JP2016176699A - 経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】現在地から目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報を出力することができる経路探索装置を提供する。
【解決手段】地図情報13aに基づいて、現在地から目的地への経路を探索する経路探索装置1は、施設位置情報13bを記憶する記憶部13と、記憶部13が記憶する施設位置情報13bに基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する施設検索部と、該施設検索部にて検索して得た施設の数を算出する施設数算出部と、該施設数算出部にて算出された施設の数に係る情報を出力する入出力部14とを備える。
【選択図】図1

Description

現在地から目的地への経路及び該経路沿いに位置する施設の検索を行う経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラムに関する。
GPSにて車両の位置を検出し、現在地から指定された目的地への経路を探索して目的地へ案内するナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1)。特許文献1に係るナビゲーション装置は、地図上に目的地への経路を表示すると共に、ユーザが立ち寄る店舗の傾向を分析し、ユーザの嗜好に合致した店舗を表示する機能を有する。
特開2004−37292号公報
しかしながら、ナビゲーション装置を用いているユーザは、目的地までの経路上に存在する店舗を把握していないことが予想される。従来のナビゲーション装置を用いても、ユーザは、同種の店舗が目的地までに残り何店舗あるのか、どのタイミングで、どの店舗に立ち寄るべきかを判断することができないという問題がある。
同様に、走行経験が無い遠方の目的地へ向かっている場合、ユーザはどのタイミングで、どの施設に立ち寄って休憩を取るべきかを判断することができず、休憩したいときに適当な休憩場所が見当たらないことがある。
なお、車両用のナビゲーション装置に限らず、歩行者、その他の移動体の目的地への経路を探索する経路探索装置も同様の問題を有する。また、飲食店などの店舗に限らず、トイレ、ガソリンスタンド、娯楽施設等の施設を検索して表示する際にも同様の問題がある。
本願発明の目的は、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報を出力することができる経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係る経路探索装置は、地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索する経路探索装置であって、複数の施設の位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する施設検索部と、該施設検索部にて検索して得た施設の数を算出する施設数算出部と、該施設数算出部にて算出された施設の数に係る情報を出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係る経路探索方法は、地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索する経路探索方法であって、複数の施設の位置情報を記憶するステップと、記憶した位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索するステップと、検索して得た施設の数を算出するステップと、算出された施設の数に係る情報を出力するステップとを備える。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、複数の施設の位置情報を記憶するコンピュータに、地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する施設検索部、該施設検索部にて検索して得た施設の数を算出する施設数算出部、及び該施設数算出部にて算出された施設の数に係る情報を出力する出力部として機能させる。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える経路探索装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする経路探索方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、経路探索装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、経路探索装置を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報を出力することができる経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラムを提供することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る経路探索装置の一構成例を示すブロック図である。 実施形態1に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。 施設数に係る情報の出力結果の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態2に係る経路探索装置の一構成例を示すブロック図である。 実施形態2に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る経路探索装置の一構成例を示すブロック図である。 実施形態3に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る経路探索装置の一構成例を示すブロック図である。 実施形態4に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態5に係る経路探索装置の一構成例を示すブロック図である。 検索範囲テーブルの一例を示す概念図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る経路探索装置は、地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索する経路探索装置であって、複数の施設の位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する施設検索部と、該施設検索部にて検索して得た施設の数を算出する施設数算出部と、該施設数算出部にて算出された施設の数に係る情報を出力する出力部とを備える。
