JP2016175220A - 印刷装置 - Google Patents

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将明 安▲藤▼
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Abstract

【課題】循環復路におけるインク吐出ヘッドへのインクの逆流に伴うインク吐出ヘッドへの異物の流入を、抑制することができる印刷装置を提供する。【解決手段】UVインクを吐出するインク吐出ヘッド12と、UVインクを貯留するサブタンク25と、サブタンク25からインク吐出ヘッド12へ供給されるUVインクが流れる循環往路36、およびインク吐出ヘッド12からサブタンク25へ戻るUVインクが流れる循環復路37、を有するインク循環流路28と、循環復路37に設けられ、循環復路37を開閉可能な逆止弁33とを備え、UVインクが循環復路37を順方向に流れる際は、逆止弁33によって循環復路37は開放されており、UVインクが循環復路37を逆方向に流れる際は、逆止弁33によって循環復路37は閉塞されている。【選択図】図2

Description

本発明は、インク吐出ヘッドを含んで構成されたインク循環流路を備えた印刷装置に関するものである。
従来、インクを吐出するヘッドユニットと、インクを貯留するサブタンクと、サブタンクからヘッドユニットへ供給されるインクが流れる循環往路と、ヘッドユニットからサブタンクへ戻るインクが流れる循環復路と、を有するインク循環流路と、循環往路に設けられたフィルターと、を備えたプリンターが知られている。このプリンターでは、フィルターによってインクをろ過することで、インク中の異物がヘッドユニットの各ヘッドに流入することを防止している(特許文献1参照)。
特開2013−240980号公報
本発明者は、以下の課題を見出した。
インク吐出ヘッドを含んで構成されたインク循環流路を備えた印刷装置において、インク吐出ヘッドの交換のために循環復路をインク貯留部から取り外した際や、インク吐出ヘッドのクリーニングの際などに、循環復路においてインク吐出ヘッドへインクが逆流する場合がある。循環復路におけるインク吐出ヘッドへのインクの逆流に伴って、インク中に含まれる異物がインク吐出ヘッドに流入するおそれがある。
本発明は、循環復路におけるインク吐出ヘッドへのインクの逆流に伴うインク吐出ヘッドへの異物の流入を抑制することができる印刷装置を提供することを課題としている。
本発明の印刷装置は、インクを吐出するインク吐出ヘッドと、インクを貯留するインク貯留部と、インク貯留部からインク吐出ヘッドへ供給されるインクが流れる循環往路、およびインク吐出ヘッドからインク貯留部へ戻るインクが流れる循環復路、を有するインク循環流路と、循環復路に設けられ、循環復路を開閉可能な開閉部と、を備え、インクが循環復路を順方向に流れる際は、流入阻止部によって循環復路は開放されており、インクが循環復路を逆方向に流れる際は、流入阻止部によって循環復路は閉塞されていることを特徴とする。
この構成によれば、インクが循環復路を逆方向に流れる際に、開閉部によって、インク吐出ヘッドへのインクの流入が阻止される。これにより、逆流するインクに含まれる異物がインク吐出ヘッドに流入することが抑制される。したがって、印刷装置は、循環復路におけるインク吐出ヘッドへのインクの逆流に伴うインク吐出ヘッドへの異物の流入を、抑制することができる。
この場合、開閉部は、逆止弁を有することが好ましい。
本構成によれば、インクが循環復路を順方向に流れる際に、逆止弁が循環復路を開放し、インクが循環復路を逆方向に流れる際に、逆止弁が循環復路を閉塞する。このため、開閉部としての信頼性を高めることができる。
この場合、複数のインク吐出ヘッドを備え、循環復路は、それぞれの一方の端部がそれぞれ対応するインク吐出ヘッドに連なった複数の枝路と、各枝路の他方の端部側で複数の枝路が合流した幹路と、を含み、幹路に、開閉部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、各枝路に開閉部を設けずとも、循環復路における複数のインク吐出ヘッドへのインクの逆流に伴って、複数のインク吐出ヘッドへ異物が流入することが抑制される。このため、本構成によれば、各枝路に開閉部を設ける場合に比べ、開閉部の個数を削減することができる。
