JP2016167765A - Speaker support and speaker system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、板状装置の周囲にスピーカを配置するためのスピーカ支持体、および、そのようなスピーカ支持体を含むスピーカシステムに関する。 The present invention relates to a speaker support for disposing a speaker around a plate-like device, and a speaker system including such a speaker support.
従来、テレビジョン受像機(以下、単にテレビと記載する)のスピーカは、フロントキャビネットに内蔵することが一般的であった。ところが、テレビの狭額縁化が求められることになり、スピーカをフロントキャビネットに内蔵することが困難になってきた。特に、口径の大きい高音質なスピーカを狭額縁テレビのフロントキャビネットに内蔵することは難しい。 Conventionally, a speaker of a television receiver (hereinafter simply referred to as a television) is generally built in a front cabinet. However, it has been required to narrow the frame of the television, and it has become difficult to incorporate the speaker in the front cabinet. In particular, it is difficult to incorporate a high-quality speaker with a large diameter into the front cabinet of a narrow frame television.
そこで、別筐体のスピーカをテレビに取り付けることが行われている。例えば、特許文献1には、ディスプレイ装置の背面に敷設されている1又は複数の取り付け板を用いて、ディスプレイ装置の正面から見て左右両側にスピーカを取り付けるスピーカ取り付け部材が開示されている。このスピーカ取り付け部材は、上記取り付け板と、上記取り付け板の長手方向に沿った第一の方向の所定位置で上記取り付け板と交差するように連結される連結部材と、上記第一の方向と直交する第二の方向に沿って移動可能なように上記連結部材に連結される可動部材と、上記可動部材に取り付けられ、スピーカを取り付け可能なスピーカ取り付けパネルと、を備える。
Therefore, a speaker with a separate housing is attached to the television. For example,
しかしながら、特許文献1に記載のスピーカ取り付け部材には、テレビの左右に配置されるスピーカの間隔を変更することはできても、これらのスピーカの高さを容易に変更することはできない(スピーカの高さを変更するためには、スピーカ取り付け部材を組み立て直す必要がある)という問題があった。
However, although the speaker mounting member described in
例えば、テレビに取り付けられるスピーカは、音像が画面内の適切な位置(例えば画面中央)に定位するよう、適切な高さに調整される必要がある。組み立て直すことなくスピーカの高さを変更することができない特許文献1に記載のスピーカ取り付け部材では、音像の位置を調整するたびに面倒な作業をユーザに強いることになる。
For example, a speaker attached to a television needs to be adjusted to an appropriate height so that a sound image is localized at an appropriate position in the screen (for example, the center of the screen). In the speaker mounting member described in
また、特許文献1に記載のスピーカ取り付け部材には、可動部材がテレビの背面に設けられた入出力コネクタと干渉するという問題があった。このような干渉を回避するためにも、スピーカ取り付け部材の組み立て直しという面倒な作業をユーザに強いることになる。
In addition, the speaker mounting member described in
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、テレビ等の板状装置にスピーカを取り付けるためのスピーカ支持体において、(1)利用者がスピーカの高さを変更すること、および、(2)板状装置の背面に設けられた部材との干渉を回避することが可能なスピーカ支持体を実現することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a speaker support for attaching a speaker to a plate-like device such as a television. (1) A user changes the height of the speaker. (2) Realizing a speaker support capable of avoiding interference with members provided on the back surface of the plate-like device.
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るスピーカ支持体は、板状装置の背面に取り付け可能な基体と、上記基体が上記背面に取り付けられたときに、上記基体から上記背面と略平行に伸びるアームであって、上記背面と略垂直な軸を回転軸として回転可能なアームと、上記アームの先端に設けられた、スピーカを取り付けるための取付部と、を備えている。 In order to solve the above-described problems, a speaker support according to an aspect of the present invention includes a base that can be attached to a back surface of a plate-like device, and the base to the back when the base is attached to the back. The arm extends substantially in parallel, and includes an arm that is rotatable about an axis substantially perpendicular to the back surface as a rotation axis, and an attachment portion that is provided at the tip of the arm and for attaching a speaker.
本発明によれば、テレビ等の板状装置にスピーカを取り付ける場合に、(1)利用者がスピーカの高さを変更すること、および、(2)板状装置の背面に設けられた部材との干渉を回避することができる。 According to the present invention, when a speaker is attached to a plate-like device such as a television, (1) a user changes the height of the speaker, and (2) a member provided on the back surface of the plate-like device; Interference can be avoided.
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。特に、本発明の実施形態1に係るスピーカ支持体は、アームを4本にしたものである。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail. However, the configuration described in this embodiment is merely an illustrative example, and is not intended to limit the scope of the present invention only to that unless otherwise specified. In particular, the speaker support according to the first embodiment of the present invention has four arms.
