものではない。また、表示サーバ11から回答制限時間が送信されている場合には、回答入力画面100に回答制限時間を表示してもよい。生徒は、上述した各情報端末12に表示された図18に示すような画面例を用いて課題に対する意見(回答)を容易に入力することができる。
<意見表示画面例>
図19〜図22は、意見表示画面(一覧表示)の一例を示す図(その1〜その4)である。図19〜図22に示す意見表示画面110は、画面生成手段45により生成され、教師端末(表示サーバ11)及び電子黒板(共有ディスプレイ13)に表示される。
図19に示す意見表示画面110−1には、マトリクス表示領域111と、部分拡大表示ボタン112と、終了ボタン113とを有するが、レイアウトや表示内容については、これに限定されるものではない。
図19の例において、マトリクス表示領域111の要素数(マス目の数)は、生徒数に対応付けられており全生徒(参加者)の意見が各要素に一覧表示される。マトリクス表示領域111の各要素は、例えば座席等に応じて設定してもよく、各生徒が所有する情報端末12の現在位置から得られる位置情報に基づいて配列してもよい。
また、マトリクスは、行と列のマトリクス座標(表示位置座標)で表すことができる。図19の例では、マトリクス表示領域111の左上の意見表示領域を基準(1,1)として、各要素に座標(1,1)〜(6,7)が割り当てられている。この座標は、課題回答DB24で生徒IDに関連付けて管理されており、画面上には表示されていないが、これに限定されるものではなく、座標が表示されていてもよい。
教師は、生徒端末(情報端末12)から受信した各意見内容を確認しながら、授業等で取り上げる内容(議論したい意見)について、チェックマーク114を付与することができる。このチェックがついた場合に、課題回答DB24の「チェックフラグ」に「1」がセットされる。なお、このチェックマーク114は、教師端末のみに表示させるが、例えば電子黒板に表示されてもよい。また、図19の例では、回答が未受信の生徒の欄については、「未受信」等、その旨を示す情報が表示される。
また、図19の例において、意見表示画面110−1の部分拡大表示ボタン112を押下すると、部分拡大表示に切り替わる。また、終了ボタン113を押下すると、意見表示を終了する
図20に示す意見表示画面110−2は、課題を送信してから回答制限時間が経過した後に、表示サーバ11に表示される画面例を示している。なお、図20にて「未受信」となっていない領域(「・・・」となっている領域)には、実際には、賛否と意見とが表示されている。回答制限時間が経過後は、図20に示すように、所定のメッセージ(例えば、「<回答制限時間が経過しました。チェック意見に順序を付ける場合には「順序付け」ボタンを押下してください。>」)等のメッセージと共に、回答制限経過直後の画面として、順序付け設定領域115に、順序付けをするボタン115−1、しないボタン115−2が表示される。例えば、チェック(選択)した複数の意見に表示する順序又は議論する順序を付ける場合には順序付けをするボタン115−1を押下する。また、順序付けをしない場合には、しないボタン115−2を押下する。
順序付けをするボタン115−1を押下すると、順序付け開始画面として、図21に示す意見表示画面110−3が教師端末に表示される。意見表示画面110−3には、順序付けを指示する「ひとつめに議論したい意見を選択してください。」等のメッセージが表示され、教師は、画面上のカーソル116を移動し、選択済みの議論対象としたい意見(チェックマーク114)があるマス目の位置でクリックする等の選択操作を行うことで、順序を決めることができる。上記の操作を順番に行うことで、表示画面に(1)、(2)、・・・等と順序が表示される。なお、順序の表示内容はこれに限定されるものではない。
各チェックマーク114がある意見に対する選択が終了すると、図22の意見表示画面110−4に示すように、「<順序付け>チェック意見の全てに順序付けがなされました。よければ「決定」ボタンを押下してください。」等のメッセージが画面に表示され、最終的な順序を設定することができる。
図22の例では、例えば順序付け設定領域115に、順序を決定するボタン115−3、順序をクリアするボタン115−4が表示されている。順序を決定するボタン115−3を押下することで、図22に示す順序が決定される。順序が決定した場合、画面生成手段45は、例えば図22に示すように対象のマス目を太枠等で囲む等の強調表示を行ってもよい。また、決定した順序は、課題回答DB24に記憶される。また、順序をクリアするボタン115−4を押下した場合、画面生成手段45は、今まで設定していた順序をクリアする。
図23,図24は、意見表示画面(部分拡大表示)の一例を示す図(その1,その2)である。図25,図26は、意見表示画面(拡大表示)の一例を示す図(その1,その2)である。図23〜図26に示す意見表示画面120は、画面生成手段45により生成され、教師端末(表示サーバ11)及び電子黒板(共有ディスプレイ13)に表示される。