この場合、複数のインク吐出ヘッドと、複数の開閉部と、を備え、循環復路は、それぞれの一方の端部がそれぞれ対応するインク吐出ヘッドに連なった複数の枝路、を含み、各枝路に、開閉部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、複数の枝路が合流した幹路に開閉部を設ける場合に比べ、循環復路におけるインク吐出ヘッドへのインクの逆流に伴うインク吐出ヘッドへの異物の流入を、より確実に抑制することができる。
この場合、循環往路に設けられ、インクをろ過するフィルター、をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、循環往路においてインク吐出ヘッドに流れるインクに含まれる異物が、フィルターに補足される。このため、循環往路においてインク吐出ヘッドに流れるインクに含まれる異物がインク吐出ヘッドに流入することが抑制される。
この場合、インク吐出ヘッドとインク貯留部との水頭差と、循環復路におけるインクの圧力損失と、に基づいて、インク吐出ヘッドの内部のインクに所定の範囲内の背圧が付与されることが好ましい。
本構成によれば、循環復路におけるインクの圧力損失が低減される。そのため、ヘッド背圧を所定の範囲内に収めるために、インク吐出ヘッドに対する負圧の水頭差を大きくする必要がない。したがって、インク循環流路においてインクの循環が停止した場合にも、ヘッド背圧が大きく低下することが抑制される。このため、本構成によれば、インク循環流路においてインクの循環が停止した場合にも、インク吐出ヘッドのノズルから気泡が入りこんでしまうことを抑制することができる。
この場合、インク循環流路に設けられ、インクをインク循環流路内で循環させる循環ポンプ、をさらに備えたことが好ましい。
本発明の一実施形態に係る印刷装置の概略構成図である。 図1に示した印刷装置が備えるインク供給部を示す配管系統図である。 変形例に係るインク供給部を示す配管系統図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る印刷装置1について説明する。
図1を参照して、印刷装置1の全体構成について説明する。印刷装置1は、セットされた印刷媒体100に対して、紫外線硬化型インク(以下「UVインク」という。)を吐出することにより印刷を行う。印刷媒体100は、帯状の連続紙である。なお、印刷媒体100の材質としては、特に限定されるものではなく、紙系、フィルム系など、種々のものが用いられる。
印刷装置1は、送り部2と、インク吐出部3と、照射部4とを備えている。また、印刷装置1は、図1では図示省略したが、インク吐出部3にUVインクを供給するインク供給部5(図2参照)を備えている。
送り部2は、ロール・ツー・ロール方式で、印刷媒体100を送る。送り部2は、繰出しリール6と、巻取りリール7と、回転ドラム8と、複数のローラー9とを備えている。繰出しリール6から繰り出された印刷媒体100は、回転ドラム8および複数のローラー9を経て、巻取りリール7に巻き取られる。回転ドラム8は、図示しない支持機構により回転可能に支持された円筒形状のドラムである。回転ドラム8は、回転ドラム8の周面に沿って印刷媒体100が送られると、周面と印刷媒体100との間の摩擦力により、従動回転する。回転ドラム8は、インク吐出部3に対するプラテンとして機能する。
インク吐出部3は、複数のヘッドユニット11を備えている。複数のヘッドユニット11は、回転ドラム8の周面に沿って並び設けられている。複数のヘッドユニット11は、複数種類(例えばCMYKの4色)のUVインクと一対一に対応している。各ヘッドユニット11は、インクジェット方式でUVインクを吐出するインク吐出ヘッド12(図2参照)を複数備えている。ヘッドユニット11は、回転ドラム8の周面に支持された印刷媒体100に対して、UVインクを吐出する。これにより、印刷媒体100上にカラー画像が形成される。