本態様にあっては、施設検索部は複数の施設の位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索し、施設数算出部は、検索して得た施設の数を算出する。具体的な施設の内容は特に限定されるものでは無く、予め設定された所定の種類の施設を検索しても良いし、ユーザによって指定された特定の種類の施設を選択しても良いし、各種状況に応じた任意の施設であっても良い。そして、出力部は、算出された施設数に係る情報を出力する。従って、経路探索装置は、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報をユーザに通知することができ、ユーザは、目的地に至るまでに立ち寄り可能な施設数を把握しながら目的地へ移動することができる。
なお、本態様の経路探索装置は、車両が目的地へ移動するための経路に限定されるものでは無く、人、その他の移動体が移動する経路を探索する装置も含まれる。
また、本態様においては、現在地として、ユーザの位置を検出することは必須では無い。ユーザが現在地と考える任意の位置を想定して指定しても良い。
更に、本態様の経路探索装置は経路探索を行うことができれば十分であり、目的地への移動を案内する処理を行うことは必須では無い。
(2)前記複数の施設の位置情報及び前記地図情報に基づいて、前記経路に沿って隣り合う施設間の移動に要する時間又は距離を算出する算出部を備える構成が好ましい。
本態様にあっては、算出部は、目的地への経路に沿って隣り合う施設間の移動に要する時間、又は該施設間の距離を算出する。従って、経路探索装置は、現在地から目的地への経路に沿って隣り合う施設間の移動に要する時間又は施設間の距離に係る情報をユーザに通知することができ、ユーザは、前記時間又は距離を把握しながら目的地へ移動することができる。
(3)前記算出部は、前記複数の施設の位置情報及び前記地図情報に基づいて、前記経路に沿って位置する直近の施設と、該施設に隣り合う目的地寄りの施設との間の移動に要する時間又は距離を算出する構成が好ましい。
本態様にあっては、算出部は、目的地への経路に沿って位置する直近の施設と、該施設に隣り合う目的地寄りの施設との間の移動に要する時間、又は施設間の距離を算出する。従って、経路探索装置は、直近の施設を通過した後、次の施設への移動に要する時間又は施設間の距離をユーザに通知することができ、ユーザは、前記時間又は距離を把握しながら目的地へ移動することができる。
(4)施設の種類と、検索範囲とを対応付けたテーブルを備え、前記施設検索部は、前記経路から施設の種類に応じた検索範囲内の位置にある該種類の施設を検索するようにしてある構成が好ましい。
本態様にあっては、施設検索部は、目的地への経路から所定の検索範囲内に位置する施設を検索する。つまり、経路検索部は、経路に隣接している施設のみならず、検索範囲内で経路から離隔している施設も検索する。該検索範囲の大きさは、検索対象の施設の種類に応じて異なる。例えば、必要性が高い施設については広い検索範囲を用いて検索を行い、必要性が低い施設については狭い検索範囲を用いて施設の検索を行えば良い。従って、経路探索装置は、施設の種類に応じた検索範囲で施設の検索を行い、目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報をユーザに通知することができる。
(5)自機の位置情報を取得する取得部と、過去に到達した施設又は該施設の種類を記憶する移動履歴記憶部と、該移動履歴記憶部が記憶する施設又は種類に基づいて、過去に到達した施設の種類を特定する特定部とを備え、前記施設検索部は、現在地から目的地への経路沿いに位置しており、前記特定部にて特定された種類の施設を検索する構成が好ましい。
本態様にあっては、移動履歴記憶部は、ユーザが過去に到達したことがある施設又は該施設の種類を記憶しており、特定部は、該ユーザが過去に立ち寄ったことがある施設又は施設の種類を特定する。施設検索部は、経路沿いに位置する施設の内、前記特定部によって特定された施設又は該施設と同種の施設を検索する。そして、出力部は、このように検索された施設数に係る情報をユーザに通知することができる。つまり、経路探索装置は、目的地への経路沿いに位置する施設の内、ユーザの嗜好に合致した施設の数に係る情報をユーザに通知することがきる。
(6)時計部と、気象情報を取得する気象情報取得部とを備え、前記移動履歴記憶部は、過去に到達した施設又は該施設の種類と、該施設に到達したときに前記時計部が経時した時間及び前記気象情報取得部が取得した気象情報とを対応付けて記憶しており、前記特定部は、過去に到達した施設の内、現在の時間及び気象情報に対応する施設の種類を特定する構成が好ましい。
本態様にあっては、移動履歴記憶部は、ユーザが過去に到達したことがある施設又は該施設の種類と、到達時の時間及び気象情報とを対応付けて記憶しており、特定部は、時間及び気象情報に基づいて、該ユーザが過去に立ち寄ったことがある施設又は施設の種類を特定する。そして、出力部は、このように検索された施設数に係る情報をユーザに通知することができる。つまり、経路探索装置は、目的地への経路沿いに位置する施設の内、ユーザの嗜好に合致した施設を移動時の時間及び気象情報に基づいて特定し、該施設の数に係る情報をユーザに通知することがきる。
(7)自機と共に目的地へ移動する移動者の身体状態を検出する身体状態検知部と、前記身体状態検知部が検知した身体状態に対応する施設の種類を特定する特定部とを備え、前記施設検索部は、在地から目的地への経路沿いに位置しており、前記特定部にて特定された種類の施設を検索する構成が好ましい。