図23に示す意見表示画面120−1は、部分拡大表示領域121と、終了(一覧表示に戻る)ボタン122とを有する。図23に示す意見表示画面120−1は、図22に示す意見表示画面110−4において、部分拡大表示ボタン112を押下したことで、表示される画面である。図23の例では、図22に示すマトリクス表示領域111において、表示順序が(1)の意見を含む部分拡大表示領域121を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、部分拡大表示ボタン112を押下すると、その時点でカーソル123の位置にある意見をアクティブ意見としてそれを含むように部分拡大表示することができる。
また、図23に示す部分拡大表示領域121は、周囲意見として5つの意見が表示されているが、表示される周囲意見の数は、これに限定されるものではない。部分拡大表示を行うことで、各生徒が座席位置等から容易に意見を見ることができる。また、図23に示す終了ボタン122を押下することで、図22に示すような一覧画面に戻る。
ここで、本実施形態では、予め教師がチェックした他の意見(例えば、順序(2)、(3)の情報)に容易に移動することができるように、部分拡大表示状態での移動を行う。この場合、例えば図24の意見表示画面120−2に示すように、部分拡大表示領域121の上下左右に、矢印等からなる移動キー124が表示される。教師は、教師端末を用いて意見表示画面120−2の移動キー124の上下左右の何れかを指示することで、表示される意見(情報)を指示された方向に一つずつ移動させ、未だ部分拡大表示されていない意見(未拡大の意見)への移動を実現することができる。
また、本実施形態では、意見表示画面120−2に、教師が事前にチェック(選択)した意見のうち、例えば未拡大の意見の内容と現在のアクティブ意見の位置からの差分情報とを、チェック意見移動情報(未拡大の意見に関する情報)125として表示する。差分情報としては、マトリクス座標(表示位置座標)の差分から得られる距離情報(例えば、下4、右2)や、方向(例えば、右下等)を示す情報等があるが、これに限定されるものではない。差分情報は、例えば教師が目的の意見まで表示を移動させるための方向や距離を知るための一例である。したがって、表示する情報としては、「右下」等の方向のみを示す情報であってもよい。
これらの差分情報は、上述した位置取得手段44により画面の表示位置が変更される毎(移動する毎)に計算されて画面に表示される。したがって、移動させる毎に距離の表示が異なる。
例えば、図24の場合は、現在のアクティブ意見(表示順序(1)の意見)の表示位置座標(2、2)から表示順序(2)の意見の表示位置座標(6、4)との差分が計算され、(下方向4、右方向2)の差分情報が得られる。また、アクティブ意見を下に一つ移動させた場合、表示順序(2)の意見に対するチェック意見移動情報125は、アクティブ意見の座標(3,2)と座標(6、4)との差分が計算され、(下方向3、右方向2)と表示が更新される。
また、チェック意見移動情報125として、上述した順序情報を表示してもよい。チェック意見移動情報125の表示位置は、図24に示すように意見表示画面120−2の右上に限定されるものではなく、他の位置でもよい。また、未表示のチェック意見が複数ある場合には、順序情報に応じた順序で並べて表示させてもよく、順序情報に応じたリスト形式で表示してもよい。
また、画面生成手段45は、部分拡大されたチェック意見移動情報125を画面から削除してもよい。ここで、本実施形態における部分拡大表示では、周辺意見も含めて複数の意見が表示されるため、チェック意見移動情報125に表示される移動情報(差分情報)に対応する移動をさせなくても部分拡大表示領域の一部に表示される可能性がある。その場合であっても部分拡大表示されたとして対応する意見移動情報125を削除する。
これにより、未だ議論していないチェック意見のみをチェック意見移動情報125として表示することができる。なお、授業の展開によっては、一度部分拡大表示された意見を再度みたい場合もある。そのため、一度部分拡大表示された意見に対するチェック意見移動情報125を画面から削除せずに、表示済みであることを示す情報(例えば、「星印」や「済」マーク)を、対象のチェック意見移動情報125に付加して表示してもよい。
本実施形態では、意見表示画面120−2に示すように、チェック意見移動情報125を表示させることで、教師は、次に議論する意見まで、どの方向にどの程度移動させればよいかを容易に把握することができる。また、本実施形態では、一覧表示に戻ることなく、部分拡大表示のまま移動ができるため、教師がチェックしていない生徒の意見も拡大表示される。そのため、生徒は、自分の意見が拡大表示されることで、授業への意欲(モチベーション)が向上する。
なお、チェック意見移動情報125は、意見表示画面120−2にアイコン表示されていてもよく、表示された何れかのチェック意見移動情報125を押下することで、対象の意見を部分拡大表示させてもよい。これにより、移動に要する時間を短縮することができる。
図25に示す意見表示画面120−3は、一つの生徒意見を選択(拡大表示)した画面である。意見表示画面120−3は、個人意見表示領域126と、終了(部分拡大表示に戻る)ボタン127を有する。図25の例では、例えば図24に示す意見表示画面120−2において、カーソル123を用いて部分拡大表示領域121に表示された意見の一つを選択することで、個人意見表示領域126に、選択した個人の意見を拡大表示することができる。
