JP2016170689A - 配備制御方法、配備制御プログラムおよび配備制御装置 - Google Patents

配備制御方法、配備制御プログラムおよび配備制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者側の情報を用いて、機能の配備時間を推定することを目的とする。【解決手段】配備制御装置は、情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する取得部と、前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出し、前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する推定部と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、配備制御方法、配備制御プログラムおよび配備制御装置に関する。
ユーザが使用するコンピュータシステム(以下、利用者システム)からのアプリケーションプログラムの配備要求に応じて、クラウド事業者のコンピュータシステム(以下、事業者システムと称する)が、アプリケーションプログラムを配備する技術がある。以下、アプリケーションプログラムをアプリケーションと称する。
関連する技術として、サービスプロバイダを動的に選択する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術は、複数のサービスプロバイダを使用可能なサービスコンシューマが、アプリケーションの実行時に呼び出すそれぞれのメソッドについて、要求するサービスレベルを満たすサービスプロバイダを動的に選択している。また、各クラウドサービスプロバイダの資源情報の評価を評価テーブルとしてクラウドサービスディレクトリが提供している。
特開2013−89033号公報
利用者システムがアプリケーション(機能)の配備を事業者システムに要求するとき、利用者にとってアプリケーションの配備時間を認識することが望ましい。ただし、クラウド事業者が事業者システムの状況に関する情報を公開していない場合、利用者は、アプリケーションの配備時間を認識することが難しい。
1つの側面として、本発明は、利用者側の情報を用いて、機能の配備時間を推定することを目的とする。
1つの態様では、配備制御方法は、コンピュータが、情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する処理、前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出する処理、前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する処理、を実行する配備制御方法。
1つの側面によれば、利用者側の情報を用いて、機能の配備時間を推定することができる。
実施形態のシステムの一例を示す図である。 仮想システムマネージャの一例を示す機能ブロック図である。 オーケストレータの一例を示す機能ブロック図である。 リクエスト実績記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 推定配備遅延記憶部が記憶する情報およびグラフの一例を示す図である。 リクエスト数記憶部およびグループ情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 性能指数記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 グループ参加処理の一例を示すシーケンスチャートである。 配備遅延推定処理の一例を示すフローチャートである。 配備遅延を推定する例を示すフローチャートである。 近似式により配備遅延を補完する処理の例を示すフローチャートである。 クラウド選択処理の一例を示すフローチャートである。 配備要求処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の具体例を説明する図(その1)である。 実施形態の具体例を説明する図(その2)である。 実施形態の具体例を説明する図(その3)である。 実施形態の具体例を説明する図(その4)である。 実施形態の具体例を説明する図(その5)である。 実施形態の具体例を説明する図(その6)である。 実施形態の具体例を説明する図(その7)である。 実施形態の具体例を説明する図(その8)である。 実施形態の具体例を説明する図(その9)である。 実施形態の具体例を説明する図(その10)である。 実施形態の具体例を説明する図(その11)である。 実施形態の具体例を説明する図(その12)である。 変形例のシステムの一例を示す図である。 変形例の仮想システムマネージャおよび統括仮想システムマネージャの一例を示す機能ブロック図である。 変形例のリクエスト数記憶部およびグループ情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 変形例のクラウド選択処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 変形例のクラウド選択処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 変形例の配備要求処理の一例を示すフローチャートである。 変形例の具体例を説明する図(その1)である。 変形例の具体例を説明する図(その2)である。 変形例の具体例を説明する図(その3)である。 変形例の具体例を説明する図(その4)である。 変形例の具体例を説明する図(その5)である。 変形例の具体例を説明する図(その6)である。 変形例の具体例を説明する図(その7)である。 変形例の具体例を説明する図(その8)である。 仮想システムマネージャのハードウェア構成の一例を示す図である。 統括仮想システムマネージャのハードウェア構成の一例を示す図である。
<実施形態のシステムの一例>
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、実施形態のシステム1の一例を示している。システム1は、複数の事業者システム2(2A、2B、・・・)と複数の利用者システム3(3A、3B、・・・)とを含む。
実施形態のシステム1では、事業者システム2および利用者システム3は複数の例を示しているが、事業者システム2および利用者システム3は1つであってもよい。
事業者システム2は、利用者システム3に対してクラウドサービスを提供する事業者の情報処理システムである。事業者システム2は、例えば、複数のサーバを含むシステムである。以下、事業者システム2をクラウドと称することもある。
例えば、クラウドCαは、事業者システム2Aの情報処理システムである。また、クラウドCβは、事業者システム2Bの情報処理システムである。図1の例は、2つの事業者システム2を示しているが、事業者システム2の数は任意の数であってよい。例えば、クラウドCγがあってもよい。
利用者システム3は、事業者システム2が提供するクラウドサービスを利用するユーザのシステムである。利用者システム3は1または複数の端末を含むコンピュータシステムである。
実施形態では、利用者システム3は、複数の端末が相互に接続されたプライベートネットワークのシステムであるものとする。また、実施形態では、利用者システム3は、テナント業者に設置されるものとする。以下、テナント業者をテナントと称することがある。
例えば、テナントTaは利用者システム3Aを設置しているテナント業者である。また、テナントTbは利用者システム3Bを設置しているテナント業者である。実施形態では1つのテナント業者に1つの利用者システム3が割り当てられるものとする。
利用者システム3は、テナント業者に設置されるシステムには限定されない。例えば、テナント業者に複数の組織がある場合、利用者システム3は組織ごとに割り当てられるプライベートネットワークのシステムであってもよい。
以下、利用者システム3をテナントと称することがある。例えば、テナントTaは利用者システム3Aを設置しているテナント業者である。また、テナントTbは利用者システム3Bを設置しているテナント業者である。
利用者システム3は、クラウドに対して、機能の配備を要求する。実施形態では、利用者システム3がクラウドに対して配備を要求する機能はアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと称する)であるものとする。機能は、アプリケーションを細分化した機能であってもよい。
例えば、利用者システム3が配備を要求する機能は販売促進アプリケーションシステムであり、このアプリケーションシステムは、Web機能とアプリケーション機能とデータベース機能とを含むアプリケーションシステムであってもよい。
利用者システム3は、アプリケーションの配備をクラウドに要求する。利用者システム3からのアプリケーションの配備要求に応じて、クラウドは、アプリケーションを配備して、仮想システムを構築する。