本態様にあっては、身体状態検知部は、目的地へ移動する移動者の身体状態情報を検知する。身体状態検知部は、移動者に必要な施設を特定するためのものである。特定部は、身体状態検知部にて検知された身体状態に応じた施設を特定する。そして、出力部は、移動者の身体状態に応じた施設数に係る情報をユーザに通知することができる。
(8)車両に蓄えられた燃料又は車両に搭載されたバッテリの残量を検出する残量検出部と、該残量検出部にて検出された残量が閾値未満であるか否かを判定する判定部とを備え、前記施設検索部は、前記判定部が閾値未満であると判定した場合、在地から目的地への経路沿いに位置しているガソリンスタンド又は充電スタンドに係る施設を検索する構成が好ましい。
本態様にあっては、残量検出部は、車両に蓄えられた燃料又はバッテリ残量を検出する。施設検索部は、車両の燃料又はバッテリ残量が所定の閾値未満である場合、目的地への経路沿いに位置しているガソリンスタンド又は充電スタンドに係る施設を検索する。そして、出力部は、燃料又はバッテリ残量に応じてガソリンスタンド又は充電スタンドの数に係る情報をユーザに通知することができる。
(9)本発明の一態様に係る経路探索方法は、地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索する経路探索方法であって、複数の施設の位置情報を記憶するステップと、記憶した位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索するステップと、検索して得た施設の数を算出するステップと、算出された施設の数に係る情報を出力するステップとを備える。
本態様にあっては、態様(1)と同様、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報をユーザに通知することができ、ユーザは、目的地に至るまでに立ち寄り可能な施設数を把握しながら目的地へ移動することができる。
(10)本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、複数の施設の位置情報を記憶するコンピュータに、地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する施設検索部、該施設検索部にて検索して得た施設の数を算出する施設数算出部、及び該施設数算出部にて算出された施設の数に係る情報を出力する出力部として機能させる。
本態様にあっては、態様(1)と同様、コンピュータは、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報をユーザに通知することができ、ユーザは、目的地に至るまでに立ち寄り可能な施設数を把握しながら目的地へ移動することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る経路探索装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る経路探索装置1の一構成例を示すブロック図である。本実施形態1に係る経路探索装置1は、目的地への経路案内を行うと共に、現在地から目的地への経路沿いに位置する飲食店、ガソリンスタンド等の施設数に係る情報を出力することができる装置である。本実施形態1では経路探索装置1は車両に搭載されているものとして説明する。経路探索装置1は、例えば、該経路探索装置1の各構成部の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部11を備えたコンピュータである。制御部11には、バスを介して、一時記憶部12、記憶部13、入出力部14及び時計部15が接続されている。経路探索装置1は記憶部13に記憶されている後述のコンピュータプログラム10aを実行することにより、各構成部の動作を制御し、目的地への経路探索及び経路案内、並びに経路沿いに位置する施設数に係る情報の出力処理を実行する。
一時記憶部12は、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)等のメモリであり、制御部11の演算処理を実行する際に記憶部13から読み出された制御プログラム及び後述のコンピュータプログラム10a、並びに制御部11の演算処理によって生ずる各種データを一時記憶する。
記憶部13は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の不揮発性メモリであり、本実施形態1に係る処理を実行するためのコンピュータプログラム10aを記憶している。また、記憶部13は、経路探索及び経路案内に必要な地図情報13a、経路沿いに位置する施設を特定するために必要な施設位置情報13bを記憶している。
本実施形態1に係るコンピュータプログラム10aは、記録媒体10にコンピュータ読み取り可能に記録された態様でも良い。記憶部13は、図示しない読出装置によって記録媒体10から読み出されたコンピュータプログラム10aを記憶する。記録媒体10はCD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)等の光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、磁気光ディスク、半導体メモリ等である。また、図示しない通信網に接続されている図示しない外部コンピュータから本実施形態1に係るコンピュータプログラム10aをダウンロードし、記憶部13に記憶させても良い。
地図情報13aは、車両が走行する道路及び建物等を表す画像データを含む。また、地図情報13aは、複数の道路リンクと、複数の時間帯における各道路リンクそれぞれの平均移動時間とを対応付けた情報を記憶している。平均移動時間は各道路リンクを移動するために必要な時間である。道路リンクは、隣接する2つの交差点の道路区間であり、車両が走行する道路を論理的に構成するものである。各道路リンクは、交差点に対応するノードによって接続され、道路網を論理的に構成する。
施設位置情報13bは、少なくとも複数の施設の位置を示した位置情報と、各施設の種類又は名称とを対応付けた状態を含む。
入出力部14は、各種信号ないし情報を入出力するインタフェースであり、入出力部14には位置検出部2、受付部3、表示部4及びスピーカ5等の外部装置が接続されている。