照射部4は、複数の仮硬化用照射器13と、本硬化用照射器14とを備えている。複数の仮硬化用照射器13は、回転ドラム8の周面に沿って、複数のヘッドユニット11と1つずつ交互に並ぶようにして設けられている。仮硬化用照射器13は、対応するヘッドユニット11に対して、印刷媒体100の送り経路下流側に設けられている。仮硬化用照射器13は、UVインクが吐出された印刷媒体100に対して、紫外線を照射する。これにより、印刷媒体100に着弾した直後のUVインクが仮硬化し、ドットの拡がりや混色が抑制される。本硬化用照射器14は、送り経路の最下流側に設けられた仮硬化用照射器13よりも、さらに下流側に設けられている。本硬化用照射器14は、UVインクの吐出および仮硬化が行われた印刷媒体100に対し、仮硬化用照射器13よりも大きい積算光量の紫外線を照射する。これにより、印刷媒体100に着弾したUVインクが、完全に硬化し、印刷媒体100に定着する。
なお、仮硬化用照射器13および本硬化用照射器14には、例えば、紫外線を照射するLED(Light Emitting Diode)ランプ、高圧水銀ランプなどを用いることができる。
図2を参照して、インク供給部5について説明する。インク供給部5は、インクカートリッジ21と、供給流路22と、開閉弁23と、供給ポンプ24と、サブタンク25と、液位センサー26と、加減圧部27と、インク循環流路28と、往路フィルター30と、加熱部31と、脱気部32と、逆止弁33とを備えている。
インクカートリッジ21には、UVインクが収容されている。インクカートリッジ21は、ホルダー34に装着される。供給流路22の上流端は、ホルダー34に装着されたインクカートリッジ21に差し込まれ、供給流路22の下流端は、サブタンク25に差し込まれている。供給流路22には、上流側から順に、開閉弁23および供給ポンプ24が設けられている。開閉弁23は、供給流路22を開閉する。開閉弁23としては、例えば、電磁操作弁を用いることができる。供給ポンプ24は、インクカートリッジ21に収容されたUVインクを、供給流路22を介してサブタンク25へ送液する。
サブタンク25は、インクカートリッジ21から送液されたUVインクを、一時的に貯留する。サブタンク25は、開放式のものである。液位センサー26は、サブタンク25内のUVインクの液位が、第1液位L1以上であるか否かを検出すると共に、第1液位L1より高い第2液位L2以上であるか否かを検出する。液位センサー26により、サブタンク25内のUVインクの液位が、第1液位L1未満であることが検出されると、インクカートリッジ21からサブタンク25にUVインクが供給される。液位センサー26により、サブタンク25内のUVインクの液位が、第2液位L2以上であることが検出されると、インクカートリッジ21からサブタンク25へのUVインクの供給が停止する。これにより、サブタンク25の液位が、第1液位L1と第2液位L2との間に維持される。したがって、インク吐出ヘッド12のノズル面と、サブタンク25の液面との水頭差ΔHは、所定の範囲内に維持される。これにより、インク吐出ヘッド12の内部のUVインクの背圧(以下「ヘッド背圧」という。)が所定の範囲内(例えば、−400Pa以上3000Pa以下)に維持され、インク吐出ヘッド12のノズルにおいて良好なメニスカスが形成される。
加減圧部27は、エアー流路35を介して、サブタンク25内に空気を供給またはサブタンク25内の空気を排出することにより、サブタンク25内を加圧または減圧する。加減圧部27は、例えば、UVインクのインク循環流路28への初期充填時や、インク吐出ヘッド12のクリーニング時などに、サブタンク25を加圧する。
インク循環流路28は、サブタンク25からインク吐出ヘッド12を経てサブタンク25に戻るUVインクの流路である。インク循環流路28は、循環往路36と、循環復路37とを備えている。