まず、本発明の実施形態1に係るスピーカシステム1について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るスピーカシステムが取り付けられたテレビ(板状装置)4の外観を示す図である。図1(a)は、テレビ4の正面図であり、図1(b)は、テレビ4の側面図であり、図1(c)は、テレビ4の上面図である。
First, a
スピーカシステム1は、テレビ4に取り付けて使用されるスピーカシステムであり、スピーカ支持体2、およびスピーカ3を備える。本実施形態に係るスピーカシステム1は、図1(a)に示すように、スピーカ支持体2、および4つのスピーカ3A、3B、3C、3Dを備える。4つのスピーカ3A、3B、3C、3Dは、それぞれ、画面41の上部左側、下部左側、上部右側、下部右側にテレビ4の正面を向いて配置される。図示のように、スピーカ3の形状は、テレビ4の正面から見たときに円形になっているが、他の形状であってもよい。
The
スピーカ支持体2は、スピーカ3を支持する機構であり、基体21、アーム22、および取付部23を備える。図1(b)および(c)に示すように、基体21は、テレビ4の背面42に取り付けられる。アーム22(22A、22B、22C、22D)は、基体21からテレビ4の背面42と略平行に伸びる。取付部23(23A、23C)は、アーム22(22A、22C)の先端に設けられ、スピーカ3(3A、3C)を取り付けるために利用される。
The
次に、本発明の実施形態1に係るスピーカ支持体2について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るスピーカ支持体2の外観を示す図である。図2(a)は、テレビ4の背面42に取り付ける前のスピーカ支持体2の斜視図であり、図2(b)は、テレビ4の背面42に取り付けた後のスピーカ支持体2の斜視図である。
Next, the speaker support 2 according to
図2(a)に示すように、テレビ4の背面42には、テレビ4を壁掛けするためのVESA(Video Electronics Standards Association)規格に準拠したネジ孔43が形成されている。そのネジ孔43を用いて、テレビ4にスピーカ支持体2が取り付けられる。より具体的に言うと、図2(b)に示すように、スピーカ支持体2のうち、基体21がテレビ4の背面42にビス止めされる。そして、基体21からアーム22A、22B、22Cおよび22Dが放射状に伸びており、各アーム22の先端部にそれぞれ取付部23(図5参照)を介してスピーカ3A、3B、3C、3Dが取り付けられる。また、図2(a)に示すように、基体21は、シャーシ211及びカバー212を備える。シャーシ211は、テレビ4の背面42に取り付けられる板状部材であり、基体21の、テレビ4の背面42側の方向に面した部分である。カバー212は、4本のアーム22の、シャーシ211に取り付けられた部分を覆う箱型部材である。
As shown in FIG. 2A, a
続いて、本発明の実施形態1に係るスピーカ支持体2の構造例について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るスピーカ支持体2が取り付けられたテレビ4の背面図である。
Next, a structural example of the
図3に示すように、アーム22A、22B、22C、22Dは、それぞれ角度固定ネジ213A、213B、213C、213Dを中心軸としてシャーシ211に回転可能に設けられる。シャーシ211には、角度固定ネジ213A、213B、213C、213Dから離れた左右の位置に摺動部214Aおよび214Bが設けられる。摺動部214Aおよび214Bは、三日月状(ブーメラン状)に湾曲して形成され、当該表面がそれぞれアーム22A、22Bおよびアーム22C、22Dと摺動する。なお、アーム22A、22B、22C、22Dは、それぞれが独立して動かすことが可能な4本のアームになっている。以下に、各アーム22の詳細を説明する。
As shown in FIG. 3, the
アーム22Aは、その端部に貫通孔が形成された棒状部材である。アーム22Aは、この貫通孔を貫通する角度固定ネジ213Aによって基体21のシャーシ211に連結されており、この角度固定ネジ213Aを回転軸として回転可能である。これにより、アーム22Aをテレビ4の背面42と略垂直な軸を回転軸として回転させることが可能になる。そして、アーム22Aは、角度固定ネジ213Aを締めることにより、摺動部214Aとの摩擦の作用で回転が抑止されて任意の角度に維持され、取付部23Aを介してスピーカ3Aを支持する。
The
アーム22Bは、その端部に貫通孔が形成された棒状部材である。アーム22Bは、この貫通孔を貫通する角度固定ネジ213Bによって基体21のシャーシ211に連結されており、この角度固定ネジ213Bを回転軸として回転可能である。これにより、アーム22Bをテレビ4の背面42と略垂直な軸を回転軸として回転させることが可能になる。そして、アーム22Bは、角度固定ネジ213Bを締めることにより、摺動部214Aとの摩擦の作用で回転が抑止されて任意の角度に維持され、取付部23Bを介してスピーカ3Bを支持する。
The
アーム22Cは、その端部に貫通孔が形成された棒状部材である。アーム22Cは、この貫通孔を貫通する角度固定ネジ213Cによって基体21のシャーシ211に連結されており、この角度固定ネジ213Cを回転軸として回転可能である。これにより、アーム22Cをテレビ4の背面42と略垂直な軸を回転軸として回転させることが可能になる。そして、アーム22Cは、角度固定ネジ213Cを締めることにより、摺動部214Bとの摩擦の作用で回転が抑止されて任意の角度に維持され、取付部23Cを介してスピーカ3Cを支持する。
The
アーム22Dは、その端部に貫通孔が形成された棒状部材である。アーム22Dは、この貫通孔を貫通する角度固定ネジ213Dによって基体21のシャーシ211に連結されており、この角度固定ネジ213Dを回転軸として回転可能である。これにより、アーム22Dをテレビ4の背面42と略垂直な軸を回転軸として回転させることが可能になる。そして、アーム22Dは、角度固定ネジ213Dを締めることにより、摺動部214Bとの摩擦の作用で回転が抑止されて任意の角度に維持され、取付部23Dを介してスピーカ3Dを支持する。
The
〈効果〉
上記によれば、左右に伸びるアーム22A、22B、22C、22Dをテレビ4の背面42に平行に回転自在な構造とすることにより、スピーカ3と、テレビ4との位置関係を調整することができる。
<effect>
According to the above, the positional relationship between the
次に、アーム22Aまたは22Bの角度を変更することにより、テレビ4の背面42に配設される入出力コネクタとの干渉を回避することができる。また、角度固定ネジ213と、摺動部214Aおよび214Bとを用いてアーム22を固定することにより、重量のあるスピーカ3を支持することができる。