位置検出部2は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機である。GPS受信機は、GPS衛星と共にGPSシステムを構成しており、人工衛星からの電波を受信し、自身の位置、即ち車両の位置を特定し、特定された位置情報を経路探索装置1へ出力する。車両の位置は、例えば緯度及び経度で表される。
受付部3は、表示部4に対する指の接触による静電容量又は電気容量の変化によって、指の接触位置を検出するタッチセンサである。受付部3、ユーザによる操作を検出することによって、各種情報を受け付け、受け付けた情報を経路探索装置1へ出力する。例えば、受付部3は、車両の目的地を受け付ける。なお、タッチセンサは受付部3の一例であり、マウス、タッチペン等のポインティングデバイス、各種キーであっても良い。
表示部4は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ等の表示デバイスであり、制御部11から出力された画像信号に基づいて、画像を表示する。具体的には、表示部4は地図画像、現在地から目的地へ至る経路、経路沿いに位置する各種施設を表示する。スピーカ5は、制御部11から出力された音声信号に応じた音声を出力する。
時計部15は年月日及び時刻を計時している。また時計部15はカレンダー情報を有しており、制御部11は該時計部15から現在の年月日、時刻及び曜日などの時間情報を取得することができる。
図2は実施形態1に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。経路探索装置1の制御部11は、受付部3にて目的地を受け付ける(ステップS11)。次いで、制御部11は、位置検出部2から車両の位置情報を取得し(ステップS12)、記憶部13が記憶する地図情報13aに基づいて、現在地から目的地への経路を探索する(ステップS13)。例えば、制御部11は、経路を構成する複数の道路リンクそれぞれの平均移動時間の和が最小になるような経路を探索する。
次いで、制御部11は、車両の経路案内を行う(ステップS14)。具体的には制御部11は、ステップS13にて探索して得た経路及び車両の現在地を地図画像上に表示し、目的地への経路を案内する。
次いで、制御部11は、記憶部13が記憶する施設位置情報13bに基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する(ステップS15)。検索する施設の種類は特に限定されるものでは無く、所定の施設であっても良いし、ユーザによって指定された施設であっても良い。本実施形態1では、例えば飲食店及びガソリンスタンドを検索する。なお、経路に沿いに位置する施設は、例えば、経路から所定距離以内に含まれる施設を意味する。
次いで、制御部11は、ステップS15の検索結果に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設の数を算出する(ステップS16)。次いで、制御部11は、現在地から直近の施設への移動に要する所要時間、又は直近の施設までの距離を算出する(ステップS17)。所要時間は、現在地から前記施設へ至る経路を構成する道路リンクの平均移動時間を用いて算出すれば良い。また、現在地から前記施設までの距離が比較的短い場合、現在地から前記施設までの距離を、現在の車両の平均速度で除算することによって、所要時間を算出しても良い。更に、言うまでもなく、渋滞情報、気象情報等を図示しない外部のサーバから取得し、曜日、季節、天候等の情報を加味して、所要時間を算出するように構成しても良い。
次いで、制御部11は、ステップS15の検索結果に基づいて、前記直近の施設から、該施設に隣り合う目的地寄りの施設への移動に要する所要時間、又は各施設間の距離を算出する(ステップS18)。更に、制御部11は、ステップS15の検索結果に基づいて、更に遠方の施設間の移動に要する所要時間、又は各施設間の距離を算出する(ステップS19)。
そして、制御部11は、ステップS16にて算出した施設数と、ステップS17〜ステップS19にて算出した距離又は所要時間に係る情報を入出力部14から表示部4へ出力することによって、該情報を表示部4に表示させる(ステップS20)。なお、制御部11は、前記情報を表す音声信号を出力部からスピーカ5へ出力することによって、かかる情報を音声出力しても良い。
そして、制御部11は、車両が目的地に到着したか否かを判定する(ステップS21)。目的地に到着していないと判定した場合(ステップS21:NO)、制御部11は、処理をステップS12へ戻す。目的地に到着したと判定した場合(ステップS21:YES)、制御部11は処理を終える。
図3は施設数に係る情報の出力結果の一例を示す模式図である。制御部11は、ステップS20の処理によって、図3に示すような経路案内画像6を表示する。経路案内画像6は、地図画像を表示する地図表示部61を含み、地図画像には、車両の現在地及び進行方向を示す矢印画像61a、及び現在地から目的地への経路線図61bが重畳されている。
また、経路案内画像6は、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設、例えば飲食店又はガソリンスタンドの数を表示する施設数表示部62を含む。施設表示部4の表示位置、表示態様は特に限定されるものでは無く、前記経路に沿って位置する各種施設の数を表示することができれば十分である。
更に、経路案内画像6は、現在地から直近の施設への移動に要する所要時間、直近の施設までの距離等を表示する所要時間表示部63を含む。また、所要時間表示部63は、経路に沿って同種の2つ以上の施設が存在する場合、各施設間の移動に要する所要時間及び各施設間の距離を表示する。なお、本実施形態1では飲食店について経路案内画像6を表示しているが、言うまでもなくガソリンスタンド、その他の施設についても同様にして表示しても良い。また、図3に示すように、所要時間表示部63は、経路に沿って同種の2つ以上の施設が存在する場合、現在地から近い順に、各施設に係る表示欄に番号を表示し、地図表示部61は各施設に対応する番号を地図画像上に表示すると良い。なお、番号は一例であり、各施設に対応するマークを地図上に表示するように構成しても良いし、番号と共に各施設の種類を表したマークを地図上に表示しても良い。