循環往路36には、サブタンク25からインク吐出ヘッド12へ供給されるUVインクが流れる。循環往路36は、往路側幹路36aと、往路側幹路36aから分岐した複数の往路側枝路36bとを備えている。往路側幹路36aの上流端は、サブタンク25に差し込まれている。往路側幹路36aには、上流側から順に、循環ポンプ29と、往路フィルター30と、加熱部31と、脱気部32とが設けられている。往路側枝路36bは、1つのインク吐出ヘッド12に対して1つ設けられている。往路側枝路36bの下流端は、インク吐出ヘッド12に接続されている。
循環復路37には、インク吐出ヘッド12からサブタンク25に戻るUVインクが流れる。つまり、サブタンク25から循環往路36を介してインク吐出ヘッド12に供給されたUVインクのうち、インク吐出ヘッド12から吐出されなかったUVインクが、循環復路37を介してサブタンク25に戻る。循環復路37は、複数の復路側枝路37bと、複数の復路側枝路37bがその下流側で合流した復路側幹路37aとを備えている。復路側枝路37bは、1つのインク吐出ヘッド12に対して1つ設けられている。復路側枝路37bの上流端は、インク吐出ヘッド12に接続されている。復路側幹路37aの下流端は、サブタンク25に差し込まれている。復路側幹路37aには、逆止弁33が設けられている。
循環ポンプ29は、サブタンク25に貯留されたUVインクを、インク吐出ヘッド12側に向けて送る。このため、循環ポンプ29が稼動すると、インク循環流路28内をUVインクが循環する。循環ポンプ29としては、脈動を抑制でき、経時的な流量変動が少ないことから、ギアポンプを好適に用いることができる。
往路フィルター30は、循環往路36を流れるUVインクをろ過することにより、UVインク中の異物を取り除く。この異物は、例えば、ギアポンプである循環ポンプ29で発生した摩擦熱によるUVインクの重合物や、供給流路22の上流端がインクカートリッジ21に差し込まれる際に混入した塵埃、気泡等である。なお、インク吐出ヘッド12の流入側にも、UVインクをろ過するヘッドフィルター38が設けられているが、循環往路36に往路フィルター30を設けることで、交換困難なヘッドフィルター38を長持ちさせることができる。
加熱部31は、インク循環流路28を流れるUVインクを、所定の温度(例えば35〜40℃)に加熱する。この所定の温度とは、インク吐出ヘッド12に供給されるUVインクが、インク吐出ヘッド12からの吐出に適した粘度となる温度である。印刷装置1は、印刷装置1の立上げ時には、所定の温度よりも低温のUVインクを加熱部31により所定の温度に加熱してから、印刷動作を開始する。
加熱部31は、ヒーター付きの温水タンク41と、温水循環流路42と、温水ポンプ43と、熱交換器44とを備えている。温水タンク41は、所定の温度範囲に調整された温水を貯留する。温水循環流路42は、温水タンク41から熱交換器44を経て温水タンク41に戻る流路である。温水ポンプ43は、温水を温水循環流路42内で循環させる。熱交換器44は、温水循環流路42を流れる温水と、インク循環流路28を流れるUVインクとの間で、熱交換を行う。
脱気部32は、インク循環流路28を流れるUVインクを脱気する。これにより、気泡を含んだUVインクがインク吐出ヘッド12に供給されることが防止される。脱気部32は、脱気モジュール45と、負圧ポンプ46とを備えている。脱気モジュール45は、例えば複数本の中空糸膜を備えたものである。負圧ポンプ46は、中空糸膜の外側を減圧する。これにより、中空糸膜内を流れるUVインクが脱気される。
ところで、循環復路37において、UVインクがインク吐出ヘッド12側に逆流する場合がある。例えば、一部のインク吐出ヘッド12を交換するために、循環復路37をサブタンク25から取り外す場合や、加減圧部27によりサブタンク25を加圧しながら、循環ポンプ29によりインク循環流路28内でUVインクを循環させることで、インク吐出ヘッド12をクリーニングする際に、循環ポンプ29が故障等により停止した場合である。これらの場合において、上述したように、循環復路37を流れるUVインクに異物が含まれていると、循環復路37におけるインク吐出ヘッド12側へのUVインクの逆流に伴って、UVインク中に含まれる異物が、インク吐出ヘッド12に流入するおそれがある。