Next, by changing the angle of the
さらに、各アームを独立して動かせるので、基体21がテレビ4の背面42の上側に取り付けられたとしても、アーム22A、22Bの先で支持されたスピーカ3A、3Bの両方を下方向へ向けることにより、スピーカ3A、3Bの中点において作られる音像を、画面41の高さ方向における中央に位置付けることができる。逆に、基体21がテレビ4の背面42の下側に取り付けられたとしても、アーム22A、22Bの先で支持されたスピーカ3A、3Bの両方を上方向へ向けることにより、スピーカ3A、3Bの中点において作られる音像を、画面41の高さ方向における中央に位置付けることができる。
Furthermore, since each arm can be moved independently, even if the
すなわち、基体21がテレビ4の背面42の、いずれの高さに取り付けられたとしても、スピーカ3A、3Bの中点において作られる音像を、画面41の高さ方向における中央に位置付けることができる。これは、スピーカ3C、3Dに関しても同様である。
That is, even if the
また、スピーカ3A、3B、3C、3Dの形状がテレビ4の正面から見て円形になっているので、矩形のスピーカと比較して、アームを回転させたとしても、テレビ4の正面から見たときの外観を損なうことがない。
Further, since the shapes of the
なお、4本のアーム22A、22B、22C、22Dは、ギヤなどを用いて機械的に回転の同期を取るものであってもよいし、モータおよびセンサを使って回転位置を安定させるものであってもよい。また、4本のアームに限らず、4本以外の複数本のアームであってもよい。
Note that the four
〔実施形態2〕
次に、本発明の実施形態2に係るスピーカ支持体の取付部について説明する。本発明の実施形態2は、実施形態1に係るスピーカ支持体2の取付部23(23A,23C)にスライド機構および回転機構を付加したものである。
[Embodiment 2]
Next, the attachment part of the speaker support body which concerns on
まず、本発明の実施形態2に係るスピーカ支持体2が備える取付部23のスライド機構および回転機構の動作について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るスピーカ支持体2が備える取付部23のスライド機構および回転機構の動作例を示す図である。図4においては、アーム22の回転軸に平行な軸をX軸とし、アーム22の長手軸に平行な軸をY軸(第1軸)とし、アーム22の回転軸およびアーム22の長手軸の双方に直交する軸をZ軸(第2軸)としている。
First, the operation of the slide mechanism and the rotation mechanism of the mounting
取付部23は、当該取付部23に取り付けられたスピーカ3の位置を、アーム22の回転軸(X軸)に平行な方向にスライドさせるためのスライド機構を備えている。これにより、利用者は、スピーカを図4(a)〜(c)に示すようにスライドさせることができる。図4(a)はスピーカ3がX軸正方向側(テレビ4の正面側)にスライドされた状態を示し、図4(b)はスピーカ3が中間に位置する状態を示し、図4(c)はスピーカ3がX軸負方向側(テレビ4の背面側)にスライドされた状態を示す。なお、図4(a)〜(c)においては、紙面上方をX軸正方向、紙面左方をY軸正方向、紙面手前方向をZ軸正方向としている。このようなスピーカ3のスライド動作は、取付部23のうち、スピーカ3の接続部分が、アーム22の接続部分に対してスライド可能な構造とすることにより実現される。なお、このようなスピーカ3のスライド動作のことを、「前後方向のスライド」とも記載する。
The
また、取付部23は、当該取付部23に取り付けられたスピーカ3の向きを、アーム22の回転軸とアーム22長手軸との双方に直交する軸(第2軸)を回転軸として回転させるための回転機構を備えている。これにより、利用者は、スピーカ3を図4(d)〜(f)に示すように回転させることができる。図4(d)はスピーカ3が外振りされた状態(スピーカ3の中心軸とアーム22の長手軸との成す角が90°よりも大きい状態)を示し、図4(e)はスピーカ3が正面に向いた状態(スピーカ3の中心軸とアーム22の長手軸との成す角が90°になる状態)を示し、図4(f)はスピーカ3が内振りされた状態(スピーカ3の中心軸とアーム22の長手軸との成す角が90°よりも小さい状態)を示す。図4(d)〜(f)においては、紙面上方をX軸正方向、紙面左方をY軸正方向、紙面手前方向をZ軸正方向としている。このようなスピーカ3の回転動作は、取付部23のうち、スピーカ3の接続部分がアーム22の接続部分に対して、滑らかな曲面(例えば、球面の一部)に沿ってスライドすることにより実現される。なお、このようなスピーカ3の回転動作のことを、本明細書では、「ヨー方向の回転」とも記載する。
The mounting
さらに、取付部23は、当該取付部23に取り付けられたスピーカ3の向きを、アーム22の長手軸に平行な軸(第1軸)を回転軸として回転させるための回転機構を備えている。これにより、利用者は、スピーカ3を図4(g)〜(i)に示すように回転させることができる。スピーカ3が画面41の右側に配置される場合に、図4(g)はスピーカ3が上振りされた状態を示し、図4(h)はスピーカ3が水平方向に向いた状態を示し、図4(i)はスピーカ3が下振りされた状態を示す。図4(a)〜(c)においては、紙面上方をX軸正方向、紙面奥行方向をY軸正方向、紙面左方をZ軸正方向としている。このようなスピーカ3の回転動作は、取付部23のうち、スピーカ3の接続部分がアーム22の接続部分に対して、アーム22の長手軸に平行な軸(第1軸)を回転軸として回転することにより実現される。なお、このようなスピーカ3の回転動作のことを、本明細書では、「ピッチ方向の回転」とも記載する。
Further, the
次に、本発明の実施形態2に係る取付部23およびスピーカ3の構造の詳細について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る取付部23およびスピーカ3の構造例を示す図である。図5(a)は正面図を示し、図5(b)はB−B断面図を示し、図5(c)は上面図を示し、図5(d)はC−C断面図を示し、図5(e)はA−A断面図を示す。
Next, details of the structure of the mounting
取付部23は、ヨーベース部231、スライドベース部232、スライド金具233、ピッチシャフト234、ヨー固定ネジ235、前後固定ネジ236、ピッチ固定ネジ237を備えている。
The mounting