実施形態1に係る経路探索装置1、経路探索方法及びコンピュータプログラム10aによれば、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設の数に係る情報を出力することができる。例えば、経路探索装置1は、目的地への経路沿いに位置する飲食店又はガソリンスタンドの数を表示することができる。ユーザは現在地と、目的地との間に飲食店及びガソリンスタンドがそれぞれ何店舗あるのかを把握しながら目的地へ移動することができる。
より具体的な状況を想定して、経路探索装置1の効果を説明する。ユーザが飲み物を飲みながら車両を運転していたところ、飲み物の残量が少なくなっていたため、コンビニエンスストア等の店舗で購入しようと考えるが、飲み物残量があると、次の店舗で購入しようと考える。しかし、場合によっては、次の店舗までの距離が長く、飲み物が無くなってしまう。ユーザは、喉が渇き、運転に集中の注意力が散漫になってしまうおそれがあるが、本実施形態1に係る経路探索装置1によれば、次の店舗までの所要時間又は距離を事前に把握することができるため、かかる問題を解決することができる。
また、経路探索装置1は、現在地から直近の施設への移動に要する所要時間、又は直近の施設までの距離を表示部4に表示又は音声出力することができる。従って、ユーザは、直近の施設への移動に要する所要時間を把握しながら目的地へ移動することができる。
更に、経路探索装置1は、直近の施設から、該施設に隣り合う目的地寄りの施設への移動に要する所要時間又は各施設間の距離を表示部4に表示又は音声出力することができる。従って、ユーザは、次に到来する直近の施設に立ち寄らずに通過した場合、次に同種の施設に到着するまでに要する所要時間を把握することができ、直近の施設に立ち寄るべきか否かを容易に判断することができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る経路探索装置201は、目的地への経路沿いに位置する施設の内、ユーザの嗜好に合致した施設を検索し、施設数、施設間の移動に要する所要時間、施設間の距離等の情報を出力するように構成したものである。実施形態2に係る経路探索装置201は、移動履歴記憶装置7及び気象情報提供装置8との間で各種情報を無線で送受信する無線通信部16を更に備えた点、制御部11の処理内容が実施形態1と異なるため、以下では、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の実施形態2に係る経路探索装置201の一構成例を示すブロック図である。実施形態2に係る経路探索装置201は、実施形態1と同様の制御部11、一時記憶部12、記憶部13、入出力部14及び時計部15を備え、更に無線通信部16を備える。無線通信部16は、外部の移動履歴記憶装置7、気象情報提供装置8との間で各種情報を送受信する。
無線通信部16による各種情報の送受信は制御部11によって制御される。例えば、移動履歴記憶装置7は、気象情報提供装置8に天気予報情報を要求し、該気象情報提供装置8から送信された気象情報を受信する。
また、無線通信部16は、車両の移動履歴情報7aを移動履歴記憶装置7へ送信し、該移動履歴記憶装置7に移動履歴情報7aを記憶させる。移動履歴情報7aには、例えば車両が所定時間以上停車した施設の種類、車両が該施設に停車していたときの年月日及び時刻、その時の気象情報等が含まれる。移動履歴情報7aは、いわはユーザの嗜好を示した情報である。無線通信部16は、移動履歴記憶装置7に移動履歴情報7aを要求することができ、移動履歴記憶装置7は、要求に応じて、要求元の車両の移動履歴情報7aを経路探索装置201へ送信し、経路探索装置201は、移動履歴記憶装置7から送信された移動履歴情報7aを受信する。
また、記憶部13は実施形態2に係る経路探索方法の処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム210aを記憶している。本実施形態2に係るコンピュータプログラム210aは、記録媒体210にコンピュータ読み取り可能に記録された態様でも良い。
図5及び図6は、実施形態2に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。経路探索装置201の制御部11は、実施形態1のステップS11〜ステップS14と同様の処理をステップS211〜ステップS214にて実行する。次いで、制御部11は、時計部15から時間情報を取得する(ステップS215)。時間情報には、月日及び時刻の情報が含まれる。そして、制御部11は、無線通信部16を介して気象情報提供装置8から気象情報を取得する(ステップS216)。
次いで、制御部11は、無線通信部16を介して移動履歴記憶装置7から、車両の移動履歴情報7aを取得する(ステップS217)。そして、制御部11は、ステップS215にて取得した時間情報と、ステップS216にて取得した気象情報とに基づいて、ユーザの嗜好に合った施設の種類を特定する(ステップS218)。例えば、同じ時期、同じ時間帯、同じ気象条件で過去に1回以上、又は所定回数以上停車したことがある施設の種類を特定する。時期の幅は特に限定されるものでは無く、1年を12月に区分しても良いし、春夏秋冬の4つに区分しても良い。時間帯の幅も特限定されるものでは無く、1日を1時間単位で24個に区分しても良いし、朝、昼、夕方、夜等、4つに区分しても良いし、午前及び午後に2区分にしても良い。気象は、例えば、晴れ、曇り、雨、雪などで区分すれば良い。
なお、ユーザの嗜好に合致した施設、例えば、現在の時期、時刻、気象条件、過去の移動履歴に合致した施設の種類の特定部を経路探索装置201が行う例を説明したが、移動履歴記憶装置7を備えたサーバがユーザの嗜好に合致した施設の特定を行い、その結果を経路探索装置へ送信するように構成しても良い。また、ユーザの嗜好を判定する要素は、時期、気象、過去の移動履歴に限定されるものでは無く、運転者の年齢、性別、運転歴、道路状況、その他の要素を考慮すると良い。