このような循環復路37におけるインク吐出ヘッド12側へのUVインクの逆流に伴うインク吐出ヘッド12への異物の流入を防止するために、本実施形態の印刷装置1では、循環復路37の復路側幹路37aに逆止弁33が設けられている。この逆止弁33は、循環復路37においてインク吐出ヘッド12側からサブタンク25側(順方向)にUVインクが流れることを許容し、サブタンク25側からインク吐出ヘッド12側(逆方向)にUVインクが逆流することを阻止する。つまり、逆止弁33は、循環復路37において順方向へUVインクが流れるときに、循環復路37を開放し、循環復路37において逆方向へUVインクが流れるときに、循環復路37を閉塞する。このため、逆流するUVインクに含まれる異物がインク吐出ヘッド12に流入することが抑制される。したがって、本実施形態の印刷装置1によれば、循環復路37におけるインク吐出ヘッド12側へのUVインクの逆流に伴うインク吐出ヘッド12への異物の流入を、抑制することができる。逆止弁33としては、スイング式、リフト式、ディスク式など公知のものを適宜用いることができる。
逆止弁33は、圧力損失が非常に小さく(例えば200Pa程度)、逆止弁33による圧力損失がヘッド背圧に与える影響は小さい。そのため、ヘッド背圧を所定の範囲内に収めるために、インク吐出ヘッド12に対する負圧の水頭差ΔHを大きくする必要がない。このため、サブタンク25のレイアウト上の制限を低減できる。しかも、インク循環流路28においてUVインクの循環が停止した場合にも、ヘッド背圧が大きく低下することが抑制される。このため、本実施形態の印刷装置1によれば、インク循環流路28においてUVインクの循環が停止した場合にも、インク吐出ヘッド12のノズルから気泡が入りこんでしまうことを抑制することができる。また、逆止弁33は、ほとんど交換する必要がないため、コスト上、有利である。
逆止弁33が復路側幹路37aに設けられているため、各復路側枝路37bに逆止弁33を設けずとも、循環復路37における複数のインク吐出ヘッド12側へのUVインクの逆流に伴って、複数のインク吐出ヘッド12へ異物が流入することが抑制される。このため、本実施形態の印刷装置1によれば、各復路側枝路37bに逆止弁33を設ける場合に比べ、逆止弁33の個数を削減することができる。
なお、サブタンク25は、「インク貯留部」の一例である。逆止弁33は、「開閉部」の一例である。
また、循環復路37におけるインク吐出ヘッド12側へのUVインクの逆流に伴うインク吐出ヘッド12への異物の流入を防止するために、循環復路37に逆止弁33を設ける代わりに、循環往路36に往路フィルター30を設けたのと同様に、循環復路37にもフィルターを設けることが考えられる。しかしながら、フィルターは、ある程度使い続けると、新しいものと交換する必要があるため、コストが嵩んでしまう。また、上記の水頭差ΔHと、循環復路37におけるUVインクの圧力損失とに基づいて、ヘッド背圧が付与されるが、循環復路37にフィルターを設けた場合には、循環復路37におけるUVインクの圧力損失が、例えば10kPaほど増大する。そのため、ヘッド背圧を所定の範囲内に収めるためには、圧力損失が増大した分、インク吐出ヘッド12に対する負圧の水頭差ΔHを大きくしなければならない。つまり、インク吐出ヘッド12に対して、サブタンク25をより下方に設けなければならない。このため、サブタンク25のレイアウトが制限される。しかも、この場合、印刷装置1の稼動停止時などに、インク循環流路28においてUVインクの循環が停止すると、水頭差ΔHと圧力損失のうち、大きくなった負圧の水頭差ΔHだけがヘッド背圧に効くことになるため、ヘッド背圧が大きく低下する。このため、インク吐出ヘッド12のノズルから気泡が入りこんでしまうおそれがある。このため、循環復路37におけるインク吐出ヘッド12側へのUVインクの逆流に伴うインク吐出ヘッド12への異物の流入を防止するためには、循環復路37にフィルターを設けるよりも、逆止弁33を設ける方が好ましい。