仮想システムマネージャ4(4A、4B、・・・)は、各利用者システム3にそれぞれ対応するコンピュータにより実現される。利用者システム3が1つの場合は、仮想システムマネージャ4も1つになる。仮想システムマネージャ4は、配備制御装置の一例である。
実施形態では、仮想システムマネージャ4は、利用者システム3の一部のコンピュータに搭載されるソフトウェアにより実現されるものとする。ただし、仮想システムマネージャ4は、利用者システム3に接続されるコンピュータにより実現されてもよい。
仮想システムマネージャ4は、利用者システム3からアプリケーションの配備要求を受け付けて、クラウドに配備要求を出力する。仮想システムマネージャ4は、複数のクラウド2A、2B、・・・のうち何れかのクラウドを選択する。そして、仮想システムマネージャ4は、選択したクラウドに対して、利用者システム3から受け付けた配備要求を出力する。
図1の例に示すように、各仮想システムマネージャ4は、相互に通信を行う。例えば、仮想システムマネージャ4Aは、仮想システムマネージャ4Bを含む他の仮想システムマネージャと通信を行う。
オーケストレータ5は、クラウドに接続される装置である。オーケストレータ5は、クラウドごとに設けられ、仮想システムマネージャ4から入力した配備要求を所定のルールに基づいて変換し、クラウドに対して配備要求を出力する。
各オーケストレータ5は、各利用者システム3のそれぞれに対応している。例えば、システム1において、事業者システム2の数がC(Cは自然数)であり、利用者システム3の数がU(Uは自然数)である場合、システム1におけるオーケストレータ5の数は「C×U」になる。
図1の例では、オーケストレータ5A−Aは、クラウドAに接続されるオーケストレータであり、且つ利用者システム3A用のオーケストレータである。また、オーケストレータ5B−Aは、クラウドBに接続されるオーケストレータであり、且つ事業者システム2A用のオーケストレータである。
図1のシステム1において、複数の事業者システム2のうち1つの事業者システム2に複数の利用者システム3からのアプリケーションの配備要求が集中すると、配備要求が集中した事業者システム2の負荷が高くなる。
このため、負荷の高い事業者システム2によるアプリケーションの配備時間が長くなる。そこで、利用者システム3は、負荷の低い事業者システム2を選択して、選択した事業者システム2に配備要求を出力することが好ましい。
ただし、各事業者システム2がクラウドの状況を公開していない場合、利用者システム3は、負荷の低い事業者システム2を選択することが難しい。そこで、利用者システム3は、利用者側の情報を用いて、許容時間内にアプリケーションの配備が完了する事業者システム2を選択する。
<仮想システムマネージャの一例>
次に、仮想システムマネージャ4の一例について説明する。図2は、仮想システムマネージャ4の一例を示している。仮想システムマネージャ4は、通信部11と制御部12と要求受付部13と情報取得部14と第1推定部15と第2推定部16と配備先選択部17と配備要求部18とグループ管理部19とを含む。
また、仮想システムマネージャ4は、推定配備遅延記憶部21と性能指数記憶部22とリクエスト実績記憶部23とリクエスト数記憶部24とグループ情報記憶部25とを含む。
通信部11は、他の装置との間で通信を行う。例えば、通信部11は、他の仮想システムマネージャ4との間、および各クラウドのオーケストレータ5との間で通信を行う。制御部12は、仮想システムマネージャ4が行う各種の制御を行う。
要求受付部13は、利用者システム3が出力したアプリケーションの配備要求を受け付ける。情報取得部14は、自身の仮想システムマネージャ4および他の仮想システムマネージャ4から所定の情報を取得する。情報取得部14は取得部の一例である。
第1推定部15は、クラウド(事業者システム2)ごとに、アプリケーションの配備にかかる時間を推定する。第1推定部15は、推定部の一例である。第1推定部15は、自身の仮想システムマネージャ4のリクエスト実績および他の仮想システムマネージャ4のリクエスト実績を取得する。
第1推定部15が取得するリクエスト実績は、仮想システムマネージャ4が配備要求を出力した時間帯と、利用者システム3から出力された配備要求に対応するアプリケーションを配備した配備時間(以下、配備遅延と称することもある)とを含む。
第1推定部15は、時間帯あたりの配備要求数に応じてアプリケーションの配備にかかる時間を推定する。時間帯は、ある時刻からある時刻までの時間である。各時間帯の幅は同じであるものとする。時間帯は、所定時間の一例である。
第1推定部15は、複数のクラウドがある場合、クラウドごとに、時間帯あたりの配備要求数に応じたアプリケーションの配備にかかる時間(以下、配備遅延と称することもある)を推定する。第1推定部15は、推定した配備遅延を推定配備遅延記憶部21に記憶する。
第2推定部16は、第1推定部15が推定した配備遅延と現在の時間帯における各仮想システムマネージャ4から出力される配備要求数とに基づいて、実際にクラウドにアプリケーションを配備するときの配備遅延をクラウドごとに推定する。現在の時間帯は、配備要求部18が配備要求を出力する時間帯である。
配備先選択部17は、第2推定部16が推定したクラウドごとの配備遅延に基づいて、アプリケーションの配備要求を出力する先のクラウドを選択する。配備要求部18は、配備先選択部17が選択したクラウドに対して、アプリケーションの配備要求を出力する。
グループ管理部19は、システム1の各利用者システム3のグループを管理する。1つのグループには、1または複数の利用者システム3が所属する。また、1つのグループには、1つのIDおよび通信アドレスが割り当てられる。IDはIdentificationの略称である。
推定配備遅延記憶部21は、第1推定部15が推定した推定配備遅延を記憶する。第1推定部15は、各クラウドについて、配備要求数に応じた推定配備遅延を記憶する。よって、推定配備遅延記憶部21は、各クラウドについて、配備要求数に応じた推定配備遅延を記憶する。
性能指数記憶部22は、各クラウドの性能指数を記憶する。実施形態では、性能指数は、クラウドがアプリケーションを配備する処理速度とコストとに基づいて、決定される。リクエスト実績記憶部23は、自身の仮想システムマネージャ4が出力した配備要求のリクエスト実績を記憶する。
リクエスト実績は、仮想システムマネージャ4が行った過去のアプリケーションの配備要求に関する実績情報である。従って、リクエスト実績記憶部23は、仮想システムマネージャ4に対応する利用者システム3に対応している。リクエスト実績記憶部23は、記憶部の一例である。
実施形態では、リクエスト実績は、時刻とアプリケーションと配備先クラウドと配備遅延との情報を含んでいるものとする。このうち、時刻の情報は、時間帯を特定する情報である。
アプリケーションの情報は、仮想システムマネージャ4が配備要求を行ったアプリケーションを特定する情報である。配備先クラウドの情報は、仮想システムマネージャ4が配備要求を出力したクラウドを特定する情報である。
配備遅延の情報は、上記の配備遅延の情報である。実施形態では、配備遅延は、仮想システムマネージャ4が配備要求を出力した時刻から配備先のクラウドがアプリケーションの配備を完了した時刻までの時間であるとする。
実施形態では、仮想システムマネージャ4は、配備要求を出力したクラウドにアクセスして、アプリケーションの配備を完了した時刻を認識するものとする。アプリケーションの配備を完了した時刻は、クラウドから仮想システムマネージャ4に通知してもよい。
リクエスト数記憶部24は、現在の時間帯において、配備要求部18が出力した配備要求の数をクラウドごとに記憶する。配備要求部18は、配備要求をクラウドに出力するごとに、配備要求を出力したクラウドに対応する配備要求数をインクリメントする。
リクエスト数記憶部24は、現在の時間帯におけるクラウドごとの配備要求数を記憶する。よって、リクエスト数記憶部24が記憶する情報は、時間帯が変化するごとに、リセットされる。リクエスト数記憶部24が記憶するリクエスト数は、他の仮想システムマネージャ4に提供される。
グループ情報記憶部25は、利用者システム3が所属するIDと通信アドレスと所属テナントとの情報を記憶する。所属テナントの情報は、同じグループに所属する他の利用者システム3を特定する情報である。
<オーケストレータの一例>
次に、図3を参照して、オーケストレータ5の一例について説明する。オーケストレータ5は、通信部31と構成変換部32と変換ルール記憶部33と配備要求制御部34とを含む。
通信部31は、各仮想システムマネージャ4と通信を行う。構成変換部32は、仮想システムマネージャ4から入力した配備要求をクラウドのルールに応じた配備要求に変換する。
仮想システムマネージャ4がオーケストレータ5に出力する配備要求は、クラウドに依存しない汎用的な要求である。変換ルール記憶部33は、仮想システムマネージャ4が出力した汎用的な配備要求と、オーケストレータ5に対応する事業者システム2に依存したスキームとの対応関係を記憶している。
構成変換部32は、通信部31が配備要求を入力したとき、変換ルール記憶部23が記憶する対応関係に基づいて、入力した配備要求を事業者システム2に依存したスキームに変換する。配備要求制御部34は、構成変換部32が変換した配備要求をクラウドに出力する。