次いで、制御部11は、記憶部13が記憶する施設位置情報13bに基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設の内、ステップS218で特定した種類の施設を検索する(ステップS219)。以下、実施形態1のステップS16〜S20と同様の処理を、ステップS220〜224にて実行する。次いで、制御部11は、車両の停車した施設を特定する(ステップS225)。例えば、制御部11は、経路案内において取得した車両の位置情報、及び車両の位置が検出された時刻を一時記憶部12に記憶しており、所定時間以上、車両が停止しており、かつ該車両の停止位置と、施設の位置とが所定距離未満である場合、該施設を、車両が停止した施設として特定すれば良い。
そして、制御部11は、ステップS255で特定した施設の種類、該施設に停車したときの月日、時刻及び気象情報を対応付けた移動履歴情報7aを、移動履歴記憶装置7へ送信し、記憶させる(ステップS226)。ステップS226の処理を終えた制御部11は、車両が目的地に到着したか否かを判定する(ステップS227)。目的地に到着していないと判定した場合(ステップS227:NO)、制御部11は、処理をステップS212へ戻す。目的地に到着したと判定した場合(ステップS227:YES)、制御部11は処理を終える。
実施形態2に係る経路探索装置201、経路探索方法及びコンピュータプログラム210aによれば、目的地への経路沿いに位置する施設の内、ユーザの嗜好に合致した施設の数に係る情報をユーザに通知することがきる。具体的には、ユーザが過去に1回以上、又は所定回数以上停車したことがある施設の種類を特定し、目的地への経路沿いに位置する該種類の施設の数に係る情報をユーザに通知することができる。
また、経路探索装置201は、ユーザの嗜好に関連する時期、時間帯及び気象条件を考慮して、ユーザの嗜好に合致した施設を特定し、該施設の数に係る情報をユーザに通知することがきる。
なお、本実施形態2では、移動履歴情報7aを外部の移動履歴記憶装置7に蓄積する例を説明したが、記憶部13の空容量が十分ある場合、記憶部13に移動履歴情報7aを記憶させるように構成しても良い。
(実施形態3)
実施形態3に係る経路探索装置301は、目的地への経路沿いに位置する施設の内、連続運転時間、ユーザの身体状態に応じた施設を検索し、施設数、施設間の移動に要する所要時間、施設間の距離等の情報を出力するように構成したものである。実施形態3に係る経路探索装置301は、身体状態検知部17を更に備えた点、制御部11の処理内容が実施形態1と異なるため、以下では、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7は本発明の実施形態3に係る経路探索装置301の一構成例を示すブロック図である。実施形態3に係る経路探索装置301は、実施形態1と同様の制御部11、一時記憶部12、記憶部13、入出力部14及び時計部15を備え、更に身体状態検知部17を備える。身体状態検知部17は、例えば、車両の運転者を撮像する撮像部を備える。身体状態検知部17は、運転者の顔画像から目部分を抽出し、瞬きの頻度、目の開閉状態に応じて、疲労を検知する。なお、ユーザの目の状態を検知する手段は、身体状態検知部17の一例であり、ユーザの血圧、心拍、体温等を検出するセンサを備え、ユーザの身体状態を検知するように構成しても良い。
また、記憶部13は実施形態3に係る経路探索方法の処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム310aを記憶している。本実施形態3に係るコンピュータプログラム310aは、記録媒体310にコンピュータ読み取り可能に記録された態様でも良い。
図8は実施形態3に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。経路探索装置301の制御部11は、実施形態1のステップS11〜ステップS14と同様の処理をステップS311〜ステップS314にて実行する。次いで、制御部11は、連続運転時間を特定する(ステップS315)。制御部11は、経路案内において取得した車両の位置情報、及び車両の位置が検出された時刻を一時記憶部12に記憶しており、所定時間以上、車両が停止すること無く車両が移動を続けている時間を特定すれば良い。
次いで、制御部11は、身体状態検知部17にてユーザの身体状態を検知する(ステップS316)。そして、制御部11は、ステップS315にて特定した連続運転時間、及びステップS316にて検出した身体状態に応じた施設の種類を特定する(ステップS317)。例えば、連続運転時間が所定時間以上である場合、又は身体状態検知部17が疲労状態を検知した場合、制御部11は、休憩が可能な施設の種類を特定する。連続運転時間が所定時間未満であり、かつ身体状態検知部17が疲労状態を検知していない場合、所定の施設の種類、ユーザによって指定された任意の施設の種類を特定する。
次いで、制御部11は、記憶部13が記憶する施設位置情報13bに基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設の内、ステップS317で特定した種類の施設を検索する(ステップS318)。以下、実施形態1のステップS16〜S21と同様の処理を、ステップS319〜S324にて実行する。
実施形態3に係る経路探索装置301、経路探索方法及びコンピュータプログラム310aによれば、目的地への経路沿いに位置する施設の内、ユーザの身体状態に合った施設の数に係る情報をユーザに通知することがきる。具体的には、ユーザが疲労しているおそれがある場合、休憩が可能な施設を検索し、該施設の数、該施設までの所要時間、距離等の情報をユーザに通知することができる。
より具体的な状況を想定して、経路探索装置301の効果を説明する。ユーザが長距離運転を行っている場合、目的地へ到着するまでに休憩を取る必要がある。今、休憩を取ることができる施設があるが、まだ体力及び集中力に余力があれば、次の施設まで移動することができると判断しがちである。しかし、休憩できる次の施設までの距離が長かったり、渋滞により所要時間が想像以上に長かったりした場合、途中で休憩を取ることができず、疲労により安全運転を行うことが難しくなる。本実施形態3の経路探索装置301によれば、休憩を取ることができる次の施設までの所要時間又は距離を事前に把握することができるため、かかる問題を解決することができる。