図5(b)に示すように、ヨーベース部231は、一方の面にスピーカ3が固定されるとともに、他方の面がスライドベース部232に曲面で接する。スライドベース部232は、一方の面がヨーベース部231に曲面で接するともに、他方の面がスライド金具233に平面で接する。スライド金具233は、一方の面がスライドベース部232に平面で接するとともに、他方の面がその中心付近においてピッチシャフト234の一端に固定される。ピッチシャフト234は、円筒状の軸であり、その一端がスライド金具233の中心付近に固定されるとともに、アーム22の穴部に貫通している。
As shown in FIG. 5B, the
ヨー固定ネジ235は、スライドベース部232に対するヨーベース部231のスライドを抑止する。前後固定ネジ236は、スライド金具233に対するスライドベース部232のスライドを抑止する。ピッチ固定ネジ237は、アーム22に対するピッチシャフト234の回転を抑止する。
The
スピーカ3の前後方向のスライド(図4(a)〜(c)参照)は、スライド金具233に対して、スライドベース部232を移動させることにより行われる。スライド位置は、前後固定ネジ236により固定される。
The slide in the front-rear direction of the speaker 3 (see FIGS. 4A to 4C) is performed by moving the
スピーカ3のヨー方向の回転(図4(d)〜(f)参照)は、スライドベース部232に対して、ヨーベース部231を移動させることにより行われる。回転位置は、ヨー固定ネジ235により固定される。
The rotation of the
スピーカ3をピッチ方向の回転(図4(g)〜(i)参照)は、アーム22に対して、ピッチシャフト234を回転させることにより行われる。回転位置は、ピッチ固定ネジ237により固定される。
The rotation of the
〈効果〉
取付部23が、当該取付部23に取り付けられたスピーカ3の位置を、アーム22の回転軸に平行な方向にスライドさせるためのスライド機構を有することにより、テレビ4およびスピーカ3全体の重心位置を前後方向に変えることができる。従って、テレビ4およびスピーカ3を転倒しにくい状態にすることができる。これにより、従来技術の、スピーカをテレビの周囲に取り付けた場合に、そのスピーカの重さにより転倒してしまう、または、転倒しやすくなる可能性があるという問題点を解決することができる。
<effect>
Since the
また、取付部23が、当該取付部23に取り付けられたスピーカ3の向きを、アーム22の長手軸に平行な第1軸を回転軸として回転させるための回転機構、及び、当該取付部23に取り付けられたスピーカ3の向きを、アーム22の回転軸と長手軸との双方に直交する第2軸を回転軸として回転させるための回転機構を有することにより、スピーカ3の開口部(発音部)の方向を変えることができる。従って、利用者は、より良好なステレオイメージを得ることができる。
In addition, the
なお、上記2つの回転機構は、いずれか一方が設けられてもよいし、両方が設けられてもよい。 One of the two rotation mechanisms may be provided, or both may be provided.
〔実施形態3〕
次に、本発明の実施形態3に係るスピーカ支持体の変形例について説明する。本発明の実施形態3は、スピーカ支持体のアームを2本にし、交差させたものである。
[Embodiment 3]
Next, a modification of the speaker support according to
続いて、本発明の実施形態3に係るスピーカ支持体2aの詳細について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係るスピーカ支持体2aの構成例を示す図である。(a)は、スピーカ支持体2aの背面図であり、(b)は、スピーカ支持体2aのA−A断面図である。
Next, details of the
本実施形態に係るスピーカ支持体2aは、図6(a)、(b)に示すように、基体21a、並びに、基体21a内で交差する2本のアーム22Eおよび22Fを備えている。
As shown in FIGS. 6A and 6B, the
図6(b)に示すように、基体21aは、シャーシ211a及びカバー212aを備える。シャーシ211aは、テレビ4の背面42に取り付けられる板状部材である。シャーシ211aの四隅には、貫通孔が形成されており、シャーシ211aは、この貫通孔を貫通するビス218によって、テレビ4の背面42に設けられたVESA規格準拠のネジ孔43にビス止めされる。カバー212aは、2本のアーム22Eおよび22Fが交差する交差点を覆う箱型部材である。
As shown in FIG. 6B, the
図6(a)に示すように、アーム22Eは、アーム部22E1、スライド部22E2、固定ネジ22E3および22E4、スライド部22E5、並びに固定ネジ22E6および22E7を備える。アーム部22E1は、その中心部に貫通孔(不図示)が形成された棒状部材である。アーム部22E1は、この貫通孔を貫通する角度固定ネジ213Eによって基体21aのシャーシ211aに連結されており、この角度固定ネジ213Eを回転軸として回転可能である(角度固定ネジ213Eを締めれば、この回転を抑止することも可能である)。これにより、アーム22Eをテレビ4の背面42と略垂直な軸を回転軸として回転させることが可能になる。
As shown in FIG. 6A, the
スライド部22E2は、その長手方向に伸びるスリットが形成された棒状部材である。スライド部22E2は、このスリットを貫通する2本の固定ネジ22E3および22E4によってアーム部22E1の一端に連結されており、アーム部22E1の長手方向にスライド可能である(固定ネジ22E3および22E4を締めれば、このスライドを抑止することもできる)。これにより、アーム22Eを伸縮させることが可能になる。
The slide part 22E2 is a rod-shaped member in which a slit extending in the longitudinal direction is formed. The slide portion 22E2 is connected to one end of the arm portion 22E1 by two fixing screws 22E3 and 22E4 that pass through the slit, and can slide in the longitudinal direction of the arm portion 22E1 (if the fixing screws 22E3 and 22E4 are tightened) , You can also deter this slide). Thereby, the