<各種データ構造の一例>
次に、各種データ構造の一例について説明する。図4は、仮想システムマネージャ4Aおよび4Bのリクエスト実績記憶部23が記憶するテーブルの一例を示している。各テーブルは、時刻と対象アプリと配備先クラウドと配備遅延との項目を含む。
仮想システムマネージャ4Aのリクエスト実績記憶部23のテーブルは、仮想システムマネージャ4Aが過去に配備要求を出力した実績を示す。仮想システムマネージャ4Bのリクエスト実績記憶部23のテーブルは、仮想システムマネージャ4Bが過去に配備要求を出力した実績を示す。
上述したように、時間帯は、ある時刻からある時刻までの時間であり、各時間帯の時間は同じである。図4の例の場合、時刻t1の時間帯は、時刻t1から時刻t2までの時間であり、時刻t2の時間帯は、時刻t2からt3までの時間である。
以下、時刻tn(nは2以上の整数)までの時間帯があるものとする。図4の例では、時刻t1の時間帯(時刻t1から時刻t2までの時間)に、仮想システムマネージャ4Aは3つの配備要求を出力している。また、時刻t1の時間帯に、仮想システムマネージャ4Bは2つの配備要求を出力している。
時刻tnの時間帯が経過すると、時刻t1の時間帯に戻る。時刻t1の時間帯が開始してから時刻tnの時間帯が経過するまでの時間をTとする。上述したように、各時間帯の時間は全て同じである。よって、各時間帯の時間は、時間Tを上記のnで除算した値になる。
1つのリクエスト実績は、1つの配備要求に対応している。従って、配備要求部18が配備要求を出力するごとに、配備要求部18は、リクエスト実績記憶部23にリクエスト実績を記憶する。
図5は、推定配備遅延記憶部21が記憶するテーブル(情報)およびグラフの一例を示している。図5のテーブルは、配備先クラウドとリクエスト数と推定配備遅延との項目を含む。
第1推定部15は、各クラウドについて、時間帯あたりの配備要求数に応じて配備遅延を推定する。推定配備遅延記憶部21は、第1推定部15が推定した配備遅延(推定配備遅延)をクラウドごと、且つ配備要求数ごとに記憶する。図5以降、配備要求数をリクエスト数と表記する。
時間帯あたりの配備要求数は、1つの時間帯(=T/n)の間に仮想システムマネージャ4が出力した配備要求数である。例えば、時間帯あたりの配備要求数は、単位時間あたりの配備要求数であってもよい。
例えば、図5の例の場合、仮想システムマネージャ4がクラウドCαに対して、時間帯あたりに要求した配備要求数が1つの場合、推定配備遅延は1.1minであることを示している。
また、図5の例の場合、仮想システムマネージャ4がクラウドCαに対して、時間帯あたりに要求した配備要求数が150の場合、推定配備遅延が6.6minであることを示している。
仮想システムマネージャ4が、クラウドに対して、時間帯あたりに多くの配備要求を出力した場合、クラウドの負荷は高くなる。クラウドの負荷が高くなると、推定配備遅延は長くなる。
図5の例のグラフは、推定配備遅延記憶部21のテーブルの値に基づいて、推定配備遅延をグラフ化したものである。横軸は、時間帯あたりの配備要求数(リクエスト数)を示している。時間帯あたりの配備要求数は配備要求の頻度と称することもできる。縦軸は、推定配備遅延である。
図6は、現在の時間帯の配備要求数のテーブルおよび所属グループ情報のテーブルの一例を示している。現在の時間帯の配備要求数は、リクエスト数記憶部24に記憶される。所属グループ情報は、グループ情報記憶部25に記憶される。
配備要求部18は、配備先選択部17が選択したクラウドに対して、アプリケーションの配備要求を出力する。配備要求部18は、配備要求を出力すると、リクエスト数記憶部24のクラウドごとの配備要求数をインクリメントする。
図6の例では、現在の時間帯において、配備要求部18がクラウドCαに出力した配備要求数は3であり、クラウドCβに出力した配備要求数は1である。配備要求部18は、配備要求を出力するごとに、配備先のクラウドに対応する値をインクリメントする。
所属グループ情報は、自身の仮想システムマネージャ4が所属するグループの情報である。所属グループ情報のテーブルは、所属グループIDと通信アドレスと所属テナントとを含む。
所属グループIDは、仮想システムマネージャ4に対応するテナントが所属しているグループを識別する識別子である。通信アドレスは、グループに割り当てられる通信アドレスを示す。所属テナントは、同じグループに所属するテナントを示す。
通信アドレスは、例えば、Internet Protocol(IP)アドレスであってもよい。テナントの情報は、テナントを特定する情報である。テナントは利用者システム3に対応しているため、テナントの情報は、利用者システム3を特定する情報でもある。
図6の例の場合、グループX(GrpX)には、通信アドレスIp_Xが割り当てられている。また、グループXには、テナントTbおよびTcが所属している。つまり、グループXには、利用者システム3Bおよび3Cが所属している。
図7は、性能指数記憶部22が記憶するテーブルの一例を示している。図7の例に示すように、性能指数記憶部22のテーブルは、クラウド環境と処理速度とコストと性能指数との項目を有している。
クラウド環境は、クラウドを特定する情報である。各クラウドは、同じタイプの仮想マシンを使用してもよいし、異なるタイプの仮想マシンを使用してもよい。処理速度は、対応するクラウドが1秒あたりに配備要求を処理する数を示している。コストは、例えば、クラウドを利用する料金である。性能指数は、処理速度をコストで除算した値である。
例えば、クラウドCαは、処理速度が6であり、コストが80である。よって、性能指数は13.3となる。性能指数は、その値が低いほど、対応するクラウドの性能が良いことを示す。従って、図7の例の場合、クラウドCβが最も性能の良いクラウドになる。
<実施形態の処理の一例>
次に、実施形態の処理の一例について説明する。図8は、グループ参加処理の一例を示すシーケンスチャートである。仮想システムマネージャ4がシステム1の何れかのグループに所属するとき、グループ管理部19は、不図示の中継装置に参加通知を出力する制御を行う。通信部11は、参加通知を中継装置に出力する(ステップSC1)。
中継装置は、例えば、マルチキャストルータであってもよい。中継装置は、参加通知が示すグループの通信アドレスに基づいて、1または複数の仮想システムマネージャ4に対して、参加通知をマルチキャストで出力する(ステップSC2)。
参加通知を入力した各仮想システムマネージャ4のグループ管理部19は、参加通知を出力した仮想システムマネージャ4の情報をグループ情報記憶部25に記憶する(ステップSC3)。
その後、参加通知を入力した各仮想システムマネージャ4のグループ管理部19は、通信部11を制御して、参加通知を出力した仮想システムマネージャ4に対して、参加認識通知を出力する制御を行う。各通信部11は、参加認識通知を中継装置に出力する(ステップSC4)。
中継装置は、参加認識通知を中継する(ステップSC5)。参加通知を出力した仮想システムマネージャ4の通信部11は、参加認識通知を入力する。これにより、参加通知を出力した仮想システムマネージャ4は、同じグループの仮想システムマネージャ4の情報を記憶する(ステップSC6)。
次に、図9のフローチャートを参照して、配備遅延推定処理の一例について説明する。情報取得部14は、同じグループに所属する各仮想システムマネージャ4のリクエスト実績記憶部23に記憶されているリクエスト実績を取得する(ステップS1)。
情報取得部14は、同じグループの1または複数の他の仮想システムマネージャ4のリクエスト実績記憶部23に記憶されているリクエスト実績を取得する。また、情報取得部14は、自身の仮想システムマネージャ4のリクエスト実績記憶部23に記憶されているリクエスト実績を取得する。
第1推定部15は、取得したリクエスト実績をテナントごとに集約する(ステップS2)。そして、第1推定部15は、リクエスト実績を事業者システム2(クラウド)ごとに集約する(ステップS3)。
第1推定部15は、各クラウドに対するリクエスト実績を時間帯ごとに集約する(ステップS4)。上述したように、リクエスト実績は時間帯を含む。第1推定部15は、各クラウドについて、時間帯ごとにリクエスト実績を集約する。
第1推定部15は、各クラウドについて、時間帯ごとのリクエスト実績の数を算出する(ステップS5)。各クラウドに対する時間帯ごとのリクエスト実績の数は、各クラウドに対する時間帯ごとの配備要求数である。このため、第1推定部15は、時間帯ごとのリクエスト実績の数を算出することで、各クラウドについて時間帯ごとの配備要求数を算出する。
ステップS4において、第1推定部15は、各クラウドについて、リクエスト実績を時間帯ごとに集約している。第1推定部15は、それぞれのクラウドについて、時間帯ごとに集約されたリクエスト実績を、算出した配備要求数でソートする(ステップS6)。
リクエスト実績は、時間帯ごとに集約されている。第1推定部15は、配備要求数が同じ時間帯のリクエスト実績を集約する(ステップS7)。これにより、各クラウドについて、リクエスト実績は1つの時間帯の配備要求数ごとに集約される。