本発明は上記した実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態は、以下のような形態に変更することができる。
図3に示すように、復路側幹路37aに逆止弁33を設ける代わりに、各復路側枝路37bに逆止弁33を設けてもよい。この場合、復路側幹路37aに逆止弁33を設ける場合に比べ、循環復路37におけるインク吐出ヘッド12側へのUVインクの逆流に伴うインク吐出ヘッド12への異物の流入を、より確実に抑制することができる。もちろん、復路側幹路37aと復路側枝路37bとのそれぞれに、逆止弁33を設けてもよい。
循環復路37に設けられる開閉部は、逆止弁33に限定されるものではなく、例えば、循環復路37においてサブタンク25へUVインクが流れるときに循環復路37を開放し、循環復路37においてインク吐出ヘッド12へUVインクが流れるときに循環復路37を閉塞する電磁操作弁または手動操作弁を用いることができる。なお、開閉部として逆止弁33を用いた場合には、電気的な制御によって、またはオペレーターの操作によって、循環復路37を開閉させる必要がなく、開閉部としての信頼性を高めることができる。
印刷装置1に用いられるインクは、UVインクに限定されるものではなく、例えば、水性インク、油性インク、溶剤インク、昇華型インクであってもよい。
1 :印刷装置
12 :インク吐出ヘッド
25 :サブタンク
28 :インク循環流路
33 :逆止弁
36 :循環往路
37 :循環復路

Claims (7)

  1. インクを吐出するインク吐出ヘッドと、
    前記インクを貯留するインク貯留部と、
    前記インク貯留部から前記インク吐出ヘッドへ供給される前記インクが流れる循環往路、および前記インク吐出ヘッドから前記インク貯留部へ戻る前記インクが流れる循環復路、を有するインク循環流路と、
    前記循環復路に設けられ、前記循環復路を開閉可能な開閉部と、
    を備え、
    前記インクが前記循環復路を順方向に流れる際は、前記開閉部によって前記循環復路は開放されており、前記インクが前記循環復路を逆方向に流れる際は、前記開閉部によって前記循環復路は閉塞されていることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記開閉部は、逆止弁を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 複数の前記インク吐出ヘッドを備え、
    前記循環復路は、それぞれの一方の端部がそれぞれ対応する前記インク吐出ヘッドに連なった複数の枝路と、各枝路の他方の端部側で複数の前記枝路が合流した幹路と、を含み、
    前記幹路に、前記開閉部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 複数の前記インク吐出ヘッドと、
    複数の前記開閉部と、を備え、
    前記循環復路は、それぞれの一方の端部がそれぞれ対応する前記インク吐出ヘッドに連なった複数の枝路、を含み、
    各枝路に、前記開閉部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  5. 前記循環往路に設けられ、前記インクをろ過するフィルター、をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記インク吐出ヘッドと前記インク貯留部との水頭差と、前記循環復路における前記インクの圧力損失と、に基づいて、前記インク吐出ヘッドの内部の前記インクに所定の範囲内の背圧が付与されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の印刷装置。
  7. 前記インク循環流路に設けられ、前記インクを前記インク循環流路内で循環させる循環ポンプ、をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の印刷装置。
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