スライド部22E5は、その長手方向に伸びるスリットが形成された棒状部材である。スライド部22E5は、このスリットを貫通する2本の固定ネジ22E6および22E7によってアーム部22E1の他端に連結されており、アーム部22E1の長手方向にスライド可能である(固定ネジ22E6および22E7を締めれば、このスライドを抑止することもできる)。これにより、アーム22Eを更に伸縮させることが可能になる。
The slide part 22E5 is a rod-shaped member in which a slit extending in the longitudinal direction is formed. The slide portion 22E5 is connected to the other end of the arm portion 22E1 by two fixing screws 22E6 and 22E7 that pass through the slit, and can slide in the longitudinal direction of the arm portion 22E1 (the fixing screws 22E6 and 22E7 can be tightened). (This slide can also be suppressed.) Thereby, the
アーム22Fは、アーム部22F1、スライド部22F2、固定ネジ22F3および22F4、スライド部22F5、固定ネジ22F6および22F7を備える。アーム22Fは、アーム22Eと同様、テレビ4の背面42と略垂直な軸を回転軸として回転させることが可能であり、かつ、伸縮させることが可能である。アーム22Fの回転および伸縮を実現するための仕組みは、アーム22Eの回転および伸縮を実現するための仕組みと同様である。
The
さらに、図6(a)に示すように、アーム部22E1には、リンク215Eがリンクピン216Eを中心に回転可能に設けられる。アーム部22F1には、リンク215Fがリンクピン216Fを中心に回転可能に設けられる。そして、リンク215Eおよび215Fが同期ピン217によって結合され、同期ピン217はシャーシ211aに設けられたガイド溝に沿って鉛直方向に案内される。このような機構により、右側のスピーカ3Aが上がれば、同期ピン217が上がることにより、左側のスピーカ3Cも上がるとともに、右側のスピーカ3Bおよび左側のスピーカ3Dが下がる。一方、右側のスピーカ3Aが下がれば、同期ピン217が下がることにより、左側のスピーカ3Cも下がるとともに、右側のスピーカ3Bおよび左側のスピーカ3Dが上がる。
Further, as shown in FIG. 6A, a
例えば、図1(a)において、高音用スピーカであるツイータをスピーカ3A、3Cとして取り付け、低音用スピーカであるウーファをスピーカ3B、3Dとして取り付けてもよい。実際には、ツイータを左上の取付部23Aおよび右上の取付部23C(図1(c)参照)に取り付け、ウーファを左下の取付部23Bおよび右下の取付部23D(不図示)に取り付ける。
For example, in FIG. 1A, a tweeter that is a loud sound speaker may be attached as the
本発明の実施形態1に係るアーム22の動作について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係るスピーカ支持体2aにおけるアーム22の動作を示す図である。
The operation of the
図7(a)は、アーム22が最も短く、同期ピン217がガイド溝の中央に位置する状態にあるスピーカ支持体2aの背面図である。図7(a)に示すように、例えば、アーム22Eのスライド部22E2では、スリットのうち、角度固定ネジ213Eから最も離れた箇所が固定ネジ22E3および22E4に位置付いているので、アーム22Eは最も短い状態になる。スライド部22E5、22F2、22F5についても同様である。
FIG. 7A is a rear view of the
図7(b)は、同期ピン217がガイド溝の上限、中央、下限に位置する状態にあるスピーカ支持体2aの背面図である。図7(b)に示すように、同期ピン217がガイド溝の、鉛直方向の上限に位置すると、アーム22Eの右端が最も上がり、左端が最も下がるとともに、アーム22Fの右端が最も下がり、左端が最も上がる。従って、スピーカ3Aおよび3Cが最上の位置になり、スピーカ3Bおよび3Dが最下の位置になる。
FIG. 7B is a rear view of the
一方、同期ピン217がガイド溝の、鉛直方向の下限に位置すると、アーム22Eの右端が最も下がり、左端が最も上がるともに、アーム22Fの右端が最も上がり、左端が最も下がる。従って、スピーカ3Aおよび3Cが最下の位置になり、スピーカ3Bおよび3Dの最上の位置になる。
On the other hand, when the
図7(c)は、アーム22が最短、中間、最長の状態にあるスピーカ支持体2aの背面図である。図7(c)に示すように、例えば、アーム22Eのスライド部22E2では、スリットのうち、角度固定ネジ213Eから最も近い箇所が固定ネジ22E3および22E4に位置付いている場合に、アーム22Eは最も長い状態になる。スライド部22E5、22F2、22F5についても同様である。アーム22Eおよび22Fが伸縮可能なので、大きいサイズのテレビ4にも、小さいサイズのテレビ4にもスピーカ3を配置することができる。
FIG. 7C is a rear view of the
〈効果〉
上記の構成によれば、アーム22Eおよび22Fは交差しており、アーム22Eおよび22Fの両端に4つの取付部23A、23B、23C、23Dが設けられるため、テレビ4の左右両側に上下2つのスピーカ3を取り付けることができる。したがって、各アーム22の両端にスピーカ3が取り付けられることにより、一方のスピーカ3(3A、3B)の重量によるトルクが他方のスピーカ3(3D、3C)の重量によるトルクにより相殺されるので、アームの一端にスピーカを取り付ける場合と比べて、重量のあるスピーカを容易に支持することができる。すなわち、スピーカ支持体に対して構造的な強度を持たせることができ、ひいては、スピーカ支持体を安価に実現することができる。また、アーム22Eまたは22Fの角度を変更することにより、テレビ4の背面42に配設される入出力コネクタとの干渉を回避することができる。
<effect>
According to the above configuration, the
なお、ツイータをスピーカ3A、3Cとして上側に配置し、ウーファをスピーカ3B、3Dとして下側に配置することにより、ウーファはツイータより重量があるため、テレビ4およびスピーカ3全体の重心位置を下げることができるので、テレビ4およびスピーカ3を転倒しにくい状態にすることができる。
By placing the tweeter on the upper side as the