(実施形態4)
実施形態4に係る経路探索装置401は、車両のガソリン残量が閾値未満になった場合、目的地への経路沿いに位置するガソリンスタンドの施設を検索し、施設数、施設間の移動に要する所要時間、施設間の距離等の情報を出力するように構成したものである。実施形態4に係る経路探索装置401は、入出力部14に残量検出部9が接続されている点、制御部11の処理内容が実施形態1と異なるため、以下では、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は本発明の実施形態4に係る経路探索装置401の一構成例を示すブロック図である。実施形態4に係る経路探索装置401の入出力部14には、残量検出部9が接続されている。残量検出部9は、例えば燃料レベルセンサを備える。燃料レベルセンサは、燃料タンクのフロートの上下位置によって抵抗値が変化する可変抵抗を有し、残量検出部9は、該可変抵抗の抵抗値を検出し、該抵抗値に対応する燃料の残量を算出し、算出して得た燃料の残量を示す信号を経路探索装置401に与える。なお、燃料の残量の算出を制御部11が行っても良い。
また、記憶部13は実施形態4に係る経路探索方法の処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム410aを記憶している。本実施形態4に係るコンピュータプログラム410aは、記録媒体410にコンピュータ読み取り可能に記録された態様でも良い。
図10は実施形態4に係る経路探索方法の一例を示すフローチャートである。経路探索装置401の制御部11は、実施形態1のステップS11〜ステップS14と同様の処理をステップS411〜ステップS414にて実行し、現在地から目的地への経路に沿って位置するガソリンスタンドの数に係る情報を出力する。次いで、制御部11は、残量検出部9にて、車両のガソリン残量を検出し(ステップS415)、ガソリン残量が閾値未満であるか否かを判定する(ステップS416)。ガソリン残量が閾値未満であると判定した場合(ステップS416:YES)、制御部11は、記憶部13が記憶する施設位置情報13bに基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設の内、ガソリンスタンドを検索する(ステップS417)。以下、実施形態1のステップS16〜S20と同様の処理を、ステップS418〜S422にて実行する。ステップS422の処理を終えた場合、又はステップS416においてガソリン残量が閾値以上であると判定した場合(ステップS416::NO)、制御部11は、車両が目的地に到着したか否かを判定する(ステップS423)。目的地に到着していないと判定した場合(ステップS423:NO)、制御部11は、処理をステップS412へ戻す。目的地に到着したと判定した場合(ステップS423:YES)、制御部11は処理を終える。
実施形態4に係る経路探索装置401、経路探索方法及びコンピュータプログラム410aによれば、車両のガソリン残量が閾値未満になった場合、目的地への経路沿いに位置するガソリンスタンドの施設の数に係る情報をユーザに通知することがきる。また、経路に沿って位置するガソリンスタンド間の移動に要する所要時間、ガソリンスタンド間の距離をユーザに通知することができる。
なお、実施形態4では、車両のガソリン残量を検出する例を説明したが、バッテリによって駆動する車両の場合、バッテリ残量を検出するバッテリ残量検出部を備えれば良い。バッテリ残量検出部は、バッテリの電圧及び電流を監視し、バッテリの残量を検出する。制御部11は、バッテリ残量検出部にて検出されたバッテリ残量が閾値未満になった場合、目的地への経路に沿って位置する充電スタンドを検索し、充電スタンドの数に係る情報を出力することができる。
(実施形態5)
実施形態5に係る経路探索装置501は、経路に沿った施設の検索方法が実施形態1と異なるため、以下では、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図11は本発明の実施形態5に係る経路探索装置501の一構成例を示すブロック図である。実施形態5に係る経路探索装置501は、実施形態1と同様の制御部11、一時記憶部12、記憶部13、入出力部14及び時計部15を備えており、記憶部13は更に検索範囲テーブル13cを記憶している。
図12は検索範囲テーブル13cの一例を示す概念図である。検索範囲テーブル13cは、属性IDと、施設の種類と、該施設を検索する際に使用する検索範囲とを対応付けて記憶している。制御部11は、経路沿いに位置する施設を検索する際、経路から一定の検索範囲内に位置する施設を検出する。実施形態5では施設の検索に使用する検索範囲が、施設の種類毎に異なっており、検索範囲テーブル13cは前記検索範囲を施設の種類毎に記憶している。
例えば、休憩を行うための施設は、車両の安全運転に関わる重要なものであるため、検索範囲は広く、100mの検索範囲が対応付けられている。トイレ、ガソリンスタンド等の施設はユーザ及び車両に必須の施設であるため、検索範囲は比較的広く、50mの検索範囲が設定されている。また、ATM及び洗車に係る施設は、状況によって必要な施設であり、重要度が落ちるため、検索範囲は比較的狭く、20mの検索範囲が設定されている。更に、飲食又は娯楽に係る施設は、快適性に関わるものであって、重要度は低いため、5mと言った狭い検索範囲が設定されている。なお、かかる検索範囲は一例であり、検索範囲の数値も一例である。また、検索範囲をユーザが任意に設定できるように構成しても良い。
また、記憶部13は実施形態5に係る経路探索方法の処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム510aを記憶している。本実施形態5に係るコンピュータプログラム510aは、記録媒体510にコンピュータ読み取り可能に記録された態様でも良い。
実施形態5に係る経路探索方法の処理手順は、実施形態1と同様であるが、経路沿いに位置する施設の検索方法のみが異なる。制御部11は、ステップS15において、検索対象の施設の種類に対応する検索範囲を、検索範囲テーブル13cに基づいて特定し、特定された検索範囲を用いて、経路沿いに位置する施設を検索する。