第1推定部15は、各クラウドについて、配備要求数ごとに集約されたリクエスト実績に基づいて、クラウドごとの配備遅延を推定する(ステップS8)。リクエスト実績は、過去の配備遅延の情報を含む。
例えば、第1推定部15は、配備要求数ごとに集約された過去の配備遅延に対して任意の統計処理を行うことにより、配備要求数ごとの配備遅延を推定してもよい。従って、第1推定部15は、各クラウドについて、配備要求数ごとの推定配備遅延を得る。
第1推定部15は、各クラウドについて、配備要求数に応じた推定配備遅延を推定配備遅延記憶部21に記憶する。これにより、例えば、図5に示したテーブルが推定配備遅延記憶部21に記憶される。
第1推定部15は、全ての推定配備遅延を算出したか否かを判定する(ステップS9)。つまり、第1推定部15は、各クラウドについて、配備要求数に応じた全ての推定配備遅延を算出したか否かを判定する。
第1推定部15が全ての推定配備遅延を算出していない場合(ステップS9でNO)、ステップS4からステップS8までの処理が行われる。第1推定部15が全ての推定配備遅延を算出した場合(ステップS9でYES)、配備遅延推定処理は終了する。
第1推定部15は、配備遅延推定処理を定期的に行う。第1推定部15は、配備遅延推定処理を終了した場合、推定配備遅延記憶部21に記憶されている情報をリセットしてもよい。このとき、第1推定部15は、推定配備遅延記憶部21に記憶されている情報を何れかの記憶装置に退避させてもよい。
第1推定部15は、各クラウドについて、配備要求数ごとに集約されたリクエスト実績の配備遅延に基づいて、各クラウドの配備遅延を推定する。図10の「統計処理に基づく配備遅延の推定」に示されるように、第1推定部15は、集約されたリクエスト実績に含まれる配備遅延に対して、統計処理を行ってもよい。そして、第1推定部15は、統計処理を行った時間を配備遅延と推定してもよい(ステップS8−1)。
また、図10の「平均時間に基づく配備遅延の推定」に示されるように、第1推定部15は、集約された複数のリクエスト実績の配備遅延の平均値より長い時間を配備遅延と推定してもよい(ステップS8−2)。
また、図10の「最長時間に基づく配備遅延の推定」に示されるように、第1推定部15は、集約された複数のリクエスト実績の配備遅延のうち最も長い時間を配備遅延と推定してもよい(ステップS8−3)。
上述したように、ステップS7において、第1推定部15は、配備要求数が同じ時間帯のリクエスト実績を集約している。このとき、リクエスト実績のない配備要求数が発生する場合がある。例えば、時間帯あたりの配備要求数が4つのリクエスト実績がない場合がある。
この場合、図11の例に示すように、第1推定部15は、配備要求数(リクエスト数)に対応するリクエスト実績があるか否かを判定する(ステップS8−4)。配備要求数に対応するリクエスト実績がない場合(ステップS8−4でNO)、第1推定部15は、近似式を用いて、補完を行う(ステップS8−5)。
つまり、第1推定部15は、リクエスト実績のある他の配備要求数に応じた推定配備遅延に対して近似式を用いて近似を行い、配備要求数に応じた推定配備遅延を補完する。第1推定部15は、配備要求数に対応するリクエスト実績がある場合(ステップS8−4でYES)、ステップS8−5の処理は行わない。
次に、図12のフローチャートを参照して、クラウド選択処理の一例について説明する。要求受付部13は、利用者システム3から配備要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS11)。
要求受付部13が利用者システム3から配備要求を受け付けていない場合(ステップS11でNO)、処理は次のステップに進まない。要求受付部13が利用者システム3から配備要求を受け付けた場合(ステップS11でYES)、処理は次のステップに進む。
情報取得部14は、同じグループの全ての仮想システムマネージャ4の現在の時間帯における各クラウドに対する配備要求数を取得する(ステップS12)。各クラウドに対する配備要求数は、リクエスト数記憶部24に記憶されている。よって、情報取得部14は、同じグループの全ての仮想システムマネージャ4のリクエスト数記憶部24の情報を取得する。
第2推定部16は、取得した配備要求数を合算して、現在の時間帯における各クラウドに対する配備要求総数を算出する(ステップS13)。推定配備遅延記憶部21には、各クラウドについて、配備要求数に応じた推定配備遅延が記憶されている。
第2推定部16は、推定配備遅延記憶部21を参照して、ステップS13で算出した配備要求総数に応じたクラウドごとの配備遅延を推定する(ステップS14)。つまり、第2推定部16は、推定配備遅延記憶部21から上記の配備要求総数に対応する配備遅延をクラウドごとに取得する。
アプリケーションの配備先クラウドの候補を配備先候補と称する。実施形態では、配備要求には、利用者システム3がアプリケーションの配備に許容する許容時間が含まれる。配備要求は、許容時間未満でアプリケーションの配備が完了することを要求していることを示す。
配備先選択部17は、各クラウドの配備遅延のうち、許容時間を超過しているクラウドを配備先候補から除外する(ステップS15)。これにより、配備先候補のクラウドが絞り込まれる。
配備先選択部17は、配備先候補を絞り込んだクラウドが複数であるか否かを判定する(ステップS16)。配備先候補のクラウドが1つの場合(ステップS16でNO)、配備先選択部17は、そのクラウドをアプリケーションの配備先に選択する(ステップS17)。
配備先候補のクラウドが複数の場合(ステップS16でYES)、配備先選択部17は、性能指数に基づいて、複数のクラウドのうち何れかのクラウドをアプリケーションの配備先に選択する(ステップS18)。
配備先選択部17は、性能指数記憶部22を参照する。性能指数記憶部22は、クラウドごとに性能指数を記憶している。配備先選択部17は、配備先候補の複数のクラウドのうち、性能指数が最良のクラウド(実施形態では、性能指数の値が最も低いクラウド)をアプリケーションの配備先に選択してもよい。
上述したように、性能指数は、クラウドの処理速度とコストとに基づいて決定される指数である。従って、配備先選択部17は、クラウドの処理速度とコストとに基づいて、配備先候補の複数のクラウドのうち1つのクラウドを選択してもよい。
また、配備先選択部17は、配備先候補の複数のクラウドのうち、処理速度が最も速いクラウドを選択してもよい。これにより、配備先のクラウドは、アプリケーションの配備を最も速く完了する。
次に、図13のフローチャートを参照して、配備要求処理の一例を説明する。配備要求部18は、クラウド選択処理で選択されたクラウドに対応するオーケストレータ5に対して、利用者システム3から入力したアプリケーションの配備要求を出力する(ステップS21)。
現在の時間帯において、仮想システムマネージャ4は、選択されたクラウドに対応するオーケストレータ5に対する配備要求の出力を行った。従って、配備要求部18は、リクエスト数記憶部24に記憶されているテーブルのうち、選択されたクラウドに対応する配備要求数をインクリメントする(ステップS22)。
制御部12は、通信部11を制御して、配備要求を出力したクラウドにアクセスして、アプリケーションの配備の完了を確認し、配備が完了した時刻を認識する(ステップS23)。
制御部12は、配備要求を出力した時刻、配備するアプリケーションおよび配備先のクラウドを認識している。また、制御部12は、配備要求を出力した時刻と配備が完了した時刻とに基づいて、配備遅延を認識する。制御部12は、各情報に基づくリクエスト実績をリクエスト実績記憶部23に記憶する(ステップS24)。
<実施形態の具体例>
次に、実施形態の具体例について説明する。図14は、具体例におけるシステム1を示している。システム1は、事業者システム2として、クラウドCαとクラウドCβとを含む。また、システム1は、複数の利用者システム3(テナントTa、Tb、Tc、・・・)を含む。
仮想システムマネージャ4Aは、テナントTaの仮想システムマネージャ4である。仮想システムマネージャ4Bは、テナントTbの仮想システムマネージャ4である。仮想システムマネージャ4Cは、テナントTcの仮想システムマネージャ4である。
図14以降、仮想システムマネージャ4AはTa用仮想システムマネージャと表記する。また、仮想システムマネージャ4BはTb用仮想システムマネージャと表記する。また、仮想システムマネージャ4CはTc用仮想システムマネージャと表記する。
オーケストレータ5は、各クラウドについて、テナントごとに設けられる。図14の例の場合、例えば、Ta用Cα向けオーケストレータは、クラウドCαについてのオーケストレータ5であり、且つテナントTa用のオーケストレータ5である。
図14の例に示すように、リクエスト実績記憶部23は、各時間帯の配備要求に基づいて、時間帯ごとに配備要求の対象のアプリケーション、配備先のクラウドおよび配備遅延を記憶している。
また、図14の例のうち、テナントTbおよびテナントTcは、グループXに参加中している。つまり、テナントTbおよびテナントTcは、グループXに所属している。一方、テナントTaは、グループXに所属していない。