また、アーム22Eおよび22Fは、伸縮可能であるので、利用者は、アーム22Eおよびアーム22Fの長さを自在に変更することができる。従って、テレビ4のサイズが大きい場合であっても小さい場合であっても、テレビ4の側方にスピーカ3A、3B、3C、3Dを配置することができる(スピーカ3A、3B、3C、3Dがテレビ4の背面に隠れたり、テレビ4から左右に大きく飛び出したりすることを避けられる)。
Further, since the
なお、アーム22Eおよび22Fは、伸縮棹と同様の構造を有する棹状体としてもよい。すなわち、筒状体と、この筒状体の両端に差し込まれた、外径がこの筒状体の内径よりも小さい2本の棒状体とより構成してもよい。この構造においては、筒状体に対する棒状体の出し入れ量を調整することにより、アーム全体の長さを変えることができる。
Note that the
さらに、リンク215Eおよび215Fをそれぞれアーム22Eおよび22Fに接続し、リンク215Eおよび215Fを同期ピン217で結合し、同期ピン217の移動をガイド溝で上下方向に制限することにより、アーム22Eおよび22Fを常に同じ角度に維持することができる。これにより、画面41の左右に配置されるスピーカ3の高さを同じにすることができる。
Further, the
〔実施形態4〕
次に、本発明の実施形態4に係るテレビ4の背面42における配線について説明する。本発明の実施形態4は、テレビ4の背面42における配線を整理したものである。
[Embodiment 4]
Next, wiring on the
本発明の実施形態4に係るテレビ4の背面42における配線の接続について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係るスピーカ支持体2が取り付けられたテレビ4の背面図である。図8に示すように、テレビ4の背面42には、電気配線設備として、アンプ51、アンプ電源ケーブル52、テレビ電源ケーブル53、音声ケーブル54、スピーカケーブル55が設けられている。
The connection of the wiring in the
アンプ51は、電源を内蔵する増幅器であり、基体21(不図示)に内蔵される。そして、外部AC電源から電力供給を受けて動作し、テレビ4から受け付けた音声信号を増幅してスピーカ3に出力するとともに、テレビ4本体に電力を供給する。アンプ電源ケーブル52は、アンプ51から外部AC電源まで延設され、外部AC電源からアンプ51に電力を供給する。テレビ電源ケーブル53は、テレビ4本体のACケーブルであり、アンプ51に接続され、アンプ51から電力の供給を受ける。音声ケーブル54は、テレビ4本体の音声ケーブルであり、音声出力端子およびアンプ51を接続する。スピーカケーブル55は、アンプ51およびスピーカ3の端子を接続するケーブルであり、アンプ51により増幅された音声信号をスピーカ3に供給する。
The
スピーカケーブル55Aは、アンプ51からアーム22A内および取付部23A内の空洞を通ってスピーカ3Aまで延設される。スピーカケーブル55Bは、アンプ51からアーム22B内および取付部23B内の空洞を通ってスピーカ3Bまで延設される。スピーカケーブル55Cは、アンプ51からアーム22C内および取付部23C内の空洞を通ってスピーカ3Cまで延設される。スピーカケーブル55Dは、アンプ51からアーム22D内および取付部23D内の空洞を通ってスピーカ3Dまで延設される。
The
〈効果〉
上記によれば、基体21がアンプ51を内蔵することにより、外付けのアンプを設ける場合に比べて、省スペース化を図ることができる。
<effect>
According to the above, since the
次に、テレビ電源ケーブル53は、電源を内蔵するアンプ51およびアンプ電源ケーブル52を介してして外部AC電源と接続することにより、テレビ4の背面42における配線を整然とすることができる。また、テレビ4の音声出力は音声ケーブル54を介してアンプ51と接続され、アンプ51はスピーカ支持体2内の空洞を通るスピーカケーブル55を介してスピーカ3と接続されることにより、テレビ4の音声出力からスピーカ3までの配線がテレビ4の正面側から見えなくなり、スピーカ3の配置後の配線を整然とすることができる。従って、テレビ4の背面42に別筐体のスピーカ3を設置しても、背面42の周辺が煩雑にならずに済み、テレビ4の正面から見たときの外観を損なわない。
Next, the
〔実施形態5〕
次に、本発明の実施形態5に係るテレビ4の背面42におけるサブウーファの設置について説明する。本発明の実施形態5は、テレビ4の背面42におけるサブウーファの設置に関するものである。
[Embodiment 5]
Next, installation of the subwoofer on the
本発明の実施形態5に係るテレビ4の背面42の外観について、図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係るスピーカ支持体2が取り付けられたテレビ4の背面図である。図9に示すように、基体21に内蔵される形で、超低音用のスピーカであるサブウーファ6が設置されている。
The appearance of the
〈効果〉
上記によれば、基体21にサブウーファ6を設けることにより、外付けのサブウーファを設ける場合に比べて、省スペース化を図ることができる。なお、サブウーファ6の出力する低音は、指向性がなく、人の聴感上定位を感じにくい。従って、サブウーファ6の設置場所の自由度は高く、サブウーファ6の開口部がテレビ4の正面に対して後方を向いていても支障はない。
<effect>
According to the above, providing the
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るスピーカ支持体(2)は、板状装置(テレビ4)の背面に取り付け可能な基体(21)と、上記基体が上記背面に取り付けられたときに、上記基体から上記背面と略平行に伸びるアームであって、上記背面と略垂直な軸を回転軸として回転可能なアーム(22)と、上記アームの先端に設けられた、スピーカ(3)を取り付けるための取付部(23)と、を備えている。
[Summary]
The speaker support (2) according to
上記の構成によれば、利用者は、アームを回転させることにより、スピーカの高さを変更することができる。また、利用者は、アームを回転させることにより、アームが板状装置の背面に設けられた部材と干渉することを回避することができる。 According to said structure, the user can change the height of a speaker by rotating an arm. Moreover, the user can avoid that an arm interferes with the member provided in the back surface of the plate-shaped apparatus by rotating an arm.