また、本実施形態では、図25に示すように、一つの意見を個人意見表示領域126に表示させた場合にも、移動キー124を表示させたり、チェック意見移動情報125を表示させることができる。例えば、教師が画面上の左の移動キー124を押下することにより、差分の計算が行われ、図26の意見表示画面120−4に示すように、個人意見表示領域126に左側のマス目の生徒の意見が拡大表示され、チェック意見移動情報125の差分情報が更新される。チェック意見移動情報125に表示されている距離、方向に対応させて移動させることで、教師は容易に目的の意見を表示させることができる。また、図26に示す終了(部分拡大表示に戻る)ボタン127を押下することで、例えば図24に示すような部分拡大表示に画面が遷移する。
<他の実施形態>
図27は、他の実施形態の一例を示す図である。他の実施形態としては、例えば図27(A)、(B)に示すようなチェック意見移動情報を表示させることができる。
図27(A)に示す意見表示画面130は、個人意見表示領域131と、チェック意見移動情報132とを有する。チェック意見移動情報132では、上述したマトリクス表示領域において、チェックした意見の場所がどこであるかを示すマークが表示されている。例えば、生徒(田中)の意見の位置がチェック意見移動情報132の黒丸の位置である場合に、そこから生徒(山田)の意見の位置、生徒(鈴木)の意見の位置を、マトリクスの全体表示に対応付けて表示する(絶対表示)。これにより、現在位置からの移動方向、距離を容易に把握することができる。
また、図27(B)に示すように、チェック意見移動情報133として、生徒(田中)の位置を基準(中心位置)として、他のチェック意見(山田、鈴木)のマトリクス状の相対的な位置や方向を表示してもよい(相対表示)。この場合、現在表示されている意見又は、次に表示したい意見(議論の対象にしたい意見)が中心に表示される。
なお、図27(A)、(B)に示すように、生徒情報(例えば、生徒名)や意見内容を表示させてもよい。上述の画面は、画面生成手段45により生成することができる。また、絶対表示や相対表示における距離や方向は、上述したように位置取得手段44による座標の差分計算等により取得することができる。
上述したように本実施形態によれば、表示対象の情報までの移動を容易にすることができる。したがって、表示対象の情報を表示しやすくすることができる。上述した実施形態では、学校内における生徒や教師のディスカッション支援を例に説明したがこれに限定されるものではない。例えば、本実施形態は、グループ毎にディスカッション(議論)を行うコミュニティの場(例えば、サークルの集まりや、イベント、セミナー)等において、広く適用することができる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、上記変形例以外にも種々の変形及び変更が可能である。また、上述した各実施例の一部又は全部を組み合わせることも可能である。
なお、以上の実施例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示し、
表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、
受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を拡大表示し、
拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶し、
前記履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を画面に表示させる、
処理をコンピュータに実行させるための表示プログラム。
(付記2)
前記未拡大の情報に関する情報とは、現在の位置から前記未拡大の情報までの距離又は方向を含むことを特徴とする付記1に記載の表示プログラム。
(付記3)
前記情報の一部が拡大表示された状態で、前記未拡大の情報への移動を画面上で行うための移動キーを表示することを特徴とする付記1又は2に記載の表示プログラム。
(付記4)
前記情報端末から得られた情報から、拡大表示する対象の情報を複数選択し、
選択した前記拡大表示する対象の情報に対して順序を設定し、
設定した前記順序に基づいて前記未拡大の情報を表示することを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の表示プログラム。
(付記5)
前記距離又は方向は、前記マトリクス状の各要素に対応した座標の差分に基づいて取得することを特徴とする付記2に記載の表示プログラム。
(付記6)
複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示し、
表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、
受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を拡大表示し、
拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶し、
前記履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を画面に表示させる、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示方法。
(付記7)
複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示する表示手段と、
表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を前記表示手段に拡大表示し、拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を前記表示手段に表示させる画面を生成する画面生成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
10 表示システム
11 表示サーバ(情報処理装置)
12 情報端末
13 共有ディスプレイ(表示装置)
14 通信ネットワーク
21 教師端末プログラム
31 生徒端末プログラム
41 課題提示手段
42 意見収集手段
43 意見選択手段
44 位置取得手段
45,63 画面生成手段
46,64 表示手段
47 記憶手段
48,65 通信手段
51 入力装置
52 出力装置
53 ドライブ装置
54 補助記憶装置
55,79 主記憶装置
56,80 CPU
57 ネットワーク接続装置
58 記録媒体
61 課題取得手段
62 回答手段
71 スピーカ
72 マイク
73 ディスプレイ
74 無線部
75 操作部
76 位置情報取得部
77 近距離通信部
78 電力部
90 課題選択画面
100 回答入力画面
110,120,130 意見表示画面

Claims (6)

  1. 複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示し、
    表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、
    受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を拡大表示し、
    拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶し、
    前記履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を画面に表示させる、
    処理をコンピュータに実行させるための表示プログラム。
  2. 前記未拡大の情報に関する情報とは、現在の位置から前記未拡大の情報までの距離又は方向を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示プログラム。
  3. 前記情報の一部が拡大表示された状態で、前記未拡大の情報への移動を画面上で行うための移動キーを表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示プログラム。
  4. 前記情報端末から得られた情報から、拡大表示する対象の情報を複数選択し、
    選択した前記拡大表示する対象の情報に対して順序を設定し、
    設定した前記順序に基づいて前記未拡大の情報を表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示プログラム。
  5. 複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示し、
    表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、
    受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を拡大表示し、
    拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶し、
    前記履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を画面に表示させる、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする表示方法。
  6. 複数の情報端末から得られた情報をマトリクス状に表示する表示手段と、
    表示された前記情報の一部を拡大表示する指示を受け付け、受け付けた前記指示に基づいて前記情報の一部を前記表示手段に拡大表示し、拡大表示した前記情報に対応付けて拡大表示の履歴を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された履歴に基づいて未拡大の情報に関する情報を前記表示手段に表示させる画面を生成する画面生成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
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