仮想システムマネージャ4AがグループXに参加する場合を想定する。この場合、図15の例に示すように、仮想システムマネージャ4Aは、グループXに所属する他の仮想システムマネージャ4に対して参加通知をマルチキャストで出力する。
参加通知を入力した他の仮想システムマネージャ4は、グループ情報記憶部25に仮想システムマネージャ4Aの情報を記憶する。参加通知を入力した他の仮想システムマネージャ4は、参加認識通知を仮想システムマネージャ4Aに出力する。
仮想システムマネージャ4Aは、グループXに所属する他の仮想システムマネージャ4の情報をグループ情報記憶部25に記憶する。仮想システムマネージャ4Aは、仮想システムマネージャ4Bおよび4Cを認識し、仮想システムマネージャ4Bおよび4Cは、仮想システムマネージャ4Aを認識する。従って、仮想システムマネージャ4Aは、グループXに所属する。
仮想システムマネージャ4Aが利用者システム3A(テナントTa)からアプリケーションの配備要求を受け付けたとする。図9のステップS1において、情報取得部14は、グループXに所属する他の仮想システムマネージャ4のリクエスト実績記憶部23に記憶されているリクエスト実績を取得する。
そして、ステップS2において、仮想システムマネージャ4Aの第1推定部15は、情報取得部14が取得したリクエスト実績をテナントごとに集約する。その後、ステップS3において、第1推定部15は、リクエスト実績をクラウドごとに集約する。
図16は、第1推定部15が、各クラウドについて、リクエスト実績をテナントごとに集約した例を示している。クラウドCαのリクエスト実績は、グループXの各テナントがクラウドCαに配備要求を出力した実績を示している。
図16の例に示すように、クラウドCαのリクエスト実績の中で、リクエスト実績は、テナントごとに集約されている。また、クラウドCβのリクエスト実績の中で、リクエスト実績はテナントごとに集約されている。
第1推定部15は、ステップS4で、各クラウドについて、リクエスト実績を時間帯ごとに集約する。例えば、図16の例の場合、時刻t1の時間帯において、テナントTaに対応する仮想システムマネージャ4Aは2つの配備要求を出力している。
同じ時間帯において、テナントTbに対応する仮想システムマネージャ4Bは1つの配備要求を出力している。同じ時間帯において、テナントTcに対応する仮想システムマネージャ4Cは2つの配備要求を出力している。
図17は、各クラウドについて、時間帯ごとに集約したリクエスト実績の一例を示している。第1推定部15は、ステップS5において、各クラウドに対する時間帯ごとの配備要求数を算出する。
例えば、図17の例の場合、時刻t1の時間帯において、5つの配備要求がクラウドCαに対して出力されている。第1推定部15は、各クラウドについて、時間帯ごとに配備要求数を算出する。
第1推定部15は、ステップS6において、各時間帯のリクエスト実績を配備要求数でソートする。そして、第1推定部15は、リクエスト数が同じ時間帯のリクエスト実績を集約する。
例えば、時刻t1の時間帯における配備要求数は5つであり、時刻t5の時間帯における配備要求数も5つである。よって、第1推定部15は、時刻t1の時間帯のリクエスト実績と時刻t5の時間帯のリクエスト実績とを集約する。
これにより、図18の例に示されるように、各クラウドについて、配備要求数ごとのリクエスト実績が得られる。図18の例の配備要求数(リクエスト数)は、時間帯あたりの配備要求数である。
リクエスト実績は、配備遅延の情報を含む。第1推定部15は、各クラウドについて、配備要求数ごとに集約されたリクエスト実績の配備遅延に基づいて、配備要求数ごとの配備遅延を推定する。
配備要求数に対応するリクエスト実績が1つの場合、第1推定部15は、そのリクエスト実績の配備遅延を推定配備遅延とする。配備要求数に対応するリクエスト実績が複数の場合、第1推定部15は、複数のリクエスト実績の配備遅延に基づいて、推定配備遅延を得る。
実施形態では、第1推定部15は、複数の配備遅延に対して、統計処理を行うことにより、配備要求数ごとの推定配備遅延を得る。例えば、図18の例の場合、配備要求数が5の場合に対応するリクエスト実績の数は10である。
第1推定部15は、10個の配備遅延の平均値を推定配備遅延としてもよい。ただし、推定配備遅延は、リクエスト実績に含まれる配備遅延の平均値よりも長い値とすることが好ましい。
上述したように、第1推定部15は、推定配備遅延が許容時間を超過しているクラウドを選択の対象から除外している。従って、推定配備遅延の値が短いと、第1推定部15がクラウドを選択するときの対象の幅が狭くなる。
このため、第1推定部15は、推定配備遅延を、リクエスト実績に含まれる配備遅延の平均値よりも長い値とする。実施形態では、配備要求数ごとの複数のリクエスト実績の配備遅延の95パーセンタイル値を推定配備遅延とする。
上述したように、第1推定部15は、配備要求数ごとの複数のリクエスト実績の配備遅延のうち最も長い配備遅延を推定配備遅延としてもよい。この場合、第1推定部15がクラウドを選択するときの対象の幅が最も広くなる。
図19は、第1推定部15が95パーセンタイル値を用いて、各クラウドについて、配備要求数ごとの推定配備遅延を算出した例を示している。ここで、図18の例では、クラウドCαおよびクラウドCβの何れにも、配備要求数が4つの場合に対応する推定配備遅延がない。
これは、グループXに所属する各仮想システムマネージャ4の何れも、4つの配備要求を出力した時間帯がないためである。配備要求数ごとのリクエスト実績は、各仮想システムマネージャ4が過去に配備要求を出力した実績に基づいている。従って、配備要求数に対応するリクエスト実績がない場合もある。
そこで、第1推定部15は、配備要求数に対応する推定配備遅延を補完する。実施形態では、第1推定部15は、近似式を用いて、配備要求数に対応する推定配備遅延を補完する。
図20は、配備要求数が4つの場合に対応する推定配備遅延を、第1推定部15が近似式で補完した例を示している。これにより、第1推定部15は、各クラウドについて、各配備要求数に応じた推定配備遅延を推定配備遅延記憶部21に記憶させる。図20のグラフは、リクエスト数と推定配備遅延との関係を示している。
以上により、第1推定部15は、時間帯あたりの配備要求数に応じた配備遅延を推定する。情報取得部14は、同じグループに所属する各仮想システムマネージャ4のリクエスト実績記憶部23からリクエスト実績を取得し、第1推定部15は取得されたリクエスト実績に基づいて、各クラウドについて、配備要求数に応じた配備遅延を推定する。
従って、仮想システムマネージャ4は、クラウド(事業者システム2)の状況に関する情報を取得することなく、各クラウドについて、配備要求数に応じた配備遅延を推定することができる。
このため、クラウド(事業者システム2)が情報を公開していない場合であっても、仮想システムマネージャ4は、複数の仮想システムマネージャ4から取得した実績の情報に基づいて、配備遅延を推定することができる。
ここで、事業者システム2が1つであり、利用者システム3が1つの場合を想定する。この場合、仮想システムマネージャ4は、自身が記憶している実績情報に基づいて、上述した各処理を行うことで、事業者システム2のアプリケーションの配備遅延を推定することができる。
従って、事業者システム2および利用者システム3が1つの場合でも、仮想システムマネージャ4は、事業者システム2の状況に関する情報を取得することなく、事業者システム2のアプリケーションの配備遅延を推定することができる。
また、システム1は、事業者システム2が1つであり、利用者システム3が複数であってもよい。仮想システムマネージャ4は、自身が記憶している実績情報および他の仮想システムマネージャ4が記憶している実績情報に基づいて、上述した各処理を行うことで、事業者システム2のアプリケーションの配備遅延を推定することができる。
この場合、仮想システムマネージャ4は、自身の実績情報だけでなく、他の仮想システムマネージャ4の実績情報も使用して、アプリケーションの配備遅延を推定する。このため、多くの実績情報に基づいて、アプリケーションの配備遅延を推定できるため、推定精度が向上する。
次に、仮想システムマネージャ4Aが利用者システム3Aからアプリケーションの配備要求を受け付けた場合に、仮想システムマネージャ4Aが何れかのクラウドにアプリケーションを配備する例について説明する。
テナントTaの利用者システム3Aは、時刻tnにおいて、仮想システムマネージャ4Aに配備要求を出力したとする。配備要求は、アプリケーションApp1を配備する要求であり、許容時間は6.0min未満である。
図21の例に示すように、仮想システムマネージャ4Aの要求受付部13は、配備要求を受け付ける。情報取得部14は、図12のステップS12において、同じグループの全ての仮想システムマネージャ4のリクエスト数記憶部24から、現在の時間帯における配備要求数を取得する。図22は、配備要求数の取得の一例を示している。
配備先選択部17は、ステップS13において、取得した配備要求数からクラウドごとの現在の時間帯における配備要求総数を算出する。図23の例の場合、現在の時間帯におけるクラウドCαに対する配備要求総数は6(=2+3+1)である。また、現在の時間帯におけるクラウドCβに対する配備要求総数は2(=1+1+0)である。