本発明の態様2に係るスピーカ支持体は、上記態様1において、上記アームとして、一端が上記基体に連結され、他端に上記取付部が設けられた複数のアームを備えており、これら複数のアームが互いに独立に回転可能であることとしてもよい。
A speaker support according to
上記の構成によれば、複数のアームを互いに独立して回転させることができるので、板状装置に対する複数のスピーカの位置を任意に調整することができる。従って、複数のスピーカのうち、いずれか2個のスピーカの中点にできる音像の位置を任意に調整することができる。 According to said structure, since a some arm can be rotated mutually independently, the position of the some speaker with respect to a plate-shaped apparatus can be adjusted arbitrarily. Accordingly, it is possible to arbitrarily adjust the position of the sound image formed at the midpoint of any two of the plurality of speakers.
本発明の態様3に係るスピーカ支持体は、上記態様1において、上記アームとして、上記基体内で交差する2本のアームを備えており、上記取付部として、上記2本のアームの両端に設けられた、合計4つの取付部を備えていることとしてもよい。
The speaker support according to
上記の構成によれば、2本のアームの両端にそれぞれスピーカを取り付けるための取付部が設けられるので、板状装置の左右両側に上下2つのスピーカを取り付けることができる。したがって、例えば、ツイータとウーファとを板状装置の左右両側に好適に配置することができる。また、各アームの両端にスピーカが取り付けられることにより、一方のスピーカの重量によるトルクが他方のスピーカの重量によるトルクにより相殺されるので、アームの一端にスピーカを取り付ける場合と比べて、重量のあるスピーカを容易に支持することができる。 According to said structure, since the attaching part for attaching a speaker to each of the both ends of two arms is provided, two upper and lower speakers can be attached to the right and left sides of a plate-shaped apparatus. Therefore, for example, the tweeter and the woofer can be suitably arranged on both the left and right sides of the plate-like device. In addition, since the speakers are attached to both ends of each arm, the torque due to the weight of one speaker is offset by the torque due to the weight of the other speaker, so there is a weight compared to the case where the speaker is attached to one end of the arm. The speaker can be easily supported.
本発明の態様4に係るスピーカ支持体は、上記態様1から3において、上記アームが、伸縮可能であることとしてもよい。
The speaker support according to
上記の構成によれば、板状装置のサイズによらず、スピーカを板状装置の側面に沿って配置することができる。すなわち、板状装置のサイズが大きいときに、スピーカが板状装置の背面に隠れることにより、スピーカから出力される音波が板状装置により遮蔽されることを回避することができる。また、板状装置のサイズが小さいときに、スピーカが板状装置から大きく離間して、美観を損ねたり、設置に要するスペースが大きくなったりすることを回避することができる。 According to said structure, a speaker can be arrange | positioned along the side surface of a plate-shaped apparatus irrespective of the size of a plate-shaped apparatus. That is, when the size of the plate-like device is large, the sound wave output from the speaker can be prevented from being shielded by the plate-like device by hiding the speaker behind the plate-like device. Further, when the size of the plate-like device is small, it can be avoided that the speaker is greatly separated from the plate-like device, detracting from aesthetics or increasing the space required for installation.
本発明の態様5に係るスピーカ支持体は、上記態様1から4において、上記取付部が、当該取付部に取り付けられたスピーカの位置を、上記アームの回転軸に平行な方向にスライドさせるためのスライド機構を有していることとしてもよい。
A speaker support according to aspect 5 of the present invention is the speaker support body according to any one of
上記の構成によれば、板状装置およびスピーカ全体の重心位置を前後方向に変えることができる。従って、板状装置およびスピーカを転倒しにくい状態にすることができる。 According to said structure, the gravity center position of the plate-shaped apparatus and the whole speaker can be changed to the front-back direction. Therefore, it is possible to make the plate-like device and the speaker difficult to fall.
本発明の態様6に係るスピーカ支持体は、上記態様1から5において、上記取付部が、当該取付部に取り付けられたスピーカの向きを、上記アームの長手軸に平行な第1軸を回転軸として回転させるための回転機構、及び、当該取付部に取り付けられたスピーカの向きを、上記アームの回転軸と長手軸との双方に直交する第2軸を回転軸として回転させるための回転機構の一方、又は、両方を有していることとしてもよい。
The speaker support according to
上記の構成によれば、利用者は、より良好なステレオイメージが得られるよう、スピーカの向きを変更することができる。 According to said structure, the user can change the direction of a speaker so that a more favorable stereo image can be obtained.
本発明の態様7に係るスピーカ支持体は、上記態様1から6において、上記基体には、アンプが内蔵されていることとしてもよい。
In the speaker support according to aspect 7 of the present invention, in any of the
上記の構成によれば、外付けのアンプを設ける場合に比べて、省スペース化を図ることができる。 According to said structure, space saving can be achieved compared with the case where an external amplifier is provided.
本発明の態様8に係るスピーカ支持体は、上記態様1から7において、上記基体には、サブウーファが設けられていることとしてもよい。
In the speaker support according to aspect 8 of the present invention, in the
上記の構成によれば、外付けのサブウーファを設ける場合に比べて、省スペース化を図ることができる。なお、サブウーファの出力する低音は、指向性がなく、人の聴感上定位を感じにくいので、サブウーファの設置場所の自由度は高く、サブウーファの開口部が板状装置の背面方向を向いていても支障はない。 According to said structure, space saving can be achieved compared with the case where an external subwoofer is provided. The bass output from the subwoofer is not directional, and it is difficult to sense the localization for human hearing.Therefore, the degree of freedom of installation of the subwoofer is high, even if the opening of the subwoofer faces the back side of the plate-like device. There is no hindrance.