例えば、経路沿いに位置するガソリンスタンド及び飲食店を検索する場合、制御部11は、ガソリンスタンドに対応する検索範囲として、50mを特定する。そして、制御部11は、目的地への経路から50mの範囲内に位置するガソリンスタンドを検索する。一方、制御部11は、飲食店に対応する検索範囲として、5mを特定する。そして制御部11は、目的地への経路から5mの範囲内に位置する飲食店を検索する。
実施形態5に係る経路探索装置501、経路探索方法及びコンピュータプログラム510aによれば、施設の種類に応じた検索範囲で施設の検索を行い、目的地への経路沿いに位置する施設数に係る情報をユーザに通知することができる。
なお、実施形態1〜実施形態5の技術要素を各別に説明したが、実施形態1〜5の技術要素を任意に組み合わせて、経路探索装置を構成することも可能である。
1,201,301,401,501 経路探索装置
2 位置検出部
3 受付部
4 表示部
5 スピーカ
6 経路案内画像
7 移動履歴記憶装置
7a 移動履歴情報
8 気象情報提供装置
9 残量検出部
10,210,310,410,510 記録媒体
10a,210a,310a,410a コンピュータプログラム
11 制御部
12 一時記憶部
13 記憶部
13a 地図情報
13b 施設位置情報
13c 検索範囲テーブル
14 入出力部
15 時計部
16 無線通信部
17 身体状態検知部
6 経路案内画像
61 地図画像表示部
61a 矢印画像
61b 経路線図
62 施設数表示部
63 所要時間表示部

Claims (10)

  1. 地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索する経路探索装置であって、
    複数の施設の位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する施設検索部と、
    該施設検索部にて検索して得た施設の数を算出する施設数算出部と、
    該施設数算出部にて算出された施設の数に係る情報を出力する出力部と
    を備える経路探索装置。
  2. 前記複数の施設の位置情報及び前記地図情報に基づいて、前記経路に沿って隣り合う施設間の移動に要する時間又は距離を算出する算出部を備える
    請求項1に記載の経路探索装置。
  3. 前記算出部は、
    前記複数の施設の位置情報及び前記地図情報に基づいて、前記経路に沿って位置する直近の施設と、該施設に隣り合う目的地寄りの施設との間の移動に要する時間又は距離を算出する
    請求項1又は請求項2に記載の経路探索装置。
  4. 施設の種類と、検索範囲とを対応付けたテーブルを備え、
    前記施設検索部は、
    前記経路から施設の種類に応じた検索範囲内の位置にある該種類の施設を検索するようにしてある
    請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の経路探索装置。
  5. 自機の位置情報を取得する取得部と、
    過去に到達した施設又は該施設の種類を記憶する移動履歴記憶部と、
    該移動履歴記憶部が記憶する施設又は種類に基づいて、過去に到達した施設の種類を特定する特定部と
    を備え、
    前記施設検索部は、
    現在地から目的地への経路沿いに位置しており、前記特定部にて特定された種類の施設を検索する
    請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の経路探索装置。
  6. 時計部と、
    気象情報を取得する気象情報取得部と
    を備え、
    前記移動履歴記憶部は、
    過去に到達した施設又は該施設の種類と、該施設に到達したときに前記時計部が経時した時間及び前記気象情報取得部が取得した気象情報とを対応付けて記憶しており、
    前記特定部は、
    過去に到達した施設の内、現在の時間及び気象情報に対応する施設の種類を特定する
    請求項5に記載の経路探索装置。
  7. 自機と共に目的地へ移動する移動者の身体状態を検出する身体状態検知部と、
    前記身体状態検知部が検知した身体状態に対応する施設の種類を特定する特定部と
    を備え、
    前記施設検索部は、
    在地から目的地への経路沿いに位置しており、前記特定部にて特定された種類の施設を検索する
    請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載の経路探索装置。
  8. 車両に蓄えられた燃料又は車両に搭載されたバッテリの残量を検出する残量検出部と、
    該残量検出部にて検出された残量が閾値未満であるか否かを判定する判定部と
    を備え、
    前記施設検索部は、
    前記判定部が閾値未満であると判定した場合、在地から目的地への経路沿いに位置しているガソリンスタンド又は充電スタンドに係る施設を検索する
    請求項1〜請求項7のいずれか一つに記載の経路探索装置。
  9. 地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索する経路探索方法であって、
    複数の施設の位置情報を記憶するステップと、
    記憶した位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索するステップと、
    検索して得た施設の数を算出するステップと、
    算出された施設の数に係る情報を出力するステップと
    を備える経路探索方法。
  10. 複数の施設の位置情報を記憶するコンピュータに、地図情報に基づいて、現在地から目的地への経路を探索させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記位置情報に基づいて、現在地から目的地への経路沿いに位置する施設を検索する施設検索部、
    該施設検索部にて検索して得た施設の数を算出する施設数算出部、及び
    該施設数算出部にて算出された施設の数に係る情報を出力する出力部
    として機能させるコンピュータプログラム。
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