配備先選択部17は、ステップS14において、配備要求総数と推定配備遅延とに基づいて、クラウドごとの配備遅延を推定する。配備先選択部17は、推定配備遅延記憶部21に記憶されているクラウドCαについて、配備要求数が6のときの推定配備遅延を参照する。
図23の例に示すように、配備先選択部17は、推定配備遅延記憶部21に基づいて、クラウドCαについて、配備要求数が6のときの推定配備遅延は8.4であることを認識する。この場合、推定配備遅延(8.4)は、許容時間(6.0)を超過している。従って、配備先選択部17は、ステップS15において、クラウドCαを配備先候補から除外する。
配備先選択部17は、推定配備遅延記憶部21に基づいて、クラウドCβについて、配備要求数が2のときの推定配備遅延は2.8であることを認識する。この場合、推定配備遅延(2.8)は、許容時間(6.0)未満である。従って、配備先選択部17は、ステップS15において、クラウドCβを配備先候補から除外しない。
図24は、配備先選択部17がクラウドCαを配備先候補から除外し、クラウドCβを除外していない例を示している。クラウドCαが配備先候補から除外されたため、配備先選択部17は、ステップS16において、配備先候補は複数でないと判定する。
配備先選択部17は、ステップS17において、配備先候補であるクラウドCβを選択する。図25は、配備要求部18がクラウドCβに配備要求を出力したときの一例を示している。
配備要求部18は、図13のステップS21において、配備先選択部17が選択した配備先のクラウドCβにアプリケーションApp1の配備要求をクラウドCαのオーケストレータ5(Ta用Cβ向けオーケストレータ)に出力する。
そして、配備要求部18は、ステップS22において、現在の時間帯におけるクラウドCβに対する配備要求数をインクリメントする。このため、リクエスト数記憶部24のクラウドCβに対応する配備要求数は2になる。
Ta用Cβ向けオーケストレータ5の構成変換部32は、変換ルール記憶部33が記憶する変換ルールに基づいて、入力した配備要求を変換する。配備要求制御部34は、クラウドCβに対して、変換後の配備要求に基づいて、アプリケーションApp1を配備する要求を行う。クラウドCβは、アプリケーションApp1を配備する。
ステップS23において、仮想システムマネージャ4AがクラウドCβにアクセスして、アプリケーションApp1の配備が完了したことを認識した時刻をtn+2とする。ステップS24において、配備要求部18は、時刻tn+2から時刻tnを減算した値を配備遅延(2=tn+2−tn)として、リクエスト実績記憶部23に記憶する。
以上により、仮想システムマネージャ4Aは、利用者システム3Aが出力した配備要求をクラウドCβに出力する。クラウドCβは、配備要求に基づいて、アプリケーションApp1を配備する。
従って、仮想システムマネージャ4Aは、利用者システム3Aが設定した許容時間未満にアプリケーションApp1を配備可能なクラウドCβを選択して、配備要求をクラウドCβに出力している。これにより、クラウドCβは、許容時間未満の配備遅延でアプリケーションApp1を配備することができる。
このとき、仮想システムマネージャ4Aは、各クラウドから状況に関する情報を取得することなく、許容時間未満でアプリケーションの配備が可能なクラウドを選択することができる。
<変形例>
次に、変形例について説明する。図26は、変形例におけるシステム1の一例を示している。変形例では、上述した実施形態における図1のシステム1に新たに統括仮想システムマネージャ6が追加されている。変形例において、統括仮想システムマネージャ6は、第1コンピュータの一例であり、各仮想システムマネージャ4は第2コンピュータの一例である。
また、各利用者システム3に対応する仮想システムマネージャ4は、統括仮想システムマネージャ6に接続されている。統括仮想システムマネージャ6は、実施形態の各仮想システムマネージャ4の機能の一部を統合したコンピュータである。
図27は、仮想システムマネージャ4および統括仮想システムマネージャ6の一例を示している。変形例の仮想システムマネージャ4は、実施形態における図2の仮想システムマネージャ4のうち、第1推定部15、推定配備遅延記憶部21、リクエスト数記憶部24およびグループ情報記憶部25を有していない。
統括仮想システムマネージャ6は、通信部51と第1推定部52とグループ統括管理部53と推定配備遅延記憶部54と全リクエスト数記憶部55とグループ情報記憶部56とを含む。通信部51は、各仮想システムマネージャ4と通信を行う。
第1推定部52は、実施形態の各仮想システムマネージャ4の第1推定部15に相当する。グループ統括管理部53は、各仮想システムマネージャ4が所属する1以上のグループに関する情報を統括的に管理する。
推定配備遅延記憶部54は、実施形態の各仮想システムマネージャ4の推定配備遅延記憶部21に相当する。全リクエスト数記憶部55は、現在の時間帯における各仮想システムマネージャ4が出力した配備要求数をクラウドごとに記憶する。グループ情報記憶部56は、実施形態の仮想システムマネージャ4のグループ情報記憶部25に相当する。
図28は、変形例におけるテーブルの一例を示している。図28は、全リクエスト数記憶部55が記憶するテーブルおよびグループ情報記憶部56が記憶するテーブルの一例を示している。
全リクエスト数記憶部55は、現在の時間帯における各仮想システムマネージャ4が出力した配備要求総数をクラウドごとに記憶する。上述した実施形態と同様に、全リクエスト数記憶部55が記憶する情報は、時間帯が変化するごとにリセットされる。
グループ情報記憶部56は、1以上のグループについて、所属グループIDと通信アドレスと所属テナントとを記憶する。図28は、グループXにテナントTbおよびTcが所属し、グループYにテナントTeが所属している例を示している。グループXには通信アドレスIp_Xが割り当てられ、グループYには通信アドレスIp_Xが割り当てられている。
次に、変形例の処理について説明する。変形例におけるグループ参加処理は、図8のフローチャートの各処理と同じである。また、変形例における配備遅延推定処理は、図9のフローチャートの各処理と同じである。ただし、変形例における配備遅延推定処理は、統括仮想システムマネージャ6が行う。
図29および図30を参照して、変形例のクラウド選択処理について説明する。図29は、変形例のクラウド選択処理のうち統括仮想システムマネージャ4が行う処理の一例である。
統括仮想システムマネージャ6は、各グループの全仮想システムマネージャ4から現在の時間帯の配備要求数を取得する(ステップS12−1)。また、統括仮想システムマネージャ6は、取得した配備要求数から各クラウドに対する配備要求総数を算出する(ステップS13−1)。そして、統括仮想システムマネージャ6は、全リクエスト数記憶部55に算出した配備要求数をクラウドごとに記憶する。
図30は、変形例のクラウド選択処理のうち仮想システムマネージャ4が行う処理の一例を示している。図30の各処理のうち、ステップS13−2、S14−1およびS14−2以外の各処理は、図12の各処理と同じである。
仮想システムマネージャ4の情報取得部14は、統括仮想システムマネージャ6の全リクエスト数記憶部55から現在の時間帯における配備要求総数を取得する(ステップS13−2)。また、仮想システムマネージャ4の情報取得部14は、推定配備遅延記憶部54に記憶されている推定配備遅延を取得する(ステップS14−1)。
そして、仮想システムマネージャ4の第2推定部16は、ステップS13で算出した配備要求総数とステップS14−1で取得した推定配備遅延とに基づいて、クラウドごとの配備遅延を推定する(ステップS14−2)。
図31を参照して、変形例における配備要求処理について説明する。変形例の配備要求処理は、図12に示した配備要求処理のステップS22の処理が異なる。仮想システムマネージャ4の配備要求部18は、ステップS21において、オーケストレータ5に配備要求を出力する。
その後、配備要求部18は、統括仮想システムマネージャ6に対して、配備先クラウドの現在の時間帯のリクエスト数をインクリメントする通知を出力する(ステップS22−1)。統括仮想システムマネージャ6は、入力した通知に基づいて、全リクエスト数記憶部55の情報を更新する。
図32乃至図38を参照して、変形例の具体例について説明する。図32は、テナントTa、TbおよびTcのそれぞれの仮想システムマネージャ4および統括仮想システムマネージャ6を含むシステム1の例を示す。
各仮想システムマネージャ4は、統括仮想システムマネージャ6に接続されている。図32の例では、統括仮想システムマネージャ6のグループ情報記憶部56は、グループXにTb用仮想システムマネージャ4およびTc用仮想システムマネージャ4が所属していることを記憶している。
また、全リクエスト数記憶部55は、現在の時間帯において、クラウドCαに対して出力された配備要求が1つ、クラウドCβに対して出力された配備要求が1つであることを示している。また、推定配備遅延記憶部54は、配備要求数に応じた推定配備遅延を記憶している。