本発明の態様9に係るスピーカ支持体は、上記態様1から8において、上記板状装置が、テレビジョン受像機であることとしてもよい。
The speaker support according to aspect 9 of the present invention may be that, in the
本発明の態様10に係るスピーカシステム(1)は、上記態様1から9におけるスピーカ支持体と、上記取付部に取り付けられたスピーカと、を備えている。
A speaker system (1) according to an aspect 10 of the present invention includes the speaker support in the
本発明の態様11に係るスピーカシステムは、上記態様10において、上記スピーカ支持体が、上記取付部として4つの取付部を有しており、右上及び左上の取付部に取り付けられたスピーカが、ツイータであり、右下及び左下の取付部に取り付けられたスピーカが、ウーファであることとしてもよい。 The speaker system according to aspect 11 of the present invention is the speaker system according to aspect 10, wherein the speaker support has four attachment portions as the attachment portions, and the speaker attached to the upper right and upper left attachment portions is a tweeter. The speakers attached to the lower right and lower left attachments may be woofers.
上記の構成によれば、ウーファはツイータより重量があるため、ツイータを上側に配置し、ウーファを下側に配置することにより、板状装置およびスピーカ全体の重心位置を下げることができるので、板状装置およびスピーカを転倒しにくい状態にすることができる。 According to the above configuration, since the woofer is heavier than the tweeter, the center of gravity of the plate-like device and the entire speaker can be lowered by arranging the tweeter on the upper side and the woofer on the lower side. It is possible to make the state device and the speaker difficult to fall.
本発明の態様12に係るスピーカシステムは、上記態様10および11において、上記取付部に取り付けられたスピーカの形状は、上記板状装置の正面から見たときに円形であることとしてもよい。 In the speaker system according to the aspect 12 of the present invention, in the above aspects 10 and 11, the shape of the speaker attached to the attachment portion may be circular when viewed from the front of the plate-like device.
上記の構成によれば、スピーカの形状が円形になっているので、矩形のスピーカと比較して、アームを回転させたとしても、板状装置の正面から見たときの外観を損なうことがない。 According to the above configuration, since the shape of the speaker is circular, even when the arm is rotated as compared with the rectangular speaker, the appearance when viewed from the front of the plate-shaped device is not impaired. .
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible within the scope shown in the claims, and embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Is also included in the technical scope of the present invention. Furthermore, a new technical feature can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
本発明は、別筐体のスピーカが取り付けられる板状装置に利用することができる。 The present invention can be used for a plate-like device to which a speaker of a separate housing is attached.
1 スピーカシステム
2 スピーカ支持体
21 基体
22 アーム
23 取付部
3 スピーカ
4 テレビ(板状装置)
DESCRIPTION OF
Claims (12)
上記基体が上記背面に取り付けられたときに、上記基体から上記背面と略平行に伸びるアームであって、上記背面と略垂直な軸を回転軸として回転可能なアームと、
上記アームの先端に設けられた、スピーカを取り付けるための取付部と、を備えている、
ことを特徴とするスピーカ支持体。 A base that can be attached to the back of the plate-like device;
An arm extending substantially parallel to the back surface from the base when the base is attached to the back surface, the arm being rotatable about an axis substantially perpendicular to the back surface;
An attachment portion for attaching a speaker, provided at the tip of the arm,
The speaker support body characterized by the above-mentioned.
ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ支持体。 The arm includes a plurality of arms having one end connected to the base and the other end provided with the mounting portion, and the plurality of arms can rotate independently of each other.
The speaker support according to claim 1.
上記取付部として、上記2本のアームの両端に設けられた、合計4つの取付部を備えている、
ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ支持体。 The arm includes two arms that intersect within the base body,
As the mounting part, a total of four mounting parts provided at both ends of the two arms are provided.
The speaker support according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のスピーカ支持体。 The arm is extendable;
The speaker support according to any one of claims 1 to 3, wherein the speaker support is provided.
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のスピーカ支持体。 The attachment portion has a slide mechanism for sliding the position of the speaker attached to the attachment portion in a direction parallel to the rotation axis of the arm.
The speaker support according to any one of claims 1 to 4, wherein:
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のスピーカ支持体。 The mounting portion includes a rotation mechanism for rotating the direction of the speaker attached to the attachment portion around a first axis parallel to the longitudinal axis of the arm, and a speaker attached to the attachment portion. One or both of rotation mechanisms for rotating the second axis perpendicular to both the rotation axis and the longitudinal axis of the arm as a rotation axis are provided.
The speaker support according to any one of claims 1 to 5, wherein:
ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のスピーカ支持体。 The base has a built-in amplifier,
The speaker support according to any one of claims 1 to 6, wherein:
ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のスピーカ支持体。 The substrate is provided with a subwoofer.
The speaker support according to any one of claims 1 to 7, characterized in that:
ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のスピーカ支持体。 The plate-like device is a television receiver.
The speaker support according to any one of claims 1 to 8, wherein:
ことを特徴とするスピーカシステム。 A speaker support according to any one of claims 1 to 9, and a speaker attached to the attachment portion.
A speaker system characterized by that.
右上及び左上の取付部に取り付けられたスピーカは、ツイータであり、右下及び左下の取付部に取り付けられたスピーカは、ウーファである、
ことを特徴とする請求項10に記載のスピーカシステム。 The speaker support has four attachment portions as the attachment portions,
The speakers attached to the upper right and upper left attachment parts are tweeters, and the speakers attached to the lower right and lower left attachment parts are woofers.
The speaker system according to claim 10.
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- 2015-03-10 JP JP2015047418A patent/JP2016167765A/en active Pending
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