図33の例に示すように、テナントTa、TbおよびTcの各仮想システムマネージャ4のリクエスト実績記憶部23は、それぞれリクエスト実績を記憶している。仮想システムマネージャ4が配備要求をオーケストレータ5に出力するごとに、リクエスト実績がリクエスト実績記憶部23に記憶される。
ここで、図34の例に示すように、Ta用仮想システムマネージャがグループXに参加する通知を統括仮想システムマネージャ6に出力したとする。統括仮想システムマネージャ6のグループ統括管理部53は、Ta用仮想システムマネージャがグループXに所属する情報をグループ情報記憶部56に記憶する。これにより、Ta用仮想システムマネージャはグループXに所属する。
次に、図35の例に示すように、テナントTaの利用者システム3AがアプリケーションApp1を配備する配備要求をTa用仮想システムマネージャに出力したとする。許容時間は、6.0min未満であるとする。
Ta用仮想システムマネージャが配備要求を出力する時間帯において、クラウドCαに対して6つの配備要求が出力されており、クラウドCβに対して2つの配備要求が出力されているとする。全リクエスト数記憶部55は、この情報を記憶している。
図36の例に示すように、Ta用仮想システムマネージャの情報取得部14は、統括仮想システムマネージャ6の全リクエスト数記憶部55に記憶されている情報を取得する。これにより、Ta用仮想システムマネージャは、クラウドCαに対して6つの配備要求が出力されており、クラウドCβに対して2つの配備要求が出力されていることを認識する。
図37の例に示すように、Ta用仮想システムマネージャは、統括仮想システムマネージャ6に対して、推定配備遅延の問い合わせを行っている。統括仮想システムマネージャ6の第1推定部52は、配備要求数に応じて配備遅延を各クラウドについて推定し、推定した結果を推定配備遅延として推定配備遅延記憶部54に記憶している。
従って、統括仮想システムマネージャ6は、Ta用仮想システムマネージャからの問い合わせに応じて、推定配備遅延記憶部54から推定配備遅延を読み出して、Ta用仮想システムマネージャ4に出力する。
Ta用仮想システムマネージャの配備先選択部17は、テナントTaの利用者システム3Aから入力した配備要求の許容時間が6.0min未満であるため、図38の例に示すように、クラウドCαを配備先候補から除外する。
配備先選択部17が配備先候補を除外した後の配備先候補はクラウドCβの1つであるとする。配備先選択部17は、テナントTaの利用者システム3Aから受け付けた配備要求に基づいて、アプリケーションApp1の配備先をクラウドCβに選択する。
図39の例に示すように、Ta用仮想システムマネージャの配備要求部18は、時刻tnにおいて、アプリケーションApp1を配備する配備要求をクラウドCβに出力する。クラウドCβは、アプリケーションApp1を配備する。
Ta用仮想システムマネージャは、クラウドCβがアプリケーションApp1の配備を完了した時刻を確認する。クラウドCβがアプリケーションApp1の配備を完了した時刻をtn+2とする。
Ta用仮想システムマネージャの制御部12は、配備の完了を確認した時刻tn+2から配備要求を出力した時刻tnを減算する。制御部12は、減算した時間(2=tn+2−tn)を配備遅延として、リクエスト実績記憶部23に記憶する。
また、現在の時間帯(時刻tnの時間帯)において、Ta用仮想システムマネージャは、クラウドCβに対して配備要求を出力している。よって、制御部12は、現在の時間帯におけるクラウドCβに対する配備要求数が1つ増えた通知を統括仮想システムマネージャ6に出力する。
統括仮想システムマネージャ6は、入力した通知に基づいて、全リクエスト数記憶部55に記憶されている現在の時間帯のクラウドCβの配備要求総数をインクリメントする。
変形例では、上述した実施形態の各仮想システムマネージャ4のうち一部の機能を統括仮想システムマネージャ6が行う。このため、変形例では、各仮想システムマネージャ4は、上記の一部の機能を省略することができる。
一方、変形例のシステム1では、各仮想システムマネージャ4以外に統括仮想システムマネージャ6が設けられる。このため、上述した実施形態のシステム1に比べて、別途のコンピュータを設けなくてもよい。
<仮想システムマネージャのハードウェア構成の一例>
次に、図40の例を参照して、仮想システムマネージャ4のハードウェア構成の一例を説明する。図40の例に示すように、バス100に対して、プロセッサ111とRAM112とROM113と補助記憶装置114と媒体接続部115と通信インタフェース116とが接続されている。
プロセッサ111は任意の処理回路である。プロセッサ111はRAM112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、実施形態の処理を行うプログラムを適用してもよい。ROM113はRAM112に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。
補助記憶装置114は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等を補助記憶装置114に適用してもよい。媒体接続部115は、可搬型記録媒体118と接続可能に設けられている。
可搬型記録媒体118としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、Compact Disc(CD)やDigital Versatile Disc(DVD)、半導体メモリ等)を適用してもよい。この可搬型記録媒体118に実施形態の処理を行うプログラムが記録されていてもよい。
仮想システムマネージャ4の通信部11は、通信インタフェース116により実現されてもよい。各記憶部は、RAM112や補助記憶装置114等により実現されてもよい。その他の各部は、プロセッサ111により実現されてもよい。
RAM112、ROM113、補助記憶装置114および可搬型記録媒体118は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<統括仮想システムマネージャのハードウェア構成の一例>
次に、図41の例を参照して、統括仮想システムマネージャ6のハードウェア構成の一例を説明する。図41の例に示すように、バス200に対して、プロセッサ211とRAM212とROM213と補助記憶装置214と媒体接続部215と通信インタフェース216とが接続されている。
図41の例の各部は、図40の例の各部と同様である。通信部51は、通信インタフェース216により実現されてもよい。各記憶部は、RAM212や補助記憶装置214等により実現されてもよい。第1推定部52は、プロセッサ211により実現されてもよい。
RAM212、ROM213、補助記憶装置214および可搬型記録媒体218は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<その他>
本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータが、
情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する処理、
前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出する処理、
前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する処理、
を実行する配備制御方法。
(付記2)
前記コンピュータが、
前記推定する処理において、前記集約した実績情報の配備時間に対して統計処理を行い、該統計処理を行った値を前記機能の配備にかかる時間と推定する、
処理を実行する付記1記載の配備制御方法。
(付記3)
前記コンピュータが、
前記推定する処理において、前記集約した実績情報の配備時間の平均時間より長い時間を前記機能の配備にかかる時間と推定する、
処理を実行する付記1記載の配備制御方法。
(付記4)
前記コンピュータが、
前記推定する処理において、前記集約した実績情報の配備時間のうち最も長い時間を前記機能の配備にかかる時間と推定する、
処理を実行する付記1記載の配備制御方法。
(付記5)
前記コンピュータが、
前記配備要求数に対応する実績情報がない場合、推定した他の配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間に基づいて、前記実績情報がない配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を補完する、
処理を実行する付記1記載の配備制御方法。
(付記6)
前記コンピュータが、
前記取得する処理において、複数の前記利用者システムのそれぞれに対応する記憶部から前記実績情報を取得する、
処理を実行する付記1記載の配備制御方法。
(付記7)
前記実績情報は、複数の前記情報処理システムに対する配備要求の前記配備時間と前記時刻とを含み、
前記コンピュータが、
前記算出する処理において、前記複数の情報処理システムのそれぞれについて、前記所定時間ごとの配備要求数を算出し、
前記推定する処理において、前記複数の情報処理システムのそれぞれについて、前記機能の配備にかかる時間を推定する、
処理を実行する付記1記載の配備制御方法。
(付記8)
前記コンピュータが、
前記配備要求を受け付けた時刻に対応する時間帯における複数の前記利用者システムの前記配備要求数を取得し、
前記配備要求数を合算した配備要求総数と、推定した前記機能の配備にかかる時間とに基づいて、前記複数の情報処理システムのうち、前記配備要求に応じた情報処理システムを選択し、
選択した前記情報処理システムに前記配備要求を出力する、
処理を実行する付記7記載の配備制御方法。
(付記9)
前記コンピュータが、
前記配備要求が許容時間を含んでいるとき、推定した前記機能の配備にかかる時間が前記許容時間を超過している情報処理システムを選択対象から除外する、
処理を実行する付記8記載の配備制御方法。
(付記10)
前記コンピュータが、
前記選択対象に複数の情報処理システムが含まれる場合、前記機能の配備の処理速度が最も速い情報処理システムを選択する、
処理を実行する付記9記載の配備制御方法。
(付記11)
前記コンピュータが、
前記選択対象に複数の情報処理システムが含まれる場合、前記機能の配備の処理速度と各情報処理システムのコストとに基づいて、前記配備要求に応じた情報処理システムを選択する、
処理を実行する付記9記載の配備制御方法。
(付記12)
第1コンピュータが、
複数の情報処理システムが複数の利用者システムのそれぞれから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する処理、
前記時刻と前記配備要求とに基づいて、前記複数の情報処理システムのそれぞれについて、所定時間ごとの配備要求数を算出する処理、
前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を前記複数の情報処理システムのそれぞれについて推定する処理、
前記配備要求を受け付けた時刻に対応する時間帯における前記複数の利用者システムの前記配備要求数を取得する処理、
を実行し、
第2コンピュータが、
前記配備要求数を合算した配備要求総数と、推定された前記機能の配備にかかる時間とに基づいて、前記複数の情報処理システムのうち、前記配備要求に応じた情報処理システムを選択する処理、
選択した前記情報処理システムに前記配備要求を出力する処理、
を実行する配備制御方法。
(付記13)
情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する処理、
前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出する処理、
前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する処理、
をコンピュータに実行させるための配備制御プログラム。
(付記14)
情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する取得部と、
前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出し、前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する推定部と、
を備える配備制御装置。
1 システム
2 事業者システム
3 利用者システム
4 仮想システムマネージャ
5 オーケストレータ
6 統括仮想システムマネージャ
14 情報取得部
15 第1推定部
16 第2推定部
17 配備先選択部
18 配備要求部
21 推定配備遅延記憶部
23 リクエスト実績記憶部
24 リクエスト数記憶部
52 第1推定部
54 推定配備遅延記憶部
55 全リクエスト数記憶部
111 プロセッサ
112 RAM
113 ROM

Claims (10)

  1. コンピュータが、
    情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する処理、
    前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出する処理、
    前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する処理、
    を実行する配備制御方法。
  2. 前記コンピュータが、
    前記推定する処理において、前記集約した実績情報の配備時間の平均時間より長い時間を前記機能の配備にかかる時間と推定する、
    処理を実行する請求項1記載の配備制御方法。
  3. 前記コンピュータが、
    前記配備要求数に対応する実績情報がない場合、推定した他の配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間に基づいて、前記実績情報がない配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を補完する、
    処理を実行する請求項1または2記載の配備制御方法。
  4. 前記コンピュータが、
    複数の前記情報処理システムのそれぞれについて、前記機能の配備にかかる時間を推定する、
    処理を実行する請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の配備制御方法。
  5. 前記実績情報は、複数の前記情報処理システムに対する配備要求の前記配備時間と前記時刻とを含み、
    前記コンピュータが、
    前記算出する処理において、前記複数の情報処理システムのそれぞれについて、前記所定時間ごとの配備要求数を算出し、
    前記推定する処理において、前記複数の情報処理システムのそれぞれについて、前記機能の配備にかかる時間を推定する、
    処理を実行する請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の配備制御方法。
  6. 前記コンピュータが、
    前記配備要求を受け付けた時刻に対応する時間帯における複数の前記利用者システムの前記配備要求数を取得し、
    前記配備要求数を合算した配備要求総数と、推定した前記機能の配備にかかる時間とに基づいて、前記複数の情報処理システムのうち、前記配備要求に応じた情報処理システムを選択し、
    選択した前記情報処理システムに前記配備要求を出力する、
    処理を実行する請求項5記載の配備制御方法。
  7. 前記コンピュータが、
    前記配備要求が許容時間を含んでいるとき、推定した前記機能の配備にかかる時間が前記許容時間を超過している情報処理システムを選択対象から除外する、
    処理を実行する請求項6記載の配備制御方法。
  8. 第1コンピュータが、
    複数の利用者システムが出力した配備要求に応じて複数の情報処理システムが機能を配備した配備時間と、前記配備要求を出力した時刻とを含む実績情報を前記複数の利用者システムのそれぞれに対応する記憶部から取得する処理、
    前記時刻と前記配備要求とに基づいて、前記複数の情報処理システムのそれぞれについて、所定時間ごとの配備要求数を算出する処理、
    前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を前記複数の情報処理システムのそれぞれについて推定する処理、
    前記配備要求を受け付けた時刻に対応する時間帯における前記複数の利用者システムの前記配備要求数を取得する処理、
    を実行し、
    第2コンピュータが、
    前記配備要求数を合算した配備要求総数と、推定された前記機能の配備にかかる時間とに基づいて、前記複数の情報処理システムのうち、前記配備要求に応じた情報処理システムを選択する処理、
    選択した前記情報処理システムに前記配備要求を出力する処理、
    を実行する配備制御方法。
  9. 情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する処理、
    前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出する処理、
    前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する処理、
    をコンピュータに実行させるための配備制御プログラム。
  10. 情報処理システムが利用者システムから出力された配備要求に対応する機能を配備した配備時間と、前記配備要求が出力された時刻とを含む実績情報を前記利用者システムに対応する記憶部から取得する取得部と、
    前記時刻と前記配備要求とに基づいて、所定時間ごとの配備要求数を算出し、前記配備要求数ごとに集約した前記実績情報の前記配備時間に基づいて、前記所定時間あたりの配備要求数に応じた前記機能の配備にかかる時間を推定する推定部と、
    を備える配備制御装置。
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